JP2005015203A - 画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】搬送パスの終端にローラを設け、紙ジャム処理を行いやすくした画像形成装置を提供する。
【解決手段】Uターン状の給紙パス13を構成する外周ガイド13aの終端にコロ15を設けた。外周ガイド13aの上面は収容部57の底面の一部を構成している。給紙パス13の搬送経路内で紙ジャムが発生した場合、前面カバー55が開放され、筐体の前面側よりプロセスカートリッジが取り出される。このとき確保された収容部57内の広い空間を利用して、給紙パス13から露出したジャム紙を、筐体2の前面側から外部へと引き出すことができる。そして、その給紙パス13の終端の位置では、用紙3の搬送方向と、ジャム紙の引き出し方向とがコロ15を挟んで鋭角をなすが、ジャム紙の内側の面がコロ15に当接された状態で引き出されるため、紙ジャム処理の途中でジャム紙が破れたりするトラブルが防止される。
【選択図】 図2

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、被記録媒体の搬送障害を解消するための処理を容易に行うことができる画像形成装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、プリンタ、ファクシミリ、複写機、あるいはそれらの複合機などの画像形成装置では、例えば、電子写真式の画像形成装置の場合、感光体が帯電され、その感光体上にレーザやLEDなどの光による露光が行われることによって静電潜像が形成される。そして、この静電潜像をトナー等の現像剤で顕像化させた現像剤像が紙等の被記録媒体上に転写され、定着器によって加熱定着されることで、画像の形成が行われている。このような画像形成装置には、用紙が装置内部に給紙される位置から、画像形成部を介して装置外部へ排紙される位置までの間には、用紙が滞りなく筐体内を搬送されるように搬送パスが設けられている。
【0003】
上記した感光体が光の照射を受けることによって劣化しやすいため、画像形成部は通常、筐体内部中央などに配置される。また、装置の小型化を図るため、用紙の給紙位置から画像形成部までの部分の搬送パスのメンテナンス等を行うために設けられている筐体のカバーは、同時に、画像形成部に供給するトナー等のカートリッジの着脱口のカバーを兼ねていることが多い。そのような画像形成装置の一例として特許文献1に示されるレーザプリンタでは、給紙トレイやマルチパーパストレイに積層される用紙が給紙ローラによって搬送パスへ供給され、画像形成ユニット(画像形成部)へ向けて搬送される。そして、用紙はレジストローラによってレジストされ、画像形成ユニットへ送られるタイミングが調整される。
【0004】
また、同レーザプリンタにおけるマルチパーパストレイ付近の本体ケーシング(筐体)の前面にはカバーが設けられており、このカバーを開放することにより、画像形成ユニットに供給するトナーを収容した現像カートリッジ等の着脱が行われる構成となっている。このレーザプリンタでは、画像形成ユニットに向けて搬送される用紙に紙ジャムが発生した場合、利用者がジャム紙を取り除くためには、本体ケーシングのカバーを開き、画像形成ユニットへと向かう用紙の搬送方向に対して折り返す方向にそのジャム紙を引き出す必要がある。
【0005】
【特許文献1】
特開2002−104694号公報 (図1参照)
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、特許文献1に示されるレーザプリンタでは、搬送パスに沿って搬送される用紙がレジストローラの上流の位置で搬送パスから露出されるため、その露出部分からジャム紙を引き出す際に、搬送パスの上側のガイドの終端部分にジャム紙が当接することで、用紙の搬送方向と引き出し方向とが鋭角をなすため、利用者がその引き出しを慎重に行わなければガイドの終端部分に引っかかり、ジャム紙が破れてしまうという問題があった。
【0007】
本発明は上記課題を解決するためになされたものであり、紙ジャム処理を行いやすくした画像形成装置を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、請求項1に係る発明の画像形成装置は、筐体内部に設けられ、被記録媒体上に画像を形成する画像形成手段へ向かう前記被記録媒体の一方の面をガイドする第1ガイド、および、他方の面をガイドする第2ガイドからなるガイド部材と、前記ガイド部材における前記被記録媒体の搬送方向の終端から、前記被記録媒体を前記筐体の外部へ引き出し可能とするため、前記筐体に開閉可能に設けられたカバーと、前記カバーを開放して前記被記録媒体を引き出す際に、前記被記録媒体が当接されるように、前記第1ガイドの終端に設けられたローラとを備えている。
【0009】
また、請求項2に係る発明の画像形成装置は、請求項1に記載の発明の構成に加え、前記カバーは、前記筐体の前面側に設けられ、前記被記録媒体は、前記ガイド部材に沿って、前記筐体の前面側より背面側へと搬送されることを特徴とする。
【0010】
また、請求項3に係る発明の画像形成装置は、請求項1または2に記載の発明の構成に加え、前記被記録媒体が引き出される際に、前記ガイド部材に沿って前記ローラへと向かう被記録媒体と、前記ローラから前記カバーの開放により開口された前記筐体の開口部へと向かう被記録媒体とがなす角度は、鋭角であることを特徴とする。
【0011】
また、請求項4に係る発明の画像形成装置は、請求項1乃至3のいずれかに記載の発明の構成に加え、前記第1ガイドの終端に設けられ、前記ローラの軸方向が、前記被記録媒体の搬送方向に直交し、かつ、前記被記録媒体の面に対して平行となる状態で、前記ローラを支持するローラ支持部を備え、前記ローラが前記ローラ支持部に取り付けられる際には、前記ローラが前記ローラ支持部に支持された際におけるその軸方向に沿って、前記ローラ支持部の支持位置へ向かってスライドされることによって取り付けられ、前記ローラが前記ローラ支持部より取り外される際には、その取り付けの際とは逆の方向へ向かって前記ローラがスライドされることによって取り外されることを特徴とする。
【0012】
また、請求項5に係る発明の画像形成装置は、請求項1乃至4のいずれかに記載の発明の構成に加え、前記ローラは、前記被記録媒体の全幅にわたって設けられている。
【0013】
また、請求項6に係る発明の画像形成装置は、請求項1乃至5のいずれかに記載の発明の構成に加え、前記ガイド部材の始端にて、前記ガイド部材に前記被記録媒体を供給する供給手段を備え、前記ガイド部材は、前記供給手段によって前記筐体の背面側から前面側に向かって供給される前記被記録媒体の搬送方向を前面側から背面側へ変化させるように案内するUターン状の経路を形成することを特徴とする。
【0014】
