JP7075769B2 - 澱粉分解物及び/又はトレハロースを含む錠剤 - Google Patents
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Description
とろみ剤としては、増粘多糖類を単独若しくは組み合わせた粉体について粒子径を調整する手法などが用いられてきた他、特許文献1に開示されているように、増粘多糖類及びデキストリン等の水溶性糖類を造粒した顆粒は、ダマにならず、良好に分散し、短時間で所定の物性に達し、その経時変化が少なく、安定な物性を示し、好ましい味・外観であり、口腔内で食塊を形成しやすく、咽頭での付着性が小さいなどの特性を満たし、現在の主流の技術となっている。
1)溶解性を向上させるために顆粒化することで嵩高くなり、運搬時や保存時に嵩張る、
2)通常、規定量の混合対象物に対して一袋使用するといった、使い切りの小袋に封入した形態で提供されるため、混合対象物の量が規定量よりも少ない場合若しくは規定量の倍数でない場合には、どれだけの量を加えて良いか分かりにくく、利便性に欠ける、また残った顆粒が吸湿する、
3)使用毎に計量する形態(大容量の密封保存容器で提供)をとった場合であっても、計量に手間がかかる、経時的に顆粒が吸湿する、計量の繰り返しによって衛生状態が低下する等である。
(1)(A)セルロースを15質量%未満、(B)デキストロース当量(DE)が8以上70以下の澱粉分解物及び/又はトレハロース、及び(C)金属塩、を含有する、錠剤。
(2)さらに、増粘多糖類を含有する、(1)に記載の錠剤。
(3)前記金属塩が、塩化カルシウム、塩化カリウム、塩化ナトリウム、塩化マグネシウム、グルコン酸ナトリウム、乳酸カルシウム、及びクエン酸ナトリウムからなる群から選択される一種以上の金属塩である、(1)又は(2)に記載の錠剤。
(4)前記(B)成分の含有量が、10~95質量%である、(1)~(3)のいずれかに記載の錠剤。
(5)前記金属塩の含有量が、0.2~10質量%である、(1)~(4)のいずれかに記載の錠剤。
(6)前記増粘多糖類がキサンタンガム、カラギナン、グァーガム、ウェランガム及びα化澱粉からなる群から選択される一種以上である、(2)~(5)のいずれかに記載の錠剤。
(7)とろみ剤である、(1)~(6)のいずれかに記載の錠剤。
(8)咀嚼・嚥下機能低下者用のとろみ剤である、(7)に記載の錠剤。
(9)少なくとも(B)デキストロース当量(DE)が4以上70以下の澱粉分解物及び/又はトレハロース、及び(C)金属塩を含む成分を予め造粒し、得られた顆粒を用いて打錠により錠剤化することを特徴とする、(1)~(8)のいずれかに記載の錠剤の製造方法。
本発明でいうセルロースとは、草木類や微生物などから得られるセルロースのことであり、最も一般的なものとしては木材パルプを機械的若しくは化学的に処理して得られる粉末セルロースや結晶セルロースなどが挙げられる。本発明では、セルロースが含まれる場合には、セルロースのなかでも極めて純度が高く、流動性が良く、打錠に対する製造適性に優れる結晶セルロースを用いることが特に好ましい。
セルロースの含有量は、0以上15質量%未満、より好ましくは、0以上12質量%以下、さらに好ましくは、0以上10質量%以下である。
本発明の錠剤に、澱粉分解物が含まれる場合、澱粉分解物のデキストロース当量(DE)は、8以上70以下であり得る。澱粉分解物のデキストロース当量(DE)は、好ましくは、8以上50以下であり、より好ましくは、8以上45以下である。
DE=[(グルコース換算した還元糖量)/(乾物重量)]×100 ・・・(II)
例えば、DE4とDE40の澱粉分解物として市販されている2種類の澱粉分解物を等量ずつ使用することで、錠剤に含まれる澱粉分解物をDE22とすることができる。
本発明で用いる金属塩としては、例えば、塩化カルシウム、塩化カリウム、塩化ナトリウム、塩化マグネシウム、グルコン酸ナトリウム、乳酸カルシウム、クエン酸ナトリウム(クエン酸一ナトリウム、クエン酸二ナトリウム、クエン酸三ナトリウム)などが挙げられる。特に金属塩としては、塩化カルシウム、塩化カリウム、グルコン酸ナトリウム及びクエン酸ナトリウムからなる群から選択される一種以上を用いることが好ましい。
