JPH07330177A - シート給送装置及び画像形成装置 - Google Patents
シート給送装置及び画像形成装置Info
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- JPH07330177A JPH07330177A JP6126131A JP12613194A JPH07330177A JP H07330177 A JPH07330177 A JP H07330177A JP 6126131 A JP6126131 A JP 6126131A JP 12613194 A JP12613194 A JP 12613194A JP H07330177 A JPH07330177 A JP H07330177A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- sheet
- feeding
- cassette
- image forming
- separating
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- Pending
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- Paper Feeding For Electrophotography (AREA)
- Controlling Sheets Or Webs (AREA)
- Sheets, Magazines, And Separation Thereof (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 シート収納手段を装置本体より引き出す際に
シートが装置本体内に残留したりシート先端にしわが発
生するのを防止し安全性,信頼性を向上させたシート給
送装置を提供する。 【構成】 シートPを積載収納したシートカセット15を
複写機本体1に装着し、装置本体側のピックアップロー
ラ16により給送するシート給送装置において、前記ピッ
クアップローラ16に対向して配置されたシートを分離す
るためのパットアーム44と、前記シートカセット15に設
けた把手28を操作することにより、中板29及びパットア
ーム44を前記ピックアップローラ16に対して当接又は離
間させる位置へ移動させる加圧手段と、を備え、前記加
圧手段は、前記中板29に積載したシートPを前記ピック
アップローラ16へ当接させるのに要する時間より離間さ
せるのに要する時間が短くなるように構成したことを特
徴とする。
シートが装置本体内に残留したりシート先端にしわが発
生するのを防止し安全性,信頼性を向上させたシート給
送装置を提供する。 【構成】 シートPを積載収納したシートカセット15を
複写機本体1に装着し、装置本体側のピックアップロー
ラ16により給送するシート給送装置において、前記ピッ
クアップローラ16に対向して配置されたシートを分離す
るためのパットアーム44と、前記シートカセット15に設
けた把手28を操作することにより、中板29及びパットア
ーム44を前記ピックアップローラ16に対して当接又は離
間させる位置へ移動させる加圧手段と、を備え、前記加
圧手段は、前記中板29に積載したシートPを前記ピック
アップローラ16へ当接させるのに要する時間より離間さ
せるのに要する時間が短くなるように構成したことを特
徴とする。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電子写真複写機,レー
ザービームプリンター,ファクシミリ等の画像形成装置
に装備されるシート給送装置に係り、詳しくはシート積
載手段に積載したシートを給送手段へ当接又は離間させ
てシートを給送するシート給送装置に関するものであ
る。
ザービームプリンター,ファクシミリ等の画像形成装置
に装備されるシート給送装置に係り、詳しくはシート積
載手段に積載したシートを給送手段へ当接又は離間させ
てシートを給送するシート給送装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来、電子写真複写機,レーザービーム
プリンター等の画像形成装置に用いられるシート給送装
置としては、通常実開昭62−157726号公報等に
記載されているように、装置本体に着脱可能に装着され
る給紙カセットが用いられている。この給紙カセット
は、底板部分に揺動可能に設けられたボトムプレート
(シート積載台)を上方に揺動させ、その上面に積載さ
れているシートを押し上げて給紙ローラへ押圧するよう
に構成されている。
プリンター等の画像形成装置に用いられるシート給送装
置としては、通常実開昭62−157726号公報等に
記載されているように、装置本体に着脱可能に装着され
る給紙カセットが用いられている。この給紙カセット
は、底板部分に揺動可能に設けられたボトムプレート
(シート積載台)を上方に揺動させ、その上面に積載さ
れているシートを押し上げて給紙ローラへ押圧するよう
に構成されている。
【0003】上記給紙カセットの把手部分にはカセット
揺動部材が設けられており、該カセット揺動部材の突出
部を介して装置本体側のカセット受け台に設けた揺動部
材の動作を制御するように構成されている。また上記カ
セット受け台には、上記シート積載台の押し上げを行な
うためのタング(舌片)と給紙ローラに当接させてシー
トの分離を行なうさばき部材(分離部材)とを設け、こ
れらをカセット揺動部材に連動する連動部材を介して揺
動部材を動作させ、給紙ローラへ押圧/押圧解除するよ
うに構成されている。
揺動部材が設けられており、該カセット揺動部材の突出
部を介して装置本体側のカセット受け台に設けた揺動部
材の動作を制御するように構成されている。また上記カ
セット受け台には、上記シート積載台の押し上げを行な
うためのタング(舌片)と給紙ローラに当接させてシー
