JP7059538B2 - 画像形成装置 - Google Patents

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Description

本発明は、画像形成装置に関する。
従来、感光ドラムと、感光ドラムのトナー像が転写される中間転写ベルトと、中間転写ベルトからシートにトナー像を転写する二次転写ローラとを備える画像形成装置が知られている(下記特許文献1参照)。
中間転写ベルトは、第1ローラと、第1ローラに対して間隔を隔てて位置する第2ローラと、第3ローラとによって支持されている。中間転写ベルトは、第1部分と、第2部分とを有する。第1部分は、感光ドラムに接触する。第1部分は、中間転写ベルトが移動するときに、第1ローラから第2ローラに向かって移動する。第2部分は、中間転写ベルトが移動するときに、第2ローラから第1ローラに向かって移動する。第2部分は、第1ローラと第2ローラとの間において、第3ローラと接触することにより屈曲している。
二次転写ローラは、第1ローラと第2ローラとの間において、第3ローラの反対側から、第2部分に接触する。
特開2004-126166号公報
上記した特許文献1に記載される画像形成装置では、二次転写ローラと第3ローラとのニップ部分において、中間転写ベルトが屈曲している。
そして、シートは、ニップ部分に到達する前において、中間転写ベルトから離れており、ニップ部分に到達するときに、中間転写ベルトと接触する。
そのため、ニップ部分に到達する前において、シートと中間転写ベルトとの間で、転写電流に起因する放電が発生する場合がある。
この場合、ニップ部分に到達する前に、放電によってトナーの帯電極性が変動し、シートに転写されないトナーが増加する。
そこで、本開示の目的は、シートと中間転写ベルトとの間で転写電流に起因する放電が発生することを抑制し、トナー像をシートに確実に転写することができる画像形成装置を提供することにある。
本発明の画像形成装置は、ドラムユニットと、ベルトユニットと、二次転写手段とを備える。ドラムユニットは、感光ドラムを備える。ベルトユニットは、第1ローラと、第2ローラと、中間転写ベルトと、一次転写手段とを備える。第2ローラは、第1ローラに対して間隔を隔てて位置する。中間転写ベルトは、第1ローラと第2ローラとによって支持される。中間転写ベルトは、第1部分と、第2部分とを有する。第1部分は、第1ローラと第2ローラとの間に位置する。第1部分は、中間転写ベルトが第1ローラおよび第2ローラの周りを移動するときに、第1ローラから第2ローラに向かう第1方向に移動する。第1部分は、第1方向における上流端と、第1方向における下流端とを有する。上流端は、第1ローラと接触する。下流端は、第2ローラと接触する。第2部分は、第1ローラと第2ローラとの間に位置する。第2部分は、中間転写ベルトが第1ローラおよび第2ローラの周りを移動するときに、第2ローラから第1ローラに向かう第2方向に移動する。第2部分は、第2方向における上流端と、第2方向における下流端とを有する。上流端は、第2ローラと接触する。下流端は、第1ローラと接触する。一次転写手段は、第1ローラと第2ローラとの間に位置する。一次転写手段は、感光ドラムから中間転写ベルトの第1部分へトナー像を転写する。二次転写手段は、トナー像を中間転写ベルトからシートに転写する。二次転写手段は、第2部分の下流端に接触する。
このような構成によれば、シートを中間転写ベルトの第2部分に容易に沿わせることができる。詳しくは、シートと二次転写手段とが接触する前に、第2部分とシートとを接触させて、第2部分とシートとが接触した状態で、シートを二次転写手段に接触させることができる。
これにより、シートと中間転写ベルトとの間で転写電流に起因する放電が発生することを、抑制できる。
その結果、放電によってトナーの帯電極性が変動することを抑制し、トナー像をシートに確実に転写することができる。
本発明の画像形成装置では、シートと中間転写ベルトとの間で転写電流に起因する放電が発生することを抑制し、トナー像をシートに確実に転写することができる。
図1は、第1実施形態の画像形成装置の概略構成図である。 図2は、本体ケーシングからドラムユニットおよびベルトユニットを取り外した状態を示す。 図3は、ベルトユニットの断面図である。 図4は、本体ケーシングから二次転写ユニットを取り外した状態を示す。 図5は、二次転写ユニットの斜視図である。 図6は、図5に示す二次転写ユニットの側面図である。 図7は、中間転写ベルト、二次転写ローラおよびシートガイドの配置を説明するための説明図である。 図8は、図6に示す二次転写ユニットのA-A断面図である。 図9Aおよび図9Bは、中間転写ベルトの延びと、二次転写ローラの移動との関係を説明するための説明図であって、図9Aは、中間転写ベルトが延びる前を示し、図9Bは、中間転写ベルトが延びた後を示す。 図10は、第2実施形態の画像形成装置の概略構成図である。 図11は、二次転写ユニットの斜視図である。 図12は、図11に示す二次転写ユニットの側面図である。 図13は、図12に示す二次転写ユニットのB-B断面図である。 図14Aは、図13に示す二次転写ユニットのC-C断面図であって、第2ガイド部材の第2板が第1位置に位置し、二次転写ローラが接触位置に位置した状態を示す。図14Bは、図13に示す二次転写ユニットのC-C断面図であって、第2ガイド部材の第2板が第2位置に位置し、二次転写ローラが離間位置に位置した状態を示す。 図15Aは、図13に示す二次転写ユニットのD-D断面図であって、第2ガイド部材の第2板が第1位置に位置し、二次転写ローラが接触位置に位置した状態を示す。図15Bは、図13に示す二次転写ユニットのD-D断面図であって、第2ガイド部材の第2板が第2位置に位置し、二次転写ローラが離間位置に位置した状態を示す。 図16Aは、図13に示す二次転写ユニットのE-E断面図であって、第2ガイド部材の第2板が第1位置に位置し、二次転写ローラが接触位置に位置した状態を示す。図16Bは、図13に示す二次転写ユニットのE-E断面図であって、第2ガイド部材の第2板が第2位置に位置し、二次転写ローラが離間位置に位置した状態を示す。 図17Aは、図10に示す二次転写ユニットの本体ケーシングからの取り外しについて説明するための説明図であって、二次転写ユニットが第1開口に向かって移動し、第2ガイド部材の第2板が第1位置から第2位置へ向かって移動し、二次転写ローラが接触位置から離間位置へ向かって移動した状態を示す。図17Bは、図17Aに続いて、二次転写ユニットの本体ケーシングからの取り外しについて説明するための説明図であって、第2ガイド部材の第2板が第2位置に位置し、二次転写ローラが離間位置に位置した状態を示す。
1.画像形成装置1の概略
第1実施形態の画像形成装置1の概略について説明する。
図1に示すように、画像形成装置1は、本体ケーシング2と、ドラムユニット3と、複数の現像カートリッジ4K、4Y、4M、4Cと、露光装置5と、ベルトユニット6と、センサ22と、二次転写ローラ7と、定着器8と、給紙部9と、給紙トレイ10とを備える。
1.1 本体ケーシング2
本体ケーシング2は、画像形成装置1の外装を構成する。本体ケーシング2は、ドラムユニット3と、複数の現像カートリッジ4K、4Y、4M、4Cと、露光装置5と、ベルトユニット6と、センサ22と、二次転写ローラ7と、定着器8と、給紙部9と、給紙トレイ10とを収容する。本体ケーシング2は、第1開口2A(図2参照)と、第2開口2B(図4参照)とを有する。第2開口2Bは、ベルトユニット6の中間転写ベルト18に対して第1開口2Aと反対側に位置する。中間転写ベルト18については、後述する。また、本体ケーシング2は、第1カバー11と、第2カバー12とを備える。
