JP2000267549A - 感光体カートリッジ及び画像形成装置 - Google Patents

感光体カートリッジ及び画像形成装置

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JP2000267549A
JP2000267549A JP11075560A JP7556099A JP2000267549A JP 2000267549 A JP2000267549 A JP 2000267549A JP 11075560 A JP11075560 A JP 11075560A JP 7556099 A JP7556099 A JP 7556099A JP 2000267549 A JP2000267549 A JP 2000267549A
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cartridge
photosensitive drum
housing
photoreceptor
transfer roller
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Shogo Sato
正吾 佐藤
Tsutomu Suzuki
務 鈴木
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  • Discharging, Photosensitive Material Shape In Electrophotography (AREA)
  • Electrophotography Configuration And Component (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 感光体カートリッジ3内の感光体ドラム13
の露出面積を極力少なくする。 【解決手段】 感光体カートリッジ3は、筐体としての
ケース30における底壁30aと上壁30bと側壁30
c,30cとで囲まれた内部空間に感光体ドラム13を
回転可能に配置する一方、感光体ドラム13の下方にて
昇降可能に配置された転写ローラ14の下方を底壁30
aにて覆う。底壁30a側には、転写部52を通過する
用紙のための導入口51aと出口51bが形成されてい
る。導入口51aから転写部52方向に延びる多数本の
リブ53が底壁30aの上面に突出されて用紙の搬送ガ
イド機能と、剛性の向上とを果たす。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複写機やファクシ
ミリ、あるいはレーザプリンタ等における静電写真式の
画像形成装置及びこれに使用する感光体カートリッジの
構成に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、感光体(感光体ドラム)上に形成
した静電潜像に現像剤を供給して形成した可視像を被記
録媒体に転写して文字や画像のデータを記録させる画像
形成装置においては、メインテナンスを容易にするた
め、例えば、特開平8−54786号公報では、感光体
ドラムを備えた感光体カートリッジを画像形成装置の本
体(ハウジング)に装着した後、現像剤収容室と現像ロ
ーラとを備えた現像カートリッジを、現像ローラが前記
感光体ドラムに対して接離するように本体(ハウジン
グ)に対してそれぞれ別々に着脱自在に構成されたもの
を開示している。
【0003】ところで、感光体ドラムの表面は、光導電
性感光体物質にて覆われ、化学物質による汚染に対して
繊細な箇所であり、作業者の手垢や塵の付着があると、
光導電性物質が汚染されて、汚染された部分の光導電特
性が変化し、形成される画像の品質に悪影響を及ぼす。
そこで、前記従来の構成では、感光体カートリッジの筐
体には、開閉回動可能な第1シャッタ板と第2シャッタ
板とが設けられており、現像カートリッジを感光体カー
トリッジに接近させるように、画像形成装置の本体にセ
ットしたとき、トーションスプリングの付勢力に抗し
て、現像ローラと感光体ドラムとが接触可能となるよう
に第2シャッタ板が大きく開くように構成されている。
【0004】また、前記先行技術では、転写チャージャ
(転写手段)を本体内に固定し、第1シャッタ板は感光
体カートリッジにおける筐体に、ピンを介して回動自在
に取付けられ、本体が閉じられると、トーションスプリ
ングの付勢力に抗して、前記転写チャージャと対面する
転写領域を開放するように第1シャッタ板が開き、逆
に、感光体カートリッジが本体から取り出されたときま
たは本体が開放されたときには、前記トーションスプリ
ングの付勢力にて、感光体ドラムの転写領域を覆うよう
に第1シャッタ板が閉じられるように構成されていた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述の
ように、感光体カートリッジの筐体に配置された複数の
シャッタ板がそれぞれ開閉回動可能に構成されている
と、その開閉動作のための構造が複雑になるし、シャッ
タ板等の可動部が壊れ易く、さらに作業者が感光体カー
トリッジを交換等の作業に際して取り扱うとき、不用意
にシャッタ板の箇所を持つことで開いてしまったり、テ