本発明の錠剤は、(A)~(C)成分の他に、任意に増粘多糖類を含むことができる。本発明で用いられ得る増粘多糖類としては、例えば、キサンタンガム、カラギナン、ガラクトマンナン(グァーガム、ローカストビーンガム、タラガム)、グルコマンナン、ジェランガム(脱アシル型ジェランガム、ネイティブ型ジェランラム)、寒天、アルギン酸、アルギン酸塩類、ペクチン、タマリンドシードガム、サイリウムシードガム、大豆多糖類、アラビアガム、ガティガム、トラガントガム、カラヤガム、カシアガム、ラムザンガム、ウェランガム、マクロホモプシスガム、カードラン、プルラン、α化澱粉、α化加工澱粉などが挙げられる。
本発明の錠剤は、(A)~(C)成分の他に、溶解性を向上させるために、さらに重曹及び有機酸を含有してもよい。両者を併用することで、水中に投入時、重曹及び有機酸が反応して発泡するため、澱粉分解物及び/又はトレハロースを含む錠剤の溶解性をより一層向上させることが出来る。
崩壊剤としては、例えば、クロスカルメロースナトリウム、カルメロースカルシウム、カルメロース、低置換度ヒドロキシプロピルセルロース等のセルロース類(セルロースの誘導体)、カルボキシメチルスターチナトリウム、カルボキシメチルスターチ、ヒドロキシプロピルスターチ、α化澱粉、部分α化澱粉等の澱粉類、クロスポビドン、崩壊用精製寒天、カルボキシメチルセルロースカルシウム、カルボキシメチルセルロースナトリウム等が挙げられる。
本発明の錠剤の硬度は、特に限定はないが、15~70Nであることが好ましい。硬度が低いほど溶解性は良好になるが、硬度が15N以上であると、軽く指で押しただけでは錠剤に割れ・欠けは生じにくくなり、輸送中、携帯時の保形性が担保でき、実用性に優れる。硬度が70N以下で、錠剤が水中で崩壊しやすく、溶解性が比較的良好である。硬度は、好ましくは20~60Nである。ここで、本発明において、硬度とは、テクスチャーアナライザーTA-XT plus(Stable Micro Systems社)により測定した錠剤硬度のことである。
本発明の錠剤は、錠剤型増粘化剤として用いることができる。すなわち、経口組成物(医薬品又は医薬部外品を含む)や飲食品組成物といった混合対象物に混合し、とろみのある液状物を調製する場合のとろみ剤(すなわち、混合対象物にとろみを与えるとろみ付与剤)として有用に利用できる。
本発明は、澱粉分解物及び/又はトレハロースを含む錠剤の製造方法にも関する。
本発明の錠剤は、上記原料を含有する混合粉体及び/又はその顆粒を圧縮成型することで製造できる。
また粉末や顆粒を臼に供給するフィーダー部は、粉末の流動性や顆粒の大きさから、撹拌フィーダーやオープンフィーダーなどフィーダーの種類を選択することができる。
(I)セルロース、デキストロース当量(DE)が4以上70以下の澱粉分解物及び/又はトレハロース及び金属塩の混合物を造粒した顆粒、並びに残りの原料(必要に応じて、セルロース及びデキストロース当量(DE)が4以上70以下の澱粉分解物及び/又はトレハロース及び金属塩の残部の他、含まれる場合には、重曹、有機酸等)を混合後、打錠する、錠剤の製造方法。
(II)デキストロース当量(DE)が4以上70以下の澱粉分解物及び/又はトレハロース及び金属塩の混合物を造粒した顆粒、並びに残りの原料(セルロース、必要に応じて、デキストロース当量(DE)が4以上70以下の澱粉分解物及び/又はトレハロース及び金属塩の残部、の他、含まれる場合には、重曹、有機酸等)を混合後、打錠する、錠剤の製造方法。
(III)金属塩を含有する溶液をバインダー液に用いて、セルロース及びデキストロース当量(DE)が4以上70以下の澱粉分解物及び/又はトレハロースの混合物を造粒後、残りの原料(必要に応じてセルロース、デキストロース当量(DE)が4以上70以下の澱粉分解物及び/又はトレハロース、金属塩の残部の他、含まれる場合には、重曹、有機酸等)を混合し、打錠する、錠剤の製造方法。
