JP6102566B2 - 車体クロスメンバ構造 - Google Patents

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Description

本発明は、フロアパネルと、フロアパネルの車幅方向両端それぞれに沿って車両前後方向へ延びる一対のサイドメンバと、一対のサイドメンバに差しわたされるクロスメンバとを備える車体クロスメンバ構造に関するものである。
車両の床部分は、車体剛性を確保する上で重要な部位である。通常の車両の床部分は、床材である板状のフロアパネルを、サイドメンバとクロスメンバとで補強した構成となっている。サイドメンバは、フロアパネルの下面側における車幅方向の側縁付近それぞれにて、フロアパネルの側縁に沿って車両前後方向に延びるよう設けられている。クロスメンバは、フロアパネルの下面側にて車幅方向に延びるよう、サイドメンバ同士に差しわたして設けられている。
例えば特許文献1に記載されているように、クロスメンバは、フロアパネルから下方に突出する断面ハット型形状(以下、単に「ハット形状」)をなしている。またクロスメンバは、車幅方向の中央の領域(中央領域)と、車幅方向の外側の領域(外側領域)とで、分割された構造となっている。これら中央領域と外側領域とを見比べると、外側領域はサイドメンバとの接続のために、中央領域に比べてフロアパネルからのハット形状の突出量が大きく設定されている。
特開2011−240822号公報
クロスメンバは、フロアパネルを車幅方向にわたって支持することで、走行中における車体のねじり剛性の向上に寄与している。このようなクロスメンバには、曲げ方向やねじり方向への荷重に耐えられるよう、自身にも変形を抑える構造が求められる。ところが、上述したように、クロスメンバは、中央領域と外側領域とでフロアパネルからの突出量が異なる。これら中央領域と外側領域との境目であって突出量の変化の起点となっている箇所は、荷重が集まりやすく変形しやすい傾向がある。
本発明は、このような課題に鑑み、簡潔な構成によってクロスメンバの剛性を高め、重量増大やコスト増大を招くことなく車体剛性を向上可能な車体クロスメンバ構造を提供することを目的としている。
上記課題を解決するために、本発明にかかる車体クロスメンバ構造の代表的な構成は、車体の床を構成するフロアパネルと、フロアパネルの下面側に設けられフロアパネルの車幅方向両端それぞれに沿って車両前後方向へ延びる一対のサイドメンバと、一対のサイドメンバに差しわたされフロアパネルを車幅方向にわたって支持するクロスメンバと、を備え、クロスメンバの車幅方向から見た断面はフロアパネルから下方に突出したハット形状を有し、クロスメンバは、車幅方向の中央に位置する中央領域と、中央領域の両端からさらに車幅方向外側へ延び中央領域よりもハット形状の突出量が大きい部分をそれぞれ有する2つの外側拡張領域とを含み、クロスメンバを下から見たとき、ハット形状の突出量の変化の起点となる2つの形状変化ラインは、共に車両前後方向に対して斜めであって、互いに非平行に形成されていることを特徴とする。
上記のクロスメンバは、下端部に設けられた2つの形状変化ラインが車両前後方向に対して斜めであって、互いに非平行になっている。すなわち、2つの形状変化ラインは、互いに非平行であることで、変形しやすい方向が異なっている。したがって、クロスメンバに所定の方向への荷重が加わった場合、たとえ一方の形状変化ラインにとっては変形しやすい方向の荷重だったとしても、他方の形状変化ラインにとっては変形し難い方向となる。このように、上記のクロスメンバは、その下端部の形状によって曲げ剛性が高められていて、車両走行中における曲げ方向やねじり方向の荷重に対して高い耐久性を発揮することが可能になっている。また上記構成では、形状の工夫によって剛性を高めているため、追加の部材を用いる場合に比べて、重量増大やコスト増大を招くことがなく、好適である。
