JPH0569957A - 画像形成装置 - Google Patents
画像形成装置Info
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- JPH0569957A JPH0569957A JP3235225A JP23522591A JPH0569957A JP H0569957 A JPH0569957 A JP H0569957A JP 3235225 A JP3235225 A JP 3235225A JP 23522591 A JP23522591 A JP 23522591A JP H0569957 A JPH0569957 A JP H0569957A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】本発明は、画像形成装置に関し、記録用紙を上
方でユーザの取り出しやすい角度で取り出すようにし
て、記録用紙の取り出し作業の作業性を向上することが
できる画像形成装置を提供することを目的としている。 【構成】カバー39の上部に排紙トレー40を回動自在に一
体的に取付けるとともに、カバー39あるいは排紙トレー
40の何れか一方に排紙トレー40をカバー上39で所定角度
傾斜させて保持する保持部材41を回動自在に設けたこと
を特徴としている。
方でユーザの取り出しやすい角度で取り出すようにし
て、記録用紙の取り出し作業の作業性を向上することが
できる画像形成装置を提供することを目的としている。 【構成】カバー39の上部に排紙トレー40を回動自在に一
体的に取付けるとともに、カバー39あるいは排紙トレー
40の何れか一方に排紙トレー40をカバー上39で所定角度
傾斜させて保持する保持部材41を回動自在に設けたこと
を特徴としている。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、複写機、レーザプリン
タ等の画像形成装置に関する。
タ等の画像形成装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来、この画像形成装置としては、例え
ば図５に記載されたようなものがある。図５において、
１は画像形成装置本体であり、この本体１の下部には記
録用紙Ｐが収納された給紙カセット２が脱着自在に設け
られている。この給紙カセット２は記録用紙Ｐを収納可
能なように上部に開口する開口部２ａを有しており、一
部が本体１の側方に突出している。
ば図５に記載されたようなものがある。図５において、
１は画像形成装置本体であり、この本体１の下部には記
録用紙Ｐが収納された給紙カセット２が脱着自在に設け
られている。この給紙カセット２は記録用紙Ｐを収納可
能なように上部に開口する開口部２ａを有しており、一
部が本体１の側方に突出している。
【０００３】この給紙カセット２内の記録用紙Ｐは給紙
コロ３によって給紙された後、プルアウトコロ４によっ
て用紙搬送路５に供給された後、中間コロ６を経て用紙
搬送路７に供給される。記録用紙Ｐが搬送路７に供給さ
れると、レジストローラ８で先端部が合わされた後、所
定のタイミングを取られながら感光体ベルト９に供給さ
れる。
コロ３によって給紙された後、プルアウトコロ４によっ
て用紙搬送路５に供給された後、中間コロ６を経て用紙
搬送路７に供給される。記録用紙Ｐが搬送路７に供給さ
れると、レジストローラ８で先端部が合わされた後、所
定のタイミングを取られながら感光体ベルト９に供給さ
れる。
【０００４】この感光体ベルト９は帯電チャージャ10に
よって表面が帯電された後、光学ユニット11からの画像
信号による静電潜像が形成され、この静電潜像が現像装
置12の現像ローラ12ａによってその表面に可視像化され
ている。搬送路７を搬送する記録用紙Ｐには転写チャー
ジャ13によって感光体ベルト９に形成された可視像が転
写され、可視像が転写された記録用紙Ｐは用紙搬送路14
を通過した後、定着ローラ15によって加圧される。この
ため、記録用紙Ｐには可視像が定着される。この後、記
録用紙Ｐは排紙コロ16によって外部に排出され、本体１
の側方に設けられた排紙トレー17に載置される。
よって表面が帯電された後、光学ユニット11からの画像
信号による静電潜像が形成され、この静電潜像が現像装
置12の現像ローラ12ａによってその表面に可視像化され
ている。搬送路７を搬送する記録用紙Ｐには転写チャー
ジャ13によって感光体ベルト９に形成された可視像が転
写され、可視像が転写された記録用紙Ｐは用紙搬送路14
