JP4193545B2 - 画像形成装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、交換ユニットの収容部の開口を覆うカバー部が設けられた被記録媒体収容部材を備えた画像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来のレーザプリンタやコピー機などの画像形成装置では、画像形成部にて感光体を帯電させ、その感光体上にレーザやLEDなどの光による露光を行って静電潜像を形成し、トナー等の現像剤で顕像化させた現像剤像を紙等の被記録媒体上に転写させ、定着器等によって加熱定着させることで画像の形成が行われている。
【0003】
このような画像形成装置では、取り扱いが容易であるとかメンテナンスを行いやすいなど、利用者の利便性が高くなるように、画像形成部の構成部品等を一体に収容したプロセスユニットや、現像剤を収容した現像カートリッジなどを着脱可能に構成している。また、画像が形成される用紙を収容して保持した給紙カセットも、着脱可能に構成されている。
【0004】
給紙カセットの着脱やプロセスユニット等の着脱は、それぞれの収容箇所が異なるため、それぞれ独立に行われる。しかし、利用者の利便性を鑑みると、それらの着脱は画像形成装置の前面側より行われることが好ましい。特許文献1では、給紙カセットは本体の下部に設けられ、本体の前面方向から着脱可能に構成されている。また、プロセスユニットについても、本体の前面に設けられた前面カバー(蓋体)を下向きに回動させて大きく開いた状態で着脱される。
【0005】
【特許文献1】
特開2000−250378号公報 (第0026,0045段落参照)
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、例えば、紙ジャムが発生して、ジャム紙を取り除くには、給紙カセットとプロセスユニットとの両方を取り外さなければならない場合があるが、給紙カセットの着脱機構と前面カバーの開閉機構とはそれぞれ独立に設けられているので、前面カバーを開いた状態では、その前面カバーに干渉して給紙カセットが開けられないことがあった。このように、両方を開いた状態とすることができず、ジャム紙を取り除きにくいことがあった。また、前面カバーと給紙カセットとの両方を開いた状態とすることができる装置であっても、それぞれを開ける動作が必要であり、使用者の操作性がよくなかった。
【0007】
本発明は上記課題を解決するためになされたものであり、交換ユニットの収容部の開口を覆うカバー部を被記録媒体収容部材に設け、被記録媒体収容部材の着脱にともなって収容部の開閉を行うことができる画像形成装置を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、請求項1に係る発明の画像形成装置は、本体に着脱可能に装着される交換ユニットと、前記本体に設けられ、前記交換ユニットを収容し、前記交換ユニットを着脱するための開口を有する収容部と、第1の被記録媒体を収容し、前記本体に対して引き出し移動可能に設けられた被記録媒体収容部材と、前記被記録媒体収容部材に設けられ、前記収容部の開口全体を覆うカバー部とを備え、前記カバー部は、前記被記録媒体収容部材が移動されたときに前記交換ユニットを着脱可能にできるように前記収容部の開口を開放することを特徴とする。
【0009】
また、請求項2に係る発明の画像形成装置は、請求項1に記載の発明の構成に加え、前記被記録媒体収容部材は、前記本体に対して着脱可能に設けられ、前記カバー部は、前記被記録媒体収容部材の前記本体への非装着時に、前記収容部の開口を開放することを特徴とする。
【0010】
また、請求項3に係る発明の画像形成装置は、請求項2に記載の発明の構成に加え、前記交換ユニットの着脱と、前記被記録媒体収容部材の着脱とは、前記本体の同一壁面側から行われることを特徴とする。
【0011】
また、請求項4に係る発明の画像形成装置は、請求項2または3に記載の発明の構成に加え、少なくとも一部が前記収容部に露出し、前記第1の被記録媒体の搬送を行うための搬送路を備え、前記被記録媒体収容部材の非装着時に、前記交換ユニットが前記収容部から離脱された場合には、前記搬送路の一部は、前記本体の外部から目視可能となることを特徴とする。
【0012】
また、請求項5に係る発明の画像形成装置は、請求項3または4に記載の発明の構成に加え、前記被記録媒体収容部材に収容された前記第1の被記録媒体を取り出して、前記搬送路に供給する第1の供給手段を備え、前記搬送路は、前記交換ユニットの着脱方向と略平行な部分を有し、前記収容部の開口は、前記第1の供給手段が設けられた側に設けられている。
【0013】
また、請求項6に係る発明の画像形成装置は、請求項1乃至5のいずれかに記載の発明の構成に加え、前記被記録媒体収容部材には、前記被記録媒体収容部材が収容する前記第1の被記録媒体とは異なる第2の被記録媒体を通過させて前記搬送路に導くための通過口が設けられている。
【0014】
また、請求項7に係る発明の画像形成装置は、請求項6に記載の発明の構成に加え、前記通過口は前記カバー部に設けられ、前記通過口を開閉する通過口カバーを備えている。
【0015】
また、請求項8に係る発明の画像形成装置は、請求項6または7に記載の発明の構成に加え、前記第2の被記録媒体を、前記本体の外方から前記通過口を通過させて前記搬送路に供給するための第2の供給手段を備えている。
【0016】
また、請求項9に係る発明の画像形成装置は、請求項1乃至8のいずれかに記載の発明の構成に加え、前記被記録媒体収容部材の着脱方向、および前記交換ユニットの着脱方向は、前記本体に対して略水平な方向であることを特徴とする。
【0017】
また、請求項10に係る発明の画像形成装置は、請求項9に記載の発明の構成に加え、前記本体の上側に、被読取媒体に形成された画像の読み取りが可能な画像読取装置が設けられている。
【0018】
また、請求項11に係る発明の画像形成装置は、請求項8乃至10のいずれかに記載の発明の構成に加え、前記本体に設けられ、前記被記録媒体収容部材の装着時に前記第2の供給手段と接続され、前記第2の供給手段に駆動力を伝達するための駆動力伝達部を備えている。
【0019】
また、請求項12に係る発明の画像形成装置は、請求項11に記載の発明の構成に加え、前記駆動力伝達部の前記本体からの露出部分を覆って保護する保護部材を備えている。
【0020】
また、請求項13に係る発明の画像形成装置は、請求項1乃至12のいずれかに記載の発明の構成に加え、前記本体に設けられ、前記カバー部の開閉を検出するための開閉検出手段を備えている。
【0021】
また、請求項14に係る発明の画像形成装置は、請求項1乃至13のいずれかに記載の発明の構成に加え、前記被記録媒体収容部材は、前記第1の被記録媒体を積層して保持するための媒体保持部と、前記媒体保持部に対して、前記カバー部を相対移動可能に支持するカバー部支持部とを備えている。
【0022】
また、請求項15に係る発明の画像形成装置は、請求項14に記載の発明の構成に加え、前記媒体保持部に対して、前記カバー部を、前記収容部の開口を閉塞可能な状態で固定可能なロック部を備えている。
【0023】
また、請求項16に係る発明の画像形成装置は、請求項7,14,15のいずれかに記載の発明の構成に加え、前記カバー部または前記通過口カバーに設けられ、前記カバー部または前記通過口カバーを開くために把持可能な第1把持部と、前記カバー部または前記通過口カバーに設けられ、前記カバー部または前記通過口カバー開いた状態において、前記被記録媒体収容部材を出退させるために把持可能な第2把持部とを備えている。
【0024】
また、請求項17に係る発明の画像形成装置は、請求項1乃至16のいずれかに記載の発明の構成に加え、前記媒体保持部側に設けられ、前記被記録媒体収容部材を出退させるために把持可能な第3把持部を備えている。
【0025】
【発明の実施の形態】
以下、本発明を具体化した画像形成装置の第1の実施の形態について、図面を参照して説明する。まず、第1の実施の形態の画像形成装置の一例であるレーザプリンタ1の全体の構成について、図1〜図5参照して説明する。図1は、第1の実施の形態のレーザプリンタ1の外観を示す斜視図である。図2は、第1の実施の形態のレーザプリンタ1の概略的な構成を示す断面図である。図3は、図2の1点鎖線A−A’における矢視方向からみた断面図において、カバー付きカセット100を引き出した状態を示す図である。図4は、図2の1点鎖線A−A’における矢視方向からみた断面図である。図5は、ドラムカートリッジ17aと現像カートリッジ17bとの着脱の状態を示す図である。なお、以下の図面において、−Z方向、−X方向、+X方向、+Z方向、+Y方向および−Y方向をそれぞれ、レーザプリンタ1の前面方向、左側面方向、右側面方向、背面方向、上面方向および底面方向とする。
【0026】
図1に示すように、第1の実施の形態のレーザプリンタ1は、略直方体形状を有している。レーザプリンタ1の本体2の前面には、プロセスカートリッジ17(図2参照)を着脱可能に収容するための収容部55(図2参照)の開口を覆って閉塞するカバー部110が設けられている。カバー部110は、正面視、レーザプリンタ1の前面全体を覆う略矩形状の板体であり、その上端中央部および下端中央部に、カバー部110の開閉を行うための把持部112,113がそれぞれ設けられている。また、カバー部110の上下方向の略中央部には、手差し印刷を行うため左右方向に細長く開口されたスリット状の通過口111が設けられている。なお、把持部113および後述する把持部131,213が、本発明における「第3把持部」に相当する。
【0027】
図2に示すように、レーザプリンタ1の断面視、本体2の底部に、用紙3を収容する箱状のカセット部120が、本体2の前面側から着脱可能に装着されている。カセット部120内には、用紙3を積層保持する用紙保持部があり、その用紙保持部には、用紙3を本体2内の底部に設けられた給紙ローラ8に圧接する用紙押圧板122が設けられている。用紙押圧板122は、給紙ローラ8に対して遠い方の端部がカセット部120の底面に支持されており、この支持部分を回動中心として近い方の端部が上下方向に移動可能とされ、また、その裏側からバネ123によって給紙ローラ8の方向に付勢されている。なお、給紙ローラ8が、本発明における「第1の供給手段」に相当する。また、カセット部120が、本発明における「媒体保持部」に相当する。
【0028】