当該車体クロスメンバ構造はさらに、トレーリングアームでタイヤを支えるトレーリングアーム式サスペンションを備え、トレーリングアームは、サイドメンバのうちクロスメンバの前後の箇所にわたってサイドメンバに接続されるとよい。この構成では、サイドメンバのうちクロスメンバによって剛性が高められている箇所にトレーリングアームを接続するため、タイヤから伝わる荷重や振動等をより効率よく吸収することが可能になる。
上記のクロスメンバの中央領域と外側拡張領域とは、それぞれ独立した部品になっていて、中央領域は、外側拡張領域に接続される端部において、ハット形状の下端部と前壁部および後壁部とを斜めにつなぐ筋交い(すじかい)を有するとよい。この筋交い面を設けることで、クロスメンバは下端部と前壁部および後壁部との間の剛性が高くなる。したがって、車体剛性のさらなる向上に資することが可能になる。
当該車体クロスメンバ構造はさらに、クロスメンバの後方近傍でフロアパネルが下方へ突出することによって形成されスペアタイヤが収納されるスペアタイヤ収納部と、クロスメンバとスペアタイヤ収納部とをつないでクロスメンバを補強するクロスメンバセンタリンフォースと、を備えるとよい。この構成であれば、クロスメンバセンタリンフォースを介してスペアタイヤ収納部でクロスメンバを支持することで、クロスメンバの曲げ方向やねじり方向に対する剛性をさらに向上させることが可能になる。
本発明によれば、簡潔な構成によってクロスメンバの剛性を高め、重量増大やコスト増大を招くことなく車体剛性を向上可能な車体クロスメンバ構造を提供することができる。
本発明の実施形態にかかる車体クロスメンバ構造の概要を示した図である。 図1の矢視A図である。 図1のサスペンションを省略してその下のクロスメンバを表した斜視図である。 図3の矢視B図である。 図3のクロスメンバを単独で各方向から例示した図である。 図5(a)のクロスメンバを別方向から例示した図である。
以下に添付図面を参照しながら、本発明の好適な実施形態について詳細に説明する。かかる実施形態に示す寸法、材料、その他具体的な数値などは、発明の理解を容易とするための例示に過ぎず、特に断る場合を除き、本発明を限定するものではない。なお、本明細書及び図面において、実質的に同一の機能、構成を有する要素については、同一の符号を付することにより重複説明を省略し、また本発明に直接関係のない要素は図示を省略する。
図1は、本発明の実施形態にかかる車体クロスメンバ構造100の概要を示した図である。この図1は、車体102の裏側を概略的に例示したものである。図1では、車両前方が図中下方に対応し、車両後方が図中上方に対応している。また、車両左右は図中左右に一致している。
車体クロスメンバ構造100の主な構成要素としては、まず、フロアパネル104が挙げられる。フロアパネル104は、車体の床を構成するパネル部材である。フロアパネル104は広い面積を持つ部材であり、フロアパネル104の剛性は車体102全体としての剛性である車体剛性に大きく影響する。そのため、フロアパネル104は、下面側にサイドメンバ106やクロスメンバ108などの部材が設置され、これら部材によって剛性が高められている。
サイドメンバ106は、フロアパネル104の車幅方向の両端それぞれに沿って、車両前後方向に延びるよう一対設けられている(車両左側のサイドメンバ106a、および車両右側のサイドメンバ106b)。サイドメンバ106は、各所においてフロアパネル104にスポット接合されていて、フロアパネル104の車幅方向の両端を支えることでフロアパネル104の剛性向上に寄与している。
フロアパネル104の車両後方には、リアタイヤ(図示省略)を支えるトレーリングアーム式サスペンション(以下、サスペンション110)が備えられている。図2は、図1の矢視A図である。この矢視A図は、図1のサスペンション110を車両左側(図中左側)の下方(図中手前側)から見た斜視図である。図2に示すように、サスペンション110はトレーリングアーム112やリアサスペンションビーム114などを備えている。なお、サスペンション110は他にもコイルスプリング等の構成要素も含むが、それらの図示は省略している。
トレーリングアーム112は、リアタイヤを支える部位であって、車体102とリアタイヤとの間で衝撃や振動を吸収する。本実施形態では、トレーリングアーム112は、サイドメンバ106のうちクロスメンバ108によって剛性が高められた箇所に接続される。
