JP4746666B2 - 画像形成装置 - Google Patents

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Description

本発明は、レーザプリンタなどの画像形成装置に関する。
レーザプリンタなどの画像形成装置では、感光ドラムや現像器を備えるプロセスカートリッジが装置本体に対して着脱自在に装着されている。装置本体には、その所定面に着脱口が形成されており、この着脱口を開閉するためのカバーが設けられている。このカバーは、装置本体の所定面に沿って延びる軸を中心に回動自在に支持されており、軸を中心にカバーを回動させて開くと、着脱口が開放され、この開放された着脱口から、プロセスカートリッジを直線状に抜き出したり、装着したりすることができる。また、軸を中心にカバーを閉じると、カバーによって着脱口が閉鎖される(たとえば、特許文献1参照)。
特開2001−356548号公報
しかるに、このような構成では、カバーを大きく開かなければ、カートリッジを装置本体に対して着脱させることができない。カバーを大きく開けるためには、装置本体の周囲に広いスペース(空間)が必要となるから、画像形成装置は、その設置に必要なスペースよりも広いスペースを専有する。そのため、画像形成装置の設置場所が制約されてしまう。
そこで、本発明の目的は、設置場所の自由度を増すことができる画像形成装置を提供することにある。
上記の目的を達成するため、請求項1に記載の発明は、画像形成装置において、所定面にカートリッジ着脱口を有する本体ケーシングと、互いに対向する一方面および他方面を有する筐体を備え、前記カートリッジ着脱口を介して、前記本体ケーシングに対して着脱可能に装着されるカートリッジと、前記カートリッジ着脱口を横切り、前記本体ケーシングの外部において前記所定面と平行な平面に漸近する着脱経路に沿って、前記カートリッジが着脱されるように、前記カートリッジの着脱を案内する案内手段と、を備え、前記着脱経路は、前記カートリッジ着脱口を横切り、前記本体ケーシングの外部において前記所定面に沿う方向となる湾曲状をなし、前記一方面および前記他方面の前記カートリッジの着脱方向に沿う断面形状は、前記着脱経路に沿うように、同心円弧状に形成されていることを特徴としている。
このような構成によると、カートリッジの着脱経路が円弧状をなしていれば、その着脱経路に沿ってカートリッジをスムーズに着脱させることができる。また、カートリッジの着脱方向に直交する方向における着脱経路の幅を縮小することができるので、画像形成装置の本体ケーシングの小型化を図ることができる。そのため、画像形成装置の設置場所の自由度を増すことができる。さらにまた、カートリッジの着脱経路が筐体の形状に沿っていれば、筐体を着脱経路の周囲に配置される部材に接触するサイズにまで大きく形成しても、筐体を画像形成装置に対してスムーズに着脱させることができる。そのため、筐体を大型にすることができ、たとえば、筐体内に現像剤が収容される場合には、その筐体内に収容される現像剤量を増やすことができる。
請求項1に記載の発明によれば、画像形成装置の本体ケーシングに対するカートリッジのスムーズな着脱を確保することができながら、画像形成装置の設置場所の自由度を増すことができる。また、筐体内に現像剤が収容される場合に、その筐体内に収容される現像剤量を増やすことができる。
(第1実施形態)
1.複合機外観構成
図1は、本発明の第1実施形態に係る複合機の外観を示す斜視図である。
この画像形成装置としての複合機1は、プリンタ2と、プリンタ2の上方に配置されるスキャナとしてのフラットベッドスキャナ3とを備え、プリンタ2によるプリント機能、フラットベッドスキャナ3によるスキャナ機能およびこれら機能の組み合わせによるコピー機能などを有している。そして、この複合機1は、机の上などに設置して使用することができる卓上型の複合機であって、全体として、その外観形状が上面の面積よりも底面の面積の方が小さい逆四角錐台形状をなし、設置面Fにおける設置面積S1が設置面Fへの投影面積S2よりも小さくなるように形成されている。
2.プリンタ全体構成
図2、図3および図4は、複合機1の内部構成を示す側断面図である。
プリンタ2は、中間転写タンデムタイプのカラーレーザプリンタであって、本体ケーシング4と、この本体ケーシング4に設けられる、給紙部5、エンジン部6および排紙部7とを備えている。
<本体ケーシング>
本体ケーシング4は、硬質の樹脂からなり、下部ケーシング8およびカバーとしての上部ケーシング9に分割して構成されている。
図1〜図4に示すように、下部ケーシング8は、矩形状の底板10と、この底板10の周縁から外側に拡がりつつ上方に延びる側板11とを一体的に備えている。これにより、この下部ケーシング8の正面12、背面13および両側面14は、それぞれ、底板10の各辺に接続される下端縁の長さが上端縁の長さよりも短い側面視逆台形状に形成され、底板10の各辺から外側斜め上方に延びている。また、下部ケーシング8の所定面としての上面107には、後述するプロセスカートリッジ25を着脱させるためのカートリッジ着脱口34が形成されている。さらに、下部ケーシング8には、正面12の下部に、水平方向に長い長方形状の排紙突出口15が形成されている。
上部ケーシング9は、四角枠状に形成され、下部ケーシング8の上方に設けられている。この上部ケーシング9の正面16、背面17および両側面18は、それぞれ下部ケーシング8の正面12、背面13および両側面14と同一平面上に形成され、正面12、背面13および両側面14に対して水平方向における段差なく連続している。
また、上部ケーシング9の背面17の下端部には、下部ケーシング8の背面13の上端縁に沿って延びるカバー軸としての回動軸19が挿通されており、上部ケーシング9は、その回動軸19に回動自在に支持されている。これにより、上部ケーシング9は、正面16、背面17および両側面18の各下端縁がそれぞれ下部ケーシング8の正面12、背面13および両側面14の各上端縁に当接する閉位置(図2に示す位置)と、回動軸19を中心に回転して、正面16側が上方に持ち上がった開位置(図4に示す位置)とに開閉可能に設けられている。
なお、以下の説明において、下部ケーシング8の正面側(図2における左側)を前側、その反対側の背面側(図2における右側)を後側とする。
<給紙部>
図2〜図4に示すように、給紙部5は、上部ケーシング9内の上部に配置されている。この給紙部5は、用紙Pが収容される用紙収容凹部20と、用紙収容凹部20内に配置される用紙押圧板21と、用紙収容凹部20の後端部下方に配置される給紙ローラ22とを備えている。
用紙収容凹部20は、上側が開放される凹状の有底枠体をなし、上部ケーシング9に固定されている。
用紙押圧板21は、用紙収容凹部20内において、前後方向途中から後端部にわたって設けられている。この用紙押圧板21は、前端部が、フラットベッドスキャナ3の下面に回転可能に支持されるとともに、後端部の上面が、押圧ばね23によって下方に付勢されている。
