JP2004154974A - 画像形成装置 - Google Patents

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    • G03G15/6508Automatic supply devices interacting with the rest of the apparatus, e.g. selection of a specific cassette

Abstract

【課題】共通のフレームに異なる給紙ユニットを選択的に取付可能で、さらに装置全体の小型化を図ることができる画像形成装置を提供する。
【解決手段】左右のフレーム100,110の前方の側壁100a,110aにそれぞれ設けられたかぎ爪部102に位置決めされ、ネジ孔101,104にてネジ止めされた左右取付フレーム410,420は、給紙ローラ450や分離機構441を支持している。トリガユニット500は左のフレーム100内に固定されており、ギア470を介して給紙ローラ450の駆動のオン・オフを行う。多目的ユニットは支持部440fに揺動可能に支持される。手差しユニット300が取り付けられる場合には、左右取付フレーム410,420やトリガユニット500等は取り付けられず、手差しユニットが軸受突起105にて揺動可能に支持される。
【選択図】 図3

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、共通のフレームに異なる給紙ユニットを選択的に取り付けられるようにした画像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来のレーザプリンタやコピー機などの画像形成装置では、画像形成部にて感光体を帯電させ、その感光体上にレーザやLEDなどの光による露光を行って静電潜像を形成し、トナー等の現像剤で顕著化させた像を紙等の被記録媒体上に転写させ、定着器等によって加熱定着させることで画像の形成が行われている。被記録媒体は給紙カセットに積層保持され、印刷時に画像形成装置の内部をU字状やS字状に搬送される。このような画像形成装置では、例えば厚手の用紙、はがき、OHPフィルムなど、折り曲げにくい、あるいは折り曲げに弱い被記録媒体への印刷が行われる場合には、被記録媒体に、装置の前面から背面へとほぼ直線的な搬送経路を通過させている。
【0003】
画像形成部に上記のような被記録媒体をスムーズに供給するため、フレームに給紙ユニットを取り付けて出荷を行う場合がある。このような場合、利用者が予算に合わせ複数のモデルを選択できるように、異なる給紙ユニットが取り付けられた複数のフレームの生産が行われる。しかし、給紙ユニット毎に異なるフレームを生産したのでは生産効率が悪くなるため、フレームを共通なものとしたまま異なる給紙ユニットを取付可能とするため、フレームにそれぞれの給紙ユニットの取付部を設けていた。
【0004】
例えば、特許文献1では、共通のフレームに、被記録媒体を1部ずつ供給する手差しタイプの給紙ユニットと、複数の被記録媒体を保持して自動給紙させるマルチタイプの給紙ユニットとを選択的に取付可能としている。そして、マルチタイプの給紙ユニットでは、給紙ローラ軸に接続したクラッチによって、給紙ローラへの駆動力の伝達状態を切り換えている。
【0005】
【特許文献1】
特開昭62−230538号公報
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、マルチタイプの給紙ユニットにクラッチを装備させることで、給紙ユニット内にクラッチを収容するスペースを設ける必要があり、画像形成装置全体の小型化を図る上での弊害となっていた。また、感光体や現像装置を交換するには、例えば、上記各ユニットとは別に設けられるカバーを開閉するように構成しなければならず、画像形成装置全体の小型化を図る上で弊害となっていた。
【0007】
本発明は上記課題を解決するためになされたものであり、共通のフレームに異なる給紙ユニットを選択的に取り付けられるようにし、さらに装置全体の小型化を図ることができる画像形成装置を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、請求項1に係る発明の画像形成装置は、静電潜像担持体に形成された静電潜像を、現像剤担持体上に担持された現像剤で顕像化した現像剤像を被記録媒体上に形成するためのプロセス手段を支持するフレームを有する画像形成装置であって、前記フレームに、被記録媒体を保持してその被記録媒体を前記プロセス手段に案内するための手差しユニットを取り付け可能な第1取付部と、積層保持した被記録媒体を前記プロセス手段に供給する供給手段を有し、前記手差しユニットと択一的に前記フレームに取り付けられる多目的ユニットを取り付け可能な第2取付部と、その第2取付部に前記多目的ユニットが取り付けられた場合に、前記供給手段の駆動・非駆動の切り換えを行うトリガユニットを固定するための固定部とを備えている。
【0009】
また、請求項2に係る発明の画像形成装置は、静電潜像担持体に形成された静電潜像を、現像剤担持体上に担持された現像剤で顕像化した現像剤像を被記録媒体上に形成するためのプロセス手段を着脱可能に支持するフレームを有する画像形成装置であって、前記フレームに、前記プロセス手段の着脱を行う着脱口の開閉を行う揺動可能なカバー体と、被記録媒体を保持してその被記録媒体を前記プロセス手段に案内するための手差しトレイとからなる手差しユニットを取り付け可能な第1取付部と、前記カバー体と、積層保持した被記録媒体を前記プロセス手段に供給する供給手段を有する多目的トレイとからなり、前記手差しユニットと択一的に取り付けられる多目的ユニットを取り付け可能な第2取付部とを備えている。
【0010】
また、請求項3に係る発明の画像形成装置は、請求項1または2に記載の発明の構成に加え、前記第1取付部は前記手差しユニットを揺動可能に支持することを特徴とする。
【0011】
また、請求項4に係る発明の画像形成装置は、請求項1乃至3のいずれかに記載の発明の構成に加え、前記第2取付部は、前記多目的ユニットの前記供給手段を支持する取付フレームを固定することを特徴とする。
【0012】
また、請求項5に係る発明の画像形成装置は、請求項1乃至4のいずれかに記載の発明の構成に加え、前記第2取付部は、前記フレームにおける前記プロセス手段の着脱方向側に設けられている。
【0013】
また、請求項6に係る発明の画像形成装置は、請求項1乃至5のいずれかに記載の発明の構成に加え、前記フレームには、前記多目的ユニットの前記供給手段に駆動力を伝達するギアを露出させるための露出孔が設けられている。
【0014】
また、請求項7に係る発明の画像形成装置は、請求項6に記載の発明の構成に加え、前記フレームの前記露出孔の近傍には、前記露出孔を閉塞するための閉塞部材を固定する閉塞部材固定部が設けられている。
【0015】
また、請求項8に係る発明の画像形成装置は、請求項1乃至8のいずれかに記載の発明の構成に加え、前記手差しユニットが前記フレームに支持された画像形成装置であって、前記手差しユニットは、前記第1取付部に揺動可能に支持され、前記プロセス手段の着脱を行うためのカバー体と、前記カバー体に揺動可能に支持され、被記録媒体を前記プロセス手段に案内するための手差しトレイと、前記手差しユニットの揺動中心と反対側の自由端側に設けられ、前記カバー体を閉状態で維持するために筐体の係合部と係合するフックと、前記フックと前記係合部との係合を解除するリリースボタンとを備えている。
【0016】
また、請求項9に係る発明の画像形成装置は、請求項1乃至8のいずれかに記載の発明の構成に加え、前記多目的ユニットが前記フレームに支持された画像形成装置であって、前記多目的ユニットは、前記フレームの第2取付部に固定される取付フレームと、前記取付フレームに揺動可能に支持され、前記プロセス手段の着脱を行うための前記カバー体とは独立に前記取付フレームに支持され、被記録媒体を積層支持する多目的トレイとを備えている。
【0017】
また、請求項10に係る発明の画像形成装置は、請求項9に記載の発明の構成に加え、前記多目的ユニットは、前記取付フレームに支持された供給手段を有し、前記供給手段は、前記多目的トレイに積層される被記録媒体を前記プロセス手段に供給するための給紙手段と、その給紙手段との間において被記録媒体を単葉に分離する分離手段とからなることを特徴とする。
【0018】
また、請求項11に係る発明の画像形成装置は、請求項10に記載の発明の構成に加え、前記分離手段を保持する支持部材と、前記支持部材を揺動可能に支持する分離手段保持部材と、前記分離手段保持部材に支持された前記支持部材を付勢して、前記分離手段を前記給紙手段に押圧する付勢手段と、板金からなり、その長手方向の部分が前記分離手段保持部材に固定され、その短手方向の部分が前記支持部材に当接して支持部材の可動範囲を規制する規制部材とを備えている。
