JP7088227B2 - チャック付き紙容器 - Google Patents
チャック付き紙容器 Download PDFInfo
- Publication number
- JP7088227B2 JP7088227B2 JP2020056768A JP2020056768A JP7088227B2 JP 7088227 B2 JP7088227 B2 JP 7088227B2 JP 2020056768 A JP2020056768 A JP 2020056768A JP 2020056768 A JP2020056768 A JP 2020056768A JP 7088227 B2 JP7088227 B2 JP 7088227B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- plate
- paper container
- chuck
- opening
- line
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Images
Landscapes
- Cartons (AREA)
Description
上記の技術により、内容物の保護や、紙容器転倒時の内容物の零れを防止できる。また、紙容器であることから、内容物を消費後の容器の減容化や、廃棄が容易である。図1に、従来技術のチャック付き紙容器80の製造に用いるブランク板81を示し、図2に従来技術のチャック付き紙容器80の斜視図を示し、図3に平面図を示す。
また、従来技術の説明を行う際に使用する符号は、本開示と区別するために、80番代又は800番代としている。
そして、チャック付き紙容器80が持ち上げられて、傾けられることにより、内容物が振り出される。
すなわち、本開示の一実施形態のチャック付き紙容器90は、
紙を基材とする積層シートからなる2枚のブランク板93を接合して組み上げられるチャック付き紙容器90において、
前記チャック付き紙容器90の上部に、前記ブランク板93を重ね合わせて接合される上部重ね合わせ板34、及び前記上部重ね合わせ板34の下がわに連設される天面板33とからなる天部71と、
前記上部重ね合わせ板34の左右に連設される天部の側部板41と、
前記天部71の左右に連設される天部がわ突出部74と、
前記天部71の下がわに備わる胴部72と、
前記胴部72の下がわに備わる底部73と、
前記上部重ね合わせ板34及び前記天部の側部板41の上縁部21若しくは前記上縁部21の近傍を、横断する上部シール部53と、
前記上部シール部53の下がわに位置し、前記上部重ね合わせ板34及び前記天部の側部板41を横断する易開封加工線51と、
前記易開封加工線51の下がわに位置し、前記上部重ね合わせ板34及び前記天部の側部板41を横断するチャックテープ61と、
少なくとも前記上部重ね合わせ板34及び/又は前記天面板33に、前記チャック付き紙容器90の縦方向に鉛直に延在する開口先鋭線19を備え、
前記開口先鋭線19と前記チャックテープ61とは、交差することを特徴としている。
紙を基材とする積層シートからなる2枚のブランク板93を接合して組み上げられるチャック付き紙容器90において、
前記チャック付き紙容器90の上部に、前記ブランク板93を重ね合わせて接合される上部重ね合わせ板34、及び前記上部重ね合わせ板34の下がわに連設される天面板33とからなる天部71と、
前記上部重ね合わせ板34の左右に連設される天部の側部板41と、
前記天部71の左右に連設される天部がわ突出部74と、
前記天部71の下がわに備わる胴部72と、
前記胴部72の下がわに備わる底部73と、
前記上部重ね合わせ板34及び前記天部の側部板41の上縁部21若しくは前記上縁部21の近傍を、横断する上部シール部53と、
前記上部シール部53の下がわ位置し、前記上部重ね合わせ板34及び前記天部の側部板41を横断する易開封加工線51と、
前記易開封加工線51の下がわに位置し、前記上部重ね合わせ板34及び前記天部の側部板41を横断するチャックテープ61と、を備え、
前記チャック付き紙容器90の前記上部重ね合わせ板34及び/又は前記天部の側部板41の両がわの側端部がわに、開口制限部54があることを特徴としている。
紙を基材とする積層シートからなる2枚のブランク板93を接合して組み上げられるチャック付き紙容器90において、
前記チャック付き紙容器90の上部に、前記ブランク板93を重ね合わせて接合される上部重ね合わせ板34、及び前記上部重ね合わせ板34の下がわに連設される天面板33とからなる天部71と、
前記上部重ね合わせ板34の左右に連設される天部の側部板41と、
前記天部71の左右に連設される天部がわ突出部74と、
前記天部71の下がわに備わる胴部72と、
前記胴部72の下がわに備わる底部73と、
前記上部重ね合わせ板34及び前記天部の側部板41の上縁部21若しくは前記上縁部21の近傍を、横断する上部シール部53と、
前記上部シール部53の下がわ位置し、前記上部重ね合わせ板34及び前記天部の側部板41を横断する易開封加工線51と、
前記易開封加工線51の下がわに位置し、前記上部重ね合わせ板34及び前記天部の側部板41を横断するチャックテープ61と、を備え、
少なくとも前記上部重ね合わせ板34及び/又は前記天面板33に、前記チャック付き紙容器90の縦方向に鉛直に延在する開口先鋭線19を備え、
前記チャック付き紙容器90の前記上部重ね合わせ板34及び/又は前記天部の側部板41の両がわのブランク板93の側縁部11がわに、開口制限部54があってもよい。
前記開口制限部54は、前記ブランク板93の内面同士がシールされて形成されていてもよい。
前記開口制限部54は、
前記上部重ね合わせ板34と前記天部の側部板41の間に介在する第二縦折り曲げ線13の外がわ近傍にあるが、前記第二縦折り曲げ線13に触れていなくてもよい。
少なくとも前記上部重ね合わせ板34及び/又は前記天部の側部板41及び又は前記天面板33及び/又は、前記天面板33の左右に連設される天部がわ突出部(耳部)代39に、開口補助線55が存在してもよい。