を通過した後、定着ローラ15によって加圧される。この
ため、記録用紙Ｐには可視像が定着される。この後、記
録用紙Ｐは排紙コロ16によって外部に排出され、本体１
の側方に設けられた排紙トレー17に載置される。
【０００５】ところが、このような画像形成装置にあっ
ては、給紙カセット２の開口部２ａが本体１外方に突出
しているため、記録用紙Ｐが外部の湿気等を吸収して反
ってしてしまい、画像形成作業時に転写抜け等の不具合
が発生してしまう。このような不具合が解消するものと
して、例えば、特開昭６１−１５０９３９号公報および
特開昭６１−２０６７３７号公報に記載されたようなも
のがある。
ては、給紙カセット２の開口部２ａが本体１外方に突出
しているため、記録用紙Ｐが外部の湿気等を吸収して反
ってしてしまい、画像形成作業時に転写抜け等の不具合
が発生してしまう。このような不具合が解消するものと
して、例えば、特開昭６１−１５０９３９号公報および
特開昭６１−２０６７３７号公報に記載されたようなも
のがある。
【０００６】このものは、画像形成装置本体の下方に設
けられるとともに、該本体の横方向に突出する給紙カセ
ットの開口部を覆うカバーを有し、このカバーによって
開口部を覆うことにより記録用紙が外部の湿気を吸収す
るのを防止している。また、このカバーは画像形成装置
の給紙方向、すなわち、本体の横方向に摺動自在になっ
ているとともに、画像形成後の記録用紙が排出される排
紙トレーを兼ねており、排紙トレーとして機能するとき
に給紙カセットの突出端部から画像形成装置の横方向に
さらに移動して記録用紙を載置するようになっている。
けられるとともに、該本体の横方向に突出する給紙カセ
ットの開口部を覆うカバーを有し、このカバーによって
開口部を覆うことにより記録用紙が外部の湿気を吸収す
るのを防止している。また、このカバーは画像形成装置
の給紙方向、すなわち、本体の横方向に摺動自在になっ
ているとともに、画像形成後の記録用紙が排出される排
紙トレーを兼ねており、排紙トレーとして機能するとき
に給紙カセットの突出端部から画像形成装置の横方向に
さらに移動して記録用紙を載置するようになっている。
【０００７】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の画像形成装置にあっては、排紙トレーを載置
する際に給紙カセットの開口部に設けられたカバーを給
紙カセットの突出端部から画像形成装置の横方向に移動
させるようにしていたため、ユーザが記録用紙を取り出
す際の取出し位置が下方出、かつ水平位置になってしま
い、記録用紙の取り出し作業の作業性が悪化してしまう
という問題があった。
うな従来の画像形成装置にあっては、排紙トレーを載置
する際に給紙カセットの開口部に設けられたカバーを給
紙カセットの突出端部から画像形成装置の横方向に移動
させるようにしていたため、ユーザが記録用紙を取り出
す際の取出し位置が下方出、かつ水平位置になってしま
い、記録用紙の取り出し作業の作業性が悪化してしまう
という問題があった。
【０００８】そこで本発明は、記録用紙を上方でユーザ
の取り出しやすい角度で取り出すようにして、記録用紙
の取り出し作業の作業性を向上することができる画像形
成装置を提供することを目的としている。
の取り出しやすい角度で取り出すようにして、記録用紙
の取り出し作業の作業性を向上することができる画像形
成装置を提供することを目的としている。
【０００９】
【課題を解決するための手段】請求項１記載の発明は、
上記課題を達成するために、記録用紙を収納するように
上部に開口部を有する給紙カセットと、該給紙カセット
に対して脱着自在に設けられ、開口部の所定箇所を覆う
カバーと、給紙カセット内から給紙された記録用紙に画
像を形成する画像形成手段と、該画像形成手段によって
画像が形成された後、本体外部に排出された記録用紙を
積載可能な排紙トレーと、を備えた画像形成装置におい
て、前記カバーの上部に排紙トレーを回動自在に一体的
に取付けるとともに、カバーあるいは排紙トレーの何れ
か一方に排紙トレーをカバー上で所定角度傾斜させて保
持する保持部材を回動自在に設けたことを特徴としてい
る。
上記課題を達成するために、記録用紙を収納するように
上部に開口部を有する給紙カセットと、該給紙カセット
に対して脱着自在に設けられ、開口部の所定箇所を覆う
カバーと、給紙カセット内から給紙された記録用紙に画
像を形成する画像形成手段と、該画像形成手段によって
画像が形成された後、本体外部に排出された記録用紙を
積載可能な排紙トレーと、を備えた画像形成装置におい