【0019】
また、請求項12に係る発明の画像形成装置は、請求項11に記載の発明の構成に加え、前記支持部材は板金を加工して成型されていることを特徴とする。
【0020】
また、請求項13に係る発明の画像形成装置は、請求項11または12に記載の発明の構成に加え、前記分離手段保持部材は強化材を含む樹脂で成形されていることを特徴とする。
【0021】
【発明の実施の形態】
以下、本発明を具体化した画像形成装置の一実施の形態について、図面を参照して説明する。まず、図1を参照して、画像形成装置の一例であるレーザプリンタ1の全体の構成について説明する。図1は、レーザプリンタ1の中央断面図である。
【0022】
図1に示すように、レーザプリンタ1は、断面視、本体ケース2内に、被記録媒体としての用紙3を給紙するためのフィーダ部4や、給紙された用紙3に印刷するための画像形成部を構成するスキャナユニット16、プロセスカートリッジ17および定着器18等を備えている。なお、レーザプリンタ1において、図中右手方向が前面となる。
【0023】
排紙トレイ46は、本体ケース2の上部中央より前側にかけての位置に、印刷された用紙3を積層保持できるように、本体ケース2の前側ほど傾斜が小さくなるように凹部形成されている。また、本体ケース2の前面の上寄り部位には、プロセスカートリッジ17の挿入のための一部開放状の空間があり、プロセスカートリッジ17は、本体ケース2の前面側(図中右手側)のカバーとして取り付けられた多目的ユニット200を下向きに回動させて大きく開いた状態で着脱口57より着脱される。また、本体ケース2の背面には、支軸48aを回動中心として下向きに大きく開くことができる背面カバー48が設けられている。なお、レーザプリンタ1には、前記多目的ユニット200と択一的に手差しユニット300(図9参照)が取り付けられる場合がある。これら多目的ユニット200および手差しユニット300については後述する。
【0024】
本体ケース2内の後部(図中左手側)には、本体ケース2内の下部後端側に設けられた定着器18から排出された用紙3が上部に設けられた排紙トレイ46に導かれるように、本体ケース2の背面に沿って上下方向に半弧を描くように排紙パス44が設けられ、この排紙パス44に、用紙3の搬送を行う排紙ローラ45が設けられている。排紙パス44は、背面カバー48が開いているときに、支軸44aを回動中心として下向きに大きく開き、後述する定着器18の搬送ローラ43からレーザプリンタ1の背面方向に用紙3を排紙することができるようになっている。
【0025】
フィーダ部4は、本体ケース2内の底部に設けられた給紙ローラ8と、レーザプリンタ1の前面より前後方向に着脱可能に装着される給紙カセット6と、給紙カセット6内に設けられ、用紙3を積層保持して用紙3を給紙ローラ8に圧接する用紙押圧板7と、給紙カセット6の一端側端部の上方に設けられ、給紙ローラ8に向かって押圧され、給紙時に給紙ローラ8と協働して用紙3を一枚毎に分離する分離パッド9と、給紙ローラ8に対して用紙3の搬送方向の下流側に設けられ、用紙3の搬送を行う搬送ローラ11と、その搬送ローラ11に用紙3を介して接触して紙粉を除去するとともに搬送ローラ11と協働して用紙3の搬送を行う紙粉取りローラ10と、搬送ローラ11に対し用紙3の搬送方向の下流側に設けられ、印刷の際の用紙3の送り出しのタイミングを調整するレジストローラ12とを備えている。
【0026】
用紙押圧板7は、用紙3を積層状にスタックすることができ、給紙ローラ8に対して遠い方の端部に設けられた支軸7aが給紙カセット6の底面に支持されることによって、この支軸7aを回動中心として、近い方の端部が上下方向に移動可能とされており、また、その裏側からバネ7bによって給紙ローラ8の方向に付勢されている。そのため、用紙押圧板7は、用紙3の積層量が増えるにともない、支軸7aを支点として、バネ7bの付勢力に抗して下向きに揺動される。そして、給紙ローラ8および分離パッド9は互いに対向するように配設され、分離パッド9の裏側に配設されるバネ13によって、分離パッド9が給紙ローラ8に向かって押圧されている。
【0027】
なお、給紙の際に用紙3と分離パッド9との摩擦によって発生される紙粉は、分離パッド9の下流にて給紙ローラ8と協働するように配設された紙粉取りローラ14に静電吸着し、スポンジ14aによって絡め取られて除去されるようになっている。そして、紙粉取りローラ14で除去しきれなかった紙粉は、画像形成部に侵入されないように紙粉取りローラ10によって除去される。
【0028】
また、給紙カセット6の上方には、両面印刷ユニット26が配設されている。
両面印刷ユニット26には、反転搬送ローラ50a,50b,50cが略水平方向に設けられており、その両末端側にはそれぞれ反転搬送パス47a,47bが設けられている。反転搬送パス47aは背面カバー48の内面側に設けられ、用紙3の搬送方向における排紙パス44の末端位置で、用紙3が逆方向に搬送される際に排紙パス44から分岐され、両面印刷ユニット26に導かれるように、排紙ローラ45と反転搬送ローラ50aとを接続している。反転搬送パス47bは、その用紙3を画像形成部に導くように、反転搬送ローラ50cとレジストローラ12とを接続している。
【0029】
なお、両面印刷が行われる場合には、まず、一方の面に画像形成が行われた用紙3が搬送され、その一部が一旦排紙トレイ46に排出される。そして、その用紙3の後端が排紙ローラ45に挟まれたときに、排紙ローラ45が正転を停止し、逆転を行う。すると、用紙3の後端が排紙パス44の弧面に当接し、弧面に沿って、定着器18の方向には戻らずに反転搬送パス47aに導かれる。用紙3は、反転搬送パス47aから反転搬送ローラ50a,50b,50cに搬送されて反転搬送パス47bに送出され、この反転搬送パス47bに沿ってレジストローラ12に導かれる。このような搬送経路を辿ることによって、用紙3が排紙ローラ45からレジストローラ12に搬送される場合に、用紙3が前後逆向きに搬送され、また、すでに印刷が行われた面が下向きに反転されて画像形成部に送られることになる。そして、画像形成部では、用紙3の他方の面にも画像が形成される。
【0030】
また、両面印刷ユニット26と画像形成部との間の位置には、低圧電源基板90、高圧電源基板95およびエンジン基板85が設けられており、これら各基板を定着器18やプロセスカートリッジ17などの他の装置から隔離するために、各基板と画像形成部との間にはシュート80が設けられ、その上部に設けられたガイド板81が、用紙3の搬送路の一部を構成している。なお、シュート80は、後述する左右のフレーム100,110間を架設支持している。
【0031】
低圧電源基板90は、レーザプリンタ1の外部から供給された、例えば単相100Vの電圧を、レーザプリンタ1の内部の各部に供給するために、例えば24Vの電圧に降下させるための回路基板である。また、高圧電源基板95は、後述するプロセスカートリッジ17の各部に印加する高電圧のバイアスを発生する回路基板である。エンジン基板85は、レーザプリンタ1の各ローラ等の機械的な動作をともなう部品の駆動源であるDCモータ(図示外)や、その駆動系の動作方向の切り換えを行うためのソレノイド(図示外)等を駆動させるための回路基板である。なお、本体ケース2の左側面(図中紙面手前側)と左のフレーム100との間の位置でレーザプリンタ1の背面寄りの位置には、レーザプリンタ1の各装置の制御を司る制御基板(図示外)が設けられている。この制御基板は、その面方向が本体ケース2の左側面と略平行となる方向に配置されている。
【0032】
次に、画像形成部のスキャナユニット16は、本体ケース2内において排紙トレイ46の直下に配置され、レーザ光を出射するレーザ発光部(図示外)、レーザ発光部より出射されたレーザ光を回転駆動して主走査方向に走査するポリゴンミラー19、ポリゴンミラー19に走査されたレーザ光の走査速度を一定にするfθレンズ20、走査されたレーザ光を反射する反射ミラー21a,21b、反射ミラー21aで反射されたレーザ光を反射ミラー21bを介して感光体ドラム27上で結像する際の副走査方向における面倒れを補正するシリンダーレンズ22等で構成されている。スキャナユニット16は、印刷データに基づいてレーザ発光部から出射されるレーザ光を、図中1点鎖線Lで示すように、ポリゴンミラー19、fθレンズ20、反射ミラー21a、シリンダーレンズ22、反射ミラー21bの順に通過あるいは反射させて、プロセスカートリッジ17の感光体ドラム27の表面上に露光走査するものである。
【0033】