前記天面板33及び前記天部がわ突出部(耳部)代39の下がわに位置し、かつ前記天面板33及び前記天部がわ突出部(耳部)代39と、前記天部71の下がわに備わる胴部72との間に介在する第二横折り曲げ線23における前記チャック付き紙容器90の横断方向の略中央部から、
前記チャック付き紙容器90の側縁部がわシール代37の内がわに位置し、かつ前記チャック付き紙容器90の側縁部がわシール代37と、前記天部71の左右に連設される天部がわ突出部(耳部)74との間に介在する第一縦折り曲げ線12と、チャックテープ61の下縁部との交点まで、を結ぶ線上にあってもよい。
前記開口補助線55は、
前記天面板33及び前記天部がわ突出部(耳部)代39の下がわに位置し、かつ前記天部71の下がわに備わる胴部72との間に介在する第二横折り曲げ線23における前記チャック付き紙容器90の横断方向の略中央部から、
前記チャック付き紙容器90の側縁部がわシール代37の内がわ位置し、前記チャック付き紙容器90の側縁部がわシール代37と前記天部71の左右に連設される天部がわ突出部(耳部)代39との間に介在する第一縦折り曲げ線12と、
前記上部重ね合わせ板34及び前記天部の側部板41と、前記天面板33及び前記天部がわ突出部(耳部)代39との間に介在する第一横折り曲げ線22との交点である第一天部交点Eまで、を結ぶ線上にあってもよい。
前記開口補助線55は、
前記天面板33及び前記天部がわ突出部(耳部)代39の下がわに位置し、かつ前記天面板33及び前記天部がわ突出部(耳部)代39と、前記天部71の下がわに備わる胴部72との間に介在する第二横折り曲げ線23における前記チャック付き紙容器90の横断方向の略中央部から、
前記上部重ね合わせ板34及び/又は前記天部の側部板41の両がわに設けられる開口制限部54の内がわの側縁部542の下端部から鉛直下方に延ばした仮想線(不図示)と、前期上部重ね合わせ板34及び前記天部の側部板41と、前記天面板33及び前記天部がわ突出部(耳部)代39との間に介在する第一横折り曲げ線22との交点を、前記開口補助線の前記第一横折り曲げ線の線上の基準点Mとし、
前記基準点M若しくは前記基準点Mの近傍までを、結ぶ線上にあってもよい。
前記開口補助線55は、
前記天面板33及び前記天部がわ突出部(耳部)代39の下がわに位置し、かつ前記天面板33及び前記天部がわ突出部(耳部)代39と、前記天部71の下がわに備わる胴部72との間に介在する第二横折り曲げ線23における前記チャック付き紙容器90の横断方向の中央部から、
前記上部重ね合わせ板34と前記天部の側部板41との間に介在する第二縦折り曲げ線13と、前記上部重ね合わせ板34及び前記天部の側部板41と、前記天面板33及び前記天部がわ突出部(耳部)代39との間に介在する第一横折り曲げ線22との交点である第三天部交点Jまでを結ぶ線上にあってもよい。
なお、各図においては、分かり易くする為に、部材の大きさや比率を変更又は誇張して記載することがある。また、見やすさの為に説明上不要な部分や繰り返しとなる符号は省略することがある。
<ブランク板>
本態様のチャック付き紙容器90のブランク板93を、図5に示す。図5(a)は、裏がわブランク板10aを表し、図5(b)は表がわブランク板10bを表す。なお、裏がわブランク板10aと表がわブランク板10bの2枚を、合わせてブランク板93と記述する。
図5(b)の表がわブランク板10bの図面の上がわである、表がわ上縁部21bが、チャック付き紙容器90の上がわとなる。
図5(a)、(b)は、夫々の上縁部21a、21bを基準にして、後述する一部構成要素(開口先鋭線19や開口補助線55など)を除いて、線対称となっており、裏がわブランク板10aと表がわブランク板10bの内面同士を、位置を合わせて重ね合わせると、各構成要素(後述する各形成板、線、シール部、チャックテープ接合部など)は重なり合う。
チャック付き紙容器90においても、その上縁部21がわを上がわとし、下縁部26がわを下がわとする。
また、天部71に設けられた各構成要素の上下方向を説明する際に、天部がわとの記載は上縁部21がわを示し、底部73に設けられた各構成要素の上下方向を説明する際に、底部がわとの記載は下縁部26がわを示すこともある。
また、裏がわブランク板10aと表がわブランク板10bとは、材質(層構成)、製造方法も同じである。
また、表がわブランク板10bは、その幅方向の中央部を通る鉛直線を対称軸として左右対称な形状である。
なお、積層シートについては、後ほど説明する。
即ち、おのおの表がわブランク板10bの側縁部11bに近い方の縦折り曲げ線が表がわ第一縦折り曲げ線12bであり、表がわブランク板10bの側縁部11bに遠い方の縦折り曲げ線が表がわ第二縦折り曲げ線13bである。
それらの表がわ縦折り曲げ線12b、13bは、おのおのが表がわブランク板10bの側縁部11bに略平行であることが望ましい。
それらの表がわ横折り曲げ線22b、23b、24b、25bは、おのおのが表がわ上縁部21b及び表がわ下縁部26bに平行であることが望ましい。
表がわ天部がわ斜め折り曲げ線17bの下端部は、表がわ第二縦折り曲げ線13bと、表がわ第二横折り曲げ線23bとの交点である、表がわ第二天部交点Fbと同じ位置である。
表がわ底部がわ斜め折り曲げ線18bの下端部は、表がわ第一縦折り曲げ線12bと、表がわ第四横折り曲げ線25bとの交点である、表がわ第一底部交点Gbと同じ位置である。
表がわ開口先鋭線19bは、表がわ上部重ね合わせ板34b及び表がわ天面板33bに設けられ、その位置は表がわ上部重ね合わせ板34bの幅方向の略中央部であり、チャック付き紙容器90の縦方向に略鉛直に延在している。
また、表がわ第一開口先鋭線191bと表がわ第二開口先鋭線192bとは、同一の線上にあってもよく、機能を損なわない範囲で同一直線上になくてもよい。
また、罫線加工を実施する前に、積層シートをシート断ちしてもよい。あるいは、積層シートはロール状で罫線加工の工程に供給されてもよい。