て、前記カバーの上部に排紙トレーを回動自在に一体的
に取付けるとともに、カバーあるいは排紙トレーの何れ
か一方に排紙トレーをカバー上で所定角度傾斜させて保
持する保持部材を回動自在に設けたことを特徴としてい
る。
【００１０】請求項２記載の発明は、上記課題を達成す
るために、前記カバーの所定端部に突起部材を設けると
ともに、本体に該突起部材の有無を検知する検知手段を
設けたことを特徴としている。
るために、前記カバーの所定端部に突起部材を設けると
ともに、本体に該突起部材の有無を検知する検知手段を
設けたことを特徴としている。
【００１１】
【作用】請求項１記載の発明では、カバーと一体的に設
けられた排紙トレーがカバー上で所定角度傾斜される。
したがって、記録用紙の排出時に給紙カセットの上方で
ユーザが取り出し易い排出角度あるいは記録用紙の種類
に応じた排出角度に排紙トレーが設定され、記録用紙の
取り出し作業の作業性が向上する。また、画像形成装置
の未使用時に排紙トレーが排紙位置から待避されて給紙
カセット上部に載置され、排紙トレーの格納スペースを
多く取る必要がないとともに、画像形成装置の移動時等
に周囲の邪魔になるようなことがない。
けられた排紙トレーがカバー上で所定角度傾斜される。
したがって、記録用紙の排出時に給紙カセットの上方で
ユーザが取り出し易い排出角度あるいは記録用紙の種類
に応じた排出角度に排紙トレーが設定され、記録用紙の
取り出し作業の作業性が向上する。また、画像形成装置
の未使用時に排紙トレーが排紙位置から待避されて給紙
カセット上部に載置され、排紙トレーの格納スペースを
多く取る必要がないとともに、画像形成装置の移動時等
に周囲の邪魔になるようなことがない。
【００１２】請求項２記載の発明では、カバーの所定端
部に突起部材が設けられるとともに、本体に該突起部材
の有無を検知する検知手段が設けられる。したがって、
カバーおよび排紙トレーが給紙カセットに確実に取付け
られたときに画像形成作業が行なわれ、カバー等がない
にもかかわらず画像形成作業が行なわれて記録用紙が排
紙トレーに積層されないような事態や記録用紙が直接給
紙カセット上に排出されてジャムの原因になるようなこ
とがなく、画像形成作業の作業性が悪化することがな
い。
部に突起部材が設けられるとともに、本体に該突起部材
の有無を検知する検知手段が設けられる。したがって、
カバーおよび排紙トレーが給紙カセットに確実に取付け
られたときに画像形成作業が行なわれ、カバー等がない
にもかかわらず画像形成作業が行なわれて記録用紙が排
紙トレーに積層されないような事態や記録用紙が直接給
紙カセット上に排出されてジャムの原因になるようなこ
とがなく、画像形成作業の作業性が悪化することがな
い。
【００１３】
【実施例】以下、本発明を実施例に基づいて説明する。
図１〜４は本発明に係る画像形成装置の一実施例を示す
図である。まず、構成を説明する。図１において、21は
画像形成装置としてのプリンタの本体であり、この本体
21の内部には感光体ベルト22が設けられている。この感
光体ベルト22近傍には光学ユニット23が配設されてお
り、この光学ユニット23はポリゴンミラー23ａ、複数の
ミラー23ｂ等を含んで構成され、感光体ベルト22にはこ
の光学ユニット23から画信号に応じて変調されたレーザ
光Ｌがスキャンされる。
図１〜４は本発明に係る画像形成装置の一実施例を示す
図である。まず、構成を説明する。図１において、21は
画像形成装置としてのプリンタの本体であり、この本体
21の内部には感光体ベルト22が設けられている。この感
光体ベルト22近傍には光学ユニット23が配設されてお
り、この光学ユニット23はポリゴンミラー23ａ、複数の
ミラー23ｂ等を含んで構成され、感光体ベルト22にはこ
の光学ユニット23から画信号に応じて変調されたレーザ
光Ｌがスキャンされる。
【００１４】感光体ベルト22の周囲には、帯電チャージ
ャ24と、転写チャージャ25と、現像装置26と、クリーニ
ング装置27と、が配設されている。帯電チャージャ24は
コロナ放電によって感光体ベルト22上を帯電するように
なっており、この帯電層に光学ユニット23からのレーザ
光Ｌが照射されることにより感光体ベルト22上に静電潜
像が形成される。
ャ24と、転写チャージャ25と、現像装置26と、クリーニ
ング装置27と、が配設されている。帯電チャージャ24は
コロナ放電によって感光体ベルト22上を帯電するように
なっており、この帯電層に光学ユニット23からのレーザ
光Ｌが照射されることにより感光体ベルト22上に静電潜