トの分離を行なうさばき部材(分離部材)とを設け、こ
れらをカセット揺動部材に連動する連動部材を介して揺
動部材を動作させ、給紙ローラへ押圧/押圧解除するよ
うに構成されている。
【0004】上記給紙カセットを装置本体より引き出す
場合には、把手部分に設けたカセット揺動部材を揺動さ
せることにより、連動部材を介して揺動部材を動作さ
せ、タング及び分離部材を下降させ、シート積載台の押
圧を解除させて行なっていた。
場合には、把手部分に設けたカセット揺動部材を揺動さ
せることにより、連動部材を介して揺動部材を動作さ
せ、タング及び分離部材を下降させ、シート積載台の押
圧を解除させて行なっていた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来のシート給送装置においては、給紙カセットの把手部
分に設けたカセット揺動部材を操作して、シートを積載
したシート積載台を下方に移動させ、給紙カセットの引
き出しに際して分離部材のシートの押圧を解除するよう
に構成されているため、給紙カセットの動き始めに、前
記分離部材がシート上面に押圧されたままになっている
という可能性や、シート搬送方向と垂直方向のシート位
置(以下『横レジ』と略称する)を調整すると、前記分
離部材のシートの押圧を解除するタイミングが変化して
しまうため、カセットが動いた時にシートへの押圧が完
全に解除されずに、カセットの引き出し時にシートが分
離部材の位置に残っていると該シートが装置内に残った
り、引き出した後にシート先端にしわが発生して給紙で
きない場合等の不具合があった。
来のシート給送装置においては、給紙カセットの把手部
分に設けたカセット揺動部材を操作して、シートを積載
したシート積載台を下方に移動させ、給紙カセットの引
き出しに際して分離部材のシートの押圧を解除するよう
に構成されているため、給紙カセットの動き始めに、前
記分離部材がシート上面に押圧されたままになっている
という可能性や、シート搬送方向と垂直方向のシート位
置(以下『横レジ』と略称する)を調整すると、前記分
離部材のシートの押圧を解除するタイミングが変化して
しまうため、カセットが動いた時にシートへの押圧が完
全に解除されずに、カセットの引き出し時にシートが分
離部材の位置に残っていると該シートが装置内に残った
り、引き出した後にシート先端にしわが発生して給紙で
きない場合等の不具合があった。
【0006】本発明の目的は、上記従来技術の課題を解
決し、シート収納手段を装置本体より引き出す際にシー
トが装置本体内に残留したりシート先端にしわが発生す
るのを防止し安全性,信頼性を向上させたシート給送装
置を提供することにある。
決し、シート収納手段を装置本体より引き出す際にシー
トが装置本体内に残留したりシート先端にしわが発生す
るのを防止し安全性,信頼性を向上させたシート給送装
置を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】前記従来技術の課題を解
決し、以下に述べる実施例に適用される代表的な手段
は、シートを積載収納したシート収納手段を装置本体に
装着し、装置本体側の給送手段により給送するシート給
送装置において、前記給送手段に対向して配置されたシ
ートを分離するための分離手段と、前記シート収納手段
に設けた把手を操作することにより、前記シート積載手
段及び分離手段を前記給送手段に対して当接又は離間さ
せる位置へ移動させる加圧手段と、を備え、前記加圧手
段は、前記シート積載手段に積載したシートを前記給送
手段へ当接させるのに要する時間より離間させるのに要
する時間が短くなるように構成したことを特徴とする。
決し、以下に述べる実施例に適用される代表的な手段
は、シートを積載収納したシート収納手段を装置本体に
装着し、装置本体側の給送手段により給送するシート給
送装置において、前記給送手段に対向して配置されたシ
ートを分離するための分離手段と、前記シート収納手段
に設けた把手を操作することにより、前記シート積載手
段及び分離手段を前記給送手段に対して当接又は離間さ
せる位置へ移動させる加圧手段と、を備え、前記加圧手
段は、前記シート積載手段に積載したシートを前記給送
手段へ当接させるのに要する時間より離間させるのに要
する時間が短くなるように構成したことを特徴とする。
【0008】
【作用】前記手段によれば、加圧手段はシート積載手段
に積載したシートを給送手段へ当接させるのに要する時
間より離間させるのに要する時間が短くなるように構成
したため、シート収納手段に設けた把手を操作すること
により、前記シート積載手段を速やかに給送手段より離
間させる位置へ移動させ、前記シート積載手段及び分離
手段を給送手段より離間させるので、該分離手段まで突
出したシートを引っ掛かることなくシート収納手段を装
置本体より引き出すことができる。
に積載したシートを給送手段へ当接させるのに要する時
間より離間させるのに要する時間が短くなるように構成
したため、シート収納手段に設けた把手を操作すること
により、前記シート積載手段を速やかに給送手段より離
間させる位置へ移動させ、前記シート積載手段及び分離
手段を給送手段より離間させるので、該分離手段まで突
出したシートを引っ掛かることなくシート収納手段を装
置本体より引き出すことができる。
【0009】
【0010】以下、前記手段を適用した本発明に係るシ
ート給送装置及び該シート給送装置を装備した画像形成
装置の一実施例について図面を参照して説明する。尚、
本実施例は画像形成装置として複写機を用いて説明す
る。図1,図2はシート給送装置の斜視説明図、図3,
図4はシートカセットの動作説明図、図5はセンサーの
動作説明図、図6は複写機の概略構成を示す断面図であ
る。
ート給送装置及び該シート給送装置を装備した画像形成
装置の一実施例について図面を参照して説明する。尚、