また、カセット部120の前面には、上記カバー部110が、その面方向がカセット部120の底面に対して直交して固定されており、カセット部120とカバー部110とでカバー付きカセット100を構成している。カバー部110は、カセット部120の前後方向への出退動作にともなって本体2から接離され、収容部55の開閉を行とともに、カバー付きカセット100の装着時にはレーザプリンタ1の前面の化粧板として機能する。なお、カバー付きカセット100および後述するカバー付きカセット200,300,400が、本発明における「被記録媒体収容部材」に相当する。
【0029】
次に、カセット部120におけるカバー部110と上記用紙保持部との間の位置には、カセット部120の上下方向(図中Y軸方向)に貫通するように開口された通過口121が設けられている。通過口121は、カセット部120の幅方向(図中紙面表裏方向)に延設されたスリット状の通路であり、ロアカセット150に収容された用紙3aに画像が形成される場合に用紙3aが本体2内に搬送されるように、用紙搬送経路Pの一部を構成している。
【0030】
カバー部110の上側(+Y方向側)の端部および下側(−Y方向側)の端部には、利用者が指を掛けたり把持したりなどしてカバー付きカセット100を−Z方向に引き出すことができるように、切欠状の把持部112,113がそれぞれ設けられている。さらに、把持部112の裏側(+Z方向側)の位置に遮蔽板114が設けられており、本体2には、遮蔽板114による光の遮蔽の有無を検知できる公知のフォトセンサ2aが設けられている。カバー付きカセット100が本体2に装着されるとカバー部110が収容部55を閉塞し、このとき遮蔽板114が、フォトセンサ2aの発光部(図示外)より発せされる光が受光部(図示外)で受光されるのを遮るようになっており、また、カバー付きカセット100の非装着時にはその光の遮蔽が解除されるようになっている。フォトセンサ2aからの信号により、カバー部110の開閉状態の検出が行われるようになっている。さらに、カバー部110と一体となっているカセット部120の着脱状態も、このフォトセンサ2aによって検出することができる。なお、フォトセンサ2aが、本発明における「開閉検出手段」に相当する。
【0031】
また、カバー部110の上下方向の略中央部に設けられた通過口111は、手差し印刷が行われる際に、印刷される手差し用紙3b(図6参照)が挿入されてその先端がレジストローラ12のニップ部に導かれるように開口され、用紙搬送経路Pの一部を構成している。
【0032】
ここで、図3に示すように、カバー付きカセット100は、カセット部120の両側(X軸方向の両側)の側面124が本体2の両側面の内壁にスライド可能に支持されることによって、本体2に対してZ軸方向に出退可能となっている。この本体2の両側面の内壁には、カバー付きカセット100が装着されたときに、カバー付きカセット100の位置決めと仮固定を行うためのストッパ2bがそれぞれ設けられている。ストッパ2bは、本体2の両側面の内部にてX軸方向に揺動可能に支持された棒状の部材で、自由端側に突起2cが突設されており、各ストッパ2bの突起2cが互いに向き合う方向に向けられている。そして、本体2の両側面の内壁に設けられた開口より各突起2cが突出されるように、突起2cの背部よりバネ2dによってそれぞれ付勢されている。
【0033】
カセット部120の両側面124のカバー部110に近い位置には凹部125が設けられており、図4に示すように、カバー付きカセット100が本体2に装着された場合、各ストッパ2bの突起2cが各凹部125に係合し、カバー付きカセット100の位置決めと仮固定が行われる。なお、各突起2cはその先端が球状に形成されており、また、各凹部125も椀状に形成されているので、カバー付きカセット100を引き出す際に凹部125がストッパ2bに加える力のX軸方向成分が各バネ2dの付勢力(カセット保持力)より大きくなれば、カバー付きカセット100を引き出すことができるようになっている。
【0034】
次に、図2に示すように、本体2内のカセット部120の上方には、レーザプリンタ1の電気的な制御を行うための制御基板や電源基板等の基板39が配置されている。そして、用紙3の搬送をガイドするシュート40が基板39の上方を覆っている。シュート40の上面は、用紙3の搬送方向の略中央に設けられた転写ローラ30より上流側が印刷時に用紙3が搬送される搬送路40a、下流側が搬送路40bとして構成されており、給紙ローラ8によってカセット部120から供給された用紙3が定着器18へと導かれるように、用紙搬送経路Pの一部を構成している。搬送路40aにはレジストローラ12が設けられ、印刷の際の用紙3の送り出しのタイミングの調整が行われる。
【0035】
次いで、画像形成部は、スキャナユニット16、プロセスカートリッジ17および定着器18等から構成されている。スキャナユニット16は、本体2内において排紙トレイ46の直下に配置され、レーザ光を出射するレーザ発光部(図示外)、レーザ発光部より出射されたレーザ光を回転駆動して主走査方向に走査するポリゴンミラー20、ポリゴンミラー20に走査されたレーザ光の走査速度を一定にするfθレンズ21、さらにそのレーザ光が感光体ドラム27上で結像される際の副走査方向における面倒れを補正するシリンダーレンズ22、レーザ光を反射してその光路を変更する反射ミラー23,24等で構成されている。スキャナユニット16は、印刷データに基づいてレーザ発光部から出射されるレーザ光を、図中1点鎖線Lで示すように、ポリゴンミラー20、fθレンズ21、シリンダーレンズ22、反射ミラー23,24の順に通過あるいは反射させて、プロセスカートリッジ17の感光体ドラム27の表面上に露光走査するものである。
【0036】
画像形成部のプロセスカートリッジ17は、ドラムカートリッジ17aと、ドラムカートリッジ17aに着脱可能な現像カートリッジ17bとから構成され、スキャナユニット16とシュート40との間に設けられた収容部55に収容されるようになっている。ドラムカートリッジ17aは、感光体ドラム27、スコロトロン型帯電器29、クリーニングローラ28等を備えている。現像カートリッジ17bは、現像ローラ31、供給ローラ33、トナーホッパー34等を備えている。なお、プロセスカートリッジ17が、本発明における「交換ユニット」に相当する。
【0037】
ドラムカートリッジ17aの感光体ドラム27は、現像ローラ31と接触する状態で矢印方向(図中時計方向)に回転可能に配設されている。この感光体ドラム27は、導電性基材の上に正帯電の有機感光体を塗布したものであり、電荷発生材料が電荷輸送層に分散された正帯電有機感光体である。感光体ドラム27はレーザ光等の照射を受けると、光吸収によって電荷発生材料で電荷が発生され、電荷輸送層で感光体ドラム27の表面と導電性基材とにその電荷が輸送されてスコロトロン型帯電器29に帯電されたその表面電位をうち消すことで、照射を受けた部分の電位と受けていない部分の電位との間に電位差を設けることができるようになっている。印刷データに基づいてレーザ光が露光走査されることにより、感光体ドラム27には静電潜像が形成されるのである。
【0038】
帯電手段としてのスコロトロン型帯電器29は、感光体ドラム27の上方に、感光体ドラム27に接触しないように所定の間隔を隔てて配設されている。スコロトロン型帯電器29は、タングステンなどの放電用のワイヤからコロナ放電を発生させるスコロトロン型の帯電器であり、印刷が行われる場合に帯電バイアスが印加されて感光体ドラム27の表面を一様に正極性に帯電させるように構成されている。
【0039】
また、現像カートリッジ17bがドラムカートリッジ17aに装着される場合には、図5に示すように、ドラムカートリッジ17aの感光体ドラム27に現像カートリッジ17bの現像ローラ31が対向して配置された状態で、現像カートリッジ17bがドラムカートリッジ17aの底面に嵌合されて固定される。そして、図2に示すように、プロセスカートリッジ17として、感光体ドラム27が転写ローラ30と対向するように画像形成部に配置される。この状態において現像ローラ31は、感光体ドラム27の回転方向(図中時計方向)におけるスコロトロン型の帯電器29の配置位置より下流に配設されており、矢印方向(図中反時計方向)に回転可能に配設されている。この現像ローラ31は、金属製のローラ軸に導電性のゴム材料からなるローラが被覆されており、印刷が行われる場合に現像バイアスが印加される。
【0040】
次に、供給ローラ33は、現像ローラ31の側方位置で、現像ローラ31を挟んで感光体ドラム27の反対側の位置に回転可能に配設されており、現像ローラ31に対して圧縮するような状態で当接されている。この供給ローラ33は、金属製のローラ軸に、導電性の発泡材料からなるローラが被覆されており、現像ローラ31に供給するトナーを摩擦帯電するようになっている。このため、供給ローラ33は、現像ローラ31と同方向である矢印方向(図中反時計方向)に回転可能に配設されている。
【0041】
また、トナーホッパー34は、供給ローラ33の側方位置に設けられており、その内部に供給ローラ33を介して現像ローラ31に供給される現像剤を充填している。本実施の形態では、現像剤として正帯電性の非磁性1成分のトナーが使用されており、このトナーは、重合性単量体、例えばスチレンなどのスチレン系単量体やアクリル酸、アルキル(C1〜C4)アクリレート、アルキル(C1〜C4)メタアクリレートなどのアクリル系単量体を、懸濁重合などの公知の重合方法によって共重合させることにより得られる重合トナーである。このような重合トナーには、カーボンブラックなどの着色剤やワックスなどが配合されるとともに、流動性を向上させるために、シリカなど外添剤が添加されている。その粒子径は、約6〜10μm程度である。
【0042】
トナーホッパー34は内部で2室に分けられており、そのそれぞれにアジテータ36が設けられている。アジテータ36は軸方向(図中紙面表裏方向)に伸びる粗い網目状の板体であり、一端に設けられたフィルム部材35でトナーホッパー34の内壁を摺擦するように他端を軸として矢印方向(図中時計方向)に回転されるようになっており、トナーホッパー34内に収容されたトナーの攪拌を行う。
【0043】