像が形成される。
【００１５】現像装置26は内部に図示しないトナーを収
納しており、このトナーを現像ローラ26ａによって感光
体ベルト22に供給してベルト22上の静電潜像を可視像化
する。転写チャージャ25は後述する給紙カセットから供
給される記録用紙に感光体ベルト22上のトナー像を転写
するとともに、記録用紙を感光体ベルト22から分離す
る。また、クリーニング装置27は記録用紙に可視像を転
写した後、感光体ベルト22上に付着した残留トナーを除
去してこのトナーを回収する。
納しており、このトナーを現像ローラ26ａによって感光
体ベルト22に供給してベルト22上の静電潜像を可視像化
する。転写チャージャ25は後述する給紙カセットから供
給される記録用紙に感光体ベルト22上のトナー像を転写
するとともに、記録用紙を感光体ベルト22から分離す
る。また、クリーニング装置27は記録用紙に可視像を転
写した後、感光体ベルト22上に付着した残留トナーを除
去してこのトナーを回収する。
【００１６】転写チャージャ25の近傍には定着装置28が
設けられており、この定着装置28は記録用紙に転写され
た可視像を転写紙に定着する。そして、上述した感光体
ベルト22、帯電チャージャ24、転写チャージャ25、現像
装置26、クリーニング装置27は画像形成手段を構成して
いる。また、本体21の下方には給紙カセット29が収納さ
れており、このカセット29は上部に開口する開口部29ａ
を有している。このカセット29は本体21に対して脱着自
在になっており、内部に記録用紙Ｐを収納している。こ
のカセット29の一端部には給紙コロ30が設けられてお
り、この給紙コロ30はカセット29内の記録用紙Ｐを１枚
ずつ給紙してプルアウトコロ31に供給する。
設けられており、この定着装置28は記録用紙に転写され
た可視像を転写紙に定着する。そして、上述した感光体
ベルト22、帯電チャージャ24、転写チャージャ25、現像
装置26、クリーニング装置27は画像形成手段を構成して
いる。また、本体21の下方には給紙カセット29が収納さ
れており、このカセット29は上部に開口する開口部29ａ
を有している。このカセット29は本体21に対して脱着自
在になっており、内部に記録用紙Ｐを収納している。こ
のカセット29の一端部には給紙コロ30が設けられてお
り、この給紙コロ30はカセット29内の記録用紙Ｐを１枚
ずつ給紙してプルアウトコロ31に供給する。
【００１７】プルアウトコロ31はこの用紙用紙Ｐを用紙
搬送路32を介して中間コロ33に供給するものであり、中
間コロ33この用紙Ｐを用紙搬送路34を介してレジストロ
ーラ35に供給するものである。また、レジストローラ35
はこの記録用紙Ｐの先端を揃えて所定のタイミングで用
紙搬送路36を通して感光体ベルト22および転写チャージ
ャ25の間に供給した後、用紙搬送路37に供給する。この
ため、上述したように感光体ベルト22および転写チャー
ジャ25の間で感光体ドラム22の可視像が記録用紙Ｐに転
写される。そして、この記録用紙Ｐは定着装置28を通過
した後、排紙コロ38によって本体21の外部に排出され
る。
搬送路32を介して中間コロ33に供給するものであり、中
間コロ33この用紙Ｐを用紙搬送路34を介してレジストロ
ーラ35に供給するものである。また、レジストローラ35
はこの記録用紙Ｐの先端を揃えて所定のタイミングで用
紙搬送路36を通して感光体ベルト22および転写チャージ
ャ25の間に供給した後、用紙搬送路37に供給する。この
ため、上述したように感光体ベルト22および転写チャー
ジャ25の間で感光体ドラム22の可視像が記録用紙Ｐに転
写される。そして、この記録用紙Ｐは定着装置28を通過
した後、排紙コロ38によって本体21の外部に排出され
る。
【００１８】一方、給紙カセット29の他端部は本体21の
側方に突出しており、この突出部分にはカバー39が取付
けられており、このカバー39は開口部29ａを覆ってい
る。このカバー39には図２に示すよう差込み穴39ａ、39
ｂが形成されており、この差込み穴39ａ、39ｂには排紙
トレー40の先端部に形成された回転軸40ａ、40ｂが挿入
されている。このため、排紙トレー40はカバー39の上部
に回動自在に一体的に取付けられている。そして、この
排紙トレイ40には排紙コロ38によって外部に排出された
記録用紙Ｐが積層される。
側方に突出しており、この突出部分にはカバー39が取付
けられており、このカバー39は開口部29ａを覆ってい
る。このカバー39には図２に示すよう差込み穴39ａ、39