画像形成部の定着器18は、プロセスカートリッジ17の側方下流側に配設され、定着ローラ41、この定着ローラ41を押圧する加圧ローラ42、およびこれら定着ローラ41,加圧ローラ42の下流側に設けられる一対の搬送ローラ43を備えている。定着ローラ41は、中空のアルミ製の軸にフッ素樹脂がコーティングされ焼成されたローラであり、筒状のローラの内部に加熱のためのハロゲンランプ41aを備えている。加圧ローラ42は、低硬度シリコンゴムからなる軸にフッ素樹脂のチューブが被膜されたローラであり、スプリング(図示外)によってその軸が上方に付勢されることで、定着ローラ41に対して押圧されている。定着器18では、プロセスカートリッジ17において用紙3上に転写されたトナーを、用紙3が定着ローラ41と加圧ローラ42との間を通過する間に加圧加熱定着させ、その後、その用紙3を搬送ローラ43によって、排紙パス44に搬送するようにしている。
【0034】
次に、画像形成部のプロセスカートリッジ17は、ドラムカートリッジ23と、ドラムカートリッジ23に着脱可能な現像カートリッジ24とから構成されている。ドラムカートリッジ23は、感光体ドラム27、スコロトロン型帯電器29、転写ローラ30等を備えている。現像カートリッジ24は、現像ローラ31、供給ローラ33、トナーホッパー34等を備えている。なお、プロセスカートリッジ17が、本発明における「プロセス手段」である。
【0035】
ドラムカートリッジ23の感光体ドラム27は、現像ローラ31と接触する状態で矢印方向(図中時計方向)に回転可能に配設されている。この感光体ドラム27は、導電性基材の上に、正帯電の有機感光体を塗布したものであり、電荷発生材料が電荷輸送層に分散された正帯電有機感光体である。感光体ドラム27はレーザ光等の照射を受けると、光吸収によって電荷発生材料で電荷が発生され、電荷輸送層で感光体ドラム27の表面と、導電性基材とにその電荷が輸送されて、スコロトロン型帯電器29に帯電されたその表面電位をうち消すことで、照射を受けた部分の電位と、受けていない部分の電位との間に電位差を設けることができるようになっている。印刷データに基づいてレーザ光を露光走査することにより、感光体ドラム27には静電潜像が形成されるのである。なお、感光体ドラム27が、本発明における「静電潜像担持体」である。
【0036】
帯電手段としてのスコロトロン型帯電器29は、感光体ドラム27の上方に、感光体ドラム27に接触しないように、所定の間隔を隔てて配設されている。スコロトロン型帯電器29は、タングステンなどの放電用のワイヤからコロナ放電を発生させるスコロトロン型の帯電器であり、高圧電源基板95の帯電バイアス回路部(図示外)によりオンされて感光体ドラム27の表面を一様に正極性に帯電させるように構成されている。
【0037】
また、現像カートリッジ24がドラムカートリッジ23に装着された状態では、現像ローラ31は、感光体ドラム27の回転方向(図中時計方向)におけるスコロトロン型帯電器29の配置位置より下流に配設されており、矢印方向(図中反時計方向)に回転可能に配設されている。この現像ローラ31は、金属製のローラ軸に導電性のゴム材料からなるローラが被覆されており、高圧電源基板95の現像バイアス回路部(図示外)から現像バイアスが印加される。なお、現像ローラ31が、本発明における「現像剤担持体」である。
【0038】
次に、供給ローラ33は、現像ローラ31の側方位置で、現像ローラ31を挟んで感光体ドラム27の反対側の位置に回転可能に配設されており、現像ローラ31に対して圧縮するような状態で当接されている。この供給ローラ33は、金属製のローラ軸に、導電性の発泡材料からなるローラが被覆されており、現像ローラ31に供給するトナーを摩擦帯電するようになっている。このため、供給ローラ33は、現像ローラ31と同方向である矢印方向(図中反時計方向)に回転可能に配設されている。
【0039】
また、トナーホッパー34は、供給ローラ33の側方位置に設けられており、その内部に供給ローラ33を介して現像ローラ31に供給される現像剤を充填している。本実施の形態では、現像剤として正帯電性の非磁性1成分のトナーが使用されており、このトナーは、重合性単量体、例えばスチレンなどのスチレン系単量体やアクリル酸、アルキル(C1〜C4)アクリレート、アルキル(C1〜C4)メタアクリレートなどのアクリル系単量体を、懸濁重合などの公知の重合方法によって共重合させることにより得られる重合トナーである。このような重合トナーには、カーボンブラックなどの着色剤やワックスなどが配合されるとともに、流動性を向上させるために、シリカなど外添剤が添加されている。その粒子径は、約6〜10μm程度である。
【0040】
アジテータ36は、断面視、略くの字形状を有し、軸方向(図中紙面表裏方向)に伸びる粗い網目状の板体であり、一端に回転軸35が設けられ、他端と、くの字形状の中腹部分との2箇所に、トナーホッパー34の内壁を摺擦するように構成されているフィルム部材36aがそれぞれ設けられている。そして、トナーホッパー34の長手方向の両端中心位置で軸35が支持されたアジテータ36が矢印方向(図中時計方向)へ回転することによって、トナーホッパー34内に収容されたトナーが攪拌される。
【0041】
また、感光体ドラム27の回転方向の現像ローラ31の下流で、感光体ドラム27の下方位置には、転写ローラ30が配設されており、矢印方向(図中反時計方向)に回転可能に支持されている。この転写ローラ30は、金属製のローラ軸に、イオン導電性のゴム材料からなるローラが被覆されており、転写時には、高圧電源基板95の転写バイアス回路部(図示外)から転写バイアスが印加されるように構成されている。転写バイアスとは、感光体ドラム27の表面上に静電付着したトナーが転写ローラ30の表面上に電気的に吸引される方向に電位差が生じるように転写ローラ30に印加するバイアスである。
【0042】
このレーザプリンタ1では、転写ローラ30によって感光体ドラム27から用紙3にトナーが転写された後に、感光体ドラム27の表面上に残存する残存トナーを現像ローラ31で回収する、いわゆるクリーナーレス現像方式を採用している。
【0043】
ここで、図1を参照して、レーザプリンタ1の印刷時の動作について説明する。給紙カセット6の用紙押圧板7上に積層されたうちの最上位にある用紙3は、用紙押圧板7の裏側からバネ7bによって給紙ローラ8に向かって押圧されている。ホストコンピュータ(図示外)からの印刷データの受信に基づいて印刷が開始されると、用紙3は、回転する給紙ローラ8との間の摩擦力によって送られ、給紙ローラ8と分離パッド9との間に挟まれる。単葉に分離された用紙3はレジストローラ12に送られる。
【0044】
一方、スキャナユニット16では、エンジン基板85で生成されたレーザ駆動信号に基づいてレーザ発光部(図示外)で発生されたレーザ光が、ポリゴンミラー19に対して出射される。ポリゴンミラー19は入射したレーザ光を主走査方向(用紙3の搬送方向と直交する方向)に走査し、fθレンズ20に対して出射する。fθレンズ20は、ポリゴンミラー19で等角速度に走査されたレーザ光を等速度走査に変換する。そして、レーザ光は、反射ミラー21aで進行方向を変化され、シリンダーレンズ22によって収束され、反射ミラー21bを介して感光体ドラム27の表面上で結像する。
【0045】
また、感光体ドラム27は、スコロトロン型帯電器29によって、その表面電位が、例えば約1000Vに帯電される。矢印方向(図中時計方向)に回転する感光体ドラム27は、次に、レーザ光の照射を受ける。レーザ光は用紙3の主走査線上において、現像を行う部分は照射、行わない部分は非照射となるように出射され、レーザ光の照射を受けた部分(明部)は、その表面電位が、例えば約200Vに下がる。そして、感光体ドラム27の回転によって、レーザ光は副走査方向(用紙3の搬送方向)にも照射され、レーザ光が照射されなかった部分(暗部)と明部とで、感光体ドラム27表面上には電気的な不可視画像、すなわち静電潜像が形成される。
【0046】
また、トナーホッパー34内のトナーは、アジテータ36の回転により供給ローラ33に供給され、次に、供給ローラ33の回転により、現像ローラ31に供給される。このとき、トナーは、供給ローラ33と現像ローラ31との間で正に摩擦帯電され、さらに、一定厚さの薄層となるように調整されて現像ローラ31上に担持される。この現像ローラ31には約400Vの正のバイアスが印加されている。現像ローラ31の回転により、現像ローラ31上に担持され、かつ正帯電されているトナーは、感光体ドラム27に対向して接触するときに、感光体ドラム27の表面上に形成されている静電潜像に転移する。すなわち、現像ローラ31の電位は、暗部の電位(+1000V)より低く、明部の電位(+200V)より高いので、トナーは電位の低い明部に対して選択的に転移する。こうして、感光体ドラム27の表面上に、トナーによる現像剤像としての可視像が形成され、現像が行われる。
【0047】