感光体ドラム27の側方で、その回転方向における帯電器29より上流の位置には、クリーニングローラ28が配設されている。クリーニングローラ28は、印刷時にクリーニングバイアスが印加されることによって、用紙3に転写されずに感光体ドラム27の表面上に残ったトナーを電気的に吸引してその表面上に静電付着させる。そして、非印刷時には、クリーニングローラ28から感光体ドラム27にトナーが吸引される方向に電位差を生じさせる逆クリーニングバイアスが印加されることによって、感光体ドラム27の表面上にトナーを静電付着させるローラである。クリーニングローラ28から感光体ドラム27に戻されたトナーは、現像ローラ31により回収される。
【0044】
また、感光体ドラム27の回転方向の現像ローラ31の下流で、感光体ドラム27の下方位置には、転写ローラ30が配設されており、シュート40の上面の凹部に嵌合するように、本体2内にて矢印方向(図中反時計方向)に回転可能に支持されている。この転写ローラ30は、金属製のローラ軸にイオン導電性のゴム材料からなるローラが被覆されており、印刷が行われる場合に転写バイアスが印加されるように構成されている。転写バイアスとは、感光体ドラム27の表面上に静電付着したトナーが転写ローラ30の表面上に電気的に吸引される方向に電位差が生じるように転写ローラ30に印加されるバイアスである。
【0045】
次に、定着器18は、プロセスカートリッジ17の側方下流側に配設された定着ローラ41、この定着ローラ41を押圧する加圧ローラ42を備えている。定着ローラ41は、中空のアルミ製の基材にフッ素樹脂がコーティングされ焼成されたローラであり、筒状のローラの内部に加熱のためのハロゲンランプ41aを備えている。加圧ローラ42は、金属製の軸に低硬度シリコンゴムからなるローラが被覆され、そのローラにフッ素樹脂のチューブが被膜されたローラであり、スプリング(図示外)によってその軸が上方に付勢されることで定着ローラ41に対して押圧されている。定着器18では、プロセスカートリッジ17において用紙3上に転写されたトナーを、用紙3が定着ローラ41と加圧ローラ42とのニップ部を通過する間に加圧加熱定着させ、その後、その用紙3を排紙パス44に搬送するようにしている。
【0046】
本体2内の後部(図中左手側)には、本体2内の下部後端側に設けられた定着器18から排出された用紙3が上部に設けられた排紙トレイ46に導かれるように、本体2の背面に沿って上下方向に半弧を描くように排紙パス44が設けられている。この排紙パス44の下流末端には、用紙3の排紙トレイ46への排出を行う排紙ローラ45が設けられている。
【0047】
レーザプリンタ1に装着されたカバー付きカセット100よりもさらに下方には、用紙3とは異なる用紙3aを収容可能なロアカセット150が取付可能となっている。ロアカセット150は、用紙3aを積層保持するカセット部170と、レーザプリンタ1の前面側の化粧板である前面板160とから構成されている。そして、本体2の両側面から下方に延設されるように接続される図示外の支持壁によってカセット部170の両側(図中紙面表裏方向側)の側面がスライド可能に支持されており、本体2の前面側より着脱できるように、前後方向に出退可能となっている。
【0048】
ロアカセット150のカセット部170の前面側端部には、給紙ローラ174が設けられている。そして、カバー付きカセット100と同様に、用紙押圧板172と、その背面から付勢力を付与するバネ173とが設けられ、積層保持された用紙3aが給紙ローラ174に対して圧接されている。さらに、給紙ローラ174によって給紙される用紙3aがカバー付きカセット100の通過口121に導かれるように、給紙ローラ174の外周に沿って供給路171が設けられている。この供給路171と通過口121とで用紙搬送路Pの一部が構成されており、用紙3aがレジストローラ12へと導かれるようになっている。また、前面板160の下端には、前記同様、ロアカセット150の着脱の際に利用者が把持するための把持部161が設けられている。
【0049】
次に、図2,図6を参照して、レーザプリンタ1の印刷時の動作について簡単に説明する。図6は、手差し印刷が行われる場合のレーザプリンタ1の斜視図である。ホストコンピュータ(図示外)からの印刷データの受信に基づいて印刷が開始されると、用紙3は、回転する給紙ローラ8との間の摩擦力によってレジストローラ12に向かって送られる。
【0050】
一方、スキャナユニット16では、印刷データに基づいて生成されたレーザ駆動信号に従い、レーザ発光部(図示外)にてレーザ光が発生され、このレーザ光がポリゴンミラー20に対して出射される。ポリゴンミラー20は入射したレーザ光を主走査方向(用紙3の搬送方向と直交する方向)に走査し、fθレンズ21に対して出射する。fθレンズ21は、ポリゴンミラー20で等角速度に走査されたレーザ光を等速度走査に変換する。そして、レーザ光はシリンダーレンズ22によって収束され、反射ミラー23,24を介して感光体ドラム27の表面上で結像される。
【0051】
また、感光体ドラム27は、スコロトロン型帯電器29によって、その表面電位が、例えば約1000Vに帯電される。矢印方向(図中時計方向)に回転する感光体ドラム27は、次に、レーザ光の照射を受ける。レーザ光は用紙3の主走査線上において現像を行う部分は照射、行わない部分は非照射となるように出射され、レーザ光の照射を受けた部分(明部)は、その表面電位が、例えば約200Vに下がる。そして、感光体ドラム27の回転によって、レーザ光は副走査方向(用紙3の搬送方向)にも照射され、レーザ光が照射されなかった部分(暗部)と明部とで、感光体ドラム27表面上には電気的な不可視画像、すなわち静電潜像が形成される。
【0052】
また、トナーホッパー34内のトナーは、アジテータ36の回転により供給ローラ33に供給され、次に、供給ローラ33の回転により、現像ローラ31に供給される。このとき、トナーは、供給ローラ33と現像ローラ31との間で正に摩擦帯電され、さらに、一定厚さの薄層となるように調整されて現像ローラ31上に担持される。この現像ローラ31には約400Vの正の現像バイアスが印加されている。現像ローラ31の回転により、現像ローラ31上に担持され、かつ正帯電されているトナーは、感光体ドラム27に対向して接触するときに感光体ドラム27の表面上に形成されている静電潜像に転移する。すなわち、現像ローラ31の電位は、暗部の電位(+1000V)より低く、明部の電位(+200V)より高いので、トナーは電位の低い明部に対して選択的に転移する。こうして、感光体ドラム27の表面にトナーによる現像剤像としての可視像が形成される。
【0053】
レジストローラ12は用紙3をレジストし、回転する感光体ドラム27の表面上に形成された可視像の先端と用紙3の先端とが一致するタイミングで用紙3を送り出す。そして、感光体ドラム27と転写ローラ30との間を用紙3が通過する際に、転写ローラ30の電位が明部の電位(+200V)よりさらに低くなる(例えば約−1000V)ように、転写ローラ30には負の定電流を印加することで、感光体ドラム27の表面上に形成された可視像が用紙3上に転写される。
【0054】
そして、トナーが転写された用紙3は、定着器18に搬送される。定着器18は、トナーの載った用紙3に、定着ローラ41による約200℃の熱と加圧ローラ42による圧力とを加え、トナーを用紙3上に溶着させて永久画像を形成する。なお、定着ローラ41と加圧ローラ42とはそれぞれダイオードを介して接地されており、定着ローラ41の表面電位より加圧ローラ42の表面電位が低くなるように構成されている。そのため、用紙3の定着ローラ41側に載置されている正帯電性のトナーは、用紙3を介して加圧ローラ42に電気的に吸引されるので、定着時に定着ローラ41にトナーが引き寄せられることによる画像の乱れが防止されている。
【0055】
トナーが加圧加熱定着された用紙3は、定着器18から排出されると排紙パス44上を搬送されて、排紙ローラ45によって印刷面を下向きにして排紙トレイ46に排出される。次に印刷される用紙3も同様に、先に排出された用紙3の上に印刷面を下にして排紙トレイ46に積層される。こうして、利用者は、印刷順に整列された用紙3を得ることができる。
【0056】
なお、手差し印刷を行う場合には、図6に示すように、カバー部110の通過口111に用紙3bを差し込んで行う。用紙3bの挿入時に抵抗を感じるまで差し込むと、図2に示す、レジストローラ12のニップ部に用紙3bの先端が達している。この状態で上記のように印刷が行われれば、利用者は画像の形成が行われた用紙3bを得ることができる。
【0057】
次に、図7〜図10を参照して、レーザプリンタ1における用紙3の補充とプロセスカートリッジ17の装着について説明する。図7は、用紙3を補充する場合にカバー付きカセット100を引き出した状態を示す断面図である。図8は、用紙3を補充する場合にカバー付きカセット100を引き出した状態を示す斜視図である。図9は、プロセスカートリッジ17を装着する場合にカバー付きカセット100を引き出した状態を示す断面図である。図10は、プロセスカートリッジ17を装着する場合にカバー付きカセット100を引き出した状態を示す斜視図である。
【0058】
図7,図8に示すように、カセット部120に用紙3の補充を行う場合、カセット部120を露出させるために本体2のからのカバー付きカセット100の引き出しが行われる。上述したように、カセット部120は本体2の両側面の内壁に支持されており、利用者がストッパ2b(図3参照)によるカセット保持力に抗するに十分な力を−Z方向に加えることで、カバー付きカセット100を引き出すことができる。このとき、利用者は、カバー部110の把持部112,113のいずれを把持してカバー付きカセット100の引き出しを行ってもよく、カセット部120を露出させることによって、用紙3の収容を行うことができる。また、カバー付きカセット100が引き出されると、遮蔽板114により光が遮られていたフォトセンサ2aの受光部が光を受光するようになり、カバー付きカセット100の引き出しが検出される。そして、カバー付きカセット100を+Z方向に移動させて、カセット部120の凹部125がストッパ2bと係合して仮固定されれば、カバー部110の遮蔽板114が本体2のフォトセンサ2aの光を遮って、カバー付きカセット100の装着状態が検出されるようになる。
【0059】
次に、図9,図10に示すように、プロセスカートリッジ17の装着を行う場合、用紙3の補充を行う場合と同様に、カバー付きカセット100を引き出が行われる。上記同様、利用者が把持部112,113のいずれかを把持して−Z方向に引き出し、カセット部120を露出させる。すると、カセット部120と一体構成されたカバー部110が本体2から離間して、収容部55の開口が開放される。なお、上記と同様に、フォトセンサ2aによって収容部55の開口の開放状態を検出することができる。カバー部110と本体2との間にプロセスカートリッジ17の大きさ以上の距離が開くようにカバー付きカセット100の引き出しが行われれば、プロセスカートリッジ17の着脱を行うことができる。そして、上記同様に、カバー付きカセット100を本体2に装着すれば、フォトセンサ2aによって収容部55の開口の閉塞状態を検出することができる。
