JP6780971B2 - 配管クランプ - Google Patents
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Description
特許文献1には、防振ゴムを介して油圧機器が支持部材で支持されることが記載されている。
また、配管固定部を有するクランプ本体部の端部からクランプ本体支持部が延びる形状はシンプルである。
図1Aおよび図1Bに示すように、第1実施形態の配管クランプ101は、全体としてL字形状のクランプ部材1と、建設機械に固定されるクランプ取付用部材2と、配管拘束部材8と、ボルト9(棒状部材)とで構成される。なお、図1Bでは、図1Aに示す配管拘束部材8、ボルト9、および配管10の図示を省略している(他の類似する図についても同様)。
図1B、図2B等に示す加振点Fは、クランプ部材の配管固定部におけるボルト9の固定部であり、振動する配管10からの加振力がこの部分に作用することとした。また、図1B、図2B等に示す評価点Pは、建設機械側のクランプ取付用部材を取り付けた部分である。加振点Fに加振力が作用した際の評価点Pでのモーメントの伝達率を求めた。
図8Aは、前記した配管クランプ102の変形例に係る配管クランプ104の斜視図である。配管クランプ102と配管クランプ104との相違点は、突起部の形状である。配管クランプ104を構成するクランプ部材1に設けられた突起部14は、対向する第一面14aおよび第三面14cは相互に平行ではない。ただし、配管クランプ102における突起部7(図1A参照)と同様に、第一面14aと第三面14cとの間の第二面14bは、突起部14に隣接する配管固定部側の隣接部の面4aに平行な面とされている。突起部14のように、曲がり形状の突起部は、コ字状の突起部7に限定されることはない。第一面14a(第三面14c)に対する第二面14bの傾斜角度は、105°である。
図9は、クランプ部材に設けた突起部が前記したような平行な面7b,14bを有するか否かの違い、および平行な面7b,14bの大小による効果の検証結果を示すグラフである。
図10Aは、前記した配管クランプ102の変形例に係る配管クランプ105の斜視図である。配管クランプ102と配管クランプ105との相違点は、突起部の位置である。配管クランプ105を構成するクランプ部材1のクランプ本体支持部4に設けられた突起部7は、第一面7aと、この第一面7aに垂直な第二面7bとを有する。こ第二面7bは、突起部7に隣接する取付部6側の隣接部の面4bに平行な面とされている。
図11は、突起部の位置の違いなどによる効果の検証結果を示すグラフである。図11からわかるように、突起部7の位置が相互に異なる配管クランプ102と配管クランプ105とにおいて、両者の効果はほぼ同等であり、突起部7をクランプ本体支持部4の中途部に設けても端に設けても、周波数特性を大きく変化させることができる。これに対して配管クランプ154では、振動伝達が増大する周波数領域が大きく現れてしまっている。配管クランプ154は、図1等に示す配管クランプ151の周波数特性を大きく変化させることはできていない。
図12Aおよび図12Bは、本発明の第2実施形態に係る配管クランプ106を示す図である。図3Aに示す配管クランプ102と配管クランプ106との相違点は、突起部の位置である。配管クランプ106では、クランプ部材1のクランプ本体部3にコ字状の突起部15が設けられている。この突起部15は、相互に平行な第一面15aおよび第三面15cと、これらの面15a,15cに垂直な第二面15bとを有する。これら3つの面15a〜15cのうちの第二面15bは、突起部15に隣接する配管固定部5側の隣接部の面5aに平行な面とされている。
図13は、突起部が、クランプ部材1のクランプ本体支持部4に設けられているか、クランプ本体部3に設けられているか、の違いによる効果の検証結果を示すグラフである。
図14は、前記した配管クランプ102の変形例に係る配管クランプ107の斜視図である。配管クランプ102と配管クランプ107との相違点は、突起部の凸の方向である。配管クランプ102を構成するクランプ部材1のクランプ本体支持部4に設けられた突起部7は、配管固定部5側とは反対側、すなわち外側に凸とされている。これに対して、配管クランプ107を構成するクランプ部材1のクランプ本体支持部4に設けられた突起部7は、配管固定部5側、すなわち内側に凸とされている。
図15は、突起部の凸の方向の違いによる効果の検証結果を示すグラフである。前提として、図4を参照しての説明で述べたように、図15に示す結果においても、クランプ部材1に突起部を設けることで、突起部を有さない比較例の配管クランプ151に対して、配管クランプ102、107の周波数特性を大きく変化させることができる。ここで、図15からわかるように、突起部7が外側に凸とされた配管クランプ102の方が、突起部7が内側に凸とされた配管クランプ107よりも、その周波数特性をより大きく変化させることができる。