本実施例は画像形成装置として複写機を用いて説明す
る。図1,図2はシート給送装置の斜視説明図、図3,
図4はシートカセットの動作説明図、図5はセンサーの
動作説明図、図6は複写機の概略構成を示す断面図であ
る。
【0011】先ず図6を参照して複写機の概略構成につ
いて説明する。図6において、1は複写機本体であり、
その装置上部に画像読取手段としてのリーダ部、装置下
部に画像形成手段としての画像プリンタ部を有する。上
記複写機本体1の上面側には透明ガラス板等よりなる原
稿台2が設けられている。この原稿台2上には原稿Oが
画像面を下向きにして載置され、該原稿台2近傍に開閉
自在に取り付けられた原稿圧着板3によって押圧固定さ
れる。
いて説明する。図6において、1は複写機本体であり、
その装置上部に画像読取手段としてのリーダ部、装置下
部に画像形成手段としての画像プリンタ部を有する。上
記複写機本体1の上面側には透明ガラス板等よりなる原
稿台2が設けられている。この原稿台2上には原稿Oが
画像面を下向きにして載置され、該原稿台2近傍に開閉
自在に取り付けられた原稿圧着板3によって押圧固定さ
れる。
【0012】また上記原稿台2に載置された原稿Oは、
ランプ4により光照射され、その光像は反射ミラー5,
6,7,8,9,10及び結像レンズ11により構成される
走査光学系により像担持体としての感光ドラム12上に結
像される。上記ランプ4及び反射ミラー5,6,7は図
の矢印a方向に所定の速度で移動して原稿Oを走査す
る。
ランプ4により光照射され、その光像は反射ミラー5,
6,7,8,9,10及び結像レンズ11により構成される
走査光学系により像担持体としての感光ドラム12上に結
像される。上記ランプ4及び反射ミラー5,6,7は図
の矢印a方向に所定の速度で移動して原稿Oを走査す
る。
【0013】上記感光ドラム12は図6の矢印方向に所定
の速度で回転駆動され、一次帯電器13によりドラム面に
均一に帯電させた後、上記走査光学系により原稿画像を
露光されて静電潜像が形成される。次いで現像器14によ
ってトナーが供給されて、上記潜像が顕画像化される。
の速度で回転駆動され、一次帯電器13によりドラム面に
均一に帯電させた後、上記走査光学系により原稿画像を
露光されて静電潜像が形成される。次いで現像器14によ
ってトナーが供給されて、上記潜像が顕画像化される。
【0014】一方、シートPはシート収納手段としての
シートカセット15内に積載収容されており、該シートカ
セット15は複写機本体1の下部に図6の図面手前側に引
き出し可能に装着されている。上記シートカセット15内
に積載収容されたシートPは、給送手段としてのピック
アップローラ16により1枚ずつ分離給送され、スリップ
ローラ対17により搬送されて駆動停止しているレジスト
ローラ対18のニップ部に進入する。
シートカセット15内に積載収容されており、該シートカ
セット15は複写機本体1の下部に図6の図面手前側に引
き出し可能に装着されている。上記シートカセット15内
に積載収容されたシートPは、給送手段としてのピック
アップローラ16により1枚ずつ分離給送され、スリップ
ローラ対17により搬送されて駆動停止しているレジスト
ローラ対18のニップ部に進入する。
【0015】上記レジストローラ対18は、前記感光ドラ
ム12上に形成されたトナー像とシートP先端が一致する
ようにタイミングをとって回転を始め、図示しない転写
ガイドを介してシートPを感光ドラム12表面へ送り込
む。上記シートPは転写帯電器19によりトナー像とは逆
極性の電圧が印加することにより、トナー像が転写さ
れ、次いで分離帯電器20によりシートPはドラム面より
分離され、搬送装置21により定着器22へ送り込まれる。
上記シートPは定着器22を通過する際に熱及び圧力が印
加されて、転写像が永久定着される。そして上記シート
Pは定着排出ローラ対23を経て排出ローラ対24により搬
送され、装置外に設けた排出トレイ25上に排出される。
尚、画像転写後にドラム面に残留するトナーは、クリー
ニング器26により除去され、次の画像形成に備える。
ム12上に形成されたトナー像とシートP先端が一致する
ようにタイミングをとって回転を始め、図示しない転写
ガイドを介してシートPを感光ドラム12表面へ送り込
む。上記シートPは転写帯電器19によりトナー像とは逆
極性の電圧が印加することにより、トナー像が転写さ
れ、次いで分離帯電器20によりシートPはドラム面より
分離され、搬送装置21により定着器22へ送り込まれる。
上記シートPは定着器22を通過する際に熱及び圧力が印
加されて、転写像が永久定着される。そして上記シート
Pは定着排出ローラ対23を経て排出ローラ対24により搬
送され、装置外に設けた排出トレイ25上に排出される。
尚、画像転写後にドラム面に残留するトナーは、クリー
ニング器26により除去され、次の画像形成に備える。
【0016】次にシート給送装置の構成について図1〜
図5を参照して具体的に説明する。前記シートカセット
15は、前述したように、複写機本体1の下部に装着され
ている。本実施例では、シートPの補給或いはサイズの
異なるシートカセットへの交換を装置前面より移動させ
て行なう、いわゆるフロントローディングタイプのカセ
ットを用いている。
図5を参照して具体的に説明する。前記シートカセット
15は、前述したように、複写機本体1の下部に装着され
ている。本実施例では、シートPの補給或いはサイズの
異なるシートカセットへの交換を装置前面より移動させ
て行なう、いわゆるフロントローディングタイプのカセ
ットを用いている。
【0017】図1において、27は筐体状のカセット本体
であり、その前側面15aの端部下縁側には、カセット15
を複写機本体1から引き出すための把手28が形成されて
いる。図1の矢印A方向は上記シートカセット15の装着
方向を示している。
であり、その前側面15aの端部下縁側には、カセット15
