JP2000248576A - 作業機械の作業腕構造 - Google Patents
作業機械の作業腕構造Info
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- JP2000248576A JP2000248576A JP11055851A JP5585199A JP2000248576A JP 2000248576 A JP2000248576 A JP 2000248576A JP 11055851 A JP11055851 A JP 11055851A JP 5585199 A JP5585199 A JP 5585199A JP 2000248576 A JP2000248576 A JP 2000248576A
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- arm
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- upper plate
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-
- E—FIXED CONSTRUCTIONS
- E02—HYDRAULIC ENGINEERING; FOUNDATIONS; SOIL SHIFTING
- E02F—DREDGING; SOIL-SHIFTING
- E02F3/00—Dredgers; Soil-shifting machines
- E02F3/04—Dredgers; Soil-shifting machines mechanically-driven
- E02F3/28—Dredgers; Soil-shifting machines mechanically-driven with digging tools mounted on a dipper- or bucket-arm, i.e. there is either one arm or a pair of arms, e.g. dippers, buckets
- E02F3/36—Component parts
- E02F3/38—Cantilever beams, i.e. booms;, e.g. manufacturing processes, forms, geometry or materials used for booms; Dipper-arms, e.g. manufacturing processes, forms, geometry or materials used for dipper-arms; Bucket-arms
Abstract
(57)【要約】
【課題】 作業腕に溶接接合されて設置されるアクチュ
エータ取付用のブラケットの、機械加工および寸法精度
の保持を容易にし、またブラケットの作業腕への溶接も
容易に行えるようにする、作業機械の作業腕構造を提供
する。 【解決手段】 作業腕に設置するアクチュエータ取付用
のブラケットを、平滑面を有する基台部分を備えてこの
平滑面上に形成するとともに、作業腕のブラケットを設
置する面に基台部分を収容する開口部分を形成し、基台
部分を開口部分に、平滑面と設置面とを同一面に位置付
けて一体に接合する。
エータ取付用のブラケットの、機械加工および寸法精度
の保持を容易にし、またブラケットの作業腕への溶接も
容易に行えるようにする、作業機械の作業腕構造を提供
する。 【解決手段】 作業腕に設置するアクチュエータ取付用
のブラケットを、平滑面を有する基台部分を備えてこの
平滑面上に形成するとともに、作業腕のブラケットを設
置する面に基台部分を収容する開口部分を形成し、基台
部分を開口部分に、平滑面と設置面とを同一面に位置付
けて一体に接合する。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、作業機械の作業腕
構造、さらに詳しくは、油圧ショベルのアームなど、作
業機械の作業腕に好適に用いられる作業機械の作業腕構
造に関する。
構造、さらに詳しくは、油圧ショベルのアームなど、作
業機械の作業腕に好適に用いられる作業機械の作業腕構
造に関する。
【０００２】
【従来の技術】建設機械、荷役機械などの作業機械は、
作業具などが取り付けられる一個あるいは連結された複
数個の長尺の作業腕を備えている。典型的な作業機械で