【0060】
次に、本発明に係る画像形成装置の第2の実施の形態について、図面を参照して説明する。まず、第2の実施の形態の画像形成装置の一例であるレーザプリンタ201の全体の構成について、図11〜図15を参照して説明する。図11は、第2の実施の形態のレーザプリンタ201の外観を示す斜視図である。図12は、第2の実施の形態のレーザプリンタ201のトレイ230を開いた状態を示す斜視図である。図13は、第2の実施の形態のレーザプリンタ201の概略的な構成を示す断面図である。図14は、トレイ230のロック機構の構造を示す断面図である。図15は、トレイ230のロック機構の構造を示す断面図である。
【0061】
図11に示すように、第2の実施の形態のレーザプリンタ201は、第1の実施の形態のレーザプリンタ1のカバー部110と同様な構成のカバー部210に、開閉可能なトレイ230と、給紙ユニット240(図12参照)とを取り付けたものである。正面視、カバー部210の下端中央部には、カバー部210の開閉を行うための把持部213が設けられている。また、カバー部210の側方(X軸方向)の両壁面は、下部を除きそれぞれ前方に延長されたトレイ保持部210aとして設けられ、両者の間の位置で、閉塞状態のトレイ230が、その面方向(XY平面方向)がカバー部210の面方向と略平行になるように保持される。トレイ230の上端中央部には、後述する把持部235が設けられ、その近傍のレーザプリンタ201の上面側の面には、トレイ230を、軸234(図13参照)を回動中心として下向きに開くときに利用者が把持するための把持部231が設けられている。なお、トレイ230および後述するトレイ430が、本発明における「通過口カバー」に相当する。また、把持部231および後述する把持部312,412,432が、本発明における「第1把持部」に相当する。さらに、把持部235および後述する把持部315,435が、本発明における「第2把持部」に相当する。
【0062】
図12に示すように、トレイ230が開かれた状態では、カバー部210に開口されたスリット状の通過口211が露出される。トレイ230の内面側にはスライドして展開することで手差し用紙3bをその上方に載置することができるトレイ233が設けられている。また、通過口211の上方の中央部には、給紙ユニット240が設けられている。さらに、トレイ230の左上角部にはロック片232がトレイ230の内面側に突設され、トレイ230が閉じられた際に、カバー部210の左上角部近傍に設けられたロック片係合部215と係合してロックを行うロック機構(図14,図15参照)として構成されている。
【0063】
図13に示すように、カバー部210は、前記カバー部110と同様に、カセット部120の前面に固定されており、カセット部120とカバー部210とでカバー付きカセット200を構成している。カセット部120の前後方向(Z軸方向)の出退動作にともなってカバー部210が本体2から接離されることで収容部55の開口の開閉が行われることは、第1の実施の形態と同様である。
【0064】
カバー部210の延設された側縁であるトレイ保持部210aには、下端部近傍にて、トレイ230の軸孔(図示外)に係合する軸234が突設されている。トレイ230は、軸234を回動中心として他端が上下方向に回動されることによって、通過口211の開口の開閉を行う。開放時には、トレイ233を−Z方向に引き出して展開させることができ、そのとき、トレイ233の+Z方向側の端部は通過口211と接続状態となり、トレイ233上に載置される用紙3bは通過口211に侵入可能な状態となる。
【0065】
通過口211の上方には給紙ユニット240が設けられており、印刷時に、給紙ローラ241の駆動によってトレイ233上に載置された用紙3bが通過口211内に給紙されるようになっている。この給紙ローラ241を駆動させるための駆動力は本体2側より伝達されるが、そのための駆動力伝達機構については後述する。なお、給紙ローラ241および後述する給紙ローラ441が、本発明における「第2の供給手段」に相当する。
【0066】
次に、トレイ230を閉じたときには、ロック機構によってトレイ230が閉塞状態で維持されるようになっている。図14に示すように、軸234を回動中心として開閉されるトレイ230は、その閉塞時において、ロック片232がカバー部210に設けられたロック片係合部215に係合されるようになっている。図15に示すように、トレイ230の開閉時には利用者が把持部231を把持して−Z方向に移動させることにより、トレイ230の開閉が行われる。このとき、可撓性を有するロック片232がロック片係合部215の形状に沿って撓められるようになっており、その撓められたロック片232の復元力が応力となって、図14に示す、ロック片係合部215に係合されたときに、その状態、すなわち、トレイ230の閉塞状態が維持されるようになっている。
【0067】
ところで、トレイ230を開くときにロック片232がその状態を維持しようとする力のZ軸方向成分は、前記同様にカセット部120によって本体2に位置決めと仮固定とが行われるカバー付きカセット200に対するカセット保持力のZ軸方向成分よりも小さくなるように構成されており、すなわち、トレイ230の開閉動作によってカバー付きカセット200が開閉されることはない。また、ロック片232は可撓性の突起であるが、カセット部120の仮固定の場合と同様にバネ等の付勢手段によるものであってもよい。
【0068】
なお、レーザプリンタ201のその他の構成や印刷時の動作はレーザプリンタ1と同様であり、また、レーザプリンタ201の底部にロアカセット150が装着可能なことも同様である。
【0069】
次に、図16〜図20を参照して、レーザプリンタ201における用紙3の補充とプロセスカートリッジ17の装着について説明する。図16は、カバー付きカセット200を引き出した状態を示す断面図である。図17は、用紙3を補充する場合にカバー付きカセット200を引き出した状態を示す斜視図である。図18は、プロセスカートリッジ17を装着する場合にカバー付きカセット200を引き出した状態を示す斜視図である。図19は、トレイ230を開いた状態のままカバー付きカセット200を引き出した状態を示す断面図である。図20は、トレイ230を開いた状態のままカバー付きカセット200を引き出した状態を示す斜視図である。
【0070】
図16〜図18に示すように、カセット部120に用紙3の補充を行う場合やプロセスカートリッジ17の装着を行う場合には、利用者がカバー部210の下端に設けられた把持部213を把持して、カバー付きカセット200をレーザプリンタ201の本体2から−Z方向に引き出すことで、どちらの操作も行うことができる。用紙3を補充するにはカセット部120を露出させて行う。また、カバー付きカセット200を引き出すことで、プロセスカートリッジ17の収容部55の開口も開放される。そして、上記同様に、カバー部210と本体2との間にプロセスカートリッジ17の大きさ以上の距離が開くようにカバー付きカセット200の引き出しを行うことで、カバー部210の干渉を受けずにプロセスカートリッジ17の着脱が可能となる。さらに、上記同様に、カバー付きカセット200を本体2に着脱すれば、フォトセンサ2aによってもその着脱状態を検出することができる。
【0071】
また、図19,図20に示すように、レーザプリンタ201では、トレイ230を開いた状態でもカバー付きカセット200の引き出しを行うことができる。トレイ230を閉じた状態では、カバー付きカセット200の引き出しは把持部213が把持されて行われるが、トレイ230が開かれると、把持部213がトレイ230の下部後方に位置することになるため、把持されにくくなる。しかし、トレイ230の前面上端に設けられた把持部235が、レーザプリンタ201の最前端部に位置されるので、把持される上での支障はない。従って、利用者が把持部235を把持して−Z方向に引けば、軸234を介してカバー部210が引かれ、カバー部210と一体に構成されたカセット部120も引かれることになる。すなわち、カバー付きカセット200を引き出すことができるのである。
【0072】
次に、本発明に係る画像形成装置の第3の実施の形態について、図面を参照して説明する。まず、第3の実施の形態の画像形成装置の一例であるレーザプリンタ301の全体の構成について、図21〜図23を参照して説明する。図21は、第3の実施の形態のレーザプリンタ301の外観を示す斜視図である。図22は、第3の実施の形態のレーザプリンタ301のカバー部310を開いた状態を示す斜視図である。図23は、第3の実施の形態のレーザプリンタ301の概略的な構成を示す断面図である。図24は、カバー部310のロック機構の構造を示す断面図である。図25は、カバー部310のロック機構の構造を示す断面図である。図26は、カバー部310のロック機構の構造を示す断面図である。
【0073】
図21に示すように、第3の実施の形態のレーザプリンタ301は、プロセスカートリッジ17の収容部55(図23参照)の開口を覆って閉塞するカバー部310を、第1,第2の実施の形態と同様のカセット部120(図23参照)の前面の化粧板である前面板130の上部に配置し、前面板130に開閉可能に支持したものである。正面視、前面板130の下端中央部には、カセット部120の出退を行うための把持部131が設けられている。カバー部310の下端寄りの位置には、第1の実施の形態と同様に、手差し印刷を行うときに用紙3bを挿入するための左右方向に細長く開口されたスリット状の通過口311が設けられている。また、カバー部310の上端中央部には、後述する把持部315が設けられ、その近傍のレーザプリンタ301の上面側の面には、カバー部310を、軸314(図23参照)を回動中心として下向きに開くときに利用者が把持するための把持部312が設けられている。
【0074】
図22に示すように、カバー部310が開かれた状態では、プロセスカートリッジ17の収容部55の開口が開放される。なお、カバー部310の軸孔310a(図24参照)に係合される軸314(図23参照)には、カバー部310の開閉が意図せず行われることを防止するためのロック機構が設けられている。このカバー部310のロック機構については後述する。