給紙ローラ22は、用紙押圧板21の後端部と対向配置されている。
この給紙部5においては、用紙収容凹部20内に、用紙Pがほぼ水平に横たえた状態で収容される。そして、用紙押圧板21の後端部が、最上位の用紙Pの上面の後端部に当接し、押圧ばね23の付勢力によって、最下位の用紙Pの下面の後端部が、給紙ローラ22と接触するように押圧されている。給紙ローラ22が回転されると、給紙ローラ22に接触している最下位の用紙Pがエンジン部6へ向けて給紙される。
<エンジン部>
エンジン部6は、走査ユニット24、プロセスカートリッジ25、転写部26、定着部27および搬送パス28を備えている。
A.走査ユニット
走査ユニット24は、上部ケーシング9内において、給紙部5の下方に配置されている。走査ユニット24は、図示しないレーザ発光部および複数のレンズ、回転駆動されるポリゴンミラー29、複数の反射鏡30などを備えている。
そして、走査ユニット24では、レーザ発光部から発光される画像データに基づくレーザビームを、ポリゴンミラー29で偏向走査し、複数のレンズおよび複数の反射鏡30に順次通過または反射させて、矢印で示すように、各プロセスカートリッジ25の後述する感光ドラム38の表面に照射する。
B.プロセスカートリッジ
プロセスカートリッジ25は、複数色(4色)のトナーの各色ごとに設けられ、下部ケーシング8内の上部において、前後方向(水平方向)に並列的に配置されている。より具体的には、プロセスカートリッジ25は、イエロープロセスカートリッジ25Y、マゼンタプロセスカートリッジ25M、シアンプロセスカートリッジ25Cおよびブラックプロセスカートリッジ25Kの4つからなる。下部ケーシング8内の上部には、5つの案内手段としての案内部材31が前後方向に互いに間隔を隔てて並列配置されており、これらの案内部材31の各間にプロセスカートリッジ25が1つずつ配置されている。
各案内部材31は、下部ケーシング8の上下方向中央部から上端部にわたって設けられている。また、各案内部材31は、前後方向において互いに対向する前案内面32および後案内面33を有している。これらの前案内面32および後案内面33は、断面形状が後側(背面側)に凸となるように湾曲した同心円弧状に形成されている。そして、互いに隣り合う1対の案内部材31において、前側の案内部材31の後案内面33と後側の案内部材31の前案内面32との間に、プロセスカートリッジ25が配置され、この状態で、プロセスカートリッジ25の後述する筐体36の前円弧面41が、前側の案内部材31の後案内面33と接触状に対向し、その筐体36の後円弧面42が、後側の案内部材31の前案内面32と接触状に対向する。
各プロセスカートリッジ25は、図4に示すように、上部ケーシング9が開位置に開かれると、下部ケーシング8の上面107のカートリッジ着脱口34から露出する。そして、各プロセスカートリッジ25は、筐体36がその前後に対向する案内部材31と摺擦することにより、案内部材31に案内されて、図4に破線で示すように、カートリッジ着脱口34を横切り、下部ケーシング8の外部において下部ケーシング8の上面107と平行な平面Hに漸近する着脱経路35に沿って、下部ケーシング8に対して着脱される。より具体的には、着脱経路35は、カートリッジ着脱口34を横切り、下部ケーシング8の外部において下部ケーシング8の上面107に沿う方向、つまり水平方向となる湾曲状(この実施形態では、円弧状)に形成されており、各プロセスカートリッジ25は、案内部材31の案内によって、その着脱経路35に沿って着脱される。
図5は、プロセスカートリッジ25の側断面図である。
図5を参照して、各プロセスカートリッジ25は、筐体36と、この筐体36から外部に突出する取っ手361と、筐体36内に、プロセス部材としての、現像カートリッジ37、感光ドラム38、スコロトロン型帯電器39およびドラムクリーニングローラ40とを備えている。
なお、以下のプロセスカートリッジ25の説明では、プロセスカートリッジ25が下部ケーシング8に装着された状態を上下の基準とする。
筐体36は、外形が着脱経路35(図4参照)に沿うように湾曲した形状に形成されている。具体的には、筐体36は、上面362と、断面形状が円弧状に形成された一方面としての前円弧面41と、この前円弧面41と前後方向に間隔を隔てて対向し、断面形状が前円弧面41の断面円弧状の中心Cを中心とする同心円弧状に形成された他方面としての後円弧面42と、前円弧面41および後円弧面42の各幅方向(前後方向および上下方向に直交する方向)両端縁を連結する両側面43とを有している。
取っ手361は、筐体36の上面362から上方に突出し、幅方向に延びるように形成されている。この取っ手361は、その前面および後面に湾曲した凹状に窪む把持用凹部363を有し、その把持用凹部363の先端側には、手で掴むことのできる断面楕円形状の掴み部364が形成されている。プロセスカートリッジ25を下部ケーシング8に対して着脱させるときには、両把持用凹部363に指を掛けて、掴み部364を掴むことによって、プロセスカートリッジ25の着脱過程において、プロセスカートリッジ25の姿勢が変化しても、プロセスカートリッジ25を確実に支持することができ、そのプロセスカートリッジ25の移動を安定して操作することができる。
現像カートリッジ37は、筐体36の上部に装着され、トナー収容部44、供給ローラ45、現像ローラ46および層厚規制ブレード47を備えている。
トナー収容部44は、現像カートリッジ37の上側の内部空間として形成されており、トナー収容部44内を攪拌するアジテータ48を備えている。
また、トナー収容部44には、各プロセスカートリッジ25ごとに、イエロープロセスカートリッジ25Yにはイエロー、マゼンタプロセスカートリッジ25Mにはマゼンタ、シアンプロセスカートリッジ25Cにはシアン、および、ブラックプロセスカートリッジ25Kにはブラックの色を有する正帯電性の非磁性1成分のトナーがそれぞれ充填されている。
このトナーは、重合性単量体、たとえば、スチレンなどのスチレン系単量体や、アクリル酸、アルキル(C1〜C4)アクリレート、アルキル(C1〜C4)メタアクリレートなどのアクリル系単量体を、懸濁重合などの公知の重合方法によって共重合させることにより得られる略球形の重合トナーが使用されている。なお、このようなトナーには、各色に対応した着色剤やワックスが配合され、シリカなどの外添剤を添加することによって流動性の向上が図られており、その粒子径は、約6〜10μm程度とされている。
そして、トナー収容部44のトナーは、トナー収容部44に設けられたアジテータ48の回転および撹拌によって、トナー収容部44の下側に開口されたトナー供給口から供給ローラ45に向けて放出される。
供給ローラ45は、トナー供給口の下方において、幅方向に延び、現像カートリッジ37に回転可能に設けられている。この供給ローラ45は、金属製のローラ軸と、そのローラ軸を被覆する導電性のスポンジローラとを備えている。
現像ローラ46は、供給ローラ45のさらに下方において、幅方向に延び、供給ローラ45と対向するように回転可能に設けられている。現像ローラ46は、供給ローラ45がある程度圧縮される状態で、供給ローラ45と接触している。