第1カバー11は、第1開口2Aを開放する開位置(図2参照)と、第1開口2Aを閉鎖する閉位置(図1参照)との間を移動可能である。
第2カバー12は、第2開口2Bを開放する開位置(図4参照)と、第2開口2Bを閉鎖する閉位置(図1参照)との間を移動可能である。
1.2 ドラムユニット3
ドラムユニット3は、第1開口2Aを介して、本体ケーシング2の内に位置する第1位置(図1参照)と、本体ケーシング2の外に位置する第2位置(図2参照)との間を移動可能である。ドラムユニット3は、複数の感光ドラム13K、13Y、13M、13Cと、複数の帯電ローラ14K、14Y、14M、14Cとを備える。
複数の感光ドラム13K、13Y、13M、13Cは、第1ローラ16と第2ローラ17とが並ぶ方向において、互いに間隔を隔てて並ぶ。第1ローラ16および第2ローラ17については、後述する。複数の感光ドラム13K、13Y、13M、13Cのそれぞれは、同じ構造を有する。そのため、以下の説明では、感光ドラム13Kについて説明し、感光ドラム13Y、13M、13Cについての説明を省略する。感光ドラム13Kは、軸線方向に延びる回転軸線について回転可能である。
複数の帯電ローラ14K、14Y、14M、14Cのそれぞれは、同じ構造を有する。そのため、以下の説明では、帯電ローラ14Kについて説明し、帯電ローラ14Y、14M、14Cについての説明を省略する。帯電ローラ14Kは、感光ドラム13Kの周面を帯電するように構成される。帯電ローラ14Kは、感光ドラム13Kの周面に接触する。
1.3 現像カートリッジ4K、4Y、4M、4C
複数の現像カートリッジ4K、4Y、4M、4Cのそれぞれは、ドラムユニット3に装着可能である。複数の現像カートリッジ4K、4Y、4M、4Cのそれぞれは、同じ構造を有する。そのため、以下の説明では、現像カートリッジ4Kについて説明し、現像カートリッジ4Y、4M、4Cについての説明を省略する。現像カートリッジ4Kは、感光ドラム13Kにトナーを供給するように構成される。現像カートリッジ4Kは、トナーを収容可能である。現像カートリッジ4Kは、現像ローラ15Kを備える。
現像ローラ15Kは、現像カートリッジ4Kに収容されたトナーを感光ドラム13Kに供給するように構成される。現像ローラ15Kは、現像カートリッジ4Kがドラムユニット3に装着された状態で、感光ドラム13Kの周面に接触する。
1.4 露光装置5
露光装置5は、複数の感光ドラム13K、13Y、13M、13Cを露光するように構成される。露光装置5は、具体的には、レーザースキャンユニットである。
1.5 ベルトユニット6
ベルトユニット6は、第1ローラ16と、第2ローラ17と、中間転写ベルト18と、複数の一次転写ローラ19K、19Y、19M、19Cとを備える。一次転写ローラ19K、19Y、19M、19Cは、一次転写手段の一例である。一次転写手段としては、転写ローラの代わりに、転写ブレードや転写パッドを使うこともできる。
第1ローラ16は、テンションローラである。詳しい構造については後述するが、第1ローラ16は、第2ローラ17に近づく方向と、第2ローラ17から離れる方向とに移動可能であり、第2ローラ17から離れる方向に押圧されている。これにより、第1ローラ16は、中間転写ベルト18に、第2ローラ17から離れる方向に向かう張力を与える。第1ローラ16は、軸線方向に延びる回転軸線について回転可能である。
第2ローラ17は、第1ローラ16に対して間隔を隔てて位置する。以下、第1ローラ16と第2ローラ17とが並ぶ方向を、並び方向と定義する。並び方向は、軸線方向と交差する。好ましくは、並び方向は、軸線方向と直交する。第2ローラ17は、並び方向において、第1ローラ16に対して、定着器8の反対側に位置する。第2ローラ17は、ドライブローラである。第2ローラ17は、軸線方向に延びる回転軸線について回転可能である。
中間転写ベルト18は、第1ローラ16と第2ローラ17とによって支持される。中間転写ベルト18は、エンドレスベルトである。中間転写ベルト18は、第1ローラ16および第2ローラ17の周りに巻き付けられる。中間転写ベルト18は、第1ローラ16および第2ローラ17の周りを移動可能である。なお、中間転写ベルト18は、温度の変化などによって伸縮する。中間転写ベルト18が伸縮した場合、第2ローラ17に対する第1ローラ16の位置が固定されていると、中間転写ベルト18が弛んだり強く張り過ぎたりすることが想定される。しかし、上記したように、第1ローラ16が、第2ローラ17に近づく方向と、第2ローラ17から離れる方向とに移動可能であり、第2ローラ17から離れる方向に押圧されているので、中間転写ベルト18は、適度な張力で張られる。
複数の一次転写ローラ19K、19Y、19M、19Cは、第1ローラ16と第2ローラ17との間に位置する。複数の一次転写ローラ19K、19Y、19M、19Cは、並び方向に並ぶ。複数の一次転写ローラ19K、19Y、19M、19Cのそれぞれは、同じ構造を有する。そのため、以下の説明では、一次転写ローラ19Kについて説明し、一次転写ローラ19Y、19M、19Cについての説明を省略する。一次転写ローラ19Kは、感光ドラム13Kから中間転写ベルト18の第1部分36へトナー像を転写するように構成される。第1部分36については、後述する。一次転写ローラ19Kは、第1部分36に対して、感光ドラム13Kの反対側に位置する。
1.6 センサ22
センサ22は、感光ドラム13K、13Y、13M、13Cから中間転写ベルト18に一次転写されたトナー像を検出し、所定の信号を出力するように構成される。画像形成装置1の図示しない制御部は、センサ22からの信号を受信して、中間転写ベルト18上に一次転写されたトナー像の色ずれ、濃度ずれなどの有無を判断する。センサ22は、中間転写ベルト18の外表面に面する。中間転写ベルト18の外表面とは、トナー像が一次転写される表面である。センサ22は、第2ローラ17の近傍に位置する。センサ22は、中間転写ベルト18の移動方向において、感光ドラム13Kに対して下流側に位置する。また、センサ22は、中間転写ベルト18の移動方向において、第1ガイド部材51に対して上流側に位置する。第1ガイド部材51については、後述する。また、センサ22は、第2ローラ17の中心よりも下側に位置する。そのため、センサ22は、ベルトユニット6を画像形成装置1に対して着脱する場合に、邪魔になりにくい。
1.7 二次転写ローラ7
二次転写ローラ7は、トナー像を中間転写ベルト18からシートに転写するように構成される。二次転写ローラ7は、二次転写手段の一例である。二次転写手段としては、転写ローラの代わりに、転写ブレードや転写パッドを使うこともできる。二次転写ローラ7は、二次転写ユニット41に設けられる。二次転写ユニット41については、後述する。
1.8 定着器8
定着器8は、トナー像が転写されたシートを加熱および加圧して、シートにトナー像を定着させるように構成される。定着器8を通過したシートは、本体ケーシング2の上面に排紙される。
1.9 給紙部9
給紙部9は、ピックアップローラ20と、給紙ローラ21とを備える。ピックアップローラ20は、給紙トレイ10内のシートを給紙ローラ21に向かって搬送する。給紙ローラ21は、ピックアップローラ20からのシートを第1搬送ローラ53Aに向かって搬送する。その後、シートは、複数の第1搬送ローラ53A、53B、53Cと、複数の第2搬送ローラ54A、54B、54Cとによって、二次転写ローラ7に向かって搬送される。複数の第1搬送ローラ53A、53B、53C、および、複数の第2搬送ローラ54A、54B、54Cについては、後述する。
