JP2015101298A - 車両後部構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】第二クオーターピラーが車両上下方向下方側に倒れるように変形する倒れ込み変形を抑制する。【解決手段】車両10に捩じり入力が加わることによって、第二クオーターピラー50が車両上下方向下方側に倒れるように変形する。この第二クオーターピラー50の倒れ込み変形に対して、第一クオーターピラー40の下端部40Aとホイルハウス30との接合部位に下端部74が接合された連結部材70が受ける。したがって、第二クオーターピラー50の倒れ込み変形を、下端部74が強固に固定された連結部材70が受けるので、第二クオーターピラー50の倒れ込み変形が効果的に抑制される。【選択図】図1

Description

本発明は、車両後部構造に関する。
特許文献1には、下端部がホイールハウスアウターパネルに接合されたクォーターインナーフロントリンフォースメントと、バックドア開口部の側縁部に沿って上下方向に延在するサイドボディーアウターエクステンションとに、略水平に配置された連結部材の両端部が接合されている車両後部構造が開示されている(特許文献1を参照)。
ここで、車両のボデーに捩じり入力が加わると、サイドボディーアウターエクステンション(Dピラー、第二クオーターピラー)は車両上下方向下方側に倒れるように変形する。
このようなサイドボディーアウターエクステンションの倒れ込み変形に対して、略水平配置の連結部材は曲げ(捩じり)変形で受け、この連結部材の曲げ(捩じり)変形をクォーターインナーフロントリンフォースメント(Cピラー、第一クオーターピラー)が受ける構造となっている。したがって、連結部材は、サイドボディーアウターエクステンションの倒れ込み変形の抑制効果を効果的に発揮することができない。
特開2010-285019号公報
本発明は、上記事実を考慮し、第二クオーターピラーが車両上下方向下方側に倒れるように変形する倒れ込み変形を抑制する車両後部構造を提供することが目的である。
請求項1の発明は、車両側部の車両後方側において、車両上下方向に延在し、下端部がホイルハウスに接合された第一クオーターピラーと、前記第一クオーターピラーの車両後方側に設けられ、車両上下方向に延在する第二クオーターピラーと、前記第一クオーターピラーと前記ホイルハウスとの接合部位と前記第二クオーターピラーとにそれぞれ接合され、両者を連結する連結部材と、を備える。
請求項1に記載の発明では、車両に捩じり入力が加わることによって第二クオーターピラーが車両上下方向下方側に倒れるように変形する倒れ込み変形に対して、第一クオーターピラーとホイルハウスとの接合部位に接合された連結部材が受ける。
したがって、第二クオーターピラーの倒れ込み変形を、第二クオーターピラーと反対側の接合部が強固に固定された連結部材が受けるので、第二クオーターピラーの倒れ込み変形が効果的に抑制される。
請求項2の発明は、請求項1に記載の構造において、前記連結部材は、車両側面視において、車両上下方向に対して鋭角となるように配置されている。
請求項2に記載の発明では、連結部材は、第二クオーターピラーの倒れ込み変形を、曲げ(捩じり)変形よりも軸力で多く受ける構造となるので、第二クオーターピラーの倒れ込み変形が更に抑制される。
請求項1に記載の発明によれば、第二クオーターピラーが車両上下方向下方側に倒れるように変形する倒れ込み変形を抑制することができる。
請求項2に記載の発明によれば、第二クオーターピラーが車両上下方向下方側に倒れるように変形する倒れ込み変形を更に抑制することができる。
本発明の一実施形態に係る車両後部構造を車両幅方向外側から見た側面図である。 ルーフサイドインナパネルの変形前と変形後とを説明するための図1の2−2線に沿った断面を模式的に示す断面図である。 本発明の一実施形態の第一変形例の車両後部構造を車両幅方向外側から見た側面図である。 本発明の一実施形態の第二変形例の車両後部構造を車両幅方向外側から見た側面図である。 本発明の一実施形態の第三変形例の車両後部構造を車両幅方向外側から見た側面図である。 比較例の車両後部構造を車両幅方向外側から見た側面図である。 ルーフサイドインナパネルの変形前と変形後とを説明するための図6の7−7線に沿った断面を模式的に示す断面図である。
<実施形態の構成>
本発明の一実施形態に係る車両後部構造について図1及び図2を用いて説明する。これらの図において適宜示される矢印FRは車両前後方向前側を示しており、矢印UPは車両上下方向上方側を示しており、矢印OUTは車両幅方向外側を示している。なお、図1及び図2では、車両前方側に向いた場合の右側の車両側部が図示されているが、左側の車両側部も同様の構造である。
