JP7088147B2 - 作業車両 - Google Patents

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Description

本発明は、農業用トラクタ等の作業車両に関し、特にミッションケースのブリーザ構成に関する。
農業トラクタにおいて、ミッションケースの後端上部のオイル給油筒を装着し、該給油筒にミッションケース用ブリーザパイプを接続する。そして、ミッションケース用ブリーザパイプの上端を安全フレームに貫通させ大気開放する構成が公知である(特許文献1)。
特開2016-88211号公報
特許文献1の構成によると、開放先が安全フ レームの管内とされると、雨水の浸入や埃の堆積を阻止できる。ところが、オイルの吹き出しによる汚損の可能性がある。
この発明は、オイル漏れを抑制したブリーザ構成を有する作業車両を提供することを目的とする。
この発明は、上記課題を解決すべく次のような技術的手段を講じた。
請求項1に記載の発明は、操縦席6の後方にオイルを貯留するリザーブタンク23を備え、リザーブタンク23とミッションケース5をブリーザホース21で接続し、ブリーザホース21から分岐してオイルをミッションケース5に戻すリターンホース25をミッションケース5に接続し、リザーブタンク23にブリーザを構成した。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の発明において、機体1の後部に設けたリザーブタンクステー31にリザーブタンク23を固定し、リザーブタンクステー31に、キャビンガラスを洗浄するウォッシャー液を貯留するウォッシャータンク33を固定するウォッシャータンクステー32を取付け、リザーブタンク23の後方にウォッシャータンク33を隣接して設けた。
請求項3に記載の発明は、請求項1又は請求項2に記載の発明において、リザーブタンク23の上方にブリーザを構成し、緩衝シート34をリザーブタンク23とキャビン9の後部窓16との間に設けた。
請求項1及び請求項2に記載の発明によると、ミッションケース5内オイルが噴出してもリターンホース25からミッションケース5内に戻るか、リザーブタンク23に回収されるため、オイルが外部へ流出することを防止できる。
請求項3に記載の発明によると、請求項1及び請求項2に記載の効果に加え、ブリーザやリザーブタンク23がキャビン9の後部窓16と接触して損傷することを防止できる。
本発明における実施の形態の農用トラクタの側面図である。 本発明における実施の形態のリザーブタンク取付状態を示す右斜後方斜視図である。 本発明における実施の形態のリザーブタンク取付状態を示す左斜後方斜視図である。 本発明における実施の形態のウォッシャータンクステー他の取付状態を示す左斜後方斜視図である。 本発明における実施の形態のウォッシャータンク他の取付状態を示す左斜後方斜視図である。 本発明における実施の形態の別例のリザーブタンクステーの取付状態を示す右斜後方斜視図である。 (A)(B)本発明における実施の形態の別例のリザーブタンクステーの斜視図である。(C)同側面図である。 本発明における実施の形態の対向板の斜視図である。 本発明における実施の形態の別例のリザーブタンク取付状態を示す右斜後方斜視図である。 本発明における実施の形態の別例のリザーブタンク及びカバーの取付状態を示す右斜後方斜視図である。
以下に、本発明に係る実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。
作業車両としての農用トラクタは、動力によって自走しながら圃場等で作業を行う。農用トラクタは、機体1前側にあって駆動可能でかつ操舵可能な左右の前輪2L,2Rと、機体1後側に左右の後輪3L,3Rを備え、機体1前部のボンネット4内に動力源としてのエンジンEと、変速装置を内装するミッションケース5を備える。なお、左右一対に設けられる部材において、図中符号Lは左側を示し、符合Rは右側を示す。
