JP3224470B2 - シート積載装置及び画像形成装置 - Google Patents

シート積載装置及び画像形成装置

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JP3224470B2
JP3224470B2 JP09118794A JP9118794A JP3224470B2 JP 3224470 B2 JP3224470 B2 JP 3224470B2 JP 09118794 A JP09118794 A JP 09118794A JP 9118794 A JP9118794 A JP 9118794A JP 3224470 B2 JP3224470 B2 JP 3224470B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、複写機,レーザービー
ムプリンタ,ファクシミリ等の画像形成装置に装備され
るシートを給送可能に積載するシート積載装置に係り、
詳しくはシートを積載したシート積載手段を、該シート
を補充可能な解放位置と、積載されたシートを給送可能
な装着位置とに移動可能なシート積載装置に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】従来、レーザービームプリンターやLE
Dプリンター等の画像形成装置の給送部には、シートを
給送可能に積載する給紙カセットや給紙デッキ等のシー
ト積載装置が装備されている。上記給紙カセット等にお
いては、ユーザーが使用するシートサイズを選択できる
ように複数サイズのシートを給送可能に構成されてい
る。サイズが異なるシートを用いても該シートの所定位
置に記録を行なうためには、装置本体の制御部に使用す
るシートサイズを検知してシートサイズ信号を出力し、
画像形成領域や記録タイミング等を知らせる必要があ
る。
【0003】従来使用されているプリンタ等の画像形成
装置においては、一般にシートサイズ毎にシートカセッ
トを用意しておき、該カセットの所定位置にシートサイ
ズに応じてサイズ検知駒等を設け、該シートカセットを
装置本体に装着した時に、装置本体側のサイズ検知スイ
ッチを作動させてシートサイズを検知できるように構成
されている。
【0004】しかしながら、上記画像形成装置において
は、使用するサイズ毎にシートカセットを用意しなけれ
ばならず、複数サイズのシートを使用するユーザーにと
っては、カセット数が増えて使用しないカセットの置き
場所に困ったり、使用頻度の少ないサイズのカセットを
購入しなければならないため不経済であった。
【0005】このような不具合を解決するために、カセ
ット内にシートの長さ方向及び幅方向を規制する後端規
制板及びサイド規制板を移動可能に装備し、1つのカセ
ットで複数サイズのシートを積載収容できる、いわゆる
ユニバーサルタイプのシートカセットが用いられるよう
になってきた。このユニバーサルカセットにおいては、
シートサイズ毎に前述したサイズ検知駒を移動させて使
用するシートサイズに合わせて変更できるように構成さ
れており、これによりシートサイズの検知を行なってい
た。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来のユニバーサルタイプのカセットにおいては、ユーザ
ーがサイズ検知駒を移動させてシートサイズを設定しな
ければならず、操作が面倒であり、間違って設定するお
それがあった。これに対して、シートサイズを自動検知
できるようにすればよいが、複数のシートサイズを検知
するためには、シートカセットにセンサー等を設けなけ
ればならず製造コストが上昇し、センサーのための配線
が必要となり組立も困難になるおそれがあった。
【0007】本発明の目的は、上記従来技術の課題を解
決し、簡易な構成かつ低コストで複数サイズのシートを
検知可能な汎用性の高いシート積載装置を提供すること
にある。
【0008】
【課題を解決するための手段】複数サイズのシートを積
載可能なシート積載手段と、前記シート積載手段を保持
する収納容器と、前記シート積載手段にシートを補給可
能な解放位置と、該シート積載手段に積載されたシート
を給送可能な装着位置との間で移動可能に前記収納容器
を収容する装置フレームと、前記シートサイズに合わせ
て前記シート積載手段に積載されるシートの端部を規制
するために移動可能な端部規制手段と、前記収納容器に
設けた、前記端部規制手段のうち少なくとも1の規制位
置によって作動可能位置と作動不可能位置とを選択的に
変位する複数のレバーをレバーホルダーに回動可能に取
り付けたレバーユニットと、前記装置フレームに、前記
収納容器の移動方向と垂直な方向における上下方向及び
左右方向に変位可能に組み込まれ、シートサイズを検知
するためのスイッチ部材を備えたサイズ検知ユニット