図3は、図1のサスペンション110を省略してその上方に位置するクロスメンバ108を表した斜視図である。図3の図示の方向は、図2と同じく、図1の車両左側(図中左側)の下方から見た方向となっている。クロスメンバ108は、サイドメンバ106a、106bに差しわたされ、フロアパネル104を車幅方向にわたって支持する部材である。クロスメンバ108もまた、各所においてフロアパネル104にスポット接合されている。
図4は、図3の矢視B図である。この矢視Bは、図3のクロスメンバ108のサイドメンバ106a側の端を、車両前方かつ車幅方向車内側の下方から見た図である。図4に例示するように、クロスメンバ108には端部フランジ116が設けられていて、この端部フランジ116をもってサイドメンバ106aの底面118にスポット接合されている。この構成であると、車両の走行中に車幅方向のゆれが生じたとしても、端部フランジ116の接合箇所に対しては、より剛性を発揮しやすい剪断方向へと力がかかることになる。したがって、サイドメンバ106aの変形が抑えられ、クロスメンバ108にかかる力も抑えることが可能になる。また上記の接合の構成であれば、接合箇所への上下方向の入力に対しての変形も抑えることが可能である。
クロスメンバ108は、特に、走行中における車体102のねじり剛性の向上に寄与している。具体的には、走行中において、クロスメンバ108は曲げ方向やねじり方向への荷重を受けてこれを吸収する。本実施形態では、クロスメンバ108の剛性をさらに向上させてその変形を抑えるために、クロスメンバ108の形状に工夫を施している。以下、クロスメンバ108の構成について詳しく説明する。
図5は、図3のクロスメンバ108を単独で各方向から例示した図である。まず図5(a)は、図3のクロスメンバ108を車両前方から例示した矢視C図である。図5(a)に示すように、クロスメンバ108は、フロアパネル104(図3等参照)の下面から下方に突出した形状となっている。
図5(b)は、図5(a)のD−D断面図である。図5(b)に例示するように、クロスメンバ108は、車幅方向から見たD−D断面が下方に突出したハット形状となっている。ハット形状を構成している部位には、車両前側の前壁部120、車両後側の後壁部122、そして前壁部120と後壁部122の下端をつなぐ下端部124が含まれている。そして、前壁部120および後壁部122の上端からは、フロアパネル104にそれぞれフランジ部126a、126bが設けられている。このハット形状は、クロスメンバ108の長手方向のほぼ全体にわたって形成されている。
図5(a)に例示するように、クロスメンバ108は、車幅方向中央の中央領域E1と、中央領域E1の両端側に接続する2つの外側拡張領域E2、E3との、2種類の部品から構成されている。中央領域E1と外側拡張領域E2、E3とではフロアパネル104(図3等参照)からの突出量が異なっていて、中央領域E1は突出量が少なく、外側拡張領域E2、E3は突出量が大きくなっている。その理由としては、中央領域E1は他の部材等とのレイアウトの都合のために突出量を小さく制限する必要があり、外側拡張領域E2、E3はサイドメンバ106a、106bの底面118等に接合するために突出量を大きく設定する必要があるからである。
上述したように、クロスメンバ108には剛性を高める工夫が施されている。まず、形状変化ラインL1、L2の構成について説明する。図5(a)に例示したように、クロスメンバ108のうち、外側拡張領域E2、E3はフロアパネル104からの突出量の大きい部分を有している。形状変化ラインL1、L2とは、外側拡張領域E2、E3のうちフロアパネル104からの突出量の変化の起点となっている箇所である。
図5(c)は、図5(a)のクロスメンバ108を下方から見た図である。図5(c)に例示するように、形状変化ラインL1、L2は、下端部124上に2つ設けられていて、共に車両前後方向に対して斜めであって、互いに非平行に形成されている。
