JP2002294744A - 配管固定装置 - Google Patents
配管固定装置Info
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- JP2002294744A JP2002294744A JP2001100696A JP2001100696A JP2002294744A JP 2002294744 A JP2002294744 A JP 2002294744A JP 2001100696 A JP2001100696 A JP 2001100696A JP 2001100696 A JP2001100696 A JP 2001100696A JP 2002294744 A JP2002294744 A JP 2002294744A
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- Component Parts Of Construction Machinery (AREA)
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 配管同士を接続するときに精度よく芯合わせ
できるようにする。 【解決手段】 油圧配管24の途中部分には配管固定装
置31を装着し、この配管固定装置31の台座板32は
旋回フレーム9の台座板取付ビーム18に固着する。ま
た、台座板32にはボルト穴32Aを穿設すると共に押
え板33にはボルト挿通穴33Dを穿設する。そして、
締結ボルト34を押え板33のボルト挿通穴33Dに挿
通して台座板32のボルト穴32Aに螺着することによ
り、油圧配管24を台座板32と押え板33との間で挟
持した状態に固定する。また、押え板33のボルト挿通
穴33Dは上,下方向に延びる長穴として形成する。こ
れにより、ボルト挿通穴33Dに対する締結ボルト34
の挿通位置を上,下方向に調整して押え板33を台座板
32に対し上,下方向に移動し、油圧配管24をオイル
クーラ23の流入口23Aと芯合わせする。
できるようにする。 【解決手段】 油圧配管24の途中部分には配管固定装
置31を装着し、この配管固定装置31の台座板32は
旋回フレーム9の台座板取付ビーム18に固着する。ま
た、台座板32にはボルト穴32Aを穿設すると共に押
え板33にはボルト挿通穴33Dを穿設する。そして、
締結ボルト34を押え板33のボルト挿通穴33Dに挿
通して台座板32のボルト穴32Aに螺着することによ
り、油圧配管24を台座板32と押え板33との間で挟
持した状態に固定する。また、押え板33のボルト挿通
穴33Dは上,下方向に延びる長穴として形成する。こ
れにより、ボルト挿通穴33Dに対する締結ボルト34
の挿通位置を上,下方向に調整して押え板33を台座板
32に対し上,下方向に移動し、油圧配管24をオイル
クーラ23の流入口23Aと芯合わせする。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば建設機械等
に油圧配管等を固定するのに好適に用いられる配管固定
装置に関する。
に油圧配管等を固定するのに好適に用いられる配管固定
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、油圧ショベル等の建設機械は、
下部走行体と、該下部走行体上に旋回可能に設けられた
上部旋回体と、該上部旋回体の前側に設けられた作業装
置とによって構成されている。
下部走行体と、該下部走行体上に旋回可能に設けられた
上部旋回体と、該上部旋回体の前側に設けられた作業装
置とによって構成されている。
【0003】ここで、建設機械の上部旋回体は、前側に
作業装置が取付けられる旋回フレームと、該旋回フレー
ム上に搭載されたエンジンと、該エンジンに設けられた
油圧ポンプと、旋回フレーム上に搭載され複数の制御弁
等を連ねてなるコントロールバルブとを備えている。ま
た、旋回フレーム上にはエンジンの近傍に位置してオイ
ルクーラ等の熱交換器が配設されている。
作業装置が取付けられる旋回フレームと、該旋回フレー
ム上に搭載されたエンジンと、該エンジンに設けられた
油圧ポンプと、旋回フレーム上に搭載され複数の制御弁
等を連ねてなるコントロールバルブとを備えている。ま
た、旋回フレーム上にはエンジンの近傍に位置してオイ
ルクーラ等の熱交換器が配設されている。
【0004】また、油圧ショベルの作動時には、油圧ポ
ンプからの圧油を作業装置の油圧アクチュエータ等に給
排することにより、作業装置等を作動するようにしてい
る。また、このように油圧ポンプから油圧アクチュエー
タ内に給排された作動油のうち、油圧アクチュエータを
流れた後の作動油は高温となっているからオイルクーラ
に流れ、冷却される。
ンプからの圧油を作業装置の油圧アクチュエータ等に給
排することにより、作業装置等を作動するようにしてい
る。また、このように油圧ポンプから油圧アクチュエー
タ内に給排された作動油のうち、油圧アクチュエータを
流れた後の作動油は高温となっているからオイルクーラ
に流れ、冷却される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述した従
来技術では、コントロールバルブとオイルクーラとの間
を製作上等の理由により例えば図15に示す2本の配管
101,102を用いて接続している。即ち、一方の配
管101をコントロールバルブに接続すると共に、他方
の配管102をオイルクーラに接続し、これら各配管1
01,102を継手103を介して互いに接続してい
る。また、例えば一方の配管101が継手103から抜
けるのを防止するため、配管101を固定具(図示せ
ず)を用いて旋回フレームに固定し、位置決めしてい
る。
来技術では、コントロールバルブとオイルクーラとの間
を製作上等の理由により例えば図15に示す2本の配管
101,102を用いて接続している。即ち、一方の配
管101をコントロールバルブに接続すると共に、他方
の配管102をオイルクーラに接続し、これら各配管1
01,102を継手103を介して互いに接続してい
る。また、例えば一方の配管101が継手103から抜
けるのを防止するため、配管101を固定具(図示せ
ず)を用いて旋回フレームに固定し、位置決めしてい
る。
【0006】一方、図15に示すように配管101と配
管102を接続するときの配管芯ずれ許容度θは、規定
により±4度程度の範囲内に設定されている。しかし、
従来技術にあっては、オイルクーラをラジエータに一体
に組付けた状態で、このラジエータを旋回フレームに組
付ける構成としているから、ラジエータを旋回フレーム
に組付けたときの組付誤差、オイルクーラをラジエータ
に組付けたときの組付誤差等に起因して、オイルクーラ
側の配管102とコントロールバルブ側の配管101と
を精度よく芯合わせできなくなり、前述した配管芯ズレ
許容度θが±4度の範囲を越えることがある。
管102を接続するときの配管芯ずれ許容度θは、規定
により±4度程度の範囲内に設定されている。しかし、
従来技術にあっては、オイルクーラをラジエータに一体
に組付けた状態で、このラジエータを旋回フレームに組
付ける構成としているから、ラジエータを旋回フレーム
に組付けたときの組付誤差、オイルクーラをラジエータ
に組付けたときの組付誤差等に起因して、オイルクーラ
側の配管102とコントロールバルブ側の配管101と
を精度よく芯合わせできなくなり、前述した配管芯ズレ
許容度θが±4度の範囲を越えることがある。
【0007】また、旋回フレーム自体の製作誤差等に起
因して旋回フレームに取付けられる固定具にも位置ずれ
が生じることがあり、このような固定具の位置ずれによ
っても各配管101,102同士の芯合わせを精度よく
行うことができず、配管芯ずれ許容度θが±4度の範囲
を越えることがある。
因して旋回フレームに取付けられる固定具にも位置ずれ