ーブル等の表面に載置したとき、前記シャッタ板の箇所
がテーブルの表面に接触して、不用意にシャッタ板が開
くことにより、感光体ドラムの表面が露出し易くなると
いうように取り扱いが不便であった。
【0006】本発明は、これらの問題を解決すべくなさ
れたものであって、転写ローラと感光体ドラムとを感光
体カートリッジに組み込むことにより、簡単な構造で感
光体ドラムの露出面積を極力少なくできる。感光体カー
トリッジ及び画像形成装置を提供することを目的とする
ものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するた
め、請求項1に記載の発明の感光体カートリッジは、感
光体カートリッジにおける筐体内の一側部に、静電潜像
が形成される感光体ドラムを回転自在に軸支する一方、
該感光体ドラムの下面に対して接離可能に昇降自在に軸
支された転写ローラの下方を筐体における底壁にて覆う
ように構成したものである。
【0008】請求項2に記載の発明の感光体カートリッ
ジは、筐体内に静電潜像が形成される感光体ドラムを支
持した感光体カートリッジであって、前記筐体は、前記
感光体ドラムの静電潜像を現像するための現像手段を有
する現像カートリッジが着脱可能に構成されるととも
に、前記感光体ドラムに対向配置された転写ローラを支
持し、該転写ローラの周面が露出しないように転写ロー
ラを覆うように構成されているものである。
【0009】また、請求項3に記載の発明は、請求項1
または請求項2に記載の感光体カートリッジにおいて、
前記転写ローラは、その自重にて感光体ドラムから離間
するよう構成されているものである。
【0010】そして、請求項4に記載の発明は、請求項
1乃至請求項3のいずれかに記載の感光体カートリッジ
において、前記筐体には、前記感光体ドラムと転写ロー
ラとの間の転写部を通過する被記録媒体のための出入り
口が形成されているものである。
【0011】さらに、請求項5に記載の発明は、請求項
1乃至請求項4のいずれかに記載の感光体カートリッジ
において、前記被記録媒体が導入される入り口部から転
写部に向かって、前記筺体の底壁内面に、前記被記録媒
体の非印字面を案内するためのガイド手段を備えたもの
である。
【0012】請求項6に記載の発明は、請求項1乃至請
求項5のいずれかに記載の画像形成装置において、画像
形成装置の本体ハウジングには、前記感光体カートリッ
ジを収納したとき、前記転写ローラを感光体ドラムに向
かって押圧するための押圧手段を備えたものである。
【0013】
【発明の実施の形態】次に、本発明をレーザビーム式の
プリンタに具体化した実施形態について以下に説明す
る。図1は画像形成装置としてのプリンタの概略側断面
図、図2は本体ハウジング1に対してプロセスユニット
2を装着開始する状態を示す一部切欠き側面図、図4は
感光体カートリッジ3に現像カートリッジ4をセットし
た状態の感光体カートリッジの断面図、図5は感光体カ
ートリッジのみの右側面図、図6は感光体カートリッジ
のみの左側面図、図17は感光体カートリッジ3に現像
カートリッジ4をセットした状態の右側面図、図18は
感光体カートリッジ3に現像カートリッジ4をセットし
た状態の左側面図である。
【0014】図1に示すように、プリンタの本体ハウジ
ング1内には、その略中央部に感光体カートリッジ3と
現像カートリッジ4とからなるプロセスユニット2が着
脱可能に配置され、図1中の左側には、プロセスユニッ
ト2に隣接して定着器5が配置され、プロセスユニット
2の下方に給紙部6が配置され、本体ハウジング1の下
部において前面(矢印A)方向から給紙カセット8を装
着可能としている。
【0015】また、合成樹脂製のカバー体兼用排紙トレ
イ1aの下面側には、フレームを介してレーザスキャナ
ユニット7が取付けられている。
【0016】印字指令により、図示しない外部装置、例
えばパソコンから印刷データが伝送されると、給紙カセ
ット8の支持板9上に積層された被記録媒体としてのカ
ット用紙Pは、給紙部6の給紙ローラ10の回転につれ
て分離パッド11により1枚ずつに分離され、次いで、
レジストローラ対12a,12bを介してプロセスユニ
ット2における感光体としての感光体ドラム13とその
下面側に押圧する転写手段としての転写ローラ14との
間に搬送される。一方、レーザ光発光部、ポリゴンミラ
ー18、レンズ19、複数の反射鏡20等からなる露光
手段としてのレーザスキャナ7を支持するフレームの下
面の射出孔から発射されたレーザビームは、感光体カー
トリッジ3の筐体としてのケース30の上側の入光部3
1から感光体ドラム13の上側周面に照射され、感光体
ドラム13の周面が印刷データに対応して露光されて、
静電潜像が形成される。
【0017】また、後述するように、現像カートリッジ
4における現像ローラ22から供給された現像剤(トナ
ー)が前記静電潜像に付着して可視化され、感光体ドラ
ム13上の現像剤(トナー)による可視像が用紙Pに転
写された後、定着器5における加熱ローラ15と圧接ロ
ーラ16のとの間に給送され加熱定着作用を受けた用紙
Pは、排紙経路17から前記カバー体兼用排紙トレイ1
a上に排出される。
【0018】本実施形態では、プロセスユニット2は、