2つの形状変化ラインL1、L2は、クロスメンバ108に曲げやねじりの力が加わった際に、荷重が集中しやすく変形が増大する傾向にある。しかしながら本実施形態では、2つの形状変化ラインL1、L2は、互いに非平行であることで、変形しやすい方向が異なっている。したがって、クロスメンバ108に所定の方向への荷重が加わった場合、たとえ一方の形状変化ラインL1、L2にとっては変形しやすい方向の荷重だったとしても、他方の形状変化ラインL1、L2にとっては変形し難い方向となる。車両前後および車幅のいずれの方向の荷重に対しても、高い剛性を発揮できるようにまる。なお、本実施形態では、2つの形状変化ラインL1、L2は、車両前側が広くなるよう互いに傾斜して設けられているが、例えば車両後側が広くなっていたり、車幅方向の中央線に対して互いに非対称な方向で設けられていてもよい。
このように、クロスメンバ108は、その下端部124の形状によって曲げ剛性が高められていて、車両走行中における曲げ方向やねじり方向の荷重に対して高い耐久性を発揮することが可能になっている。このようにして車体102(図1参照)はクロスメンバ108の形状の工夫によって剛性を高めているため、追加の部材を用いる場合に比べて、重量増大やコスト増大を招くことがない。
クロスメンバ108の剛性を向上するための工夫は他にもある。図6は、図5(a)のクロスメンバ108を別方向から例示した図である。図6(a)は、図5(a)クロスメンバ108の外側拡張領域E2付近を上方側から見て例示した斜視図である。図6(a)に例示するように、中央領域E1のうち外側拡張領域E2に接続される端部132には、筋交い(すじかい)面136a、136bが設けられている。この筋交い面は、中央領域E1のうち外側拡張領域E3側(図5(a)参照)の端部にも設けられる。
図6(b)は、図6(a)の中央領域E1を単独で例示した図である。図6(b)に例示するように、筋交い面136a、136bは、ハット形状の中央領域E1の、下端部124と前壁部120および後壁部122を斜めにつないでいる。これら筋交い面136a、136bを設けることで、中央領域E1は下端部124と前壁部120および後壁部122との間の剛性が高くなる。これにより中央領域E1は、そのハット形状が平行四辺形のように歪むおそれがなくなる。したがってクロスメンバ108全体の剛性向上につながり、車体剛性のさらなる向上に資することが可能になる。
また、クロスメンバ108の剛性をさらに向上させるための構成として、図3に例示するように、本実施形態ではクロスメンバセンタリンフォース138を設けている。クロスメンバセンタリンフォース138は、クロスメンバ108とスペアタイヤ収納部140とをつないでクロスメンバ108を補強する部材である。ここで、スペアタイヤ収納部140とは、クロスメンバ108の後方近傍でフロアパネル104が下方へ突出することによって形成され、スペアタイヤが収納される部位である。クロスメンバセンタリンフォース138は、このスペアタイヤ収納部140とクロスメンバ108、およびフロアパネル104にスポット接合されている。このようにして、クロスメンバセンタリンフォース138を介してスペアタイヤ収納部140でクロスメンバ108を支持することで、クロスメンバ108の曲げ方向やねじり方向に対する剛性をさらに向上させることが可能になる。
本実施形態では、サイドメンバ106のうち、上記説明したクロスメンバ108で補強された箇所にトレーリングアーム112を接続している。具体的には、図4に例示するように、サイドメンバ106aのうちクロスメンバ108の前方にトレーリングアームブラケット142が設置され、クロスメンバ108の後方にサスペンション110のコイルスプリング用のコイルスプリングブラケット144が設けられる。そしてこれらトレーリングアームブラケット142およびコイルスプリングブラケット144にわたるように、図2のトレーリングアーム112は接続されている。この構成であれば、サイドメンバ106のうちクロスメンバ108によって剛性が高められている箇所にトレーリングアーム112を接続するため、タイヤから伝わる荷重や振動等をより効率よく吸収することが可能になる。
