JP2020157924A - 作業車両 - Google Patents

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Abstract

【課題】燃料電池駆動式の作業車両において、スペースを有効利用しながら効率的に燃料ガス貯留容器をレイアウトできる技術を提供する。【解決手段】機体フレーム2と、ボンネット8内に収容された燃料電池3と、前輪用電動モータ15と、後輪用電動モータ16と、燃料電池3に供給される燃料ガスを貯留する燃料ガス貯留容器Tと、を備えた作業車両1であって、機体フレーム2が、左右に対向配置された一対のフレーム部材2aを有して構成され、燃料ガス貯留容器Tとして、一対のフレーム部材2aの間に形成された隙間において前輪用電動モータ15と後輪用電動モータ16との間に形成されたフレーム部材間スペースS1に設置されたフレーム部材間設置貯留容器21を備えた。【選択図】図3

Description

本発明は、燃料電池の発電電力を動力源とする作業車両に関する。
近年、水素ガス等の燃料ガスと空気等の酸化剤ガスとの電気化学反応により発電する燃料電池を搭載し、その燃料電池の発電電力を前輪及び後輪の駆動源とする燃料電池駆動式の作業車両が提案されている(例えば、特許文献1を参照。)。このような燃料電池駆動式の作業車両では、燃料電池に供給される燃料ガスを貯留する燃料ガス貯留容器が搭載される。
特開2002−225577号公報
例えばエンジンを駆動源とするエンジン駆動式の作業車両をベースに燃料電池駆動式の作業車両を構築する場合、駆動源及びそれに関連する機構部が大幅に変更されることから、それらの変更箇所において効率的なレイアウトが要求される。例えば、燃料電池駆動式の作業車両に搭載される燃料ガス貯留容器は、軽油等の液体燃料を利用するエンジン駆動式の作業車両に搭載される液体燃料貯留容器とは異なって、水素ガス等の気体燃料を高圧で貯留する高圧タンク容器のものとなるため、従来の液体燃料貯留容器の設置箇所にそのまま燃料ガス貯留容器を設置するだけでは、スペースの無駄が生じる場合がある。その他、燃料電池駆動式の作業車両において新たに追加される構成についても、作業車両特有の条件を満たしながら効率的に設置箇所を検討する必要がある。
この実情に鑑み、本発明の主たる課題は、燃料電池駆動式の作業車両において、スペースを有効利用しながら効率的に燃料ガス貯留容器をレイアウトできる技術を提供する点にある。
本発明の第1特徴構成は、前後方向に延びる機体フレームと、
前記機体フレーム上の運転席部の前方に設置されたボンネット内に収容され、燃料ガスと酸化剤ガスとの電気化学反応により発電する燃料電池と、
前記機体フレームの前方側に設置され、前記燃料電池の発電電力により前輪を回転駆動する前輪用電動モータと、
前記機体フレームの後方側に設置され、前記燃料電池の発電電力により後輪を回転駆動する後輪用電動モータと、
前記燃料電池に供給される燃料ガスを貯留する燃料ガス貯留容器と、を備えた作業車両であって、
前記機体フレームが、左右に対向配置された一対のフレーム部材を有して構成され、
前記燃料ガス貯留容器として、前記一対のフレーム部材の間に形成された隙間において前記前輪用電動モータと前記後輪用電動モータとの間に形成されたフレーム部材間スペースに設置されたフレーム部材間設置貯留容器を備えた点にある。
本構成によれば、左右に対向配置された一対のフレーム部材を有して構成された機体フレームを備えることから、その一対のフレーム部材の間に形成された隙間において前輪用電動モータと後輪用電動モータとの間には、前後方向に延びるフレーム部材間スペースを形成することができる。このフレーム部材間スペースは、エンジン駆動式の作業車両ではエンジンの駆動力を後輪に伝動するプロペラシャフト等の伝動機構部の設置空間として利用されていたが、本発明に係る燃料電池駆動式の作業車両では、プロペラシャフト等の伝動機構部が不要となることから、その不要となったフレーム部材間スペースを、燃料ガス貯留容器としてのフレーム部材間設置貯留容器の設置スペースとして有効利用することができる。