【0075】
図23に示すように、カセット部120の前面には、化粧板である前面板130が固定されている。前面板130の上下方向(Y軸方向)の長さはカセット部120の厚みよりやや大きく、その上部の両端(レーザプリンタ301の左右方向の両端)に、カバー部310の軸孔310a(図24参照)に係合する軸314が突設された支持部132がそれぞれ設けられている。これにより、カバー部310は、前面板130の上部にて回動可能となっており、利用者に把持部312が把持されて下向きに移動されることにより、プロセスカートリッジ17の収容部55の開口が開放されるようになっている。なお、支持部132が、本発明における「カバー部支持部」に相当する。
【0076】
軸314の位置より上方に設けられた通過口311は、第1の実施の形態の通過口111と同様に、手差し印刷が行われる際に用紙3b(図21参照)が挿入されるようになっている。
【0077】
ところで、カバー部310によって収容部55の開閉が行われる場合に、ロック機構によってその開放状態または閉塞状態が維持されるようになっている。図24に示すように、カバー部310のロック機構は、カバー部310の軸孔310aに係合する軸314と、カバー部310に一端が固定されたロック棒313とで構成される。軸314には、2つの切欠314a,314bが設けられており、カバー部310が閉じられたとき、ロック棒313の他端に設けられた突起313aが切欠314aに係合されるようになっている。なお、ロック棒313と、軸314の切欠314a,314bとで、本発明における「ロック部」が構成される。
【0078】
図25に示すように、カバー部310が開かれるとき、カバー部310に固定されたロック棒313の突起313aと、カバー部310に対して相対的に移動される切欠314aとの係合がはずれ、軸314の外周に突起313aが当接することで、ロック棒313が撓められる。そして、図26に示すように、カバー部310が完全に開かれた状態では、ロック棒313の突起313aが軸314の切欠314bに係合されるので、ロック棒313の撓みが解消される。このロック棒313の撓みに基づく応力によって、ロック棒313の突起313aが切欠314a,314bのいずれかに係合された状態を保とうとするので、カバー部310が開放状態または閉塞状態のいずれかの状態に維持されるのである。
【0079】
そして、前面板130を有するカセット部120とカバー部310とで、カバー付きカセット300が構成される。なお、レーザプリンタ301のその他の構成や印刷時の動作はレーザプリンタ1と同様であり、また、レーザプリンタ301の底部にロアカセット150が装着可能なことも同様である。
【0080】
次に、図27〜図33を参照して、レーザプリンタ301における用紙3の補充とプロセスカートリッジ17の装着について説明する。図27は、カバー付きカセット300を引き出した状態を示す断面図である。図28は、用紙3を補充する場合にカバー付きカセット300を引き出した状態を示す斜視図である。図29は、プロセスカートリッジ17を装着する場合にカバー付きカセット300を引き出した状態を示す斜視図である。図30は、カバー付きカセット300の引き出しを行わずにカバー部310を開いた状態を示す断面図である。図31は、カバー付きカセット300の引き出しを行わずにカバー部310を開いた状態を示す斜視図である。図32は、カバー部310を開いた状態のままカバー付きカセット300を引き出した状態を示す断面図である。図33は、カバー部310を開いた状態のままカバー付きカセット300を引き出した状態を示す斜視図である。
【0081】
図27〜図29に示すように、カセット部120に用紙3の補充を行う場合やプロセスカートリッジ17の装着を行う場合には、第2の実施の形態と同様に、利用者が前面板130の下端に設けられた把持部131を把持して、カバー付きカセット300をレーザプリンタ301の本体2から−Z方向に引き出すことで、どちらの操作も行うことが可能である。カバー付きカセット300の引き出しの際、カバー部310はロック機構によってその状態が維持されているので、その自由端が倒れたりすることはない。そのため、この状態でカバー付きカセット300を本体2に着脱すれば、フォトセンサ2aによってその着脱状態を検出することができる。
【0082】
次に、図30,図31に示すように、レーザプリンタ301では、カバー付きカセット300の引き出しを行わずにカバー部310を開くだけで、プロセスカートリッジ17の着脱を行うことができる。利用者がカバー部310の把持部312を把持してカバー部310を下向きに大きく回動させれば、軸314を回動中心としてカバー部310が開き、収容部55の開口が開放される。この状態で、利用者はプロセスカートリッジ17の着脱を行うことができる。カバー部310を開くときにロック機構によってその状態が維持されようとする力のZ軸方向成分は、カセット部120によって本体2に位置決めと仮固定とが行われるカバー付きカセット300に対するカセット保持力のZ軸方向成分よりも小さくなるように構成されており、すなわち、カバー部310の開閉動作によってカバー付きカセット300が開閉されることはない。
【0083】
また、図32,図33に示すように、レーザプリンタ301では、カバー部310を開いた状態でもカバー付きカセット300の引き出しを行うことができる。例えば、利用者がプロセスカートリッジ17の着脱を行った際に用紙3の補充も行おうと思いついたとき、把持部315を把持して−Z方向に引くことで、カバー付きカセット300を引き出してカセット部120を露出させることができる。これにより、カバー部310の下方にあり、カバー部310を閉じないと把持しにくい把持部131を把持しなくとも、カバー付きカセット300の引き出しを行うことができる。
【0084】
次に、本発明に係る画像形成装置の第4の実施の形態について、図面を参照して説明する。まず、第4の実施の形態の画像形成装置の一例であるレーザプリンタ401の全体の構成について、図34〜図37を参照して説明する。図34は、第4の実施の形態のレーザプリンタ401の外観を示す斜視図である。図35は、第4の実施の形態のレーザプリンタ401のトレイ430を開いた状態を示す斜視図である。図36は、第4の実施の形態のレーザプリンタ401のカバー部410を開いた状態を示す斜視図である。図37は、第4の実施の形態のレーザプリンタ401の概略的な構成を示す断面図である。
【0085】
図34に示すように、第4の実施の形態のレーザプリンタ401は、第3の実施の形態のレーザプリンタ301のカバー部310と同様な構成のカバー部410に、開閉可能なトレイ430と、給紙ユニット440(図35参照)とを取り付けたものである。正面視、カセット部120(図37参照)の前面の化粧板である前面板130の下端中央部には、カセット部120の出退を行うための把持部131が設けられている。
【0086】
また、カバー部310と同様に前面板130に軸支されたカバー部410の側方(X軸方向)の両壁面は、それぞれ前方に延長されたトレイ保持部410aとして設けられ、両者の間の位置で、閉塞状態のトレイ430が、その面方向がカバー部210の面方向と略平行になるように保持されている。トレイ430の上端中央部には、後述する把持部435が設けられ、その近傍でレーザプリンタ401の上面側の面には、トレイ430を、軸434(図37参照)を回動中心として下向きに開くときに利用者が把持するための把持部432が設けられている。また、カバー部410の上面側の面にも同様な把持部412が設けられている。
【0087】
図35に示すように、トレイ430が開かれた状態では、カバー部410に開口されたスリット状の通過口411が露出される。トレイ230の内面側にはスライドして展開することで手差し用紙3bをその上方に載置することができるトレイ433が設けられている。また、通過口411の上方の中央部には、給紙ユニット440が設けられている。
【0088】
図36に示すように、カバー部410の回転軸はトレイ430の回転軸である軸434(図37参照)と同軸となっており、カバー部410が開かれた状態では、プロセスカートリッジ17の収容部55の開口が開放される。カバー部410は、把持部412が把持されて、トレイ430ごとカバー部410の自由端が下向きに移動されることによって開かれる。なお、トレイ430には、図示しないが、第2の実施の形態のトレイ230のロック機構と同様なロック機構が設けられており、カバー部410には、第3の実施の形態と同様のロック機構が軸434(図37参照)に対して設けられている。そのため、カバー部410とトレイ430とはそれぞれ互いに独立に開閉可能であり、かつ、開放状態または閉塞状態に維持されるようになっている。
【0089】
ところで、トレイ430やカバー部410を開くときに、ロック機構によってその状態が維持されようとする力のZ軸方向成分は、前記同様にカセット部120によって本体2に位置決めと仮固定とが行われるカバー付きカセット400に対するカセット保持力のZ軸方向成分よりも小さくなるように構成されており、すなわち、トレイ430やカバー部410の開閉動作によってカバー付きカセット400が開閉されることはない。なお、トレイ430を開けるのに必要な力がカバー部410を開けるのに必要な力よりも小さくなるようにロック機構における状態維持力を構成すれば、トレイ430の開閉動作によってカバー部410が開閉されてしまうことはない。
【0090】
次に、図37に示すように、カセット部120の前面には、前記同様、化粧板である前面板130が固定されている。前面板130の上部の両端(紙面表裏方向の両端)には、カバー部410およびトレイ430の軸434が突設された支持部133がそれぞれ設けられている。これにより、カバー部410とトレイ430とがそれぞれ独立に回動可能となっており、一方の開閉時に軸434に力がかかっても他方には影響しないようになっている。
【0091】