ある油圧ショベルは、その機体本体に上下方向に揺動自
在に取り付けた作業腕であるブームと、ブームの先端に
上下方向に揺動自在に取り付けた作業腕であるアームを
備えている。アームの先端には作業具であるバケットが
揺動自在に取り付けられている。
作業具などが取り付けられる一個あるいは連結された複
数個の長尺の作業腕を備えている。典型的な作業機械で
ある油圧ショベルは、その機体本体に上下方向に揺動自
在に取り付けた作業腕であるブームと、ブームの先端に
上下方向に揺動自在に取り付けた作業腕であるアームを
備えている。アームの先端には作業具であるバケットが
揺動自在に取り付けられている。
【０００３】図４および図５を参照して上述のアームを
例に作業腕を説明すると、全体を番号２０で示すアーム
は種々の鋼製部材を相互に溶接して箱型構造に形成され
ている。すなわち、長手方向に延びる上プレート２０
ａ、下プレート２０ｂ、左サイドプレート２０ｃおよび
右サイドプレート２０ｄによって矩形の箱型断面を有す
る箱型構造に形成されている。箱形構造の長手方向の一
端部にはバケットと連結するための連結ブラケット２０
ｅが、他端部にはブームと連結するための連結ブラケッ
ト２０ｆがそれぞれ取り付けられている。上プレート２
０ａの箱型断面の外側部分にはバケットを揺動作動させ
るアクチュエータであるシリンダを取り付けるためのブ
ラケット２１が取り付けられている。
例に作業腕を説明すると、全体を番号２０で示すアーム
は種々の鋼製部材を相互に溶接して箱型構造に形成され
ている。すなわち、長手方向に延びる上プレート２０
ａ、下プレート２０ｂ、左サイドプレート２０ｃおよび
右サイドプレート２０ｄによって矩形の箱型断面を有す
る箱型構造に形成されている。箱形構造の長手方向の一
端部にはバケットと連結するための連結ブラケット２０
ｅが、他端部にはブームと連結するための連結ブラケッ
ト２０ｆがそれぞれ取り付けられている。上プレート２
０ａの箱型断面の外側部分にはバケットを揺動作動させ
るアクチュエータであるシリンダを取り付けるためのブ
ラケット２１が取り付けられている。
【０００４】ブラケット２１は、アーム２０の長手方向
に向けて並んだ一対のプレート２１ａ、２１ａを備え、
一対のプレート２１ａ、２１ａは上プレート２０ａ上に
所定の間隔で溶接され取り付けられている。一対のプレ
ート２１ａ、２１ａの各々にはシリンダ取付用の貫通軸
孔２１ｂが軸線２１ｃ上に形成されている。
に向けて並んだ一対のプレート２１ａ、２１ａを備え、
一対のプレート２１ａ、２１ａは上プレート２０ａ上に
所定の間隔で溶接され取り付けられている。一対のプレ
ート２１ａ、２１ａの各々にはシリンダ取付用の貫通軸
孔２１ｂが軸線２１ｃ上に形成されている。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】上述したとおりの形態
の従来の作業腕構造には、次のとおりの解決すべき問題
がある。
の従来の作業腕構造には、次のとおりの解決すべき問題
がある。
【０００６】（１）ブラケットの加工：ブラケット２１
の一対のプレート２１ａ、２１ａは、上プレート８ａに
溶接したときにその熱影響によって変形したり、傾いた
りしやすい。そのため貫通軸孔２１ｂを溶接前に機械加
工しておくとその寸法の精度の保持が難しいので、貫通
軸孔２１ｂの機械加工は一対のプレート２１ａ、２１ａ
を上プレート８ａに溶接した後で行われる。したがっ
て、機械加工は溶接成形された長尺のアーム８の状態で
行うので、機械加工は困難で、そのために比較的大型の
設備、ジグなどが必要になる。
の一対のプレート２１ａ、２１ａは、上プレート８ａに
溶接したときにその熱影響によって変形したり、傾いた
りしやすい。そのため貫通軸孔２１ｂを溶接前に機械加
工しておくとその寸法の精度の保持が難しいので、貫通
軸孔２１ｂの機械加工は一対のプレート２１ａ、２１ａ
を上プレート８ａに溶接した後で行われる。したがっ
て、機械加工は溶接成形された長尺のアーム８の状態で
行うので、機械加工は困難で、そのために比較的大型の
設備、ジグなどが必要になる。
【０００７】（２）ブラケットの溶接：ブラケット２１
の一対のプレート２１ａ、２１ａと箱型断面の上プレー
ト８ａとの溶接接合部分にはアクチュエータの作動力に
よる応力が集中する。したがって、溶接部分に対して
は、溶接脚の形状を滑らかに形成する、溶接によるアン