レジストローラ12は用紙3をレジストし、回転する感光体ドラム27の表面上に形成された可視像の先端と用紙3の先端とが一致するタイミングで用紙3を送り出す。そして、感光体ドラム27と転写ローラ30との間を用紙3が通過する際に、転写ローラ30の電位が明部の電位(+200V)よりさらに低くなる(例えば約−1000V)ように、転写ローラ30には負の定電流を印加することで、感光体ドラム27の表面上に形成された可視像が用紙3上に転写される。
【0048】
そして、トナーが転写された用紙3は、定着器18に搬送される。定着器18は、トナーの載った用紙3に、定着ローラ41による約200℃の熱と加圧ローラ42による圧力とを加え、トナーを用紙3上に溶着させて永久画像を形成する。なお、定着ローラ41と加圧ローラ42とはそれぞれダイオードを介して接地されており、定着ローラ41の表面電位より加圧ローラ42の表面電位が低くなるように構成されている。そのため、用紙3の定着ローラ41側に載置されている正帯電性のトナーは、用紙3を介して加圧ローラ42に電気的に吸引されるので、定着時に定着ローラ41にトナーが引き寄せられることによる画像の乱れが防止されている。
【0049】
トナーが加圧加熱定着された用紙3は、搬送ローラ43によって定着器18はら排出され、排紙パス44上を搬送されて、排紙ローラ45によって印刷面を下向きにして排紙トレイ46に排出される。次に印刷される用紙3も同様に、先に排出された用紙3の上に印刷面を下にして排紙トレイ46に積層される。こうして、利用者は、印刷順に整列された用紙3を得ることができる。
【0050】
次に、図1〜図13を参照して、レーザプリンタ1の多目的ユニット200および手差しユニット300の構成について説明する。図2は、レーザプリンタ1の左右のフレーム100,110を右斜め前方から見た斜視図である。図3は、左右のフレーム100,110に固定した左右取付フレーム410,420および供給手段を示す斜視図である。図4は、左右取付フレーム410,420および供給手段の分解斜視図である。図5は、トリガユニット500およびギア470を示す図である。図6は、左右のフレーム100,110に取り付けた多目的ユニット200の外観を示す斜視図である。図7は、多目的ユニット200の多目的トレイ220を開いた状態を示す斜視図である。図8は、多目的ユニット200のカバー体210を開いた状態を示す斜視図である。図9は、左右のフレーム100,110に取り付けた手差しユニット300の外観を示す斜視図である。図10は、手差しユニット300の手差しトレイ320を開いた状態を示す斜視図である。図11は、手差しユニット300のカバー体310を開いた状態を示す斜視図である。図12は、供給手段の要部を拡大した斜視図である。図13は、トリガユニット500とギア470とを示す図である。なお、以降の図面において、−Y方向、−X方向、+X方向、+Y方向、+Z方向および−Z方向が、それぞれレーザプリンタ1の前面方向、左手方向、右手方向、背面方向、上面方向および底面方向となる。
【0051】
図1に示すように、レーザプリンタ1では、給紙カセット6に用紙3を積載して印刷を行う場合、用紙はレーザプリンタ1の内部をS字状に搬送されて排紙トレイ46に排紙される。用紙3としては、通常、例えばコピー用紙などの定型(例えばA4サイズ)で薄く、湾曲が容易で安価な用紙が利用される。しかし、例えば厚手の用紙、はがき、OHPフィルムなど、折り曲げにくい、あるいは折り曲げに弱い被記録媒体(以下、「手差し用紙」という。)に印刷を行う場合、給紙カセット6からの給紙には難点が多いので、レーザプリンタ1では、これら手差し用紙に、曲げによる負荷を与えないように、ほぼ直線的な搬送経路を通過させることができるようになっている。すなわち、手差し用紙はレーザプリンタ1の前面よりA部に案内されて、画像形成部を介し、背面カバー48および排紙パス44が下向きに開かれて露出したB部よりレーザプリンタ1の背面方向に排出される搬送経路を通って印刷が行われる。このA部に手差し用紙を案内するため、レーザプリンタ1の前面には、給紙を行うための機構が設けられる。本実施の形態のレーザプリンタ1では、その給紙のための機構として、提供するモデルによって機能の異なる2種類の機構、すなわち多目的ユニット200または手差しユニット300が択一的に取付可能となっている。
【0052】
ここで、レーザプリンタ1の左右のフレーム100,110について説明する。図2に示すように、レーザプリンタ1の本体ケース2の内部には、図1に示す給紙カセット6、スキャナユニット16、プロセスカートリッジ17、定着器18、搬送系などの各構成部品を左右から挟んで支持するため、略長方形状をした左右のフレーム100,110が設けられている。この左右のフレーム100,110間には、スキャナユニット16を支持するためのトレイ120が上部に、低圧電源基板90や高圧電源基板95等(図1参照)の上方をカバーするシュート80が中間部に、2本のアンダーバー130が底部にそれぞれ架設されており、左右のフレーム100,110の位置関係が固定されている。左右のフレーム100,110は、それぞれ、対向する面を底面としたトレイ形状を有しており、左のフレーム100の内部には、図示しないが、フィーダ部4や画像形成部の各装置を駆動するDCモータ、その駆動力を伝達するギアやソレノイド等からなる駆動系、制御基板等が収容されている。また、右のフレーム110の内部には、レーザプリンタ1の排気、冷却を行うためのファン(図示外)が収容されている。そして、左右のフレーム100,110の前方(−Y方向側)の側壁100a,110aには、上記多目的ユニット200や手差しユニット300を取り付けるための構造がそれぞれ設けられている。なお、左右のフレーム100,110が、本発明における「フレーム」である。
【0053】
次に、多目的ユニット200および手差しユニット300を取り付けるための構造について説明する。図2に示すように、左のフレーム100の前方の側壁100aには、上下方向(Z軸方向)の略中央部に、その側壁100aを略長方形状に貫通するギア孔103と、その上方および直下にて多目的ユニット200を取り付けるための左取付フレーム410(図3参照)を固定するためのネジ孔101,104と、ギア孔103の直上で左取付フレーム410を取り付ける際の位置決めを行うかぎ爪部102と、手差しユニット300のカバー体310を支持するための軸受突起105とが設けられている。かぎ爪部102の近傍には、後述するトリガユニット500(図5参照)の位置決めを行うための孔106が穿設されている。また、左のフレーム100の内部で、ギア孔103の近傍には、そのトリガユニット500を固定するためのネジ受け100cが突設されている。なお、ネジ受け100cが、本発明における「固定部」である。また、ギア孔103が、本発明における「露出孔」である。
【0054】
右のフレーム110の前方の側壁110aには、左のフレーム100と同様に、右取付フレーム420(図3参照)の位置決めを行うかぎ爪部112が、側壁110aの上下方向(Z軸方向)の中央よりやや上方寄りに設けられ、その上方,下方のそれぞれに、右取付フレーム420を固定するためのネジ孔111,114が穿設されている。ネジ孔114のさらに下方には、左のフレーム100の前記軸受突起105と協働して手差しユニット300のカバー体310を支持する軸受突起115が突設されている。なお、軸受突起105,115が、本発明における「第1取付部」である。また、ネジ孔101,104,111,114およびかぎ爪部102,112が、本発明における「第2取付部」であり、請求項7における「閉塞部材固定部」である。
【0055】
次に、図3,図4に示すように、左のフレーム100に固定される左取付フレーム410は、左のフレーム100の底面(右のフレーム110との対向面)と平行に配設される板体410bと、左のフレーム100の側壁100aと平行に配設される板体410a,410cとから構成される。板体410bは、長手方向の長さが側壁100aの2つのネジ孔101,104間の距離よりやや長く、短手方向の長さはカバー体210(図6参照)の閉蓋時にその内部に収まるようにカバー体210の厚みよりやや短く構成された板金で、長手方向を上下方向(Z軸方向)とした上方の角部で、側壁100aから遠い側の角部を円弧状に切り欠いた形状を有する。そして、板体410bの上端から中腹部にかけて、側壁100aに近い側の側縁からレーザプリンタ1の外方に向かう直交方向に、その接続端を長手方向とする略長方形状の板体410aが接続されており、また、最下部において、板体410aと同様に、ネジ孔104を覆う程度の大きさの板体410cが突設されている。
【0056】