と、前記収納容器を装着位置に移動した時に前記レバー
ユニットと前記サイズ検知ユニットとを位置決めする位
置決め手段と、を備え、前記収納容器を前記装置フレー
ムの装着位置に移動した時に、前記位置決め手段により
前記レバーユニットと前記サイズ検知ユニットとが位置
決めされ、前記レバーの変位位置に応じて前記スイッチ
部材を選択的にON/OFFさせることを特徴とする。
【0009】
【作用】前記手段によれば、ユーザーが保持手段を装置
フレームより解放位置へ移動させ、該保持手段に保持さ
れたシート積載手段にシートを積載して、例えば幅方向
端部規制手段の規制位置によって所望の変位手段を作動
可能位置に選択的に変位させた後、前記保持手段を装置
フレーム内のシートを給送可能な装着位置に移動させて
給紙可能な状態になったとき、前記変位手段の変位によ
ってサイズ検知手段を選択的に作動させてシートサイズ
を検知できる。
【0010】
【実施例】
【0011】〔第1実施例〕
【0012】以下、前記手段を適用した本発明に係るシ
ート積載装置の一実施例について図面を参照して説明す
る。尚、本実施例は上記シート積載装置を装備した画像
形成装置としてレーザービームプリンターを用いて説明
する。図1は給紙デッキの要部の構成を示す斜視説明
図、図2は給紙デッキの概略構成を示す斜視説明図、図
3は給紙デッキのレバー配置を示す説明図、図4は検知
レバーユニットとサイズ検知ユニットの平面図、図5は
検知レバーとサイズ検知センサーの側面図、図6は検知
基板の平面図及びサイズ検知表、図7はレーザービーム
プリンターの概略構成を示す断面説明図である。
【0013】先ず図7を参照してレーザービームプリン
ターの概略構成について説明する。1はレーザービーム
プリンターにオプションとして連結されるシート積載装
置としての給紙デッキであり、2000枚のシートPを
積載可能である。上記給紙デッキ1の装置フレーム2内
にはシート収納部3が形成されている。上記シート収納
部3に収容された保持手段としての収納容器28は、上記
装置フレーム2に設けられているレール4a,4bとシ
ート収納部3に設けられているコロ5a,5bによって
図7の手前側に引き出し可能に構成されている。上記収
納容器28は、シート積載手段としてのシート積載板6を
昇降可能に保持しており、該シート積載板6にシートP
を補給可能な解放位置と、該シート積載板6に積載され
たシートPを給送可能な装着位置との間を移動可能に構
成されている。よって、シートPの補給やジャム処理の
ときには、上記収納容器28を装置手前側に引き出して作
業を行なう。
【0014】上記収納容器28内には、シート積載手段と
してのシート積載板6が上下方向に移動可能に設けられ
ている。上記シート積載板6は、シートPを積載支持し
て、図示しない駆動源であるモータ,駆動ギヤ、センサ
等により積載されたシートP上面が所定の高さになるよ
うに昇降するように構成されている。
【0015】また上記給紙デッキ1には、上記シート積
載板6に積載されたシートPを最上面側より給送するた
めのピックアップローラ7、該ピックアップローラ7に
より送り出されたシートPの重送を防止するためのフィ
ードローラ8及びリタードローラ9よりなる分離給送手
段が設けられている。上記ピックアップローラ7,フィ
ードローラ8及びリタードローラ9は、装置本体側から
の給紙命令により駆動され、上記フィードローラ8及び
リタードローラ9により1枚ずつ分離給送されたシート
Pは、搬送部10によって装置本体側へ搬送される。
【0016】11はプリンター本体であり、装置下部には
正面側から装着されるフロントローディングタイプのシ
ートカセット12が上下2段に装備されている。上記シー
トカセット12に装備されたシートPはピックアップロー
ラ13により送り出され、次いでフィードローラ14及びリ
タードローラ15からなる分離給送手段により1枚ずつ分
離給送される。前記給紙デッキ1若しくはシートカセッ
ト12より分離給送されたシートPは画像形成手段として
の画像形成部16により所定の画像が形成される。
【0017】上記画像形成部16は、プリンター本体11か
ら着脱自在なプロセスカートリッジ17を装備しており、
該プロセスカートリッジ17には像担持体である電子写真
感光ドラム18、及びその周囲に該感光ドラム18の表面を
帯電させるための帯電ローラ等の帯電手段19、該感光ド
ラム18上にトナーを供給して現像するための現像ローラ
等の現像手段20、画像転写後の残留トナーを除去するク
リーニング手段21等のプロセス手段が一体的に装備され
ている。上記感光ドラム18には、転写ローラ22が押圧し
ており、帯電したトナー像と逆極性の電圧を印加してシ
ートPにトナー像を転写させる。
【0018】上記感光ドラム18は、ホストコンピュータ