また、請求項7に係る発明の画像形成装置は、請求項1乃至6のいずれかに記載の発明の構成に加え、前記被記録媒体が前記ガイド部材に沿って搬送される際に、前記被記録媒体の前記一方の面が前記ローラに当接するように、前記ローラの一部が前記被記録媒体の搬送経路に露出していることを特徴とする。
【0015】
また、請求項8に係る発明の画像形成装置は、請求項7に記載の発明の構成に加え、前記被記録媒体が前記ガイド部材の終端部分を通過する際、前記被記録媒体の前記一方の面が、常に、前記ローラに当接することを特徴とする。
【0016】
また、請求項9に係る発明の画像形成装置は、請求項1乃至8のいずれかに記載の発明の構成に加え、前記第1ガイドと、前記第2ガイドとは、前記筐体内部にそれぞれ固定されていることを特徴とする。
【0017】
また、請求項10に係る発明の画像形成装置は、請求項1乃至9のいずれかに記載の発明の構成に加え、前記筐体の開口部から着脱可能に装着され、少なくとも前記画像形成手段に供給する現像剤を収容する現像カートリッジを備え、前記筐体から前記現像カートリッジを離脱させることで、前記ガイド部材の終端を通過した前記被記録媒体の搬送経路が露出することを特徴とする。
【0018】
また、請求項11に係る発明の画像形成装置は、請求項10に記載の発明の構成に加え、前記画像形成手段は、前記現像カートリッジとともに着脱可能に構成されている。
【0019】
また、請求項12に係る発明の画像形成装置は、請求項6乃至11に記載の発明の構成に加え、前記筐体の底部に着脱可能に装着され、前記供給手段によって前記ガイド部材に供給される前記被記録媒体を収容するための給紙カセットを備え、前記筐体から前記給紙カセットを離脱させることで、前記被記録媒体の搬送方向における前記ガイド部材の始端を通過する前の前記被記録媒体の搬送経路が露出することを特徴とする。
【0020】
【発明の実施の形態】
以下、本発明を具体化した画像形成装置の一実施の形態について、図面を参照して説明する。まず、図1,図2を参照して、画像形成装置の一例であるレーザプリンタ1の全体の構成について説明する。図1は、レーザプリンタ1の中央断面図である。図2は、フィーダ部4付近の部分拡大断面図である。
【0021】
図1に示すように、レーザプリンタ1は、断面視、筐体2内に、被記録媒体としての用紙を給紙するためのフィーダ部4や、給紙された用紙に画像を形成する画像形成手段としての画像形成部5を構成するスキャナユニット16、プロセスカートリッジ17および定着器18等を備えている。ここで、レーザプリンタ1において、図中右手方向が前面となる。
【0022】
フィーダ部4は、給紙カセット6と、給紙ローラ8と、給紙パス13と、搬送ローラ11と、レジストローラ12となどから構成されている。給紙カセット6は、筐体2の底部に、レーザプリンタ1の前面側から前後方向に着脱可能に装着されている。給紙カセット6内には用紙押圧板7が設けられ、印刷が行われる用紙3を積層保持している。用紙押圧板7は、給紙カセット6の前面側の端部が上下方向に移動可能となるように、反対側の端部に設けられた支軸7aが給紙カセット6の底面にて回動可能に支持されている。そして、用紙押圧板7は、移動可能側の端部の裏側からバネ7bによって上方向に付勢されている。
【0023】
図2に示すように、用紙押圧板7の移動可能側の端部の上方の位置には給紙ローラ8が設けられており、用紙押圧板7上に積層される用紙3は、この給紙ローラ8に向かって押圧される。給紙ローラ8は、回転駆動時に図中反時計方向に回転され、これに伴い用紙3は、給紙ローラ8の回転方向下流側、すなわちレーザプリンタ1の前面側に向かって送り出されることとなる。さらに、給紙ローラ8と、この給紙ローラ8に向かって押圧されている分離パッド9との間で、用紙3は単葉に分離されて送られる。なお、分離パッド9と用紙3との摩擦によって紙粉が発生する場合があるが、分離パッド9より用紙搬送方向下流側に設けられた紙粉取りローラ14によって排除されるようになっている。ここで、給紙ローラ8が、本発明における「供給手段」に相当する。
【0024】
給紙ローラ8の上方の位置には、駆動モータ(図示外)からの駆動力を受けて用紙3の搬送を行う搬送ローラ11と、その搬送ローラ11に外周面に当接して従動される紙粉取りローラ10とが対となって設けられている。さらにその位置よりもレーザプリンタ1の後方側に位置には、一対のレジストローラ12が設けられている。そして、給紙ローラ8によって送り出される用紙3を、搬送ローラ11と紙粉取りローラ10との間を通過させ、レジストローラ12へと案内するため、Uターン状の給紙パス13が設けられている。この給紙パス13は、Uターン状に搬送される用紙3の外周側の面に対向して用紙3をガイドする外周ガイド13aと、用紙3の内周側の面に対向して用紙3をガイドする内周ガイド13bとから構成され、それぞれ筐体2の内部に固定されている。搬送ローラ11と紙粉取りローラ10との対向部分は給紙パス13の搬送経路内に露出しており、用紙3の搬送が行われるとともに、用紙3の表面上に残る紙粉があれば、それが画像形成部5に送られないように除去される。また、外周ガイド13aの用紙搬送方向終端には、後述するコロ15が設けられている。なお、給紙パス13が、本発明における「ガイド部材」に相当する。また、外周ガイド13a、および内周ガイド13bが、それぞれ、本発明における「第1ガイド」および「第2ガイド」に相当する。
【0025】
ここで、図1に示すように、筐体2内部の後述するスキャナユニット16の下方の位置で、筐体2の前面側(図中右手側)から中央にかけての位置には、プロセスカートリッジ17の挿入のための一部開放状の収容部57が設けられている。給紙パス13の外周ガイド13aは、内周ガイド13bに対向する側とは裏側の面が収容部57の底面の一部を構成しており、外周ガイド13aの終端にあたるコロ15の位置で、給紙パス13の搬送経路の終端部分が収容部57の内部に露出されている。なお、後述するプロセスカートリッジ17が収容部57内に収容された場合には、給紙パス13の搬送経路の終端部分はプロセスカートリッジ17の底面によって覆われるようになっている。
【0026】
図2に示すように、収容部57は、筐体2の前面側で筐体2の外部に対して開口されており、この開口部を覆うように、前面カバー55が設けられている。前面カバー55は、給紙カセット6の上方に設けられた支点55aを軸として、その自由端側が下向きに大きく回動することで、収容部57の開閉を行う。また、図示しないが、前面カバー55には、支点55aの近傍に設けられた支点を軸に開閉可能な給紙トレイが設けられている。この給紙トレイは、開かれたときに、上部に印刷を行う用紙3を載置することが可能なトレイである。また、前面カバー55の支点55aの近傍には、給紙トレイに載置される用紙3を画像形成部5へと給紙するための給紙ローラ54が、筐体2の壁面から突出するように設けられている。給紙パス13の外周ガイド13aには、紙粉取りローラ10が設けられた位置の近傍にて、紙粉取りローラ10の軸方向(図中紙面表裏方向)に沿ったスリット状の開口が設けられている。これにより、給紙ローラ54によって給紙トレイから筐体2内部に給紙される用紙3は、その開口より給紙パス13の搬送経路内に侵入し、画像形成部5へ向かって搬送されるように構成されている。なお、前面カバー55が、本発明における「カバー」に相当する。