板体410aは、長手方向の下端側に切欠が設けられており、その他端部(長手方向の上端部)にはネジ孔が穿設されている。また、板体410cにもネジ孔が穿設されている。左取付フレーム410は、板体410aの切欠を側壁100aのかぎ爪部102に係合させて位置決めし、上端部のネジ孔を側壁100aのネジ孔101に、板体410cのネジ孔を側壁100aのネジ孔104にあわせてそれぞれネジ止めすることで側壁100a上に固定される。さらに、板体410aの切欠の近傍には、後述するトリガユニット500(図5参照)が左取付フレーム410に対して位置決めを行うための突起410fが設けられている。
【0057】
また、右取付フレーム420も、左取付フレーム410とほぼ同様の鏡像形状を有しており、前記同様一部切欠を有するの板体420bと、その板体420bの上端から中腹部にかけての側縁から、左取付フレーム410の板体410aとは反対方向に接続された略長方形状の板体420aと、板体420bの下端から突設された板体420cとから構成されている。この板体420aにも板体410aと同様に、右のフレーム110の側壁110aのネジ孔111(図2参照)に対応するネジ孔と、かぎ爪部112が係合する切欠とが設けられており、また、板体420cにも側壁110aのネジ孔114(図2参照)に対応するネジ孔が穿設されている。そして、左取付フレーム410と同様にかぎ爪部112によって側壁110aに対して右取付フレーム420が位置決めされて、ネジ孔111,114にてネジ止めされて固定される。
【0058】
左取付フレーム410と右取付フレーム420とは、板金製の架橋フレーム430と、用紙の給紙の際にA部(図1参照)に用紙を案内するための斜面が設けられた樹脂製のシュート440とによって接続されており、左右取付フレーム410,420の相対的な位置関係が固定されている。架橋フレーム430は、左右のフレーム100,110間の幅分の長さを有する断面L字形状のフレームであり、その両端を左右取付フレーム410,420の中腹部近傍でネジ止めされている。架橋フレーム430の長さ方向の中央付近には給紙ローラ450が設けられており、架橋フレーム430の直下(−Z方向)に位置し、左右取付フレーム410,420間を架設するシュート440の凹部440g(図4参照)に設けられた分離機構441と協働して用紙の給紙を行う。給紙ローラ450の回転軸451は架橋フレーム430の半分程度の長さであり、左取付フレーム410の板体410bの中央よりやや下寄りに穿孔された軸受孔410eと、架橋フレーム430の中央付近よりもやや左取付フレーム410寄りの位置に設けられた軸受430aとによって支持される。そして、一端に給紙ローラ450が取り付けられ、他端には軸受孔410eを挟んで給紙ローラ450側にカム452、反対側にギア470が取り付けられる。給紙ローラ450は、回転軸451に対して着脱可能に取り付けられている。なお、給紙ローラ450が、本発明における「給紙手段」である。
【0059】
ここで、図4を参照して、分離機構441について説明する。図4に示すように、分離機構441は、給紙ローラ450と協働して積層された複数の用紙を単葉に分離する分離パッド442と、その分離パッド442を保持する揺動可能な支持部材443と、支持部材443に付勢力を付加するバネ445と、支持部材443の揺動範囲を規制する規制部材444とから構成され、シュート440の長手方向の中央付近に設けられた凹部440gにて支持されている。なお、分離パッド442が、本発明における「分離手段」であり、バネ445が本発明における「付勢手段」である。
【0060】
シュート440は、長細い板状の底板440bと、その一方の長手側の縁端より板面と垂直な方向に延設された側板440cと、他方の長手側の縁端において、長手方向の一方の端部から中央部付近まで、および中央部付近から他方の端部までの2ヶ所にて、前記側板440cと同方向に、側板440cよりも幅広に延設された側板440dと、そのそれぞれの側板440dの延設端より側板440cから離れる方向に延設された斜板440aと、底板440bの中央部付近より側板440dと同方向、かつその面方向が側板440dの面方向に対して直交する方向に、それぞれの側板440dおよび斜板440aの縁端を塞ぐように2枚突設された板面であって、その面同士が対向する部分にてシュート440の凹部440gを形成する側板440eと、シュート440の長手方向両端に接続された多目的ユニット200の支持部440fとから構成される。
【0061】
シュート440の各支持部440fは、長手方向の長さが、シュート440の底板440bの短手方向の長さよりやや長く、短手方向の長さが、その底板440bと直交する方向におけるシュート440の高さ(Z軸方向)とほぼ同じ長さを有する3枚の板体を、それぞれ間隔を開けて積層した構造を有する。そして、内側2枚の板体の間に、板面と直交する支軸440jが設けられており、この支軸440jは前記多目的トレイ220の回転軸として機能する。さらに、それぞれの支持部440fの最も外側の板面の角部には軸孔440kが穿設されており、この軸孔440kは前記支軸440jの軸線に近い位置にその軸線を有している。そして、左右取付フレーム410,420の板体410b,420bの下方の角部にそれぞれ穿設された軸孔410d,420dと連結して、前記カバー体210の回転軸が挿入される。なお、シュート440は樹脂製であるが、ガラス繊維等の強化剤が混合された樹脂から成形されており、曲げに対する耐性を有している。
【0062】
図4,図12に示すように、支持部材443は、くの字状に折り曲げられた略長方形の板金で、外側の一方の面上に分離パッド442が取り付けられ、他方の面の端部に、シュート440の凹部440gの底板440b上に設けられた支軸440hと係合する軸受板443aが、その面と直交する方向に折り曲げられて、その軸受板443aに軸孔が穿設されている。支持部材443は分離パッド442を上向きとして凹部440g内にて軸支され、一端が凹部440g内の底板440b上の突起440iに係合したバネ445の他端を、分離パッド442の背面側の板金に押し当てられることによって、分離パッド442が底板440bから離間する方向に付勢されている。そして、支持部材443が所定範囲以上に揺動されないように、略矩形の板金をL字状に折り曲げた規制部材444が、その外側の面のうち、一方の面を底板440bに、他方の面が支持部材443の外側の面で分離パッド442が固定されていない側の面と対向した状態で、底板440b上にネジ444a止めされている。なお、支軸440hが、本発明における「分離手段保持部材」
【0063】
また、図4に示すように、シュート440の両端の両支持部440f間には、長手方向の長さがその支持部440f間の距離とほぼ同じで、短手方向の長さが支持部440fを構成する板体の長手方向の一端からシュート440の側板440dの位置に届く程度の長さを有する用紙押圧板460を両端にて支持している。用紙押圧板460は短手方向の一端を支持され、他端が給紙ローラ450に向かって上方向(+Z方向)に押圧されるように図示外のバネによって付勢されている。また、用紙押圧板460の−X方向側の自由端側の角部には作動片460aが突設されており、給紙ローラ450の回転軸451に設けられたカム452に作動片460aが従動されて、用紙押圧板460の自由端側が上下するようになっている。
【0064】
そして、図3に示すように、給紙ローラ450や分離パッド442を備えた分離機構441から構成される供給手段は左右取付フレーム410,420に固定されている。レーザプリンタ1の構成として多目的ユニット200が利用される場合に、前述したように、左右取付フレーム410,420が左右のフレーム100,110の側壁100a,110aに固定される。このとき、回転軸451を介して給紙ローラ450に駆動力を伝達するギア470は、左のフレーム100のギア孔103から左のフレーム100の内部にその一部が露出され、この露出部分が図示外の駆動系のギアと噛合して、DCモータ(図示外)からの駆動力が伝達されるようになっている。しかし、給紙ローラ450は、用紙の給紙を行う場合に駆動されればよいので、左のフレーム100の内部には、給紙ローラ450の駆動・非駆動の切り換えを行うためのトリガユニット500が取り付けられる。
【0065】
図5に示すように、トリガユニット500は、略長方形の固定板530上に設けられたソレノイド510と、中継基板520と、ソレノイド510に連動して動作されるトリガ540とから構成されている。ソレノイド510は、その作動芯511の動作方向を固定板530の短手方向に沿うように固定板530の長手方向の一端に固定されている。作動芯511の先端はほぼ固定板530の角部にあり、その位置から固定板530の長手側の側縁に沿った中央部付近の位置を支点541として、棒状のトリガ540の一端が、固定板530の平面方向に揺動可能に支持されている。トリガ540の他端は作動芯511の先端に支持されており、作動芯511の外周に被せるように設けられたバネ512によって、トリガ540の自由端側が固定板530の外側方向に押圧されている。