が生じることがあり、このような固定具の位置ずれによ
っても各配管101,102同士の芯合わせを精度よく
行うことができず、配管芯ずれ許容度θが±4度の範囲
を越えることがある。
【0008】そして、このように各配管101,102
同士を芯が合わない状態で互いに接続すると、配管10
1,102の間の継手103から油漏れが生じる原因に
なるという問題がある。また、ラジエータ用の取付ボル
ト、オイルクーラ用の取付ボルトを緩めることによって
各配管101,102同士の芯ずれを若干は調整できる
ものの、このような調整作業には多大な時間と労力を要
するという問題がある。
同士を芯が合わない状態で互いに接続すると、配管10
1,102の間の継手103から油漏れが生じる原因に
なるという問題がある。また、ラジエータ用の取付ボル
ト、オイルクーラ用の取付ボルトを緩めることによって
各配管101,102同士の芯ずれを若干は調整できる
ものの、このような調整作業には多大な時間と労力を要
するという問題がある。
【0009】本発明は、上述した従来技術の問題に鑑み
てなされたもので、本発明の目的は、配管同士を接続す
るときに配管の位置調整を容易に行うことができ、配管
同士を精度よく芯合わせできるようにした配管固定装置
を提供することにある。
てなされたもので、本発明の目的は、配管同士を接続す
るときに配管の位置調整を容易に行うことができ、配管
同士を精度よく芯合わせできるようにした配管固定装置
を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】上述した課題を解決する
ために、請求項1の発明による配管固定装置は、配管を
固定すべき相手方部材に取付けられボルト穴が形成され
た台座と、該台座との間で前記配管を挟込むための湾曲
部を有し該湾曲部を外してボルト挿通穴が穿設された押
え板と、該押え板のボルト挿通穴内に挿通され前記台座
のボルト穴に締結されることにより該押え板と前記台座
との間で配管を挟持した状態に固定する締結ボルトとを
備え、前記押え板のボルト挿通穴は、該ボルト挿通穴内
に挿通される前記締結ボルトの挿通位置を可変に調整す
るため長穴として形成する構成としている。
ために、請求項1の発明による配管固定装置は、配管を
固定すべき相手方部材に取付けられボルト穴が形成され
た台座と、該台座との間で前記配管を挟込むための湾曲
部を有し該湾曲部を外してボルト挿通穴が穿設された押
え板と、該押え板のボルト挿通穴内に挿通され前記台座
のボルト穴に締結されることにより該押え板と前記台座
との間で配管を挟持した状態に固定する締結ボルトとを
備え、前記押え板のボルト挿通穴は、該ボルト挿通穴内
に挿通される前記締結ボルトの挿通位置を可変に調整す
るため長穴として形成する構成としている。
【0011】このように構成したことにより、締結ボル
トを押え板のボルト挿通穴に挿通して台座のボルト穴に
締結することにより配管を台座と押え板の湾曲部との間
で挟持した状態に固定することができる。また、押え板
のボルト挿通穴は長穴として形成したから、ボルト挿通
穴に挿通される締結ボルトの挿通位置を変更することに
より、台座と押え板の湾曲部との間で挟持される配管の
位置調整を行うことができる。
トを押え板のボルト挿通穴に挿通して台座のボルト穴に
締結することにより配管を台座と押え板の湾曲部との間
で挟持した状態に固定することができる。また、押え板
のボルト挿通穴は長穴として形成したから、ボルト挿通
穴に挿通される締結ボルトの挿通位置を変更することに
より、台座と押え板の湾曲部との間で挟持される配管の
位置調整を行うことができる。
【0012】また、請求項2の発明による配管固定装置
は、配管を固定すべき相手方部材に取付けられボルト挿
通穴が穿設された台座と、該台座との間で前記配管を挟
込むための湾曲部を有し該湾曲部を外してボルト穴が穿
設された押え板と、前記台座のボルト挿通穴内に挿通さ
れ該押え板のボルト穴に締結されることにより該押え板
と前記台座との間で配管を挟持した状態に固定する締結
ボルトとを備え、前記台座のボルト挿通穴は、該ボルト
挿通穴内に挿通される前記締結ボルトの挿通位置を可変
に調整するため長穴として形成する構成としている。
は、配管を固定すべき相手方部材に取付けられボルト挿
通穴が穿設された台座と、該台座との間で前記配管を挟
込むための湾曲部を有し該湾曲部を外してボルト穴が穿
設された押え板と、前記台座のボルト挿通穴内に挿通さ
れ該押え板のボルト穴に締結されることにより該押え板
と前記台座との間で配管を挟持した状態に固定する締結
ボルトとを備え、前記台座のボルト挿通穴は、該ボルト
挿通穴内に挿通される前記締結ボルトの挿通位置を可変
に調整するため長穴として形成する構成としている。
【0013】このように構成したことにより、締結ボル
トを台座のボルト挿通穴に挿通して押え板のボルト穴に
締結することにより配管を台座と押え板の湾曲部との間
で挟持した状態に固定することができる。また、台座の
ボルト挿通穴は長穴として形成したから、ボルト挿通穴
に挿通される締結ボルトの挿通位置を変更することによ
り、台座と押え板の湾曲部との間で挟持される配管の位
置調整を行うことができる。
トを台座のボルト挿通穴に挿通して押え板のボルト穴に
締結することにより配管を台座と押え板の湾曲部との間
で挟持した状態に固定することができる。また、台座の
ボルト挿通穴は長穴として形成したから、ボルト挿通穴
に挿通される締結ボルトの挿通位置を変更することによ
り、台座と押え板の湾曲部との間で挟持される配管の位
置調整を行うことができる。
【0014】また、請求項3の発明による配管固定装置
は、配管を固定すべき相手方部材に取付けられボルト挿
通穴が穿設された台座と、前記配管の外周側に固着され
ボルト穴が穿設された腕部材と、前記台座のボルト挿通
穴内に挿通され該腕部材のボルト穴に締結されることに
より該腕部材を台座に固定する締結ボルトとを備え、前
記台座のボルト挿通穴は、該ボルト挿通穴内に挿通され
る前記締結ボルトの挿通位置を可変に調整するため長穴
として形成する構成としている。
は、配管を固定すべき相手方部材に取付けられボルト挿
通穴が穿設された台座と、前記配管の外周側に固着され
ボルト穴が穿設された腕部材と、前記台座のボルト挿通
穴内に挿通され該腕部材のボルト穴に締結されることに
より該腕部材を台座に固定する締結ボルトとを備え、前
記台座のボルト挿通穴は、該ボルト挿通穴内に挿通され
る前記締結ボルトの挿通位置を可変に調整するため長穴
として形成する構成としている。
【0015】このように構成したことにより、締結ボル
トを台座のボルト挿通穴に挿通して腕部材のボルト穴に
締結することにより腕部部材に固着された配管を相手側
部材に取付けられた台座に固定することができる。ま
た、台座のボルト挿通穴は長穴として形成したから、ボ
ルト挿通穴に挿通される締結ボルトの挿通位置を変更す
ることにより、腕部材に固着される配管の位置調整を行
うことができる。
トを台座のボルト挿通穴に挿通して腕部材のボルト穴に
締結することにより腕部部材に固着された配管を相手側
部材に取付けられた台座に固定することができる。ま
た、台座のボルト挿通穴は長穴として形成したから、ボ
ルト挿通穴に挿通される締結ボルトの挿通位置を変更す
ることにより、腕部材に固着される配管の位置調整を行
うことができる。
【0016】さらに、請求項4の発明は、台座は相手方
部材に対して前,後方向または左,右方向に位置調整可
能に取付ける構成としている。このように構成したこと
により、相手方部材に対する台座の位置調整を前,後方
向または左,右方向で行うことができる。
部材に対して前,後方向または左,右方向に位置調整可
能に取付ける構成としている。このように構成したこと
により、相手方部材に対する台座の位置調整を前,後方
向または左,右方向で行うことができる。