ｂが形成されており、この差込み穴39ａ、39ｂには排紙
トレー40の先端部に形成された回転軸40ａ、40ｂが挿入
されている。このため、排紙トレー40はカバー39の上部
に回動自在に一体的に取付けられている。そして、この
排紙トレイ40には排紙コロ38によって外部に排出された
記録用紙Ｐが積層される。
【００１９】また、排紙トレー40には図３に示すように
保持部材41が回動自在に取付けられており、この保持部
材41は先端部がカバー39に当接することによって排紙ト
レー40を所定角度傾斜させて保持するようになってい
る。また、保持部材41は排紙トレー40の背面に当接して
排紙トレー40の保持を解除するようになっており、この
とき図４に示すように排紙トレー40は回動してカバー39
の上面に当接する。カバー39の上面には図示しない複数
の溝部が形成されており、この排紙トレー40はこの溝部
に当接することによりそれぞれ溝の位置に応じた角度に
位置決めされる。
保持部材41が回動自在に取付けられており、この保持部
材41は先端部がカバー39に当接することによって排紙ト
レー40を所定角度傾斜させて保持するようになってい
る。また、保持部材41は排紙トレー40の背面に当接して
排紙トレー40の保持を解除するようになっており、この
とき図４に示すように排紙トレー40は回動してカバー39
の上面に当接する。カバー39の上面には図示しない複数
の溝部が形成されており、この排紙トレー40はこの溝部
に当接することによりそれぞれ溝の位置に応じた角度に
位置決めされる。
【００２０】排紙トレイ40の本体21側端部には突起部材
42が設けられており、この突起部材42はカバー39および
排紙トレイ40が給紙カセット29に取付けられたとき本体
21内に設けられた図示しない光センサ等に検知されるよ
うになっている。この光センサは突起部材42の有無を検
知して図示しない制御手段に信号を送信するようになっ
ており、制御手段は突起部材42を検知したときに画像形
成作業を行なうように上記画像形成手段や給紙コロ30を
作動するようになっている。
42が設けられており、この突起部材42はカバー39および
排紙トレイ40が給紙カセット29に取付けられたとき本体
21内に設けられた図示しない光センサ等に検知されるよ
うになっている。この光センサは突起部材42の有無を検
知して図示しない制御手段に信号を送信するようになっ
ており、制御手段は突起部材42を検知したときに画像形
成作業を行なうように上記画像形成手段や給紙コロ30を
作動するようになっている。
【００２１】本実施例は上述したような構成を有するの
で、排紙カセット29内の記録用紙Ｐが湿気等を吸引して
反ることがなく、画像形成作業時に転写抜け等の不具合
が発生することがない。また、画像形成作業を行なうと
きには保持部材41をカバー39の溝に係合させ、排紙トレ
イ40をユーザの取り出し易い排出角度あるいは記録用紙
の種類に応じた排出角度に傾斜させて保持することがで
き、排紙コロ38によって外部に排出されて排紙トレイ40
に積層された記録用紙Ｐをカバー39の上方で容易に取り
出すことができ、記録用紙Ｐの取り出し作業の作業性を
向上させることができる。
で、排紙カセット29内の記録用紙Ｐが湿気等を吸引して
反ることがなく、画像形成作業時に転写抜け等の不具合
が発生することがない。また、画像形成作業を行なうと
きには保持部材41をカバー39の溝に係合させ、排紙トレ
イ40をユーザの取り出し易い排出角度あるいは記録用紙
の種類に応じた排出角度に傾斜させて保持することがで
き、排紙コロ38によって外部に排出されて排紙トレイ40
に積層された記録用紙Ｐをカバー39の上方で容易に取り
出すことができ、記録用紙Ｐの取り出し作業の作業性を
向上させることができる。
【００２２】また、カバー39および排紙トレー40が給紙
カセット29に取付けられたことを光センサが検知したと
きに画像形成作業を行なうため、カバー39および排紙ト
レー40が給紙カセット29に確実に取付けられたときに画
像形成作業を行なうことができ、カバー39等がないにも
かかわらず画像形成作業が行なわれて記録用紙Ｐが排紙
トレー40に積層されないような事態が発生することや記
録用紙Ｐが直接給紙カセット29上に排出されてジャムの
原因になるようなことを防止することができ、画像形成
作業の作業性が悪化するのを防止することができる。
カセット29に取付けられたことを光センサが検知したと
きに画像形成作業を行なうため、カバー39および排紙ト
レー40が給紙カセット29に確実に取付けられたときに画