現像ローラ46は、金属製のローラ軸と、そのローラ軸を被覆する導電性のゴムローラとを備えている。より具体的には、現像ローラ46のゴムローラは、カーボン微粒子などを含む導電性のウレタンゴム、シリコーンゴムまたはEPDMゴムなどからなる弾性ローラと、その弾性ローラの表面に被覆される、ウレタンゴム、ウレタン樹脂、ポリイミド樹脂などが主成分とされるコート層との2層から形成されている。また、この現像ローラ46は、その下側部分が現像カートリッジ37の下側部分に形成される開口部49から露出するように配置され、現像時には、図示しない電源から現像バイアスが印加される。
層厚規制ブレード47は、金属の板ばね材からなるブレード本体の先端部に、絶縁性のシリコーンゴムからなる断面半円形状の押圧部を備えており、ブレード本体の一端部が、現像カートリッジ37の開口部49の周縁部に支持され、押圧部がブレード本体の弾性力によって現像ローラ46の表面に圧接されるように、設けられている。
そして、トナー供給口から放出されるトナーは、供給ローラ45の回転により、現像ローラ46に供給され、このとき、供給ローラ45と現像ローラ46との間で正極性に摩擦帯電され、さらに、現像ローラ46の上に供給されたトナーは、現像ローラ46の回転に伴って、層厚規制ブレード47の押圧部と現像ローラ46との間に進入し、一定厚さの薄層として現像ローラ46の上に担持される。
感光ドラム38は、現像ローラ46の下方において、その現像ローラ46と接触するような状態で、筐体36に回転可能に設けられている。感光ドラム38は、ドラム本体が接地されるとともに、その表面が、ポリカーボネートを主成分とする有機感光体の感光層によって形成されている。また、感光ドラム38は、その下側部分が筐体36の開放された下面から露出するように配置されている。
スコロトロン型帯電器39は、筐体36に取り付けられて、感光ドラム38の後方やや上側に、感光ドラム38と接触しないように間隔を隔てて配置されている。このスコロトロン型帯電器39は、タングステンの帯電ワイヤからコロナ放電を発生させる正帯電性のスコロトロン型帯電器であり、感光ドラム38の表面を一様に正極性に帯電させる。
ドラムクリーニングローラ40は、感光ドラム38の回転方向におけるスコロトロン型帯電器39の上流側において、感光ドラム38と接触するように、プロセスカートリッジ25に回転可能に設けられている。ドラムクリーニングローラ40は、金属製のローラ軸と、そのローラ軸を被覆する導電性のゴムローラとを備え、クリーニング時には、図示しない電源からクリーニングバイアスが印加される。
そして、プロセスカートリッジ25では、各色のトナーは、次のように露光および現像される。すなわち、まず、感光ドラム38の回転によって、その感光ドラム38の表面が、スコロトロン型帯電器39により一様に正帯電された後、走査ユニット24からのレーザビームの走査により露光され、画像データに基づく静電潜像が形成される。次いで、現像ローラ46の回転により、現像ローラ46の上に担持されかつ正帯電されているトナーが、感光ドラム38に対向して接触するときに、感光ドラム38の表面に形成されている静電潜像、すなわち、一様に正帯電されている感光ドラム38の表面のうち、レーザビームの走査により露光され電位が下がっている部分に供給され、選択的に担持されることによってトナー像が形成され、これによって反転現像が達成される。
なお、図2〜図4においては、図面が煩雑になるのを避けるために、プロセスカートリッジ25の各部に参照符号を付すことを省略しており、それらの各部については、図5において各部に付された符号が参照される。
C.転写部
転写部26は、図2〜4に示すように、下部ケーシング8内において、前後方向に沿って並列配置される各プロセスカートリッジ25と対向するように、各プロセスカートリッジ25の下方に配置されている。転写部26は、中間転写ユニット50と、ベルトクリーナユニット51とを備えている。
中間転写ユニット50は、前後方向に沿って並列配置される各感光ドラム38と対向するように、前後方向に沿って設けられ、駆動ローラ52と、従動ローラ53と、転写ベルト54と、1次転写ローラ55と、2次転写ローラ56とを備えている。
駆動ローラ52は、最後位のブラックプロセスカートリッジ25Kの感光ドラム38の後方に配置されている。従動ローラ53は、最前位のイエロープロセスカートリッジ25Yの感光ドラム38の前方に配置されている。
転写ベルト54は、カーボンなどの導電性粒子が分散された導電性のポリカーボネートやポリイミドなどからなり、駆動ローラ52と従動ローラ53との間に巻回されている。転写ベルト54は、巻回状態の上側外面が、各プロセスカートリッジ25の感光ドラム38のすべてと接触するように配置されている。
そして、駆動ローラ52の駆動により、従動ローラ53が従動され、転写ベルト54が、これら駆動ローラ52と従動ローラ53との間を、各プロセスカートリッジ25の感光ドラム38と接触する上側外面において、感光ドラム38と同方向に回転するように、周回移動される。
1次転写ローラ55は、巻回状態の転写ベルト54内において、各プロセスカートリッジ25の感光ドラム38と、転写ベルト54を挟んで対向するように、それぞれ設けられている。1次転写ローラ55は、金属製のローラ軸と、その金属製のローラ軸に被覆される導電性のゴムローラとを備えている。また、1次転写ローラ55は、転写ベルト54の上側内面と接触するように配置され、その接触面において、転写ベルト54の周回移動方向と同方向に回転するように設けられており、転写時には、図示しない電源から1次転写バイアスが印加される。
2次転写ローラ56は、巻回状態の転写ベルト54の外側であって、駆動ローラ52の後方において、その駆動ローラ52と転写ベルト54を挟んで対向するように設けられている。2次転写ローラ56は、金属製のローラ軸と、その金属製のローラ軸に被覆される導電性のゴムローラとを備えている。また、2次転写ローラ56は、転写ベルト54の後側外面と接触するように配置され、その接触面において、転写ベルト54の周回移動方向と同方向に回転するように設けられており、転写時には、図示しない電源から2次転写バイアスが印加される。
ベルトクリーナユニット51は、転写ベルト54における各感光ドラム38の反対側(下側)であって、駆動ローラ52と従動ローラ53との間に配置されている。ベルトクリーナユニット51は、クリーニングブラシ57、回収ローラ58および回収ボックス59を備えている。
クリーニングブラシ57は、金属製のブラシ軸と、その金属製のブラシ軸の周りに設けられる導電性のブラシとを備えている。このクリーニングブラシ57は、転写ベルト54の下側外面と接触するように配置され、その接触部において、転写ベルト54の周回移動方向と同方向に回転するように、ベルトクリーナユニット51に回転可能に設けられており、クリーニング時には、図示しない電源から1次クリーニングバイアスが印加される。