【0066】
ソレノイド510は、固定板530の中央よりも他端側寄り(ソレノイド510の固定された一端とは反対の他端)の位置に固定された中継基板520に接続され、この中継基板520を介してエンジン基板85(図1参照)から印加される駆動電流に基づいて動作されるようになっている。すなわち、ソレノイド510に駆動電流が印加されると、作動芯511がソレノイド510本体方向に引っ込められることで、トリガ540の自由端がソレノイド510に近づく方向に移動される。そして、ソレノイド510に駆動電流の印加が停止されると、バネ512によってトリガ540の自由端がソレノイド510から遠ざかる方向に移動される。
【0067】
トリガユニット500は、左のフレーム100に固定された左取付フレーム410のギア470の回転を規制するために、左のフレーム100に固定される。
このとき、左取付フレーム410に対するトリガユニット500の位置決めが必要となるため、トリガユニット500には、左取付フレーム410の突起410f(図4参照)に嵌合する位置決め孔533がトリガ540の支点541の近傍に穿設されている。さらに、固定板530には左のフレーム100の2つのネジ受け100cに固定板530をネジ止めするためのネジ孔531,532が穿孔されている。
【0068】
このように、位置決め孔533によって左取付フレーム410に対して位置決めされ、ネジ孔531,532にて左のフレーム100にネジ止めされて固定されたトリガユニット500のトリガ540の自由端側の先端には、突起状の爪部542が設けられている。一方、給紙ローラ450の回転軸451の一端に取り付けられたギア470には、歯が設けられた外周より内側にて段違いに設けられた内周471上に突部472が設けられており、トリガ540の爪部542がその内周471に摺接し、ギア470の回転にあわせて突部472が爪部542に当接した場合に、その位置でギア470の回転を停止させるようになっている。
ギア470は、歯の一部が欠除された欠歯歯車であり、トリガ540の爪部542が内周471の突部472に当接した場合にその欠歯部分がレーザプリンタ1の駆動系(図示外)の末端のギア100bに対向する位置にくるようになっている。このため、ソレノイド510の非駆動状態においてギア470の回転が規制され、末端のギア100bが空回りし、ギア470、ひいては給紙ローラ450にDCモータ(図示外)からの駆動力が伝達されない。
【0069】
なお、ギア470には、内周471の設けられた面と反対側の面に突起(図示外)が設けられ、それがバネ等(図示外)によって左取付フレーム410側から付勢されており、ギア470の回転が規制された位置では、ギア470の回転方向に付勢力が与えられるようになっている。
【0070】
図13に示すように、エンジン基板85(図1参照)から駆動電流が印加されてソレノイド510が駆動されると、作動芯511がソレノイド510本体内に引っ込み、トリガ540の自由端が+Y方向に移動される。これにより、トリガ540の爪部542が当接するギア470の突部472に対する規制が解除されると、上記ギア470を付勢するバネによってギア470が時計方向(図中矢印方向)に回転される。すると、ギア470の欠歯部分がその回転方向下流に移動され、レーザプリンタ1の駆動系(図示外)の末端のギア100bにギア470の歯が噛合し、駆動系からの駆動力がギア470に伝達され、給紙ローラ450およびカム452が駆動されて、用紙の分離および給紙が行われる。
【0071】
次に、多目的ユニット200および手差しユニット300の取付について説明する。図6,図9に示すように、多目的ユニット200および手差しユニット300は、レーザプリンタ1の前方(図中−Y方向側)から左右のフレーム100,110間に着脱されるプロセスカートリッジ17の着脱口57(図1参照)を閉塞するためのカバーとして機能する。多目的ユニット200は、長手方向の長さが左右のフレーム100,110間距離よりやや長く、短手方向はレーザプリンタ1の高さ(Z軸方向)の約2/3ほどの大きさを有する肉厚の板形状のカバー体210と、用紙を保持してA部(図1参照)に案内するための多目的トレイ220とが一体となった外観を有している。手差しユニット300は多目的ユニット200より厚みがないが、板面の大きさはほぼ同じであり、同様にカバー体310と手差しトレイ320とが一体となってその外観を形成している。前記着脱口57の閉塞時には、多目的ユニット200および手差しユニット300は、板面の長手方向の両端が左右のフレーム100,110の側壁100a,110aにそれぞれ架かって、その板面全体で着脱口57を塞ぐ。そして多目的トレイ220,手差しトレイ320は、カバー体210,310の外側の板面に凹部形成されたトレイ収容部211,311にそれぞれ収容され、カバー体210,310と協働して本体ケース2の前面部分の外壁を形成している。
【0072】
図7に示すように、多目的トレイ220は、左右の下端に設けられたU字形状の軸受(図示外)によって、供給手段のシュート440の左右の支持部440fの支軸440jにそれぞれ係合しており、外観的にはカバー体210のトレイ収容部211の下端付近を開閉軸として、レーザプリンタ1の前方(−Y方向)下向き(−Z方向)に開閉することができる。すなわち、多目的トレイ220の軸位置は、カバー体210から独立している。この多目的トレイ220は、用紙を載置する第1載置部221と、第1載置部221に載置した用紙を搬送方向左右から押さえて整列させる用紙ガイド222と、多目的トレイ220の開閉軸から離れる方向に引き出し可能で第1載置部221に接続して用紙の載置面積を拡大する第2載置部223とを本体ケース2の外壁側の面とは反対側の面側に備えている。そして、利用者は、凹部224に指を掛けて開いた多目的トレイ220の第1,第2載置部221,223上に、用紙を複数枚、積載することができる。
【0073】
図10に示すように、手差しトレイ320は、カバー体310のトレイ収容部311の下端側を開閉軸としてレーザプリンタ1の前方下向きに開閉することができる。この手差しトレイ320の軸受は、カバー体310上に設けてあり、カバー体310の開閉にともなって、レーザプリンタ1本体とその軸受の相対的な位置関係が変化する。この手差しトレイ320は、1枚の用紙を載置する載置部321と、その載置部321に載置した1枚の用紙を搬送方向左右から押さえて給紙方向を案内させる用紙ガイド322とを本体ケース2の外壁側の面とは反対側の面側に備えている。利用者は、凹部324に指を掛けて手差しトレイ320を開くことができ、その載置部321上に、1枚の用紙をセットすることができる。
【0074】
そして、図8,図11に示すように、カバー体210,310は、多目的トレイ220,手差しトレイ320をトレイ収容部211,311にそれぞれ収容したまま、短手方向の下側(−Z方向側)の一端付近を開閉軸として、他端側をレーザプリンタ1の前方下向きに揺動し、大きく開くことができる。多目的ユニット200のカバー体210の軸受は、供給手段のシュート440の左右の支持部440fの軸孔440kにそれぞれ連結された左右取付フレーム410,420の板体410b,420bの軸孔410d,420dであり、また、手差しユニット300のカバー体310の軸受は、左右のフレーム100,110の側壁100a,110aにそれぞれ設けられた軸受突起105,115である。
【0075】
さらに、レーザプリンタ1に手差しユニット300が取り付けられた場合、左のフレーム100の側壁100aには、ギア孔103等を塞ぐため、板金から成形した目隠し板480が取り付けられる。この目隠し板480の固定には、左取付フレーム410を固定するために使用したネジ孔101,104およびかぎ爪部102を利用できるように、それぞれに対応する目隠し板480上の部位が穿設されている。目隠し板480の取付は左取付フレーム410の取付と同様に行われ、すなわちかぎ爪部102で目隠し板480の位置決めがされて、ネジ孔101,104の位置で側壁100aにネジ止めされる。なお、目隠し板480が、本発明における「閉塞部材」である。
【0076】
カバー体210,310が開くことによってレーザプリンタ1の内部が露出され、この露出部分、すなわち着脱口57(図1参照)よりプロセスカートリッジ17の着脱が行われる。カバー体210,310の自由端側の端部には、その略中央の位置にリリースボタン212,312がそれぞれ設けられ、利用者がカバー体210,310の開閉を行う際に指を掛けることができるようになっている。カバー体210,310の内部側の面でリリースボタン212,312の近傍にはフック213,313がそれぞれ設けられ、カバー体210,310の閉塞時に対向する位置の本体ケース2の上面に設けられた係合部(図示外)とそのフック213,313とがそれぞれ係合して、カバー体210,310の閉塞状態を維持するようになっている。フック213,313は、カバー体210,310を開くときに、利用者がリリースボタン212,312をそれぞれ開閉軸の方向に押し込むことで、前記係合部との係合を解除するようになっている。すなわち、利用者がカバー体210,310を開く際には必ずこのリリースボタン212,312を操作する必要があり、例えばカバー体210,310の側面などに手を掛けて開かれることを防止することができるので、カバー体210,310の開閉軸に対しほぼ均等に負荷を分散でき、また、カバー体210,310の湾曲の防止することができる。
