JPH018598Y2 - - Google Patents

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JPH018598Y2
JPH018598Y2 JP1982052072U JP5207282U JPH018598Y2 JP H018598 Y2 JPH018598 Y2 JP H018598Y2 JP 1982052072 U JP1982052072 U JP 1982052072U JP 5207282 U JP5207282 U JP 5207282U JP H018598 Y2 JPH018598 Y2 JP H018598Y2
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JP
Japan
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driver
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cargo handling
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JP1982052072U
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JPS58153268U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、スキツドステア式のシヨベルローダ
に係り、詳しくは作業時に運転手の足下に土砂や
石あるいは雪等が入り込むことを防禦するととも
に、バケツトの昇降時に運転手の足を保護するた
めの装置に関する。
一般に、スキツドステア式のシヨベルローダの
場合、運転席への乗降を車両の前側から行うよう
になつており、また運転席はフレームによつてほ
ぼ箱形に作られるとともにその箱形空間の前端部
付近にペダル類が配置される構成となつている。
そして、運転席の前方には、バケツト作業時に土
砂や石あるいは雪等が運転手の足下に入込むこと
を防止するとともに、運転手の足が出ないように
するための防禦板がフレームと一体またはボルト
によつて固着されているが、ところがこの防禦板
は運転席への乗降を前側から行うこの種のシヨベ
ルローダでは乗降の妨げとなる欠点があつた。
本考案の目的は、上述した従来の欠点を除去し
て、土砂等の運転席への侵入を防止するととも
に、運転手の乗降を邪魔しないように改良された
シヨベルローダにおける足下保護装置を提供する
ことにある。
以下、本考案の実施例を図面に基づいて具体的
に説明する。第1図はスキツドステア式のシヨベ
ルローダの概略を示しており、1は車体、2は車
体後部のピラー3に揺動自在に支持されリフトシ
リンダ4によつて昇降されるリフトアーム、5は
リフトアーム2の先端に取着されダンプシリンダ
6によつてダンプ操作されるバケツトである。す
なわち、リフトアーム2、リフトシリンダ4、バ
ケツト5、ダンプシリンダ6等によつて荷役装置
が構成されている。車体1の前側には第2図に示
すようにフレーム7によつて箱形の運転席8が作
られ、シート9はエンジンフード10上に載置さ
れている。また、運転席8には荷役用ペダル11
ならびに前後進用のステアリングレバー12等が
装備されている。
上記の如きシヨベルローダにおいて、前記運転
席8の前方を塞いでいるフレーム7上にはバケツ
ト作業時に土砂等が運転席8に侵入することを防
止するとともに、運転手の足が出ないようにする
ための防禦板である前面板13が配設されてい
る。前面板13は、車体幅よりやや小さい幅と運
転手の前方視野を阻害しない程度の高さを有した
方形状に形成されるとともに、その下部がフレー
ム7に軸14を介して回動可能に枢着されてい
て、ストツパ15にて規制されるほぼ直立状の起
立位置と、フレーム7の上面にて規制されるほぼ
水平状の傾倒位置とに回動変位可能とされてい
る。すなわち、前面板13は起立位置にあつては
土砂等の運転席への侵入防止、および運転手の足
が出ないようにする防禦板として作用し、傾倒位
置にあつてはフレーム7の前方へ水平状に突出し
て乗降時のステツプ板として作用するようになつ
ている。また、前面板13の左右両側には、一端
をフレーム7に掛着し他端を前面板13に掛着し
た引張ばね16が、前面板13が第3図に示す如
く死点(a点)を境にして起立側または傾倒側へ
付勢するように取着されており、これにより前面
板13は起立位置または傾倒位置のいずれかに確
保される。なお、17はフレーム7に切欠いて形
成したばね用の逃溝である。一方、前記バケツト
5にはその上昇時に傾倒状態の前面板13の先端
と係合してこれを押上げることにより起立位置へ
回動変位させるための押上部材としての押上片1
8が設けられている。
本実施例は上述のように構成したものであり、
従つて前面板13を傾倒位置へ押し倒したときに
は、これをステツプ板として利用し車両の前側か
ら安全に乗降することができるものであり、一方
作業に際しては運転席8へ乗り込んでからバケツ
ト5を上昇すれば、傾倒状態の前面板13はバケ
ツト5の押上片18によつて押上げられるととも
に死点(a点)を越えると同時に引張ばね16に
よりストツパ15にて規制される起立位置へ回動
変位されるため、その後は起立状態で従前と同様
に作業時の土砂等の侵入防止用および運転者の足
を保護する保護装置として有効に作用する。
以上述べたように、本考案は運転席の足下を土
砂等の侵入から防禦し、かつ運転者の足を保護す
べく設けられた防禦板としての前面板を、フレー
ムの前方へほぼ水平状に傾倒できるように構成し
たことにより、該前面板を乗降時のステツプ板と
して利用して車両の前側から楽にかつ安全に乗降
でき、また作業時には前面板を起立位置に保持す
ることによつて土砂等の侵入を防禦し得るもので
あり、実用上有益な考案である。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の実施例を示し、第1図はスキツ
ドステア式のシヨベルローダの概略側面図、第2
図は運転席を主体に示す斜視図、第3図は本考案
の要部を示す側断面図である。 1……車体、5……バケツト、7……フレー
ム、8……運転席、13……前面板、15……ス
トツパ、16……引張ばね、18……押上片。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 運転席の前方におけるフレーム前端部に配設さ
    れた前面板を、ほぼ直立状の起立位置と、フレー
    ム前方にほぼ水平状に突出する傾倒位置とに変位
    可能に取着するとともに、傾倒位置に変位されて
    いる前面板を荷役装置の上昇動作時に該荷役装置
    の一部と当接させることにより起立位置へ押上げ
    変位させるように構成したシヨベルローダにおけ
    る足下保護装置。
JP5207282U 1982-04-09 1982-04-09 シヨベルロ−ダにおける足下保護装置 Granted JPS58153268U (ja)

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JP5207282U JPS58153268U (ja) 1982-04-09 1982-04-09 シヨベルロ−ダにおける足下保護装置

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JP5207282U JPS58153268U (ja) 1982-04-09 1982-04-09 シヨベルロ−ダにおける足下保護装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS58153268U JPS58153268U (ja) 1983-10-13
JPH018598Y2 true JPH018598Y2 (ja) 1989-03-08

Family

ID=30062792

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5207282U Granted JPS58153268U (ja) 1982-04-09 1982-04-09 シヨベルロ−ダにおける足下保護装置

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Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0412132Y2 (ja) * 1984-11-30 1992-03-25

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5618224B2 (ja) * 1977-12-24 1981-04-27

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6040691Y2 (ja) * 1979-07-19 1985-12-09 株式会社豊田自動織機製作所 スキッドステア式産業車両

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5618224B2 (ja) * 1977-12-24 1981-04-27

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Publication number Publication date
JPS58153268U (ja) 1983-10-13

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