回収ローラ58は、金属製のローラ軸と、その金属製のローラ軸に被覆される導電性のゴムローラとを備えている。この回収ローラ58は、クリーニングブラシ57の後側において、クリーニングブラシ57と接触するように配置され、ベルトクリーナユニット51に回転可能に設けられており、クリーニング時には、図示しない電源から2次クリーニングバイアスが印加される。
回収ボックス59は、回収ローラ58の後方に配置され、その回収ローラ58と対向する部分が開口されており、その開口部分の近傍に、回収ローラ58の表面に圧接されるスクレーパが設けられている。
D.定着部
定着部27は、下部ケーシング8内において、中間転写ユニット50の駆動ローラ52と2次転写ローラ56との間の2次転写位置に対して下方に配置されている。定着部27は、第1加熱ローラ60および第2加熱ローラ61を備えている。
第1加熱ローラ60は、下部ケーシング8において回転可能に支持され、アルミニウムなどの金属素管と、その金属素管内に配置されるハロゲンランプとを備えている。なお、金属素管の外周面には、トナーの付着を防止するための表面処理が施されている。
第2加熱ローラ61は、定着部27を通過する用紙Pを前後方向に挟んで、第1加熱ローラ60の後方において対向配置されている。この第2加熱ローラ61も、アルミニウムなどの金属素管と、その金属素管内に配置されるハロゲンランプとを備えており、第1加熱ローラ60を押圧するように、下部ケーシング8において回転可能に支持されている。
E.搬送パス
搬送パス28は、下部ケーシング8において、給紙部5から、最後位のブラックプロセスカートリッジ25Kの後方を下方に向けて横切り、定着部27の第1加熱ローラ60と第2加熱ローラ61との間を通過して、排紙部7に至る経路として形成されている。
搬送パス28において、給紙部5と2次転写位置との間には、1対のレジストローラ62が設けられている。また、その1対のレジストローラ62と給紙部5との間には、1対の搬送ローラ63が設けられ、さらに、定着部27と排紙部7との間には、1対の搬送ローラ64が設けられている。
F.エンジン部における画像形成
そして、給紙部5から給紙された用紙Pは、搬送パス28において、上方から下方に向けて搬送され、レジストローラ62によるレジスト後に、2次転写位置に向けて搬送される。
一方、転写部26では、駆動ローラ52の駆動および従動ローラ53の従動により、転写ベルト54が周回移動され、その周回移動される転写ベルト54の上には、各感光ドラム38とそれに対向する1次転写ローラ55との間の1次転写位置を通過するときに、各感光ドラム38に形成されている各色のトナー像が順次転写され、これにより、転写ベルト54の上にカラー画像が形成される。
すなわち、たとえば、イエロープロセスカートリッジ25Yの感光ドラム38の上に形成されたイエローのトナー像が、転写ベルト54に転写されると、次いで、マゼンタプロセスカートリッジ25Mの感光ドラム38の上に形成されたマゼンタのトナー像が、既にイエローのトナー像が転写されている転写ベルト54に重ねて転写され、以下同様の転写動作により、シアンプロセスカートリッジ25Cによって形成されるシアンのトナー像、ブラックプロセスカートリッジ25Kによって形成されるブラックのトナー像が重ねて転写され、これによって、転写ベルト54上にカラー画像が形成される。
そして、レジスト後に2次転写位置に向けて搬送された用紙Pが、駆動ローラ52と2次転写ローラ56との間を通過するときに、転写ベルト54の上に形成されたカラー画像が、用紙Pに一括転写される。
その後、カラー画像が形成された用紙Pは、定着部27に搬送され、第1加熱ローラ60および第2加熱ローラ61によって、その用紙Pの上に転写されたカラー画像を、用紙Pがこれら第1加熱ローラ60および第2加熱ローラ61との間を通過する間に熱定着させる。熱定着された用紙Pは、搬送ローラ64によって、排紙部7に搬送される。これによって、複合機1のプリント機能が達成される。
なお、用紙Pに各色のトナー像が転写された後に、感光ドラム38の表面に残留したトナーは、ドラムクリーニングローラ40によって一時的に捕捉され、非画像形成時に感光ドラム38上に戻されて、現像ローラ46によって回収されることにより、再度現像に使用される。
また、用紙Pにカラー画像が転写された後に、転写ベルト54の表面に付着した用紙Pからの紙粉は、クリーニングブラシ57と対向したときに、クリーニングブラシ57に印加される1次クリーニングバイアスによって、クリーニングブラシ57に付着される。その後、クリーニングブラシ57に付着されたトナーは、回収ローラ58と対向したときに、回収ローラ58に印加される2次クリーニングバイアスによって、回収ローラ58に付着され、次いで、スクレーパによって掻き取られた後、回収ボックス59に回収される。
<排紙部>
排紙部7は、下部ケーシング8内の最下部に配置されている。これにより、下部ケーシング8には、上方から順に、プロセスカートリッジ25、転写部26、定着部27および排紙部7が配置されている。さらに、本体ケーシング4においては、上方から順に、給紙部5、エンジン部6および排紙部7が配置され、複合機1の全体においては、上方から順に、フラットベッドスキャナ3、給紙部5、エンジン部6および排紙部7が配置されている。
排紙部7は、排紙ローラ65と、排紙保持部66とを備えている。
排紙ローラ65は、定着部27の下方であって、搬送パス28の下流側端部に配置されている。排紙ローラ65は、1対のローラからなり、定着部27においてカラー画像が熱定着された用紙Pを排紙保持部66に向けて排紙する。
排紙保持部66は、下部ケーシング8の底部において、排紙される用紙Pを収容するために、前後方向に延びる空間を区画するように形成されている。この排紙保持部66の前後方向の長さは、用紙収容凹部20に収容可能な最大の用紙P(たとえば、A4サイズの用紙P)の搬送方向の長さ(縦の長さ)よりも短く形成されており、下部ケーシング8の正面12の下部に形成されている排紙突出口15と連通している。また、排紙保持部66は、排紙される用紙Pを上下方向に積層して収容できる厚さで形成されている。
これにより、排紙ローラ65によって前方に向けて排紙された用紙Pは、排紙保持部66に排紙され、その前端部が排紙突出口15から突出し、上下方向に積層される状態で、排紙保持部66に保持される。
3.フラットベッドスキャナ全体構成
フラットベッドスキャナ3は、スキャナ本体67と、スキャナ本体67に開閉自在に支持される原稿押さえカバー68とを備えている。
<スキャナ本体>
スキャナ本体67は、平面視においてプリンタ2とほぼ同じサイズに形成されており、プリンタ2と一体感が損なわれないように、その側面がプリンタ2の上部ケーシング9の上端縁から外側上方にやや傾斜している。このスキャナ本体67の上面は、水平方向に延びており、原稿が載置される原稿載置面72とされている。原稿載置面72には、図示しないガラス板が嵌められており、スキャナ本体67の内部には、図示しないが、そのガラス板の下方において、原稿を読み取るためのCCDセンサや、そのCCDセンサをガラス板と対向した状態で水平方向(前後方向)に走査させるための走査モータが収容されている。