従って、本発明により、燃料電池駆動式の作業車両において、スペースを有効利用しながら効率的に燃料ガス貯留容器をレイアウトできる技術を提供することができる。
本発明の第2特徴構成は、前記燃料電池の生成水を排出する排水部を備え、
前記排水部が、前記前輪又は前記後輪の通過領域内に排出するように設置されている点にある。
本構成によれば、燃料電池で比較的多く生成される比較的高温の生成水が、排水部を通じて、農作物が存在しない前輪又は後輪の通過領域内に排出される。このことで、比較的高温の生成水がかかることによる農作物への悪影響を防止することができる。
本発明の第3特徴構成は、前記運転席部の左右の一方側に当該運転席部への搭乗部が設けられており、
前記燃料ガス貯留容器へ燃料ガスを補充する補給口が、前記運転席部の前記搭乗部とは反対側において前記運転席部の床よりも下方で且つ前記機体フレームよりも上方に設置されている点にある。
本構成によれば、燃料ガス貯留容器へ燃料ガスを補充する補給口が、運転席部の搭乗部とは反対側において運転席部の床よりも下方で且つ機体フレームよりも上方に設置されているので、スペースを有効利用して補給口を配置し、搭乗部との干渉を避けながら補給口への燃料ガスの補給作業を簡単に行うことができる。
本発明の第4特徴構成は、前記燃料ガス貯留容器として、前記運転席部の少なくとも左右の一方側において前記運転席部の床よりも下方で前記機体フレームの外側に形成されたフレーム部材側方スペースに設置された側方設置貯留容器を備えた点にある。
本構成によれば、運転席部の少なくとも左右の一方側において運転席部の床よりも下方で前記機体フレームの外側に形成されたフレーム部材側方スペースを、燃料ガス貯留容器としての側方設置貯留容器の設置スペースとして有効利用することができる。
第1実施形態のトラクタ全体の左側面図 第1実施形態のトラクタ全体の右側面図 第1実施形態のトラクタ全体の平面図 第1実施形態におけるボンネット内及び燃料ガス貯留容器の配置状態を示す正面図 第2実施形態のトラクタ全体の左側面図 第2実施形態のトラクタ全体の右側面図 第2実施形態のトラクタ全体の平面図 第2実施形態におけるボンネット内及び燃料ガス貯留容器の配置状態を示す正面図
〔第1実施形態〕
以下、本発明に係る作業車両をトラクタ1に適用した第1実施形態を図1〜図4に基づいて説明する。尚、本実施形態の説明に当たっては、便宜上、トラクタ1の左側面を示す図1においては、トラクタ1の前進方向である紙面の左側を車体前方側、紙面の右側を車体後方側とし、トラクタ1の右側面を示す図2においては、トラクタ1の前進方向である紙面の右側を車体前方側、紙面の左側を車体後方側とする。また、トラクタ1の平面を示す図3においては、紙面の下方側を車体左側、紙面の上方側を車体右側とする。
尚、本発明に係る作業車両は、トラクタ以外の、例えば乗用草刈機、乗用田植機、コンバイン、除雪車、ホイールローダ、などの乗用作業車両、及び、無人耕耘機や無人草刈機などの無人作業車両に適用することができる。
図1、図2、及び図3に示すように、トラクタ1には、前後方向に延伸させて枠組形成した機体フレーム2が設けられている。そして、機体フレーム2の前方側の上部にはボンネット8が設けられており、そのボンネット8の後方である機体フレーム2の後方側の上部には運転席部10を内部に有するキャビン9が設けられている。
ボンネット8の内部には、少なくとも走行用の動力源としての燃料電池3が収容されている。
