JP2539063B2 - 運搬車 - Google Patents

運搬車

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JP2539063B2
JP2539063B2 JP34059389A JP34059389A JP2539063B2 JP 2539063 B2 JP2539063 B2 JP 2539063B2 JP 34059389 A JP34059389 A JP 34059389A JP 34059389 A JP34059389 A JP 34059389A JP 2539063 B2 JP2539063 B2 JP 2539063B2
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JP
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engine
starter
fuel tank
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battery
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武志 梶本
義孝 松原
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  • Cooling, Air Intake And Gas Exhaust, And Fuel Tank Arrangements In Propulsion Units (AREA)
  • Arrangement Or Mounting Of Propulsion Units For Vehicles (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、荷台の前方箇所にエンジンを左右方向の中
間に位置させて配置し、前記エンジンの左右一側箇所に
運転部を配設してある運搬車で、詳しくは、安全性を向
上するための技術に関する。
〔従来の技術〕
従来の運搬車では、エンジンと荷台とで挟まれた空間
の上側部分に燃料タンクを配設し、エンジンの左右他側
箇所の前部にバッテリを配置していた(例えば実公昭59
−1850号公報)。
〔発明が解決しようとする課題〕
ところが、上記のような配置形態の運搬車では、前記
実公昭59−1850号公報においてもみられるように、エン
ジンの搭載形式として、エンジンのクランク軸が前後向
き姿勢となる縦置き形式が一般に採用されている。ま
た、エンジンのスタータは、一般に、エンジン後部に連
結のフライホイールを回転させることにより、エンジン
を始動回転させる関係上、エンジンの後部に配置されて
いる。従って、前記の従来技術によるときは、燃料の点
火源となるスパークを発生させるおそれのあるスタータ
が燃料タンクに比較的近く位置することになり、スター
タを燃料タンクから遠く隔てて配置する場合に比較し
て、スパークによる燃料引火を防止する安全対策をより
厳重に行なわなければならない。
しかも、バッテリとスタータとがエンジンの前後に位
置するため、スタータへの給電配線が長くなり、その給
電配線をエンジン越しに行なわなければならないことも
相俟って給電配線の取り回しがむずかしい。
また、燃料タンクが車体の左右中間部位に位置してい
るので、燃料補給を行うには重い補給容器を車体上に持
ち上げて左右中間部位まで運び込む必要があって煩わし
い作業になるとともに、その際に補給容器に付着した燃
料が滴り落ちて周囲を汚すこともあった。
本発明の目的は、上述した不都合を一挙に解消しよう
とする点にある。
〔課題を解決するための手段〕
本発明による運搬車の特徴構成は、前記エンジンの左
右他側の車体外端部位に燃料タンクを配設し、前記エン
ジンのスタータを前記運転部側に片寄らせて配置し、そ
のスタータの運転部側にバッテリをスタータに近接させ
て配設してある点にある。
〔作 用〕
燃料タンクとスタータとがエンジンを挟んで位置する
ため、燃料タンクとスタータとの距離を長くできること
はもちろん、エンジンが燃料タンク設置部とスタータ設
置部との仕切りとして作用する。しかも、バッテリーが
燃料タンクとでエンジンを挟んだ位置で、かつ、スター
タに近接する位置にあるため、バッテリーからスタータ
への給電配線を、エンジンを仕切りとして燃料タンクに
対して区画した状態に設置できるとともに、短かくでき
る。
また、燃料タンクは車体外端部位に位置しているので
燃料タンクへの燃料補給を車体横外側部から行うことが
でき、重い補給容器を車体上に持ち上げて大きく持ち運
ぶ必要はない。
〔発明の効果〕
その結果、本発明によれば次のような効果をもたら
す。
バッテリーからスタータへの給電配線の取回しが容
易で、配線ミスの生じにくいものとできる。
長年月の経過に伴なう配線の絶縁劣化や接続不良等
が原因で発生するおそれのあるスタータの始動時におけ
るスパークにより燃料が引火する危険を、エンジンを仕
切りに利用した簡単な構成で回避できる。
燃料補給を車体横外側部から容易に行うことができ
る。
〔実施例〕
本発明の実施例を次に示す。
運搬車は、第4図に示すように、走行装置として左右
一対のクローラ走行装置(1)を備え、荷台としてダン
プ荷台(2)を備えている。
前記ダンプ荷台(2)は、車体フレーム(3)の後部
に固着のダンプ支点ブラケット(4)に上下揺動自在に
支承されている。前記車体フレーム(3)は、前記クロ
ーラ走行装置(1)のトラックフレーム(1A)に連結支
持されている。
そして、前記ダンプ荷台(2)の前方箇所は、第1
図、第2図に示すように左右方向で3つに区画されてい
る。各区画の境界には仕切り(5)が設けられている。
前記区画のうち、中央の区画には、第3図にも示すよ
うにクランク軸を前後向きとする縦姿勢でエンジン
(6)が配置されている。このエンジン(6)の前方部