【0027】
次に、画像形成部5について説明する。図1に示すように、画像形成部5のスキャナユニット16は、筐体2内において排紙トレイ46の直下に配置されている。スキャナユニット16は、レーザ光を出射するレーザ発光部(図示外)、レーザ発光部より出射されたレーザ光を回転駆動して主走査方向に走査するポリゴンミラー19、ポリゴンミラー19に走査されたレーザ光の走査速度を一定にするfθレンズ20、走査されたレーザ光をスキャナユニット16の外方へと出射するため、レーザ光を反射してその光路を修正する3つの反射ミラー21、光路上流側に配置された2つの反射ミラー21によって反射されたレーザ光が入射され、そのレーザ光を光路下流側に配置されたもう1つの反射ミラー21を介して感光体ドラム27上で結像するため、レーザ光の副走査方向における面倒れを補正するシリンダーレンズ22などから構成されている。スキャナユニット16は、印刷データに基づいてレーザ発光部から出射されるレーザ光を、図中一点鎖線Lで示すように、ポリゴンミラー19、fθレンズ20、2つの反射ミラー21、シリンダーレンズ22、もう1つの反射ミラー21の順に通過あるいは反射させて、プロセスカートリッジ17の感光体ドラム27の表面上に露光走査するものである。
【0028】
次いで、画像形成部5のプロセスカートリッジ17は、ドラムカートリッジ23と、ドラムカートリッジ23に着脱可能な現像カートリッジ24とから構成されている。ドラムカートリッジ23は、感光体ドラム27、帯電器29、転写ローラ30等を備えている。現像カートリッジ24は、現像ローラ31、供給ローラ33、トナーホッパー34等を備えている。なお、ドラムカートリッジ23が、本発明における「画像形成手段」に相当する。
【0029】
ドラムカートリッジ23に現像カートリッジ24が装着されたプロセスカートリッジ17が収容部57に収納された状態において、ドラムカートリッジ23の感光体ドラム27は、現像ローラ31と接触する状態で、矢印方向(図中時計方向)に回転可能に配設されている。この感光体ドラム27は、導電性基材の上に正帯電の有機感光体を塗布したものであり、電荷発生材料が電荷輸送層に分散された正帯電有機感光体である。感光体ドラム27がレーザ光の照射を受けると、光吸収によって電荷発生材料で電荷が発生される。そして電荷輸送層で感光体ドラム27の表面と導電性基材とにその電荷が輸送されて、帯電器29によって帯電される感光体ドラム27の表面電位がうち消される。これにより、レーザ光の照射を受けた部分の電位と、受けていない部分の電位との間に電位差を設けることができるようになっている。印刷データに基づいてレーザ光を露光走査することにより、感光体ドラム27には静電潜像が形成される。
【0030】
帯電手段としてのスコロトロン型の帯電器29は、感光体ドラム27の上方に、感光体ドラム27に接触しないように、所定の間隔を隔てて配設されている。帯電器29は、タングステンなどの放電用のワイヤからコロナ放電を発生させるスコロトロン型の帯電器であり、帯電バイアスが印加されて感光体ドラム27の表面を一様に正極性に帯電させるように構成されている。
【0031】
また、現像ローラ31は、感光体ドラム27の回転方向(図中時計方向)における帯電器29の配置位置より下流に配設されており、矢印方向(図中反時計方向)に回転可能に配設されている。この現像ローラ31は、金属製のローラ軸に導電性のゴム材料からなるローラが被覆されており、現像バイアスが印加される。
【0032】
供給ローラ33は、現像ローラ31の側方位置で、現像ローラ31を挟んで感光体ドラム27の反対側の位置に回転可能に配設されており、現像ローラ31に対して圧縮するような状態で当接されている。この供給ローラ33は、金属製のローラ軸に導電性の発泡材料からなるローラが被覆されており、現像ローラ31に供給する現像剤としてのトナーを摩擦帯電するようになっている。このため、供給ローラ33は、現像ローラ31と同方向となる矢印方向(図中反時計方向)に回転可能に配設されている。
【0033】
トナーホッパー34は、供給ローラ33の側方位置に設けられており、その内部に供給ローラ33を介して現像ローラ31に供給するための現像剤を充填している。本実施の形態では、現像剤として正帯電性の非磁性1成分のトナーが使用されており、このトナーは、重合性単量体、例えばスチレンなどのスチレン系単量体やアクリル酸、アルキル(C1〜C4)アクリレート、アルキル(C1〜C4)メタアクリレートなどのアクリル系単量体を、懸濁重合などの公知の重合方法によって共重合させることにより得られる重合トナーである。このような重合トナーには、カーボンブラックなどの着色剤やワックスなどが配合されるとともに、流動性を向上させるために、シリカなど外添剤が添加されている。その粒子径は、約6〜10μm程度である。
【0034】
感光体ドラム27の回転方向の現像ローラ31の下流で、感光体ドラム27の下方位置には、転写ローラ30が配設されており、矢印方向(図中反時計方向)に回転可能に支持されている。この転写ローラ30は、金属製のローラ軸に、イオン導電性のゴム材料からなるローラが被覆されており、転写時には転写バイアスが印加されるように構成されている。転写バイアスとは、感光体ドラム27の表面上に静電付着したトナーが転写ローラ30の表面上に電気的に吸引される方向に電位差が生じるように転写ローラ30に印加されるバイアスである。
【0035】
また、プロセスカートリッジ17の側方下流側には定着器18が配設されている。このプロセスカートリッジ17と、定着器18との間の位置には、画像形成時に感光体ドラム27および転写ローラ30のニップ部を通過する用紙3を、定着器18の定着ローラ41および加圧ローラ42のニップ部へと用紙3を導くための搬送パス58が設けられている。
【0036】
次に、画像形成部5の定着器18は、定着ローラ41、この定着ローラ41を押圧する加圧ローラ42等を備えている。定着ローラ41は、中空のアルミ製の軸にフッ素樹脂がコーティングされ焼成されたローラであり、筒状のローラの内部に加熱のためのハロゲンランプ41aを備えている。加圧ローラ42は、軸の周囲に形成された低硬度シリコンゴムからなる基材の外周にフッ素樹脂のチューブが被膜されたローラであり、スプリング(図示外)によってその軸が定着ローラ41の方向に付勢されることで、定着ローラ41に対して押圧されている。定着器18では、プロセスカートリッジ17において用紙3上に転写されたトナーが、用紙3が定着ローラ41と加圧ローラ42との間を通過する間に用紙3に加圧加熱定着される。その後、用紙3は、搬送ローラ43によって定着器18から排出され、排紙パス44上を搬送されるようになっている。