少なくとも感光体ドラム13を有する感光体カートリッ
ジ3と、筐体としてのケース21内に現像手段としての
少なくとも現像ローラ22を有する現像カートリッジ4
とからなり、現像カートリッジ4は感光体カートリッジ
3に対して着脱可能に構成され、且つ現像ローラ22が
後述するロック手段46の作用により外れ不能となるよ
うに構成されている。
【0019】次に、感光体カートリッジ3及び現像カー
トリッジ4の構成について詳細に説明する。図3〜図7
に示すように、感光体カートリッジ3における合成樹脂
製の筐体としてのケース30は、底壁30aと、該底壁
30aの左右両側から立ち上がる一対の側壁30c,3
0cと、該一対の側壁30c,30cの上端間を連結す
る上壁30bと、該上壁30bの一側と左右両側壁30
c,30cの一側と前記底壁30aの一側とに連設する
後壁30eとより一体的に形成されており、ケース30
の内部一側寄り部位、即ち、前記上壁30bと後壁30
eと左右両側壁30c,30cと底壁30aとで囲まれ
る部位に感光体ドラム13が収納され、感光体ドラム1
3の軸13aは、前記左右両側壁30c,30cに回転
可能に軸支されている。そして、前記左右両側壁30
c,30cと底壁30aとは、感光体ドラム13の配置
箇所より前方に延設されている。
【0020】また、感光体ドラム13の下方に配置され
た転写手段としての転写ローラ14の下方をケース30
の底壁30aにて覆っている(図4参照)。この転写ロ
ーラ14は、その自重により感光体ドラム13下面から
離れるように上下動可能に軸支されており、感光体カー
トリッジ3を本体ハウジング1内にセットしたとき、次
の押圧手段により、転写ローラ14を感光体ドラム13
の下面側に当接するように構成されている。即ち、押圧
手段は、本体ハウジング1内の左右両側に配置されたバ
ネ33にて上向き付勢された軸受押し上げ体34が前記
軸14aの両端に被嵌した上向きU字状の軸受35を押
し上げて(図8及び図9参照)、転写ローラ14が感光
体ドラム13の下面(転写領域)を押圧するように昇降
可能に配置されている構成である。
【0021】前記ケース30における感光体ドラム13
の上方を覆う上壁30bには、前記レーザスキャナユニ
ット7からのレーザ光を感光体ドラム13の上面側に照
射する入光部31が感光体ドラム13の軸方向に沿って
長手に形成され、その入光部31に隣接して、感光体ド
ラム13の有機感光体等の感光面を帯電させるためのス
コロトロン等の帯電器36が取付けられている。前記帯
電器36により一様に帯電された感光体ドラム13の表
面に前記レーザ光を走査することにより静電潜像が形成
され、後述する現像ローラ22にて供給される薄層のト
ナーが静電潜像に付着して可視像化(顕在化)された
後、転写ローラ14との押圧転写領域にて用紙Pに転写
される。
【0022】前記ケース30の前記上壁30bを除く部
分は、左右両側壁30cと略四分の一円弧状の底壁30
aにて囲まれて上方が開放されており、現像カートリッ
ジ4を斜め上方から着脱できて、収納できるように収納
部32が形成されている。
【0023】これらの構成により、感光体ドラム13の
外周面が剛体的に一体成形されたケース30にてほぼ完
全に囲まれているので、作業者が感光体カートリッジ3
を手に持って取り扱うときの安定性が高くなる。
【0024】ケース30の少なくとも底壁30aが感光
体ドラム13の配置箇所から遠ざかるように延設されて
いるから、その延設箇所を手に持っても、感光体ドラム
13円周面に指が届かなくすることができ、感光体ドラ
ム13の感光面を無闇に触ることがない。
【0025】前記ケース30の左右両側壁30cの上端
面には、現像ローラ22の軸22aの両端に相対的に回
転可能に装着された軸受体23a,23b(図13乃至
図15参照)を摺動自在に支持しながら案内するための
下向き円弧状の案内溝37が感光体ドラム13の軸13
aに接近するように延設されている。しかして、現像カ
ートリッジ4を感光体カートリッジ3にセットすると、
感光体ドラム13に対向するように現像ローラ22が近
接できる(図4参照)。
【0026】また、前記左右両側壁30cの内面には、
現像カートリッジ4を介してその現像ローラ22を感光
体ドラム13に押圧するための付勢手段42が回動可能
且つ伸縮可能に装着されている。この付勢手段42は図
4及び図10に示すごとく、左右両側に回動支軸39
a,39bが一体的に突設された回動支点部材39と、
該回動支点部材39を内部で摺動自在に支持する枠状の
スライド支持部材40と、該スライド支持部材40の枠
内に配置されて、回動支点部材39を一方に押しつける
ように付勢するコイルバネ状の付勢バネ手段41とによ
り構成されている。なお、スライド支持部材40には、
横向きの円柱状の移動作用部43が設けられており、こ
の移動作用部43は、前記左右両側壁30cに穿設され
たガイド孔44から外向きに突出するように配置され
る。
【0027】そして、感光体カートリッジ3における一
方の側壁30c(実施例では、右側の側壁)の内側に
は、前記収納部32内に嵌め入れた現像カートリッジ4
が上向きに抜け出さないようにするためのロック手段4
6が設けられている。このロック手段46は図4、図5