以上、本実施形態の車体クロスメンバ構造100によれば、簡潔な構成によってクロスメンバ108の剛性を高め、車体剛性を向上することができる。また、主にクロスメンバ108の形状の工夫に起因する剛性向上であるため、追加の部材を用いる場合と比べて、重量増大やコスト増大を招くことがなく、さらには車体上におけるレイアウトスペースにの影響も少ないため、好適である。
以上、添付図面を参照しながら本発明の好適な実施形態について説明したが、本発明は係る例に限定されないことは言うまでもない。当業者であれば、特許請求の範囲に記載された範疇内において、各種の変更例または修正例に想到し得ることは明らかであり、それらについても当然に本発明の技術的範囲に属するものと了解される。
本発明は、フロアパネルと、フロアパネルの車幅方向両端それぞれに沿って車両前後方向へ延びる一対のサイドメンバと、一対のサイドメンバに差しわたされるクロスメンバとを備える車体クロスメンバ構造に利用することができる。
E1 …中央領域、E2 …車両左側の外側拡張領域、E3 …車両右側の外側拡張領域、L1、L2 …形状変化ライン、100 …車体クロスメンバ構造、102 …車体、104 …フロアパネル、106 …サイドメンバ、106a …車両左側のサイドメンバ、106b …車両右側のサイドメンバ、108 …クロスメンバ、110 …サスペンション、112 …トレーリングアーム、114 …リアサスペンションビーム、116 …端部フランジ、118 …サイドメンバの底面、120 …クロスメンバの前壁部、122 …クロスメンバの後壁部、124 …下端部、126a …前壁部からつづくフランジ部、126b …後壁部からつづくフランジ部、132 …クロスメンバの車両左側の端部、136a、136b …筋交い面、138 …クロスメンバセンタリンフォース、140 …スペアタイヤ収納部、142 …トレーリングアームブラケット、144 …コイルスプリングブラケット

Claims (4)

  1. 車体の床を構成するフロアパネルと、
    前記フロアパネルの下面側に設けられ該フロアパネルの車幅方向両端それぞれに沿って車両前後方向へ延びる一対のサイドメンバと、
    前記一対のサイドメンバに差しわたされ前記フロアパネルを車幅方向にわたって支持するクロスメンバと、
    を備え、
    前記クロスメンバの車幅方向から見た断面は前記フロアパネルから下方に突出したハット形状を有し、該クロスメンバは、車幅方向の中央に位置する中央領域と、該中央領域の両端からさらに車幅方向外側へ延び該中央領域よりも前記ハット形状の突出量が大きい部分をそれぞれ有する2つの外側拡張領域とを含み、
    前記クロスメンバを下から見たとき、前記ハット形状の突出量の変化の起点となる2つの形状変化ラインは、共に車両前後方向に対して斜めであって、互いに非平行に形成されていることを特徴とする車体クロスメンバ構造。
  2. 当該車体クロスメンバ構造はさらに、トレーリングアームでタイヤを支えるトレーリングアーム式サスペンションを備え、
    前記トレーリングアームは、前記サイドメンバのうち前記クロスメンバの前後の箇所にわたって該サイドメンバに接続されることを特徴とする請求項1に記載の車体クロスメンバ構造。
  3. 前記クロスメンバの中央領域と外側拡張領域とは、それぞれ独立した部品になっていて、
    前記中央領域は、前記外側拡張領域に接続される端部において、前記ハット形状の下端部と前壁部および後壁部とを斜めにつなぐ筋交いを有することを特徴とする請求項1または2に記載の車体クロスメンバ構造。
  4. 当該車体クロスメンバ構造はさらに、
    前記クロスメンバの後方近傍で前記フロアパネルが下方へ突出することによって形成されスペアタイヤが収納されるスペアタイヤ収納部と、
    前記クロスメンバと前記スペアタイヤ収納部とをつないで該クロスメンバを補強するクロスメンバセンタリンフォースと、
    を備えることを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載の車体クロスメンバ構造。
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