また、罫線加工と打ち抜き加工の順番は問わない。同時に加工してもよい。
易開封加工線51bが設けられることで、鋏などの道具を使用しなくても、チャック付き紙容器90を開封できる。
表がわ上部シール部53bと、表がわチャックテープ接合部52bとの間に存在する表がわ易開封加工線51bが開封されることにより、チャックテープ61が露出する。その露出したチャックテープ61を開口することにより、内容物を振り出すことができる。
上部シール部53が上縁部21に略平行であると、上部シール部53の長さを短くすることができ、かつブランク板93に無駄が生じない。
そのような形態では、チャックテープ61の開閉及び、内容物の取り出しが容易となる。また、チャックテープ61の長さを短くすることができる。
易開封加工線51について説明する。
図6では、易開封加工線51は、一方のブランク板93の側縁部11から他方のブランク板93の側縁部11まで繋がっており、上部シール部53とチャックテープ61の間に存在する。
易開封加工線51の端部のどちらかにノッチ77を設けてもよく、本態様では右がわのブランク板93の側縁部11にノッチ77が設けられている。ノッチ77は左がわのブランク板93の側縁部11に設けられてもよい。ノッチ77を設けることにより、初期の開封が容易になる。
チャック付き紙容器90の組み立ての手順は後ほど説明するが、その手順のうち、ここではチャックテープ61の接合手順を説明する。
その際に、予め雄型テープ体と雌型テープ体とが、それらの嵌合部で嵌合されたチャックテープ61がこの部分に挿入され、同時に2枚のブランク板93の外面がわからチャックテープ接合部52が加熱、加圧されヒートシールされる方法で行う。
ブランク板93に用いる積層シートは、前述したように、少なくとも中間層に紙基材層を積層し、少なくとも最内層にポリエチレンなどの熱接着性樹脂を積層した積層シートを用いるが、中間層には必要に応じて、水蒸気や酸素やその他のガスバリア層や、強度向上層などを設けることができる。また、最外層に熱接着性樹脂を積層してもよい。
具体例として、上質紙、晒クラフト紙、カップ原紙、ミルクカートン原紙などを好適に使用することができ、その坪量は、90~320g/m2の範囲が適切である。
以下に、チャック付き紙容器90のブランク板93から、中間段階のチャック付き紙容器(平面状態)91が作製され、そして内容物が充填されたチャック付き紙容器90の包装体が完成させられるまでの手順の概要を説明する。
そして、下縁部26が開口する袋状に形成される。
その装置において、ロール状に巻き上げられた長尺の印刷済み積層シートを繰り出して、紙容器が横につながった形式で、折り曲げ線の加工、及びチャックテープ61の挿入及びヒートシール、それぞれの側縁部がわシール代37のヒートシール、上部シール部53のヒートシール、ノッチ77の打ち抜きなどを行ってもよい。
その後、チャック付き紙容器90の底部73の両がわに突出する底部がわ突出部(耳部)75が底面板35への折り曲げとヒートシールが行われ、チャック付き紙容器90の包装体が完成させられる。
なお、設計では直方体形状のチャック付き紙容器90を想定しているが、紙を主体とした柔軟性がある積層シートからなるチャック付き紙容器90であるため、完全な直方体形状とならない場合を含め、略直方体形状としている。
例えば、図5に示した構成のブランク板93を用いて、図6に示すように2枚のブランク板10a、10bの内面同士を、位置が合わされてから重ね合わされて、チャックテープ接合部52同士が重なり合う位置に、予め雄型テープ体と雌型テープ体とを嵌合させたチャックテープ61が挿入され、ブランク板93の外がわからチャックテープ接合部52が加熱、加圧されてヒートシールされる。
また、易開封加工線51の一方(ここでは右がわ)のブランク板93の側縁部11がわの端部にはノッチ77が設けられ、底部がわシール代38が未シールで開口する折り畳まれた形状の中間段階のチャック付き紙容器(平面状態)91が作製される。
この段階では図7のように、上部重ね合わせ板34は、上方向に起立している。
次に、上方向に起立する上部重ね合わせ板34が、背面がわ(裏がわ天面板33aがわ)に折り曲げられて寝かされて、左右両がわに突出する天部がわ突出部(耳部)74が、側面板32の方向に折り曲げられて、胴部72に接合される。
また、天部がわ突出部(耳部)74の先端部以外の箇所が、チャック付き紙容器90の胴部72に接合してもよい。その場合は、天部がわ突出部(耳部)74の先端部は、チャック付き紙容器90の胴部72に接合されなくてもよい。
完成した内容物入りチャック付き紙容器90の包装体の天部71を、振り出すために開口した状態を図11に示す。
内容物の振り出し方向は、表がわ壁面板831bを下がわにして、チャック付き紙容器80を傾けて取り出す方向である。図12(a)では、表がわ部分のブランク板81bが下がわとなる。
内容物を振り出す振り出し用開口部856は、図12(a)のように表がわ部分のブランク板81b、及び裏がわ部分のブランク板81aとも、曲率半径の大きな曲線で囲まれている。
チャックテープ61が開封された後に、ブランク板93の内面同士が接触する方向に、開口先鋭線19が手の作業などで、外がわから見て山折りにくせ折りされることで、開口先鋭部58を尖らせることができる。
以下に説明する各実施形態、各態様も同様である。
図13、図14を用いて、第一の実施形態の第二の態様の説明を行う。図14は、図13に示したブランク板93を用いてチャック付き紙容器90を作製する際の中間段階の紙容器(平面状態)91の形状を示す。
あるいは、第一開口先鋭線191は、第一横折り曲げ線22及び上縁部21の両方に接していなくてもよい。
あるいは、第二開口先鋭線192は、第一横折り曲げ線22及び第二横折り曲げ線23の両方に接していなくてもよい。
したがって、細い口部を備えた瓶などに、本態様のチャック付き紙容器90から内容物を注入する際には、振り出される内容物の幅を細くすることができるので、内容物を零さずに注入することができ、また内容物の振り出し量の制御が容易となる。