カバー部410が開かれると、プロセスカートリッジ17の収容部55の開口が開放されるようになっている。そして、把持部412は、カバー部410を開くときに利用者が力をかけやすい自由端に設けられている。トレイ430は、カバー部410と同様に、自由端に把持部432が設けられており、開きやすい構成になっている。そして、トレイ430が開かれた状態で、その内部に収容されたトレイ433が−Z方向に引き出されて展開されることで、カバー部410に開口された通過口411とトレイ433とが接続される。通過口411の上部には給紙ユニット440が設けられており、印刷時に給紙ユニットの給紙ローラ441によってトレイ433上位載置された用紙3bが通過口411を通って画像形成部に送られることは、第2の実施の形態の場合と同様である。
【0092】
そして、前面板130を有するカセット部120とトレイ430を有するカバー部410とでカバー付きカセット400が構成されている。なお、この給紙ローラ441を駆動させるための駆動力は本体2側より伝達されるが、そのための駆動力伝達機構については後述する。そして、レーザプリンタ301のその他の構成や印刷時の動作はレーザプリンタ1と同様であり、また、レーザプリンタ301の底部にロアカセット150が装着可能なことも同様である。
【0093】
次に、図38〜図46を参照して、レーザプリンタ401における用紙3の補充とプロセスカートリッジ17の装着について説明する。図38は、カバー付きカセット400を引き出した状態を示す断面図である。図39は、用紙3を補充する場合にカバー付きカセット400を引き出した状態を示す斜視図である。図40は、プロセスカートリッジ17を装着する場合にカバー付きカセット400を引き出した状態を示す斜視図である。図41は、カバー付きカセット400の引き出しを行わずにカバー部410を開いた状態を示す断面図である。図42は、カバー付きカセット400の引き出しを行わずにカバー部410を開いた状態を示す斜視図である。図43は、カバー部410を開いた状態のままカバー付きカセット400を引き出した状態を示す断面図である。図44は、カバー部410を開いた状態のままカバー付きカセット400を引き出した状態を示す斜視図である。図45は、トレイ430を開いた状態のままカバー付きカセット400を引き出した状態を示す断面図である。図46は、トレイ430を開いた状態のままカバー付きカセット400を引き出した状態を示す斜視図である。
【0094】
図38〜図40に示すように、カセット部120に用紙3の補充を行う場合やプロセスカートリッジ17の装着を行う場合には、第3の実施の形態と同様に、前面板130の把持部131が把持されて、カバー付きカセット400が本体2から−Z方向に引き出されることによって行われる。カバー部410およびトレイ430はそれぞれロック機構によってその状態が維持されているので、各自由端が倒れたりすることなくカバー付きカセット400の引き出しを行うことができる。そのため、この状態でカバー付きカセット400が着脱されることで、フォトセンサ2aによって着脱状態として検出される。
【0095】
次に、図41,図42に示すように、第3の実施の形態と同様に、カバー付きカセット400の引き出しを行わなくてもカバー部410を開くことで収容部55の開口が開放されるので、レーザプリンタ401ではカバー付きカセット400を引き出さなくともプロセスカートリッジ17の着脱が可能である。なお、カバー部410の開放は、把持部412が把持され下向きに回動されることによって行われる。
【0096】
また、図43,図44に示すように、第3の実施の形態と同様に、レーザプリンタ401ではカバー部410を開いた状態でもカバー付きカセット400の引き出しを行うことができるので、プロセスカートリッジ17の着脱中でも、トレイ430の把持部435を把持してカバー付きカセット400を本体2から引き出せば、用紙3の補充を簡単に行うことができる。
【0097】
さらに、図45,図46に示すように、第2の実施の形態と同様に、レーザプリンタ401ではトレイ430を開いて手差し印刷を行うため展開したトレイ433上に用紙3bを載置させた状態でも、把持部435を把持してカバー付きカセット400を本体2から引き出せば、トレイ430を閉じなくとも用紙3の補充やプロセスカートリッジ17の着脱を簡単に行うことができる。
【0098】
ところで、上述した第2,第4の実施の形態のレーザプリンタ201,401には、それぞれ給紙ユニット240,440が設けられている。給紙ユニット240,440は、それぞれが有する給紙ローラ241,441の回転駆動を行うための駆動力を、ギア等の動力伝達手段によって本体2に設けられた駆動源から伝達されて駆動される。しかし、カバー付きカセット200,400はそれぞれ本体2に対して出退されるので、駆動力の伝達は、例えば本体2に設けられた駆動源としての駆動モータに連結されたギアに対し、カバー付きカセット200,400に設けられたギアが、カバー付きカセット200,400が装着されたときにそれぞれ噛合することによって行われる。以下、その駆動力の伝達をするための駆動力伝達機構について説明する。
【0099】
図47は、レーザプリンタ401の概略的な構成を示す断面図である。図48は、図47の1点鎖線B−B’における矢視方向からみた断面図である。図49は、駆動力伝達機構の変形例を示す、図47の1点鎖線B−B’における矢視方向からみた断面図である。なお、レーザプリンタ201の駆動力伝達機構はレーザプリンタ401と同様の構成であるので、ここではレーザプリンタ401を例として説明する。
【0100】
図47に示すように、駆動力伝達機構は、本体2側に設けられたギア450と、カバー付きカセット400側に設けられたギア460と、ギア460に接続され、給紙ローラ441(図48参照)に接続されたシャフト442とからなる駆動力伝達部480により構成されている。ギア450は、レーザプリンタ401の駆動モータ(図示外)に噛合した複数のギアの末端に配置されたギアである。一方、図48に示すように、ギア460は、カバー付きカセット400に設けられ、その回転軸であるシャフト442が給紙ローラ441の回転軸となっており、給紙ローラ441はギア460の回転にともなって回転されるようになっている。ギア450は本体2の前面の+X方向側の端部に配置され、カバー付きカセット400が装着されたとき、ギア450に対応する位置のカバー部410の内部にギア460が配設されている。
【0101】
カバー付きカセット400が装着されると、ギア450とギア460とが噛合され、駆動モータの回転によってギア450が従動されると、その駆動力がギア460に伝達される。そして、ギア460が回転されることで、シャフト442が回転され、シャフト442を回転軸とした給紙ローラ441が回転されるようになっている。なお、ギア450からギア460に伝わる力の向きは、カバー部410を開ける向き、すなわち、−Z方向には働かないようになっている。また、ギア450からギア460に伝わる力の向きが−Z方向に働いたとしても、その力は、カバー部410を開くための力に対して十分小さくしてある。
【0102】
ところで、ギア450,460は、カバー付きカセット400の非装着時には露出されることになるので、利用者が誤ってギアの歯に触れ破損させたり、あるいは利用者の指等を汚してしまうことがある。これを防止するため、ギア450は、本体2の外壁よりも奥まったところに設けられている。そして、ギア460は、カバー部410からギア450の方向に突出するように設けられており、カバー付きカセット400の装着時に両者が噛合されるようになっている。そして、ギア460の破損等を防止するため、ギア460の円盤面に平行で、ギア460の外周よりもやや大きめに構成された保護部材461が、ギア460を軸方向の両側から挟むように設けられている。そして、この保護部材461は、カバー部410の壁面から突出されるように設けられている。
【0103】
これにより、ギア450,460の非噛合時には、ギア450は本体2の壁面よりも内側であるので利用者の指等が触れにくく、また、ギア460は保護部材461によって触れにくくなっているので、ギア450,460の歯の破損や、利用者の指等が汚れることが防止されている。
【0104】
また、図49に示すように、保護部材461をギア460の円盤面に直接設け、その外周よりも大きく構成することによっても、上記と同様の効果を得ることができる。また、保護部材をギア450側に設けてもよい。さらには、カバー部410内に給紙ローラ441を駆動させる駆動モータ(図示外)を設け、駆動力の伝達は、電気的なエネルギー、すなわち、駆動モータの制御電流等が、カバー付きカセット400の装着時に接点が接続されることによって駆動されるように構成してもよい。
【0105】
以上説明したように、第1の実施の形態のレーザプリンタ1では、カバー付きカセット100を引き出した状態とするだけで、用紙3の補充およびプロセスカートリッジ17の着脱を行うことができる。そして、用紙3の補充を行う場合でも、プロセスカートリッジ17の着脱を行う場合であっても、レーザプリンタ1に対する利用者の操作が同一であり、利用者の操作性が向上する。また、従来のようにカセット部120とカバー部110が別体であれば、それぞれの開閉状態を検出するために2つのセンサが必要となるが、カバー付きカセット100では、フォトセンサ2aによってカセット部120およびカバー部110の開閉状態を検出することができる。さらに、カバー部110を単独で開閉させるための機構を省略することができ、生産コストを低減することができる。
【0106】
また、用紙の搬送障害、いわゆる紙ジャムが発生した場合、その発生位置が通過口121や搬送路40aの位置であればジャム紙を取り除くためのジャム処理にカセット部120の着脱を必要とし、搬送路40bの位置であればプロセスカートリッジ17の着脱を必要とするが、いずれの場合でもカバー付きカセット100の着脱によって対処することができる。さらに、図9に示すように、カバー付きカセット100を大きく引き出した状態でプロセスカートリッジ17を取り外せば、本体2の外方より収容部55を介して搬送路40bを目視することができ、ジャム紙の状態を確認することができるのでジャム処理を行いやすい。
【0107】
また、プロセスカートリッジ17の収容部55内での移動方向は略水平方向となっており、カセット部120の着脱方向と略平行である。すなわち、プロセスカートリッジ17も、カセット部120も本体2の厚み方向への移動が行われないため、本体2内でそのような方向に移動するための空間を設ける必要が無く、結果として、本体2の厚み方向の大きさを小さくすることができるのである。さらに、収容部55内で略水平方向に移動されるプロセスカートリッジ17を収容部55から離脱させるとき、搬送路40bを搬送される用紙3の搬送方向に逆らう方向にプロセスカートリッジ17が移動されるので、例えば搬送路40bにて用紙3が紙ジャムを発生していれば、プロセスカートリッジ17の離脱時にその用紙3にプロセスカートリッジ17からの摩擦力が与えられる。これにより、用紙3は搬送方向から少し戻される方向に移動されるので、搬送経路上のいずれかの部分に対して引っかかりが発生していても解消されやすくなるので、その用紙3を取り除きやすくなる。