【0037】
排紙トレイ46は、筐体2の上部中央より前側にかけての位置に、印刷された用紙3を積層保持できるように、筐体2の前側ほど傾斜が小さくなるように凹部形成されている。画像形成部5で画像が形成された用紙3は、半弧を描くように設けられた排紙パス44に導かれて、その末端に設けられた排紙ローラ45によって排紙トレイ46上に排出される。
【0038】
また、レーザプリンタ1には、両面印刷を行うための両面印刷装置26が、画像形成部5の下方で給紙カセット6の上方の位置に配設されている。両面印刷装置26には、反転搬送ローラ51,52,53が略水平方向に設けられており、その両末端側にはそれぞれ、反転搬送パス47,48が設けられている。反転搬送パス47は、用紙3の搬送方向における排紙パス44の末端位置で、用紙3が逆方向に搬送される際に排紙パス44から分岐されて両面印刷装置26に導かれるように、排紙ローラ45と反転搬送ローラ51とを接続している。反転搬送パス48は、その用紙3を画像形成部5へと導くように、反転搬送ローラ53とレジストローラ12とを接続している。
【0039】
次に、図2〜図6を参照して、給紙パス13について説明する。図3は、給紙パス13の外周ガイド13aの終端付近を斜め前方から見た斜視図である。図4〜図6は、コロ15のコロ支持部100を斜め前方から見た斜視図である。なお、各図において、レーザプリンタ1の前面側,背面側,左側面側,右側面側,上面側,底面側をそれぞれ−Z方向,+Z方向,−X方向,+X方向,+Y方向,−Y方向とする。
【0040】
図2に示すように、給紙パス13は、前述したように、給紙ローラ8によって給紙される給紙カセット6内の用紙3を、画像形成部5へ導入するタイミングを調整するためにレジストするレジストローラ12へと導くための搬送経路を構成している。給紙パス13の外周ガイド13aの上面は収容部57内に露出しており、さらに、外周ガイド13aの終端から給紙パス13の搬送経路と、内周ガイド13bの終端とが収容部57内に露出している。この外周ガイド13aの終端と内周ガイド13bの終端とが収容部57内に露出した部分、すなわち、給紙パス13の終端部分は、前述したように、プロセスカートリッジ17の底面によって覆われている。一対のレジストローラ12は、一方が内周ガイド13bよりも収容部57のさらに奥(筐体2の背面側)の位置に、他方がプロセスカートリッジ17の底面に、それぞれ配置されている。この構成により、給紙パス13を通過した用紙3は、給紙パス13の終端より収容部57内に侵入し、プロセスカートリッジ17の底面に衝突すると、その底面に沿ってレジストローラ12のニップ部へと送られることとなる。
【0041】
収容部57の左右の内壁は、筐体2のフレームで構成されており、給紙パス13は、筐体2の左右のフレーム(図示外)に、その間を架橋した状態で固定されている。すなわち、図3に示すように、給紙パス13の左右方向(図中X軸方向)における幅は筐体2の左右のフレーム間の距離に相当し、搬送される用紙3の幅以上の間隔が設けられている。
【0042】
給紙パス13の外周ガイド13aの終端にはコロ支持部100が設けられ、円筒状のコロ15が、その軸を中心として回動可能に支持されている。コロ15は、搬送される用紙3が給紙パス13の終端部分を通過するときに、用紙3の外周ガイド13aに対向する側の面が外周ガイド13aの終端部分を摺擦しながら通過することによって発生する摩耗からその終端部分を保護するため、その外周部分が、給紙パス13の搬送経路内に突出されている(図2参照)。そして、用紙3の幅方向のどの部位においても、外周ガイド13aの終端部分と用紙3の対向面との間に距離を設けられるように、用紙3の全幅にわたって、複数個のコロ15が設けられている。さらに、後述するが、給紙パス13の搬送経路内で紙ジャムが発生し、そのジャム紙を筐体2の外部へ引き出す際に、外周ガイド13aの角部がジャム紙に対して当接することによるジャム紙の破れを防止するため、収容部57内に対してもコロ15の外周部分が突出されている(図2参照)。なお、コロ15が、本発明における「ローラ」に相当する。
【0043】
このように、外周ガイド13aからコロ15の外周部分を突出させた状態でコロ15を支持するため、図4に示すように、外周ガイド13aの終端に設けられたコロ支持部100は、コロ15の軸部分を支持するための軸支持突起101,102,103,104と、軸支持突起101〜104に支持されたコロ15の抜けを防止するためのストッパ105と、軸支持突起101〜104を挟んでストッパ105とは反対側の位置にて軸方向へのコロ15の移動を規制する軸規制突起106とから構成されている。コロ15の軸は、外周ガイド13aの終端において、用紙3の搬送方向(図中+Z方向)に直交し、外周ガイド13aと内周ガイド13b(図2参照)との間の搬送経路を通過する用紙3の面(図中XZ平面)に対して略平行となるようにコロ支持部100にて支持される。なお、コロ支持部100が、本発明における「ローラ支持部」に相当する。
【0044】
軸支持突起101〜104は、外周ガイド13aの終端から筐体の背面方向(図中+Z方向)に向かってそれぞれ突設されている。軸支持突起101は、コロ15の本体部分(軸部分を除く部分)の左側(図中−X方向側)の位置にて、また、軸支持突起104は、コロ15の本体部分の右側(図中+X方向側)の位置にて、コロ15の軸を左右方向に貫通させた状態で支持する突起である。軸支持突起101,104には、コロ15の取り付けの際に軸全体が上下方向(図中Y軸方向)に移動可能となるように、下側に向かって切欠状の軸支持穴101a,104aがそれぞれ設けられている。軸支持突起102,103は、軸支持突起101,104と同様に、コロ15の本体部分の左右の位置にてコロ15の軸を各々支持する突起であり、それぞれ、軸支持突起101,104よりも内側の位置に突設されている。軸支持突起102,103にも同様に、上側に向かって切欠状の軸支持穴102a,103aがそれぞれ設けられている。そして、軸支持突起104よりさらに右側の位置にて突設されたストッパ105は、コロ15の軸がX軸方向に移動できなくなるように押さえ、その位置決めをするためのストッパである。コロ15の軸の他端部15bに右側から当接するストッパ105の先端部105aは、上下方向(図中Y軸方向)への可撓性を有している。また、軸規制突起106は、外周ガイド13aの終端に設けられた各コロ15の間に突設されている。軸規制突起106の右側の壁面106aにはコロ15の軸の一端部15aが軸方向に当接し、コロ15はそれ以上、左方向(図中−X軸方向)へ移動できないように規制される。