図1に示す本発明の一実施形態に係る車両後部構造が適用された車両10は、車両後端部にバックドアを備えたハッチバック車である。
車両10の後部12の車両側部には、ルーフサイドインナパネル20が配置されている(図2も参照)。ルーフサイドインナパネル20は、ホイルハウス30における後述するホイルハウスアウタ32(図2も参照)のフランジ部32Aと接合されている。
ホイルハウス30は、図示していないタイヤの上方側を覆う部材であり、車両幅方向内側を構成するホイルハウスインナ34(図2も参照)と、車両幅方向外側を構成するホイルハウスアウタ32(図2も参照)と、が接合されて構成されている。ホイルハウスアウタ32は、1枚の鋼板から形成されたプレス成形品であり、縦壁状のフランジ部32A及び車両側面視で略円弧形状の外側カバー部32Bを備えている。また、外側カバー部32Bは、ルーフサイドインナパネル20及びフランジ部32Aよりも車両幅方向外側へ突出し、図示してないタイヤの外面に沿うように形成されている。
ホイルハウス30の下端部には、サイドメンバ16が接合されている。リヤサイドメンバ16は、ホイルハウス30の車両下方側で車両前後方向を長手方向として配置されている。また、リヤサイドメンバ16の車両前方側は、ロッカ18が連続して形成されている。
リヤサイドメンバ16には、ホイルハウス30の前側下端部の近傍位置に、図示していないリヤサスペンション取付部が連結され、このリヤサスペンション取付部には図示していないリヤサスペンションが取り付けられている。
ホイルハウス30の車両上方側には、第一クオーターピラー(Cピラー)40が設けられている。第一クオーターピラー40は、車両側部のサイドア開口部14の側縁部に沿って、全体として車両上下方向に延在し、下端部40Aがホイルハウス30の上部に接合されている。
詳細には、第一クオーターピラー40は、車両側面視において、ホイルハウス30に接合され略車両上下方向上方側に延在する第一ピラー下部42と、車両前方側斜め上方に延在する第一ピラー上部44とを有する構造となっている。
また、第一クオーターピラー40は、長手方向に直交する断面形状が車両幅方向内側に開放されたハット形状とされ、ルーフサイドインナパネル20及びホイルハウスアウタ32のフランジ部32Aの車両幅方向外側に接合されることで、閉断面構造を形成している。
第一クオーターピラー40の車両後方側には、第二クオーターピラー(Dピラー)50が設けられている。第二クオーターピラー(Dピラー)50は、車両後端部の図示されていないバックドア開口部の側縁部に沿って、全体として車両上下方向に延在している。
詳細には、第二クオーターピラー50は、車両側面視において、略車両上下方向上方側に延在する第二ピラー下部52と、車両前方側斜め上方に延在する第二ピラー傾斜部54と、略車両上下方向上方側に延在する第二ピラー上端部56とを有する構造となっている。
また、図2に示すように、第二クオーターピラー50は、車両幅方向内側を構成する第二クオーターピラーインナ51と車両幅方向外側を構成する第二クオーターピラーアウタ59とが接合されることで閉断面構造を形成している。
なお、本実施形態における第二クオーターピラー50は車両後方側から一番目のピラーであり、第一クオーターピラー40は車両後方側から二番目のピラーである。
図1に示すように、ルーフサイドインナパネル20の車両幅方向外側には、長手方向に直交する断面形状が車両幅方向内側に開放されたハット形状の連結部材70が接合されている。連結部材70の上端部72は、第二クオーターピラー50における第二ピラー傾斜部54と第二ピラー上端部56との境界部55に接合されている。また、連結部材70の下端部74は、第一クオーターピラー40の下端部40Aとホイルハウス30との接合部位に接合されている。詳細には、連結部材70の下端部74の車両前方側の辺部74Aが第一クオーターピラー40の下端部40Aに接合され、車両下方側の辺部74Bがホイルハウス30に接合されている。
つまり、連結部材70は、第一クオーターピラー40とホイルハウス30との接合部位と第二クオーターピラー50とにそれぞれ接合され、両者を連結する部材である。
また、本実施形態では、連結部材70は、車両側面視において、車両上下方向Sに対する角度αが鋭角となるように配置されている。なお、角度αとは、連結部材70における第二クオーターピラー50に接合された上端部72と第一クオーターピラー40とホイルハウス30との接合部位に接合された下端部74との間を結ぶ線分と、車両上下方向Sとが成す角度である。
<作用及び効果>
つぎに、本実施形態の作用及び効果について説明する。