【0017】さらに、請求項5の発明は、相手方部材は
建設機械の旋回フレームにより構成し、配管は建設機械
の油圧配管により構成している。このように構成したこ
とにより、例えば建設機械のオイルクーラに油圧配管を
接続するときには、油圧配管を当該配管固定装置により
相手方部材となる旋回フレームに安定して固定すること
ができる。また、配管固定装置により油圧配管を旋回フ
レームに対して位置調整することにより、この油圧配管
をオイルクーラの配管取付口に容易に芯合わせして取付
けることができる。
建設機械の旋回フレームにより構成し、配管は建設機械
の油圧配管により構成している。このように構成したこ
とにより、例えば建設機械のオイルクーラに油圧配管を
接続するときには、油圧配管を当該配管固定装置により
相手方部材となる旋回フレームに安定して固定すること
ができる。また、配管固定装置により油圧配管を旋回フ
レームに対して位置調整することにより、この油圧配管
をオイルクーラの配管取付口に容易に芯合わせして取付
けることができる。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態による
配管固定装置を油圧ショベルに適用した場合を例に挙
げ、添付図面に従って詳細に説明する。
配管固定装置を油圧ショベルに適用した場合を例に挙
げ、添付図面に従って詳細に説明する。
【0019】ここで、図1ないし図8は本発明の第1の
実施の形態を示し、1は油圧ショベルの下部走行体、2
は該下部走行体1上に旋回可能に設けられた上部旋回体
で、該上部旋回体2の前部側には作業装置3が俯仰動可
能に設けられている。
実施の形態を示し、1は油圧ショベルの下部走行体、2
は該下部走行体1上に旋回可能に設けられた上部旋回体
で、該上部旋回体2の前部側には作業装置3が俯仰動可
能に設けられている。
【0020】また、上部旋回体2は、後述の旋回フレー
ム9を有し、該旋回フレーム9上には、運転室を画成す
るキャブ4と、キャブ4の後側に位置して後述のエンジ
ン19、油圧ポンプ20等を収容した建屋カバー5と、
該建屋カバー5の前部右側に位置した作動油タンク6
と、該作動油タンク6の前側に位置した燃料タンク7
と、建屋カバー5の後側に位置したカウンタウエイト8
とが設けられている。
ム9を有し、該旋回フレーム9上には、運転室を画成す
るキャブ4と、キャブ4の後側に位置して後述のエンジ
ン19、油圧ポンプ20等を収容した建屋カバー5と、
該建屋カバー5の前部右側に位置した作動油タンク6
と、該作動油タンク6の前側に位置した燃料タンク7
と、建屋カバー5の後側に位置したカウンタウエイト8
とが設けられている。
【0021】9は上部旋回体2のベースをなす相手方部
材となる旋回フレームで、該旋回フレーム9は、図3、
図4に示す如く、厚肉な鋼板等からなる底板10と、該
底板10上に前,後方向に伸長して立設された左,右の
縦板11,11と、該左側の縦板11から左方に張出し
た張出しビーム12A,12B,12Cと、右側の縦板
11から右方に張出した張出しビーム13A,13B,
13Cと、前記張出しビーム12A,12B,12Cの
先端部に前,後方向に伸長して設けられた左サイドフレ
ーム14と、前記張出しビーム13A,13B,13C
の先端部に前,後方向に伸長して設けられた右サイドフ
レーム15とによって大略構成されている。
材となる旋回フレームで、該旋回フレーム9は、図3、
図4に示す如く、厚肉な鋼板等からなる底板10と、該
底板10上に前,後方向に伸長して立設された左,右の
縦板11,11と、該左側の縦板11から左方に張出し
た張出しビーム12A,12B,12Cと、右側の縦板
11から右方に張出した張出しビーム13A,13B,
13Cと、前記張出しビーム12A,12B,12Cの
先端部に前,後方向に伸長して設けられた左サイドフレ
ーム14と、前記張出しビーム13A,13B,13C
の先端部に前,後方向に伸長して設けられた右サイドフ
レーム15とによって大略構成されている。
【0022】また、左側の縦板11の後端部と左サイド
フレーム14の後端部との間には左後部プレート16が
設けられると共に、右側の縦板11の後端部と右サイド
フレーム15の後端部との間には右後部プレート17が
設けられている。さらに、旋回フレーム9の張出しビー
ム12Cと左後部プレート16には、両者間を前,後方
向に延び、上板部18A、側板部18B等を有した台座
板取付ビーム18が固着して設けられ、該台座板取付ビ
ーム18には後述の台座板32が取付けられている。
フレーム14の後端部との間には左後部プレート16が
設けられると共に、右側の縦板11の後端部と右サイド
フレーム15の後端部との間には右後部プレート17が
設けられている。さらに、旋回フレーム9の張出しビー
ム12Cと左後部プレート16には、両者間を前,後方
向に延び、上板部18A、側板部18B等を有した台座
板取付ビーム18が固着して設けられ、該台座板取付ビ
ーム18には後述の台座板32が取付けられている。
【0023】19はカウンタウエイト8の前側に位置し
て旋回フレーム9の後部側に設けられたエンジンで、該
エンジン19は、左,右方向に延在する横置き状態で旋
回フレーム9上に搭載されている。また、エンジン19
の右側には複数個の油圧ポンプ20が取付けられ、該油
圧ポンプ20は、配管(図示せず)を介して作動油タン
ク6と、後述のコントロールバルブ21とに接続されて
いる。そして、油圧ポンプ20は、エンジン19によっ
て駆動されることにより、作動油タンク6から供給され
た作動油を加圧して圧油とし、この圧油をコントロール
バルブ21に供給するものである。
て旋回フレーム9の後部側に設けられたエンジンで、該
エンジン19は、左,右方向に延在する横置き状態で旋
回フレーム9上に搭載されている。また、エンジン19
の右側には複数個の油圧ポンプ20が取付けられ、該油
圧ポンプ20は、配管(図示せず)を介して作動油タン
ク6と、後述のコントロールバルブ21とに接続されて
いる。そして、油圧ポンプ20は、エンジン19によっ
て駆動されることにより、作動油タンク6から供給され
た作動油を加圧して圧油とし、この圧油をコントロール
バルブ21に供給するものである。
【0024】21は旋回フレーム9の各縦板11間に位
置して底板10上に搭載されたコントロールバルブで、
該コントロールバルブ21は、多数個の制御弁、パイロ
ット弁等の集合体として構成されている。そして、コン
トロールバルブ21は、油圧ポンプ20から作業装置3
の各アクチュエータ等に給排される圧油の給排方向を、
操作レバー(図示せず)等の操作に応じて制御すること
により、これらアクチュエータ等を作動するものであ
る。
置して底板10上に搭載されたコントロールバルブで、
該コントロールバルブ21は、多数個の制御弁、パイロ
ット弁等の集合体として構成されている。そして、コン
トロールバルブ21は、油圧ポンプ20から作業装置3
の各アクチュエータ等に給排される圧油の給排方向を、
操作レバー(図示せず)等の操作に応じて制御すること
により、これらアクチュエータ等を作動するものであ
る。
【0025】22はエンジン19の左側に位置して旋回
フレーム9上に設けられたラジエータ、23はラジエー
タ22の右側に配設されたオイルクーラで、該オイルク
ーラ23は、ラジエータ22側に一体に取付けられてい
る。
フレーム9上に設けられたラジエータ、23はラジエー
タ22の右側に配設されたオイルクーラで、該オイルク
ーラ23は、ラジエータ22側に一体に取付けられてい
る。
【0026】そして、オイルクーラ23は、後述の油圧
配管24が接続される流入口23Aを有し、作業装置3
のアクチュエータ等から戻されて高温となったコントロ
ールバルブ21からの作動油を油圧配管24を通じて流
入口23Aからオイルクーラ23内に流入させ、この作
動油をオイルクーラ23内で冷却するものである。ま