を複写機本体1から引き出すための把手28が形成されて
いる。図1の矢印A方向は上記シートカセット15の装着
方向を示している。
【0018】上記カセット本体27の底部にはシートPを
積載するシート積載手段としての中板29が設けられてお
り、該中板29はシート搬送方向においてシート後端側の
固定端29aを回動可能に固定されている。上記中板29の
自由端側は、後述する中アームにより付勢されて上方に
揺動可能に構成されている。
積載するシート積載手段としての中板29が設けられてお
り、該中板29はシート搬送方向においてシート後端側の
固定端29aを回動可能に固定されている。上記中板29の
自由端側は、後述する中アームにより付勢されて上方に
揺動可能に構成されている。
【0019】30,31は幅方向規制手段としてのサイド規
制板であり、上記中板29に積載されたシートPを幅方向
にスライドさせて幅方向の位置決めを行なう。上記サイ
ド規制板30,31は、シートサイズが変わった場合にも、
シートPの中心が変化しないようにするため、同期して
移動するように図示しないギヤで連結されている。32は
長さ方向規制手段としての後端規制板であり、上記中板
29に積載されたシートPを長さ方向にスライドさせてシ
ート後端側の位置決めを行なう。上記後端規制板32は、
操作者がシートサイズに応じて位置を変更できるよう
に、シートカセット15に対してシート搬送方向にスライ
ド自在に取り付けられている。
制板であり、上記中板29に積載されたシートPを幅方向
にスライドさせて幅方向の位置決めを行なう。上記サイ
ド規制板30,31は、シートサイズが変わった場合にも、
シートPの中心が変化しないようにするため、同期して
移動するように図示しないギヤで連結されている。32は
長さ方向規制手段としての後端規制板であり、上記中板
29に積載されたシートPを長さ方向にスライドさせてシ
ート後端側の位置決めを行なう。上記後端規制板32は、
操作者がシートサイズに応じて位置を変更できるよう
に、シートカセット15に対してシート搬送方向にスライ
ド自在に取り付けられている。
【0020】次に上記カセット本体27の一側面に対向し
た装置本体側には加圧手段が設けられており、以下その
構成について説明する。33は装置本体側板であり、その
軸穴33aには前レバー軸34が挿通されており、該前レバ
ー軸34の一端は前レバー35の軸穴35aに連結されてお
り、他端には前アーム36が連結されている。また上記装
置本体側板33の軸穴33bには中レバー軸37が挿通されて
おり、該中レバー軸37の一端は中レバー38の軸穴38aに
連結されており、他端にはオイルダンパー39を介して中
アーム40が連結されている。
た装置本体側には加圧手段が設けられており、以下その
構成について説明する。33は装置本体側板であり、その
軸穴33aには前レバー軸34が挿通されており、該前レバ
ー軸34の一端は前レバー35の軸穴35aに連結されてお
り、他端には前アーム36が連結されている。また上記装
置本体側板33の軸穴33bには中レバー軸37が挿通されて
おり、該中レバー軸37の一端は中レバー38の軸穴38aに
連結されており、他端にはオイルダンパー39を介して中
アーム40が連結されている。
【0021】また上記装置本体側板33にはリンク41が支
持されており、該リンク41の長手方向両側に突設された
ダボ41a,41bは、前記前レバー35及び中レバー38に形
成された長穴35b,38bに夫々嵌合している。即ち、上
記リンク41の動きは前レバー35及び中レバー38によって
制御されている。
持されており、該リンク41の長手方向両側に突設された
ダボ41a,41bは、前記前レバー35及び中レバー38に形
成された長穴35b,38bに夫々嵌合している。即ち、上
記リンク41の動きは前レバー35及び中レバー38によって
制御されている。
【0022】上記中レバー38に形成された穴38cにバネ
42の一端が連結しており、該バネ42の他端は後レバー43
の穴43bに連結している。上記後レバー43は、上記装置
本体側板33に突設されたダボ33eを穴43aに嵌合するこ
とにより該穴43aを中心に回動可能に支持されており、
上記装置本体側板33に形成された穴33cよりカセット本
体27の側面に形成されたカム面27aに当接するダボ43c
が突設されている。
42の一端が連結しており、該バネ42の他端は後レバー43
の穴43bに連結している。上記後レバー43は、上記装置
本体側板33に突設されたダボ33eを穴43aに嵌合するこ
とにより該穴43aを中心に回動可能に支持されており、
上記装置本体側板33に形成された穴33cよりカセット本
体27の側面に形成されたカム面27aに当接するダボ43c
が突設されている。
【0023】また前記装置本体側板33には分離手段とし
てのパットアーム44と嵌合する穴33dが両側に形成され
ており、パットアーム44には上記穴33dに嵌合するダボ
44bが突設されている。上記パットアーム44は装置本体
側板33に対して上記ダボ44bを中心に回転自在に支持さ
れており、上記パットアーム44の嵌合部44aに嵌合され
たパットホルダー45がリンク41の上縁に形成された凸部
41cに当接することで回転が規制される。上記パットア
ーム44はカセット装着時に前記ピックアップローラ16に
押圧されて、シート給送動作が開始されるとシートPを
1枚ずつ分離するものである。
てのパットアーム44と嵌合する穴33dが両側に形成され
ており、パットアーム44には上記穴33dに嵌合するダボ
44bが突設されている。上記パットアーム44は装置本体
側板33に対して上記ダボ44bを中心に回転自在に支持さ
れており、上記パットアーム44の嵌合部44aに嵌合され
たパットホルダー45がリンク41の上縁に形成された凸部
41cに当接することで回転が規制される。上記パットア