そして、機体フレーム2の前方側には、燃料電池3の発電電力により前輪5を回転駆動する前輪用電動モータ15が当該前輪5の回転軸と同軸上に設けられており、機体フレーム2の後方側には、燃料電池3の発電電力により後輪6を回転駆動する後輪用電動モータ16が当該後輪6の回転軸と同軸上に設けられている。
左右の後輪6をそれぞれ上方、及び車体の左右方向の車体内方側から覆うフェンダ7が設けられている。尚、トラクタ1は、走行部にクローラが用いられる形態で実施してもよい。
燃料電池3は、カソード電極に供給された酸化剤ガスとアノード電極に供給された燃料ガスとの電気化学反応により発電を行うものとして構成されている。
また、図1及び図2に示すように、ボンネット8の内部には、燃料電池3以外に、燃料電池3が発電した直流電力を交流電力に変換するインバータ28や、発電電力の電圧を上昇させる昇圧コンバータ25や、燃料電池3の作動を制御する燃料電池制御ユニット27や、燃料電池3のカソード電極に酸化剤ガスとしての空気を供給する空気供給ポンプ26や、当該空気供給ポンプ26へ供給される空気を浄化するエアフィルタ26aや、ラジエータなどが収容されており、それに加えて、燃料電池3のアノード電極に供給される水素ガス等の燃料ガスを高圧状態で貯留する燃料ガス貯留タンクT(燃料ガス貯留容器の一例)であるボンネット内設置貯留タンク23が収容されている。
本実施形態では、図4に示すように、ボンネット8の内部には、燃料電池3の上部に載置された2本のボンネット内設置貯留タンク23と、その上に載置された1本のボンネット内設置貯留タンク23とが収容されている。このように3本のボンネット内設置貯留タンク23を配置することで、ボンネット8の横断面形状に合わせてこれらボンネット内設置貯留タンク23をレイアウトすることができる。尚、このボンネット内設置貯留タンク23の数については、適宜変更可能であり、不要であれば省略しても構わない。
また、ボンネット8の内部には、燃料電池3やボンネット内設置貯留タンク23からの燃料ガスの漏洩を検知するための漏洩検知センサ40(図4参照。)が、例えばボンネット8の内部に生じる気流の下流側に配置されている。
燃料電池3では、上記電気化学反応によって比較的高温の水が生成される。このように生成された生成水は、ボンネット8から側方に延出する排水管30の排水口30a(排水部の一例)を通じて外部の地面上に排出される。また、この排水口30aは、後輪6の幅内の前方且つ前輪5の幅内の後方の領域に燃料電池3の生成水を排水するように設置されている。即ち、燃料電池3から排出される比較的高温の生成水が、農作物が存在しない前輪5又は後輪6の通過領域内に排出されることになる。このことで、比較的高温の生成水がかかることによる農作物への悪影響が防止されている。尚、この排水管30の設置箇所については適宜変更可能であり、例えば、前輪5又は後輪6に対して燃料電池3の生成水をかけるように配置することもできる。また、走行部にクローラが用いられる形態では、当該クローラに燃料電池3の生成水を排水しても良い。
ボンネット8の後方に配置されたキャビン9内部の運転席部10には、機体フレーム2上に運転席部10の床としての運転席部フロア20が設けられている。運転席部フロア20は、運転ハンドル18と運転座席17との間において車体幅方向の左右中央部に配置される。
図2に示すように、運転席部10の左方側11Lには、運転席部10への搭乗部としての搭乗部ステップ19が設けられており、図3に示すように、運転席部10の右方側11Rには、このような搭乗部が設けられていないものとなっている。
そして、図3に示すように、燃料ガス貯留タンクTへ燃料ガスを補充する補給口35が、運転席部10の搭乗部ステップ19とは反対側である右方側11Rにおいて運転席部フロア20よりも下方で且つ機体フレーム2より上方に設置されている。このことで、スペースを有効利用して補給口35を配置し、搭乗部ステップ19との干渉を避けながら補給口35への燃料ガスの補給作業を簡単に行うことができる。尚、この補給口35の設置位置については、適宜変更可能である。