また、スキャナ本体67の背面下端部には、上部ケーシング9の背面17の上端縁に沿って幅方向に延びるスキャナ回動軸71が挿通されており、スキャナ本体67は、そのスキャナ回動軸71に回動自在に支持されている。これにより、スキャナ本体67は、その底面が上部ケーシング9の上端縁に当接して、上部ケーシング9の上面を覆う閉位置(図2に示す位置)と、スキャナ回動軸71を中心に回転して、前端部が上方に持ち上がった開位置(図3に示す位置)とに開閉可能に設けられている。そして、スキャナ本体67が開位置に開かれた状態では、上部ケーシング9の上面から用紙収容凹部20が露出し、用紙収容凹部20内に用紙Pを収容することができる。また、スキャナ本体67が閉位置に閉じられると、スキャナ本体67によって、用紙収容凹部20の上方が覆われて閉鎖される。
<原稿押さえカバー>
原稿押さえカバー68は、スキャナ本体67の上面(原稿載置面72)に嵌められたガラス板の全面を覆うことができる平面視矩形状の薄板に形成されている。また、この原稿押さえカバー68は、スキャナ本体67の後端部においてスキャナ回動軸71と平行に延びる原稿押さえカバー軸69に回動自在に支持されており、原稿載置面72を開放する状態と原稿載置面72を覆う状態とに開閉可能となっている。すなわち、原稿押さえカバー68の前端部を上方に持ち上げると、図2に二点鎖線で示すように、原稿載置面72が開放され、原稿押さえカバー68の前端部を下方に下ろすと、図2に実線で示すように、原稿載置面72に嵌められたガラス板が覆われる。ガラス板上に原稿を載置した状態で、原稿押さえカバー68を閉じることにより、原稿押さえカバー68によって、原稿をガラス板に押し付けるように押さえることができる。
<フラットベッドスキャナにおける原稿読取>
そして、フラットベッドスキャナ3では、原稿載置面72に原稿がセットされた後、この複合機1に接続されたパーソナルコンピュータ(図示せず)から読取開始信号が入力されると、CCDセンサによる原稿の読み取りが行われ、CCDセンサによって原稿画像のデータが取得される。これにより、スキャナ機能が達成され、CCDセンサによって取得された画像データがパーソナルコンピュータに送られる。
また、パーソナルコンピュータからの指令によって、CCDセンサによって取得された画像データがプリンタ2へ送られ、プリンタ2において、その画像データに基づくカラー画像が用紙Pに形成する。これによって、コピー機能が達成される。
4.第1実施形態の作用効果
以上のように、この実施形態によれば、プロセスカートリッジ25は、上部ケーシング9が開位置に開かれた状態で、下部ケーシング8の上面107に形成されたカートリッジ着脱口34を横切り、下部ケーシング8の外部において上面107と平行な平面Hに漸近する着脱経路35に沿って、そのプロセスカートリッジ25に備えられる現像ローラ46が着脱経路35上の各位置で互いに平行をなすように、下部ケーシング8に対して着脱される。そのため、下部ケーシング8と開位置に開かれた上部ケーシング9との間に、プロセスカートリッジ25の筐体36における前円弧面41と後円弧面42との間隔に等しい幅よりも、着脱に必要とされる少し幅広の幅を有するスペースが確保されれば、プロセスカートリッジ25を下部ケーシング8に対して着脱させることができる。よって、この複合機1の専有スペースを縮小することができ、設置場所の自由度を増すことができる。
また、この複合機1では、着脱経路35が下部ケーシング8の外部において湾曲状(円弧状)をなしているので、プロセスカートリッジ25を下部ケーシング8に対してスムーズに着脱させることができる。そのため、プロセスカートリッジ25のスムーズな着脱を確保することができながら、この複合機1の設置場所の自由度を増すことができる。
そのうえ、プロセスカートリッジ25の筐体36は、その前円弧面41が前側の案内部材31の後案内面33と接触状に対向し、後円弧面42が後側の案内部材31の前案内面32と接触状に対向するように形成されることによって、着脱経路35に沿うように湾曲した円弧状に形成されている。そのため、着脱経路35の湾曲した部分の幅を、筐体36における前円弧面41と後円弧面42との間隔に等しくすることができる。その結果、下部ケーシング8(本体ケーシング4)の小型化を図ることができ、かつ、下部ケーシング8と開位置に開かれた上部ケーシング9との間に確保すべきスペースの縮小を図ることができる。よって、この複合機1の専有スペースをさらに縮小することができ、設置場所の自由度をさらに増すことができる。
また、筐体36の形状が着脱経路35に沿う形状であれば、筐体36を着脱経路35の周囲に配置される部材に接触するサイズにまで大きく形成しても、筐体36を下部ケーシング8に対してスムーズに着脱させることができる。そのため、筐体36を大型にすることができ、たとえば、筐体36内に収容されるトナー量を増やすことができる。
しかも、プロセスカートリッジ25は、その筐体36が案内部材31に摺擦することによって、下部ケーシング8に対する着脱が案内される。そのため、下部ケーシング8に案内部材31を設けるという簡素な構成によって、プロセスカートリッジ25の着脱をスムーズかつ確実に案内することができる。
また、プロセスカートリッジ25の筐体36には、取っ手361が設けられており、この取っ手361に形成されている両把持用凹部363に指を掛けて、プロセスカートリッジ25を下部ケーシング8に対して着脱させることができる。プロセスカートリッジ25が下部ケーシング8に装着された状態では、取っ手361の把持用凹部362よりも先端側の掴み部364を手でつかむことによって、プロセスカートリッジ25を容易に下部ケーシング8から引き出すことができる。また、プロセスカートリッジ25が下部ケーシング8の外部の着脱経路上に位置し、筐体36の前円弧面41および後円弧面42が上下方向に対向している状態では、下側に位置する把持用凹部362に掛けられた指によって、プロセスカートリッジ25を安定に支持することができる。そのため、プロセスカートリッジ25の下部ケーシング8に対する着脱の操作性を向上させることができる。
また、この複合機1では、カートリッジ着脱口34は、下部ケーシング8の上面107に形成されて、上方に向いて開口しているので、下部ケーシング8に対して上方からアクセスして、プロセスカートリッジ25を着脱させることができる。そのため、操作性のさらなる向上を図ることができる。
しかも、カートリッジ着脱口34を開閉する上部ケーシング9は、カートリッジ着脱口34の背面側に配置された回動軸19を中心に回動自在に設けられているので、この複合機1の正面側から上部ケーシング9の開閉を操作することができる。さらに、プロセスカートリッジ25を下部ケーシング8から離脱させるときに、プロセスカートリッジ25を正面側に向かって引く方向に移動させることができる。そのため、操作性の一層の向上を図ることができる。