た、オイルクーラ23内を流れて冷却された作動油は流
出口23Bから配管(図示せず)を介して作動油タンク
6に戻される。
配管24が接続される流入口23Aを有し、作業装置3
のアクチュエータ等から戻されて高温となったコントロ
ールバルブ21からの作動油を油圧配管24を通じて流
入口23Aからオイルクーラ23内に流入させ、この作
動油をオイルクーラ23内で冷却するものである。ま
た、オイルクーラ23内を流れて冷却された作動油は流
出口23Bから配管(図示せず)を介して作動油タンク
6に戻される。
【0027】24はコントロールバルブ21とオイルク
ーラ23との間を接続する油圧配管で、該油圧配管24
は、流入側となる一端側(図示せず)がコントロールバ
ルブ21に接続されている。また、油圧配管24は、流
出側となる他端側が2個のクランプ25A,25Aを用
いた継手25を介してオイルクーラ23の流入口23A
に接続され、コントロールバルブ21からの戻り油とな
る高温の作動油をオイルクーラ23内に流入させるもの
である。
ーラ23との間を接続する油圧配管で、該油圧配管24
は、流入側となる一端側(図示せず)がコントロールバ
ルブ21に接続されている。また、油圧配管24は、流
出側となる他端側が2個のクランプ25A,25Aを用
いた継手25を介してオイルクーラ23の流入口23A
に接続され、コントロールバルブ21からの戻り油とな
る高温の作動油をオイルクーラ23内に流入させるもの
である。
【0028】なお、26はオイルクーラ23に接して設
けられたインタクーラで、該インタクーラ26は、エン
ジン19の過給機(図示せず)によって吸入した空気を
冷却するものである。
けられたインタクーラで、該インタクーラ26は、エン
ジン19の過給機(図示せず)によって吸入した空気を
冷却するものである。
【0029】31は油圧配管24を相手方部材となる旋
回フレーム9に固定するための配管固定装置で、該配管
固定装置31は、後述の台座板32、押え板33および
締結ボルト34等により構成されている。
回フレーム9に固定するための配管固定装置で、該配管
固定装置31は、後述の台座板32、押え板33および
締結ボルト34等により構成されている。
【0030】32は旋回フレーム9の台座板取付ビーム
18に固着して設けられた台座板で、該台座板32は、
略長方形状の金属板を用いて形成されている。そして、
台座板32は、上,下方向に配置され、その下端側は旋
回フレーム9を構成する台座板取付ビーム18の側板部
18Bに溶接して取付けられている。また、台座板32
には、その上,下の長さ方向のほぼ中間位置にボルト穴
32Aが穿設されている。
18に固着して設けられた台座板で、該台座板32は、
略長方形状の金属板を用いて形成されている。そして、
台座板32は、上,下方向に配置され、その下端側は旋
回フレーム9を構成する台座板取付ビーム18の側板部
18Bに溶接して取付けられている。また、台座板32
には、その上,下の長さ方向のほぼ中間位置にボルト穴
32Aが穿設されている。
【0031】33は台座板32に着脱可能に設けられた
押え板で、該押え板33は、略長方形状の金属板にプレ
ス加工等を施すことにより図7、図8に示す如く形成さ
れている。そして、押え板33は、油圧配管24の外径
と対応した曲率をもって円弧状に湾曲した湾曲部33A
と、該湾曲部33Aから下向きに延設された延設部33
Bと、該延設部33Bから略L字状に屈曲してほぼ水平
方向に延び先端が台座板32に当接した屈曲部33Cと
によって構成されている。
押え板で、該押え板33は、略長方形状の金属板にプレ
ス加工等を施すことにより図7、図8に示す如く形成さ
れている。そして、押え板33は、油圧配管24の外径
と対応した曲率をもって円弧状に湾曲した湾曲部33A
と、該湾曲部33Aから下向きに延設された延設部33
Bと、該延設部33Bから略L字状に屈曲してほぼ水平
方向に延び先端が台座板32に当接した屈曲部33Cと
によって構成されている。
【0032】ここで、押え板33のうち湾曲部33Aを
外した部位である延設部33Bには、ボルト穴32Aと
対向する位置に後述の締結ボルト34が挿通されるボル
ト挿通穴33Dが穿設されている。そして、このボルト
挿通穴33Dは上,下方向に長円形状(楕円形状)をな
して延びる長穴として形成されている。このため、押え
板33のボルト挿通穴33D内に挿通される締結ボルト
34の挿通位置を上,下方向に調整することにより、台
座板32に取付けられる押さえ板33は、図7中に示す
矢印の如く上,下方向に移動することができる。
外した部位である延設部33Bには、ボルト穴32Aと
対向する位置に後述の締結ボルト34が挿通されるボル
ト挿通穴33Dが穿設されている。そして、このボルト
挿通穴33Dは上,下方向に長円形状(楕円形状)をな
して延びる長穴として形成されている。このため、押え
板33のボルト挿通穴33D内に挿通される締結ボルト
34の挿通位置を上,下方向に調整することにより、台
座板32に取付けられる押さえ板33は、図7中に示す
矢印の如く上,下方向に移動することができる。
【0033】34は台座板32に締結された締結ボルト
で、該締結ボルト34は、ワッシャ35を介して押え板
33のボルト挿通穴33D内に挿通されている。そし
て、締結ボルト34は台座板32のボルト穴32Aに締
結されることにより、台座板32と押え板33の湾曲部
33Aとの間で油圧配管24を挟持した状態で固定する
ものである。
で、該締結ボルト34は、ワッシャ35を介して押え板
33のボルト挿通穴33D内に挿通されている。そし
て、締結ボルト34は台座板32のボルト穴32Aに締
結されることにより、台座板32と押え板33の湾曲部
33Aとの間で油圧配管24を挟持した状態で固定する
ものである。
【0034】本実施の形態による油圧ショベルは、上述
の如き構成を有するもので、まず、エンジン19を駆動
すると、このエンジン19に取付けられた油圧ポンプ2
0から圧油が吐出され、この圧油はコントロールバルブ
21に供給される。そして、コントロールバルブ21
は、キャブ4内の操作レバー等の操作に応じ、油圧ポン
プ20から供給される圧油を、下部走行体1の走行用油
圧モータ(図示せず)に給排し、下部走行体1を走行た
せたり、作業装置3のアクチュエータに給排し、作業装
置3を動作して掘削作業を行ったりする。
の如き構成を有するもので、まず、エンジン19を駆動
すると、このエンジン19に取付けられた油圧ポンプ2
0から圧油が吐出され、この圧油はコントロールバルブ
21に供給される。そして、コントロールバルブ21
は、キャブ4内の操作レバー等の操作に応じ、油圧ポン
プ20から供給される圧油を、下部走行体1の走行用油
圧モータ(図示せず)に給排し、下部走行体1を走行た
せたり、作業装置3のアクチュエータに給排し、作業装
置3を動作して掘削作業を行ったりする。
【0035】そして、このように下部走行体1の走行用
油圧モータ、作業装置3のアクチュエータ等から戻され
て高温となった油液は、油圧配管24を通じてオイルク
ーラ23内を循環流通して冷却され、オイルクーラ23
から作動油タンク6に戻される。
油圧モータ、作業装置3のアクチュエータ等から戻され
て高温となった油液は、油圧配管24を通じてオイルク
ーラ23内を循環流通して冷却され、オイルクーラ23
から作動油タンク6に戻される。
【0036】ここで、本実施の形態では、コントロール
バルブ21とオイルクーラ23との間に接続される油圧
配管24を、配管固定装置31を用いて旋回フレーム9
に固定して取付けている。そして、この配管固定装置3
1は締結ボルト34により台座板32と押え板33との
間で油圧配管24を挟持した状態に保持すると共に、締
結ボルト34が挿通される押え板33のボルト挿通穴3
3Dを上,下方向に延びる長穴として形成する構成とし
ている。