【0077】
以上説明したように、レーザプリンタ1に多目的ユニット200が取り付けられる場合には、左右のフレーム100,110の側壁100a,110aに左右取付フレーム410,420が取り付けられ、多目的ユニット200のカバー体210および多目的トレイ220が、それぞれ独立に、左右取付フレーム410,420および供給手段のシュート440に開閉可能に支持されるように取付が行われる。多目的トレイ220の支持部分がカバー体210から分離されているので、多目的トレイ220上に用紙を積層してその重みによる負荷をあたえても十分耐えることのできる構成とすることができる。
【0078】
給紙手段の分離パッド442を支持する支持部材443は、樹脂製のシュート440の凹部440g内に揺動可能に支持される。この支持部材443は板金から成形されているので、樹脂成形された場合と比べ小さくすることができ、ひいては供給手段の小型化を図ることができる。また、規制部材444も板金より成形されており、供給手段の小型化に寄与する。この規制部材444が支持部材443の揺動範囲を規制するため、給紙ローラ450の摩耗時の取り換えの際などに支持部材443を押さえながら交換しなくともよく、作業効率を上げることができる。さらに、シュート440は凹部440gの位置では、底板440bおよび側板440cから構成され、他の位置に比べ強度が弱くなっているが、支持部材443や規制部材444の小型化によって凹部440gの大きさを小さくすることができるので、脆弱な部分を小さくすることができる。そして、シュート440もガラス繊維等の強化剤が混合された樹脂から成形されており、曲げやひずみ等に対し十分な強度を有することができる。
【0079】
また、多目的ユニット200が取り付けられたモデルのレーザプリンタ1では、給紙ローラ450および用紙押圧板460を駆動させるための駆動力はギア470を介して伝達されるが、その駆動力の伝達を給紙時のみに制限するためのトリガユニット500が利用される。このトリガユニット500は左のフレーム100の内部に取り付けられるようになっており、多目的ユニット200の内部に内包しなかったことで、多目的ユニット200の小型化を実現してレーザプリンタ1全体の小型化を実現している。そして、左右のフレーム100,110の前面側の側壁100a,110aに左右取付フレーム410,420を取り付けるための構成、すなわち、ネジ孔101,104,111,114、かぎ爪部102,112、ギア孔103を配置したため、左右取付フレーム410,420の固定作業を前面側から行うことができる。
【0080】
また、手差しユニット300が取り付けられたレーザプリンタ1のモデルでは、左右のフレーム100,110の前面側の側壁100a,110aに設けられた軸受突起105,115にカバー体310の軸をはめ込んで取付が行われる。
手差しトレイ320の開閉軸はカバー体310にあり、手差しトレイ320をカバー体310に取り付けた状態で手差しユニット300を左右のフレーム100,110に取り付けることができるので、その取付作業の簡易化を図ることができる。
【0081】
手差しトレイ320を開いた状態で上から負荷がかかり、その負荷が手差しトレイ320の軸を介してカバー体310にかかる場合に、カバー体310が開閉されることを防止するため、フック313とそのリリースボタン312とがカバー体310に設けられている。これにより、リリースボタン312を押さないとカバー体310が開かない構造を提供することができ、利用者によるカバー体310の開閉時に、必ず、リリースボタン312の位置からカバー体310への開閉負荷をかけさせることができるので、左右のフレーム100,110の軸受突起105,115に略均等に負荷分散することができる。従って、カバー体310の側面などに指をかけてカバー体210を開くような状況の発生を防止できる。この構造は定められた順序で操作しないと作動しないようにして障害を未然に防ぐ構造、すなわちフールプルーフ構造として、多目的ユニット200にも設けられている。
【0082】
また、レーザプリンタ1に手差しユニット300が取り付けられる場合には、左のフレーム100の側壁100aに目隠し板480が、左取付フレーム410を固定するためのネジ孔101,104およびかぎ爪部102を利用して、左のフレーム100の内部の構成がギア孔103等を介して露出されないように、それらを覆って塞ぎ、固定することができる。このように、多目的ユニット200および手差しユニット300を左右のフレーム100,110へ取り付けるための構造を共有したため、レーザプリンタ1のモデルによって異なるフレームを生産する必要がなく、生産コストの削減を図ることができる。
【0083】
なお、本発明は各種の変形が可能なことはいうまでもない。例えば、左右取付フレーム410,420は側壁100a,110aにネジ止めしたが、フック等で固定する構造としてもよい。また、目隠し板480は樹脂製であってもよい。
また、規制部材444をシュート440の左右方向に長めに形成し、あるいは、左右取付フレーム410,420間に架設される部材として構成し、シュート440の剛性が低くなってもそれを補えるように補強させることで、シュート440の小型化を図ってもよい。
【0084】
【発明の効果】
以上説明したように、請求項1に係る発明の画像形成装置では、フレームに設けた第1または第2取付部に、画像形成装置の設計にあわせて異なるユニットを選択的に取り付けることができるので、画像形成装置のフレーム構成は共通としたまま、用途に合わせた複数のモデルを提供することができる。また、トリガユニットはフレームの固定部に固定することができるので、トリガユニットを多目的ユニット側に設けなくともよい。このため、多目的ユニットの大きさを制限することができ、画像形成装置全体の小型化を図ることができる。
【0085】
また、請求項2に係る発明の画像形成装置では、第1または第2取付部に、画像形成装置の設計にあわせて異なるユニットを選択的に取り付けることができるので、画像形成装置の構成は共通としたまま、用途に合わせた複数のモデルを提供することができる。また、プロセス手段の着脱を行うためのカバー体を有するユニットを第1または第2取付部に取り付けるように構成されているので、プロセス手段の着脱のためのカバー体を別途設ける必要がないので、画像形成装置全体の小型化を図ることができる。
【0086】
また、請求項3に係る発明の画像形成装置では、請求項1または2に係る発明の効果に加え、手差しユニットの構成を複雑とする必要がなく、揺動可能に支持することができる。
【0087】
また、請求項4に係る発明の画像形成装置では、請求項1乃至3のいずれかに係る発明の効果に加え、多目的ユニットを取付フレームを介してフレームに固定することで供給手段を備え、且つ、被記録媒体を積層保持する多目的ユニットを確実に固定することができる。
【0088】
また、請求項5に係る発明の画像形成装置では、請求項1乃至4のいずれかに係る発明の効果に加え、多目的ユニットの取付を容易に行うことができる。
【0089】
また、請求項6に係る発明の画像形成装置では、請求項1乃至5のいずれかに係る発明の効果に加え、駆動力の伝達経路がフレーム側面を迂回させなくともよいように、ギアの露出孔がフレーム側面に設けられているので、駆動系を構成する部品の点数を減らすことができ、コストの低減を図ることができる。
【0090】
また、請求項7に係る発明の画像形成装置では、請求項6に係る発明の効果に加え、画像形成装置に供給手段を具備しない手差しユニットが取り付けられた場合、フレームの側面に設けられた閉塞部材固定部に、使用されない露出孔を閉塞する閉塞部材を固定することができるので、フレーム内部の構造を露出させず、美観を損なわない。
【0091】
また、請求項8に係る発明の画像形成装置では、請求項1乃至8のいずれかに係る発明の効果に加え、手差しユニットの手差しトレイは、その揺動支点がカバー体にあり、手差しトレイの開閉時にカバー体にかかる外力によって着脱口が開放されてしまうことを防止することができる。
【0092】