車両10に捩じり入力が加わることによって、第二クオーターピラー50は、車両上下方向下方側に倒れるように変形する。この第二クオーターピラー50の倒れ込み変形に対して、第一クオーターピラー40の下端部40Aとホイルハウス30との接合部位に下端部74が接合された(第一クオーターピラー40の下端部40Aとホイルハウス30とに下端部74の辺部74A、74Bが接合された)連結部材70が受ける。
したがって、第二クオーターピラー50の倒れ込み変形を、下端部74が強固に固定された連結部材70が受けるので、第二クオーターピラー50の倒れ込み変形が効果的に抑制される。
また、本実施形態では、連結部材70は、車両側面視において、車両上下方向Sに対する角度αが鋭角となるように配置されている。よって、第二クオーターピラー50の倒れ込み変形の荷重Fを曲げ(捩じり)変形よりも軸力で多く受ける構造となるので、第二クオーターピラー50の倒れ込み変形が更に効果的に抑制される。
また、このように第二クオーターピラー50の倒れ込み変形が抑制されることで、車両10のボデー剛性が向上し、操縦安定性能が向上する。また、車両10のボデー剛性が向上するので、ボデーを軽量化することも可能である。
また、図2に示すように、車両走行時の路面入力によってリヤサイドメンバ16が上下動(矢印N1参照)すると、ホイルハウスインナ34が車両幅方向に横倒れ変形する(矢印N2参照)。
しかし、ホイルハウス30には、第二クオーターピラー50に上端部72が接合された連結部材70の下端部74が接合されている。よって、ホイルハウスインナ34の横倒れ変形(矢印N2)が抑制される共に、ホイルハウスインナ34と第二クオーターピラー50との車両幅方向の相対変位が抑制される。よって、ホイルハウスインナ34の車両幅方向の横倒れ変形によるルーフサイドインナパネル20の車両幅方向の振動(矢印N3参照)が抑制され、この結果、NV性能(ノイズ・アンド・バイブレーション性能(振動及び振動音を抑制する性能))が向上する。
ここで、図6及び図7に示す第一クオーターピラー40と第二クオーターピラー50とに略水平配置の連結部材570が接合された比較例の車両後部構造について説明する。
図6に示すように、比較例では、略水平配置の連結部材570は、車両前方側端部572が第一クオーターピラー40の第一ピラー下部42に略直交して接合され、車両後方側端部574が第二クオーターピラー50の第二ピラー傾斜部54に接合されている。
比較例の場合は、第二クオーターピラー50が車両上下方向下方側に倒れるように変形する倒れ込み変形に対して、略水平配置の連結部材570が受ける。しかし、連結部材570の車両後方側端部574は第一クオーターピラー40の第一ピラー下部42に略直交して接合され、また第二クオーターピラー50の倒れ込み変形の荷重Fを曲げ(捩じり)変形で受ける構造となる。よって、比較例の連結部材570は、第二クオーターピラー50の倒れ込み変形の抑制を効果的に発揮することができない。
これに対して、本発明が適用された車両後部構造の連結部材70は、前述したように、第一クオーターピラー40の下端部40Aとホイルハウス30との接合部位に下端部74が接合され(第一クオーターピラー40の下端部40Aとホイルハウス30とに下端部74の辺部74A、74Bが接合され)ており、しかも車両上下方向Sに対する角度αが鋭角となるように配置されている。よって、前述したように、第二クオーターピラー50の倒れ込み変形が効果的に抑制される。
また、図7に示すように、比較例の場合は、ホイルハウス30に連結部材570が接合されていないので、連結部材570はホイルハウスインナ34の車両幅方向の横倒れ変形(矢印N4参照)を抑制する効果やホイルハウスインナ34と第二クオーターピラー50との車両幅方向の相対変位を抑制する効果はほとんど無い。
よって、ホイルハウスインナ34の車両幅方向の横倒れ変形(矢印N4)によるルーフサイドインナパネル20の車両幅方向の振動(矢印N5参照)が抑制されないので、比較例の連結部材570は、NV性能の抑制を効果的に発揮するこができない。
これに対して、本発明が適用された車両後部構造は、上述したように、ホイルハウス30には、第二クオーターピラー50に上端部72が接合された連結部材70の下端部74が接合されているので、ホイルハウスインナ34の車両幅方向の横倒れ変形によるルーフサイドインナパネル20の車両幅方向の振動(矢印N3)が抑制され、この結果、比較例よりもNV性能が向上する。
<変形例>
つぎに、本実施形態の連結部材の変形例について説明する。
(第一変形例)