及び図11(a),図11(b)に示すように、側壁3
0cを貫通する回動軸48がロックレバー体47の側面
に対して回動可能に枢支するものであり、ロックレバー
体47の下端から下向きに延びる樹脂バネ49の下寄り
部位は、ケース30の底壁30aから上向きに突出する
規制片30dに当接させるように配置されている。また
ロックレバー体47の下面には、後述するように現像カ
ートリッジ4のケース21の左右両側面に外向きに突出
させた側面視略逆三角形状の被作用部61の一方(右側
のもの)の上面が上方に移動すると当接してその移動を
規制するための円弧状の当接部47aを有する。
【0028】前記被作用部61は、前記ロック手段46
のためのものと兼用して、現像ローラ22を感光体ドラ
ム13に押し付け付勢するための付勢手段に対するもの
にも利用されるように配置されている。
【0029】また、感光体カートリッジ3における収納
部32にはケース30の底壁30aから上向きに突設し
た受け止め部材としての回転可能なコロ50が複数箇所
(実施例では左右両端部の2箇所)に設けられている
(図3及び図4参照)。この受け止め部材としてのコロ
50は収納部32内に現像カートリッジ4を落とし込ん
で収納させたとき、現像ローラ22の軸22aを挟ん
で、感光体ドラム13と反対側で現像カートリッジ4の
重量の一部を受け止める。具体的には、コロ50は現像
カートリッジ4のケース21に設けられた下向き凸湾曲
状のトナー収容室24(図1、図12(a)、図12
(b)参照)の下面箇所を受け止めると共に、ケース2
1の着脱作業時のガタツキを少なくする。
【0030】感光体カートリッジ3におけるケース30
の底壁30aには、前記レジストローラ対における上側
ローラ12aが脱落不能に装着されており、それに隣接
して底壁30aには搬送されるレジストローラ対12
a,12bを通過した用紙Pを感光体ドラム13と転写
ローラ14との間の転写部52に導入するための入り口
としての横長の導入孔51aが形成されている。この導
入孔51aに隣接して前記転写部52までの間の底壁3
0aの上面には用紙Pの下面(非印字面)を接触抵抗を
少ない状態で円滑に搬送するためのガイド手段としての
多数本のリブ53が導入孔51aから転写部52の方向
に延びるように突設されている。そして、前記ケースの
底壁30aと後壁30eとの間には、前記転写部52a
を通過した用紙Pが定着器5における加熱ローラ15と
圧接ローラ16との間に排出されるようにする出口51
bが形成されている(図4参照)。
【0031】次に、図1、図12(a),図12(b)
〜図15を参照しながら、現像カートリッジ4の構成に
ついて説明する。ケース21における下向き凸湾曲状の
トナー収容室24内のトナーは回転駆動される攪拌体2
7により攪拌されて放出された後、供給ローラ25を介
して現像ローラ22の外周面に担持され、ブレード26
によってトナーの層厚さが規制されるように構成されて
いる(図1参照)。そして、ケース21における前記ト
ナー収容室24の箇所の左右両外側には略逆三角形状の
被作用部61が一体的に突出形成されている。
【0032】前記現像ローラ22の軸22aの左右両端
部に対して回転可能に被嵌したポリアセタール樹脂等の
摩擦係数の小さい材料からなる軸受体23a,23bに
は、それぞれ軸端から抜け不能に環状溝63に被嵌する
係合爪62を備える。各軸受体23a,23bの基端側
に、直径が次第に大きくなる傘状(円錐状)の軸径調整
部64が形成され、少なくとも一方(実施例では右)の
軸受体23bは、バネ手段65により、横外向きに摺動
付勢されている(図15参照)。これにより、現像カー
トリッジ4を感光体カートリッジ3の所定の箇所にセッ
トした状態で、感光体カートリッジ3の左右両側壁30
c,30cに設けた案内溝37に対して現像ローラ22
の軸22aがガタツキなく軸支されるようになってい
る。
【0033】そして、図1、図16、図19に示すよう
に、現像カートリッジ4のケース21の上面と下面とに
はそれぞれ持ち運び等の取り扱いを容易にするための取
っ手部70,66が設けられている。さらに、感光体カ
ートリッジ3を単独で、もしくは、感光体3の収納部3
2に現像カートリッジ4を収納セットした状態にて、テ
ーブル67に安定して載置できるようにするため、感光
体カートリッジ3のケース30の下面側には、複数箇所
(最小限2カ所、好ましくは4カ所)の接地部69a,
69bが設けられている。
【0034】この場合、図5〜図7、図17及び図18
に示すごとく、感光体カートリッジ3の側面視におい
て、当該感光体カートリッジ3の重心を挟んで両側にて
接地するように、そのケース30の下面の前後両端部寄
り部位に接地部69a,69bを下向きに突出させて設
けることにより、テーブル67上に載せたとき安定する
のである。
【0035】そして、ケース30の一側寄り部位に上部
開放状の収納部32を形成したものであるから、安定し
た姿勢でテーブル67の平面上に載置した感光体カート
リッジ3に対してその一側の収納部32に対して上方か
ら現像カートリッジ4を着脱でき、現像カートリッジ4
の交換作業も至極容易となる。
【0036】また、この前後部位の接地部69a,69
bは、感光体カートリッジ3の収納部32に現像カート