1.10 給紙トレイ10
給紙トレイ10は、シートを収容するように構成される。
2.ベルトユニット6の詳細
次いで、ベルトユニット6の詳細について説明する。
図2に示すように、ベルトユニット6は、第1開口2Aを介して、本体ケーシング2から離脱可能である。また、ベルトユニット6は、第1開口2Aを介して、本体ケーシング2に装着可能である。図3に示すように、ベルトユニット6は、上記した第1ローラ16、第2ローラ17、中間転写ベルト18、および、複数の一次転写ローラ19K、19Y、19M、19Cに加えて、フレーム31、フレーム32、ベルトクリーニングブレード33、および、2つの突起32A、32B(図5参照)を備える。
2.1 フレーム31
フレーム31は、第2ローラ17、および、複数の一次転写ローラ19K、19Y、19M、19Cを支持する。フレーム31は、並び方向に延びる。
2.2 フレーム32
フレーム32は、第1ローラ16、および、ベルトクリーニングブレード33を支持する。フレーム32は、第1ローラ16とともに移動可能である。フレーム32は、フレーム31に対して、並び方向に移動可能である。フレーム32は、図示しないばねにより、並び方向において、第2ローラ17から離れる方向に向かって押圧される。これにより、第1ローラ16は、中間転写ベルト18に、第2ローラ17から離れる方向に向かう張力を与える。
2.3 中間転写ベルト18
中間転写ベルト18は、第1ローラ16および第2ローラ17の周りに巻き付けられた状態で、第1ローラ16からの張力によって張られる。これにより、中間転写ベルト18は、第1部分36と、第2部分37とを有する。
第1部分36は、第1ローラ16と第2ローラ17との間に位置する。第1部分36は、並び方向に延びる。第1部分36は、略フラット形状を有する。「略フラット形状」とは、複数の感光ドラム13K、13Y、13M、13Cのそれぞれのトナー像を、必要により重ねて、搬送することができる程度にフラットであることをいう。第1部分36は、要求される画質を満たすことができれば、少しの歪みや凹凸を含んでいてもよい。第1部分36は、中間転写ベルト18が第1ローラ16および第2ローラ17の周りを移動するときに、第1ローラ16から第2ローラ17に向かう第1方向に移動する。第1部分36は、第1方向において、上流端36Aと、下流端36Bとを有する。上流端36Aは、第1ローラ16と接触する。下流端36Bは、第2ローラ17と接触する。
第2部分37は、第1ローラ16と第2ローラ17との間に位置する。第2部分37は、一次転写ローラ19Kに対して、第1部分36の反対側に位置する。第2部分37は、第1部分36に対して、間隔を隔てて位置する。また、第2部分37は、複数の一次転写ローラ19K、19Y、19M、19Cのそれぞれに対して、間隔を隔てて位置する。第1部分36の外表面S1と第2部分37の外表面S2との間の距離D1は、第2ローラ17の直径D2の1.0倍以上、1.5倍以下である。距離D1が上記した範囲内であると、ユーザーは、ベルトユニット6を本体ケーシング2に装着する場合、または、ベルトユニット6を本体ケーシング2から離脱する場合に、第2ローラ17の直径D2を基準として、中間転写ベルト18の位置を推測することができる。そのため、ユーザが中間転写ベルト18を他の部材に接触させることを抑制できる。また、第1部分36の外表面S1と第2部分37の外表面S2との間の距離D1は、一次転写ローラ19Kの直径D3の1.5倍以上、4倍以下である。距離D1が上記した範囲内であると、中間転写ベルト18を安定して移動させることができる。第2部分37は、並び方向に延びる。第2部分37も、第1部分36と同様の略フラット形状を有する。第2部分37は、第1ローラ16と第2ローラ17とにのみ接触する。つまり、第2部分37は、第1ローラ16からの張力のみによって、略フラット形状を保つ。これにより、中間転写ベルト18が第1ローラ16および第2ローラ17の周りを移動するときに、第2部分37が振動することを抑制することができる。そのため、トナー像が乱れることを抑制しつつ、トナー像を二次転写ローラ7(図1参照)まで搬送できる。第2部分37は、中間転写ベルト18が第1ローラ16および第2ローラ17の周りを移動するときに、第2ローラ17から第1ローラ16に向かう第2方向に移動する。第2部分37は、第2方向において、上流端37Aと、下流端37Bとを有する。上流端37Aは、第2ローラ17と接触する。下流端37Bは、第1ローラ16と接触する。
2.4 ベルトクリーニングブレード33
ベルトクリーニングブレード33は、中間転写ベルト18から転写残トナーを除去するように構成される。ベルトクリーニングブレード33は、フレーム32に設けられる。ベルトクリーニングブレード33は、中間転写ベルト18の移動方向において、第2部分37の下流端37Bと、第1部分36の上流端36Aとの間に位置する。詳しくは、ベルトクリーニングブレード33は、中間転写ベルト18の移動方向において、第2部分37の下流端37Bに対して下流に位置し、第1部分36の上流端36Aに対して上流に位置する。ベルトクリーニングブレード33は、中間転写ベルト18に接触する。ベルトクリーニングブレード33は、第2部分37の下流端37Bよりも、第1部分36の上流端36Aに近い位置で、中間転写ベルト18に接触する。ベルトクリーニングブレード33は、中間転写ベルト18と二次転写ローラ7の間を通過した後のシートが定着器8へ搬送される搬送経路の外側に位置する。そのため、ベルトクリーニングブレード33は、中間転写ベルト18と二次転写ローラ7の間を通過した後のシートが定着器8へ搬送されることを妨げない。ベルトクリーニングブレード33によって除去された転写残トナーは、フレーム32内に収容される。
2.5 突起32A、32B
図3に示すように、突起32Aは、フレーム32に設けられる。すなわち、フレーム32は、突起32Aを有する。そのため、突起32Aは、第1ローラ16とともに、第2ローラ17に対して移動可能である。
突起32Aは、図5に示すように、ベルトユニット6および二次転写ユニット41が本体ケーシング2に装着された状態で、二次転写ローラ7のシャフト7Bの一端部E1と接触する。突起32Aは、ベルトユニット6および二次転写ユニット41が本体ケーシング2に装着された状態で、軸線方向において、二次転写ユニット41の側板42Aに対して、側板42Bの反対側に位置する。また、突起32Aは、図1に示すように、二次転写ローラ7が本体ケーシング2に取り付けられた状態で、二次転写ローラ7のシャフト7Bに対して、第2開口2Bの反対側に位置する。言いかえると、突起32Aは、二次転写ローラ7が本体ケーシング2に取り付けられた状態で、二次転写ローラ7のシャフト7Bに対して、閉位置に位置する第2カバー12の反対側に位置する。
突起32Aは、図3に示すように、フレーム32から突出する。突起32Aは、第2部分37に対して第1部分36の反対側に突出する。突起32Aは、接触面34Aを有する。接触面34Aは、ベルトユニット6および二次転写ユニット41が本体ケーシング2に装着された状態で、二次転写ローラ7のシャフト7Bの一端部E1(図5参照)と接触する。接触面34Aは、並び方向と交差する方向に延びる。言い換えると、接触面34Aは、二次転写ローラ7の移動方向と交差する方向に延びる。好ましくは、接触面34Aは、二次転写ローラ7の移動方向と直交する方向に延びる。