【0045】
コロ15のコロ支持部100への取付は、2つの工程をもって行われる。まず、図5に示すように、コロ15の軸の他端部15b側(図中+X方向側)の中腹部分を、軸支持突起103の軸支持穴103aに上側(図中+Y方向側)からあてがい、さらに軸支持突起104の軸支持穴104aに下側(図中−Y方向側)からあてがう。そして、軸支持穴103aを中心としてコロ15の軸の一端部15a側(図中−X方向側)を下向きに回動させ、この軸の一端部15a側の中腹部分を軸支持突起102の軸支持穴102aに上側から嵌める。すると、図6に示すように、コロ15の軸の他端部15bがストッパ105の先端部105aに当接し、これを押し上げる。可撓性を有するこの先端部105aは、上向きに撓められる。
【0046】
次に、コロ15全体を左側(図中−X方向側)にスライドさせ、コロ15の軸の一端部15aを、軸支持突起101の軸支持穴101aを通過させて軸規制突起106の右側の壁面106aに当接させる。これにより、図4に示すように、コロ15の軸の上方向(図中+Y方向)への移動は軸支持突起101,104によって、下方向(図中−Y方向)への移動は軸支持突起102,103によって規制される。また、軸支持突起101〜104によって、コロ15の軸の前後方向(図中Z軸方向)への移動も規制される。さらに、他端部15bに押し上げられていたストッパ105の先端部105aが開放され、その撓みが元に戻る。すると、先端部105aの左側の面(図中−X方向側の面)が、コロ15の軸の他端部15bに、その軸方向から当接する状態となる。これにより、コロ15の軸の左方向(図中−X方向)への移動は軸規制突起106によって、右方向(図中+X方向)への移動はストッパ105により規制され、コロ15が位置決めされる。
【0047】
このようにして、コロ15は、その軸全体の上下方向、左右方向、および前後方向への移動が規制された状態で、軸支持穴101a,102a,103a,104aに回動可能に軸支される。また、コロ15の取り外しは、上記とは逆の手順で行われることになる。すなわち、ストッパ105の先端部105aを上方に押し上げた状態でコロ15全体を右側(図中+X方向側)にスライドさせる。すると、軸支持突起101の軸支持穴101aによるコロ15の軸の一端部15aの上方向(図中+Y方向)への規制が解除される。そして、軸支持穴103aを中心として一端部15a側(図中−X方向側)を上向けに回動させることで、コロ15の取り外しが可能となる。
【0048】
コロ15が支持された位置における用紙3の搬送方向は筐体2の背面方向(図中+Z方向)であることは前述したが、コロ15の軸の取り付け方向、あるいはそれと逆方向の取り外し方向は、上下方向、左右方向であって、用紙3の搬送方向(前後方向)とは直交する。したがって、レーザプリンタ1の稼働時に、コロ15は、用紙3の搬送に伴い摺擦されて+Z方向への外力を受けるが、コロ15の軸の+Z方向への移動はコロ支持部100の上記構成に基づいて常に規制されているので、コロ15がコロ支持部100より外れたりすることはない。
【0049】
次に、図1を参照して、レーザプリンタ1の印刷時の動作について説明する。ホストコンピュータ(図示外)からの印刷データを受信したレーザプリンタ1では、駆動モータ(図示外)が駆動され、また、スコロトロン型の帯電器29に帯電バイアスが印加され、現像ローラ31に現像バイアスが印加される。このとき、転写ローラ30には転写逆バイアスが印加され、転写ローラ30に付着したトナーが感光体ドラム27に転写されることで転写ローラ30のクリーニングが行われる。さらに、感光体ドラム27上のトナーは帯電器29によって帯電され、現像ローラ31にて回収される。その後、転写ローラ30に転写バイアスが印加される。
【0050】
この処理が行われた後、印刷が開始される。用紙3は、回転する給紙ローラ8との間の摩擦力によってピックアップされ、搬送ローラ11を介してレジストローラ12に送られる。このとき、用紙3は給紙パス13の搬送経路内を搬送されるが、給紙パス13がUターン状の搬送経路を有することから、用紙3には湾曲させる力が加えられることとなる。一方、用紙3は、もとの状態を維持しようとし、その結果、その外周側の面を、外周ガイド13aに対して摺擦しつつ搬送されることとなる。しかし、用紙3は、給紙パス13の搬送経路上に設けられた各ローラ等によってもその軌道が修正され、給紙パス13の終端においてはコロ15に当接しつつ、その軌道がレジストローラ12へと向かう方向に修正される。
【0051】
なお、自動給紙機構が付いた給紙トレイ(図示外)上に載置された用紙3に印刷が行われる場合には、ホストコンピュータ(図示外)での操作によって給紙トレイから給紙が行われることが指示される。この場合でも同様に、給紙ローラ54の回転によって用紙3がピックアップされ、搬送ローラ11を介してレジストローラ12に送られる。そして、レジストローラ12は用紙3をレジストし、回転する感光体ドラム27の表面上に形成された可視像の先端と用紙3の先端とが一致するタイミングで用紙3を送り出す。
【0052】
一方、スキャナユニット16では、印刷データから生成されたビットマップデータに基づいてレーザ駆動信号が生成され、この信号に従いレーザ発光部(図示外)にて発生されたレーザ光が、ポリゴンミラー19に対して出射される。ポリゴンミラー19は入射したレーザ光を主走査方向(用紙3の搬送方向と直交する方向)に走査し、fθレンズ20に対して出射する。fθレンズ20は、ポリゴンミラー19で等角速度に走査されたレーザ光を等速度走査に変換する。そして、レーザ光は、2つの反射ミラー21で進行方向を変化されてシリンダーレンズ22入射し、収束された後、もう一つの反射ミラー21を介して感光体ドラム27の表面上で結像される。
【0053】
また、感光体ドラム27は、帯電バイアスが印加された帯電器29によって、その表面電位が約1000Vに帯電される。図中時計方向に回転する感光体ドラム27は、次に、スキャナユニット16からのレーザ光の照射を受ける。レーザ光は用紙3の主走査線上において、現像を行う部分には照射され、行わない部分には照射されないように出射されており、レーザ光の照射を受けた部分(明部)は、その表面電位が約200Vに下がる。そして、感光体ドラム27の回転に伴ってレーザ光が副走査方向(用紙3の搬送方向)にも照射され、レーザ光が照射されなかった部分(暗部)と明部とで、感光体ドラム27表面上には電気的な不可視画像、すなわち静電潜像が形成される。
【0054】
