JP2574970Y2 - 全旋回式作業機における上部旋回体 - Google Patents
全旋回式作業機における上部旋回体Info
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- JP2574970Y2 JP2574970Y2 JP1992069991U JP6999192U JP2574970Y2 JP 2574970 Y2 JP2574970 Y2 JP 2574970Y2 JP 1992069991 U JP1992069991 U JP 1992069991U JP 6999192 U JP6999192 U JP 6999192U JP 2574970 Y2 JP2574970 Y2 JP 2574970Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- battery
- directional control
- control valve
- upper revolving
- revolving
- Prior art date
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- Expired - Lifetime
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- Component Parts Of Construction Machinery (AREA)
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】図１に示す如く、全旋回式作業機
は、下部走行体の上部に旋回可能に搭載された上部旋回
体を有している。この旋回体前部には作業機（フロント
アタッチメント）ａ、後方にはエンジンｂおよびラジエ
タｃが作業機ａに対しほぼ直角に設置され、さらにその
後方にはカウンタウエイトｄが設置されている。又左側
には運転室ｅが設置され、その後方でラジエタｃの前側
にバッテリｆが側方等からメンテナンス可能に設置され
ている。さらに中央および右側には方向切換弁ｇ、油タ
ンクｈ、燃料タンクｉが設置されている。ｊは点検とび
らである。
は、下部走行体の上部に旋回可能に搭載された上部旋回
体を有している。この旋回体前部には作業機（フロント
アタッチメント）ａ、後方にはエンジンｂおよびラジエ
タｃが作業機ａに対しほぼ直角に設置され、さらにその
後方にはカウンタウエイトｄが設置されている。又左側
には運転室ｅが設置され、その後方でラジエタｃの前側
にバッテリｆが側方等からメンテナンス可能に設置され
ている。さらに中央および右側には方向切換弁ｇ、油タ
ンクｈ、燃料タンクｉが設置されている。ｊは点検とび
らである。
【０００２】この様な小旋回型油圧ショベルでさらに旋
回半径を小さくするには、バッテリｆの置き場が問題と
なる。それはバッテリｆの位置には様々な制約があるか
らである。第１にエンジンル−ム内に設置すると熱風に
さらされるため、その寿命が短かくなる悪影響があるこ
と、第２に運転室内等に設置するとバッテリ液の蒸発に
より発生するガスにより危険が生じると伴に、高電流を
必要とするスタ−タモ−タとの距離が遠くなり、高電流
用の太い電線の引きまわしに支障をきたすとともに原価
高となること、等の問題がある。バッテリ容量を小さく
し、その占有スペ−スを縮小し、旋回半径を小さくする
ことも考えられるが、エンジンの始動性の低下等につな
がる。
回半径を小さくするには、バッテリｆの置き場が問題と
なる。それはバッテリｆの位置には様々な制約があるか
らである。第１にエンジンル−ム内に設置すると熱風に
さらされるため、その寿命が短かくなる悪影響があるこ
と、第２に運転室内等に設置するとバッテリ液の蒸発に
より発生するガスにより危険が生じると伴に、高電流を
必要とするスタ−タモ−タとの距離が遠くなり、高電流
用の太い電線の引きまわしに支障をきたすとともに原価
高となること、等の問題がある。バッテリ容量を小さく
し、その占有スペ−スを縮小し、旋回半径を小さくする
ことも考えられるが、エンジンの始動性の低下等につな
がる。
【０００３】
【考案が解決しようとする課題】１）バッテリ容量を小
さくすることなく、全旋回式作業機の旋回半径を従来の
ものよりさらに縮小すること、 ２）バッテリおよび方向切換弁のメンテナンス性をより
向上することを目的とする。
さくすることなく、全旋回式作業機の旋回半径を従来の
ものよりさらに縮小すること、 ２）バッテリおよび方向切換弁のメンテナンス性をより
向上することを目的とする。
【０００４】
【課題を解決するための手段】 下部走行体上に旋回可
能に搭載され、エンジンｂを収納する機械室と、その機
械室前方左側に設けた運転室ｅと、中央に方向切換弁が
又右側には貯油タンクｈと燃料タンクｉを設置した上部
旋回体を有する全旋回式作業機において、方向切換弁ｇ
を上部旋回体の右側に移設し、方向切換弁ｇの下側に、
方向切換弁ｇと貯油タンクｈ及び燃料タンクｉとを仕切
る隔壁ｌを設けて隔壁ｌ内をバッテリ収納室ｍとし、該
室ｍ内にバッテリｆを収納し、方向切換弁ｇ用の点検扉
とバッテリ−メンテナンス用の扉とを一個の大型点検扉
ｋで兼用一体化した。
能に搭載され、エンジンｂを収納する機械室と、その機
械室前方左側に設けた運転室ｅと、中央に方向切換弁が
又右側には貯油タンクｈと燃料タンクｉを設置した上部
旋回体を有する全旋回式作業機において、方向切換弁ｇ
を上部旋回体の右側に移設し、方向切換弁ｇの下側に、
方向切換弁ｇと貯油タンクｈ及び燃料タンクｉとを仕切
る隔壁ｌを設けて隔壁ｌ内をバッテリ収納室ｍとし、該
室ｍ内にバッテリｆを収納し、方向切換弁ｇ用の点検扉
とバッテリ−メンテナンス用の扉とを一個の大型点検扉
ｋで兼用一体化した。
【０００５】
【実施例】 図２，図３及び図４に基いて説明する。図