さらに、その上部ケーシング9の回動軸19は、着脱経路35の凸側に配置されることになるから、上部ケーシング9を開けたときに、その上部ケーシング9が着脱経路35に干渉することを防止することができる。そのため、上部ケーシング9が設けられていても、プロセスカートリッジ25を着脱するときに、その上部ケーシング9を大きく開ける必要がないので、この複合機1の専有スペースの縮小を図ることができ、設置場所の自由度を増すことができる。
また、この複合機1では、比較的着脱頻度の高いプロセスカートリッジ25を着脱させるのに必要なスペースの縮小を図ることができるので、専有スペースのより効果的な縮小を図ることができる。
さらに、複数のプロセスカートリッジ25が前後方向に並列的に配置される、いわゆるタンデム型のレイアウトを採用しながら、隣り合うプロセスカートリッジ25を互いに干渉することなく下部ケーシング8に対して着脱させることができ、かつ、専有スペースの縮小を図ることができ、ひいては設置場所の自由度を増すことができる。
また、この複合機1では、フラットベッドスキャナ3を備えながら、設置場所の自由度を増すことができる。
(第2実施形態)
図6および図7は、本発明の第2実施形態に係る複合機の側断面図である。なお、図6および図7において、第1実施形態を示す各図に示された部分に相当する部分には、それらの各部と同一の参照符号を付している。また、以下では、第2実施形態について、第1実施形態と相違する部分のみを説明し、第1実施形態と同様の部分の説明は省略する。
1.複合機外観構成
この複合機1では、プリンタ2の上方に、適当な空間を形成して、フラットベッドスキャナ3が配置されている。具体的には、プリンタ2の後端部から上方に向けて支持部73が延び、その支持部73の上端部から水平方向前方に向けてフラットベッドスキャナ3が延びるように設けられている。
2.プリンタ全体構成
プリンタ2は、ダイレクトタンデムタイプのカラーレーザプリンタであって、本体ケーシング4と、この本体ケーシング4に設けられる、給紙部5、エンジン部6および排紙部7とを備えている。
<本体ケーシング>
本体ケーシング4は、硬質の樹脂からなり、平面視矩形状のボックス形状に形成されている。
本体ケーシング4の所定面としての上面108には、プロセスカートリッジ25を着脱させるためのカートリッジ着脱口34が形成され、このカートリッジ着脱口34を開閉するためのカバーとしてのトップカバー74が設けられている。
トップカバー74は、カートリッジ着脱口34の前端縁から前後方向途中までを覆う前側分割体75と、前側分割体75の後方に設けられ、カートリッジ着脱口34の前後方向途中から後端縁までを覆う後側分割体76とに分割されている。後側分割体76は、カートリッジ着脱口34を閉鎖した状態で、その前側半分が水平に延び、後側半分が下方に傾斜する形状に形成されている。そして、後側分割体76は、その後端部がカートリッジ着脱口34の後端縁に沿って水平に延びるカバー軸としての開閉軸77に回動自在に支持されている。また、前側分割体75と後側分割体76とは、連結軸78によって、互いに回動自在に連結されている。これによって、トップカバー74は、前側分割体75の前端部を持ち上げると、図7に示すように、後側分割体76が前側斜め上方に延び、その後側分割体76の前端縁から水平方向前側に前側分割体75が延びるように、開かれる。
<給紙部>
給紙部5は、本体ケーシング4の底部に配置されている。この給紙部5において、用紙収容凹部20は、有底枠体のカセットとして形成され、本体ケーシング4に対して、その正面から前後方向に沿って着脱自在に装着されている。また、用紙押圧板21は、用紙収容凹部20の前後方向途中から前端部にわたって設けられ、前端部の下面が図示しない押圧ばねによって上方に付勢されている。給紙ローラ22は、用紙収容凹部20の前端部上方において、用紙押圧板21の前端部と対向配置されている。
この給紙部5においては、用紙収容凹部20内の用紙押圧板21の上に、用紙Pが前後方向に沿って載置されている。用紙押圧板21上に積層される最上位の用紙Pは、用紙押圧板21によって給紙ローラ22と接触するように押圧され、その給紙ローラ22の回転によってエンジン部6へ向けて給紙される。
<エンジン部>
エンジン部6は、プロセスカートリッジ25、走査ユニット79、転写部86、定着部27および搬送パス96を備えている。
A.プロセスカートリッジ
プロセスカートリッジ25は、複数色(4色)のトナーの各色ごとに設けられ、本体ケーシング4の上部において、前後方向(水平方向)に並列的に配置されている。より具体的には、プロセスカートリッジ25は、イエロープロセスカートリッジ25Y、マゼンタプロセスカートリッジ25M、シアンプロセスカートリッジ25Cおよびブラックプロセスカートリッジ25Kの4つからなり、これらがその順に前方から後方に向けて、前後方向に重なるように、互いに間隔を隔てて配置されている。
なお、図6および図7においては、図面が煩雑になるのを避けるために、プロセスカートリッジ25の各部に参照符号を付すことを省略しており、それらの各部については、図5において各部に付された符号が参照される。
B.走査ユニット
走査ユニット79は、各プロセスカートリッジ25に対応して、複数(4つ)設けられている。各走査ユニット79は、それぞれ対応するプロセスカートリッジ25の後方に配置されている。これによって、各プロセスユニット25と各走査ユニット79とは、本体ケーシング4の上部において、前後方向に沿って交互に配置される。
各走査ユニット79は、ユニットケーシング80と、このユニットケーシング80内に、回転駆動されるポリゴンミラー81、2つのレンズ82および反射鏡83とを備えている。そして、走査ユニット79では、レーザ発光部から発光される画像データに基づくレーザビームを、矢印で示すように、ポリゴンミラー81、2つのレンズ82および反射鏡83に順次通過または反射させて、感光ドラム38の表面に高速走査にて照射する。
ユニットケーシング80は、前後方向において互いに対向する前案内面84および後案内面85を有し、これらの前案内面84および後案内面85は、断面形状が後側(背面側)に凸となるように湾曲した同心円弧状に形成されている。そして、互いに隣り合う2つの走査ユニット79において、前側の走査ユニット79の後案内面85と後側の走査ユニット79の前案内面84との間に、プロセスカートリッジ25が配置され、この状態で、プロセスカートリッジ25の筐体36の前円弧面41が、前側の走査ユニット79の後案内面85と接触状に対向し、その筐体36の後円弧面42が、後側の走査ユニット79の前案内面84と接触状に対向する。
なお、イエロープロセスカートリッジ25Yの前方には、1つの案内部材31が設けられており、イエロープロセスカートリッジ25Yは、その案内部材31と走査ユニット79との間に配置される。そして、筐体36の前円弧面41が、案内部材31の後案内面33と接触状に対向し、その筐体36の後円弧面42が、走査ユニット79の前案内面84と接触状に対向する。