図16A〜図16Cは、前記した配管クランプ102の変形例に係る配管クランプ108〜110の斜視図である。配管クランプ108〜110は、クランプ部材1のクランプ本体支持部4に、複数の突起部7が設けられたものである。
図17は、突起部を複数設けた場合の効果の検証結果を示すグラフである。図17からわかるように、クランプ部材1に複数の突起部を設けても振動伝達の低減効果が得られる。なお、配管クランプ109のように、クランプ本体支持部4のうちの取付部6側に近い部分に、内側に凸の突起部7を設けると配管クランプの固有周波数を低下させやすい。
図18Aは、本発明の第3実施形態に係る配管クランプ111の斜視図である。図18Bは、比較例に係る配管クランプ155の斜視図である。図1Bに示す配管クランプ101と配管クランプ111との相違点は、配管クランプ101が有するクランプ取付用部材2を配管クランプ111は有さない点である。配管クランプ111は、吊り下げ形のクランプであり、配管クランプ111のクランプ部材1のクランプ本体支持部4の上端部である建設機械への取付部16は折り曲げられている。この取付部16が建設機械の構造物の下面に取り付けられる。すなわち、配管クランプ111のクランプ部材1は、建設機械の構造物に直接取り付けられる。図18Bに示す比較例に係る配管クランプ155は、配管クランプ111と同様に吊り下げ形のクランプであり、そのクランプ部材54は上端部(取付部16)が折り曲げられている。配管クランプ155に突起部7は無い。
図19は、吊り下げ形の配管クランプのクランプ部材に突起部が有るか無いかの違いによる検証結果を示すグラフである。図19からわかるように、吊り下げ形の配管クランプ111であっても、そのクランプ部材1に突起部7を設けることで、振動の伝播を抑える効果が得られる。
前記した配管クランプ101等における突起部7は、板材が折り曲げられて形成されるものであるが、この突起部7は、折り曲げられて形成されるものに限定されるものではない。例えば、板材の小片を溶接するなどして曲がり形状の突起部7を形成してもよい。
2:クランプ取付用部材
3:クランプ本体部
4:クランプ本体支持部
4a:曲がり形状の突起部に隣接する配管固定部側の隣接部の面
5:配管固定部
6:取付部
7:曲がり形状の突起部
8:配管拘束部材
9:ボルト(棒状部材)
7b:配管固定部側の隣接部の面に平行な面
101:配管クランプ
Claims (6)
- 建設機械に配置される配管を支持する配管クランプであって、
配管固定部を有するクランプ本体部と、
前記クランプ本体部が延びる方向とは異なる方向に向かって前記クランプ本体部の端部から延びるクランプ本体支持部と、
前記配管固定部に配管を固定する配管固定手段と、
を備え、
前記クランプ本体部および前記クランプ本体支持部がいずれも表面が平らな板形状であり、
前記クランプ本体支持部のうちの建設機械への取付部と、前記クランプ本体部の前記配管固定部との間の部分に、少なくとも1箇所の曲がり形状の突起部が設けられており、
前記突起部が、前記突起部に隣接する前記配管固定部側の隣接部の平らな面、または前記突起部に隣接する前記取付部側の隣接部の平らな面に平行な平らな面を有し、
建設機械に取り付けられた状態において、前記クランプ本体部が水平方向に延びており、且つ前記クランプ本体支持部が上下方向に延びていることを特徴とする、配管クランプ。 - 請求項1に記載の配管クランプにおいて、
前記クランプ本体支持部に前記突起部が設けられていることを特徴とする、配管クランプ。 - 請求項1または2に記載の配管クランプにおいて、
前記突起部が、前記クランプ本体部の端部からの前記クランプ本体支持部が延びる方向と、前記クランプ本体部の端部からの前記クランプ本体部が延びる方向とのなす角度が拡がる方向に向かって凸とされていることを特徴とする、配管クランプ。 - 請求項1〜3のいずれかに記載の配管クランプにおいて、
前記突起部が1箇所のみ設けられていることを特徴とする、配管クランプ。 - 請求項1〜4のいずれかに記載の配管クランプにおいて、
前記配管固定手段は、
前記配管固定部との間に配管を挟み込むように配置される配管拘束部材と、
前記配管拘束部材を介して前記配管固定部に配管を押圧して固定する棒状部材と、
を備えることを特徴とする、配管クランプ。 - 請求項1〜5のいずれかに記載の配管クランプにおいて、
一方の端部が建設機械に固定され他方の端部が前記クランプ本体支持部の前記取付部に固定されるクランプ取付用部材をさらに備えることを特徴とする、配管クランプ。
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