図2、図3、及び図4に示すように、機体フレーム2は、左右に対向配置された一対のフレーム部材2aを有して構成されている。そして、一対のフレーム部材2aの間に形成された隙間において前輪用電動モータ15と前記後輪用電動モータ16との間には、フレーム部材間スペースS1と呼ぶ空間が形成されている。
このフレーム部材間スペースS1は、本実施形態とは異なるが、エンジン駆動式のトラクタでは、エンジンの駆動力を後輪6に伝動するためのプロペラシャフト等の伝動機構部の設置空間として利用されていた空間であるが、本実施形態の燃料電池駆動式のトラクタ1ではこのような伝動機構部が不要となる。
そこで、本実施形態の燃料電池駆動式のトラクタ1では、エンジンを駆動源とするエンジン駆動式の作業車両をベースにして機体フレーム2やボンネット8やローダ取付用ブラケット4等の形状を変更することなく、一対のフレーム部材2aの間に形成されたフレーム部材間スペースS1に、燃料ガス貯留タンクTとしてのフレーム部材間設置貯留タンク21(フレーム部材間設置貯留容器の一例)を設置して、スペースの有効利用が図られている。
更に、図1、図3、及び図4に示すように、運転席部10の右方側11R及び左方側11Lの両側方側の夫々において、運転席部フロア20よりも下方で機体フレーム2のフレーム部材2aの外側にはフレーム部材側方スペースS2が形成されている。このフレーム部材側方スペースS2のうち、運転席部10の左方側11Lにおける搭乗部ステップ19の奥側には、上記燃料電池3の発電電力を一時的に貯留するバッテリー29が配置されており、スペースの有効利用が図られている。即ち、このバッテリー29は、搭乗部ステップ19により保護された状態で設置されている。また、上記運転席部10の右方側11Rのフレーム部材側方スペースS2には、燃料電池3に必要な補機等を設置することができる。
〔第2実施形態〕
以下、本発明に係る作業車両をトラクタ1に適用した第2実施形態を図5〜図8に基づいて説明する。尚、上述の実施形態と同様の構成については、同じ符号を使用すると共に、説明を割愛する場合がある。
ボンネット8の内部には、上記第1実施形態と同様に、少なくとも走行用の動力源としての燃料電池3が収容されているが、上記第1実施形態とは異なり、ボンネット内設置貯留タンク23(図1等参照)は収容されていない。
また、図5、図6、及び図8に示すように、ボンネット8の内部には、燃料電池3以外に、燃料電池3が発電した直流電力を交流電力に変換するインバータ28や、発電電力の電圧を上昇させる昇圧コンバータ25や、燃料電池3の作動を制御する燃料電池制御ユニット27や、燃料電池3のカソード電極に酸化剤ガスとしての空気を供給する空気供給ポンプ26や、当該空気供給ポンプ26へ供給される空気を浄化するエアフィルタ26aや、ラジエータなどが収容されており、それに加えて、燃料電池3の発電電力を一時的に貯留するバッテリー29が収容されている。
更に、図5〜図8に示すように、運転席部10の右方側11R及び左方側11Lの両側方側の夫々において、運転席部フロア20よりも下方で機体フレーム2のフレーム部材2aの外側にはフレーム部材側方スペースS2が形成されている。そして、これら両フレーム部材側方スペースS2の夫々に、燃料ガス貯留タンクTとしての側方設置貯留タンク22(側方設置貯留容器の一例)を設置して、スペースの有効利用が図られている。尚、この側方設置貯留タンク22の数については、適宜変更可能であり、不要であれば省略しても構わない。
また、図5及び図7に示すように、運転席部10の左方側11Lに設置された側方設置貯留タンク22は、搭乗部ステップ19により保護された状態で設置されている。
一方、図6及び図7に示すように、運転席部10の右方側11Rに設置された側方設置貯留タンク22は、それを覆うカバー32により、保護された状態で設置されている。そして、そのカバー32に、燃料ガス貯留タンクTへ燃料ガスを補充する補給口35が設けられている。