【0108】
また、第2の実施の形態のレーザプリンタ201では、第1の実施の形態の効果に加えて、トレイ230を開いた状態でもカバー付きカセット200の開放を行うことができる。
【0109】
また、第3の実施の形態のレーザプリンタ301では、第1の実施の形態の効果に加えて、カバー付きカセット300を引き出さなくてもカバー部310を開けばプロセスカートリッジ17の着脱を行うことができ、更には、カバー部310を開いた状態でもカバー付きカセット300の開放を行うことができる。
【0110】
また、第4の実施の形態のレーザプリンタ401では、第1の実施の形態の効果と、第3の実施の形態の効果とに加えて、トレイ430やカバー部410が開かれた状態であっても、把持部435を把持してカバー付きカセット400を引き出すことができる。
【0111】
なお、本発明は各種の変形が可能なことはいうまでもない。例えば、フォトセンサ2aはフォトセンサでなくともよく、また、遮蔽板114の代わりに突起を設け、この突起の先端が当接されて接点のON・OFFが行われるスイッチ等を利用してもよい。また、各ロック機構はバネ等の付勢手段によるものであっても、部品の撓みによるものであってもよい。
【0112】
また、第3,第4の実施例において、カバー部310,410の固定はロック機構による部品の撓みによって行われたが、固定的にロックする部材を設け、例えばリリースボタン等が押されて初めてロックの解除が行われる構成であってもよい。また、各把持部の位置は任意であり、また、各開閉部ごとに複数あってもよい。
【0113】
また、第1,第3の実施の形態のレーザプリンタ1,301において、手差し印刷が行われない場合に、各通過口111,311が露出されないようにするためのカバー等を設けてもよい。また、第3の実施の形態のレーザプリンタ301において、カバー部310と前面板130との間の隙間を通過口311として利用して、カバー部310にスリット状の開口を設けなくともよい。
【0114】
また、第1〜第4の実施の形態のレーザプリンタ1,201,301,401の上部に、画像の読み取りが可能な画像読取装置を設け、複写機あるいは複合機として構成してもよい。例えば、図50に示すように、レーザプリンタ1の上部に画像読取装置501を搭載させた場合、レーザプリンタ1の上面には排紙トレイ46が設けてあるだけなので、レーザプリンタ1の機能を損なわない。
【0115】
例えば、図50に示すように、レーザプリンタ1の上面のうち、排紙トレイ46とカバー付きカセット100を除く部分にスペーサ壁530を設け、その上に画像読取装置501を固定する。画像読取装置501の一例としては、公知のフラットベッドタイプのスキャナ等が利用できる。このようなスキャナは、平らなガラス板510の上に読み取りを行う原稿を載置させ、原稿に光をあててその反射光の光強度を、複数のCCDが列設されたライン型CCDセンサ等で読み取ってデジタルデータ化するものである。
【0116】
図51,図52に示すように、レーザプリンタ1は、用紙3を用紙3の補充やプロセスカートリッジ17の着脱をおこなうためのカバー付きカセット100の着脱を、レーザプリンタ1の前面より行うことができるので、画像読取装置501がレーザプリンタ1の上部に配置されてもカバー付きカセット100の着脱には影響を及ぼさない。また、印刷された用紙3が排紙トレイ46に排出されても、利用者は、レーザプリンタ1の前面側からその用紙3を手にすることができる。
【0117】
さらに、レーザプリンタ1内において、カセット部120の出退方向とプロセスカートリッジ17の着脱方向とは略平行となっており、また、略水平方向となっている。すなわち、これらがレーザプリンタ1の厚み方向に着脱あるいは出退されないので、出退あるいは着脱のためにレーザプリンタ1の厚み方向にスペースを設けなくともよく、結果として、レーザプリンタ1の薄型化が実現されている。このため、画像読取装置501をレーザプリンタ1の上部に配置しても、装置全体としても小型化を図ることができるのである。
【0118】
また、本実施の形態では、プロセスカートリッジ17はドラムカートリッジ17aと現像カートリッジ17bとから構成されていたが、ドラムカートリッジと現像カートリッジとを一体化したプロセスカートリッジであってもよい。また、現像カートリッジ17bはドラムカートリッジ17aに対して着脱可能であったが、ドラムカートリッジと現像カートリッジとをそれぞれ独立して本体2に着脱可能に設けてもよい。この場合、ドラムカートリッジおよび現像カートリッジが、本発明における「交換ユニット」に相当する。
【0119】
さらに、トナーを収容したトナー収容部を現像ローラと独立して、本体2に対して着脱可能としてもよい。この場合には、トナー収容部が、本発明における「交換ユニット」に相当する。その他、カバー部を開けることによって、本体2に対して着脱可能となるものが、本発明における「交換ユニット」に相当する。
【0120】
【発明の効果】
以上説明したように、請求項1に係る発明の画像形成装置では、本体への交換ユニットの着脱のための開口全体を覆うカバー部は被記録媒体収容部材に設けられ、前記カバー部は、前記被記録媒体収容部材が移動されたときに前記交換ユニットを着脱可能にできるように前記収容部の開口を開放するので、カバー部と被記録媒体収容部とをそれぞれ別体に設け、かつ、それぞれ独立して開閉可能とした場合と比べ、操作性を向上することができる。
【0121】
また、請求項2に係る発明の画像形成装置では、請求項1に係る発明の効果に加え、発生した紙ジャムの解消、第1の被記録媒体の補充、交換ユニットの着脱等、異なる目的のための操作が、被記録媒体収容部材の着脱動作だけで行え、画像形成装置の操作を容易なものとすることができる。
【0122】
また、請求項3に係る発明の画像形成装置では、請求項2に係る発明の効果に加え、交換ユニットと被記録媒体収容部材の着脱が本体に対して同じ側から行われるので、利便性が高く、画像形成装置の操作の手間を低減することができる。
【0123】
また、請求項4に係る発明の画像形成装置では、請求項2または3に係る発明の効果に加え、紙ジャム等が発生した場合に、交換ユニットを本体から外せば、第1の被記録媒体の搬送路の一部を確認することができる。
【0124】
また、請求項5に係る発明の画像形成装置では、請求項3または4に係る発明の効果に加え、交換ユニットの離脱方向が第1の被記録媒体の搬送方向と逆方向となるので、紙ジャムが発生した場合に、交換ユニットを離脱させる際に、第1の被記録媒体に、その搬送方向から戻す方向に摩擦力を与えるので、紙ジャムを解消しやすい。
【0125】
また、請求項6に係る発明の画像形成装置では、請求項1乃至5のいずれかに係る発明の効果に加え、通過口を通って被記録媒体収容部材に収容されていない他の第1の被記録媒体を搬送路に導いて、その第1の被記録媒体に画像形成を行うことができる。
【0126】
また、請求項7に係る発明の画像形成装置では、請求項6に係る発明の効果に加え、通過口カバーを備えたので、通過口の非使用時に閉塞することができ、外観の美観を損なわない。
【0127】
また、請求項8に係る発明の画像形成装置では、請求項6または7に係る発明の効果に加え、第2の供給手段があるので、第2の被記録媒体の搬送路に供給することができる。
【0128】
また、請求項9に係る発明の画像形成装置では、請求項1乃至8のいずれかに係る発明の効果に加え、被記録媒体収容部材と交換ユニットとは、本体に対して、略水平な同一方向の同一側面から着脱されるので、本体の構成を高さ方向に薄くすることができ、装置の小型化を実現できる。
【0129】
また、請求項10に係る発明の画像形成装置では、請求項9に係る発明の効果に加え、本体の上壁は、被記録媒体収容部材や交換ユニットの着脱に影響されないので、画像読取装置を設けることができ、画像形成装置の多機能化を実現できる。
【0130】
また、請求項11に係る発明の画像形成装置では、請求項8乃至10のいずれかに係る発明の効果に加え、第2の供給手段には装置本体から駆動力を伝達することができるので、被記録媒体収容部材に第2の供給手段を駆動させるための駆動部を設けずともよく、小型化を実現できる。
【0131】
また、請求項12に係る発明の画像形成装置では、請求項11に係る発明の効果に加え、駆動力伝達部は保護部材によって保護されているので、駆動力の伝達部分に触れられにくく、破損等を防止することができる。
【0132】
また、請求項13に係る発明の画像形成装置では、請求項1乃至12のいずれかに係る発明の効果に加え、被記録媒体収容部材とカバー部とは一体であるので、開閉検出手段が1つあれば、本体に対する被記録媒体収容部材の非装着状態、および、収容部の開口に対するカバー部の非閉塞状態を検出することができる。
【0133】
また、請求項14に係る発明の画像形成装置では、請求項1乃至13のいずれかに係る発明の効果に加え、被記録媒体収容部材が本体に装着された状態でもカバー部が収容部の開口の開閉を行うことができるので、交換ユニットの着脱を容易に行うことができる。
【0134】
また、請求項15に係る発明の画像形成装置では、請求項14に係る発明の効果に加え、カバー部が不用意に開かれるのを防止することができる。
【0135】
また、請求項16に係る発明の画像形成装置では、請求項7,14,15のいずれかに係る発明の効果に加え、カバー部または通過口カバーを開けた状態でも被記録媒体収容部材を出退できるので、利便性が高い。
【0136】
また、請求項17に係る発明の画像形成装置では、請求項1乃至16のいずれかに係る発明の効果に加え、被記録媒体収容部材を着脱するための第3把持部が被記録媒体収容部材側にあるので、被記録媒体が満載された状態でもスムーズに被記録媒体収容部材の着脱を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施の形態のレーザプリンタ1の外観を示す斜視図である。
【図2】第1の実施の形態のレーザプリンタ1の概略的な構成を示す断面図である。
【図3】図2の1点鎖線A−A’における矢視方向からみた断面図において、カバー付きカセット100を引き出した状態を示す図である。