ダカットが発生しないようにするなど、十分な注意が必
要であり、溶接のコントロールが難しい。
の一対のプレート２１ａ、２１ａと箱型断面の上プレー
ト８ａとの溶接接合部分にはアクチュエータの作動力に
よる応力が集中する。したがって、溶接部分に対して
は、溶接脚の形状を滑らかに形成する、溶接によるアン
ダカットが発生しないようにするなど、十分な注意が必
要であり、溶接のコントロールが難しい。
【０００８】本発明は上記事実に鑑みてなされたもの
で、その技術的課題は、作業腕に溶接接合されて設置さ
れるアクチュエータ取付用のブラケットの、機械加工お
よび寸法精度の保持を容易にし、またブラケットの作業
腕への溶接も容易に行えるようにする、作業機械の作業
腕構造を提供することである。
で、その技術的課題は、作業腕に溶接接合されて設置さ
れるアクチュエータ取付用のブラケットの、機械加工お
よび寸法精度の保持を容易にし、またブラケットの作業
腕への溶接も容易に行えるようにする、作業機械の作業
腕構造を提供することである。
【０００９】
【課題を解決するための手段】本発明においては、上記
技術的課題を解決する作業機械の作業腕構造として、作
業腕に設置するアクチュエータ取付用のブラケットを、
平滑面を有する基台部分を備えて該平滑面上に形成する
とともに、該作業腕の該ブラケットを設置する面に該基
台部分を収容する開口部分を形成し、該基台部分を該開
口部分に、該平滑面と該設置面とを同一面に位置付けて
一体に接合する、ことを特徴とする作業機械の作業腕構
造が提供される。
技術的課題を解決する作業機械の作業腕構造として、作
業腕に設置するアクチュエータ取付用のブラケットを、
平滑面を有する基台部分を備えて該平滑面上に形成する
とともに、該作業腕の該ブラケットを設置する面に該基
台部分を収容する開口部分を形成し、該基台部分を該開
口部分に、該平滑面と該設置面とを同一面に位置付けて
一体に接合する、ことを特徴とする作業機械の作業腕構
造が提供される。
【００１０】本発明による作業腕構造においては、アク
チュエータ取付用のブラケットを、先ず基台部分の上に
形成し、その状態でアクチュエータ取付用の貫通軸孔な
どの機械加工を行う。そして、基台部分をその平滑面を
作業腕のブラケット設置面と同一面にして作業腕に溶接
し取り付ける。したがって、ブラケット単品の状態で貫
通軸孔などの機械加工を行うことができ機械加工が容易
になるとともに、貫通軸孔と溶接接合部分とを溶接の熱
影響を受けないように十分に離すことができ寸法精度の
保持を容易にし、またブラケットの基台部分と作業腕の
ブラケット設置面とが平滑な面で結ばれるので応力集中
も防止され溶接も容易に行うことができる。
チュエータ取付用のブラケットを、先ず基台部分の上に
形成し、その状態でアクチュエータ取付用の貫通軸孔な
どの機械加工を行う。そして、基台部分をその平滑面を
作業腕のブラケット設置面と同一面にして作業腕に溶接
し取り付ける。したがって、ブラケット単品の状態で貫
通軸孔などの機械加工を行うことができ機械加工が容易
になるとともに、貫通軸孔と溶接接合部分とを溶接の熱
影響を受けないように十分に離すことができ寸法精度の
保持を容易にし、またブラケットの基台部分と作業腕の
ブラケット設置面とが平滑な面で結ばれるので応力集中
も防止され溶接も容易に行うことができる。
【００１１】
【発明の実施の形態】以下、本発明に従って構成された
作業腕構造を、典型的な作業機械である油圧ショベルの
アームにおける好適実施形態を図示している添付図面を
参照して、さらに詳細に説明する。
作業腕構造を、典型的な作業機械である油圧ショベルの
アームにおける好適実施形態を図示している添付図面を
参照して、さらに詳細に説明する。
【００１２】図１を参照して説明すると、全体を番号２
で示す油圧ショベルは、機体本体４に上下方向に揺動自
在に取り付けた作業腕であるブーム６と、ブーム６の先
端に上下方向に揺動自在に取り付けた作業腕であるアー
ム８を備えている。アーム８の先端には作業具であるバ
ケット１０が揺動自在に取り付けられている。アーム８
とバケット１０の間にはバケットを揺動させるアクチュ
エータであるバケット作動シリンダ１１が取り付けられ
ている。
で示す油圧ショベルは、機体本体４に上下方向に揺動自
在に取り付けた作業腕であるブーム６と、ブーム６の先
端に上下方向に揺動自在に取り付けた作業腕であるアー