また、請求項9に係る発明の画像形成装置では、請求項1乃至8のいずれかに係る発明の効果に加え、カバー体とは独立に多目的ユニットの多目的トレイを取付フレームで揺動可能に支持することができるので、多目的トレイに積層保持する被記録媒体の重量による負荷とカバー体の重量による負荷とをそれぞれ別の支点に分散させることができ、各支点の耐用度を高めることができる。
【0093】
また、請求項10に係る発明の画像形成装置では、請求項9に係る発明の効果に加え、積層した被記録媒体を単葉に分離してプロセス手段に供給可能な供給手段は多目的ユニットに搭載し、手差しユニットではその構成を省くことができるので、用途に合わせた複数のモデルの画像形成装置を提供することができる。
【0094】
また、請求項11に係る発明の画像形成装置では、請求項10に係る発明の効果に加え、分離手段の支持部材の可動範囲を規制する規制部材は板金からなり、板金の長手方向の部分が分離手段保持部に固定されているので、支持部材を支持する分離手段保持部材を補強することができるので、あまり厚みがなくても十分に分離手段保持部材の剛性を高めることができる。
【0095】
また、請求項12に係る発明の画像形成装置では、請求項11に係る発明の効果に加え、支持部材は板金を加工して成型しているので、樹脂成形による場合に比べ小型化でき、剛性を高めることができる。また、支持部材の小型化によって分離手段保持部材の凹部を小さくできるので、分離手段保持部材の脆弱さを小さくすることができる。
【0096】
また、請求項13に係る発明の画像形成装置では、請求項11または12に係る発明の効果に加え、分離手段保持部材は強化材を含む樹脂から成形されているので、曲げやひずみに強く、凹部が形成されたことによる脆弱さを小さくすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、レーザプリンタ1の中央断面図である。
【図2】図2は、レーザプリンタ1の左右のフレーム100,110を右斜め前方から見た斜視図である。
【図3】図3は、左右のフレーム100,110に固定した左右取付フレーム410,420および供給手段を示す斜視図である。
【図4】図4は、左右取付フレーム410,420および供給手段の分解斜視図である。
【図5】図5は、トリガユニット500およびギア470を示す図である。
【図6】図6は、左右のフレーム100,110に取り付けた多目的ユニット200の外観を示す斜視図である。
【図7】図7は、多目的ユニット200の多目的トレイ220を開いた状態を示す斜視図である。
【図8】図8は、多目的ユニット200のカバー体210を開いた状態を示す斜視図である。
【図9】図9は、左右のフレーム100,110に取り付けた手差しユニット300の外観を示す斜視図である。
【図10】図10は、手差しユニット300の手差しトレイ320を開いた状態を示す斜視図である。
【図11】図11は、手差しユニット300のカバー体310を開いた状態を示す斜視図である。
【図12】図12は、供給手段の要部を拡大した斜視図である。
【図13】図13は、トリガユニット500およびギア470を示す図である。
【符号の説明】
1 レーザプリンタ
17 プロセスカートリッジ
27 感光体ドラム
31 現像ローラ
57 着脱口
100,110 フレーム
100c ネジ受け
101,104,111,114 ネジ孔
102,112 かぎ爪部
103 ギア孔
105,115 軸受突起
200 多目的ユニット
210,310 カバー体
220 多目的トレイ
300 手差しユニット
312 リリースボタン
313 フック
320 手差しトレイ
410 左取付フレーム
420 右取付フレーム
440 シュート
440h 支軸
442 分離パッド
443 支持部材
444 規制板
445 バネ
450 給紙ローラ
470 ギア
480 目隠し板
500 トリガユニット

Claims (13)

  1. 静電潜像担持体に形成された静電潜像を、現像剤担持体上に担持された現像剤で顕像化した現像剤像を被記録媒体上に形成するためのプロセス手段を支持するフレームを有する画像形成装置であって、
    前記フレームに、
    被記録媒体を保持してその被記録媒体を前記プロセス手段に案内するための手差しユニットを取り付け可能な第1取付部と、
    積層保持した被記録媒体を前記プロセス手段に供給する供給手段を有し、前記手差しユニットと択一的に前記フレームに取り付けられる多目的ユニットを取り付け可能な第2取付部と、
    その第2取付部に前記多目的ユニットが取り付けられた場合に、前記供給手段の駆動・非駆動の切り換えを行うトリガユニットを固定するための固定部と
    を備えたことを特徴とする画像形成装置。
  2. 静電潜像担持体に形成された静電潜像を、現像剤担持体上に担持された現像剤で顕像化した現像剤像を被記録媒体上に形成するためのプロセス手段を着脱可能に支持するフレームを有する画像形成装置であって、
    前記フレームに、
    前記プロセス手段の着脱を行う着脱口の開閉を行う揺動可能なカバー体と、被記録媒体を保持してその被記録媒体を前記プロセス手段に案内するための手差しトレイとからなる手差しユニットを取り付け可能な第1取付部と、
    前記カバー体と、積層保持した被記録媒体を前記プロセス手段に供給する供給手段を有する多目的トレイとからなり、前記手差しユニットと択一的に取り付けられる多目的ユニットを取り付け可能な第2取付部と
    を備えたことを特徴とする画像形成装置。
  3. 前記第1取付部は前記手差しユニットを揺動可能に支持することを特徴とする請求項1または2に記載の画像形成装置。
  4. 前記第2取付部は、前記多目的ユニットの前記供給手段を支持する取付フレームを固定することを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の画像形成装置。
  5. 前記第2取付部は、前記フレームにおける前記プロセス手段の着脱方向側に設けられたことを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載の画像形成装置。
  6. 前記フレームには、前記多目的ユニットの前記供給手段に駆動力を伝達するギアを露出させるための露出孔が設けられていることを特徴とする請求項1乃至5のいずれかに記載の画像形成装置。
  7. 前記フレームの前記露出孔の近傍には、前記露出孔を閉塞するための閉塞部材を固定する閉塞部材固定部が設けられていることを特徴とする請求項6に記載の画像形成装置。
  8. 前記手差しユニットが前記フレームに支持された画像形成装置であって、
    前記手差しユニットは、
    前記第1取付部に揺動可能に支持され、前記プロセス手段の着脱を行うためのカバー体と、
    前記カバー体に揺動可能に支持され、被記録媒体を前記プロセス手段に案内するための手差しトレイと、
    前記手差しユニットの揺動中心と反対側の自由端側に設けられ、前記カバー体を閉状態で維持するために筐体の係合部と係合するフックと、
    前記フックと前記係合部との係合を解除するリリースボタンと
    を備えたことを特徴とする請求項1乃至8のいずれかに記載の画像形成装置。
  9. 前記多目的ユニットが前記フレームに支持された画像形成装置であって、
    前記多目的ユニットは、
    前記フレームの第2取付部に固定される取付フレームと、
    前記取付フレームに揺動可能に支持され、前記プロセス手段の着脱を行うための前記カバー体とは独立に前記取付フレームに支持され、被記録媒体を積層支持する多目的トレイと
    を備えたことを特徴とする請求項1乃至8のいずれかに記載の画像形成装置。
  10. 前記多目的ユニットは、前記取付フレームに支持された供給手段を有し、前記供給手段は、前記多目的トレイに積層される被記録媒体を前記プロセス手段に供給するための給紙手段と、その給紙手段との間において被記録媒体を単葉に分離する分離手段とからなることを特徴とする請求項9に記載の画像形成装置。
  11. 前記分離手段を保持する支持部材と、
    前記支持部材を揺動可能に支持する分離手段保持部材と、
    前記分離手段保持部材に支持された前記支持部材を付勢して、前記分離手段を前記給紙手段に押圧する付勢手段と、
    板金からなり、その長手方向の部分が前記分離手段保持部材に固定され、その短手方向の部分が前記支持部材に当接して支持部材の可動範囲を規制する規制部材と
    を備えたことを特徴とする請求項10に記載の画像形成装置。
  12. 前記支持部材は板金を加工して成型されていることを特徴とする請求項11に記載の画像形成装置。
  13. 前記分離手段保持部材は強化材を含む樹脂で成形されていることを特徴とする請求項11または12に記載の画像形成装置。
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