リッジ4を収納した状態でも、両カートリッジ3,4の
重心を両側にて挟む位置とすることが好ましく、そのよ
うに設定すれば、テーブル67上に感光体カートリッジ
3を載せた状態にて現像カートリッジ4を位置する作業
を実行しても感光体カートリッジ3が揺れる等の不安定
な挙動を呈することがないのである。なお、図7に示す
ように、前記前部位の接地部69a,69aをケース3
0の下面の左右両端に設けても良いが、ケース30の最
下部を左右長手の形状に突出させて長い接地部に形成し
ても良いのである。
【0037】次に、感光体カートリッジ3に現像カート
リッジ4をセットする作業について説明する。感光体カ
ートリッジ3のケース30の後部側の上向き開放の収納
部32に現像カートリッジ4を現像ローラ22側から入
れる装着動作により、被作用部61がロックレバー体4
7に当接し、樹脂バネ49の付勢力に抗してロックレバ
ー体47を図4の二点鎖線の位置へ回動させ、装着が完
了すると、被作用部61が下方に下がり、当該被作用部
61とロックレバー体47との当接が解除されて、ロッ
クレバー体47は樹脂バネ49の付勢力により図4の実
線状態に復帰し、ロックレバー体47の当接部47aと
被作用部61の上面とが対向してロック状態となる。
【0038】このとき、現像ローラ22の左右両側端の
軸受体23a,23bがケース30の左右両側壁30
c,30cの上縁に沿って形成された案内溝37,37
に摺接しながら、感光体ドラム13の軸13aに近づく
ように滑り落ちる。この場合、現像カートリッジ4のケ
ース21は現像ローラ22の軸22aに対する軸受体2
3a,23b箇所を中心に回動可能であるから、案内溝
37,37のうち前記軸13aにほぼ接近した位置(横
向きU字状部部分)に軸受体23a,23bが位置する
と、現像カートリッジ4のケース21のトナー収容室2
4側が、現像ローラ22の軸22aを中心に回動して、
感光体カートリッジ3における収納部32にすっぽりと
嵌まり込むようにセットできる。
【0039】この状態では、収納部32の内のコロ5
0,50に前記トナー収容室24側のケース21の下面
が摺接し、現像ローラ22が感光体ドラム13にほぼ最
接近する位置まで軸受体23a,23bが案内溝37,
37に沿って移動する。ロックレバー体47が図4の二
点鎖線出示す位置から実線で示す位置へ時計方向に回動
して復帰すると、当該ロックレバー体47の当接部47
aが被作用部61の上面(突起部61a)に対向し、こ
れにて現像カートリッジ4が感光体カートリッジ3から
抜け不能となる。
【0040】図16〜図19は感光体カートリッジ3に
現像カートリッジ4をセットした状態であるプロセスユ
ニット2の平面図、右側面図、左側面図、背面図(用紙
出口側の図)を示すが、付勢手段42のスライド支持部
材40は、現像カートリッジ4の下向きの押し込み動に
より被作用部61にて下向きに押されるから、図2及び
図4に示すように、付勢手段42は、移動作用部43が
下になる姿勢が通常である。
【0041】そして、プロセスユニット2は、図1にお
ける本体ハウジング1の右端(前面側)の蓋体1bを下
向きに回動させて大きく開いた状態で着脱できるように
構成されている(図2参照)。
【0042】即ち、図2、図20(a)、図20(b)
及び図21に示すように、本体ハウジング1の左右両側
部の内面には、左右一対の樹脂製等のガイド手段55
(図では右側のみ示す)が固定されており、該ガイド手
段55には、上方に開放され、且つ本体ハウジング1の
右端から奥側に行くに従って上向きに傾斜する立ち上が
り傾斜面からその頂点部55dの後に下向き傾斜するよ
うに形成された上側案内面55aと、該上側案内面55
aの下方に配置され、本体ハウジング1の右端から奥側
に行くに従って下向きに傾斜し、レジストローラ対の下
側ローラ12bの箇所で終わる下側案内面55bとを有
する。
【0043】図2はプロセスユニット2を本体ハウジン
グ1に挿入開始する位置を示し、感光体ドラム13の軸
13aが上側案内面55aの上側の奥側55cに近づく
ように、押し込む。次いで、図20(a)に示すよう
に、付勢手段42における移動作用部43が前記上側案
内面55aの立ち上がり傾斜面に当接し、且つ、プロセ
スユニット2(感光体カートリッジ3)の左右両側の下
端側に横向きに突出させた誘導体56(図では片方のみ
示す)が下側案内面55bに嵌まり、プロセスユニット
2は、本体ハウジング1に対して上向き抜け不能で、下
側案内面55bに沿ってのみ押し込み可能となる。
【0044】この状態で、プロセスユニット2の押し込
み移動に従い、前記上側案内面55aにて移動作用部4
3が押し上げられるから、スライド支持部材40が回動
支軸39a(39(b))を中心にして上向き回動し
て、現像カートリッジ4における被作用部61をスライ
ド支持部材40の先端側にて押す方向に拘束する。そし
て、移動作用部43が上側案内面55aの頂点部55d
の箇所ではスライド支持部材40が最大限上向き回動
し、この姿勢で前記被作用部61をスライド支持部材4
0の先端側にて拘束している状態を保持する(図20
(b)参照)。
【0045】プロセスユニット2をさらに押し込み、感
光体ドラム13の軸13aが上側案内面55aの上側の