ム８を備えている。アーム８の先端には作業具であるバ
ケット１０が揺動自在に取り付けられている。アーム８
とバケット１０の間にはバケットを揺動させるアクチュ
エータであるバケット作動シリンダ１１が取り付けられ
ている。
【００１３】図２および図３を参照してアーム８を説明
すると、アーム８は種々の鋼製部材を相互に溶接して箱
型構造に形成されている。すなわち、長手方向に延びる
上プレート８ａ、下プレート８ｂ、左サイドプレート８
ｃおよび右サイドプレート８ｄによって矩形の箱型断面
を有する箱型構造に形成されている。箱形構造の長手方
向の一端部にはバケット１０（図１）と連結するための
連結ブラケット８ｅが、他端部にはブーム６（図１）と
連結するための連結ブラケット８ｆがそれぞれ取り付け
られている。上プレート８ａの箱型断面の外側の部分に
は、バケット作動シリンダ１１の一端を取り付けるため
のブラケット９が設置されている。
すると、アーム８は種々の鋼製部材を相互に溶接して箱
型構造に形成されている。すなわち、長手方向に延びる
上プレート８ａ、下プレート８ｂ、左サイドプレート８
ｃおよび右サイドプレート８ｄによって矩形の箱型断面
を有する箱型構造に形成されている。箱形構造の長手方
向の一端部にはバケット１０（図１）と連結するための
連結ブラケット８ｅが、他端部にはブーム６（図１）と
連結するための連結ブラケット８ｆがそれぞれ取り付け
られている。上プレート８ａの箱型断面の外側の部分に
は、バケット作動シリンダ１１の一端を取り付けるため
のブラケット９が設置されている。
【００１４】ブラケット９は、上プレート８ａの板厚と
略同じ厚さの板部材によって矩形に形成した基台部分９
ａを備え、基台部分９ａの平滑面（図３にＳ１で示す）
上には板部材により形成した一対のプレート９ｂ、９ｂ
が所定の間隔で溶接されて取り付けられている。一対の
プレート９ｂ、９ｂは、ブラケット９を箱型断面を形成
する上プレート８ａに取り付けるときに（取り付けにつ
いては後に述べる）アーム８の長手方向に向けて並ぶよ
うに基台部分９ａに配設されている。一対のプレート９
ｂ、９ｂの各々には、基台部分９ａと一対のプレート９
ｂ、９ｂとを溶接により組み立てた後に機械加工された
貫通軸孔９ｃが軸線９ｄ上に形成されている。
略同じ厚さの板部材によって矩形に形成した基台部分９
ａを備え、基台部分９ａの平滑面（図３にＳ１で示す）
上には板部材により形成した一対のプレート９ｂ、９ｂ
が所定の間隔で溶接されて取り付けられている。一対の
プレート９ｂ、９ｂは、ブラケット９を箱型断面を形成
する上プレート８ａに取り付けるときに（取り付けにつ
いては後に述べる）アーム８の長手方向に向けて並ぶよ
うに基台部分９ａに配設されている。一対のプレート９
ｂ、９ｂの各々には、基台部分９ａと一対のプレート９
ｂ、９ｂとを溶接により組み立てた後に機械加工された
貫通軸孔９ｃが軸線９ｄ上に形成されている。
【００１５】なお、基台部分９ａと一対のプレート９
ｂ、９ｂの溶接接合部分の、前記アクチュエータの作動
力による応力が過酷であり、溶接脚の形状などのコント
ロールが難しい場合には、基台部分９ａと一対のプレー
ト９ｂ、９ｂとが滑らかにつながる形状に鋳造あるいは
鍛造によって一体に成形する。
ｂ、９ｂの溶接接合部分の、前記アクチュエータの作動
力による応力が過酷であり、溶接脚の形状などのコント
ロールが難しい場合には、基台部分９ａと一対のプレー
ト９ｂ、９ｂとが滑らかにつながる形状に鋳造あるいは
鍛造によって一体に成形する。
【００１６】上プレート８ａのブラケット９を設置する
設置面（図３にＳ２で示す）には、ブラケット９の基台
部分９ａを収容する矩形の開口部分１２が形成されてい
る。この開口部分１２の大きさは、基台部分９ａの矩形
の形状との間に所定の溶接隙間を備えるように形成され
ている。
設置面（図３にＳ２で示す）には、ブラケット９の基台
部分９ａを収容する矩形の開口部分１２が形成されてい
る。この開口部分１２の大きさは、基台部分９ａの矩形
の形状との間に所定の溶接隙間を備えるように形成され
ている。
【００１７】上述のように形成したブラケット９は、上
プレート８ａの開口部分１２に基台部分９ａを、基台部
分９ａの平滑面Ｓ１と上プレート８ａの設置面Ｓ２とが
同一面になるように位置付けられ、基台部分９ａと開口
部分１２との接合部分を全周にわたり、例えばレーザ溶
接によって溶接して一体に接合される。
プレート８ａの開口部分１２に基台部分９ａを、基台部
分９ａの平滑面Ｓ１と上プレート８ａの設置面Ｓ２とが
同一面になるように位置付けられ、基台部分９ａと開口
部分１２との接合部分を全周にわたり、例えばレーザ溶
接によって溶接して一体に接合される。
【００１８】図１〜図３を参照して上述したとおりの作
業機械の作業腕構造の作用を説明する。
業機械の作業腕構造の作用を説明する。
【００１９】（１）ブラケットの加工：ブラケット９は
その基台部分９ａが上プレート８ａに溶接されて載置さ
れる。したがって、シリンダ取付用の貫通軸孔９ｃと溶
接接合部分とを溶接の熱影響を受けないように十分に離
すことができるから、上プレート８ａにブラケット９を
溶接したときの貫通軸孔９ｃの変形などを防止すること
ができ、ブラケット９の貫通軸孔９ｃなどの機械加工
を、ブラケット９を上プレート８ａに溶接する前にブラ
ケット９の単品の状態で行える。そして従来の長尺のア
ーム８の状態での機械加工が困難な問題、そのための設
備、ジグが必要な問題なども除かれる。
その基台部分９ａが上プレート８ａに溶接されて載置さ
れる。したがって、シリンダ取付用の貫通軸孔９ｃと溶
接接合部分とを溶接の熱影響を受けないように十分に離
すことができるから、上プレート８ａにブラケット９を
溶接したときの貫通軸孔９ｃの変形などを防止すること
ができ、ブラケット９の貫通軸孔９ｃなどの機械加工
を、ブラケット９を上プレート８ａに溶接する前にブラ
ケット９の単品の状態で行える。そして従来の長尺のア
ーム８の状態での機械加工が困難な問題、そのための設
備、ジグが必要な問題なども除かれる。
【００２０】（２）ブラケットの溶接ブラケット９と上
プレート８ａとは平坦な面により一体に接合される。し
たがって、応力が集中する問題、溶接のコントロールが
困難な問題なども除かれる。
プレート８ａとは平坦な面により一体に接合される。し
たがって、応力が集中する問題、溶接のコントロールが
困難な問題なども除かれる。
【００２１】以上、本発明を実施の形態に基づいて詳細
に説明したが、本発明は上記の実施の形態に限定される
ものではなく、本発明の範囲内においてさまざまな変形
あるいは修正ができるものである。
に説明したが、本発明は上記の実施の形態に限定される
ものではなく、本発明の範囲内においてさまざまな変形
あるいは修正ができるものである。
【００２２】例えば、本発明の実施の形態においては、
アクチュエータ取付用のブラケットは基台部分の上に貫
通軸孔が形成された一対のプレートを備えているが、ブ
ラケットはこの形態に限定されるものではなく、基台部
分の上に例えば貫通軸孔を加工した一個のプレート、あ
るいはねじ孔を加工した取付用ボスなど、アクチュエー
タの種類、形状などに合わせて適宜に構成することがで
きる。
アクチュエータ取付用のブラケットは基台部分の上に貫
通軸孔が形成された一対のプレートを備えているが、ブ
ラケットはこの形態に限定されるものではなく、基台部
分の上に例えば貫通軸孔を加工した一個のプレート、あ
るいはねじ孔を加工した取付用ボスなど、アクチュエー
タの種類、形状などに合わせて適宜に構成することがで
きる。
【００２３】
【発明の効果】本発明に従って構成された作業機械の作
業腕構造によれば、作業腕に溶接接合されて設置される
アクチュエータ取付用のブラケットの、機械加工および
寸法精度の保持を容易にし、またブラケットの作業腕へ
の溶接も容易に行えるようにする、作業機械の作業腕構
造が提供される。
業腕構造によれば、作業腕に溶接接合されて設置される
アクチュエータ取付用のブラケットの、機械加工および
寸法精度の保持を容易にし、またブラケットの作業腕へ
の溶接も容易に行えるようにする、作業機械の作業腕構
造が提供される。
【図１】本発明に従って構成された作業機械の作業腕構
造を備える典型的な作業機械である油圧ショベルの側面
図。
造を備える典型的な作業機械である油圧ショベルの側面
図。
【図２】図１に示す作業腕の一つであるアームの斜視
図。
図。
【図３】図２のＡ−Ａ矢印方向に見た断面図。
【図４】従来のアームの斜視図。
【図５】図４のＢ−Ｂ矢印方向に見た断面図。
２：油圧ショベル（作業機械） ４：機体本体 ６：ブーム（作業腕） ８：アーム（作業腕） ９：ブラケット ９ａ：基台部分 １１：バケット作動シリンダ（アクチュエータ） １２：開口部分 ２０：アーム（作業腕） ２１：ブラケット Ｓ１：平滑面 Ｓ２：設置面
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 小野 明一 東京都世田谷区用賀四丁目10番１号 新キ ャタピラー三菱株式会社内 (72)発明者 足立 重喜 東京都世田谷区用賀四丁目10番１号 新キ ャタピラー三菱株式会社内 (72)発明者 依藤 雅也 東京都世田谷区用賀四丁目10番１号 新キ ャタピラー三菱株式会社内 (72)発明者 清水 邦友 東京都世田谷区用賀四丁目10番１号 新キ ャタピラー三菱株式会社内 (72)発明者 岩崎 泰三 東京都世田谷区用賀四丁目10番１号 新キ ャタピラー三菱株式会社内 (72)発明者 木下 和明 東京都世田谷区用賀四丁目10番１号 新キ ャタピラー三菱株式会社内 (72)発明者 西村 文博 東京都世田谷区用賀四丁目10番１号 新キ ャタピラー三菱株式会社内 (72)発明者 堀内 一 東京都世田谷区用賀四丁目10番１号 新キ ャタピラー三菱株式会社内 (72)発明者 村上 守生 東京都世田谷区用賀四丁目10番１号 新キ ャタピラー三菱株式会社内
Claims (1)
- 【請求項１】 作業腕に設置するアクチュエータ取付用
のブラケットを、平滑面を有する基台部分を備えて該平
滑面上に形成するとともに、該作業腕の該ブラケットを
設置する面に該基台部分を収容する開口部分を形成し、
該基台部分を該開口部分に、該平滑面と該設置面とを同
一面に位置付けて一体に接合する、ことを特徴とする作
業機械の作業腕構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11055851A JP2000248576A (ja) | 1999-03-03 | 1999-03-03 | 作業機械の作業腕構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11055851A JP2000248576A (ja) | 1999-03-03 | 1999-03-03 | 作業機械の作業腕構造 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2000248576A true JP2000248576A (ja) | 2000-09-12 |
Family
ID=13010561
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11055851A Withdrawn JP2000248576A (ja) | 1999-03-03 | 1999-03-03 | 作業機械の作業腕構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2000248576A (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2007105325A1 (ja) * | 2006-03-13 | 2007-09-20 | Yanmar Co., Ltd. | 掘削作業機のアーム |
| JP2008082019A (ja) * | 2006-09-27 | 2008-04-10 | Kubota Corp | 掘削作業機のシリンダ取付構造 |
| US7958693B2 (en) | 2006-03-13 | 2011-06-14 | Yanmar Co., Ltd. | Boom for excavation machine |
| CN103547739A (zh) * | 2011-05-19 | 2014-01-29 | 日立建机株式会社 | 工程机械用悬臂 |
| JP2019116760A (ja) * | 2017-12-27 | 2019-07-18 | 株式会社クボタ | 作業機のアーム |
-
1999
- 1999-03-03 JP JP11055851A patent/JP2000248576A/ja not_active Withdrawn
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| CN103547739B (zh) * | 2011-05-19 | 2016-06-08 | 日立建机株式会社 | 工程机械用悬臂 |
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