機体1上の操縦席6、ステアリングハンドル7、ステップ8等の操縦部空間を囲うキャビン9が設けられる。キャビン9は前後支柱10L,10R、後部支柱11L,11R及び中間支柱12L,12Rの支柱と、フェンダ13L,13R間を接続する後部壁等の板金材と、天井部14等を枠組み構成してなり、左右のドア15L,15R、後部窓16、左右窓17L,17Rのガラス壁等を開閉自在に配設している。
機体1の後部において、ロータリ等の作業機(図示せず)を装着可能な連結装置(図示せず)を昇降連動する油圧アーム18L,18Rを回動可能に設ける。すなわち、前記ミッションケース5後上部にシリンダケース19を施蓋状に設け、シリンダケース19には油圧アーム18L,18Rを連結させたアーム軸18Sを水平姿勢に支持するとともに、該アーム軸20を回動連動すべくシリンダケース19内に形成したシリンダを摺動するピストン(いずれも図示せず)に連動する公知の構成としている。シリンダケース19下方は開放状に形成されていて、ミッションケース5内に通じる構成である。
そして、ミッションケース5内ミッションオイルは前記油圧アーム18L,18R回動用の油圧オイルと兼用であり、図外油圧ポンプでミッションケース内のオイルを切替バルブを経由してシリンダケース19内シリンダに供給し又は排出しながらピストンを摺動作動させる構成である。
前記シリンダケース19の上部に、連通孔を形成し中空の連結パイプ20を挿通保持させている。この連結パイプ20に可撓性のブリーザホース21の一端を嵌合接続している。そして、ブリーザホース21を上方に延設しその上端部は、前記キャビン9を構成する後部壁22の背面側高所に設けたリザーブタンク23の蓋23a上部に延長されている。そしてリザーブタンク23の蓋部23aには連通孔を形成し、ブリーザホース21の端部を連結金具23bを介して接続してなる。もって、ブリーザホース21を伝うオイルをリザーブタンク23に回収できる構成としている。
リザーブタンク23の蓋部にはさらにJ型に湾曲したホース24が接続され、その端部は開放端に形成されているもので、もって先端を大気に開放する所謂ブリーザを構成している。
さらに、前記ブリーザホース21のリザーブタンク23に近い高所位置において、分岐金具21aを介してリターンホース25を接続している。リターンホース25の下端は、前記シリンダケース19後端側上部に設ける給油口26の筒状突出部に適宜に接続している。給油口26は給油蓋26aによって開閉自在の構成である。このように、リターンホース25を接続するから、ブリーザホース21を伝うオイルをミッションケース5に還流できる。
次いで、リザーブタンク23の装着構成について、図2,図3に示すように、キャビン9の前記後部壁22の背面側にリザーブタンクステー31を構成するものである。リザーブタンクステー31は、水平状の基板部31aと中央部から上方に突出するホルダ部31bとからなり、このうち基板部31aをキャビン9の左右の後部支柱11L,11Rを連結する補強用の水平フレーム30もしくは該後部支柱11Lに固定支持し、ホルダ部31bにリザーブタンク23の後面側に形成した嵌合凹部を案内できるようになし、リザーブタンク23を水平フレーム30後面とホルダ部31bとの間隔部に位置させて着脱自在に保持できる構成としている。こうして、高い位置に配置したリザーブタンク23にブリーザホース21を介してシリンダケース19と接続するとともに、リターンホース25をミッションケース5に接続するものであるから、ミッションケース5内オイルが噴出してもリターンホース25からミッションケース5内に戻るか、リザーブタンク23に回収されるため、オイルが外部へ流出することを防止できる。
前記リザーブタンクステー31を利用してウォッシャータンクステー32を固定している。すなわち、ウォッシャータンクステー32は、基板部32aと平面視U型で左右端部のそれぞれ上下にタンク装着用ボルト締結孔32cを形成したカバー部32bとを一体成型したものであり、ウォッシャータンクステー32の基板部32aは前記リザーブタンクステー31の基板部31aに重合させてボルト締結によって固着できる構成である(図4)。ウォッシャータンク33はカバー部材32bを介して、つまりリザーブタンク23の後方に固定支持されるものである(図5)。なお、ウォッシャータンク33に形成された左右の耳部にはボルト挿通孔を穿設し上記タンク装着用ボルト締結孔32cに一致させてボルト挿通及び締結可能に構成されている。