図5に示すように、突起32Bは、ベルトユニット6および二次転写ユニット41が本体ケーシング2に装着された状態で、二次転写ローラ7のシャフト7Bの他端部E2と接触する。突起32Bは、軸線方向において、突起32Aと間隔を隔てて位置する。突起32Bは、ベルトユニット6および二次転写ユニット41が本体ケーシング2に装着された状態で、軸線方向において、二次転写ユニット41の側板42Bに対して、側板42Aの反対側に位置する。突起32Bは、突起32Aと同じ形状を有する。
なお、突起32Bは、突起32Aと同様に、フレーム32(図3参照)に設けられる。そのため、突起32Bも、第1ローラ16とともに、第2ローラ17に対して移動可能である。
3.二次転写ユニット41
次いで、二次転写ユニット41の詳細について説明する。
図4に示すように、二次転写ユニット41は、第2開口2Bを介して、本体ケーシング2から取り外し可能である。また、二次転写ユニット41は、第2開口2Bを介して、本体ケーシング2に装着可能である。図5に示すように、二次転写ユニット41は、上記した二次転写ローラ7に加えて、2つの側板42A、42Bと、2つの支持部材43A、43Bと、2つの圧縮ばね44A、44B(図8参照)と、2つのトーションばね45A、45B(図8参照)とを備える。
3.1 二次転写ローラ7
二次転写ローラ7は、図7に示すように、ベルトユニット6および二次転写ユニット41が本体ケーシング2に装着された状態で、仮想の平面I1と、仮想の平面I2との間において、中間転写ベルト18に接触する。平面I1は、仮想の平面I3に対して、第2ローラ17(図1参照)から離れる方向に、20°傾斜する。平面I3は、第1ローラ16の回転軸線と第2ローラ17の回転軸線とを含む仮想の平面I4と直交する。好ましくは、平面I1は、平面I3に対して、第2ローラ17から離れる方向に、10°傾斜する。また、平面I2は、平面I3に対して、第2ローラ17に近づく方向に、20°傾斜する。好ましくは、平面I2は、平面I3に対して、第2ローラ17に近づく方向に、10°傾斜する。具体的には、二次転写ローラ7は、第2部分37の下流端37Bに接触する。
これにより、シートSを中間転写ベルト18の第2部分37に容易に沿わせることができる。詳しくは、シートSと二次転写ローラ7とが接触する前に、第2部分37とシートSとを接触させて、第2部分37とシートSとが接触した状態で、シートSを二次転写ローラ7に接触させることができる。
二次転写ローラ7は、図8に示すように、ローラ本体7Aと、シャフト7Bとを備える。
ローラ本体7Aは、軸線方向に延びる。ローラ本体7Aは、円柱形状を有する。ローラ本体7Aは、軸線方向において、側板42Aと側板42Bとの間に位置する。
シャフト7Bは、軸線方向に延びる。シャフト7Bは、ローラ本体7Aの径方向において、ローラ本体7Aの内部に位置する。シャフト7Bは、円柱形状を有する。シャフト7Bは、軸線方向において、一端部E1と他端部E2とを有する。
一端部E1は、軸線方向におけるローラ本体7Aの一端部から突出する。一端部E1は、側板42Aの貫通穴46Aを通る。一端部E1は、軸線方向において、側板42Aに対して、ローラ本体7Aの反対側に位置する。一端部E1には、ベルトユニット6および二次転写ユニット41が本体ケーシング2に装着された状態で、ベルトユニット6の突起32Aが接触する。
他端部E2は、軸線方向におけるローラ本体7Aの他端部から突出する。他端部E2は、側板42Bの貫通穴46Bを通る。他端部E2は、軸線方向において、側板42Bに対して、ローラ本体7Aの反対側に位置する。他端部E2には、ベルトユニット6および二次転写ユニット41が本体ケーシング2に装着された状態で、ベルトユニット6の突起32Bが接触する。
一端部E1に突起32Aが接触し、他端部E2に突起32Bが接触することにより、図9Aおよび図9Bに示すように、二次転写ローラ7は、本体ケーシング2に取り付けられた状態で、第1ローラ16およびフレーム32とともに移動可能である。このとき、二次転写ローラ7は、並び方向に移動可能である。二次転写ローラ7が第1ローラ16およびフレーム32とともに移動可能であることにより、図9Bに示すように、中間転写ベルト18の伸縮に合わせて第1ローラ16とフレーム32とが移動したときに、一緒に、二次転写ローラ7も移動する。
詳しくは、図9Aおよび図9Bに示すように、シャフト7Bの他端部E2は、圧縮ばね44Bにより、第1ローラ16に近づく方向へ押圧されている。また、シャフト7Bの他端部E2を支持する支持部材43Bは、トーションばね45Bにより、シャフト7Bがベルトユニット6の突起32Bに近づく方向へ押圧されている。なお、シャフト7Bの一端部E1側も同様の構造である。
ここで、中間転写ベルト18が伸縮した場合、第2部分37の下流端37B、および、二次転写ローラ7が、中間転写ベルト18の伸縮に合わせて移動する。すなわち、中間転写ベルト18と二次転写ローラ7とのニップ部分の位置が、中間転写ベルト18の伸縮に合わせて変わる。
一方、中間転写ベルト18が伸縮しても、シートSが中間転写ベルト18の第2部分37に接触し始める位置である接触位置37C、および、トナー像が中間転写ベルト18に一次転写される位置は、移動しない。接触位置37Cは、シートSの搬送経路によって決定し、中間転写ベルト18の伸縮とは相関しないからである。同様に、トナー像が中間転写ベルト18に一次転写される位置も、感光ドラム13K、13Y、13M、13Cのそれぞれの位置によって決定し、中間転写ベルト18が伸縮しても、移動しない。
そのため、中間転写ベルト18が伸縮しても、中間転写ベルト18に一次転写されたトナー像に対するシートSの位置は、ほぼ一定に保たれる。
3.2 側板42A
図5および図8に示すように、側板42Aは、軸線方向において、二次転写ユニット41の一端部に位置する。側板42Aは、並び方向に延びる。側板42Aは、貫通穴46Aを有する。側板42Aは、ボス48Aと、ボス49Aとを備える。
貫通穴46Aには、シャフト7Bの一端部E1が通る。貫通穴46Aは、二次転写ローラ7の移動を妨げないように、二次転写ローラ7の移動方向、すなわち、並び方向に延びる。
ボス48Aは、本体ケーシング2のガイド55(図4参照)に嵌まる。なお、ガイド55は、本体ケーシング2に対する二次転写ユニット41の装着方向に延びる。具体的にはは、ガイド55は、並び方向に延びる。ボス48Aは、軸線方向において、側板42Aに対して、側板42Bの反対側に位置する。ボス48Aは、軸線方向に延びる。ボス48Aは、円柱形状を有する。
ボス49Aは、本体ケーシング2のガイド56(図4参照)に嵌まる。なお、ガイド56は、本体ケーシング2に対する二次転写ユニット41の装着方向に延びる。具体的にはは、ガイド56は、並び方向に延びる。ガイド56は、本体ケーシング2に対する二次転写ユニット41の装着方向において、ガイド55の下流側に位置する。ボス49Aは、並び方向において、ボス48Aに対して、二次転写ローラ7の反対側に位置する。ボス49Aは、並び方向において、ボス48Aと間隔を隔てて位置する。ボス49Aは、軸線方向において、側板42Aに対して、側板42Bの反対側に位置する。ボス49Aは、軸線方向に延びる。ボス49Aは、円柱形状を有する。
3.3 側板42B
側板42Bは、軸線方向において、二次転写ユニット41の他端部に位置する。側板42Bは、軸線方向において、側板42Aから離れて位置する。側板42Bは、図5および図6に示すように、貫通穴46Bを有する。側板42Bは、ボス48Bと、ボス49Bとを備える。