図15にて、本態様の説明を行う。図15は、チャック付き紙容器90を作製する際の中間段階の紙容器(平面状態)91の形状を示す。
特に、折り曲げにくいチャックテープ接合部52に第一開口先鋭線191が存在するので、開口先鋭線19が全体に渡り折り曲げられやすく、開口先鋭部58を形成しやすい。
図16にて、本態様の説明を行う。図16は、チャック付き紙容器90を作製する際の中間段階の紙容器(平面状態)91の形状を示す。
特に、折り曲げにくいチャックテープ接合部52にも第一開口先鋭線191が存在するので、開口先鋭線19が全体に渡り折り曲げられやすく、開口先鋭部58を形成しやすい。
図17にて、本態様の説明を行う。図17は、チャック付き紙容器90を作製する際の中間段階の紙容器(平面状態)91の形状を示す。
特に、チャックテープ接合部52に第一開口先鋭線191が存在しないので、ブランク板93とチャックテープ61との接合の際に、第一開口先鋭線191によるブランク板93の凹凸などによる接合の阻害の虞れが少なくなる。
図18にて、本態様の説明を行う。図18は、チャック付き紙容器90を作製する際の中間段階の紙容器(平面状態)91の形状を示す。
なお、第二開口先鋭線192が天面板33の縦方向全幅に存在しており、即ち第二開口先鋭線192は第一横折り曲げ線22と第二横折り曲げ線23とを、結んでいる。
図19を用いて、本実施形態の説明を行う。
本実施形態のチャック付き紙容器90では、上部重ね合わせ板34及び/又は天部の側部板41のブランク板93の側端部11がわの両がわに、開口制限部54が設けられている。
上部重ね合わせ板34の幅方向の中央部及びその近傍には、開口制限部54は設けられていない。
図19では、左右両がわの開口制限部54において、それぞれブランク板93の側縁部11がわの側端部は、側縁部がわシール代37に接している。そして開口制限部54の領域は天部の側部板41の横断方向の全幅に渡り、さらに第二縦折り曲げ線13を超えて、上部重ね合わせ板34の内部の領域まで達している。そして開口制限部54の内がわの側縁部542は、上部重ね合わせ板34の内部に存在する。
また、開口制限部54はチャックテープ61の上下に分割して設けてもよい。開口制限部54の縦方向の幅を必要な幅だけ設けられれば良い。
図20を用いて、本実施形態の説明を行う。
本実施形態のチャック付き紙容器90では、第二の実施形態と同じ開口制限部54が設けられている。
また、第一の実施形態の第一の態様と同じ開口先鋭線19が設けられている。
そして、振り出し開口部56が所望の大きさに小さく制限されており、内容物の振り出し量の制御が容易である。
図21を用いて、本態様の説明を行う。
このようにすることで、開口制限部54の領域の大きさを小さくすることができ、開口制限部54の加工が容易となる。
いずれの場合も、開口制限部54の要求される強度や、形状により適宜に決められる。
再び図19を用いて、本実施形態の説明を行う。
本実施形態のチャック付き紙容器90では、開口制限部54がヒートシールのより形成されている。
その他の作用効果は第二の実施形態と同じなので、説明は割愛する。
図22を用いて、本実施形態の説明を行う。
本実施形態のチャック付き紙容器90では、開口制限部54が天部の側部板41の領域にのみ形成されている。
また、開口制限部54の下縁部541bは第一横折り曲げ線22には接していないが、近傍にある。
図23を用いて、本実施形態の説明を行う。
本実施形態のチャック付き紙容器90では、天部の側部板41及び/又は天面板33及び/又は天部がわ突出部(耳部)代39に、開口補助線55が設けられている。
したがって、本実施形態のチャック付き紙容器90では、内容物を振り出す際の振り出し用開口部56の形成が容易となる。
再び図23を用いて、本実施形態の説明を行う。
本実施形態のチャック付き紙容器90では、天面板33及び/又は天部がわ突出部(耳部)代39及び/又は天部の側部板41に、開口補助線55が設けられている。
この際に上記の開口補助線55があると、上部重ね合わせ板34及び/又は天部の側部板41及び/又は天面板33及び/又は天部がわ突出部(耳部)代39が適切に変形しやすい。
図24を用いて、本実施形態の説明を行う。
本実施形態のチャック付き紙容器90では、天面板33及び天部がわ突出部(耳部)代39に、開口補助線55が設けられている。
この際に上記の開口補助線55があると、上部重ね合わせ板34及び/又は天部の側部板41及び/又は天面板33及び/又は天部がわ突出部(耳部)代39が適切に変形しやすい。
また、天部71の開口を最大とするため、天部71の開口は両がわの側縁部がわシール代37まで開口される。これにより、開口補助線55の外がわの端部552は、第一天部交点E若しくはその近傍にあってもよい。
図25を用いて、本実施形態の説明を行う。
本実施形態のチャック付き紙容器90では、第二の実施形態と同様に、上部重ね合わせ板34及び/又は前記天部の側部板41のブランク板93の側端部11がわ両がわに、開口制限部54が設けられている。
また、天面板33及び/又は天部がわ突出部(耳部)代39に、開口補助線55が設けられている。
開口制限部54が天部の側部板41にのみにある場合は、上記の基準点Mは、第二縦折り曲げ線13より外がわにあり、開口補助線55は天面板33と天部の側部板41に跨って存在する。
図26を用いて、本態様の説明を行う。
本態様のチャック付き紙容器90では、第五の実施形態と同様に、開口制限部54が天部の側部板41の領域にのみ形成されている。
また、天面板33にのみ開口補助線55が設けられている。
また、折り曲げ線の交点が少なくでき、外観がシンプルとなる。さらに、周囲の折り曲げ線を適切に折りやすい。
る。
図27を用いて、本態様の説明を行う。
本態様のチャック付き紙容器90では、上記の第一の態様とほぼ同じであるが、開口補助線55のみが異なっている。
なお、開口先鋭線19の下端部がわ基準点Lと第三天部交点Jのどちらかは、開口補助線55と接してもよい。
