JP6109134B2 - 車体側部構造 - Google Patents

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Description

本発明は、例えば、自動車等の車両の車体側部構造に関する。
例えば、特許文献1には、センタピラのインサイドパネルを下半部と上半部とからなる上下二分割構造とし、下半部と上半部との接合部分の近傍部位にリトラクタの収納孔を設ける構造が開示されている。
特開2003−226225号公報
しかしながら、特許文献1に開示された構造では、リトラクタの収納孔によってセンタピラの下端における剛性、特に、センタピラの下端を軸として車体前後方向及び車体左右方向(車幅方向)に倒れる変形やセンタピラが捩れる捩れ変形に対する剛性が低下し、終局的に車体剛性が低下する。この車体剛性が低下することで、例えば、NV性能や走行安定性が低下するおそれがある。
本発明は、前記の点に鑑みてなされたものであり、センタピラにシートベルトリトラクタの収容孔が形成された場合であっても、車体剛性が低下することを回避することが可能な車体側部構造を提供することを目的とする。
前記の目的を達成するために、本発明は、車体上下方向に延びるセンタピラにより形成される縦縁部と、車体前後方向に延びて前記センタピラの下端が接合されるサイドシルにより形成される下縁部と、前記縦縁部と前記下縁部との間に形成されるコーナー縁部とを有するドア開口部を備える車体側部構造であって、前記センタピラの下部に形成されてシートベルトリトラクタが収容される開口部と、前記コーナー縁部に設けられるパッチと、を備え、前記パッチは、前記コーナー縁部に接合されるコーナー縁部接合部と、前記コーナー縁部接合部から前記開口部の下方部位まで延出する延出部と、前記延出部の延出端が接合される延出端接合部と、を有し、前記パッチは、前記コーナー縁部接合部から前記開口部に沿って上方側に延びると共に、前記縦縁部に接合される縦縁部接合部と、前記縦縁部接合部と前記延出端接合部との間に延在する稜線部とを有し、前記パッチは、前記稜線部よりも前記開口部側に設けられるパッチフランジを有し、前記パッチフランジは、前記開口部側の端部が前記開口部から離間する方向に湾曲して形成されることを特徴とする。
さらに、本発明は、車体上下方向に延びるセンタピラにより形成される縦縁部と、車体前後方向に延びて前記センタピラの下端が接合されるサイドシルにより形成される下縁部と、前記縦縁部と前記下縁部との間に形成されるコーナー縁部とを有するドア開口部を備える車体側部構造であって、前記センタピラの下部に形成されてシートベルトリトラクタが収容される開口部と、前記コーナー縁部に設けられるパッチと、を備え、前記パッチは、前記コーナー縁部に接合されるコーナー縁部接合部と、前記コーナー縁部接合部から前記開口部の下方部位まで延出する延出部と、前記延出部の延出端が接合される延出端接合部と、を有し、前記パッチは、前記コーナー縁部接合部から前記開口部に沿って上方側に延びると共に、前記縦縁部に接合される縦縁部接合部と、前記縦縁部接合部と前記延出端接合部との間に延在する稜線部とを有し、前記パッチは、前記稜線部よりも前記開口部側に設けられるパッチフランジを有し、前記パッチフランジは、前記開口部に最も接近する部位に向けて徐々に幅広となるように形成されることを特徴とする。
一般的に、下部にシートベルトリトラクタが収容される開口部を備えたセンタピラでは、この開口部が形成されることで、ドア開口部(リヤドア開口部)におけるコーナー縁部に応力が集中して、センタピラが変形し易くなる。このセンタピラの変形により車体側部の剛性・強度、特に、センタピラの下端を軸としてセンタピラが車体前後方向及び車体左右方向に倒れる変形(倒れ変形)や、センタピラが捩れる変形(捩れ変形)に対する剛性・強度が低下するおそれがある。
そこで、本発明によれば、コーナー縁部から開口部の下方部位まで延びるパッチを設け、このパッチのコーナー縁部接合部及び延出端接合部をセンタピラに接合している。これにより、本発明では、ドア開口部におけるコーナー縁部をパッチで補強してセンタピラの前記した倒れ変形及び捩れ変形に対する耐力を向上させることができ、車体側部の剛性・強度を向上させることができる。