像形成作業を行なうことができ、カバー39等がないにも
かかわらず画像形成作業が行なわれて記録用紙Ｐが排紙
トレー40に積層されないような事態が発生することや記
録用紙Ｐが直接給紙カセット29上に排出されてジャムの
原因になるようなことを防止することができ、画像形成
作業の作業性が悪化するのを防止することができる。
【００２３】さらに、保持部材41を排紙トレー40の背面
に当接させた後、排紙トレー40および保持部材41をカバ
ー39上に載置することにより排紙トレー40を排紙位置か
ら待避させているため、画像形成装置の未使用時に排紙
トレー40の収容スペースを少なくすることができる。こ
のため、画像形成装置の移動時等に排紙トレイ40が周囲
の邪魔になるような事態が発生するのを防止することも
できる。なお、本実施例では、保持部材41を排紙トレー
40に回動自在に取付けているカバー39に回動自在に取付
けても良い。
に当接させた後、排紙トレー40および保持部材41をカバ
ー39上に載置することにより排紙トレー40を排紙位置か
ら待避させているため、画像形成装置の未使用時に排紙
トレー40の収容スペースを少なくすることができる。こ
のため、画像形成装置の移動時等に排紙トレイ40が周囲
の邪魔になるような事態が発生するのを防止することも
できる。なお、本実施例では、保持部材41を排紙トレー
40に回動自在に取付けているカバー39に回動自在に取付
けても良い。
【００２４】
【発明の効果】請求項１記載の発明によれば、カバーと
排紙トレーを一体的に設け、記録用紙の排出時に排紙ト
レーをカバー上で所定角度傾斜させているので、記録用
紙の排出時に給紙カセットの上方でユーザが取り出し易
い排出角度あるいは記録用紙の種類に応じた排出角度に
排紙トレーを設定することができ、記録用紙の取り出し
作業の作業性を向上させることができる。また、画像形
成装置の未使用時に排紙トレーを排紙位置から待避させ
て給紙カセット上部に載置することができ、排紙トレイ
の格納スペースを少なくすることができるとともに、画
像形成装置の移動時等に排紙トレイが周囲の邪魔になる
ような事態が発生するのを防止することができる。
排紙トレーを一体的に設け、記録用紙の排出時に排紙ト
レーをカバー上で所定角度傾斜させているので、記録用
紙の排出時に給紙カセットの上方でユーザが取り出し易
い排出角度あるいは記録用紙の種類に応じた排出角度に
排紙トレーを設定することができ、記録用紙の取り出し
作業の作業性を向上させることができる。また、画像形
成装置の未使用時に排紙トレーを排紙位置から待避させ
て給紙カセット上部に載置することができ、排紙トレイ
の格納スペースを少なくすることができるとともに、画
像形成装置の移動時等に排紙トレイが周囲の邪魔になる
ような事態が発生するのを防止することができる。
【００２５】請求項２記載の発明によれば、カバーの所
定端部に突起部材を設けるとともに、本体に該突起部材
の有無を検知する検知手段を設けているので、カバーお
よび排紙トレーが給紙カセットに確実に取付けられたと
きに画像形成作業を行なうことができ、カバー等がない
にもかかわらず画像形成作業が行なわれて記録用紙が排
紙トレーに積層されないような事態や記録用紙が直接給
紙カセット上に排出されてジャムの原因になるようなこ
とを防止することができる。このため、画像形成作業の
作業性が悪化するのを防止することができる。
定端部に突起部材を設けるとともに、本体に該突起部材
の有無を検知する検知手段を設けているので、カバーお
よび排紙トレーが給紙カセットに確実に取付けられたと
きに画像形成作業を行なうことができ、カバー等がない
にもかかわらず画像形成作業が行なわれて記録用紙が排
紙トレーに積層されないような事態や記録用紙が直接給
紙カセット上に排出されてジャムの原因になるようなこ
とを防止することができる。このため、画像形成作業の
作業性が悪化するのを防止することができる。
【図１】本発明に係る画像形成装置の一実施例を示すそ
の構成図である。
の構成図である。
【図２】排紙トレーとカバーの分解斜視図である。
【図３】排紙トレー、カバーおよび保持部材の要部構成
図である。
図である。
【図４】排紙トレーを排出位置から待避させた状態を示
す図である。
す図である。
【図５】従来の画像形成装置の構成図である。
21 プリンタ本体（画像形成装置） 22 感光体ベルト（画像形成手段） 24 帯電チャージャ（画像形成手段） 25 転写チャージャ（画像形成手段） 26 現像装置（画像形成手段） 29 給紙カセット 29ａ 開口部 39 カバー 40 排紙トレー 41 保持部材 42 突起部材