貫通穴46Bには、シャフト7Bの他端部E2が通る。貫通穴46Bは、貫通穴46Aと同様に、二次転写ローラ7の移動方向、すなわち、並び方向に延びる。
ボス48Bは、本体ケーシング2の図示しないガイドに嵌まる。ガイドは、ガイド55と同じ形状を有する。ボス48Bは、軸線方向において、側板42Bに対して、ボス48Aの反対側に位置する。ボス48Bは、ボス48Aと同じ形状を有する。
ボス49Bは、本体ケーシング2の図示しないガイドに嵌まる。ガイドは、ガイド56と同じ形状を有する。ボス49Bは、軸線方向において、側板42Bに対して、ボス49Aの反対側に位置する。ボス49Bは、ボス49Aと同じ形状を有する。
3.4 支持部材43A、43B
図8に示すように、支持部材43Aは、二次転写ローラ7のシャフト7Bの一端部E1を支持する。支持部材43Aは、軸線方向において、二次転写ローラ7のローラ本体7Aと、側板42Aとの間に位置する。支持部材43Aは、貫通穴47Aを有する。貫通穴47Aには、二次転写ローラ7のシャフト7Bの一端部E1が挿入される。貫通穴47Aは、支持部材43Bの貫通穴47Bと同じ形状を有する。貫通穴47Bについては、後述する。支持部材43Aは、側板42Aに対して、回動可能である。詳しくは、支持部材43Aは、側板42Aに、回動可能に取り付けられている。
支持部材43Bは、二次転写ローラ7のシャフト7Bの他端部E2を支持する。支持部材43Bは、軸線方向において、二次転写ローラ7のローラ本体7Aと、側板42Bとの間に位置する。支持部材43Bは、貫通穴47Bを有する。貫通穴47Bには、二次転写ローラ7のシャフト7Bの他端部E2が挿入される。貫通穴47Bは、上下方向に延びる長穴(図9A参照)である。支持部材43Bは、側板42Bに対して、回動可能である。詳しくは、支持部材43Bは、側板42Bに、回動可能に取り付けられている。
二次転写ローラ7は、シャフト7Bの一端部E1が貫通穴47Aに挿入され、シャフト7Bの他端部E2が貫通穴47Bに挿入されることにより、上下方向に移動可能である。すなわち、二次転写ローラ7は、ベルトユニット6および二次転写ユニット41が本体ケーシング2に装着された状態で、第1ローラ16に近づく方向と、第1ローラ16から離れる方向とに移動可能である。
また、二次転写ローラ7は、支持部材43Aが側板42Aに対して回動可能であり、支持部材43Bが側板42Bに対して回動可能であることにより、並び方向に移動可能である。
3.5 圧縮ばね44A、44B
圧縮ばね44Aは、ベルトユニット6および二次転写ユニット41が本体ケーシング2に装着された状態で、二次転写ローラ7のシャフト7Bの一端部E1を、第1ローラ16に近づく方向へ向かって押圧する。圧縮ばね44Aは、支持部材43Aに取り付けられる。圧縮ばね44Aは、二次転写ローラ7のシャフト7Bの一端部E1に接触する。
圧縮ばね44Bは、ベルトユニット6および二次転写ユニット41が本体ケーシング2に装着された状態で、二次転写ローラ7のシャフト7Bの他端部E2を、第1ローラ16に近づく方向へ向かって押圧する。圧縮ばね44Bは、支持部材43Bに取り付けられる。圧縮ばね44Bは、二次転写ローラ7のシャフト7Bの他端部E2に接触する。
3.6 トーションばね45A、45B
トーションばね45Aは、ベルトユニット6および二次転写ユニット41が本体ケーシング2に装着された状態で、二次転写ローラ7のシャフト7Bが突起32Aに向かうように、支持部材43Aを押圧する。トーションばね45Aは、軸線方向において、支持部材43Aと側板42Aとの間に位置する。トーションばね45Aの一端は、支持部材43Aに接触する。トーションばね45Aの他端は、側板42Aに接触する。
トーションばね45Bは、トーションばね45Aが支持部材43Aを押圧する方向と同じ方向に向かって、支持部材43Bを押圧する。トーションばね45Bは、軸線方向において、支持部材43Bと側板42Bとの間に位置する。トーションばね45Bの一端は、支持部材43Bに接触する。トーションばね45Bの他端は、側板42Bに接触する。
4.シートガイド50
図1に示すように、画像形成装置1は、さらに、シートガイド50を備える。
シートガイド50は、給紙ローラ21からのシートを中間転写ベルト18の第2部分37に向かって案内する。シートガイド50は、第2部分37に対して第1部分36の反対側に位置する。シートガイド50は、並び方向に延びる。シートガイド50は、第2部分37に沿って延びる。シートガイド50は、シートが搬送される方向において、上流端50Aと下流端50Bとを有する。シートガイド50は、第1ガイド部材51と、第2ガイド部材52とを備える。
4.1 第1ガイド部材51
図3に示すように、第1ガイド部材51は、ベルトユニット6のフレーム31に設けられる。これにより、図2に示すように、第1ガイド部材51は、ベルトユニット6とともに、本体ケーシング2から取り外し可能である。詳しくは、第1ガイド部材51は、第1開口2Aを介して、ベルトユニット6とともに本体ケーシング2から取り外し可能である。そのため、ベルトユニット6を本体ケーシング2から取り外すことにより、第1ガイド部材51を第2ガイド部材52から離間させて、シートガイド50を開くことができる。これにより、シートガイド50の内部にシートが詰まった場合に、ベルトユニット6を本体ケーシング2から取り外して、詰まったシートを取り除くことができる。図3に示すように、第1ガイド部材51は、水平部分51Aと、傾斜部分51Bとを有する。
水平部分51Aは、並び方向に延びる。水平部分51Aは、中間転写ベルト18の第2部分37に沿って延びる。水平部分51Aは、複数の第1搬送ローラ53A、53B、53Cを備える。複数の第1搬送ローラ53A、53B、53Cは、並び方向において並ぶ。複数の第1搬送ローラ53A、53B、53Cのそれぞれは、シートを搬送するように構成される。第1搬送ローラ53Bは、シートが搬送される方向において、第1搬送ローラ53Aの下流側に位置する。第1搬送ローラ53Bは、シートが搬送される方向において、第1搬送ローラ53Aと間隔を隔てて位置する。第1搬送ローラ53Cは、シートが搬送される方向において、第1搬送ローラ53Bの下流側に位置する。第1搬送ローラ53Cは、シートが搬送される方向において、第1搬送ローラ53Bと間隔を隔てて位置する。
傾斜部分51Bは、シートが搬送される方向において、水平部分51Aの下流側に位置する。傾斜部分51Bは、シートが搬送される方向において、第1搬送ローラ53Cの下流側に位置する。傾斜部分51Bは、水平部分51Aに対して傾斜する。詳しくは、傾斜部分51Bは、シートが搬送される方向に向かうにつれて、中間転写ベルト18の第2部分37に近づくように傾斜する。水平部分51Aに対する傾斜部分51Bの傾斜角度θは、例えば、5°以上、20°以下である。
なお、傾斜部分51Bは、シートを中間転写ベルト18の第2部分37に向かってガイドすることができれば、平面でなくてもよい。例えば、傾斜部分51Bは、湾曲形状を有してもよいし、S字形状を有してもよい。
4.2 第2ガイド部材52
図1に示すように、第2ガイド部材52は、ベルトユニット6および二次転写ユニット41が本体ケーシング2に装着された状態で、第1ガイド部材51に対して中間転写ベルト18の反対側に位置する。図4に示すように、第2ガイド部材52は、二次転写ユニット41に設けられる。これにより、第2ガイド部材52は、二次転写ローラ7とともに、本体ケーシング2から取り外し可能である。詳しくは、第2ガイド部材52は、第2開口2Bを介して、二次転写ローラ7とともに本体ケーシング2から取り外し可能である。そのため、二次転写ユニット41を本体ケーシング2から取り外すことにより、第2ガイド部材52を第1ガイド部材51から離間させて、シートガイド50を開くことができる。これにより、シートガイド50の内部にシートが詰まった場合に、二次転写ユニット41を本体ケーシング2から取り外して、詰まったシートを取り除くことができる。図5に示すように、第2ガイド部材52は、水平部分52Aと、傾斜部分52Bとを有する。