奥側55cの所定位置にセットされた状態で、オペレー
タがプロセスユニット2から手を離すと、当該プロセス
ユニット2の自重により、感光体カートリッジ3のケー
ス30の下面側のレジストローラにおけるローラ12a
が本体ハウジング1側に配置された下側ローラ12b上
に載置され、図2に示すばね45により押圧されると同
時に、誘導体56がガイド手段55の適宜箇所に支持さ
れように、現像カートリッジ4側が下降するように落ち
着く(図21参照)。
【0046】前記のようにセットした状態では、前記ス
ライド支持部材40の先端側で、前記被作用部61を押
すことになる。これにより、付勢手段42と被作用部6
1とにより、現像カートリッジ4を介して現像ローラ2
2を感光体ドラム13に押圧することができる。
【0047】そして、図21に示すように、感光体ドラ
ム13と現像ローラ22との接触部(最接近位置であり
押圧部)72a(感光体ドラム13の軸13aと現像ロ
ーラ22の軸22aとを結ぶ軸間線72上にある)は、
付勢手段42の前記被作用部61に対する押圧作用線7
1(回動支軸39a(39(b))と、スライド支持部
材40の先端が被作用部61に当接している押圧点とを
結ぶ線)よりも上側に位置するか、もしくはこの作用線
71上に位置し、この作用線71と前記軸間線72とが
略一致するか、平行に近いように設定することが好まし
い。
【0048】なお、図22に示すように、本体ハウジン
グ1の一側(実施例では左側)の内面に駆動モータ73
の動力を伝達するギヤ機構74が配置され、給紙部6の
給紙ローラ10、レジストローラ対の下側ローラ12
b、現像ローラ22及び感光体ドラム13や加熱ローラ
15、並びに排紙経路の搬送ローラをそれぞれ回転駆動
させる。このとき、現像ローラ22と感光体ドラム13
とは、図1及び図21にて示すごとく互いに反対方向、
つまり現像ローラ22は反時計回りに回転し、感光体ド
ラム13は時計回りに回転するように駆動されると共
に、現像ローラ22の周速度が感光体ドラム13のそれ
よりも速くなるように設定されている。
【0049】前述の構成において、感光体カートリッジ
3の筐体としてのケース30における上壁30bにて感
光体ドラム13の上側が覆われ、この感光体ドラム13
の後方は前記上壁30bから下向きに垂下する後壁30
eにて覆われ、感光体ドラム13の下方に配置された転
写ローラ14より下方は底壁30aにて覆われているか
ら、感光体ドラム13の露出部位が極力少なくなり、作
業者による感光体ドラム13の表面への接触や塵の付着
を防止することができる。そして、前記感光体ドラム1
3及び転写ローラ14の両側面は側壁30c,30cに
て覆われこのケース30は合成樹脂製等で一体成形され
た剛体であるので、内部の感光体ドラム13に触れるこ
となく安心して取り扱うことができる。
【0050】特に、少なくとも、後壁30aが感光体ド
ラム13の配置箇所から離れる方向に延設されているの
で、この箇所と前記後壁30eの箇所とを両手で持て
ば、感光体ドラム13の表面に触ることなく、感光体カ
ートリッジ3を安定して取り扱うことかできる。そのと
き、ケース30における左右両側壁30c,30cが底
下部30aに連設されていると、断面上向きコ字型の剛
体に形成できるから、底壁30aを撓ませることなく、
ケース30を安全に取り扱いすることができる。
【0051】そして、前記ケース30における上壁30
bには、前記レーザスキャナユニット7からのレーザ光
を感光体ドラム13の感光面に照射するための入光部3
1と帯電させるための帯電器36とを設けたから、これ
によってもケース30を頑丈にできる。
【0052】さらに、前記ケース30の底壁30a及び
左右両側壁30c,30cの延長により上方開放された
収納部32を形成して、現像カートリッジ4のためのこ
の収納部32とすることにより、感光体カートリッジ3
に現像カートリッジ4を組み込んだ状態での取り扱いも
至極容易にできる。
【0053】しかも、この収納部32は、収納状態の現
像カートリッジ4の下面と周側面とを囲むと共に感光体
ドラム13から現像ローラ22が離れる方向に現像カー
トリッジ4のケース21を離脱できるように上方が開放
されているので、感光体カートリッジ3に対する現像カ
ートリッジ4の着脱作業も容易にできるという効果を奏
する。
【0054】他方、前記ケース30の底壁30aには、
用紙Pの入り口である導入口51aが穿設され、当該底
壁30aの内面(上面)には、前記導入口51aから感
光体ドラム13の下面と転写ローラの上面との接触部位
である転写部52に用紙Pを円滑に搬送するための多数
本のリブ53が突出形成されているから、これにより用
紙Pの案内の機能と共に、底壁30aの剛性を高める役
目も果たすことができる。なお、前記収納部32に現像
カートリッジ4をセットすると、その筐体21の下面側
が前記リブ53と対峙するように配置されるから、この
リブ53と前記ケース21の下面との間の隙間が用紙P
の搬送経路となり、構成を簡略化できるのである。
【0055】さらに、ケース30の底壁30aのうち転
写ローラ14の下方を覆う部分の面積を大きくしても、
用紙Pの通過のための出入り口51b,51aを備えて