さらに、折り曲げ線が集中しないことから、ブランク板93の当該箇所の強度の低下を防止できる。
≪実施例1≫
実施例1では、第一の実施形態の第一の態様に相当する図5のブランク板93を用いて、図8に示した構成のチャック付き紙容器90を作製した。
(外面がわ) 絵柄等印刷層(グラビア印刷) /
LDPE層(厚み20μm)(日本ポリエチレン、LC520) /
紙基材層(日本製紙、液体紙容器用原紙)(150g/m2) /
EMAA(20μm)(三井・ダウポリケミカル、N0908N) /
シリカ蒸着PET(12μm)(大日本印刷、IB-PET-UBP) /
LDPE層(40μm)(日本ポリエチレン、LC520) (内面がわ)
まず、前記紙基材層の外面がわに、押出ラミネートによりLDPE層(20μm)を形成された。
次に、前記紙基材層の内面がわに、シリカ蒸着PET(12μm)を、溶融したEMAA(20μm)を中間に介在させて、押出ラミネート(サンドイッチラミネート)により積層された。
次に、前記紙基材層の外面がわに形成されたLDPE層(20μm)の外面がわに、グラビア印刷機にて、絵柄が印刷された。
また、下がわの下縁部26には幅が10mmの底部がわシール代38を設けられた。
また、上部重ね合わせ板34及び天部の側部板41の上縁部21の近傍には、それぞれ幅5mmの上部シール部53のシール代が設けられた。
その天部がわ突出部(耳部)代39の下がわに、第二横折り曲げ線23を介して、側面板32が連設された。
その側面板32の下がわに、第三横折り曲げ線24を介して、底部がわ突出部(耳部)代43が連設された。
実施例2では、第一の実施形態の第二の態様に相当する図13のブランク板93を用いて、チャック付き紙容器90を作製した。
図15に、チャック付き紙容器90を作製する際の中間段階の紙容器(平面状態)91の形状を示しているが、この前の段階のブランク板93を用意して、チャック付き紙容器90を作製した。
図16に、チャック付き紙容器90を作製する際の中間段階の紙容器(平面状態)91の形状を示しているが、この前の段階のブランク板93を用意して、チャック付き紙容器90を作製した。
図17に、チャック付き紙容器90を作製する際の中間段階の紙容器(平面状態)91の形状を示しているが、この前の段階のブランク板93を用意して、チャック付き紙容器90を作製した。
図18に、チャック付き紙容器90を作製する際の中間段階の紙容器(平面状態)91の形状を示しているが、この前の段階のブランク板93を用意して、チャック付き紙容器90を作製した。
図19に、チャック付き紙容器90を作製する際の中間段階の紙容器(平面状態)91の形状を示しているが、この前の段階のブランク板93を用意して、チャック付き紙容器90を作製した。
上記の開口制限部54は、表がわブランク板10bにステンレスの受け台を当て、裏がわブランク板10aに、開口制限部54と同一形状の加熱された黄銅製のシールヘッドが当てられて、その後に冷却されて、ヒートシールされて形成された。
表がわブランク板10bと裏がわブランク板10aの当該部分の内面同士がヒートシールされて、開口制限部54が形成された。
図20に、チャック付き紙容器90を作製する際の中間段階の紙容器(平面状態)91の形状を示しているが、この前の段階のブランク板93を用意して、チャック付き紙容器90を作製した。
その他の箇所の形状、材質、加工方法などは、実施例1と同じであった。
図21に、チャック付き紙容器90を作製する際の中間段階の紙容器(平面状態)91の形状を示しているが、この前の段階のブランク板93を用意して、チャック付き紙容器90を作製した。
図22に、チャック付き紙容器90を作製する際の中間段階の紙容器(平面状態)91の形状を示しているが、この前の段階のブランク板93を用意して、チャック付き紙容器90を作製した。
図23に、チャック付き紙容器90を作製する際の中間段階の紙容器(平面状態)91の形状を示しているが、この前の段階のブランク板93を用意して、チャック付き紙容器90を作製した。
その他の箇所の形状、材質、加工方法などは、実施例1と同じであった。
図24に、チャック付き紙容器90を作製する際の中間段階の紙容器(平面状態)91の形状を示しているが、この前の段階のブランク板93を用意して、チャック付き紙容器90を作製した。
その他の箇所の形状、材質、加工方法などは、実施例1と同じであった。
図25に、チャック付き紙容器90を作製する際の中間段階の紙容器(平面状態)91の形状を示しているが、この前の段階のブランク板93を用意して、チャック付き紙容器90を作製した。
その他の箇所の形状、材質、加工方法などは、実施例1と同じであった。
図26に、チャック付き紙容器90を作製する際の中間段階の紙容器(平面状態)91の形状を示しているが、この前の段階のブランク板93を用意して、チャック付き紙容器90を作製した。
その他の箇所の形状、材質、加工方法などは、実施例1と同じであった。
図27に、チャック付き紙容器90を作製する際の中間段階の紙容器(平面状態)91の形状を示しているが、この前の段階のブランク板93を用意して、チャック付き紙容器90を作製した。
その他の箇所の形状、材質、加工方法などは、実施例1と同じであった。
比較例1では、図1に示した1枚のブランク板81を用いて、図2に示したチャック付き紙容器80を作製した。
その他、開口先鋭線19の無いことは異なっており、天部871以外の箇所の形状、材質、加工方法などは、実施例1と同じであった。
比較例2では、図28に示したブランク板89を用いた。ブランク板89は表がわブランク板89aと裏がわブランク板89bからなり、図28(a)に表がわブランク板89aを示し、図28(b)に裏がわブランク板89aを示す。ブランク板89から、図2に示したチャック付き紙容器80を作製した。
開口先鋭線19が無いこと以外は、その他の箇所の形状、材質、加工方法などは、実施例1と同じであった。
実施例1から15、比較例1と2のチャック付き紙容器を各50個作製し、評価した。