水平部分52Aは、並び方向に延びる。水平部分52Aは、ベルトユニット6および二次転写ユニット41が本体ケーシング2に装着された状態で、第1ガイド部材51の水平部分51A(図3参照)に沿って延びる。水平部分52Aは、複数の第2搬送ローラ54A、54B、54Cを備える。複数の第2搬送ローラ54A、54B、54Cは、並び方向において並ぶ。第2搬送ローラ54Aは、第1搬送ローラ53A(図1参照)とともにシートを搬送するように構成される。第2搬送ローラ54Aは、ベルトユニット6および二次転写ユニット41が本体ケーシング2に装着された状態で、第1搬送ローラ53Aに接触する。第2搬送ローラ54Bは、第1搬送ローラ53B(図1参照)とともにシートを搬送するように構成される。第2搬送ローラ54Bは、ベルトユニット6および二次転写ユニット41が本体ケーシング2に装着された状態で、第1搬送ローラ53Bに接触する。第2搬送ローラ54Cは、第1搬送ローラ53C(図1参照)とともにシートを搬送するように構成される。第2搬送ローラ54Cは、ベルトユニット6および二次転写ユニット41が本体ケーシング2に装着された状態で、第1搬送ローラ53Cに接触する。
傾斜部分52Bは、シートが搬送される方向において、水平部分52Aの下流側に位置する。傾斜部分52Bは、シートが搬送される方向において、第2搬送ローラ54Cの下流側に位置する。傾斜部分52Bは、水平部分52Aに対して傾斜する。傾斜部分52Bは、図7に示すように、ベルトユニット6および二次転写ユニット41が本体ケーシング2に装着された状態で、傾斜部分51Bに沿って延びる。
4.3 シートガイド50の配置
図7に示すように、シートガイド50の下流端50Bは、第2方向において、第1ローラ16と第2ローラ17(図1参照)との間に位置する。下流端50Bは、第2方向において、第2ローラ17に対して、第1ローラ16の近くに位置する。シートガイド50の下流端50Bは、好ましい長さの接触距離αを確保できるように、二次転写ローラ7から離れて位置する。接触距離αは、シートSが中間転写ベルト18の第2部分37に接触し始める位置である接触位置37Cから、第2部分37の下流端37Bまでの距離である。接触距離αは、例えば、二次転写ローラ7の直径に対して、25%以上、200%以下である。具体的には、接触距離αは、例えば、4mm以上、30mm以下である。シートSと二次転写ローラ7とが接触する前に、中間転写ベルト18の第2部分37とシートSとの接触距離αを確保できることにより、シートSを、第2部分37と接触した状態で、二次転写ローラ7に接触させることができる。
5.作用効果
画像形成装置1によれば、図7に示すように、二次転写ローラ7は、ベルトユニット6および二次転写ユニット41が本体ケーシング2に装着された状態で、第2部分37の下流端37Bに接触する。
そのため、シートSを中間転写ベルト18の第2部分37に沿わせることができる。詳しくは、シートSと二次転写ローラ7とが接触する前に、第2部分37とシートSとを接触させて、第2部分37とシートSとが接触した状態で、シートSを二次転写ローラ7に接触させることができる。
これにより、シートSと中間転写ベルト18との間で転写電流に起因する放電が発生することを、抑制できる。
その結果、放電によってトナーの帯電極性が変動することを抑制し、確実に、トナー像をシートSに転写することができる。
6.第2実施形態
以下、第2実施形態について説明する。第2実施形態において、第1実施形態と同様の部材には同様の符号を付し、その説明を省略する。
図10に示すように、二次転写ユニット61は、第1開口2Aを介して、本体ケーシング2から取り外し可能である。すなわち、第2ガイド部材62(図11参照)は、第1開口2Aを介して、二次転写ローラ7(図11参照)とともに本体ケーシング2から取り外し可能である。また、二次転写ユニット61は、第1開口2Aを介して、本体ケーシング2に装着可能である。
なお、ベルトユニット6の突起32Aは、二次転写ローラ7が本体ケーシング2に取り付けられた状態で、二次転写ローラ7のシャフト7Bに対して、第1開口2Aの反対側に位置する。
図11に示すように、二次転写ユニット61は、第2ガイド部材62と、2つのアーム63A、63Bと、2つの圧縮ばね64A、64B(図13参照)と、2つのカム65A、65Bと、2つのカバー66A、66Bとを備える。
6.1 第2ガイド部材62
図11および図14Aに示すように、第2ガイド部材62は、第1板62Aと、第2板62Bとを有する。
第1板62Aは、第1実施形態の第2ガイド部材52の水平部分52Aと同様に、ベルトユニット6と二次転写ユニット41とが本体ケーシング2に装着された状態において、第1ガイド部材51の水平部分51A(図17A参照)に沿って延びる。
第2板62Bは、シートが搬送される方向において、第1板62Aの下流側に位置する。第2板62Bは、シートが搬送される方向において、第2搬送ローラ54Cの下流側に位置する。第2板62Bは、第1板62Aに対して回動可能である。第2板62Bは、第1板62Aに対して傾斜する第1位置(図14A参照)と、第1板62Aと同じ方向に延びる第2位置(図14B参照)との間を移動可能である。第2板62Bは、二次転写ユニット61が本体ケーシング2に装着された状態で、第1位置に位置する。第2板62Bは、二次転写ユニット61が本体ケーシング2から取り外された状態で、第2位置に位置する。
6.2 圧縮ばね64A、64B
図13および図14Aに示すように、圧縮ばね64Aおよび圧縮ばね64Bは、第2板62Bを第2位置から第1位置へ向かう方向に押圧する。圧縮ばね64Aおよび圧縮ばね64Bは、第2板62Bの下方に位置する。圧縮ばね64Aおよび圧縮ばね64Bのそれぞれは、第2板62Bに接触する。圧縮ばね64Bは、軸線方向において、圧縮ばね64Aに対して間隔を隔てて位置する。
6.3 アーム63A、63B
図11および図13に示すように、アーム63Aは、二次転写ローラ7のシャフト7Bの一端部を支持する。アーム63Aは、第2板62Bから延びる。アーム63Aは、アーム63Bと同じ構造を有する。そのため、以下の説明において、アーム63Bについて詳細に説明し、アーム63Aについての説明を省略する。
アーム63Bは、二次転写ローラ7のシャフト7Bの他端部を支持する。アーム63Bは、軸線方向において、アーム63Aに対して間隔を隔てて位置する。アーム63Bは、第2板62Bから延びる。アーム63Bは、図15Aおよび図15Bに示すように、穴67Bと、ボス68Bと、圧縮ばね69Bとを備える。
穴67Bは、第2板62Bが第1位置に位置する状態で、並び方向に延びる。穴67Bは、長穴である。穴67Bには、二次転写ローラ7のシャフト7Bの他端部が挿入される。これにより、第2板62Bが第1位置に位置する状態で、二次転写ローラ7は、並び方向に移動可能である。
ボス68Bは、二次転写ユニット61が本体ケーシング2から取り外されるときに、カム65B(図16A参照)と接触する。ボス68Bは、アーム63Bから延びる。ボス68Bは、図11に示すように、軸線方向において、アーム63Bに対して、アーム63Aの反対側に位置する。ボス68Bは、軸線方向に延びる。ボス68Bは、側板42Bの貫通穴70Bに挿通される。なお、貫通穴70Bは、第2板62Bの回動方向に延びる。
図15Aに示すように、圧縮ばね69Bは、二次転写ローラ7のシャフト7Bを、並び方向において第2板62Bから離れる方向へ向かって押圧する。圧縮ばね69Bは、アーム63Bに取り付けられる。圧縮ばね69Bは、二次転写ローラ7のシャフト7Bに接触する。
二次転写ローラ7は、シャフト7Bの一端部がアーム63A(図13参照)に支持され、シャフト7Bの他端部がアーム63Bに支持されることにより、第2板62Bとともに移動可能である。二次転写ローラ7は、中間転写ベルト18と接触する接触位置(図10参照)と、中間転写ベルト18から離間する離間位置(図17B参照)との間を移動可能である。二次転写ローラ7は、第2板62Bが第1位置に位置するときに、接触位置に位置し、第2板62Bが第2位置に位置するときに、離間位置に位置する。
6.4 カム65A、65B
図11および図13に示すように、カム65Aは、軸線方向において、側板42Aに対して、側板42Bの反対側に位置する。カム65Aは、二次転写ユニット61が本体ケーシング2から取り外されるときに、ボス68Aと接触する。カム65Aは、カム65Bと同じ構造を有する。そのため、以下の説明において、カム65Bについて詳細に説明し、カム65Aについての説明を省略する。
カム65Bは、軸線方向において、側板42Bに対して、側板42Aの反対側に位置する。カム65Bは、二次転写ユニット61が本体ケーシング2から取り外されるときに、アーム63Bのボス68Bと接触する。カム65Bは、図16Aおよび図16Bに示すように、アーム63Bのボス68Bを押圧する押圧位置(図16B参照)と、アーム63Bのボス68Bに対する押圧を解除する解除位置(図16A参照)との間を移動可能である。カム65Bは、並び方向において、押圧位置と解除位置との間を移動可能である。カム65Bは、解除位置に位置する状態で、圧縮ばね75Bにより、押圧位置へ向かって押圧される。カム65Bは、二次転写ユニット61が本体ケーシング2から取り外されるときに、解除位置から押圧位置へ移動する。これにより、第2板62Bが第1位置から第2位置へ移動するとともに、二次転写ローラ7が接触位置から離間位置へ移動する。つまり、二次転写ローラ7は、本体ケーシング2から取り外されるときに、接触位置から離間位置へ移動する。カム65Bは、二次転写ユニット61が本体ケーシング2に取り付けられるときに、押圧位置から解除位置へ移動する。これにより、第2板62Bが第2位置から第1位置へ移動するとともに、二次転写ローラ7が離間位置から接触位置へ移動する。つまり、二次転写ローラ7は、本体ケーシング2に取り付けられるときに、離間位置から接触位置へ移動する。カム65Bは、カム本体71Bと、ボス72B(図11参照)とを備える。
カム本体71Bは、図16Aおよび図16Bに示すように、並び方向に延びる。カム本体71Bは、平板形状を有する。カム本体71Bは、第1面73Bと、第2面74Bとを有する。
第1面73Bは、カム65Bが解除位置から押圧位置へ向かって移動するときに、ボス68Bを下方へ押圧する。第1面73Bは、カム65Bが解除位置から押圧位置へ向かって移動する移動方向Mにおいて、カム本体71Bの下流端に位置する。第1面73Bは、移動方向Mへ向かうにつれて、上方へ傾斜する。
第2面74Bは、カム65Bが押圧位置に位置するときに、ボス68Bと接触する。第2面74Bは、第1面73Bに連続する。第2面74Bは、移動方向Mに延びる。
ボス72Bは、図11および図13に示すように、軸線方向において、カム本体71Bに対して、側板42Bの反対側に位置する。ボス72Bは、軸線方向に延びる。ボス72Bは、円筒形状を有する。図17Bに示すように、ボス72Bは、二次転写ユニット61が本体ケーシング2に取り付けられるときに、本体ケーシング2内のリブ81Bと接触する。リブ81Bは、本体ケーシング2に対する二次転写ユニット61の装着方向において、第1搬送ローラ53Cよりも下流に位置する。これにより、二次転写ユニット61が本体ケーシング2に取り付けられるとき、第2板62Bが、本体ケーシング2に対する二次転写ユニット61の装着方向において第1搬送ローラ53Cよりも下流に位置した状態で、ボス72Bが、リブ81Bと接触する。これにより、図17Aに示すように、二次転写ユニット61が本体ケーシング2に取り付けられるときに、カム65Bは、圧縮ばね75Bの押圧力に抗して、押圧位置から解除位置へ向かって移動する。また、二次転写ユニット61が本体ケーシング2から取り外されるときに、カム65Bは、圧縮ばね75Bの押圧力により、解除位置から押圧位置へ向かって移動する。
6.5 カバー66A、66B
図11に示すように、カバー66Aは、カム65Aを覆う。また、図11および図12に示すように、カバー66Bは、カム65Bを覆う。カバー66Aとカバー66Bとは、同じ構造を有する。そのため、以下の説明において、カバー66Bについて詳細に説明し、カバー66Aについての説明を省略する。
カバー66Bは、軸線方向において、カム65Bのカム本体71Bに対して、側板42Bの反対側に位置する。カバー66Bは、貫通穴76Bを有する。貫通穴76Bには、カム65Bのボス72Bが通る。貫通穴76Bは、カム65Bの移動方向に延びる。貫通穴76Bは、長穴である。
6.6 第2実施形態の作用効果
第2実施形態では、図17Aおよび図17Bに示すように、二次転写ユニット61が本体ケーシング2から取り外されるときに、第2板62Bが第1位置から第2位置へ移動するとともに、二次転写ローラ7が接触位置から離間位置へ移動する。
これにより、図10に示すように、第2ガイド部材52を、第1開口2Aを介して、二次転写ローラ7とともに本体ケーシング2から取り外すことができる。
また、第2実施形態においても、上記した第1実施形態と同様の作用効果を得ることができる。
1 画像形成装置
2 本体ケーシング
2A 第1開口
2B 第2開口
3 ドラムユニット
6 ベルトユニット
7 二次転写ローラ
7B シャフト
13K 感光ドラム
16 第1ローラ
17 第2ローラ
18 中間転写ベルト
19K 一次転写ローラ
32 フレーム
32A 突起
36 第1部分
36A 上流端
36B 下流端
37 第2部分
37A 上流端
37B 下流端
50 シートガイド
50A 上流端
50B 下流端
51 第1ガイド部材
52 第2ガイド部材
62 第2ガイド部材
S シート

Claims (8)

  1. 本体ケーシングと、
    感光ドラムを備えるドラムユニットと、
    軸線方向に延びる第1回転軸線について回転可能な第1ローラと、前記軸線方向と直交する並び方向において前記第1ローラに対して間隔を隔てて位置し、前記軸線方向に延びる第2回転軸線について回転可能な第2ローラと、前記第1ローラと前記第2ローラとによって支持される中間転写ベルトと、前記並び方向において前記第1ローラと前記第2ローラとの間に位置し、前記感光ドラムから前記中間転写ベルトへトナー像を転写する一次転写手段と、を備えるベルトユニットと、
    前記トナー像を前記中間転写ベルトからシートに転写する二次転写ローラと、
    シートを前記中間転写ベルトに向かって案内するシートガイドと、
    を備え、
    前記中間転写ベルトは、
    前記並び方向において前記第1ローラと前記第2ローラとの間に位置し、前記感光ドラムと前記一次転写手段との間を通って前記並び方向に延び、前記中間転写ベルトが前記第1ローラおよび前記第2ローラの周りを移動するときに前記第1ローラから前記第2ローラに向かって移動する第1部分と、
    前記並び方向において前記第1ローラと前記第2ローラとの間に位置し、前記軸線方向および前記並び方向の両方と直交する方向において前記一次転写手段に対して前記第1部分の反対側に位置し、前記並び方向に延びる第2部分であって、前記中間転写ベルトが前記第1ローラおよび前記第2ローラの周りを移動するときに前記第2ローラから前記第1ローラに向かって移動する第2部分と、を有し、
    前記シートガイドは、前記軸線方向および前記並び方向の両方と直交する方向において前記第2部分に対して前記第1部分の反対側に位置し、前記シートが搬送される方向において、上流端と下流端とを有し、
    前記シートガイドの下流端は、前記並び方向において、前記第1ローラと前記第2ローラとの間に位置し、
    前記二次転写ローラは、前記軸線方向および前記並び方向の両方と直交する方向において前記第2部分に対して前記第1部分の反対側に位置し、前記軸線方向および前記並び方向の両方と直交する方向において、前記第1ローラとの間に前記第2部分の端部を挟み、
    前記シートガイドは、第1ガイド部材と、前記第1ガイド部材に対して前記中間転写ベルトの反対側に位置する第2ガイド部材と、を備え、
    前記本体ケーシングは、第1開口と、前記中間転写ベルトに対して前記第1開口と反対側に位置する第2開口とを有し、
    前記第1ガイド部材は、前記第1開口を介して、前記ベルトユニットとともに、前記本体ケーシングから取り外し可能であり、
    前記第2ガイド部材は、前記第2開口を介して、前記二次転写ローラとともに、前記本体ケーシングから取り外し可能であることを特徴とする、画像形成装置。
  2. 前記第1部分および前記第2部分のそれぞれは、略フラット形状を有することを特徴とする、請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記中間転写ベルトの前記第2部分は、前記ベルトユニットにおいて、前記第1ローラと前記第2ローラとにのみ接触することを特徴とする、請求項1または請求項2に記載の画像形成装置。
  4. 前記第1部分の外表面と前記第2部分の外表面との間の距離は、前記第2ローラの直径の1.0倍より長く、1.5倍以下であることを特徴とする、請求項1から請求項3のいずれか一項に記載の画像形成装置。
  5. 前記一次転写手段は、一次転写ローラであり、
    前記第1部分の外表面と前記第2部分の外表面との間の距離は、前記一次転写ローラの直径の1.5倍以上、4倍以下であることを特徴とする、請求項1から請求項3のいずれか一項に記載の画像形成装置。
  6. 前記ベルトユニットは、前記第1ローラとともに移動可能なフレームであって、前記第2部分に対して前記第1部分の反対側に突出する突起を有するフレームを備え、
    前記突起は、前記二次転写ローラが前記本体ケーシングに取り付けられた状態で、前記二次転写ローラのシャフトに対して、前記第2開口の反対側に位置し、
    前記二次転写ローラは、前記二次転写ローラが前記本体ケーシングに取り付けられた状態で、前記二次転写ローラの前記シャフトと前記フレームの前記突起とが接触することにより、前記第1ローラおよび前記フレームとともに移動可能であることを特徴とする、請求項1から請求項5のいずれか一項に記載の画像形成装置。
  7. 本体ケーシングと、
    感光ドラムを備えるドラムユニットと、
    軸線方向に延びる第1回転軸線について回転可能な第1ローラと、前記軸線方向と直交する並び方向において前記第1ローラに対して間隔を隔てて位置し、前記軸線方向に延びる第2回転軸線について回転可能な第2ローラと、前記第1ローラと前記第2ローラとによって支持される中間転写ベルトと、前記並び方向において前記第1ローラと前記第2ローラとの間に位置し、前記感光ドラムから前記中間転写ベルトへトナー像を転写する一次転写手段と、を備えるベルトユニットと、
    前記トナー像を前記中間転写ベルトからシートに転写する二次転写ローラと、
    シートを前記中間転写ベルトに向かって案内するシートガイドと、
    を備え、
    前記中間転写ベルトは、
    前記並び方向において前記第1ローラと前記第2ローラとの間に位置し、前記感光ドラムと前記一次転写手段との間を通って前記並び方向に延び、前記中間転写ベルトが前記第1ローラおよび前記第2ローラの周りを移動するときに前記第1ローラから前記第2ローラに向かって移動する第1部分と、
    前記並び方向において前記第1ローラと前記第2ローラとの間に位置し、前記軸線方向および前記並び方向の両方と直交する方向において前記一次転写手段に対して前記第1部分の反対側に位置し、前記並び方向に延びる第2部分であって、前記中間転写ベルトが前記第1ローラおよび前記第2ローラの周りを移動するときに前記第2ローラから前記第1ローラに向かって移動する第2部分と、を有し、
    前記シートガイドは、前記軸線方向および前記並び方向の両方と直交する方向において前記第2部分に対して前記第1部分の反対側に位置し、前記シートが搬送される方向において、上流端と下流端とを有し、
    前記シートガイドの下流端は、前記並び方向において、前記第1ローラと前記第2ローラとの間に位置し、
    前記二次転写ローラは、前記軸線方向および前記並び方向の両方と直交する方向において前記第2部分に対して前記第1部分の反対側に位置し、前記軸線方向および前記並び方向の両方と直交する方向において、前記第1ローラとの間に前記第2部分の端部を挟み、
    前記シートガイドは、第1ガイド部材と、前記第1ガイド部材に対して前記中間転写ベルトの反対側に位置する第2ガイド部材と、を備え、
    前記本体ケーシングは、第1開口を有し、
    前記ドラムユニットは、前記第1開口を介して、前記本体ケーシングの内に位置する第1位置と、前記本体ケーシングの外に位置する第2位置との間を移動可能であり、
    前記第1ガイド部材は、前記第1開口を介して、前記ベルトユニットとともに、前記本体ケーシングから取り外し可能であり、
    前記第2ガイド部材は、前記第1開口を介して、前記二次転写ローラとともに前記本体ケーシングから取り外し可能であり、
    前記ベルトユニットは、前記第1ローラとともに移動可能なフレームであって、前記第2部分に対して前記第1部分の反対側に突出する突起を有するフレームを備え、
    前記突起は、前記二次転写ローラが前記本体ケーシングに取り付けられた状態で、前記二次転写ローラのシャフトに対して、前記第1開口の反対側に位置し、
    前記二次転写ローラは、前記二次転写ローラが前記本体ケーシングに取り付けられた状態で、前記二次転写ローラの前記シャフトと前記フレームの前記突起とが接触することにより、前記第1ローラおよび前記フレームとともに移動可能であることを特徴とする、画像形成装置。
  8. 前記二次転写ローラは、前記中間転写ベルトと接触する接触位置と、前記中間転写ベルトから離間する離間位置との間を移動可能であり、
    前記二次転写ローラは、
    前記本体ケーシングから取り外されるときに、前記接触位置から前記離間位置へ移動し、
    前記本体ケーシングに取り付けられるときに、前記離間位置から前記接触位置へ移動するように構成されることを特徴とする、請求項7に記載の画像形成装置。
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