これにより、各プロセスカートリッジ25は、図7に示すように、トップカバー74が開かれた状態で、筐体36が走査ユニット79のユニットケーシング80と摺擦することにより、破線で示すように、カートリッジ着脱口34を横切り、本体ケーシング4とフラットベッドスキャナ3との間において水平方向となる円弧状に湾曲した着脱経路35に沿って、下部ケーシング8に対して着脱される。つまり、この第2実施形態では、走査ユニット79のユニットケーシング80が案内手段を兼ねている。
C.転写部
転写部86は、本体ケーシング4内において、前後方向に沿って並列配置される各プロセスユニット25と対向するように、各プロセスユニット25の下方に配置されている。転写部86は、転写ベルトユニット87と、ベルトクリーナユニット88とを備えている。
転写ベルトユニット87は、上下方向に沿って並列配置される各感光ドラム38と対向するように、上下方向に沿って設けられている。転写ベルトユニット87は、転写駆動ローラ89と、転写従動ローラ90と、搬送ベルト91と、転写ローラ92とを備えている。
転写駆動ローラ89は、最後位のブラックプロセスカートリッジ25Kの感光ドラム38よりも後方に配置されている。転写従動ローラ90は、最前位のイエロープロセスカートリッジ25Kの感光ドラム38よりも前方に配置されている。
搬送ベルト91は、カーボンなどの導電性粒子が分散された導電性のポリカーボネートやポリイミドなどからなり、転写駆動ローラ89と転写従動ローラ90との間に巻回されている。搬送ベルト91は、巻回状態の上側外面が、各プロセスカートリッジ25の感光ドラム38のすべてと接触するように配置されている。
そして、転写駆動ローラ89の駆動により、転写従動ローラ90が従動され、搬送ベルト91が、これら転写駆動ローラ89および転写従動ローラ90の間を、各プロセスカートリッジ25の感光ドラム38と接触する上側外面において、感光ドラム38と同方向に回転するように、周回移動される。
転写ローラ92は、巻回状態の搬送ベルト91内において、各プロセスカートリッジ25の感光ドラム38と、搬送ベルト91を挟んで対向するように、それぞれ設けられている。転写ローラ92は、金属製のローラ軸と、その金属製のローラ軸に被覆される導電性のゴムローラとを備えている。また、転写ローラ92は、搬送ベルト91の下側内面と接触するように配置され、搬送ベルト91の周回移動方向と同方向に回転するように設けられており、転写時には、図示しない電源から転写バイアスが印加される。
ベルトクリーナユニット88は、搬送ベルト91における各感光ドラム39の反対側(下側)であって、転写駆動ローラ89と転写従動ローラ90との間に配置されている。ベルトクリーナユニット88は、クリーニングブラシ93、回収ローラ94および回収ボックス95を備えている。
クリーニングブラシ93は、金属製のローラ軸と、その金属製のローラ軸に巻装される導電性のブラシとを備えている。このクリーニングブラシ93は、搬送ベルト91の下側外面と接触するように配置され、搬送ベルト91の周回移動方向と同方向に回転するように、ベルトクリーナユニット88に回転可能に設けられており、クリーニング時には、図示しない電源から1次クリーニングバイアスが印加される。
回収ローラ94は、金属製のローラ軸と、その金属製のローラ軸に被覆される導電性のゴムローラとを備えている。この回収ローラ94は、クリーニングブラシ93の後方において、クリーニングブラシ93と接触するように配置され、ベルトクリーナユニット88に回転可能に設けられており、クリーニング時には、図示しない電源から2次クリーニングバイアスが印加される。
回収ボックス95は、回収ローラ94の後方に配置され、その回収ローラ94と対向する部分が開口されており、その開口部分の近傍に、回収ローラ94の表面に圧接されるスクレーパが設けられている。
D.定着部
定着部27は、本体ケーシング4内において、転写部86の後方に配置されている。
E.搬送パス
搬送パス96は、本体ケーシング4において、給紙部5の前端からUターンして、各プロセスカートリッジ25の感光ドラム38と搬送ベルト91との間を後方に向けて横切り、定着部27の第1加熱ローラ60と第2加熱ローラ61との間を通過して、上方に延びつつ前方に向けてUターンし、排紙部7に至る経路として形成されている。
搬送パス96において、給紙部5と搬送ベルト91との間には、1対のレジストローラ97が設けられている。また、定着部27と排紙部7との間には、複数対の搬送ローラ98が設けられている。
F.エンジン部における画像形成
そして、給紙部5から給紙された用紙Pは、搬送パス96において、転写駆動ローラ89の駆動および転写従動ローラ90の従動により周回移動される搬送ベルト91によって搬送され、その搬送ベルト91と、各プロセスカートリッジ25の感光ドラム38との間(転写位置)を順次通過し、その通過している間に、各感光ドラム38に形成されている各色のトナー像が順次転写され、これにより、用紙Pにカラー画像が形成される。
すなわち、たとえば、イエロープロセスカートリッジ25Yの感光ドラム38の上に形成されたイエローのトナー像が、用紙Pに転写されると、次いで、マゼンタプロセスカートリッジ25Mの感光ドラム38の上に形成されたマゼンタのトナー像が、既にイエローのトナー像が転写されている用紙Pに重ねて転写され、以下同様の転写動作により、シアンプロセスカートリッジ25Cによって形成されるシアンのトナー像、ブラックプロセスカートリッジ25Kによって形成されるブラックのトナー像が重ねて転写され、これによって、用紙Pにカラー画像が形成される。
その後、カラー画像が形成された用紙Pは、定着部27に搬送され、第1加熱ローラ60および第2加熱ローラ61によって、その用紙Pの上に転写されたカラー画像を、用紙Pがこれら第1加熱ローラ60および第2加熱ローラ61との間を通過する間に熱定着させる。熱定着された用紙Pは、搬送ローラ98によって、排紙部7に搬送される。これによって、複合機1のプリント機能が達成される。
<排紙部>
排紙部7は、排紙ローラ99と、排紙トレイ100とを備えている。
排紙ローラ99は、定着部27の上方であって、搬送パス96の下流側端部に設けられている。排紙ローラ99は、1対のローラからなり、定着部27においてカラー画像が熱定着された用紙Pを排紙トレイ100へ向けて排紙する。
排紙トレイ100は、トップカバー74の上面に形成されている。
搬送パス96を搬送されてくる用紙Pは、排紙ローラ99によって、前方に向かって排紙されて、排紙トレイ100上に載置される。
3.フラットベッドスキャナ全体構成
フラットベッドスキャナ3は、スキャナ本体101と、スキャナ本体101に開閉自在に支持される原稿押さえカバー102とを備えている。
<スキャナ本体>
スキャナ本体101の上面には、ガラス板103が嵌められている。このガラス板103の上面は、原稿を載置するための原稿載置面となっている。また、スキャナ本体101の上面において、ガラス板103よりも前方の前端部は、前側下方に傾斜する傾斜面に形成されており、その前端部には、複合機1の動作状態などが表示される液晶パネルや、各条件を設定するユーザが操作可能なボタンなどが配置された操作パネル104が設けられている。