【図4】図2の1点鎖線A−A’における矢視方向からみた断面図である。
【図5】ドラムカートリッジ17aと現像カートリッジ17bとの着脱の状態を示す図である。
【図6】手差し印刷が行われる場合のレーザプリンタ1の斜視図である。
【図7】用紙3を補充する場合にカバー付きカセット100を引き出した状態を示す断面図である。
【図8】用紙3を補充する場合にカバー付きカセット100を引き出した状態を示す斜視図である。
【図9】プロセスカートリッジ17を装着する場合にカバー付きカセット100を引き出した状態を示す断面図である。
【図10】プロセスカートリッジ17を装着する場合にカバー付きカセット100を引き出した状態を示す斜視図である。
【図11】第2の実施の形態のレーザプリンタ201の外観を示す斜視図である。
【図12】第2の実施の形態のレーザプリンタ201のトレイ230を開いた状態を示す斜視図である。
【図13】第2の実施の形態のレーザプリンタ201の概略的な構成を示す断面図である。
【図14】トレイ230のロック機構の構造を示す断面図である。
【図15】トレイ230のロック機構の構造を示す断面図である。
【図16】カバー付きカセット200を引き出した状態を示す断面図である。
【図17】用紙3を補充する場合にカバー付きカセット200を引き出した状態を示す斜視図である。
【図18】プロセスカートリッジ17を装着する場合にカバー付きカセット200を引き出した状態を示す斜視図である。
【図19】トレイ230を開いた状態のままカバー付きカセット200を引き出した状態を示す断面図である。
【図20】トレイ230を開いた状態のままカバー付きカセット200を引き出した状態を示す斜視図である。
【図21】第3の実施の形態のレーザプリンタ301の外観を示す斜視図である。
【図22】第3の実施の形態のレーザプリンタ301のカバー部310を開いた状態を示す斜視図である。
【図23】第3の実施の形態のレーザプリンタ301の概略的な構成を示す断面図である。
【図24】カバー部310のロック機構の構造を示す断面図である。
【図25】カバー部310のロック機構の構造を示す断面図である。
【図26】カバー部310のロック機構の構造を示す断面図である。
【図27】カバー付きカセット300を引き出した状態を示す断面図である。
【図28】用紙3を補充する場合にカバー付きカセット300を引き出した状態を示す斜視図である。
【図29】プロセスカートリッジ17を装着する場合にカバー付きカセット300を引き出した状態を示す斜視図である。
【図30】カバー付きカセット300の引き出しを行わずにカバー部310を開いた状態を示す断面図である。
【図31】カバー付きカセット300の引き出しを行わずにカバー部310を開いた状態を示す斜視図である。
【図32】カバー部310を開いた状態のままカバー付きカセット300を引き出した状態を示す断面図である。
【図33】カバー部310を開いた状態のままカバー付きカセット300を引き出した状態を示す斜視図である。
【図34】第4の実施の形態のレーザプリンタ401の外観を示す斜視図である。
【図35】第4の実施の形態のレーザプリンタ401のトレイ430を開いた状態を示す斜視図である。
【図36】第4の実施の形態のレーザプリンタ401のカバー部410を開いた状態を示す斜視図である。
【図37】第4の実施の形態のレーザプリンタ401の概略的な構成を示す断面図である。
【図38】カバー付きカセット400を引き出した状態を示す断面図である。
【図39】用紙3を補充する場合にカバー付きカセット400を引き出した状態を示す斜視図である。
【図40】プロセスカートリッジ17を装着する場合にカバー付きカセット400を引き出した状態を示す斜視図である。
【図41】カバー付きカセット400の引き出しを行わずにカバー部410を開いた状態を示す断面図である。
【図42】カバー付きカセット400の引き出しを行わずにカバー部410を開いた状態を示す斜視図である。
【図43】カバー部410を開いた状態のままカバー付きカセット400を引き出した状態を示す断面図である。
【図44】カバー部410を開いた状態のままカバー付きカセット400を引き出した状態を示す斜視図である。
【図45】トレイ430を開いた状態のままカバー付きカセット400を引き出した状態を示す断面図である。
【図46】トレイ430を開いた状態のままカバー付きカセット400を引き出した状態を示す斜視図である。
【図47】レーザプリンタ401の概略的な構成を示す断面図である。
【図48】図47の1点鎖線B−B’における矢視方向からみた断面図である。
【図49】駆動力伝達機構の変形例を示す、図47の1点鎖線B−B’における矢視方向からみた断面図である。
【図50】画像読取装置501をレーザプリンタ1の上部に配置した場合の斜視図である。
【図51】画像読取装置501が上部に配置されたレーザプリンタ1の用紙3の補充の状態を示す斜視図である。
【図52】画像読取装置501が上部に配置されたレーザプリンタ1のプロセスカートリッジ17の着脱の状態を示す斜視図である。
【符号の説明】
1,201,301,401 レーザプリンタ
2 本体
2a フォトセンサ
3,3a,3b 用紙
8,241,441 給紙ローラ
17b 現像カートリッジ
40a,40b 搬送路
55 収容部
100,200,300,400 カバー付きカセット
110,210,310,410 カバー部
111,121,211,311,411 通過口
120 カセット部
113,131,213,231,235,312,315,412,432,435 把持部
132 支持部
230,430 トレイ
313 ロック棒
314a,314b 切欠
461 保護部材
480 駆動力伝達部
501 画像読取装置

Claims (17)

  1. 本体に着脱可能に装着される交換ユニットと、
    前記本体に設けられ、前記交換ユニットを収容し、前記交換ユニットを着脱するための開口を有する収容部と、
    第1の被記録媒体を収容し、前記本体に対して引き出し移動可能に設けられた被記録媒体収容部材と、
    前記被記録媒体収容部材に設けられ、前記収容部の開口全体を覆うカバー部と
    を備え
    前記カバー部は、前記被記録媒体収容部材が移動されたときに前記交換ユニットを着脱可能にできるように前記収容部の開口を開放することを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記被記録媒体収容部材は、前記本体に対して着脱可能に設けられ、前記カバー部は、前記被記録媒体収容部材の前記本体への非装着時に、前記収容部の開口を開放することを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記交換ユニットの着脱と、前記被記録媒体収容部材の着脱とは、前記本体の同一壁面側から行われることを特徴とする請求項2に記載の画像形成装置。
  4. 少なくとも一部が前記収容部に露出し、前記第1の被記録媒体の搬送を行うための搬送路を備え、
    前記被記録媒体収容部材の非装着時に、前記交換ユニットが前記収容部から離脱された場合には、前記搬送路の一部は、前記本体の外部から目視可能となることを特徴とする請求項2または3に記載の画像形成装置。
  5. 前記被記録媒体収容部材に収容された前記第1の被記録媒体を取り出して、前記搬送路に供給する第1の供給手段を備え、
    前記搬送路は、前記交換ユニットの着脱方向と略平行な部分を有し、前記収容部の開口は、前記第1の供給手段が設けられた側に設けられていることを特徴とする請求項3または4に記載の画像形成装置。
  6. 前記被記録媒体収容部材には、前記被記録媒体収容部材が収容する前記第1の被記録媒体とは異なる第2の被記録媒体を通過させて前記搬送路に導くための通過口が設けられていることを特徴とする請求項1乃至5のいずれかに記載の画像形成装置。
  7. 前記通過口は前記カバー部に設けられ、前記通過口を開閉する通過口カバーを備えたことを特徴とする請求項6に記載の画像形成装置。
  8. 前記第2の被記録媒体を、前記本体の外方から前記通過口を通過させて前記搬送路に供給するための第2の供給手段を備えたことを特徴とする請求項6または7に記載の画像形成装置。
  9. 前記被記録媒体収容部材の着脱方向、および前記交換ユニットの着脱方向は、前記本体に対して略水平な方向であることを特徴とする請求項1乃至8のいずれかに記載の画像形成装置。
  10. 前記本体の上側に、被読取媒体に形成された画像の読み取りが可能な画像読取装置が設けられたことを特徴とする請求項9に記載の画像形成装置。
  11. 前記本体に設けられ、前記被記録媒体収容部材の装着時に前記第2の供給手段と接続され、前記第2の供給手段に駆動力を伝達するための駆動力伝達部を備えたことを特徴とする請求項8乃至10のいずれかに記載の画像形成装置。
  12. 前記駆動力伝達部の前記本体からの露出部分を覆って保護する保護部材を備えたことを特徴とする請求項11に記載の画像形成装置。
  13. 前記本体に設けられ、前記カバー部の開閉を検出するための開閉検出手段を備えたことを特徴とする請求項1乃至12のいずれかに記載の画像形成装置。
  14. 前記被記録媒体収容部材は、
    前記第1の被記録媒体を積層して保持するための媒体保持部と、
    前記媒体保持部に対して、前記カバー部を相対移動可能に支持するカバー部支持部と
    を備えたことを特徴とする請求項1乃至13のいずれかに記載の画像形成装置。
  15. 前記媒体保持部に対して、前記カバー部を、前記収容部の開口を閉塞可能な状態で固定可能なロック部を備えたことを特徴とする請求項14に記載の画像形成装置。
  16. 前記カバー部または前記通過口カバーに設けられ、前記カバー部または前記通過口カバーを開くために把持可能な第1把持部と、
    前記カバー部または前記通過口カバーに設けられ、前記カバー部または前記通過口カバー開いた状態において、前記被記録媒体収容部材を出退させるために把持可能な第2把持部と
    を備えたことを特徴とする請求項7,14,15のいずれかに記載の画像形成装置。
  17. 前記媒体保持部側に設けられ、前記被記録媒体収容部材を出退させるために把持可能な第3把持部を備えたことを特徴とする請求項1乃至16のいずれかに記載の画像形成装置。
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