図3に示す第一変形例の車両後部構造では、長手方向に直交する断面形状が車両幅方向内側に開放されたハット形状の連結部材170が、ルーフサイドインナパネル20に接合されている。連結部材170は、上端部(後端部)172が第二クオーターピラー50における第二ピラー傾斜部54と第二ピラー下部52との境界の湾曲部53に接合され、下端部174が第一クオーターピラー40の下端部(前端部)40Aとホイルハウス30との接合部位に接合されている。
詳細には、連結部材170の下端部174の車両前方側の辺部174Aが第一クオーターピラー40の下端部40Aに接合され、車両下方側の辺部174Bがホイルハウス30に接合されている。
また、連結部材170は、車両側面視において、車両上下方向Sに対する角度αが鈍角となるように配置されている。
本第一変形例においても、第二クオーターピラー50が車両上下方向下方側に倒れるように変形する倒れ込み変形に対して、下端部174が強固に固定された連結部材170が受けるので、第二クオーターピラー50の倒れ込み変形が抑制される。そして、第二クオーターピラー50の倒れ込み変形が抑制されることで、車両10のボデー剛性が向上し、操縦安定性能が向上する。
なお、第二クオーターピラー50における第二ピラー傾斜部54と第二ピラー下部52との境界の湾曲部53は倒れ込み変形による角度変化が大きい部位であるが、この部位に連結部材170の上端部172を接合することで、効果的に第二クオーターピラー50の倒れ込み変形が抑制される。
また、ホイルハウス30と、第二クオーターピラー50とに接合された連結部材170によって、ホイルハウスインナ34の車両幅方向の横倒れ変形が抑制されると共に、ホイルハウスインナ34と第二クオーターピラー50との車両幅方向の相対変位が抑制される。よって、ホイルハウスインナ34の横倒れ変形によるルーフサイドインナパネル20の車両幅方向の振動(N3参照)が抑制され、この結果、NV性能が向上する。
(第二変形例)
図4に示す第二変形例の車両後部構造では、上記実施形態の連結部材70(図1参照)と第一変形例の連結部材170(図3参照)とが車両側面視でV字形状に配置され、それぞれがルーフサイドインナパネル20に接合された構造となっている。なお、連結部材70の下端部74と連結部材170の下端部174とは車両幅方向に重ね合わされて接合されている。
そして、このように二つの連結部材70と連結部材170とを設けることで、第二クオーターピラー50の倒れ込み変形が更に効果的に抑制されると共に、ホイルハウスインナ34と第二クオーターピラー50との車両幅方向の相対変位が抑制される。よって、操縦安定性能とNV性能とが更に効果的に向上する。
なお、本変形例では、別部材の連結部材70と連結部材170とであったが、これらが一体となったV字形状の連結部材(一部品構造)であってもよい。
(第三変形例)
図5に示す第三変形例の車両後部構造では、連結部材270は、上記実施形態の連結部材70(図1参照)と同様の構造の本体部71から略水平に車両後方側に分岐部271が延在した側面視でY字形状の構造となっている。分岐部271は長手方向に直交する断面形状が車両幅方向内側に開放されたハット形状とされ、先端部272が第二クオーターピラー50における湾曲部53に接合されている。
そして、このように分岐部271が設けられたY字形状の連結部材270とすることで、第二クオーターピラー50の倒れ込み変形が更に効果的に抑制されると共に、ホイルハウスインナ34と第二クオーターピラー50との車両幅方向の相対変位が抑制される。よって、操縦安定性能とNV性能とが更に効果的に向上する。
<その他>
尚、本発明は上記実施形態に限定されない。
例えば、上記実施形態及び変形例では、連結部材は一つ又は二つであったが、これに限定されない。三つ以上の連結部材を有する構造であってもよい。
また、本発明の要旨を逸脱しない範囲において種々なる態様で実施し得ることは言うまでもない。
30 ホイルハウス
40 第一クオーターピラー
50 第二クオーターピラー
70 連結部材
170 連結部材
270 連結部材

Claims (2)

  1. 車両側部の車両後方側において、車両上下方向に延在し、下端部がホイルハウスに接合された第一クオーターピラーと、
    前記第一クオーターピラーの車両後方側に設けられ、車両上下方向に延在する第二クオーターピラーと、
    前記第一クオーターピラーと前記ホイルハウスとの接合部位と前記第二クオーターピラーとにそれぞれ接合され、両者を連結する連結部材と、
    を備える車両後部構造。
  2. 前記連結部材は、車両側面視において、車両上下方向に対して鋭角となるように配置されている、
    請求項1に記載の車両後部構造。
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