また、図7に示すように、左右方向において、側方設置貯留タンク22の及びそれを覆うカバー32の最外位置は、前輪5及び後輪6の最外位置よりも内側に位置している。このことにより、前輪5及び後輪6の最外位置よりも障害物が存在している場合であっても、その障害物が側方設置貯留タンク22の及びそれを覆うカバー32に衝突することを回避できる。
〔別実施形態〕
本発明の別実施形態について説明する。
尚、以下に説明する各別実施形態の構成は、それぞれ単独で適用することに限らず、他の別実施形態の構成と組み合わせて適用することも可能である。
(1)作業車両1の構成は種々の変更が可能である。
例えば、作業車両1は、左右の後輪6に代えて左右のクローラを備えるセミクローラ仕様に構成されていてもよい。
例えば、作業車両1は、左右の前輪5及び左右の後輪6に代えて左右のクローラを備えるフルクローラ仕様に構成されていてもよい。
尚、このようなクローラ仕様の作業車両1を燃料電池駆動式として構成する場合には、エンジン駆動式とする際に液体燃料貯留タンクを設置していた例えばフェンダー部内のスペースに燃料ガス貯留タンクを設置することができる。
1 トラクタ(作業車両)
2 機体フレーム
2a フレーム部材
3 燃料電池
5 前輪
6 後輪
8 ボンネット
10 運転席部
11L 左方側(運転席部の左右の一方側)
11R 右方側(運転席部の搭乗部とは反対側)
15 前輪用電動モータ
16 後輪用電動モータ
19 搭乗部ステップ(搭乗部)
20 運転席部フロア(運転席部の床)
21 フレーム部材間設置貯留タンク(フレーム部材間設置貯留容器)
22 側方設置貯留タンク(側方設置貯留容器)
30a 排水口(排水部)
35 補給口
S1 フレーム部材間スペース
S2 フレーム部材側方スペース
T 燃料ガス貯留タンク(燃料ガス貯留容器)

Claims (4)

  1. 前後方向に延びる機体フレームと、
    前記機体フレーム上の運転席部の前方に設置されたボンネット内に収容され、燃料ガスと酸化剤ガスとの電気化学反応により発電する燃料電池と、
    前記機体フレームの前方側に設置され、前記燃料電池の発電電力により前輪を回転駆動する前輪用電動モータと、
    前記機体フレームの後方側に設置され、前記燃料電池の発電電力により後輪を回転駆動する後輪用電動モータと、
    前記燃料電池に供給される燃料ガスを貯留する燃料ガス貯留容器と、を備えた作業車両であって、
    前記機体フレームが、左右に対向配置された一対のフレーム部材を有して構成され、
    前記燃料ガス貯留容器として、前記一対のフレーム部材の間に形成された隙間において前記前輪用電動モータと前記後輪用電動モータとの間に形成されたフレーム部材間スペースに設置されたフレーム部材間設置貯留容器を備えた作業車両。
  2. 前記燃料電池の生成水を排出する排水部を備え、
    前記排水部が、前記前輪又は前記後輪の通過領域内に排出するように設置されている請求項1に記載の作業車両。
  3. 前記運転席部の左右の一方側に当該運転席部への搭乗部が設けられており、
    前記燃料ガス貯留容器へ燃料ガスを補充する補給口が、前記運転席部の前記搭乗部とは反対側において前記運転席部の床よりも下方で且つ前記機体フレームよりも上方に設置されている請求項1又は2に記載の作業車両。
  4. 前記燃料ガス貯留容器として、前記運転席部の少なくとも左右の一方側において前記運転席部の床よりも下方で前記機体フレームの外側に形成されたフレーム部材側方スペースに設置された側方設置貯留容器を備えた請求項1〜3の何れか1項に記載の作業車両。
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