ーム44はカセット装着時に前記ピックアップローラ16に
押圧されて、シート給送動作が開始されるとシートPを
1枚ずつ分離するものである。
【0024】46はピックアップローラ軸であり、前述し
たピックアップローラ16が嵌め込まれている。47は検知
手段としてのセンサーであり、中板29に積載されたシー
トPの有無を検知する。
たピックアップローラ16が嵌め込まれている。47は検知
手段としてのセンサーであり、中板29に積載されたシー
トPの有無を検知する。
【0025】次に上記シートカセット15の装置本体への
着脱動作について図2〜図4を参照して説明する。図2
において、カセット本体27を図の矢印A方向に装置本体
側の図示しないレールに沿ってセットする。このとき、
カセット本体27の側面に設けられたカム面27aと後レバ
ー43に突設したダボ43cが当接し、上記カセット本体27
の動きに連動して後レバー43は軸穴43aを中心に矢印B
方向へ回転する。以下、この時の動作を図3及び図4を
参照して説明する。
着脱動作について図2〜図4を参照して説明する。図2
において、カセット本体27を図の矢印A方向に装置本体
側の図示しないレールに沿ってセットする。このとき、
カセット本体27の側面に設けられたカム面27aと後レバ
ー43に突設したダボ43cが当接し、上記カセット本体27
の動きに連動して後レバー43は軸穴43aを中心に矢印B
方向へ回転する。以下、この時の動作を図3及び図4を
参照して説明する。
【0026】図3(a)はカセット本体27を矢印A方向
へ移動し始めた状態を示すもので、後レバー43のダボ43
cはカム面27aにまだ当接していない。またカセット本
体27は穴27bにダボ28aを嵌合させて把手28を回転可能
に支持しており、該把手28にには凸部28b,28cと把手
部28dが夫々形成されている。上記凸部28cはバネ48に
より矢印C方向に引っ張られており、凸部28bはカセッ
ト本体27の上縁側に突出している。
へ移動し始めた状態を示すもので、後レバー43のダボ43
cはカム面27aにまだ当接していない。またカセット本
体27は穴27bにダボ28aを嵌合させて把手28を回転可能
に支持しており、該把手28にには凸部28b,28cと把手
部28dが夫々形成されている。上記凸部28cはバネ48に
より矢印C方向に引っ張られており、凸部28bはカセッ
ト本体27の上縁側に突出している。
【0027】図3(b)は、カセット本体27が矢印A方
向へ移動しカム面27aと後レバー43のダボ43cが当接し
た状態を示すもので、上記後レバー43は矢印B方向へダ
ボ33eを中心に回転していく。この時後レバー43に連結
されているバネ42はそれまでテンションのかからない状
態であったが、後レバー43に引っ張られて上記バネ42が
連結する中レバー38を中レバー軸37を中心に矢印D方向
へ回転させる力が働く。しかしながら、把手28の凸部28
bは装置本体側に突設された横レジブロック49に突き当
たって抑えられるため把手28がバネ48の弾性力に抗して
矢印C′方向に回転し、一方上記中レバー38にリンク41
を介して連結する前レバー35及び前アーム36は連動して
前レバー軸34を中心に矢印E方向へ回転する力が働くた
め、前記把手28の凸部28cは前アーム36に突き当たって
把手28及び前レバー35の回転は夫々規制される。よっ
て、上記中レバー38は、矢印D方向へ回転することがで
きず、バネ42のみがチャージされる。
向へ移動しカム面27aと後レバー43のダボ43cが当接し
た状態を示すもので、上記後レバー43は矢印B方向へダ
ボ33eを中心に回転していく。この時後レバー43に連結
されているバネ42はそれまでテンションのかからない状
態であったが、後レバー43に引っ張られて上記バネ42が
連結する中レバー38を中レバー軸37を中心に矢印D方向
へ回転させる力が働く。しかしながら、把手28の凸部28
bは装置本体側に突設された横レジブロック49に突き当
たって抑えられるため把手28がバネ48の弾性力に抗して
矢印C′方向に回転し、一方上記中レバー38にリンク41
を介して連結する前レバー35及び前アーム36は連動して
前レバー軸34を中心に矢印E方向へ回転する力が働くた
め、前記把手28の凸部28cは前アーム36に突き当たって
把手28及び前レバー35の回転は夫々規制される。よっ
て、上記中レバー38は、矢印D方向へ回転することがで
きず、バネ42のみがチャージされる。
【0028】図3(c)はカセット本体27が装置本体の
所定位置にセットされた直後の状態を示すもので、カセ
ット本体27の上縁に突設された凸部27cが横レジブロッ
ク49の規制面49aに当接し、かつ把手28の凸部28bが横
レジブロック49より外れてバネ48の復元力によりダボ28
aを中心に矢印C方向へ回転し、上記凸部27cと凸部28
bによって横レジブロック49を挟み込む状態となる。ま
たこの時、把手28の凸部28cによって回転が規制されて
いた前アーム36は矢印E方向へ回転しようとする。しか
しながら、中レバー38及び中アーム40は、チャージされ
たバネ42の復元力により矢印D方向へ回転使用とする
が、中レバー軸37に結合しているオイルダンパ39等の負
荷部材によりゆっくりとした速度で矢印D方向へ回転を
始める。
所定位置にセットされた直後の状態を示すもので、カセ
ット本体27の上縁に突設された凸部27cが横レジブロッ
ク49の規制面49aに当接し、かつ把手28の凸部28bが横
レジブロック49より外れてバネ48の復元力によりダボ28
aを中心に矢印C方向へ回転し、上記凸部27cと凸部28
bによって横レジブロック49を挟み込む状態となる。ま
たこの時、把手28の凸部28cによって回転が規制されて
いた前アーム36は矢印E方向へ回転しようとする。しか
しながら、中レバー38及び中アーム40は、チャージされ
たバネ42の復元力により矢印D方向へ回転使用とする