に示す如く、方向切換弁ｇを上部旋回体の右側に移設
し、さらに方向切換弁ｇの下側に、方向切換弁および油
タンクｈ、燃料タンクｉ及びバッテリｆ間に隔壁ｌを設
けてバッテリ収納室ｍを設置し、バッテリｆをこの隔壁
の中に収納した。そしてバッテリ収納室ｍを構成する隔
壁ｌを方向切換弁取付用ブラケットに兼用させている。
又方向切換弁ｇ用の点検とびらとバッテリメンテナンス
用とびらを１個の大型点検扉ｋにより一体化した。なお
メンテナンス性をより向上する為図５に示す如く、プラ
ットフォ−ムｎを分割式としてもよい。
に示す如く、方向切換弁ｇを上部旋回体の右側に移設
し、さらに方向切換弁ｇの下側に、方向切換弁および油
タンクｈ、燃料タンクｉ及びバッテリｆ間に隔壁ｌを設
けてバッテリ収納室ｍを設置し、バッテリｆをこの隔壁
の中に収納した。そしてバッテリ収納室ｍを構成する隔
壁ｌを方向切換弁取付用ブラケットに兼用させている。
又方向切換弁ｇ用の点検とびらとバッテリメンテナンス
用とびらを１個の大型点検扉ｋにより一体化した。なお
メンテナンス性をより向上する為図５に示す如く、プラ
ットフォ−ムｎを分割式としてもよい。
【０００６】
【効果】 大型の点検扉ｋによりメンテナンス性が向上
するとともに、旋回半径を従来のものよりさらに小さく
することができる。又隔壁ｌを設けこの中をバッテリ収
納室ｍとすることで、万一の油もれ，燃料もれに対して
もバッテリは影響されない。
するとともに、旋回半径を従来のものよりさらに小さく
することができる。又隔壁ｌを設けこの中をバッテリ収
納室ｍとすることで、万一の油もれ，燃料もれに対して
もバッテリは影響されない。
【図１】従来型上部旋回体の構成を示す。
【図２】本考案に関る上部旋回体を示す。
【図３】図２のＡ矢視図で方向切換弁及びその下部構造
を示す。
を示す。
【図４】図３の右側面図。
【図５】プラットフォ−ムを分割式とした他の実施例。
ａ 作業機 ｂ エンジン ｃ ラジエタ ｄ カウンタウエイ
ト ｅ 運転室 ｆ バッテリ ｇ 方向切換弁 ｈ 貯油タンク ｉ 燃料タンク ｊ 点検とびら ｋ 大型点検とびら ｌ 隔壁 ｍ バッテリ収納室 ｎ プラットフォ−
ム
ト ｅ 運転室 ｆ バッテリ ｇ 方向切換弁 ｈ 貯油タンク ｉ 燃料タンク ｊ 点検とびら ｋ 大型点検とびら ｌ 隔壁 ｍ バッテリ収納室 ｎ プラットフォ−
ム
Claims (1)
- 【請求項１】 下部走行体上に旋回可能に搭載され、エ
ンジン(ｂ)を収納する機械室と、その機械室前方左側に
設けた運転室(ｅ)と、中央に方向切換弁が又右側には貯
油タンク(ｈ)と燃料タンク(ｉ)を設置した上部旋回体を
有する全旋回式作業機において、方向切換弁(ｇ)を上部
旋回体の右側に移設し、方向切換弁(ｇ)の下側に、方向
切換弁(ｇ)と貯油タンク(ｈ)及び燃料タンク(ｉ)とを仕
切る隔壁(ｌ)を設け、隔壁(ｌ)内をバッテリ収納室(ｍ)
とし、該室(ｍ)内にバッテリ(ｆ)を収納し、方向切換弁
(ｇ)用の点検扉とバッテリ−メンテナンス用の扉とを一
個の大型点検扉(ｋ)で兼用一体化したことを特徴とする
全旋回式作業機における上部旋回体。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1992069991U JP2574970Y2 (ja) | 1992-09-14 | 1992-09-14 | 全旋回式作業機における上部旋回体 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1992069991U JP2574970Y2 (ja) | 1992-09-14 | 1992-09-14 | 全旋回式作業機における上部旋回体 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0630250U JPH0630250U (ja) | 1994-04-19 |
| JP2574970Y2 true JP2574970Y2 (ja) | 1998-06-18 |
Family
ID=13418656
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1992069991U Expired - Lifetime JP2574970Y2 (ja) | 1992-09-14 | 1992-09-14 | 全旋回式作業機における上部旋回体 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2574970Y2 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP3354845B2 (ja) * | 1997-09-04 | 2002-12-09 | 株式会社クボタ | 旋回作業機 |
| KR100585311B1 (ko) * | 1999-02-26 | 2006-06-01 | 가부시키가이샤 고마쓰 세이사쿠쇼 | 선회식 유압구동 작업기 |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5028562Y2 (ja) * | 1971-08-27 | 1975-08-23 | ||
| JPH0441547U (ja) * | 1990-08-06 | 1992-04-08 |
-
1992
- 1992-09-14 JP JP1992069991U patent/JP2574970Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0630250U (ja) | 1994-04-19 |
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Legal Events
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