バルブ21とオイルクーラ23との間に接続される油圧
配管24を、配管固定装置31を用いて旋回フレーム9
に固定して取付けている。そして、この配管固定装置3
1は締結ボルト34により台座板32と押え板33との
間で油圧配管24を挟持した状態に保持すると共に、締
結ボルト34が挿通される押え板33のボルト挿通穴3
3Dを上,下方向に延びる長穴として形成する構成とし
ている。
【0037】このため、油圧配管24を継手25を介し
てオイルクーラ23の流入口23Aと接続するときに、
油圧配管24と流入口23Aとの軸心が不一致となって
芯ずれが生じたときには、締結ボルト34を緩めて押え
板33をボルト挿通穴33Dを介して上,下に位置調整
することができる。
てオイルクーラ23の流入口23Aと接続するときに、
油圧配管24と流入口23Aとの軸心が不一致となって
芯ずれが生じたときには、締結ボルト34を緩めて押え
板33をボルト挿通穴33Dを介して上,下に位置調整
することができる。
【0038】これにより、油圧配管24をオイルクーラ
23の流入口23Aに対して精度よく芯合わせすること
ができ、油圧配管24と流入口23Aとの間の継手25
から油漏れが生じるのを防止することができると共に、
油圧配管24の接続作業を円滑に行うことができ、接続
作業時の作業性等を高めることができる。
23の流入口23Aに対して精度よく芯合わせすること
ができ、油圧配管24と流入口23Aとの間の継手25
から油漏れが生じるのを防止することができると共に、
油圧配管24の接続作業を円滑に行うことができ、接続
作業時の作業性等を高めることができる。
【0039】次に、図9および図10は本発明の第2の
実施の形態を示し、本実施の形態の特徴は、台座板には
締結ボルトが挿通されるボルト挿通穴を設け、押え板に
は締結ボルトが締結されるボルト穴としてのナットを設
ける構成としたことにある。
実施の形態を示し、本実施の形態の特徴は、台座板には
締結ボルトが挿通されるボルト挿通穴を設け、押え板に
は締結ボルトが締結されるボルト穴としてのナットを設
ける構成としたことにある。
【0040】なお、本実施の形態では、第1の実施の形
態と同一の構成要素に同一の符号を付し、その説明を省
略するものとする。
態と同一の構成要素に同一の符号を付し、その説明を省
略するものとする。
【0041】41は本実施の形態に係る配管固定装置
で、該配管固定装置41は、後述の台座板42、押え板
43および締結ボルト45によって大略構成されてい
る。
で、該配管固定装置41は、後述の台座板42、押え板
43および締結ボルト45によって大略構成されてい
る。
【0042】42は旋回フレーム9の台座板取付ビーム
18に固着して設けられた本実施の形態に用いる台座板
で、該台座板42は、第1の実施の形態で述べた台座板
32とほぼ同様に略長方形状の金属板を用いて形成され
ている。
18に固着して設けられた本実施の形態に用いる台座板
で、該台座板42は、第1の実施の形態で述べた台座板
32とほぼ同様に略長方形状の金属板を用いて形成され
ている。
【0043】しかし、この台座板42にはボルト挿通穴
42Aが穿設され、該ボルト挿通穴42Aは、上,下方
向に延びる長円形状をなした長穴として形成されている
点で、第1の実施の形態のものとは異なっている。
42Aが穿設され、該ボルト挿通穴42Aは、上,下方
向に延びる長円形状をなした長穴として形成されている
点で、第1の実施の形態のものとは異なっている。
【0044】43は台座板42に着脱可能に設けられた
本実施の形態に用いる押え板で、該押え板43は、第1
の実施の形態で述べた押え板33とほぼ同様に、湾曲部
43A、延設部43Bおよび屈曲部43Cによって構成
されている。
本実施の形態に用いる押え板で、該押え板43は、第1
の実施の形態で述べた押え板33とほぼ同様に、湾曲部
43A、延設部43Bおよび屈曲部43Cによって構成
されている。
【0045】しかし、押え板43のうち湾曲部43Aを
外した部位である延設部43Bにはボルト挿通穴42A
と対向する位置に貫通孔43Dが穿設され、この貫通孔
43Dの外縁部にはボルト穴となるナット44が溶接さ
れている点で、第1の実施の形態のものとは異なってい
る。
外した部位である延設部43Bにはボルト挿通穴42A
と対向する位置に貫通孔43Dが穿設され、この貫通孔
43Dの外縁部にはボルト穴となるナット44が溶接さ
れている点で、第1の実施の形態のものとは異なってい
る。
【0046】45は本実施の形態に用いる締結ボルト
で、該締結ボルト45は、ワッシャ46を介して台座板
42のボルト挿通穴42A内に挿通され、この状態で押
え板43に設けたナット44に締結されている。
で、該締結ボルト45は、ワッシャ46を介して台座板
42のボルト挿通穴42A内に挿通され、この状態で押
え板43に設けたナット44に締結されている。
【0047】かくして、このように構成される本実施の
形態でも、第1の実施の形態とほぼ同様の作用効果を得
ることができる。特に、本実施の形態では、押え板43
にナット44を固着する構成としたので、押え板43に
ボルト穴を加工する手間を省くことができ、押え板43
の加工性を高めることができる。
形態でも、第1の実施の形態とほぼ同様の作用効果を得
ることができる。特に、本実施の形態では、押え板43
にナット44を固着する構成としたので、押え板43に
ボルト穴を加工する手間を省くことができ、押え板43
の加工性を高めることができる。
【0048】次に、図11および図13は本発明の第3
の実施の形態を示し、本実施の形態の特徴は、台座板を
旋回フレームに対し左,右方向に移動可能に取付ける構
成としたことにある。なお、本実施の形態では、第1の
実施の形態と同一の構成要素に同一の符号を付し、その
説明を省略するものとする。
の実施の形態を示し、本実施の形態の特徴は、台座板を
旋回フレームに対し左,右方向に移動可能に取付ける構
成としたことにある。なお、本実施の形態では、第1の
実施の形態と同一の構成要素に同一の符号を付し、その
説明を省略するものとする。
【0049】51は本実施の形態に係る配管固定装置
で、該配管固定装置51は、後述の台座板52、第1の
締結ボルト53、押え板56および第2の締結ボルト5
8によって大略構成されている。
で、該配管固定装置51は、後述の台座板52、第1の
締結ボルト53、押え板56および第2の締結ボルト5
8によって大略構成されている。
【0050】52は旋回フレーム9の台座板取付ビーム
18に着脱可能に設けられた本実施の形態に用いる台座
板で、該台座板52は、上,下方向に延びた垂直板部5
2Aと、該垂直板部52Aの下端側から略L字状に屈曲
して左,右方向に延び、旋回フレーム9を構成する台座
板取付ビーム18の上板部18Aに当接した屈曲板部5
2Bとによって構成されている。
18に着脱可能に設けられた本実施の形態に用いる台座
板で、該台座板52は、上,下方向に延びた垂直板部5
2Aと、該垂直板部52Aの下端側から略L字状に屈曲
して左,右方向に延び、旋回フレーム9を構成する台座
板取付ビーム18の上板部18Aに当接した屈曲板部5
2Bとによって構成されている。
【0051】ここで、台座板52の垂直板部52Aには
図13に示すようにボルト挿通穴52Cが穿設され、該
ボルト挿通穴52Cは、上,下方向に延びる長円形状を
なした長穴として形成されている。また、台座板52の
屈曲板部52Bには図12に示すように他のボルト挿通
穴52Dが穿設され、該ボルト挿通穴52Dは、左,右
方向に延びる長円形状をなした長穴として形成されてい
る。なお、本実施の形態では、台座板取付ビーム18の
上板部18Aにはボルト挿通穴52Cと対向する位置に
ボルト挿通穴18Cが穿設されている。
図13に示すようにボルト挿通穴52Cが穿設され、該
ボルト挿通穴52Cは、上,下方向に延びる長円形状を