が、中レバー軸37に結合しているオイルダンパ39等の負
荷部材によりゆっくりとした速度で矢印D方向へ回転を
始める。
【0029】図4(a)はカセット本体27が装置本体の
所定位置にセットされて暫く時間が経過した状態を示す
もので、前述したように、バネ42の復元力により前レバ
ー36は矢印E方向へ、中レバー38及び中アーム40は矢印
D方向へ夫々回転すると共に、リンク41は矢印F方向へ
移動する。この一連の動作により、リンク41の上縁に形
成された凸部41cはパットホルダー45を矢印G方向へ押
し上げ、該パットホルダー45に一体に取り付けられたパ
ットアーム44をピックアップローラ軸46に支持されたピ
ックアップローラ16に当接させ、同時に中アーム40が矢
印D方向へ回転することにより、図2に示す中板29の自
由端側を押し上げ、該中板29上に積載されたシートPを
ピックアップローラ16に当接させる。この状態で、複写
動作が開始され、シート給送動作が開始されると、ピッ
クアップローラ16は回転駆動され、パットアーム44との
協働により最上側のシートPのみが分離給送される。
所定位置にセットされて暫く時間が経過した状態を示す
もので、前述したように、バネ42の復元力により前レバ
ー36は矢印E方向へ、中レバー38及び中アーム40は矢印
D方向へ夫々回転すると共に、リンク41は矢印F方向へ
移動する。この一連の動作により、リンク41の上縁に形
成された凸部41cはパットホルダー45を矢印G方向へ押
し上げ、該パットホルダー45に一体に取り付けられたパ
ットアーム44をピックアップローラ軸46に支持されたピ
ックアップローラ16に当接させ、同時に中アーム40が矢
印D方向へ回転することにより、図2に示す中板29の自
由端側を押し上げ、該中板29上に積載されたシートPを
ピックアップローラ16に当接させる。この状態で、複写
動作が開始され、シート給送動作が開始されると、ピッ
クアップローラ16は回転駆動され、パットアーム44との
協働により最上側のシートPのみが分離給送される。
【0030】次に上記シートカセット15を複写機本体1
より引き出す場合の動作について図4(b)を参照して
説明する。先ずカセット本体27の把手28の把手部28dを
握り矢印C′方向へバネ48の弾性力に抗して回転させ
る。これによって、凸部28bを横レジブロック49より離
間させて該ブロック49の下面側を通過できる位置まで回
転させることにより、カセット本体27を矢印A′方向へ
引き出し可能となる。
より引き出す場合の動作について図4(b)を参照して
説明する。先ずカセット本体27の把手28の把手部28dを
握り矢印C′方向へバネ48の弾性力に抗して回転させ
る。これによって、凸部28bを横レジブロック49より離
間させて該ブロック49の下面側を通過できる位置まで回
転させることにより、カセット本体27を矢印A′方向へ
引き出し可能となる。
【0031】また上記把手28の凸部28cが前アーム36を
バネ42の弾性力に抗して矢印E′方向へ、中レバー38及
び中アーム40を矢印D′方向へ夫々回転させる。これに
伴って、リンク41が矢印F′方向へ移動して凸部41cに
押圧されていたパットアーム44は矢印G′方向へ移動す
る。従って、中板29は中アーム40による押し上げが解除
されてシートPはピックアップローラ16より離間し、パ
ットアーム44もピックアップローラ16より離間する。こ
の時、オイルダンパ39は中レバー軸37の矢印D′方向の
回転が矢印D方向の回転よりも軽い力で回転するように
構成されているため、上記中板29に積載したシートPを
上記ピックアップローラ16へ当接させるのに要する時間
より離間させるのに要する時間の方が短く、シートP及
びパットアーム44は速やかにピックアップローラ16より
離間する。
バネ42の弾性力に抗して矢印E′方向へ、中レバー38及
び中アーム40を矢印D′方向へ夫々回転させる。これに
伴って、リンク41が矢印F′方向へ移動して凸部41cに
押圧されていたパットアーム44は矢印G′方向へ移動す
る。従って、中板29は中アーム40による押し上げが解除
されてシートPはピックアップローラ16より離間し、パ
ットアーム44もピックアップローラ16より離間する。こ
の時、オイルダンパ39は中レバー軸37の矢印D′方向の
回転が矢印D方向の回転よりも軽い力で回転するように
構成されているため、上記中板29に積載したシートPを
上記ピックアップローラ16へ当接させるのに要する時間
より離間させるのに要する時間の方が短く、シートP及
びパットアーム44は速やかにピックアップローラ16より
離間する。
【0032】従って、シートカセット15を複写機本体1
より引き出す際にシートPの押圧が完全に解除されずに
シートPがさばき位置(分離位置)に残って装置内に残
留したり、シート先端側にしわが発生する等の不具合を
解消することが可能となり、装置の信頼性,安全性を向
上させることができる。
より引き出す際にシートPの押圧が完全に解除されずに
シートPがさばき位置(分離位置)に残って装置内に残
留したり、シート先端側にしわが発生する等の不具合を
解消することが可能となり、装置の信頼性,安全性を向
上させることができる。
【0033】次に前記中板29に積載されたシートPがピ
ックアップローラ16に当接したか否かを検知するセンサ
ー47の動作について図5を参照して説明する。図5
(a)において、センサー47は前記ピックアップローラ
16の近傍に配置されており、複写機本体1の本体側板33
に一体的に保持されている。上記センサー47には、フラ
グ47aの一端が軸47bを中心にフレーム47cに回動可能
に取り付けられており、上記フラグ47aの先端部に設け
られた凸部47dがフレーム47cに形成された凸部47eに
係止することで自重による矢印H方向への回転が規制さ
れている。また上記フラグ47aの凸部47dが凸部47eに