Claims (2)
- 【請求項１】記録用紙を収納するように上部に開口部を
有する給紙カセットと、該給紙カセットに対して脱着自
在に設けられ、開口部の所定箇所を覆うカバーと、給紙
カセット内から給紙された記録用紙に画像を形成する画
像形成手段と、該画像形成手段によって画像が形成され
た後、本体外部に排出された記録用紙を積載可能な排紙
トレーと、を備えた画像形成装置において、前記カバー
の上部に排紙トレーを回動自在に一体的に取付けるとと
もに、カバーあるいは排紙トレーの何れか一方に排紙ト
レーをカバー上で所定角度傾斜させて保持する保持部材
を回動自在に設けたことを特徴とする画像形成装置。 - 【請求項２】前記カバーの所定端部に突起部材を設ける
とともに、本体に該突起部材の有無を検知する検知手段
を設けたことを特徴とする請求項１記載の画像形成装
置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3235225A JPH0569957A (ja) | 1991-09-17 | 1991-09-17 | 画像形成装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3235225A JPH0569957A (ja) | 1991-09-17 | 1991-09-17 | 画像形成装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0569957A true JPH0569957A (ja) | 1993-03-23 |
Family
ID=16982938
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3235225A Pending JPH0569957A (ja) | 1991-09-17 | 1991-09-17 | 画像形成装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0569957A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002079714A (ja) * | 2000-06-30 | 2002-03-19 | Tohoku Ricoh Co Ltd | プリンタ |
| JP2002321857A (ja) * | 2001-04-26 | 2002-11-08 | Ricoh Co Ltd | 画像形成装置 |
| US8297614B2 (en) | 2008-02-20 | 2012-10-30 | Canon Kabushiki Kaisha | Recording apparatus |
| US8746684B2 (en) | 2011-06-29 | 2014-06-10 | Ricoh Company, Ltd. | Image forming apparatus |
-
1991
- 1991-09-17 JP JP3235225A patent/JPH0569957A/ja active Pending
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002079714A (ja) * | 2000-06-30 | 2002-03-19 | Tohoku Ricoh Co Ltd | プリンタ |
| JP4597419B2 (ja) * | 2000-06-30 | 2010-12-15 | Ａｉソリューションズ株式会社 | プリンタ |
| JP2002321857A (ja) * | 2001-04-26 | 2002-11-08 | Ricoh Co Ltd | 画像形成装置 |
| US8297614B2 (en) | 2008-02-20 | 2012-10-30 | Canon Kabushiki Kaisha | Recording apparatus |
| US8608159B2 (en) | 2008-02-20 | 2013-12-17 | Canon Kabushiki Kaisha | Recording apparatus |
| US8746684B2 (en) | 2011-06-29 | 2014-06-10 | Ricoh Company, Ltd. | Image forming apparatus |
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