いるから、用紙P通過を妨げることなく、転写ローラ1
4及び感光体ドラム13の露出面を広く覆うことができ
る。
【0056】ケース30内の転写ローラ14は、感光体
カートリッジ3を本体ハウジング1から外している状態
では、当該転写ローラ14の自重により感光体ドラム1
3の下面から離れるように下降するので、転写部52に
用紙Pが挟まった紙ジャムの場合、この感光体カートリ
ッジ3を本体ハウジング1から抜き出すだけで、前記転
写部52における用紙Pの挟持拘束が解除でき、用紙P
を前記導入口51aもしくは出口51bから引き出して
紙ジャムの処理を簡単に実行することができる。
【0057】また、感光体カートリッジ3を本体ハウジ
ング1から抜き出した状態で長期間放置しても、転写ロ
ーラ14の外周面が永久変形したり、転写ローラ14が
含有する化学物質により感光体ドラム13が汚染される
ことがない。
【0058】本体ハウジング1の左右両側には、感光体
カートリッジ3をセットした位置で動作するようにした
押圧手段が配置されている。即ち、前記感光体カートリ
ッジ3のケース30が本体ハウジング1に対して所定位
置にセットされると、押圧手段としての軸受押し上げ体
34とバネ33とは、前記転写ローラ14の左右両端部
の軸受体35を自動的に押し上げるのであるから、格別
の操作をしなくても、ケース30のセット及び引き抜き
だけの至極簡単な動作にて前記転写部52での押圧力の
付与及びその解除を行うことができる。
【0059】なお、前記収納部32の左右両側内側面に
付勢手段42を設ける一方、同じく現像ローラ22から
遠い側の現像剤(トナー)収容室24の外壁に外向きに
突設して被作用部61を設けたので、これらの部品が現
像カートリッジ4の着脱作業に際して邪魔に成り難い。
【0060】そして、感光体カートリッジ3の左右両側
の内面に、左右一対の付勢手段42を配置し、該各付勢
手段42が付勢方向と非付勢方向とに姿勢変更可能に装
着されているものであるから、現像カートリッジ4を感
光体カートリッジ3に単に乗せただけでは、現像ローラ
22が感光体ドラム13に押圧されないから、プロセス
ユニット2として両カートリッジ3,4を組み込んだ状
態て梱包しても、現像ローラ22の外周面が永久変形し
たり、現像ローラ22が含有する成分により感光体ドラ
ム13が汚染されることがない。
【0061】
【発明の効果】以上に詳述したように請求項1に記載の
発明の感光体カートリッジは、感光体カートリッジにお
ける筐体内の一側部に、静電潜像が形成される感光体ド
ラムを回転自在に軸支する一方、該感光体ドラムの下面
に対して接離可能に昇降自在に軸支された転写ローラの
下方を筐体における底壁にて覆うように構成したもので
ある。従って、感光体カートリッジの取り外し時に、従
来のように転写領域が広い範囲にわたって露出すること
がなく、常時覆われているから、感光体ドラムの表面を
良好に保護することができるという効果を奏する。
【0062】請求項2に記載の発明の感光体カートリッ
ジは、筐体内に静電潜像が形成される感光体ドラムを支
持した感光体カートリッジであって、前記筐体は、前記
感光体ドラムの静電潜像を現像するための現像手段を有
する現像カートリッジが着脱可能に構成されるととも
に、前記感光体ドラムに対向配置された転写ローラを支
持し、該転写ローラの周面が露出しないように転写ロー
ラを覆うように構成されているものである。
【0063】従って、このように、感光体ドラムの表面
を保護するための筐体が転写ローラも覆うように形成さ
れているので、感光体カートリッジの着脱自在に拘ら
ず、感光体ドラムと、転写領域及び転写ローラの全体が
筐体にて保護され、筐体の構造も簡単になるという効果
を奏する。
【0064】また、請求項3に記載の発明は、請求項1
または請求項2に記載の感光体カートリッジにおいて、
前記転写ローラは、その自重にて感光体ドラムから離間
するよう構成されているものであるから、感光体ドラム
と転写ローラとの接触部である転写部に被記録媒体が挟
まった紙ジャムの場合、この感光体カートリッジの転写
部から被記録媒体を簡単に除去して紙ジャムを解除する
ことができるという効果を奏する。
【0065】そして、請求項4に記載の発明は、請求項
1乃至請求項3のいずれかに記載の感光体カートリッジ
において、前記筐体には、前記感光体ドラムと転写ロー
ラとの間の転写部を通過する被記録媒体のための出入り
口が形成されているものであるので、被記録媒体の通過
を妨げることなく、転写ローラ及び感光体ドラムの露出
面を広く覆うことができる。
【0066】さらに、請求項5に記載の発明は、請求項
1乃至請求項4のいずれかに記載の感光体カートリッジ
において、前記被記録媒体が導入される入り口部から転
写部に向かって、前記筺体の底壁内面に、前記被記録媒
体の非印字面を案内するためのガイド手段を備えたもの
であるから、これにより被記録媒体の搬送時の案内の機
能と共に、筐体の剛性を高める役目も果たすことができ
る。
【0067】従って、筐体が取り扱い時に変形せず、内
部の感光体ドラムに触れることなく安心して取り扱うこ
とができる。
【0068】請求項6に記載の発明は、請求項1乃至請
求項5のいずれかに記載の画像形成装置において、画像