係止した状態では、フラグ47aはフォトインタラプタ47
f等の検出素子から外れた状態となっている(センサー
OFF)。即ち、シートカセット15が複写機本体1に完
全にセットされない状態では、中アーム40が回動せず、
中板29及び小中板50は押し上げられることなく、センサ
ー47はOFF状態にある。
ックアップローラ16に当接したか否かを検知するセンサ
ー47の動作について図5を参照して説明する。図5
(a)において、センサー47は前記ピックアップローラ
16の近傍に配置されており、複写機本体1の本体側板33
に一体的に保持されている。上記センサー47には、フラ
グ47aの一端が軸47bを中心にフレーム47cに回動可能
に取り付けられており、上記フラグ47aの先端部に設け
られた凸部47dがフレーム47cに形成された凸部47eに
係止することで自重による矢印H方向への回転が規制さ
れている。また上記フラグ47aの凸部47dが凸部47eに
係止した状態では、フラグ47aはフォトインタラプタ47
f等の検出素子から外れた状態となっている(センサー
OFF)。即ち、シートカセット15が複写機本体1に完
全にセットされない状態では、中アーム40が回動せず、
中板29及び小中板50は押し上げられることなく、センサ
ー47はOFF状態にある。
【0034】次に図5(b)に示すように、中レバー軸
37の回転力がダンパー39等の負荷部材を介して中アーム
40を回転させ、該中アーム40の先端部40aが、カセット
本体27に固定端50aを回動可能に取り付けられた小中板
50を矢印I方向へ押し上げ、これに連動して固定端29a
を回動可能に取り付けられた中板29をシートPを積載し
たまま矢印I方向へ押し上げる。この時シート先端P′
がセンサー47のフラグ47aを軸47bを中心に矢印J方向
へ回転させ、ピックアップローラ軸46に支持されたピッ
クアップローラ16に当接する。この時フラグ47aはフォ
トインタラプタ47fを遮る(センサーON)ことにより
シート先端P′がピックアップローラ16に当接したこと
を検知する。
37の回転力がダンパー39等の負荷部材を介して中アーム
40を回転させ、該中アーム40の先端部40aが、カセット
本体27に固定端50aを回動可能に取り付けられた小中板
50を矢印I方向へ押し上げ、これに連動して固定端29a
を回動可能に取り付けられた中板29をシートPを積載し
たまま矢印I方向へ押し上げる。この時シート先端P′
がセンサー47のフラグ47aを軸47bを中心に矢印J方向
へ回転させ、ピックアップローラ軸46に支持されたピッ
クアップローラ16に当接する。この時フラグ47aはフォ
トインタラプタ47fを遮る(センサーON)ことにより
シート先端P′がピックアップローラ16に当接したこと
を検知する。
【0035】複写機本体1の図示しない制御部は、上記
センサー47の検知信号により図示しない表示パネルにコ
ピー可能の信号を表示したり、コピーが可能になるよう
に動作が制御される。従って、上記センサーがON状態
になる前に、ユーザーがコピーボタンを押してもコピー
がスタートしないように構成されており、その旨を表示
部に表示させてユーザーに注意を促すことができ、誤動
作を防止して装置の信頼性,安全性を向上させることが
できる。
センサー47の検知信号により図示しない表示パネルにコ
ピー可能の信号を表示したり、コピーが可能になるよう
に動作が制御される。従って、上記センサーがON状態
になる前に、ユーザーがコピーボタンを押してもコピー
がスタートしないように構成されており、その旨を表示
部に表示させてユーザーに注意を促すことができ、誤動
作を防止して装置の信頼性,安全性を向上させることが
できる。
【0036】尚、本実施例は画像形成装置として複写機
を用いて説明したが、これに限定されるものではなく、
他の装置、例えばレーザービームプリンタ,ファクシミ
リ装置等であっても良い。
を用いて説明したが、これに限定されるものではなく、
他の装置、例えばレーザービームプリンタ,ファクシミ
リ装置等であっても良い。
【0037】
【発明の効果】本発明は前述したように、加圧手段はシ
ート積載手段に積載したシートを給送手段へ当接させる
のに要する時間より離間させるのに要する時間が短くな
るように構成したため、シート収納手段に設けた把手を
操作することにより、前記シート積載手段を速やかに給
送手段より離間させる位置へ移動させ、前記シート積載
手段及び分離手段を給送手段より離間させるので、該分
離手段まで突出したシートを引っ掛かることなくシート
収納手段を装置本体より引き出すことができる。
ート積載手段に積載したシートを給送手段へ当接させる
のに要する時間より離間させるのに要する時間が短くな
るように構成したため、シート収納手段に設けた把手を
操作することにより、前記シート積載手段を速やかに給
送手段より離間させる位置へ移動させ、前記シート積載
手段及び分離手段を給送手段より離間させるので、該分
離手段まで突出したシートを引っ掛かることなくシート
収納手段を装置本体より引き出すことができる。
【0038】従って、シート収納手段を装置本体より引
き出す際にシートの押圧が完全に解除されずにシートが
さばき位置(分離位置)に残って装置内に残留したり、
シート先端側にしわが発生する等の不具合を解消するこ
とが可能となり、装置の信頼性,安全性を向上させるこ
とができる。
き出す際にシートの押圧が完全に解除されずにシートが
さばき位置(分離位置)に残って装置内に残留したり、
シート先端側にしわが発生する等の不具合を解消するこ
とが可能となり、装置の信頼性,安全性を向上させるこ
とができる。
【0039】また画像形成装置において、前記シート積
載手段に積載したシートが前記給送手段へ当接したこと
を検知手段が検知するまでは、装置本体側のスタートボ
タンを押しても画像形成動作を開始しないようにするこ
