JP6784172B2 - サスペンションアーム - Google Patents
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Description
(4)前記補強部材は、前記主面部側に向かって湾曲形成された湾曲部を有することが好ましい。
(5)前記補強部材は、その一端が前記主面部のみに接続され、その他端が前記壁部に接続されることが好ましい。
(6)前記補強部材は、その一端が前記主面部に溶接固定され、その他端が前記壁部に溶接固定されるとともに、前記主面部とほぼ平行な平面部を有することが好ましい。
図1は、本実施形態のサスペンションアーム1とサスペンションクロスメンバ2(以下「サスクロス2」という)とを組み合わせた状態で示す模式的な斜視図である。サスペンションアーム1は板金製であって、車体側に連結される二つの連結点1A,1Cと車輪側に連結される連結点1Bとを有する。本実施形態では、二つの連結点1A,1Cがサスクロス2に連結され、連結点1Bがナックル(図示略)を介して前輪3に連結される。
(1)上述したサスペンションアーム1によれば、主面部10および壁部11を筋交い状に接続する補強部材13が設けられるため、主面部10および壁部11に沿った補強部材を設ける場合と比較して、サスペンションアーム1の剛性を向上させることができる。また、仮に上述したサスペンションアーム1と同等の剛性を、主面部10および壁部11に沿った(面同士を接合する)補強部材を設けることで得ようとすると、補強部材を大型化したり厚肉化したりする必要があり、重量増を招く。言い換えると、上述したサスペンションアーム1によれば、重量増を抑制しつつ、高い剛性を確保することができる。これにより、前連結部1Aの近傍における変形(面内変形,面外変形)や亀裂の発生を抑制することができる。
(7)また、補強部材13が平面部13cを有しているため、平面部13cを使って治具を取りつけることができる。このため、補強部材13の位置決めおよび溶接の作業性を向上させることができる。
上述した実施形態に関わらず、それらの趣旨を逸脱しない範囲で種々変形して実施することができる。上述した実施形態の各構成は、必要に応じて取捨選択することができ、あるいは適宜組み合わせてもよい。
上述した補強部材13の形状や配置は一例であって、上述したものに限られない。例えば、補強部材13を他の連結部1B,1Cに隣接配置してもよいし、複数個設けてもよい。また、補強部材13を、フランジ部12の有無にかかわらず剛性を高めたい部位に配置してもよい。すなわち、補強部材13が設けられる位置は、屈曲部11cに限られない。なお、上述した実施形態では、屈曲部11cがフランジ部12の存在しない箇所である場合を例示したが、これらが同一の部位である必要はない。
1A 前連結点
1B 外連結点
1C 後連結点
2 サスクロス(サスペンションクロスメンバ)
3 前輪
10 主面部
11 壁部
11c 屈曲部
12 フランジ部
13 補強部材
13a 一端
13b 他端
13c 平面部
13d,13e 湾曲部
14a,14b 溶接部
L 前連結点および後連結点間の壁部の延設方向
Claims (6)
- 車体側に連結される二つの連結点と車輪側に連結される連結点とを有する板金製のサスペンションアームであって、
前記三つの連結点を含んで面状に形成された主面部と、
前記主面部のうち前記連結点間に延びる外縁部から前記主面部に交差する方向へ屈曲形成された三つの壁部と、
それぞれの前記壁部において、前記車体側に連結される前記二つの連結点のうちの車両前方側の連結点の近傍を除いた箇所の先端縁から内方へ屈曲形成されたフランジ部と、
前記車両前方側の連結点に隣接配置され、前記主面部と前記フランジ部の存在しない前記車両前方側の連結点の近傍の前記壁部とを筋交い状に接続する補強部材と、を備えた
ことを特徴とする、サスペンションアーム。 - 前記壁部は、前記車両前方側の連結点の近傍に所定値以下の曲率半径で屈曲形成された屈曲部を備え、
前記フランジ部は、前記屈曲部を除く前記壁部に設けられ、
前記補強部材は、前記屈曲部と前記主面部とを筋交い状に接続する
ことを特徴とする、請求項1に記載のサスペンションアーム。 - 前記補強部材は板状の部材であって、前記補強部材が前記主面部および前記壁部のそれぞれに対し線状に溶接固定されるとともに、
前記主面部に対する溶接部が、前記車体側の前記二つの連結点間に延びる前記壁部の延設方向とほぼ平行な直線状に設けられる
ことを特徴とする、請求項1又は2に記載のサスペンションアーム。 - 前記補強部材は、前記主面部側に向かって湾曲形成された湾曲部を有する
ことを特徴とする、請求項1〜3のいずれか1項に記載のサスペンションアーム。 - 前記補強部材は、その一端が前記主面部のみに接続され、その他端が前記壁部に接続される
ことを特徴とする、請求項1〜4のいずれか1項に記載のサスペンションアーム。 - 前記補強部材は、その一端が前記主面部に溶接固定され、その他端が前記壁部に溶接固定されるとともに、前記主面部とほぼ平行な平面部を有する
ことを特徴とする、請求項1〜5のいずれか1項に記載のサスペンションアーム。
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Applications Claiming Priority (1)
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JP2016256092A JP6784172B2 (ja) | 2016-12-28 | 2016-12-28 | サスペンションアーム |
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JP6784172B2 true JP6784172B2 (ja) | 2020-11-11 |
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ID=62785504
Family Applications (1)
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2016
- 2016-12-28 JP JP2016256092A patent/JP6784172B2/ja active Active
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