なした長穴として形成されている。また、台座板52の
屈曲板部52Bには図12に示すように他のボルト挿通
穴52Dが穿設され、該ボルト挿通穴52Dは、左,右
方向に延びる長円形状をなした長穴として形成されてい
る。なお、本実施の形態では、台座板取付ビーム18の
上板部18Aにはボルト挿通穴52Cと対向する位置に
ボルト挿通穴18Cが穿設されている。
【0052】そして、台座板52のボルト挿通穴52C
内には第1の締結ボルト53がワッシャ54を介して挿
通され、この締結ボルト53は旋回フレーム9の上板部
18A(台座板取付ビーム18)の下面で、ボルト挿通
穴18Cの位置に溶接されたボルト穴となるナット55
に締結されている。
内には第1の締結ボルト53がワッシャ54を介して挿
通され、この締結ボルト53は旋回フレーム9の上板部
18A(台座板取付ビーム18)の下面で、ボルト挿通
穴18Cの位置に溶接されたボルト穴となるナット55
に締結されている。
【0053】56は台座板52に着脱可能に設けられた
本実施の形態に用いる押え板で、該押え板56は、湾曲
部56A、延設部56Bおよび屈曲部56Cによって構
成されている。また、押え板56のうち湾曲部56Aを
外した部位である延設部56Bにはボルト挿通穴52D
と対向する位置に貫通孔56Dが穿設され、この貫通孔
56Dの外縁部には他のボルト穴となるナット57が溶
接されている。
本実施の形態に用いる押え板で、該押え板56は、湾曲
部56A、延設部56Bおよび屈曲部56Cによって構
成されている。また、押え板56のうち湾曲部56Aを
外した部位である延設部56Bにはボルト挿通穴52D
と対向する位置に貫通孔56Dが穿設され、この貫通孔
56Dの外縁部には他のボルト穴となるナット57が溶
接されている。
【0054】58は本実施の形態に用いる第2の締結ボ
ルトで、該締結ボルト58は、ワッシャ59を介して台
座板52のボルト挿通穴52C内に挿通され、この状態
で押え板56に設けたナット57に締結されている。
ルトで、該締結ボルト58は、ワッシャ59を介して台
座板52のボルト挿通穴52C内に挿通され、この状態
で押え板56に設けたナット57に締結されている。
【0055】かくして、このように構成される本実施の
形態でも、第1の実施の形態とほぼ同様の作用効果を得
ることができる。
形態でも、第1の実施の形態とほぼ同様の作用効果を得
ることができる。
【0056】しかし、本実施の形態では、台座板52に
は、締結ボルト58が挿通される長穴からなるボルト挿
通穴52Cに加えて、締結ボルト58が挿通される長穴
からなるボルト挿通穴52Dを追加して設ける構成とし
たので、これら2個のボルト挿通穴52C,52Dによ
り油圧配管24の位置調整を左,右方向と上,下方向の
2方向で行うことができ、油圧配管24をオイルクーラ
23の流入口23Aに対しさらに精度よく芯合わせする
ことができる。
は、締結ボルト58が挿通される長穴からなるボルト挿
通穴52Cに加えて、締結ボルト58が挿通される長穴
からなるボルト挿通穴52Dを追加して設ける構成とし
たので、これら2個のボルト挿通穴52C,52Dによ
り油圧配管24の位置調整を左,右方向と上,下方向の
2方向で行うことができ、油圧配管24をオイルクーラ
23の流入口23Aに対しさらに精度よく芯合わせする
ことができる。
【0057】次に、図14は本発明の第4の実施の形態
を示し、本実施の形態の特徴は、台座板を旋回フレーム
に対し左,右方向に移動可能に取付けると共に、油圧配
管には第1の実施の形態で述べた押え板に替えて腕部材
を設け、この腕部材を締結ボルトを用いて台座板に締結
する構成としたことにある。
を示し、本実施の形態の特徴は、台座板を旋回フレーム
に対し左,右方向に移動可能に取付けると共に、油圧配
管には第1の実施の形態で述べた押え板に替えて腕部材
を設け、この腕部材を締結ボルトを用いて台座板に締結
する構成としたことにある。
【0058】なお、本実施の形態では、第1の実施の形
態と同一の構成要素に同一の符号を付し、その説明を省
略するものとする。
態と同一の構成要素に同一の符号を付し、その説明を省
略するものとする。
【0059】61は本実施の形態に係る配管固定装置
で、該配管固定装置61は、後述の台座板62、第1の
締結ボルト63、腕部材66および第2の締結ボルト6
7によって大略構成されている。
で、該配管固定装置61は、後述の台座板62、第1の
締結ボルト63、腕部材66および第2の締結ボルト6
7によって大略構成されている。
【0060】62は旋回フレーム9の台座板取付ビーム
18に着脱可能に設けられた本実施の形態に用いる台座
板で、該台座板62は、垂直板部62Aと屈曲板部62
Bとを有している。そして、台座板62の垂直板部62
Aにはボルト挿通穴62Cが穿設され、該ボルト挿通穴
62Cは、上,下方向に延びる長円形状をなした長穴と
して形成されている。また、台座板62の屈曲板部62
Bには他のボルト挿通穴62Dが穿設され、該ボルト挿
通穴62Dは、左,右方向に延びる長円形状をなした長
穴として形成されている。なお、本実施の形態では、台
座板取付ビーム18の上板部18Aにはボルト挿通穴6
2Cと対向する位置にボルト挿通穴18Cが穿設されて
いる。
18に着脱可能に設けられた本実施の形態に用いる台座
板で、該台座板62は、垂直板部62Aと屈曲板部62
Bとを有している。そして、台座板62の垂直板部62
Aにはボルト挿通穴62Cが穿設され、該ボルト挿通穴
62Cは、上,下方向に延びる長円形状をなした長穴と
して形成されている。また、台座板62の屈曲板部62
Bには他のボルト挿通穴62Dが穿設され、該ボルト挿
通穴62Dは、左,右方向に延びる長円形状をなした長
穴として形成されている。なお、本実施の形態では、台
座板取付ビーム18の上板部18Aにはボルト挿通穴6
2Cと対向する位置にボルト挿通穴18Cが穿設されて
いる。
【0061】そして、台座板62のボルト挿通穴62D
内には第1の締結ボルト63がワッシャ64を介して挿
通され、この締結ボルト63は旋回フレーム9の上板部
18A(台座板取付ビーム18)の下面で、ボルト挿通
穴18Cの位置に溶接されたボルト穴となるナット65
に締結されている。
内には第1の締結ボルト63がワッシャ64を介して挿
通され、この締結ボルト63は旋回フレーム9の上板部
18A(台座板取付ビーム18)の下面で、ボルト挿通
穴18Cの位置に溶接されたボルト穴となるナット65
に締結されている。
【0062】66は油圧配管24の外周面に固着して設
けられた腕部材で、該腕部材66は、左,右方向に延び
るパイプ材として形成され、その基端側となる長さ方向
の一端側は凹湾曲面66Aとして形成され、油圧配管2
4の外周面に溶接されている。また、腕部材66の先端
側となる長さ方向の他端側は平坦面66Bとして形成さ
れ、台座板62の垂直板部62Aに当接している。そし
て、腕部材66の内周側にはボルト挿通穴62Dと対向
する位置にボルト穴66Cが形成されている。
けられた腕部材で、該腕部材66は、左,右方向に延び
るパイプ材として形成され、その基端側となる長さ方向
の一端側は凹湾曲面66Aとして形成され、油圧配管2
4の外周面に溶接されている。また、腕部材66の先端
側となる長さ方向の他端側は平坦面66Bとして形成さ
れ、台座板62の垂直板部62Aに当接している。そし
て、腕部材66の内周側にはボルト挿通穴62Dと対向
する位置にボルト穴66Cが形成されている。
【0063】67は本実施の形態に用いる第2の締結ボ
ルトで、該締結ボルト67は、ワッシャ68を介して台
座板62のボルト挿通穴62C内に挿通され、この状態
で油圧配管24に設けた腕部材66のボルト穴66Cに
締結されている。
ルトで、該締結ボルト67は、ワッシャ68を介して台
座板62のボルト挿通穴62C内に挿通され、この状態