このため、本開示のチャック付き紙容器90においては、その製造能力が低下することがなく、また不良の発生も少なくすることができる。
次いで、底部73が折り込まれ、そして底部がわシール代38がヒートシールされて、そのヒートシールされた部分が裏がわ底面板35aの方向へ寝かされた。さらに底部73の左右両がわから突出する底部がわ突出部(耳部)75が底面板35がわへ折り曲げられ、表がわ底面板35b及び/又は表がわ底部がわシール代38bへヒートシールされて、実施例1から15と比較例1と2の略直方体形状のチャック付き紙容器90の包装体が完成した。
そして、チャック付き紙容器90の包装体の上部の振り出し用開口部56が、チャック付き紙容器90のほぼ全幅に渡って開口した。
その際に、食塩が零されることなく、注入された。
チャック付き紙容器90の包装体の上部の振り出し用開口部56が、開口制限部54にて制限されたため、制限された適切な大きさの振り出し用開口部56となった。
その際に、食塩が零されることなく、注入された。
チャック付き紙容器90の包装体の上部の振り出し用開口部56が、開口制限部54にて制限されたため、制限された適切な大きさの振り出し用開口部56となった。
その際に、食塩が零されることなく、注入された。
チャック付き紙容器90の包装体の上部の振り出し用開口部56が、チャック付き紙容器90のほぼ全幅に渡って開口した。
その際に、食塩が零されることなく、注入された。
チャック付き紙容器90の包装体の上部の振り出し用開口部56が、開口制限部54にて制限されたため、制限された適切な大きさの振り出し用開口部56となった。
その際に、食塩が零されることなく、注入された。
そして、チャック付き紙容器80の包装体の上部の振り出し用開口部856が、チャック付き紙容器80のほぼ全幅に渡って開口した。
10b 表がわブランク板
11 ブランク板の側縁部
12 第一縦折り曲げ線
13 第二縦折り曲げ線
17 天部がわ斜め折り曲げ線
18 底部がわ斜め折り曲げ線
19 開口先鋭線
191 第一開口先鋭線
192 第二開口先鋭線
21 上縁部
22 第一横折り曲げ線
23 第二横折り曲げ線
24 第三横折り曲げ線
25 第四横折り曲げ線
26 下縁部
31 壁面板
32 側面板
33 天面板
34 上部重ね合わせ板
35 底面板
37 側縁部がわシール代
38 底部がわシール代
39 天部がわ突出部(耳部)代
41 天部の側部板
43 底部がわ突出部(耳部)代
51 易開封加工線
52 チャックテープ接合部
53 上部シール部
54 開口制限部
541 開口制限部の下縁部
542 開口制限部の内がわの側縁部
55 開口補助線
551 開口補助線の内がわの端部
552 開口補助線の外がわの端部
56 振り出し用開口部
57 開封掴み代
58 開口先鋭部
61 チャックテープ
71 チャック付き紙容器の天部
71d 天部の角部
72 チャック付き紙容器の胴部
72d 胴部の稜部
73 チャック付き紙容器の底部
73d 底部の角部
74 天部がわ突出部(耳部)
75 底部がわ突出部(耳部)
76 天部がわ突出部(耳部)の折り曲げ部
77 ノッチ
80 従来技術のチャック付き紙容器
81 従来技術のブランク板
81a 従来技術の裏がわ部分のブランク板
81b 従来技術の表がわ部分のブランク板
821 従来技術の中間横折り曲げ線(半折り線)
831 従来技術の壁面板
834 従来技術の上部重ね合わせ板
843 従来技術の上部重ね合わせ板の側部板
851 従来技術の易開封加工線
856 従来技術の振り出し用開口部
861 従来技術のチャックテープ
871 従来技術のチャック付き紙容器の天部
872 従来技術のチャック付き紙容器の胴部
874 従来技術の天部がわ突出部(耳部)
877 従来技術のノッチ
89 従来技術の別形態のブランク板
89a 従来技術の別形態の裏がわブランク板
89b 従来技術の別形態の表がわブランク板
90 本開示の一実施形態のチャック付き紙容器
91 本開示の一実施形態の中間段階のチャック付き紙容器(平面状態)
92 本開示の一実施形態の中間段階のチャック付き紙容器(起函状態)
93 本開示の一実施形態のブランク板
E 第一天部交点(第一縦折り曲げ線と第一横折り曲げ線との交点)
F 第二天部交点(第二縦折り曲げ線と第二横折り曲げ線との交点)
G 第一底部交点(第一縦折り曲げ線と第四横折り曲げ線との交点)
H 第二底部交点(第二縦折り曲げ線と第三横折り曲げ線との交点)
J 第三天部交点(第二縦折り曲げ線と第一横折り曲げ線との交点)
L 開口先鋭線の下端部がわの基準点(第二横折り曲げ線と、開口先鋭線若しくはその下方のへの延長線との交点)
M 開口補助線の第一横折り曲げ線の線上の基準点(開口制限部の内がわの側縁部の下端部から鉛直下がわに延びる仮想線と、第一横折り曲げ線との交点)
Claims (9)
- 紙を基材とする積層シートからなる2枚のブランク板を接合して組み上げられるチャック付き紙容器において、
前記チャック付き紙容器の上部に、前記ブランク板を重ね合わせて接合される上部重ね合わせ板、及び前記上部重ね合わせ板の下がわに連設される天面板とからなる天部と、
前記上部重ね合わせ板の左右に連設される天部の側部板と、
前記天部の左右に連設される天部がわ突出部と、
前記天部の下がわに備わる胴部と、
前記胴部の下がわに備わる底部と、
前記上部重ね合わせ板及び前記天部の側部板の上縁部若しくは前記上縁部の近傍を、横断する上部シール部と、
前記上部シール部の下がわに位置し、前記上部重ね合わせ板及び前記天部の側部板を横断する易開封加工線と、
前記易開封加工線の下がわに位置し、前記上部重ね合わせ板及び前記天部の側部板を横断するチャックテープと、
少なくとも前記上部重ね合わせ板及び/又は前記天面板に、前記チャック付き紙容器の縦方向に鉛直に延在する開口先鋭線を備え、
前記開口先鋭線と前記チャックテープとは、交差することを特徴とするチャック付き紙容器。 - 前記チャック付き紙容器の前記上部重ね合わせ板及び/又は前記天部の側部板の両がわの前記ブランク板の側縁部がわに、開口制限部があることを特徴とする請求項1に記載のチャック付き紙容器。