(IV)金属塩を含有する溶液をバインダー液に用いて、デキストロース当量(DE)が4以上70以下の澱粉分解物及び/又はトレハロースの混合物を造粒後、残りの原料(セルロース、必要に応じて、デキストロース当量(DE)が4以上70以下の澱粉分解物及び/又はトレハロース、金属塩の残部の他、含まれる場合には、重曹、有機酸等)を混合し、打錠する、錠剤の製造方法。
なお、別途、増粘多糖類を含有する場合は、好ましくは、増粘多糖類は、顆粒部に含有させることが好ましい。
なお、結晶セルロースとしては、旭化成ケミカルズ株式会社製の結晶セルロース製剤「セオラスUF-F702」を使用した。
金属塩のうち、塩化カリウムは、無水物を使用した。
得られた実施例及び比較例の錠剤について、溶解性試験を行った。具体的には、200mlのビーカーにイオン交換水を100gと、長さ2cmの回転子を入れ、恒温槽中20℃に調温した。スターラー(アズワン社製REXIM)にビーカーを乗せ、水がこぼれないようにゆっくりと回転数を240rpmまで上げた。240rpmは手撹拌を再現するための撹拌条件である。そこに、錠剤2錠を加え、30秒間撹拌し、撹拌後の状態を下の基準で判断した。
- :錠剤が完全に崩壊し、ダマを生じることなく良好に溶解する。
± :錠剤がほぼ崩壊し、大きなダマを生じることなく良好に溶解する。
+ :錠剤が部分的(一錠の半分以上)に崩壊し、未崩壊部分が残存する。
++ :錠剤は一部崩壊するが、半分以上塊として残る。
+++:錠剤表面のみ水和し、全く崩壊しない。
表8に示す実施例及び比較例の錠剤を20℃にてイオン交換水に溶解して、液状物を調製し、30分後の溶液の720nmにおける吸光度を測定し、透過率とした。結果も表8の下欄に示す。
実施例1の製造方法に準じて製造した錠剤(組成:顆粒部 キサンタンガム20%、塩化カリウム3.3%、トレハロース16.7%、粉末部 結晶セルロース5%、澱粉分解物(DE=40)55%;1錠当たり1000mg)を用い、10℃に冷蔵した100%りんごジュース透明)にとろみを付与した。具体的には、1000mg錠剤2錠を用いて、当該りんごジュース(100ml)と混合し、軽くかき混ぜた。その結果、ダマを生じることなく、5分といった極めて短時間で当該りんごジュースにとろみを付けることができ、とろみ剤として優れた利点を有していた。当該りんごジュースの粘度は、286mPa・sであった。
Claims (6)
- (A)セルロースを15質量%未満、
(B)デキストロース当量(DE)が11以上70以下の澱粉分解物及び/又はトレハロース、及び
(C)塩化カルシウム、塩化カリウム、塩化ナトリウム、塩化マグネシウム、グルコン酸ナトリウム、乳酸カルシウム、及びクエン酸ナトリウムからなる群から選択される一種以上の金属塩、及び
キサンタンガム、カラギナン、グァーガム、ウェランガム及びα化澱粉からなる群から選択される一種以上
を含有する、錠剤。 - 前記(B)成分の含有量が、10~95質量%である、請求項1に記載の錠剤。
- 前記金属塩の含有量が、0.2~10質量%である、請求項1又は2のいずれか1項に記載の錠剤。
- とろみ剤である、請求項1~3のいずれか1項に記載の錠剤。
- 咀嚼・嚥下機能低下者用のとろみ剤である、請求項4に記載の錠剤。
- 少なくとも
(B)デキストロース当量(DE)が11以上70以下の澱粉分解物及び/又はトレハロース、
(C)塩化カルシウム、塩化カリウム、塩化ナトリウム、塩化マグネシウム、グルコン酸ナトリウム、乳酸カルシウム、及びクエン酸ナトリウムからなる群から選択される一種以上の金属塩、及び
キサンタンガム、カラギナン、グァーガム、ウェランガム及びα化澱粉からなる群から選択される一種以上を含む成分を予め造粒し、得られた顆粒を用いて打錠により錠剤化することを特徴とする、請求項1~5のいずれか1項に記載の錠剤の製造方法。
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