特に、センタピラの前後方向への倒れ変形によって、コーナー縁部には、センタピラの倒れ方向と逆方向の荷重が入力されるが、本発明では、パッチを開口部の下方部位まで延出させることで、この入力荷重に沿う方向(略平行)にパッチが延びることとなり、効率的に剛性・強度を高めることができる。
本発明によれば、開口部側に設けられるパッチフランジにより縦縁部接合部と延出端接合部との間で入力荷重を伝達することができ、入力荷重に対する耐力を高めてセンタピラの剛性・強度を向上させることができる。また、本発明によれば、パッチフランジの開口部側の端部が開口部から離間する方向(開口部から遠ざかる方向)に湾曲して形成されるため、開口部内にシートベルトリトラクタを取り付ける際、シートベルトリトラクタがパッチフランジに干渉することを防止して組付作業性を向上させることができる。換言すると、パッチフランジの開口部側の端部を湾曲させて逃げとして機能させることで、開口部に対するシートベルトリトラクタの組付作業性を高めることができる。
さらにまた、本発明は、前記パッチが、前記稜線部よりも前記開口部側に設けられるパッチフランジを有し、前記パッチフランジは、前記開口部に最も接近する部位に向けて徐々に幅広となるように形成されることを特徴とする。
本発明によれば、脆弱部となる開口部に接近するにつれてパッチフランジの幅を徐々に幅広とすることで、弱い部位を積極的に補強すると共に、パッチフランジの長手方向に沿って入力荷重を分散させながら入力荷重を伝達することができる。この結果、本発明では、センタピラの下部側で応力集中部位を無くして、車体側部の剛性・強度を向上させることができる。
さらにまた、本発明は、前記サイドシルが、前記延出端接合部まで延びるサイドシルフランジを有し、前記サイドシルフランジは、前記延出端接合部で前記パッチと共に接合されることを特徴とする。
本発明によれば、パッチは、コーナー縁部接合部及び縦縁部接合部においてセンタピラに対して接合されるが、加えて、延出端接合部によりサイドシルフランジに対しても接合されている。これにより、本発明では、センタピラへの入力荷重をサイドシルにも伝達して分散することができ、車体側部の剛性・強度をより一層向上させることができる。
換言すると、パッチは、コーナー縁部接合部及び縦縁部接合部でパッチとセンタピラとの2枚が接合されると共に、延出端接合部でパッチとセンタピラとサイドシルフランジとの3枚が接合されることで、車体側部の剛性・強度をより一層向上させることができる。
本発明では、センタピラにシートベルトリトラクタの収容孔が形成された場合であっても、車体剛性が低下することを回避することが可能な車体側部構造を得ることができる。
本発明の実施形態に係る車体側部構造が適用された車体の要部側面図である。 図1の部分拡大側面図である。 図2に示すパッチの拡大正面図である。 図2のIV−IV線に沿った縦断面図である。
次に、本発明の実施形態について、適宜図面を参照しながら詳細に説明する。図1は、本発明の実施形態に係る車体側部構造が適用された車体の要部側面図、図2は、図1の部分拡大側面図である。なお、各図中において、「前後」は、車体前後方向、「上下」は、鉛直上下方向(車体上下方向)、「左右」は、車幅方向(車体左右方向)、をそれぞれ示している。また、図1では、センタピラからセンタピラアウタを取り外した状態が示されている。
図1に示されるように、本発明の実施形態に係る車体側部構造が適用された車体10は、車体前部に位置し車体上下方向に延びるフロントピラ(Aピラ)12と、フロントピラ12の後方に位置し車体上下方向に延びるセンタピラ(Bピラ)14と、下部側で車体前後方向に延びてセンタピラ14の下端が接合されるサイドシルインナ(サイドシル)13とを有する。
車体10の左右側部には、フロントドア開口部15とリヤドア開口部(ドア開口部)17とがそれぞれ形成されている。車体前方のフロントドア開口部15には、一対のフロントヒンジ16を介して、フロントドア18が所定角度だけ回動自在に取り付けられている。一対のフロントヒンジ16は、上下方向に沿って所定距離だけ離間してフロントピラ12に装着されて
いる。