には、ラジエータ(7)と冷却フアン(8)とが配置さ
れており、エンジン(6)の後部には、油圧ポンプユニ
ット(9)が連設されている。そして、エンジン(6)
は、前記車体フレーム(3)に防振ゴム(10)を介して
取付けられている。また、前記油圧ポンプユニット
(9)は、前記クローラ走行装置(1)に対する2ポン
プ−2モータ型の油圧式無段変速装置における2つのポ
ンプ(9A)と、前記ダンプ荷台(2)を昇降するための
ダンプシリンダ(2A)等に油圧を供給するための作業用
のポンプ(9B)と、チャージポンプ(9C)とを備てえい
る。
前記区画のうち左右一側の区画には、運転部(11)が
配設されている。この運転部(11)は、縦軸芯(Y)回
りの回転で向き変更自在な座席(11A)と、その座席(1
1A)の前方部に配設した前向き姿勢用の第1操作部(11
B)と、前記座席(11A)の後方部に配設した後向き姿勢
用の第2操作部(11C)とを備えている。
前記区画のうち左右他側の区画には、燃料タンク(1
2)と、前記エンジン(6)に対するエアークリーナ(1
3)と、前記油圧ポンプユニット(9)に対する作動油
タンク(14)とがその記載順で前部から後部に並置する
状態に配設されている。前記燃料タンク(12)の前端部
上方には、前記ラジエータ(7)に対するリザーブタン
ク(7A)が配設されている。
また、前記前方箇所の前端部には、車幅全幅にわたる
フロントカバー(15)が配設されており、このフロント
カバー(15)内に、前記ラジエータ(7)、冷却ファァ
ン(8)、燃料タンク(12)の前端部、リザーブタンク
(7A)が配置収納されている。
前記フロントカバー(15)の前板のうち、前記中央と
左右他側の区画に位置する部分には、冷却風導入用のグ
リル(15A)が形成されている。かつ、フロントカバー
(15)の天板(15a)のうち、前記ラジエータ(7)の
冷却水注入口(7a)およびリザーブタンク(7A)の注水
口(7b)夫々に対応する箇所には、保守点検用の蓋(16
a),(16b)付きの口(16A),(16B)が形成されてい
る。
前記中央の区画の上部は、前端を支点(R)とする上
下揺動により開閉自在な前部の可動ボンネット(17)
と、後部の固定ボンネット(18)とが配設されている。
前記左右他側の区画には、フロントカバー(15)のグ
リル(15A)からエアークリーナ(13)への給気を許す
状態でフロントカバー(15)から後方にはみ出た燃料タ
ンク(12)とエアクリーナー(13)とを覆うカバー(1
9)が設けられており、このカバー(19)の天板のうち
燃料タンク(12)の注入口(12a)に対応する部分に
は、保守点検用の蓋(19a)付きの口(19A)が形成され
ている。かつ、カバー(19)の側板のうちエアークリー
ナ(13)に対応する部分は、クリーナ交換用の開閉自在
な蓋(20)に構成されている。また、作動油タンク(1
4)は、このカバー(19)に面一に連らなる形状に構成
されている。
そして、前記エンジン(6)のスタータ(21)は、運
転部(11)側に片寄った箇所に配置されており、バッテ
リ(22)は、左右一側の区画のうち、前記スタータ(2
1)の横側近傍位置となる座席(11A)の下側に配置さ
れ、スタータ(21)に配線で接続されている。(23)は
マフラーである。
なお、前記第2操作部(11B)としては、第1操作部
(11A)と同様に走行操作具を備えたものが望ましい
が、ダンプ荷台(2)の昇降操作具のみを備えたもので
あっても良い。
上記実施例では、荷台(2)としてダンプ荷台を示し
たが、荷台(2)は固定式のものであっても良い。ま
た、燃料タンク(12)、エアークリーナ(13)、作動油
タンク(14)の前後位置関係は適宜変更可能である。
尚、特許請求の範囲の項に図面との対照を便利にする
為に符号を記すが、該記入により本発明は添付図面の構
造に限定されるものではない。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の実施例を示し、第1図は要部の縦断背面
図、第2図は要部の平面図、第3図は要部の縦断側面
図、第4図は側面図である。 (2)……荷台、(6)……エンジン、(11)……運転
部、(12)……燃料タンク、(21)……スタータ、(2
2)……バテッリ。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】荷台(2)の前方箇所にエンジン(6)を
    左右方向の中間に位置させて配置し、前記エンジン
    (6)の左右一側箇所に運転部(11)を配設してある運
    搬車にあって、前記エンジン(6)の左右他側の車体外
    端部位に燃料タンク(12)を配設し、前記エンジン
    (6)のスタータ(21)を前記運転部(11)側に片寄ら
    せて配置し、そのスタータ(21)の運転部(11)側にバ
    ッテリ(22)をスタータ(21)に近接させて配設してあ
    る運搬車。
JP34059389A 1989-12-26 1989-12-26 運搬車 Expired - Lifetime JP2539063B2 (ja)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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JP4214092B2 (ja) * 2004-08-09 2009-01-28 ヤンマー株式会社 クローラ式運搬車
JP6268061B2 (ja) * 2013-10-07 2018-01-24 本田技研工業株式会社 デフロック機構付き差動装置
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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