ここで、トナーホッパー34より供給され、供給ローラ33と現像ローラ31との間で正に摩擦帯電されたトナーは、厚みが一定の薄層となるように調整されて現像ローラ31上に担持される。この現像ローラ31には、約400Vの正の現像バイアスが印加されている。現像ローラ31の回転により現像ローラ31上に担持され、かつ、正帯電されているトナーは、感光体ドラム27に対向して接触するときに、感光体ドラム27の表面上に形成されている静電潜像に転移する。すなわち、現像ローラ31の電位は、暗部の電位(+1000V)より低く、明部の電位(+200V)より高いので、トナーは電位の低い明部に対して選択的に転移する。こうして、感光体ドラム27の表面上に、トナーによる現像剤像としての可視像が形成され、現像が行われる。
【0055】
そして、感光体ドラム27と転写ローラ30との間を用紙3が通過する際に、明部の電位(+200V)よりさらに低い、(電圧値にして)約−1000Vの負の定電流である転写順バイアスが転写ローラ30に印加されて、感光体ドラム27表面上に形成された可視像が用紙3上に転写される。
【0056】
トナーが転写された用紙3は、定着器18に搬送される。定着器18は、トナーの載った用紙3に、定着ローラ41による約200℃の熱と加圧ローラ42による圧力とを加え、トナーを用紙3上に溶着させて永久画像を形成する。なお、定着ローラ41と加圧ローラ42とはそれぞれダイオードを介して接地されており、定着ローラ41の表面電位より加圧ローラ42の表面電位が低くなるように構成されている。そのため、用紙3の定着ローラ41側に載置されている正帯電性のトナーは、用紙3を介して加圧ローラ42に電気的に吸引されるので、定着時に定着ローラ41にトナーが引き寄せられることによる画像の乱れが防止されている。
【0057】
トナーが加圧加熱定着された用紙3は、搬送ローラ43によって排紙パス44上を搬送され、印刷面を下向きにして排紙トレイ46に排出される。次に印刷される用紙3も同様に、先に排出された用紙3の上に印刷面を下にして排紙トレイ46に積層される。こうして、利用者は、印刷順に整列された用紙3を得ることができる。
【0058】
このようなレーザプリンタ1において、印刷が開始されてから排紙トレイ46に排紙されるまでの間、用紙3が、その搬送経路上のいずれかの位置にて紙ジャムを発生する場合がある。用紙3が給紙パス13の搬送経路を通過中、収容部57内にその一部を覗かせた状態で紙ジャムが発生した場合、利用者は、前面カバー55を開き、収容部57からプロセスカートリッジ17を取り出した後に紙ジャム処理を行うこととなる。
【0059】
紙ジャム処理では、利用者は、収容部57内に露出したジャム紙を掴み、給紙パス13の搬送経路内からの引き出しを行う。このとき、給紙パス13の搬送経路内に残るジャム紙の一部は、一旦、給紙パス13の終端より収容部57内に引き出されてから収容部57の開口部を介して筐体2の外部に引き出されることとなる。収容部57の開口部は、給紙パス13の外周ガイド13aが収容部57の底面の一部を構成することから、給紙パス13よりも上方に位置する。また、給紙パス13の終端付近では用紙3が筐体2の背面方向に搬送されるように搬送経路が形成されており、収容部57の底面の一部を構成する外周ガイド13aの終端よりも、収容部57の開口部が筐体2の前面側に位置することとなる。したがって、利用者が収容部57内に露出したジャム紙を掴んでその部分を筐体2の外部に向かって移動させる方向は、給紙パス13の搬送経路内に残るジャム紙の一部が引きずられて給紙パス13の終端に向かう方向に対し、コロ15を挟んで鋭角をなすこととなる。すなわち、給紙パス13の搬送経路内のジャム紙の引き出しはコロ15を介して行われることとなり、上記した、利用者がジャム紙を筐体2の外部に向かって移動させる方向が、本発明における「ローラからカバーの開放により開口された筐体の開口部へと向かう被記録媒体」の方向に相当する。また、給紙パス13の搬送経路内に残るジャム紙の一部が引きずられて給紙パス13の終端に向かう方向が、本発明における「ガイド部材に沿ってローラへと向かう被記録媒体」の方向に相当する。
【0060】
前述したように、外周部分が外周ガイド13aの終端から突出するように設けられたコロ15は、収容部57より鋭角に曲げられ引き出されるジャム紙の内側の面に当接される。そして、コロ15がジャム紙の引き出しにあわせて回動されることによって、ジャム紙の内側の面に対する摩擦力が軽減されるので、ジャム紙の引き出しはスムーズに行われる。また、給紙パス13の終端が収容部57内にあるため、比較的大きく構成されているプロセスカートリッジ17を筐体2の外部に取り出すことで、収容部57内に広い空間を確保することができ、利用者による紙ジャム処理は容易となる。もっとも、給紙パス13の終端はプロセスカートリッジ17の構成である現像カートリッジ24の部分に覆われており、収容部57より現像カートリッジ24のみを取り出し可能であれば、そのようにして給紙パス13の終端を露出させ、紙ジャム処理を行うことも可能である。しかし、現像カートリッジ24をドラムカートリッジ23とともにプロセスカートリッジ17として取り出した場合、収容部57内により広い空間を確保することができ、利用者による紙ジャム処理は容易となる。
【0061】
このように、利用者がより容易に紙ジャム処理を行うため、収容部57をその作業空間として兼用することで、レーザプリンタ1の小型化を図ることができる。また、本実施の形態のように前面カバー55を開くことで収容部57の開口部が開放されてプロセスカートリッジ17を取り出し可能とすれば、プロセスカートリッジ17の取り出し方向が筐体2の前面方向となる。一方、給紙パス13の終端より画像形成部5へと向かう用紙3の搬送方向は筐体2の背面方向である。このため、プロセスカートリッジ17の取り出しの際に、給紙パス13の終端より露出したジャム紙がプロセスカートリッジ17の底面などで摺擦され、搬送方向と逆の方向へ戻す方向に力が加えられれば、紙ジャムの状態がさらに悪化することはない。また、その際にジャム紙の搬送方向の先端を筐体2の前面側に向けることもでき、利用者による紙ジャム処理は容易となる。
【0062】
次に、給紙パス13の始端部分、すなわち、給紙ローラ8付近にジャム紙が存在する場合には、利用者は、給紙カセット6を筐体2より引き出して、あるいは、取り外して、紙ジャム処理を行うことも可能である。図2に示すように、給紙パス13の始端は、給紙ローラ8とともに給紙カセット6内に露出されている。このため、給紙カセット6が筐体2より引き出され、あるいは、取り外されれば、給紙パス13の始端や給紙ローラ8に対して筐体2の外部からアクセス可能となる。特に、給紙カセット6が取り外された場合、給紙パス13の始端や給紙ローラ8は、筐体2の外部に対して露出される。給紙ローラ8付近にあるジャム紙は、すなわち、給紙カセット6からピックアップされて給紙パス13の搬送経路内に送り出されている最中に紙ジャムを発生させたものである。したがって、給紙カセット6を取り外すことで、あるいは、引き出すことで、この給紙パス13の始端よりジャム紙の一部が筐体2の外部に露出される状態となる。利用者は、ジャム紙を掴み、給紙パス13より引き出すことが可能となる。