車体後方のリヤドア開口部17には、一対のリヤヒンジ20を介して、リヤドア22が所定角度だけ回動自在に取り付けられている。一対のリヤヒンジ20は、上下方向に沿って所定距離だけ離間してセンタピラ14に装着されている。なお、図1において、フロントドア18及びリヤドア22は、便宜的に仮想線で示されている。また、本実施形態では、リヤドア22として、リヤヒンジ20を介して開閉するヒンジドアを例示しているが、これに限定されるものではなく、例えば、スライドドアであってもよい。
リヤドア開口部17は、上下方向に沿ったセンタピラ14の後方側端によって形成される縦縁部17aと、前後方向に沿ったサイドシルインナ13の上端によって形成される下縁部17bと、縦縁部17aと下縁部17bとの間に形成され側面視して略円弧状に湾曲するコーナー縁部17cとを有する。
フロントドア18及びリヤドア22は、それぞれ、図示しないアウタパネル及びインナパネルの周縁部を接合して形成されている。フロントドア18の内部には、車体前後方向に沿って延在し、且つ、車体前方から車体後方に向けて立ち下がるように傾斜するドアビーム24が配設されている。ドアビーム24の前端は、インナパネルの前端部内側に固着されている。ドアビーム24の後端は、インナパネルの後端部内側の下方に固着されている。
図2に示されるように、センタピラ14は、車室内側に設けられるセンタピラインナ26と、センタピラインナ26の車室外側に接合されて閉断面を形成すると共に、リヤヒンジ20が取り付けられるリヤヒンジ取付部28を有するセンタピラスティフナ30と、リヤヒンジ取付部28の車室内側の側面に接合されるロアスティフナ32とを備えている。なお、センタピラ14は、センタピラスティフナ32を車室外側から覆う図示しないセンタピラアウタを備えている。
リヤヒンジ取付部28は、車室外側に配置されたセンタピラスティフナ30と車室内側に配置されたロアスティフナ32との2枚が接合されて、高い剛性・強度を有するように設定されている。なお、ロアスティフナ32は、4つのビード接合部52を介して図示しないセンタピラアウタにも接合されている。
図2に示されるように、センタピラスティフナ30は、車室内外方向に面する側壁30aと、側壁30aの前後端から車幅内側に延びる前壁30b及び後壁30cとを有する。
ロアスティフナ32は、上端側に設けられたリヤヒンジ取付部28から下方に向けて延出する延出部36を備えている。ロアスティフナ32の延出部36は、ロア側壁及びロア前壁の下部をそれぞれ切り欠いて形成される切欠部46を有する。なお、センタピラスティフナ30の上端は、図1に示されるように、ルーフサイドレールに接合されている。
ロアスティフナ32の延出部36には、略上下方向で略ハの字状に並行に延びる一対のビード部48が設けられている。各ビード部48の上下端部には、図示しないセンタピラアウタの車室内側の面に接合される4つのビード接合部52が設けられている。
センタピラ14の下部側には、シートベルトリトラクタ59を収容する略矩形状の開口部60が形成されている。この開口部60に近接する車体後方側には、リヤドア開口部17のコーナー縁部17cに沿ってパッチ62が配設されている。
図3は、図2に示すパッチの拡大正面図、図4は、図2のIV−IV線に沿った縦断面図である。
図3に示されるように、パッチ62は、正面視して、矩形状体と略台形状体とが組み合わされて構成された複合形状からなる。
図2に示されるように、このパッチ62は、リヤドア開口部17の前方下部に位置するコーナー縁部17cに接合されるコーナー縁部接合部64と、このコーナー縁部接合部64から開口部60の下方部位まで延在するパッチ延出部66(延出部)と、パッチ延出部66の延出端(下端)68が接合される延出端接合部70とを有する。
パッチ62は、コーナー縁部接合部64から開口部60に沿って上方側に延びると共に、縦縁部17aに接合される縦縁部接合部72と、縦縁部接合部72と延出端接合部70との間に延在する稜線部74とを有する。パッチ62のリヤドア開口17側には、縦縁部接合部72及びコーナー縁部接合部64に沿って湾曲した円弧状側端75が形成されている。