形成装置の本体ハウジングには、前記感光体カートリッ
ジを収納したとき、前記転写ローラを感光体ドラムに向
かって押圧するための押圧手段を備えたものである。
【0069】従って、前記感光体カートリッジの筐体が
本体ハウジングに対して所定位置にセットされると、押
圧手段が前記転写ローラを自動的に押し上げるのである
から、格別の操作をしなくても、筐体のセット及び引き
抜きだけの至極簡単な動作にて前記転写部での押圧力の
付与及びその解除を行うことができるという効果を奏す
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】画像形成装置としてのプリンタの概略側断面図
である。
【図2】本体ハウジングにプロセスユニットを挿入開始
する状態を示す側面図である。
【図3】感光体カートリッジの平面図である。
【図4】図3のIV−IV線矢視で示す感光体カートリッジ
の側断面図である。
【図5】感光体カートリッジの右側面図である。
【図6】感光体カートリッジの左側面図である。
【図7】感光体カートリッジの正面図である。
【図8】転写ローラの押圧部を示す一部切欠き断面図で
ある。
【図9】図8のIX−IX線矢視断面図である。
【図10】付勢手段と被作用部を示す斜視図である。
【図11】(a)はロック手段の平面図、(b)は図1
1(a)のXIb −XIb 線矢視断面図である。
【図12】(a)は現像カートリッジの左側面図、
(b)は右側面図である。
【図13】現像カートリッジの平面図である。
【図14】図13のXIV −XIV 線矢視図である。
【図15】現像ローラの左右両側の軸受体の構造を示す
断面図である。
【図16】プロセスユニットの平面図である。
【図17】プロセスユニットの右側面図である。
【図18】プロセスユニットの左側面図である。
【図19】図17のXIX −XIX 線矢視図である。
【図20】(a)はプロセスユニットの本体ハウジング
内への挿入途中の説明図、(b)はさらに進行した状態
の説明図である。
【図21】プロセスユニットを本体ハウジング内へセッ
トした状態の説明図である。
【図22】プリンタの駆動系を示す図である。
【符号の説明】
1 本体ハウジング 2 プロセスユニット 3 感光体カートリッジ 4 現像カートリッジ 13 感光体ドラム 13a 軸 14 転写ローラ 21 筐体としてのケース 22 現像ローラ 22a 軸 23a,23b 軸受体 24 トナー収容室 30 筐体としてのケース 30a 底壁 30b 上壁 30c 側壁 30e 後壁 32 収納部 37 案内溝 39 回動支点部材 39a,39b 回動支軸 40 スライド支持部材 41 付勢バネ手段 42 付勢手段 43 移動作用部 46 ロック手段 47 ロックレバー体 48 回動軸 49 樹脂バネ 50 コロ 55 ガイド手段 55a 上側案内面 55b 下側案内面 56 誘導体 61 被作用部 67 テーブル 69a,69b 接地部

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 感光体カートリッジにおける筐体内に、
    静電潜像が形成される感光体ドラムを回転自在に支持す
    る一方、転写ローラを回転自在にかつ前記感光体ドラム
    に対して接離可能に支持し、前記転写ローラを前記筐体
    における底壁にて覆うように構成したことを特徴とする
    感光体カートリッジ。
  2. 【請求項2】 筐体内に静電潜像が形成される感光体ド
    ラムを支持した感光体カートリッジであって、前記筐体
    は、前記感光体ドラムの静電潜像を現像するための現像
    手段を有する現像カートリッジが着脱可能に構成される
    とともに、前記感光体ドラムに対向配置された転写ロー
    ラを支持し、該転写ローラの周面が露出しないように転
    写ローラを覆うように構成されていることを特徴とする
    感光体カートリッジ。
  3. 【請求項3】 前記転写ローラは、その自重にて感光体
    ドラムから離間するよう構成されていることを特徴とす
    る請求項1または請求項2に記載の感光体カートリッ
    ジ。
  4. 【請求項4】 前記筐体には、前記感光体ドラムと転写
    ローラとの間の転写部を通過する被記録媒体のための出
    入り口が形成されていることを特徴とする請求項1乃至
    請求項3のいずれかに記載の感光体カートリッジ。
  5. 【請求項5】 前記被記録媒体が導入される入り口部か
    ら転写部に向かって、前記筺体の底壁内面に、前記被記
    録媒体の非印字面を案内するためのガイド手段を備えた
    ことを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれかに記
    載の感光体カートリッジ。
  6. 【請求項6】 画像形成装置の本体ハウジングには、前
    記感光体カートリッジを収納したとき、前記転写ローラ
    を感光体ドラムに向かって押圧するための押圧手段を備
    えたことを特徴とする請求項1乃至請求項5のいずれか
    に記載の画像形成装置。
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