【0063】
以上説明したように、本実施の形態のレーザプリンタ1では、給紙カセット6などに収容された用紙3を画像形成部5へと案内するための給紙パス13の終端に、コロ15が設けられている。コロ15は、給紙パス13の搬送経路内に突出され、Uターン状に搬送される用紙3の外周側の面で摺擦されることによる摩耗から、給紙パス13の終端を保護することができる。
【0064】
コロ15は、給紙パス13を構成する外周ガイド13aの終端に設けられ、その外周ガイド13aの上側の面は、プロセスカートリッジ17の収容部57の底面の一部を構成している。給紙パス13の搬送経路内で紙ジャムが発生した場合、プロセスカートリッジ17が筐体2の前面側より取り出しが行われ、このとき確保された収容部57内の広い空間を利用して、給紙パス13より露出した用紙3を筐体2の前面側から外部へと引き出すことができる。そして、その給紙パス13の終端の位置では、用紙3の搬送方向と、ジャム紙の引き出し方向とがコロ15を挟んで鋭角をなすが、ジャム紙の内側の面がコロ15に当接された状態で引き出されるため、紙ジャム処理の途中でジャム紙が破れたりするトラブルが防止されている。
【0065】
外周ガイド13aへのコロ15の取り付けにおいて、給紙パス13を搬送される用紙3の搬送方向と直交し、かつ、その用紙3の平面方向に略平行な方向に、コロ15の軸の取り付けが行われる。このため、用紙3の搬送時や紙ジャム処理時に用紙3に当接するコロ15が、用紙3から受ける外力によって外れたりすることはない。
【0066】
また、給紙パス13の始端と、給紙パス13へ用紙3を送る給紙ローラ8とは、給紙カセット6内に露出されている。この給紙ローラ8付近で紙ジャムが発生した場合、筐体2から給紙カセット6を取り外すことにより、あるいは、引き出すことで、この給紙パス13の始端よりジャム紙の一部が筐体2の外部に露出される状態となる。このため、紙ジャム処理を行いやすくすることができる。
【0067】
また、搬送ローラ11とは異なって、コロ15には駆動モータ(図示外)からの駆動力が伝達されていない。このため、紙ジャム処理時に引き出されるジャム紙に当接したコロ15は、自由に回転することができる。したがって、ジャム紙に大きな負荷がかからないので、紙ジャム処理の途中でジャム紙が破れたりするトラブルが防止され、また、ジャム紙の引き出しをスムーズに行うことができる。
【0068】
なお、本発明は各種の変形が可能なことはいうまでもない。例えば、給紙パス13の終端にコロ15を複数個を設けたが、用紙3の全幅にわたる長さの1個のコロ15が設けられていてもよく、あるいは、さらに多くてもよい。また、給紙パス13の搬送経路内からのジャム紙の引き出し方向と、用紙3の搬送方向であってそのジャム紙が引きずられる方向とのなす角が鋭角であるとしたが、ジャム紙の引き出しの際にジャム紙の一面がコロ15に当接しながら引き出される状態であれば、ジャム紙の破れを防止することが可能である。
【0069】
また、コロ15の外周ガイド13aへの取り付け方法は、本実施の形態の方法に限らず、例えば、図4において、あらかじめコロ支持部100へ取り付けられる向きにコロ15の軸を向けた状態で、図中+Y方向から−Y方向へ向かって軸支持突起102,103に嵌め込むようにして、さらに軸規制突起101,104およびストッパ105の構成を省き、軸の両端を軸規制突起106の左右の壁面にそれぞれ当接させてもよい。この場合、その切欠の入口付近に軸抜けを防止する突起を設けるとよい。また、例えば、コロ15の本体をコロ支持部100の取り付け位置にあらかじめ仮固定した状態で、切欠ではなく貫通孔が設けられた軸支持突起に対し、図中X軸方向に、コロ15の軸を嵌め込むようにしてもよい。
【0070】
また、コロ15は、給紙パス13や排紙パス44などに設けられる他のコロと同一のものを使用してもよい。そのためにはコロ支持部100の構成を、そのようなコロが取り付け可能となるようにすればよい。このようにすれば、コロ15として新規の部品を設定する必要がなく、生産コストを削減することができる。
【0071】
また、画像形成装置の一例としてレーザプリンタを挙げたが、その他、インクジェットプリンタや複写機など、被記録媒体を画像形成手段へと搬送するガイド部材を備えた画像形成装置であれば、好適に実施することが可能である。
【0072】
【発明の効果】
以上説明したように、請求項1に係る発明の画像形成装置では、紙ジャムが発生した場合にガイド部材の終端からジャム紙を引き出す際、被記録媒体がローラに当接しつつ引き出されるので破れにくく、紙ジャム処理が容易になる。
【0073】
また、請求項2に係る発明の画像形成装置では、請求項1に係る発明の効果に加え、紙ジャムが発生した場合にジャム紙を引き出すために開くカバーが筐体前面側にあるので、ジャム紙に接触しやすく紙ジャム処理を行いやすい。
【0074】
また、請求項3に係る発明の画像形成装置では、請求項1または2に係る発明の効果に加え、紙ジャムの処理の際にローラを支点として被記録媒体が鋭角に曲げられて引き出されるので、ローラがない場合にはジャム紙が破れやすくなってしまうが、ローラが設けられたことでジャム紙が破れにくく、紙ジャム処理が容易となる。
【0075】
また、請求項4に係る発明の画像形成装置では、請求項1乃至3のいずれかに係る発明の効果に加え、ローラには、被記録媒体の搬送の際やジャム紙の引き出しの際に、その軸方向と直交する方向に外力が加わることが多いが、その外力の方向がローラの取り付け方向および取り外し方向と直交するので、ローラが脱落しにくい。
【0076】
また、請求項5に係る発明の画像形成装置では、請求項1乃至4のいずれかに係る発明の効果に加え、ローラが被記録媒体の全幅にわたって設けられているので、紙ジャム処理時にガイド部材の終端にジャム紙が引っかかりにくく、紙ジャム処理が容易となる。
【0077】
また、請求項6に係る発明の画像形成装置では、請求項1乃至5のいずれかに係る発明の効果に加え、ガイド部材がUターン状の経路を有することで、筐体内における被記録媒体の搬送の経路を立体的に構成することができ、装置の小型化を図ることができる。
【0078】
また、請求項7に係る発明の画像形成装置では、請求項1乃至6のいずれかに係る発明の効果に加え、ガイド部材の搬送経路内に露出されたローラに被記録媒体の先端が当接することによって、その搬送方向が修正されるので、ガイド部材の終端部分が被記録媒体の一方の面で摺擦されて摩耗することを防止することができる。
【0079】
また、請求項8に係る発明の画像形成装置では、搬送経路を搬送される被記録媒体が、常に、ガイド部材の終端のローラに当接されるようにしたことで、ガイド部材の終端に対して被記録媒体が摺擦することはなく、その部分の摩耗を防止することができる。
【0080】