また、スキャナ本体101には、ガラス板104の下方に、原稿を読み取るためのCCDセンサや、そのCCDセンサをガラス板と対向した状態で水平方向(前後方向)に走査させるための走査モータなどを収容する読取機構部105が備えられている。
<原稿押さえカバー>
原稿押さえカバー102は、スキャナ本体101の上面に嵌められたガラス板103の全面を覆うことができる平面視矩形状の薄板に形成されている。また、この原稿押さえカバー102は、その後端部がヒンジ106を介してスキャナ本体101の後端部に回動自在に支持されている。原稿押さえカバー102の前端部を上方に持ち上げると、スキャナ本体101のガラス板103が開放され、原稿押さえカバー102の前端部を下方に下ろすと、スキャナ本体101のガラス板103が覆われる。ガラス板103上に原稿を載置した状態で、原稿押さえカバー102を閉じることにより、原稿押さえカバー102によって、原稿をガラス板103に押し付けるように押さえることができる。
<フラットベッドスキャナにおける原稿読取>
そして、フラットベッドスキャナ3では、ガラス板103上に原稿がセットされた後、操作パネル104が操作されるか、または、この複合機1に接続されたパーソナルコンピュータ(図示せず)から読取開始信号が入力されると、CCDセンサによる原稿の読み取りが行われ、CCDセンサによって原稿画像のデータが取得される。これにより、スキャナ機能が達成され、CCDセンサによって取得された画像データがパーソナルコンピュータに送られる。
また、パーソナルコンピュータからの指令によって、CCDセンサによって取得された画像データがプリンタ2へ送られ、プリンタ2において、その画像データに基づくカラー画像が用紙Pに形成する。これによって、コピー機能が達成される。
4.第2実施形態の作用効果
そして、この複合機1では、プロセスカートリッジ25は、トップカバー74が開かれた状態で、本体ケーシング4の上面108に形成されたカートリッジ着脱口34を横切り、下部ケーシング8の外部において水平方向となる円弧状に湾曲した着脱経路35に沿って、本体ケーシング4に対して着脱される。そのため、フラットベッドスキャナ3がプリンタ2の上方に配置されることにより、そのプリンタ2とフラットベッドスキャナ3との間に広いスペースが確保されていなくても、プロセスカートリッジ25をカートリッジ着脱口34から本体ケーシング4に対して確実に着脱させることができる。
以上、この発明の2つの実施形態を説明したが、この発明はさらに他の形態で実施することもできる。たとえば、上記の各実施形態では、着脱経路35が円弧状に湾曲してている場合を例示したが、着脱経路35は、完全な円弧状ではなく、楕円弧状のように複数の曲率を有する弧状に湾曲していてもよいし、本体ケーシング4(下部ケーシング8)の外部において水平面に漸近するように設定されていれば、必ずしも弧状に湾曲している必要はない。
本発明の第1実施形態に係る複合機の外観を示す斜視図である。 図1に示す複合機の側断面図であり、フラットベッドスキャナおよび上部ケーシングが閉じられた状態を示す。 図1に示す複合機の側断面図であり、フラットベッドスキャナが開かれた状態を示す。 図1に示す複合機の側断面図であり、フラットベッドスキャナおよび上部ケーシングを示す。 図2に示すプロセスカートリッジの側断面図である。 本発明の第2実施形態に係る複合機の側断面図であり、トップカバーが閉じられた状態を示す。 図6に示す複合機の側断面図であり、トップカバーが開かれた状態を示す。
符号の説明
1 複合機
3 フラットベッドスキャナ
4 本体ケーシング
8 下部ケーシング
9 上部ケーシング
19 回動軸
25 プロセスカートリッジ
31 案内部材
35 着脱経路
36 筐体
41 前円弧面
42 後円弧面
46 現像ローラ
74 トップカバー
77 開閉軸
80 ユニットケーシング
361 取っ手
363 把持用凹部
P 用紙

Claims (10)

  1. 所定面にカートリッジ着脱口を有する本体ケーシングと、
    互いに対向する一方面および他方面を有する筐体を備え、前記カートリッジ着脱口を介して、前記本体ケーシングに対して着脱可能に装着されるカートリッジと、
    前記カートリッジ着脱口を横切り、前記本体ケーシングの外部において前記所定面と平行な平面に漸近する着脱経路に沿って、前記カートリッジが着脱されるように、前記カートリッジの着脱を案内する案内手段と、を備え、
    前記着脱経路は、前記カートリッジ着脱口を横切り、前記本体ケーシングの外部において前記所定面に沿う方向となる湾曲状をなし、
    前記一方面および前記他方面の前記カートリッジの着脱方向に沿う断面形状は、前記着脱経路に沿うように、同心円弧状に形成されていることを特徴とする、画像形成装置
  2. 前記案内手段は、前記筐体に摺擦して、前記カートリッジの着脱を案内することを特徴とする、請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記カートリッジ着脱口は、上方に向いて開口していることを特徴とする、請求項1または2に記載の画像形成装置。
  4. 前記着脱経路の凸側において、前記所定面と平行に延びるカバー軸と、
    前記カバー軸を中心に回動自在に設けられ、前記カートリッジ着脱口を開閉するためのカバーとを備えていることを特徴とする、請求項1ないし3のいずれかに記載の画像形成装置。
  5. 前記カートリッジ着脱口は、上方に向いて開口しており、
    前記カバー軸は、前記カートリッジ着脱口に対して背面側に設けられていることを特徴とする、請求項4に記載の画像形成装置。
  6. 前記カートリッジは、画像形成プロセスのために用いられるプロセス部材を備えるプロセスカートリッジであることを特徴とする、請求項1ないし5のいずれかに記載の画像形成装置。
  7. 前記プロセスカートリッジは、複数備えられ、
    複数の前記プロセスカートリッジは、前記筐体の前記一方面と前記他方面とが対向する方向に並列的に配置され、互いに異なる色の現像剤を画像形成プロセスに用いることを特徴とする、請求項6に記載の画像形成装置。
  8. 前記プロセス部材は、現像剤を担持する現像ローラを備え、
    前記プロセスカートリッジは、前記着脱経路上の各位置における前記現像ローラが互いに平行をなすように着脱されることを特徴とする、請求項6または7に記載の画像形成装置。
  9. 水平方向に延びる原稿載置面を有し、前記原稿載置面上に載置された原稿を読み取るためのスキャナを備えていることを特徴とする、請求項1ないし8のいずれかに記載の画像形成装置。
  10. 前記スキャナは、前記本体ケーシングの外側において、前記所定面に対して対向配置されていることを特徴とする、請求項9に記載の画像形成装置。
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