で油圧配管24に設けた腕部材66のボルト穴66Cに
締結されている。
【0064】かくして、このように構成される本実施の
形態でも、台座板62に穿設した2個のボルト挿通穴を
それぞれ長穴として形成したので、油圧配管24の位置
調整を左,右方向と上,下方向の2方向で行うことがで
き、第3の実施の形態とほぼ同様の作用効果を得ること
ができる。
形態でも、台座板62に穿設した2個のボルト挿通穴を
それぞれ長穴として形成したので、油圧配管24の位置
調整を左,右方向と上,下方向の2方向で行うことがで
き、第3の実施の形態とほぼ同様の作用効果を得ること
ができる。
【0065】なお、第3の実施の形態では、台座板を旋
回フレームに対し左,右方向に位置調整可能に取付ける
構成として述べたが、これに替えて、油圧配管の取付方
向に応じて、例えば台座板を旋回フレームに対し前,後
方向に位置調整可能に取付ける構成としてもよい。この
ことは第4の実施の形態についても同様である。
回フレームに対し左,右方向に位置調整可能に取付ける
構成として述べたが、これに替えて、油圧配管の取付方
向に応じて、例えば台座板を旋回フレームに対し前,後
方向に位置調整可能に取付ける構成としてもよい。この
ことは第4の実施の形態についても同様である。
【0066】また、各実施の形態では、配管固定装置を
コントロールバルブとオイルクーラとの間を接続する油
圧配管に用いる場合を例に挙げて説明したが、本発明は
これに限らず、配管固定装置を例えばオイルクーラとオ
イルタンクとの間を接続する油圧配管に用いる構成とし
てもよいし、ラジエータ等に接続される他の配管に適用
してもよい。
コントロールバルブとオイルクーラとの間を接続する油
圧配管に用いる場合を例に挙げて説明したが、本発明は
これに限らず、配管固定装置を例えばオイルクーラとオ
イルタンクとの間を接続する油圧配管に用いる構成とし
てもよいし、ラジエータ等に接続される他の配管に適用
してもよい。
【0067】さらに、各実施の形態では、建設機械とし
て油圧ショベルを例に挙げて説明したが、本発明はこれ
に限らず、油圧クレーン等の他の建設機械にも広く適用
できるものである。
て油圧ショベルを例に挙げて説明したが、本発明はこれ
に限らず、油圧クレーン等の他の建設機械にも広く適用
できるものである。
【0068】
【発明の効果】以上詳述した如く、請求項1の発明によ
れば、締結ボルトを押え板のボルト挿通穴内に挿通する
と共に、この締結ボルトを台座のボルト穴に締結するこ
とにより、台座と押え板の湾曲部との間で配管を挟持し
た状態に固定し、押え板のボルト挿通穴は、該ボルト挿
通穴内に挿通される締結ボルトの挿通位置を可変に調整
するため長穴として形成する構成としたので、ボルト挿
通穴に挿通される締結ボルトの挿通位置を変更すること
により、台座と押え板の湾曲部との間で挟持される配管
の位置調整を行うことができ、この配管を他の配管と接
続するときの芯合わせ作業を容易に行うことができ、作
業性を向上することができる。
れば、締結ボルトを押え板のボルト挿通穴内に挿通する
と共に、この締結ボルトを台座のボルト穴に締結するこ
とにより、台座と押え板の湾曲部との間で配管を挟持し
た状態に固定し、押え板のボルト挿通穴は、該ボルト挿
通穴内に挿通される締結ボルトの挿通位置を可変に調整
するため長穴として形成する構成としたので、ボルト挿
通穴に挿通される締結ボルトの挿通位置を変更すること
により、台座と押え板の湾曲部との間で挟持される配管
の位置調整を行うことができ、この配管を他の配管と接
続するときの芯合わせ作業を容易に行うことができ、作
業性を向上することができる。
【0069】また、請求項2の発明によれば、締結ボル
トを台座のボルト挿通穴内に挿通すると共に、この締結
ボルトを押え板のボルト穴に締結することにより、台座
と押え板の湾曲部との間で配管を挟持した状態に固定
し、台座のボルト挿通穴は、該ボルト挿通穴内に挿通さ
れる締結ボルトの挿通位置を可変に調整するため長穴と
して形成する構成としたので、ボルト挿通穴に挿通され
る締結ボルトの挿通位置を変更することにより、台座と
押え板の湾曲部との間で挟持される配管の位置調整を行
うことができ、請求項1の発明とほぼ同様の効果を得る
ことができる。
トを台座のボルト挿通穴内に挿通すると共に、この締結
ボルトを押え板のボルト穴に締結することにより、台座
と押え板の湾曲部との間で配管を挟持した状態に固定
し、台座のボルト挿通穴は、該ボルト挿通穴内に挿通さ
れる締結ボルトの挿通位置を可変に調整するため長穴と
して形成する構成としたので、ボルト挿通穴に挿通され
る締結ボルトの挿通位置を変更することにより、台座と
押え板の湾曲部との間で挟持される配管の位置調整を行
うことができ、請求項1の発明とほぼ同様の効果を得る
ことができる。
【0070】また、請求項3の発明によれば、締結ボル
トを台座のボルト挿通穴内に挿通すると共に、この締結
ボルトを配管の外周側に固着された腕部座のボルト穴に
締結することにより、台座と押え板の湾曲部との間で配
管を挟持した状態に固定し、台座のボルト挿通穴は、該
ボルト挿通穴内に挿通される締結ボルトの挿通位置を可
変に調整するため長穴として形成する構成としたので、
ボルト挿通穴に挿通される締結ボルトの挿通位置を変更
することにより、台座と押え板の湾曲部との間で挟持さ
れる配管の位置調整を行うことができ、請求項1の発明
とほぼ同様の効果を得ることができる。
トを台座のボルト挿通穴内に挿通すると共に、この締結
ボルトを配管の外周側に固着された腕部座のボルト穴に
締結することにより、台座と押え板の湾曲部との間で配
管を挟持した状態に固定し、台座のボルト挿通穴は、該
ボルト挿通穴内に挿通される締結ボルトの挿通位置を可
変に調整するため長穴として形成する構成としたので、
ボルト挿通穴に挿通される締結ボルトの挿通位置を変更
することにより、台座と押え板の湾曲部との間で挟持さ
れる配管の位置調整を行うことができ、請求項1の発明
とほぼ同様の効果を得ることができる。
【0071】さらに、請求項4の発明は、台座は相手方
部材に対して前,後方向または左,右方向に位置調整可
能に取付ける構成としたので、相手方部材に対する台座
の位置調整を前,後方向または左,右方向で行うことが
でき、配管を他の配管と接続するときの芯合わせ作業を
さらに容易に行うことができる。
部材に対して前,後方向または左,右方向に位置調整可
能に取付ける構成としたので、相手方部材に対する台座
の位置調整を前,後方向または左,右方向で行うことが
でき、配管を他の配管と接続するときの芯合わせ作業を
さらに容易に行うことができる。
【0072】さらに、請求項5の発明は、相手方部材を
建設機械の旋回フレームにより構成し、配管を建設機械
の油圧配管により構成したので、例えば建設機械のオイ
ルクーラに油圧配管を接続するときには、配管固定装置
により油圧配管を旋回フレームに対して位置調整するこ
とにより、この油圧配管をオイルクーラの配管取付口に
容易に芯合わせして取付けることができる。
建設機械の旋回フレームにより構成し、配管を建設機械
の油圧配管により構成したので、例えば建設機械のオイ
ルクーラに油圧配管を接続するときには、配管固定装置
により油圧配管を旋回フレームに対して位置調整するこ
とにより、この油圧配管をオイルクーラの配管取付口に
容易に芯合わせして取付けることができる。
【図1】本発明の第1の実施の形態に適用される油圧シ
ョベルを示す正面図である。
ョベルを示す正面図である。
【図2】図1中の油圧ショベルを拡大して示す平面図で
ある。
ある。
【図3】図2中の上部旋回体をキャブ、建屋カバー等を
取外した状態で示す平面図である。
取外した状態で示す平面図である。
【図4】図3中の旋回フレーム、コントロールバルブ、
オイルクーラおよび油圧配管等を示す一部破断の斜視図
である。
オイルクーラおよび油圧配管等を示す一部破断の斜視図