従ってリザーブタンク23とウォッシャータンク33は前後にコンパクトに配置できる上、メンテナンスも容易である。なお、ウォッシャータンク33はキャビン9の後部窓16のガラスを洗浄するウォッシャー液を貯留する公知の構成である。
図4,図5において、リザーブタンク23の後面及び上面側を巻くことのできる長さの緩衝用のゴムシート34を設けている。ブリーザホース24やブリーザタンク23が後部窓16のガラスと接触して損傷することを防止できる。
なお、ゴムシート34は、本発明の緩衝シートの一例である。
ついで、図6~図10のロプス仕様の例について説明する。なおキャビン仕様の上記実施例と共通の部材には同一の符号で示している。左右のロプス下部支柱35L,35Rを補強用の水平フレーム36で連結し、この水平フレーム36にリザーブタンク23のリザーブタンクステー37を構成する。リザーブタンクステー37は、側面視L型で下部に折曲する基板部を形成した本体部37aと、基板部から上方突出するよう固定されたホルダ部37b、及び本体部37aと対向する対向部37cとからなり、本体部37aと対向部37cを水平フレーム36を介在して連結固定することにより、リザーブタンクステー37は水平フレーム36に着脱固定可能に構成される。ホルダ部37bにリザーブタンク23に形成された嵌合凹部を案内して保持するものである。図9に示すように、リザーブタンク23はホルダ部37bの後側に位置するように保持させている。この点、図2,図3のキャビン仕様とはホルダ部31b又は37bに対する前後位置関係を反対としているが、リザーブタンク23自体は共通で利用できる。すなわち、リザーブタンク23を前後反転して装着するものであるが、この場合、蓋部23aに対する連結金具23bの装着方向を180度反転するなどして、ブリーザホース21及びJ型ホース24の装着位置を反対位置に設けておけばよい。
そして、ブリーザタンク23の上・下面、及び後面を覆うようにカバー38を設けてもよい。さらに、リザーブタンクステー37の本体部37aの上下には、突起金具37dを設けて、ゴム製のカバー38の上下端部を引っ掛けて保持する構成である。カバー38は作業中に飛散する泥土付着を防止できる(図10)。なお、可撓性材料のみで所定の成形を維持できない場合には、フレーム部材を追加するなど適宜の成形維持手段を講じるとよい。また、ゴム等の可撓性材料のほか、樹脂材や板金材を用いてもよい。
前記実施例では、ミッションケース5の上部にシリンダケース19を配置してブリーザホース21をシリンダケース19に接続する構成とし、同様にミッションオイルの給油口26をシリンダケース19に設ける構成としたが、ミッションケース5に直接設けてもよい。
5 ミッションケース
6 操縦席
21 ブリーザホース
23 リザーブタンク
25 リターンホース
31 リザーブタンクステー
32 ウォッシャータンクステー
33 ウォッシャータンク
34 ゴムシート(シート)

Claims (3)

  1. 操縦席の後方にオイルを貯留するリザーブタンクを備え、前記リザーブタンクとミッションケースをブリーザホースで接続し、前記ブリーザホースから分岐して前記オイルを前記ミッションケースに戻すリターンホースを前記ミッションケースに接続し、前記リザーブタンクにブリーザを構成したことを特徴とする作業車両。
  2. 機体の後部に設けたリザーブタンクステーに前記リザーブタンクを固定し、前記リザーブタンクステーに、キャビンガラスを洗浄するウォッシャー液を貯留するウォッシャータンクを固定するウォッシャータンクステーを取付け、前記リザーブタンクの後方に前記ウォッシャータンクを隣接して設けてなる請求項1に記載の作業車両。
  3. 前記リザーブタンクの上方に前記ブリーザを構成し、緩衝シートを前記リザーブタンクとキャビンの後部窓との間に設けてなる請求項1又は請求項2に記載の作業車両。
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