さらに、パッチ62は、稜線部74よりも開口部60側に設けられるパッチフランジ76を有する。図3に示されるように、パッチフランジ76は、開口部60側の側端が開口部60から離間する方向に湾曲して形成されている。なお、図3において、太破線Sは、パッチフランジ76の湾曲状態を示すための仮想の直線状破線を示している。パッチフランジ76は、延出端68の下側から上側にいくにつれて、開口部60に最も接近する部位に向けて徐々に幅広となるように形成されている。また、パッチフランジ76の反対側(後方側)には、円弧状側端75に向けて緩やかに傾斜する傾斜面77が形成されている。
センタピラ14の下端に接合されるサイドシルインナ13は、図4に示されるように、パッチ62の延出端接合部70まで延びるサイドシルフランジ78を有する。サイドシルフランジ78は、延出端接合部70でパッチ62と共に接合されている。
すなわち、図4に示されるように、上側のコーナー縁部接合部64は、パッチ62とセンタピラスティフナ26とによって2枚で接合されていると共に、下側の延出端接合部70は、サイドシルフランジ78、センタピラスティフナ26、及び、パッチ62からなる3枚で強固に接合されている。
サイドシルフランジ78は、車室内側から車室外側に向けて屈曲する第1屈曲部78aと、第1屈曲部78aから上側に向けて立ち上がる傾斜面によって形成される傾斜面部78bと、傾斜面部78bから車体上方向に向けて屈曲する第2屈曲部78cとを有する。
本実施形態に係る車体側部構造が適用された車体10は、基本的に以上のように構成されるものであり、次にその作用効果について説明する。
一般的に、下部にシートベルトリトラクタ59が収容される開口部60を備えたセンタピラ14では、この開口部60が形成されることで、リヤドア開口部17におけるコーナー縁部17cに応力が集中して、センタピラ14が変形し易くなる。このセンタピラ14の変形により車体側部の剛性・強度、特に、センタピラ14の下端を軸としてセンタピラ14が車体前後方向及び車体左右方向に倒れる変形(倒れ変形)や、センタピラ14が捩れる変形(捩れ変形)に対する剛性・強度が低下するおそれがある。
そこで、本実施形態では、コーナー縁部17cから開口部60の下方部位まで延びるパッチ62を設け、このパッチ62のコーナー縁部接合部64及び延出端接合部70をセンタピラインナ26に接合している。これにより、本実施形態では、リヤドア開口部17におけるコーナー縁部17cをパッチ62で補強してセンタピラ14の前記した倒れ変形及び捩れ変形に対する耐力を向上させることができ、車体側部の剛性・強度を向上させることができる。
特に、センタピラ14の車体前後方向への倒れ変形によって、コーナー縁部17cには、センタピラ14の倒れ方向と逆方向の荷重が入力されるが、本実施形態では、パッチ62を開口部60の下方部位まで延出させることで、この入力荷重に沿う方向(略平行)にパッチ62が延びることとなり、効率的に剛性・強度を高めることができる。
また、本実施形態では、センタピラ14に対して車体前後方向に倒れて変形する荷重が入力された際、稜線部74が縦縁部接合部72と延出端接合部70との間で突っ張ることができるため、入力荷重に対する耐力を高めてセンタピラ14の剛性・強度をさらに向上させることができる。
さらに、本実施形態では、稜線部74よりも開口部60側に設けられるパッチフランジ76により縦縁部接合部72と延出端接合部70との間で入力荷重を伝達することができ、入力荷重に対する耐力を高めてセンタピラ14の剛性・強度を向上させることができる。
さらにまた、本実施形態では、稜線部74よりも開口部60側に設けられるパッチフランジ76の側端が開口部60から離間する方向(開口部から遠ざかる方向)に湾曲して形成されるため、開口部60内にシートベルトリトラクタ59を取り付ける際、シートベルトリトラクタ59がパッチフランジ76に干渉することを防止して組付作業性を向上させることができる。換言すると、本実施形態では、パッチフランジ76の開口部60側の側端を湾曲させて逃げとして機能させることで、開口部60に対するシートベルトリトラクタ59の組付作業性を高めることができる。
さらにまた、本実施形態では、脆弱部となる開口部60に接近するにつれてパッチフランジ76の幅を徐々に幅広とすることで、弱い部位を積極的に補強すると共に、パッチフランジ76の長手方向に沿って入力荷重を分散させながら入力荷重を伝達することができる。この結果、本実施形態では、センタピラ14の下部側で応力集中部位を無くして、車体側部の剛性・強度を向上させることができる。