また、請求項9に係る発明の画像形成装置では、請求項1乃至8のいずれかに係る発明の効果に加え、ガイド部材は筐体内部に固定的に設けられており、非固定の場合と比べ可動のための部品を必要とせず、その構造を容易とすることができる。また、紙ジャム処理時に被記録媒体を引き出す際に、固定されているために被記録媒体を引き出し方向に真っ直ぐ引き出すことができず、被記録媒体の破れが懸念されるが、ローラを設けたことでその破れを防止することができる。
【0081】
また、請求項10に係る発明の画像形成装置では、請求項1乃至9のいずれかに係る発明の効果に加え、紙ジャムの発生時に、現像カートリッジを筐体から離脱させることでガイド部材の終端が開放されてジャム紙を確認できるので、紙ジャム処理を容易に行うことができる。また、現像カートリッジが収容されていた部分を開放して筐体内に手など挿入することができるので、紙ジャム処理を行いやすくなる。
【0082】
また、請求項11に係る発明の画像形成装置では、請求項10に係る発明の効果に加え、紙ジャムの発生時に、現像カートリッジとともに画像形成手段を筐体から離脱させることで、ガイド部材の終端が開放されてジャム紙を確認できるので、紙ジャム処理を容易に行うことができる。また、画像形成手段と現像カートリッジとが収容されていた部分を開放して筐体内に手などを挿入することができるので、紙ジャム処理を行いやすくなる。
【0083】
また、請求項12に係る発明の画像形成装置では、請求項6乃至11に係る発明の効果に加え、紙ジャムの発生時に、用紙カセットを筐体から離脱させることで、ガイド部材の始端と供給手段とが露出されてジャム紙を確認できるので、紙ジャム処理を容易に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】レーザプリンタ1の中央断面図である。
【図2】フィーダ部4付近の部分拡大断面図である。
【図3】給紙パス13の外周ガイド13aの終端付近を斜め前方から見た斜視図である。
【図4】コロ15のコロ支持部100を斜め前方から見た斜視図である。
【図5】コロ15のコロ支持部100を斜め前方から見た斜視図である。
【図6】コロ15のコロ支持部100を斜め前方から見た斜視図である。
【符号の説明】
1 レーザプリンタ
2 筐体
3 用紙
5 画像形成部
6 給紙カセット
8 給紙ローラ
13 給紙パス
13a 外周ガイド
13b 内周ガイド
15 コロ
17 プロセスカートリッジ
23 ドラムカートリッジ
24 現像カートリッジ
55 前面カバー
100 コロ支持部

Claims (12)

  1. 筐体内部に設けられ、被記録媒体上に画像を形成する画像形成手段へ向かう前記被記録媒体の一方の面をガイドする第1ガイド、および、他方の面をガイドする第2ガイドからなるガイド部材と、
    前記ガイド部材における前記被記録媒体の搬送方向の終端から、前記被記録媒体を前記筐体の外部へ引き出し可能とするため、前記筐体に開閉可能に設けられたカバーと、
    前記カバーを開放して前記被記録媒体を引き出す際に、前記被記録媒体が当接されるように、前記第1ガイドの終端に設けられたローラと
    を備えたことを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記カバーは、前記筐体の前面側に設けられ、
    前記被記録媒体は、前記ガイド部材に沿って、前記筐体の前面側より背面側へと搬送されることを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記被記録媒体が引き出される際に、前記ガイド部材に沿って前記ローラへと向かう被記録媒体と、前記ローラから前記カバーの開放により開口された前記筐体の開口部へと向かう被記録媒体とがなす角度は、鋭角であることを特徴とする請求項1または2に記載の画像形成装置。
  4. 前記第1ガイドの終端に設けられ、前記ローラの軸方向が、前記被記録媒体の搬送方向に直交し、かつ、前記被記録媒体の面に対して平行となる状態で、前記ローラを支持するローラ支持部を備え、
    前記ローラが前記ローラ支持部に取り付けられる際には、前記ローラが前記ローラ支持部に支持された際におけるその軸方向に沿って、前記ローラ支持部の支持位置へ向かってスライドされることによって取り付けられ、前記ローラが前記ローラ支持部より取り外される際には、その取り付けの際とは逆の方向へ向かって前記ローラがスライドされることによって取り外されることを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の画像形成装置。
  5. 前記ローラは、前記被記録媒体の全幅にわたって設けられていることを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載の画像形成装置。
  6. 前記ガイド部材の始端にて、前記ガイド部材に前記被記録媒体を供給する供給手段を備え、
    前記ガイド部材は、前記供給手段によって前記筐体の背面側から前面側に向かって供給される前記被記録媒体の搬送方向を前面側から背面側へ変化させるように案内するUターン状の経路を形成することを特徴とする請求項1乃至5のいずれかに記載の画像形成装置。
  7. 前記被記録媒体が前記ガイド部材に沿って搬送される際に、前記被記録媒体の前記一方の面が前記ローラに当接するように、前記ローラの一部が前記被記録媒体の搬送経路に露出していることを特徴とする請求項1乃至6のいずれかに記載の画像形成装置。
  8. 前記被記録媒体が前記ガイド部材の終端部分を通過する際、前記被記録媒体の前記一方の面が、常に、前記ローラに当接することを特徴とする請求項7に記載の画像形成装置。
  9. 前記第1ガイドと、前記第2ガイドとは、前記筐体内部にそれぞれ固定されていることを特徴とする請求項1乃至8のいずれかに記載の画像形成装置。
  10. 前記筐体の開口部から着脱可能に装着され、少なくとも前記画像形成手段に供給する現像剤を収容する現像カートリッジを備え、
    前記筐体から前記現像カートリッジを離脱させることで、前記ガイド部材の終端を通過した前記被記録媒体の搬送経路が露出することを特徴とする請求項1乃至9のいずれかに記載の画像形成装置。
  11. 前記画像形成手段は、前記現像カートリッジとともに着脱可能に構成されたことを特徴とする請求項10に記載の画像形成装置。
  12. 前記筐体の底部に着脱可能に装着され、前記供給手段によって前記ガイド部材に供給される前記被記録媒体を収容するための給紙カセットを備え、
    前記筐体から前記給紙カセットを離脱させることで、前記被記録媒体の搬送方向における前記ガイド部材の始端を通過する前の前記被記録媒体の搬送経路が露出することを特徴とする請求項6乃至11に記載の画像形成装置。
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