- 前記開口制限部は、前記ブランク板の内面同士がシールされて形成されることを特徴とする請求項2に記載のチャック付き紙容器。
- 前記開口制限部は、
前記上部重ね合わせ板と前記天部の側部板の間に介在する第二縦折り曲げ線の外がわ近傍にあるが、前記第二縦折り曲げ線に触れていないことを特徴とする請求項2または3に記載のチャック付き紙容器。 - 少なくとも前記上部重ね合わせ板及び/又は前記天部の側部板及び又は前記天面板及び/又は、前記天面板の左右に連設される天部がわ突出部(耳部)代に、開口補助線が存在することを特徴とする請求項1から4までのいずれか一項に記載のチャック付き紙容器。
- 前記開口補助線は、
前記天面板及び前記天部がわ突出部(耳部)代の下がわに位置し、かつ前記天面板及び前記天部がわ突出部(耳部)代と、前記天部の下がわに備わる胴部との間に介在する第二横折り曲げ線における前記チャック付き紙容器の横断方向の中央部から、
前記チャック付き紙容器の側縁部がわシール代の内がわに位置し、かつ前記チャック付き紙容器の側縁部がわシール代と、前記天部の左右に連設される天部がわ突出部との間に介在する第一縦折り曲げ線と、チャックテープの下縁部との交点まで、を結ぶ線上にあることを特徴とする請求項5に記載のチャック付き紙容器。 - 前記開口補助線は、
前記天面板及び前記天部がわ突出部(耳部)代の下がわに位置し、かつ前記天面板及び前記天部がわ突出部(耳部)代前記天部の下がわに備わる胴部との間に介在する第二横折り曲げ線における前記チャック付き紙容器の横断方向の略中央部から、
前記チャック付き紙容器の側縁部がわシール代の内がわに位置し、前記チャック付き紙容器の側縁部がわシール代と、前記天部の左右に連設される天部がわ突出部との間に介在する第一縦折り曲げ線と、
前記上部重ね合わせ板及び前記天部の側部板と、前記天面板及び前記天部がわ突出部(耳部)代との間に介在する第一横折り曲げ線との交点である第一天部交点(E)まで、を結ぶ線上にあることを特徴とする請求項5に記載のチャック付き紙容器。 - 前記開口補助線は、
前記天面板及び前記天部がわ突出部(耳部)代の下がわに位置し、かつ前記天面板及び前記天部がわ突出部(耳部)代と、前記天部の下がわに備わる胴部との間に介在する第二横折り曲げ線における前記チャック付き紙容器の横断方向の略中央部から、
前記上部重ね合わせ板及び/又は前記天部の側部板の両がわに設けられる開口制限部の内がわの側縁部の下端部から鉛直下方に延ばした仮想線と、前記上部重ね合わせ板及び前記天部の側部板と、前記天面板及び前記天部がわ突出部(耳部)代との間に介在する第一横折り曲げ線との交点を、前記開口補助線の前記第一横折り曲げ線の線上の基準点(M)とし、
前記基準点(M)若しくは前記基準点(M)の近傍までを、結ぶ線上にあることを特徴とする請求項5に記載のチャック付き紙容器。 - 前記開口補助線は、
前記天面板及び前記天部がわ突出部(耳部)代の下がわに位置し、かつ前記天面板及び前記天部がわ突出部(耳部)代と、前記天部の下がわに備わる胴部との間に介在する第二横折り曲げ線における前記チャック付き紙容器の横断方向の略中央部から、
前記上部重ね合わせ板と前記天部の側部板との間に介在する第二縦折り曲げ線と、前記上部重ね合わせ板及び前記天部の側部板と、前記天面板及び前記天部がわ突出部(耳部)代との間に介在する第一横折り曲げ線との交点である第三天部交点(J)まで、を結ぶ線上にあることを特徴とする請求項5に記載のチャック付き紙容器。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2020056768A JP7088227B2 (ja) | 2020-03-26 | 2020-03-26 | チャック付き紙容器 |
JP2022057306A JP7180807B2 (ja) | 2020-03-26 | 2022-03-30 | チャック付き紙容器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2020056768A JP7088227B2 (ja) | 2020-03-26 | 2020-03-26 | チャック付き紙容器 |
Related Child Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2022057306A Division JP7180807B2 (ja) | 2020-03-26 | 2022-03-30 | チャック付き紙容器 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2021155071A JP2021155071A (ja) | 2021-10-07 |
JP7088227B2 true JP7088227B2 (ja) | 2022-06-21 |
Family
ID=77919456
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2020056768A Active JP7088227B2 (ja) | 2020-03-26 | 2020-03-26 | チャック付き紙容器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP7088227B2 (ja) |
Citations (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP3086212U (ja) | 2001-11-22 | 2002-06-14 | 株式会社細川洋行 | 再閉包装袋およびプラスチック製線状ファスナー |
JP2005178833A (ja) | 2003-12-19 | 2005-07-07 | Dainippon Printing Co Ltd | チャックテープ付き紙容器 |