である。
【図5】図4中のオイルクーラ、油圧配管、配管固定装
置等を拡大して示す要部斜視図である。
置等を拡大して示す要部斜視図である。
【図6】オイルクーラ、油圧配管、配管固定装置等を図
5中の矢示VI−VI方向からみた断面図である。
5中の矢示VI−VI方向からみた断面図である。
【図7】図6中の油圧配管、配管固定装置等を示す要部
拡大図である。
拡大図である。
【図8】油圧配管、配管固定装置等を図7中の矢示VIII
−VIII方向からみた断面図である。
−VIII方向からみた断面図である。
【図9】本発明の第2の実施の形態による油圧配管、配
管固定装置等を図7と同様位置からみた要部拡大図であ
る。
管固定装置等を図7と同様位置からみた要部拡大図であ
る。
【図10】油圧配管、配管固定装置等を図9中の矢示X
−X方向からみた断面図である。
−X方向からみた断面図である。
【図11】本発明の第3の実施の形態による油圧配管、
配管固定装置等を図8と同様位置からみた断面図であ
る。
配管固定装置等を図8と同様位置からみた断面図であ
る。
【図12】ボルト挿通穴、第1の締結ボルト等を図11
中の矢示XII−XII方向からみた断面図である。
中の矢示XII−XII方向からみた断面図である。
【図13】ボルト挿通穴、第2の締結ボルト等を図11
中の矢示XIII−XIII方向からみた断面図である。
中の矢示XIII−XIII方向からみた断面図である。
【図14】本発明の第4の実施の形態による油圧配管、
配管固定装置等を図8と同様位置からみた断面図であ
る。
配管固定装置等を図8と同様位置からみた断面図であ
る。
【図15】従来技術による2つの配管の接続部を示す説
明図である。
明図である。
9 旋回フレーム(相手方部材) 21 コントロールバルブ 23 オイルクーラ 23A 流入口 24 油圧配管 31,41,51,61 配管固定装置 32,42,52,62 台座板(台座) 32A,66C ボルト穴 33,43,56 押え板 33A,43A,56A 湾曲部 18C,33D,42A,52C,52D,62C,6
2D ボルト挿通穴 34,45,53,58,63,67 締結ボルト 44,55,57,65 ナット 66 腕部材
2D ボルト挿通穴 34,45,53,58,63,67 締結ボルト 44,55,57,65 ナット 66 腕部材
Claims (5)
- 【請求項1】 配管を固定すべき相手方部材に取付けら
れボルト穴が形成された台座と、該台座との間で前記配
管を挟込むための湾曲部を有し該湾曲部を外してボルト
挿通穴が穿設された押え板と、該押え板のボルト挿通穴
内に挿通され前記台座のボルト穴に締結されることによ
り該押え板と前記台座との間で配管を挟持した状態に固
定する締結ボルトとを備え、 前記押え板のボルト挿通穴は、該ボルト挿通穴内に挿通
される前記締結ボルトの挿通位置を可変に調整するため
長穴として形成してなる配管固定装置。 - 【請求項2】 配管を固定すべき相手方部材に取付けら
れボルト挿通穴が穿設された台座と、該台座との間で前
記配管を挟込むための湾曲部を有し該湾曲部を外してボ
ルト穴が穿設された押え板と、前記台座のボルト挿通穴
内に挿通され該押え板のボルト穴に締結されることによ
り該押え板と前記台座との間で配管を挟持した状態に固
定する締結ボルトとを備え、 前記台座のボルト挿通穴は、該ボルト挿通穴内に挿通さ
れる前記締結ボルトの挿通位置を可変に調整するため長
穴として形成してなる配管固定装置。 - 【請求項3】 配管を固定すべき相手方部材に取付けら
れボルト挿通穴が穿設された台座と、前記配管の外周側
に固着されボルト穴が穿設された腕部材と、前記台座の
ボルト挿通穴内に挿通され該腕部材のボルト穴に締結さ
れることにより該腕部材を台座に固定する締結ボルトと
を備え、 前記台座のボルト挿通穴は、該ボルト挿通穴内に挿通さ
れる前記締結ボルトの挿通位置を可変に調整するため長
穴として形成してなる配管固定装置。 - 【請求項4】 前記台座は相手方部材に対して前,後方
向または左,右方向に位置調整可能に取付ける構成とし
てなる請求項1,2または3に記載の配管固定装置。 - 【請求項5】 前記相手方部材は建設機械の旋回フレー
ムであり、前記配管は建設機械の油圧配管である請求項
1,2,3または4に記載の配管固定装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001100696A JP2002294744A (ja) | 2001-03-30 | 2001-03-30 | 配管固定装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001100696A JP2002294744A (ja) | 2001-03-30 | 2001-03-30 | 配管固定装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002294744A true JP2002294744A (ja) | 2002-10-09 |
Family
ID=18954116
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001100696A Pending JP2002294744A (ja) | 2001-03-30 | 2001-03-30 | 配管固定装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2002294744A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006283527A (ja) * | 2005-04-05 | 2006-10-19 | Hitachi Constr Mach Co Ltd | 建設機械の継手固定装置 |
US7419186B2 (en) * | 2005-03-29 | 2008-09-02 | Kobelco Construction Machinery Co., Ltd. | Working machine |
JP2013238074A (ja) * | 2012-05-16 | 2013-11-28 | Kobelco Contstruction Machinery Ltd | 作業機械 |
JP2018009611A (ja) * | 2016-07-12 | 2018-01-18 | 株式会社神戸製鋼所 | 配管クランプ |
-
2001
- 2001-03-30 JP JP2001100696A patent/JP2002294744A/ja active Pending
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7419186B2 (en) * | 2005-03-29 | 2008-09-02 | Kobelco Construction Machinery Co., Ltd. | Working machine |
JP2006283527A (ja) * | 2005-04-05 | 2006-10-19 | Hitachi Constr Mach Co Ltd | 建設機械の継手固定装置 |
JP4583999B2 (ja) * | 2005-04-05 | 2010-11-17 | 日立建機株式会社 | 建設機械の継手固定装置 |
JP2013238074A (ja) * | 2012-05-16 | 2013-11-28 | Kobelco Contstruction Machinery Ltd | 作業機械 |
JP2018009611A (ja) * | 2016-07-12 | 2018-01-18 | 株式会社神戸製鋼所 | 配管クランプ |
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