さらにまた、本実施形態において、パッチ62は、コーナー縁部接合部64及び縦縁部接合部72においてセンタピラ14に対して接合されているが、加えて、延出端接合部70によりサイドシルフランジ78に対しても接合されている。これにより、本実施形態では、センタピラ14への入力荷重をサイドシル13にも伝達して分散することができ、車体側部の剛性・強度をより一層向上させることができる。
換言すると、本実施形態において、パッチ62は、コーナー縁部接合部17c及び縦縁部接合部72でパッチ62とセンタピラインナ26との2枚が接合されると共に、延出端接合部70でパッチ62とセンタピラインナ26とサイドシルフランジ78との3枚が接合されることで、車体側部の剛性・強度をより一層向上させることができる。
10 車体
13 サイドシルインナ(サイドシル)
14 センタピラ
17 リヤドア開口部(ドア開口部)
17a 縦縁部
17b 下縁部
17c コーナー縁部
59 シートベルトリトラクタ
60 開口部
62 パッチ
64 コーナー縁部接合部
66 パッチ延出部
68 延出端
70 延出端接合部
72 縦縁部接合部
74 稜線部
76 パッチフランジ
78 サイドシルフランジ

Claims (4)

  1. 車体上下方向に延びるセンタピラにより形成される縦縁部と、車体前後方向に延びて前記センタピラの下端が接合されるサイドシルにより形成される下縁部と、前記縦縁部と前記下縁部との間に形成されるコーナー縁部とを有するドア開口部を備える車体側部構造であって、
    前記センタピラの下部に形成されてシートベルトリトラクタが収容される開口部と、
    前記コーナー縁部に設けられるパッチと、
    を備え、
    前記パッチは、
    前記コーナー縁部に接合されるコーナー縁部接合部と、
    前記コーナー縁部接合部から前記開口部の下方部位まで延出する延出部と、
    前記延出部の延出端が接合される延出端接合部と、
    を有し、
    前記パッチは、前記コーナー縁部接合部から前記開口部に沿って上方側に延びると共に、前記縦縁部に接合される縦縁部接合部と、前記縦縁部接合部と前記延出端接合部との間に延在する稜線部とを有し、
    前記パッチは、前記稜線部よりも前記開口部側に設けられるパッチフランジを有し、
    前記パッチフランジは、前記開口部側の端部が前記開口部から離間する方向に湾曲して形成されることを特徴とする車体側部構造。
  2. 請求項記載の車体側部構造において、
    前記パッチフランジは、前記開口部に最も接近する部位に向けて徐々に幅広となるように形成されることを特徴とする車体側部構造。
  3. 請求項1又は請求項2記載の車体側部構造において、
    前記サイドシルは、前記延出端接合部まで延びるサイドシルフランジを有し、
    前記サイドシルフランジは、前記延出端接合部で前記パッチと共に接合されることを特徴とする車体側部構造。
  4. 車体上下方向に延びるセンタピラにより形成される縦縁部と、車体前後方向に延びて前記センタピラの下端が接合されるサイドシルにより形成される下縁部と、前記縦縁部と前記下縁部との間に形成されるコーナー縁部とを有するドア開口部を備える車体側部構造であって、
    前記センタピラの下部に形成されてシートベルトリトラクタが収容される開口部と、
    前記コーナー縁部に設けられるパッチと、
    を備え、
    前記パッチは、
    前記コーナー縁部に接合されるコーナー縁部接合部と、
    前記コーナー縁部接合部から前記開口部の下方部位まで延出する延出部と、
    前記延出部の延出端が接合される延出端接合部と、
    を有し、
    前記パッチは、前記コーナー縁部接合部から前記開口部に沿って上方側に延びると共に、前記縦縁部に接合される縦縁部接合部と、前記縦縁部接合部と前記延出端接合部との間に延在する稜線部とを有し、
    前記パッチは、前記稜線部よりも前記開口部側に設けられるパッチフランジを有し、
    前記パッチフランジは、前記開口部に最も接近する部位に向けて徐々に幅広となるように形成されることを特徴とする車体側部構造。
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