JP2011255902A (ja) | 2010-06-04 | 2011-12-22 | Meiko Shoji Kk | ウエットシート包装体 |
JP2012017141A (ja) | 2010-07-06 | 2012-01-26 | Takashi Takahashi | 練り物等の小出し袋 |
JP2018058626A (ja) | 2016-10-07 | 2018-04-12 | 凸版印刷株式会社 | 包装袋 |
Family Cites Families (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5735238U (ja) * | 1980-08-04 | 1982-02-24 | ||
JPS618049A (ja) * | 1984-06-21 | 1986-01-14 | 日本臓器製薬株式会社 | ガ−ゼ収納容器 |
JPH10129683A (ja) * | 1996-11-01 | 1998-05-19 | Dainippon Printing Co Ltd | スタンディングパウチ |
JP4030177B2 (ja) * | 1998-03-09 | 2008-01-09 | 大日本印刷株式会社 | 包装袋 |
-
2020
- 2020-03-26 JP JP2020056768A patent/JP7088227B2/ja active Active
Patent Citations (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP3086212U (ja) | 2001-11-22 | 2002-06-14 | 株式会社細川洋行 | 再閉包装袋およびプラスチック製線状ファスナー |
JP2005178833A (ja) | 2003-12-19 | 2005-07-07 | Dainippon Printing Co Ltd | チャックテープ付き紙容器 |
JP2011255902A (ja) | 2010-06-04 | 2011-12-22 | Meiko Shoji Kk | ウエットシート包装体 |
JP2012017141A (ja) | 2010-07-06 | 2012-01-26 | Takashi Takahashi | 練り物等の小出し袋 |
JP2018058626A (ja) | 2016-10-07 | 2018-04-12 | 凸版印刷株式会社 | 包装袋 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2021155071A (ja) | 2021-10-07 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP4593104B2 (ja) | チャックテープ付き紙容器 | |
JP7291400B2 (ja) | 包装袋の製造方法 | |
JP7088227B2 (ja) | チャック付き紙容器 | |
JP2022082659A (ja) | チャック付き紙容器 | |
JP2022056276A (ja) | チャック付き紙容器 | |
JP7081580B2 (ja) | チャック付き紙容器 | |
JP2021066497A (ja) | チャック付き紙容器 | |
JP2022056274A (ja) | チャック付き紙容器 | |
JP7384094B2 (ja) | チャック付き紙容器 | |
JP2021133974A (ja) | チャック付き紙容器 | |
JP2021155089A (ja) | チャック付き紙容器 | |
JP2022007608A (ja) | チャック付き紙容器 | |
JP2022057293A (ja) | チャック付き紙容器 | |
JP2022150047A (ja) | チャック付き紙容器 | |
JP2022127530A (ja) | チャック付き紙容器 | |
JP2021095165A (ja) | チャック付き紙容器 | |
JP7484105B2 (ja) | チャック付き紙容器、その製造方法 | |
JP2023048361A (ja) | チャック付き紙容器 | |
JP2022026705A (ja) | チャック付き紙容器 | |
JP2022155765A (ja) | チャック付き紙容器 | |
JP2022154333A (ja) | チャック付き紙容器 | |
JP2022042268A (ja) | チャック付き紙容器 | |
JP2022131914A (ja) | チャック付き紙容器 | |
JP6684140B2 (ja) | ノッチ付き袋 | |
JP2023051198A (ja) | チャック付き紙容器 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20211117 |
|
A871 | Explanation of circumstances concerning accelerated examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A871 Effective date: 20211117 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20220201 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20220331 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20220510 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20220523 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 7088227 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |