JP5994316B2 - 開閉装置、画像形成装置 - Google Patents

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Description

本発明は、開閉装置、画像形成装置に関する。
特許文献1には、画像形成装置本体側方に現像剤容器の回動開閉自在のカバーと、回動自在の給紙トレイとを備えたものにおいて、これら双方の回動軸を共用して、簡単な構成によって両者の円滑な作動を可能とする画像形成装置が開示されている。
特許文献2には、記録紙を画像形成部へ導く搬送路の少なくとも一部が形成された搬送ユニットを装置本体の正面側から引き出し可能にした構成が開示されている。
特開平6−230621号公報 特開平11−84981号公報
本発明は、第1開閉部及び第2開閉部が装置本体に設けられ第2開閉部が単独で開けられた場合に第2開閉部の開角度を規制する構成において、第1開閉部から独立して第2開閉部及び引出部を装置本体から一体に引き出すことができるようにすることを課題とする。
請求項1の発明は、用紙を収容する収容部と、前記用紙を前記収容部から装置本体の一方側に送り出す送出ロールと、前記装置本体に回転可能に支持され、当該回転により前記装置本体に対して、前記一方側とは反対方向に向けて開閉される第1開閉部と、を備える前記装置本体に用いられる開閉装置であって、前記装置本体から前記第1開閉部が設けられた側である前記反対方向に向けて、前記収容部とは独立して引き出し可能に当該装置本体に設けられた引出部と、前記引出部と一体に前記装置本体から引き出し可能にかつ前記引出部に対して回転可能に支持され、前記第1開閉部と一体に回転されることで前記装置本体に対して前記第1開閉部と一体に開閉され、前記第1開閉部から独立した状態で単独で回転されることで前記装置本体に対して単独で開閉される第2開閉部と、前記装置本体及び前記第1開閉部から独立して前記第2開閉部に設けられ、前記装置本体に対して単独で開けられた前記第2開閉部の前記装置本体に対する開角度を規制する規制機構と、を備える。
請求項2の発明は、前記第1開閉部に設けられ、前記第2開閉部が前記第1開閉部に対して閉じられた閉状態において前記規制機構の規制を解除する解除部を備える。
請求項3の発明は、前記第2開閉部に設けられ、前記第1開閉部に対して開けられた前記第2開閉部が前記第1開閉部に対して閉じられると、前記解除部が前記規制機構の規制を解除する前に、前記第2開閉部が閉じられる方向へ移動可能な状態で前記第2開閉部を前記第1開閉部に保持させる保持部を備える。
請求項4の発明は、前記第2開閉部の回転軸とは異なる位置で前記引出部に対して回転可能に一端部が支持され、前記第2開閉部に対して相対変位可能に他端側が連結された連結部材を備え、前記規制機構は、前記連結部材の当該他端側に突き当たる突当部材によって、前記連結部材の当該他端側の前記第2開閉部に対する相対変位を規制することで、前記第2開閉部の前記装置本体に対する開角度を規制する。
請求項5の発明では、前記解除部は、前記第2開閉部が前記第1開閉部に対して閉じられた閉状態において、前記突当部材が前記連結部材の当該他端側に突き当たらない位置に前記突当部材を押す押し部材である。
請求項6の発明は、前記第2開閉部が、前記装置本体の内部へ送り込まれる記録媒体が収容される収容部を有し、当該記録媒体の搬送路が前記引出部に形成された請求項1又は2の開閉装置と、前記開閉装置が設けられ、前記記録媒体に画像を形成する画像形成部を有する前記装置本体と、を備える。
本発明の請求項1の構成によれば、第1開閉部及び第2開閉部が装置本体に設けられ第2開閉部が単独で開けられた場合に第2開閉部の開角度を規制する構成において、第1開閉部から独立して第2開閉部及び引出部を装置本体から一体に引き出すことができる。
本発明の請求項2の構成によれば、第2開閉部が単独で装置本体に対して開けられた場合よりも、第2開閉部が第1開閉部と一体に装置本体に対して開けられた場合に、第1開閉部及び第2開閉部の装置本体に対する開角度を大きくできる。
本発明の請求項3の構成によれば、規制機構による規制が解除された状態で、第2開閉部が単独で装置本体に対して開けられることを抑制できる。
本発明の請求項4の構成によれば、本構成における突当部材を備えない場合に比べ、複雑な機構を用いずに、規制機構を構成できる。
本発明の請求項5の構成によれば、本構成における押し部材を備えない場合に比べ、複雑な機構を用いずに、解除部を構成できる。
本発明の請求項6の構成によれば、本構成における開閉装置を備えない場合に比べ、記録媒体が搬送路に詰まった場合に、第1開閉部から独立して第2開閉部及び引出部を装置本体から一体に引き出して、記録媒体の詰まりを処理できる。
本実施形態に係る画像形成装置の構成を示す概略図である。 本実施形態に係る画像形成装置の構成を示す斜視図である。 図2に示す構成において、手差しトレイユニットが画像形成装置本体から引き出された状態を示す斜視図である。 本実施形態に係るフロントカバー及び手差しトレイカバーが画像形成装置本体に対して開けられた状態を示す概略図である。 本実施形態に係る手差しトレイカバーが画像形成装置本体に対して単独で開けられた状態を示す概略図である。 本実施形態に係る手差しトレイユニットが画像形成装置本体から引き出された状態を示す概略図である。 本実施形態に係る手差しトレイユニットの構成を示す斜視図である。 本実施形態に係るラッチ機構の構成を示す斜視図である。 本実施形態に係るフロントカバー及び手差しトレイカバーが画像形成装置本体に対して閉じられた状態におけるラッチ機構を示す側面図である。 本実施形態に係る手差しトレイカバーの単独での画像形成装置本体に対する開放を開始した状態におけるラッチ機構を示す側面図である。 本実施形態に係る手差しトレイカバーが画像形成装置本体に対して単独で開けられた状態におけるラッチ機構を示す側面図である。 本実施形態に係るフロントカバー及び手差しトレイカバーが画像形成装置本体に対して開けられた状態におけるラッチ機構を示す側面図である。
以下に、本発明に係る実施形態の一例を図面に基づき説明する。
(本実施形態に係る画像形成装置10の構成)
まず、本実施形態に係る画像形成装置10の構成を説明する。図1は、本実施形態に係る画像形成装置10の構成を示す概略図である。なお、以下のX方向・−X方向・Y方向(上方)・−Y方向(下方)・Z方向・−Z方向は、図中に示す矢印方向である。また、図中の「○」の中に「×」が記載されたものは、紙面の手前から奥へ向かう矢印を意味し、図中の「○」の中に「・」が記載されたものは、紙面の奥から手前へ向かう矢印を意味する。
図1に示されるように、画像形成装置10は、各構成部品が設けられる画像形成装置本体11を備えている。画像形成装置本体11の内部には、用紙等の記録媒体Pが収容される収容部12と、記録媒体Pに画像を形成する画像形成部14と、収容部12から画像形成部14へ記録媒体Pを搬送する搬送部16と、画像形成装置10の各部の動作を制御する制御部20と、が設けられている。また、画像形成装置本体11の上部には、画像形成部14によって画像が形成された記録媒体Pが排出される排出部18が設けられている。
画像形成部14は、イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、ブラック(K)の各色のトナー画像を形成する画像形成ユニット22Y、22M、22C、22K(以下、22Y〜22Kと示す)と、画像形成ユニット22Y〜22Kで形成されたトナー画像が転写される中間転写ベルト24と、画像形成ユニット22Y〜22Kで形成されたトナー画像を中間転写ベルト24に転写する第1転写ロール26と、第1転写ロール26によって中間転写ベルト24に転写されたトナー画像を中間転写ベルト24から記録媒体Pへ転写する第2転写ロール28と、を備えている。なお、画像形成部14は、上記の構成に限られず、他の構成であっても良く、記録媒体Pに画像を形成するものであればよい。
画像形成ユニット22Y〜22Kは、水平方向(Z方向・−Z方向)に対して傾斜した状態で、画像形成装置本体11に並んで配置されている。また、画像形成ユニット22Y〜22Kは、一方向(例えば、図1における反時計回り方向)へ回転する感光体32をそれぞれ有している。なお、画像形成ユニット22Y〜22Kは、同様に構成されているので、図1において、画像形成ユニット22Y、22M、22Cの各部の符号を省略している。
各感光体32の周囲には、感光体32の回転方向上流側から順に、感光体32を帯電させる帯電装置の一例としての帯電ロール23と、帯電ロール23によって帯電した感光体32を後述の露光装置36が露光することで感光体32に形成された静電潜像を現像してトナー画像を形成する現像装置38と、が設けられている。
画像形成ユニット22Y〜22Kの図1における右斜め下方には、帯電ロール23によって帯電した感光体32を露光して感光体32に静電潜像を形成する露光装置36が設けられている。露光装置36は、制御部20から送られた画像信号に基づき静電潜像を形成するようになっている。制御部20から送られる画像信号としては、例えば、制御部20が外部装置から取得した画像信号がある。
各現像装置38は、トナーを含む現像剤が収容される筐体38Aと、筐体38Aに支持され感光体32へ現像剤を供給する現像剤供給体38Bと、現像剤供給体38Bへ付与される現像剤を攪拌しながら搬送する搬送部材38Cと、を備えている。
中間転写ベルト24は、環状に形成されると共に、画像形成ユニット22Y〜22Kの上側(Y方向側)に配置されている。中間転写ベルト24の内周側には、中間転写ベルト24が巻き掛けられる巻掛ロール42、43、44、45が設けられている。中間転写ベルト24は、巻掛ロール42、43、44、45のいずれかが回転駆動することによって、感光体32と接触しながら一方向(例えば、図1における時計回り方向)へ循環移動(回転)するようになっている。なお、巻掛ロール42は、第2転写ロール28に対向する対向ロールとされている。
各第1転写ロール26は、中間転写ベルト24を挟んで各感光体32に対向している。各第1転写ロール26と各感光体32との間が、各感光体32に形成されたトナー画像が中間転写ベルト24に転写される第1転写位置T1とされている。
第2転写ロール28は、中間転写ベルト24を挟んで巻掛ロール42に対向している。第2転写ロール28と巻掛ロール42との間が、中間転写ベルト24に転写されたトナー画像が記録媒体Pに転写される第2転写位置T2とされている。
搬送部16は、収容部12に収容された記録媒体Pを送り出す送出ロール46と、送出ロール46に送り出された記録媒体Pが搬送される搬送路48と、搬送路48に沿って配置され送出ロール46によって送り出された記録媒体Pを第2転写位置T2へ搬送する複数の搬送ロール50と、が設けられている。
第2転写位置T2に対する搬送方向下流側には、画像形成部14によって記録媒体Pに形成されたトナー画像を記録媒体Pに定着させる定着装置40が設けられている。この定着装置40に対する搬送方向下流側には、トナー画像が定着された記録媒体Pを排出部18へ排出する排出ロール52が設けられている。
また、片面にトナー画像が定着された記録媒体Pを反転させて、再び第2転写位置T2へ送り戻すための反転搬送路37が、搬送路48に対する中間転写ベルト24とは反対側(Z方向側)に設けられている。記録媒体Pの両面に画像を形成する際には、片面にトナー画像が定着された記録媒体Pが、排出ロール52によりスイッチバックされて反転搬送路37に導かれて第2転写位置T2へ送り戻されるようになっている。
さらに、画像形成装置本体11の−Z方向側部分には、各色の現像剤を収容する複数の現像剤収容容器54(トナーカートリッジ)と、各現像剤収容容器54から排出された現像剤をそれぞれが各現像装置38へ搬送する複数の搬送管58と、が設けられている。現像剤収容容器54は、具体的には、画像形成装置本体11に対して−Z方向(Z方向)に着脱可能に設けられ、上下方向(Y方向)に沿って並んで配置されている。
さらに、画像形成装置本体11の−Z方向側の側面11Aには、画像形成装置本体11に対して開閉される開閉機構60と、が設けられている。各現像剤収容容器54は、図4に示されるように、画像形成装置本体11に対して開閉機構60が開けられた状態において、画像形成装置本体11に設けられた装着部(図示省略)に対して、予め定められた取外し方向(−Z方向)に取り外されると共に、予め定められた装着方向(Z方向)に装着されるようになっている。なお、開閉機構60の具体的な構成は後述する。
次に、本実施形態に係る画像形成装置10における、記録媒体Pへ画像を形成する画像形成動作について説明する。
本実施形態に係る画像形成装置10では、収容部12から送出ロール46によって送り出された記録媒体Pが、複数の搬送ロール50によって第2転写位置T2へ送り込まれる。
一方、画像形成ユニット22Y〜22Kでは、帯電ロール23によって帯電した感光体32が、露光装置36によって露光されて感光体32に静電潜像が形成される。その静電潜像が現像装置38によって現像されて感光体32にトナー画像が形成される。画像形成ユニット22Y〜22Kで形成された各色のトナー画像は、第1転写位置T1にて中間転写ベルト24に重ねられて、カラー画像が形成される。そして、中間転写ベルト24に形成されたカラー画像が、第2転写位置T2にて記録媒体Pへ転写される。
トナー画像が転写された記録媒体Pは、定着装置40へ搬送され、転写されたトナー画像が定着装置40により定着される。記録媒体Pの片面へのみ画像を形成する場合は、トナー画像が定着された後、記録媒体Pは排出ロール52により排出部18へ排出される。
記録媒体Pの両面へ画像を形成する場合には、片面に画像が形成された後、記録媒体Pは、排出ロール52でスイッチバックされ、反転して反転搬送路37へ送り込まれる。さらに、反転搬送路37から再び第2転写位置T2へ送り込まれ、画像が記録されていない反対面に、上記と同様に画像が形成され、記録媒体Pの両面へ画像が形成され、排出ロール52により排出部18へ排出される。以上のように、一連の画像形成動作が行われる。
(開閉機構60の具体的な構成)
次に、開閉機構60の具体的な構成について説明する。
開閉機構60は、図2及び図3に示されるように、画像形成装置本体11に対して開閉可能に設けられた第1開閉部の一例としてのフロントカバー62と、画像形成装置本体11に対して開閉可能とされた第2開閉部の一例としての手差しトレイカバー82を含む手差しトレイユニット80と、を有している。手差しトレイカバー82及びフロントカバー62は、画像形成装置本体11の同じ側(具体的には、画像形成装置本体11における−Z方向側の側面11A(フロント側))に配置されている。
なお、フロントカバー62及び手差しトレイカバー82(手差しトレイ86を含む)において以下に示す方向(特に、上下の方向)は、これらが閉じられた状態における方向である。また、図1及び図4〜6では、フロントカバー62及び手差しトレイユニット80を簡略化して図示している。
フロントカバー62は、図4に示されるように、その下部が支持部64によって、画像形成装置本体11の下部にX方向に沿った軸周りに回転可能に支持されている。これにより、フロントカバー62は、画像形成装置本体11側から装置外側へ(図4におけるA方向へ)回転することで、画像形成装置本体11に対して開けられ、この状態から、画像形成装置本体11側へ(図4におけるB方向へ)回転することで、画像形成装置本体11に対して閉じられるようになっている。
フロントカバー62には、図4に示されるように、フロントカバー62の開角度を予め定められた角度(例えば、略90度)に規制する規制機構63が設けられている。規制機構63は、例えば、フロントカバー62と画像形成装置本体11とに連結された連結部材63Aと、画像形成装置本体11に回転可能に設けられたピニオン63Bと、阻止部としてのストッパー63Cと、を備えて構成されている。
連結部材63Aの一端部は、フロントカバー62に回転可能に連結されている。連結部材63Aの他端側は、連結部材63Aに形成されたラック63Dとピニオン63Bとが噛み合っている。フロントカバー62の開閉に伴って、連結部材63Aの他端側は、ラック63Dとピニオン63Bとが噛み合った状態で、画像形成装置本体11に対して変位するようになっている。ストッパー63Cは、フロントカバー62が開けられると、連結部材63Aの他端部に形成された被阻止部63Eに突き当たって、連結部材63Aの図4におけるA方向への変位を阻止する。これにより、フロントカバー62の開角度が予め定められた角度(例えば、略90度)に規制される。なお、規制機構63としては、前述の構成に限られず、種々の構成を用いることが可能である。
フロントカバー62には、図3及び図5に示されるように、−Z方向側に開口する凹部66が形成されている。この凹部66は、後述の手差しトレイ86が収容される収容空間66をなしている。収容空間66内部の奥側(Z方向側)の奥壁62Aには、画像形成装置本体11(Z方向側)へ貫通する貫通孔68が形成されている。
フロントカバー62の収容空間66内部の上壁62Bには、図5に示されるように、手差しトレイカバー82をフロントカバー62に保持するための保持部としての保持突起70が設けられている。保持突起70は、手差しトレイカバー82に設けられた後述の嵌込孔91に嵌って、手差しトレイカバー82を保持するようになっている。なお、保持突起70は、図2及び図3に示されるように、一対で構成されている。
フロントカバー62の収容空間66内部の左右の側壁62Cには、図2及び図3に示されるように、手差しトレイカバー82に設けられた後述の爪部95(図7参照)が掛け止めされる掛止孔72が形成されている。
さらに、フロントカバー62の奥壁62Aには、解除部(押し部材)の一例としての解除突起93が設けられている。解除突起93は、後述のように、ラッチレバー96(図8参照)を押すことで、手差しトレイカバー82の開角度の規制を解除するようになっている。解除突起93が周囲には、解除突起93を保護する保護部97が形成されている。保護部97は、Z方向視にてL字状に形成されており、解除突起93に対する上方側(Y方向側)及び−X方向側から解除突起93を囲んでいる。
手差しトレイユニット80は、図7に示されるように、引出部の一例としてのユニット本体84と、画像形成装置本体11に対して開閉可能にユニット本体84に設けられた前述の手差しトレイカバー82と、収容部の一例としての手差しトレイ86と、手差しトレイ86の上方側(Y方向側)へ延長された延長トレイ88と、を有している。
ユニット本体84は、図3及び図6に示されるように、画像形成装置本体11からフロントカバー62の貫通孔68を通じてフロントカバー62が設けられた側(具体的には、画像形成装置本体11における−Z方向側の側面11A)へ引き出し可能に画像形成装置本体11に設けられている。具体的には、ユニット本体84は、図1に示されるように、収容部12と露光装置36との間に配置されている。ユニット本体84が画像形成装置本体11から引き出されることで、手差しトレイカバー82、手差しトレイ86及び延長トレイ88がユニット本体84と一体に画像形成装置本体11から引き出されるようになっている。
ユニット本体84の上面には、図7に示されるように、手差しトレイ86から画像形成装置本体11の内部へ送り込まれる記録媒体Pが搬送される搬送路81(図1参照)の片側(下側)の搬送路面81Aが形成されている。また、ユニット本体84の上面には、手差しトレイ86に載せられた記録媒体Pの重送を抑制するための分離ロール79Bが設けられている。さらに、ユニット本体84の上面には、搬送路81に沿って複数配置された一対の搬送ロール77の片側(下側)が設けられている。
なお、分離ロール79Bは、手差しトレイ86から記録媒体Pを画像形成装置本体11の内部へ送り込む送込ロール79Aの下側に対向して配置されている。分離ロール79Bは、送込ロール79Aによって複数枚の記録媒体Pが手差しトレイ86から送り出された場合に、当該複数枚の記録媒体Pのうち、下側にある記録媒体Pに搬送抵抗を付与して、当該下側の記録媒体Pを上側の記録媒体Pから分離し、記録媒体Pの重送を抑制するようになっている。
手差しトレイカバー82は、図5に示されるように、その下部が、支持部83によって、ユニット本体84の−Z方向側の端部にX方向に沿った軸周りに回転可能に支持されている。これにより、手差しトレイカバー82は、画像形成装置本体11側から装置外側へ(図5におけるA方向へ)回転することで、画像形成装置本体11に対して開けられ、この状態から、画像形成装置本体11側へ(図5におけるB方向へ)回転することで、画像形成装置本体11に対して閉じられる。なお、手差しトレイカバー82の支持部83による回転軸は、フロントカバー62の支持部64による回転軸の同軸上に配置されている。
手差しトレイカバー82の先端面(自由端面)82Aには、フロントカバー62の保持突起70が嵌り込む嵌込孔91が形成されている。この嵌込孔91に保持突起70が嵌り込むことで、手差しトレイカバー82がフロントカバー62に対して保持されるようになっている。これにより、手差しトレイカバー82がフロントカバー62に閉じられた閉状態が維持されるようになっている。また、保持突起70が嵌込孔91から抜け出し、かつ、後述の爪部95が掛止孔72から抜け出すことで、手差しトレイカバー82は、フロントカバー62から独立した状態となる。
手差しトレイカバー82は、図4に示されるように、フロントカバー62に対して閉じられた閉状態でフロントカバー62と一体に画像形成装置本体11に対して開閉されるようになっている。そして、手差しトレイカバー82とフロントカバー62とが一体に開けられることで、画像形成装置本体11の内部を露出させ、画像形成装置本体11内部の現像剤収容容器54が画像形成装置本体11に対して着脱可能となる。
また、手差しトレイカバー82は、図2及び図5に示されるように、フロントカバー62から独立した状態で単独で画像形成装置本体11に対して開閉されるようになっている。手差しトレイカバー82が単独で開けられることで、手差しトレイ86が露出され、手差しトレイ86に記録媒体Pを収容することが可能となる。手差しトレイ86に収容された記録媒体Pは、送込ロール79Aによって画像形成装置本体11の内部へ送り込まれてから、搬送ロール77及び搬送ロール50によって第2転写位置T2に搬送される。そして、前述のように、当該記録媒体Pに画像が形成されるようになっている。
手差しトレイ86は、内部が空洞とされた板状に形成されており、図8に示されるように、手差しトレイカバー82の内面(Z方向側の面)に設けられている。手差しトレイ86及び延長トレイ88に対して記録媒体Pが積載されることで、記録媒体Pが収容されるようになっている。手差しトレイ86には、手差しトレイ86に積載された記録媒体Pを両側から押さえる一対の押さえ部材89が設けられている。この一対の押さえ部材89は、積載される記録媒体Pの幅に対応して、X方向(−X方向)へスライド移動するように構成されている。
また、手差しトレイ86は、図9に示されるように、その下部(基端部)が、支持部87によって、ユニット本体84の−Z方向側の端部にX方向に沿った軸周りに回転可能に支持されている。手差しトレイ86の上部(自由端部)における両側の側面には、図8に示されるように、後述の案内孔92に差し込まれる軸部85が設けられている。なお、図8においては、片側の軸部85のみが図示されている。
手差しトレイカバー82の内面(Z方向側の面)におけるX方向端部及び−X方向端部には、手差しトレイ86をX方向に挟むように、一対の側板90が設けられている。一対の側板90には、軸部85が差し込まれ、軸部85を案内する案内孔92が形成されている。案内孔92は、手差しトレイカバー82の基端側から先端側に向かって長さを有する長孔とされている。
手差しトレイ86の上端部(自由端部)が手差しトレイカバー82に対してスライド移動するように、手差しトレイ86の支持部87による回転軸は、手差しトレイカバー82の支持部83による回転軸と異なる位置に位置している(図9参照)。
具体的には、手差しトレイカバー82の画像形成装置本体11に対する閉状態で、軸部85が案内孔92の一端側(上端側)に位置し(図9参照)、手差しトレイカバー82が画像形成装置本体11に対する閉状態から開けられることで、軸部85が案内孔92の一端側(上端側)から他端(下端)へ移動して、手差しトレイ86の上端部(自由端部)が手差しトレイカバー82の下端部(基端部)へスライド移動するようになっている(図10参照)。そして、軸部85が案内孔92の他端(下端)に突き当たることで手差しトレイカバー82の画像形成装置本体11に対する開放が阻止される。このときの手差しトレイカバー82の上下方向(Y方向)に対する開角度は、例えば、略90度とされる(図12参照)。
このように、手差しトレイ86は、一端部が手差しトレイカバー82の回転軸とは異なる位置でユニット本体84に回転可能に支持され、他端側が手差しトレイカバー82にスライド移動可能に連結された連結部材の一例として機能するようになっている。
手差しトレイカバー82の内面(Z方向側の面)における一対の側板90に対する手差しトレイ86とは反対側には、図8に示されるように、画像形成装置本体11に対して単独で開けられた手差しトレイカバー82の画像形成装置本体11に対する開角度を規制する規制機構の一例としてのラッチ機構94が設けられている。なお、図8では、一対の側板90のそれぞれに配置されたラッチ機構94のうち、片側のみを図示している。
ラッチ機構94は、軸部85に突き当たる突当部材の一例としてのラッチレバー96と、ラッチレバー96が軸部85に突き当たる突当位置へ向けてラッチレバー96を付勢する付勢部材としての押しバネ98と、ラッチレバー96と押しバネ98とを覆う被覆部材としてのラッチカバー99(図7参照)と、を備えている。
ラッチレバー96は、側板90に対する手差しトレイ86とは反対側の側面に対して、X方向を回転軸として回転可能に支持されている。具体的には、ラッチレバー96は、先端部(自由端部)が軸部85に突き当たる突当位置(図10及び図11参照)と、突当位置から手差しトレイカバー82に近づいて先端部(自由端部)が手差しトレイ86の軸部85に突き当たらない退避位置(図9及び図12参照)と、の間を回転可能となっている。
なお、ラッチレバー96は、突当位置においてラッチカバー99(図7参照)に突き当たり、突当位置を超えて、手差しトレイカバー82から離れる方向(退避位置とは反対方向)へ回転することが阻止されるようになっている(図10及び図11参照)。
手差しトレイカバー82がフロントカバー62に対して閉じられることで、突当位置に位置するラッチレバー96は、解除突起93によって、押しバネ98の付勢力に対抗して押されて、退避位置へ回転するようになっている(図9参照)。なお、ラッチカバー99には、図7に示されるように、解除突起93が入り込んで、ラッチレバー96を押すための開口99Aが形成されている。
そして、図11に示されるように、ラッチレバー96が突当位置で軸部85に突き当たることで、手差しトレイ86の上端部(自由端部)の手差しトレイカバー82に対するスライド移動が阻止され、手差しトレイカバー82の画像形成装置本体11に対する開角度を規制が規制される。このときの手差しトレイカバー82の上下方向(Y方向)に対する開角度は、例えば、略50度とされる。
このように、ラッチ機構94は、画像形成装置本体11と手差しトレイカバー82とを連結する連結部材や、フロントカバー62と手差しトレイカバー82とを連結する連結部材とは異なり、画像形成装置本体11及びフロントカバー62から独立して手差しトレイカバー82に設けられている。
また、手差しトレイカバー82の側面における解除突起93よりも回転軸側(支持部83側)には、図8に示されるように、手差しトレイカバー82をフロントカバー62に保持させる保持部の一例としての爪部95が設けられている。この爪部95は、フロントカバー62の収容空間66内部の左右の側壁62Cに形成された掛止孔72に掛け止めされるようになっている(図2参照)。
フロントカバー62に対して開けられた手差しトレイカバー82がフロントカバー62に対して閉じられると、解除突起93がラッチレバー96を押してラッチレバー96のよる規制を解除する前に、手差しトレイカバー82がフロントカバー62に保持された状態になるように、手差しトレイカバー82の回転方向における掛止孔72に対する爪部95の相対位置が設定されている。
図9に示されるように、手差しトレイカバー82は、解除突起93よりも回転軸側(支持部83側)にある爪部95と、解除突起93よりも回転軸(支持部83)から離れた位置にある嵌込孔91と、によってフロントカバー62に保持されるようになっている。嵌込孔91(保持突起70)は、回転軸(支持部83)から離れた位置に設けることで、手差しトレイカバー82とフロントカバー62とを強固に保持する役割を有する。一方、爪部95は、解除突起93による規制解除の前に、手差しトレイカバー82がフロントカバー62に保持させる役割を有する。爪部95(掛止孔72)を回転軸(支持部83)に近い位置に設けることで、手差しトレイカバー82及びフロントカバー62の湾曲やガタつきが生じても、掛止孔72に対する爪部95の相対位置が変化しにくいようになっている。
(本実施形態に係る作用)
次に、本実施形態に係る作用を説明する。
本実施形態の構成によれば、フロントカバー62及び手差しトレイカバー82が画像形成装置本体11に対して閉じられた閉状態(図1に示される状態)では、図9に示されるように、フロントカバー62の解除突起93が押しバネ98の付勢力に対抗してラッチレバー96を退避位置に押した状態となっている。また、この閉状態では、軸部85が案内孔92の一端側(上端側)に位置している。さらに、この閉状態において、フロントカバー62の保持突起70が、手差しトレイカバー82の嵌込孔91に嵌り込むと共に、手差しトレイカバー82の爪部95が、フロントカバー62の掛止孔72に掛け止めされ、手差しトレイカバー82がフロントカバー62に保持された状態となっている。
この閉状態から、操作者が手差しトレイカバー82の単独での開放を開始すると、保持突起70及び爪部95による手差しトレイカバー82の保持状態が解除される。また、図10に示されるように、解除突起93がラッチレバー96から離れて、ラッチレバー96は、押しバネ98の付勢力により突当位置に回転移動する。さらに、手差しトレイ86の軸部85が案内孔92の他端側(下端側)への移動を開始する。
さらに、操作者が手差しトレイカバー82を開けると、図11に示されるように、手差しトレイ86の軸部85が、ラッチレバー96に突き当たって、手差しトレイ86の上端部(自由端部)の手差しトレイカバー82に対するスライド移動が阻止され、手差しトレイカバー82の画像形成装置本体11に対する開角度を規制が規制される。これにより、手差しトレイカバー82は、上下方向に対して第1開角度(例えば、略50度)に開けられる。
そして、手差しトレイカバー82が単独で開けられることで、手差しトレイ86が露出され、手差しトレイ86に記録媒体Pを収容することが可能となる。手差しトレイ86に収容された記録媒体Pは、送込ロール79Aによって画像形成装置本体11の内部へ送り込まれてから、搬送ロール77及び搬送ロール50によって第2転写位置T2に搬送される(図1参照)。そして、当該記録媒体Pに画像が形成されるようになっている。
このように、本実施形態では、手差しトレイカバー82が単独で開けられた際に、手差しトレイカバー82の開角度が規制されるので、手差しトレイカバー82に設けられた手差しトレイ86に載せられる記録媒体Pと、その記録媒体Pを送り込む送込ロール79Aとの接触角度が適正な角度に設定される。
一方、フロントカバー62及び手差しトレイカバー82が画像形成装置本体11に対して閉じられた閉状態(図1に示される状態)から、操作者が、フロントカバー62を操作してフロントカバー62及び手差しトレイカバー82を開けた場合は、図12に示されるように、フロントカバー62の解除突起93が押しバネ98の付勢力に対抗してラッチレバー96を退避位置に押した状態が維持される。このため、フロントカバー62及び手差しトレイカバー82が開けられると、手差しトレイ86の軸部85は、ラッチレバー96に突き当たることなく、案内孔92の一端側から案内孔92の他端側へ移動し、案内孔92の他端に突き当たることで手差しトレイカバー82の画像形成装置本体11に対する開放が阻止される。これにより、手差しトレイカバー82及びフロントカバー62は、上下方向に対して第1開角度よりも大きい第2開角度(例えば、略90度)に開けられる。なお、このとき、フロントカバー62は、図4に示されるように、規制機構63のストッパー63Cが、連結部材63Aの他端部に形成された被阻止部63Eに突き当たることで、開角度が第2開角度(例えば、略90度)に規制される。
そして、手差しトレイカバー82とフロントカバー62とが一体に開けられることで、図4に示されるように、画像形成装置本体11の内部を露出させ、画像形成装置本体11内部の現像剤収容容器54が画像形成装置本体11に対して着脱可能となる。
このように、本実施形態では、手差しトレイカバー82及びフロントカバー62が一体で開けられる場合は、手差しトレイカバー82が単独で開けられる場合よりも開角度が大きいため、現像剤収容容器54を着脱する着脱作業がしやすい。
さらに、手差しトレイカバー82が単独で開けられた開状態で、手差しトレイ86から送り込んだ記録媒体Pが、搬送路81で詰まった場合(ジャムが発生した場合)には、操作者は、図3及び図6に示されるように、手差しトレイカバー82を含む手差しトレイユニット80を画像形成装置本体11から引き出す。手差しトレイユニット80を画像形成装置本体11から引き出すことで、搬送路81を開放し、搬送路81に詰まった記録媒体Pを除去する。
本実施形態では、ラッチレバー96を含むラッチ機構94は、画像形成装置本体11及びフロントカバー62から独立して手差しトレイカバー82に設けられているため、フロントカバー62から独立して手差しトレイユニット80が画像形成装置本体11から引き出される。
また、本実施形態では、例えば、手差しトレイカバー82が単独で開けられた開状態で、フロントカバー62が画像形成装置本体11に対して開けられた場合でも、爪部95によって手差しトレイカバー82がフロントカバー62に保持されるまでは、解除突起93によってラッチレバー96は退避位置に押されない。従って、ラッチ機構94による開角度の規制は、フロントカバー62と手差しトレイカバー82とが一体に開閉される場合に解除され、手差しトレイカバー82が単独で開閉される場合に、ラッチ機構94による開角度の規制は解除されない。このため、手差しトレイカバー82が単独で第2開角度(例えば、略90度)に開けられることが抑制される。
従って、手差しトレイカバー82が単独で開けられた開状態で、フロントカバー62が画像形成装置本体11に対して開けられた場合は、手差しトレイカバー82がフロントカバー62に保持されてから、解除突起93によってラッチレバー96が退避位置に移動し、フロントカバー62と手差しトレイカバー82とが一体に第2開角度(例えば、略90度)に開けられることになる。
本発明は、上記の実施形態に限るものではなく、種々の変形、変更、改良が可能である。
10 画像形成装置
11 画像形成装置本体(装置本体の一例)
14 画像形成部
62 フロントカバー(第1開閉部の一例)
81 搬送路
82 手差しトレイカバー(第2開閉部の一例)
84 ユニット本体(引出部の一例)
86 手差しトレイ(連結部材の一例、収容部の一例)
93 解除突起(解除部の一例、押し部材の一例)
94 ラッチ機構(規制機構の一例)
95 爪部(保持部の一例)
96 ラッチレバー(突当部材の一例)

Claims (6)

  1. 用紙を収容する収容部と、
    前記用紙を前記収容部から装置本体の一方側に送り出す送出ロールと、
    前記装置本体に回転可能に支持され、当該回転により前記装置本体に対して、前記一方側とは反対方向に向けて開閉される第1開閉部と、を備える前記装置本体に用いられる開閉装置であって、
    前記装置本体から前記第1開閉部が設けられた側である前記反対方向に向けて、前記収容部とは独立して引き出し可能に当該装置本体に設けられた引出部と、
    前記引出部と一体に前記装置本体から引き出し可能にかつ前記引出部に対して回転可能に支持され、前記第1開閉部と一体に回転されることで前記装置本体に対して前記第1開閉部と一体に開閉され、前記第1開閉部から独立した状態で単独で回転されることで前記装置本体に対して単独で開閉される第2開閉部と、
    前記装置本体及び前記第1開閉部から独立して前記第2開閉部に設けられ、前記装置本体に対して単独で開けられた前記第2開閉部の前記装置本体に対する開角度を規制する規制機構と、
    を備える開閉装置。
  2. 前記第1開閉部に設けられ、前記第2開閉部が前記第1開閉部に対して閉じられた閉状態において前記規制機構の規制を解除する解除部
    を備える請求項1に記載の開閉装置。
  3. 前記第2開閉部に設けられ、前記第1開閉部に対して開けられた前記第2開閉部が前記第1開閉部に対して閉じられると、前記解除部が前記規制機構の規制を解除する前に、前記第2開閉部が閉じられる方向へ移動可能な状態で前記第2開閉部を前記第1開閉部に保持させる保持部
    を備える請求項2に記載された開閉装置。
  4. 前記第2開閉部の回転軸とは異なる位置で前記引出部に対して回転可能に一端部が支持され、前記第2開閉部に対して相対変位可能に他端側が連結された連結部材を備え、
    前記規制機構は、前記連結部材の当該他端側に突き当たる突当部材によって、前記連結部材の当該他端側の前記第2開閉部に対する相対変位を規制することで、前記第2開閉部の前記装置本体に対する開角度を規制する
    請求項1〜3のいずれか1項に記載の開閉装置。
  5. 前記解除部は、前記第2開閉部が前記第1開閉部に対して閉じられた閉状態において、前記突当部材が前記連結部材の当該他端側に突き当たらない位置に前記突当部材を押す押し部材である
    請求項2又は3を引用する請求項4に記載の開閉装置。
  6. 前記第2開閉部が、前記装置本体の内部へ送り込まれる記録媒体が収容される収容部を有し、当該記録媒体の搬送路が前記引出部に形成された請求項1又は2の開閉装置と、
    前記開閉装置が設けられ、前記記録媒体に画像を形成する画像形成部を有する前記装置本体と、
    を備える画像形成装置。
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