とにより、誤動作を防止して装置の信頼性,安全性を向
上させることができる。
載手段に積載したシートが前記給送手段へ当接したこと
を検知手段が検知するまでは、装置本体側のスタートボ
タンを押しても画像形成動作を開始しないようにするこ
とにより、誤動作を防止して装置の信頼性,安全性を向
上させることができる。
【図1】シート給送装置の斜視説明図である。
【図2】シート給送装置の斜視説明図である。
【図3】シートカセットの動作説明図である。
【図4】シートカセットの動作説明図である。
【図5】センサーの動作説明図である。
【図6】複写機の概略構成を示す断面図である。
P…シート 1…複写機本体 2…原稿台 3…原稿圧着板 4…ランプ 5,6,7,8,9,10…反射ミラー 11…結像レンズ 12…感光ドラム 13…一次帯電器 14…現像器 15…シートカセット 15a…前側面 16…ピックアップローラ 17…スリップローラ対 18…レジストローラ対 19…転写帯電器 20…分離帯電器 21…搬送装置 22…定着器 23…定着排出ローラ対 24…排出ローラ対 25…排出トレイ 26…クリーニング器 27…カセット本体 27a…カム面 27b,33c,33d,38c,43a,43b…穴 28…把手 28a,33e,41a,41b,43c,44b…ダボ 28b,28c,47d,47e…凸部 29…中板 29a,50a…固定端 30,31…サイド規制板 32…後端規制板 33…装置本体側板 33a,33b,35a,38a…軸穴 34…レバー軸 35…前レバー 35b,38b…長穴 36…前アーム 37…中レバー軸 38…中レバー 39…オイルダンパー 40…中アーム 41…リンク 42,48…バネ 43…後レバー 44…パットアーム 44a…嵌合部 45…パットホルダー 46…ピックアップローラ軸 47…センサー 47a…フラグ 47b…軸 47c…フレーム 49…横レジブロック 50…小中板
Claims (5)
- 【請求項1】 シートを積載収納したシート収納手段を
装置本体に装着し、装置本体側の給送手段により給送す
るシート給送装置において、 前記シート収納手段に装備したシートを積載して揺動可
能なシート積載手段と、 前記給送手段に対向して配置されたシートを分離するた
めの分離手段と、 前記シート収納手段に設けた把手を操作することによ
り、前記シート積載手段及び分離手段を前記給送手段に
対して当接又は離間させる位置へ移動させる加圧手段
と、を備え、 前記加圧手段は、前記シート積載手段に積載したシート
を前記給送手段へ当接させるのに要する時間より離間さ
せるのに要する時間が短くなるように構成したことを特
徴とするシート給送装置。 - 【請求項2】 前記シート積載手段に積載したシートが
前記給送手段へ当接したことを検知する検知手段を備え
たことを特徴とする請求項1記載のシート給送装置。 - 【請求項3】 前記請求項1若しくは請求項2記載のシ
ート給送装置と、 前記シート給送装置により給送されたシートに画像情報
に応じて像を形成するための画像形成手段と、 を備えたことを特徴とする画像形成装置。 - 【請求項4】 前記シート積載手段に積載したシートが
前記給送手段へ当接したことを検知するまでは、装置本
体側のスタートボタンを押しても画像形成動作を開始し
ないことを特徴とする請求項3記載の画像形成装置。 - 【請求項5】 前記シート積載手段に積載したシートが
前記給送手段へ当接したことを検知するまでは、画像形
成動作を開始しないことを表示することを特徴とする請
求項3記載の画像形成装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6126131A JPH07330177A (ja) | 1994-06-08 | 1994-06-08 | シート給送装置及び画像形成装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6126131A JPH07330177A (ja) | 1994-06-08 | 1994-06-08 | シート給送装置及び画像形成装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07330177A true JPH07330177A (ja) | 1995-12-19 |
Family
ID=14927441
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6126131A Pending JPH07330177A (ja) | 1994-06-08 | 1994-06-08 | シート給送装置及び画像形成装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH07330177A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2015086011A (ja) * | 2013-10-28 | 2015-05-07 | 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 | 給紙装置、およびこれを備えた画像形成装置 |
-
1994
- 1994-06-08 JP JP6126131A patent/JPH07330177A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2015086011A (ja) * | 2013-10-28 | 2015-05-07 | 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 | 給紙装置、およびこれを備えた画像形成装置 |
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