Hからの画像情報に基づきレーザー露光装置23によりレ
ーザー光を照射して母線方向に走査させることにより潜
像が形成される。該潜像は現像手段20により現像され、
前記給紙デッキ1若しくはシートカセット12より送り出
されたシートPは、レジストローラ対24によって、所定
のタイミングで感光ドラム18及び転写ローラ22間に送り
こまれ、シートPにトナー像を転写される。
【0019】画像転写後のシートPは、定着装置25に搬
送され、熱及び圧力が印加されて転写画像の定着が行な
われ、反転搬送されて排出ローラ対26により、フェース
ダウン(画像面を下側にして)でプリンター本体11の上
面に設けられた排出部27に排出、積載される。
【0020】次に前記給紙デッキ1の構成について図1
〜図6を参照して説明する。本実施例に用いる給紙デッ
キ1はA4横、A3縦、LTR(レター)横、LDR
(レジャー)縦、B4縦、LGR(リーガル)縦の6種
類のシートサイズに対応した2000枚積載可能な給紙
デッキである。先ず図2において、シート収納部3には
収納容器28が装備されており、該収納容器28内には図示
しない昇降機構により昇降可能なシート積載板6が装備
されている。上記シート積載板6に積載されるシートP
は、幅方向端部規制手段としてのサイド規制板29,30、
及び長さ方向端部規制手段としての後端規制板31によっ
てシートPを位置決めされる。上記サイド規制板29,30
及び後端規制板31は、シートサイズによって設定位置を
変えられるようになっており、例えば、サイド規制板30
は収納容器28の底部に設けられた複数のシートサイズ穴
32に下端部に形成されたアクセス部30a先端を差し込
み、該収納容器28に支持されたアングル33に形成された
サイド規制板支持穴33aにサイド規制板30の上端部に形
成したスナップフィット部材30bを挿入して固定してい
る。シートサイズを変更するには、上記スナップフィッ
ト部材30bを外してサイド規制板30を取り外し、シート
サイズ毎に設けられた所定のシートサイズ穴32にアクセ
ス部30a先端を差し込んで、サイド規制板支持穴33aに
スナップフィット部材30bを固定すれば変更できる。
【0021】上記収納容器28の底部の所定位置には、変
位手段としての検知レバーユニット34が設けられてい
る。上記検知レバーユニット34には、所定のレバーの変
位により作動するサイズ検知手段としてのサイズ検知ユ
ニット35が所定方向に変位可能に組み付けられている。
【0022】上記検知レバーユニット34の構成を図1を
参照して説明する。この検知レバーユニット34は上記収
納容器28の底部のA4,LTR横サイズの後端部近傍
(図2の収納容器28の着脱方向奥側)に配置されてお
り、シートPの設定幅検知のためのレバー36a,36b,
36c,36dと、シートPの後端部を検知するためのレバ
ー36e、各レバーを付勢する板バネ37、及びホルダー38
を装備している。上記レバー36a,36b,36c,36d及
びレバー36eは、ホルダー38に形成された軸穴38aに回
転可能に嵌めこまれた回転軸39(図3参照)に回動可能
に支持されており、板バネ37によって各レバー先端部
(図1の右端部)を下方に付勢している。尚、上記レバ
ー36dはレバー36a,36b,36cを作動(アクチュエー
ト)するものであり、その先端部は他のレバーより短く
成形されている。
【0023】上記各レバーの配置を図3に示す。図3に
おいて、レバー36aはサイド規制板30がA4横,A3縦
のサイズ位置にセットされた時にアクセス部30aはレバ
ー36aの被アクセス部36a1 を押圧するように構成され
ている。このとき、押圧されたレバー36aは、被アクセ
ス部36a1 先端部でレバー36bの被アクセス部36b2
押し下げて連動させる。
【0024】従って、この状態では、レバー36a,36b
の先端部が板バネ37の押圧力に抗して作動位置(アクチ
ュエート位置)に変位して保持される(図1ではレバー
36b,36c,36eがアクチュエート位置、レバー36a,
36dが非アクチュエート位置として書かれている)。
【0025】次に上記サイド規制板30が図3のLTR
(レター)、LDR(レジャー)のサイズ位置にセット
されると、アクセス部30aはレバー36bの被アクセス部
36b1を押し下げる。この時他のレバーは上記レバー36
bによって押し下げられることはない。よって、上記レ
バー36bのみが板バネ37の押圧力に抗してアクチュエー
ト位置に変位して保持される。
【0026】次に上記サイド規制板30が図3のB4のサ
イズ位置にセットされると、アクセス部30aはレバー36
cの被アクセス部36c1 を押し下げる。この時他のレバ
ーは上記レバー36cによって押し下げられることはな
い。よって、上記レバー36cのみが板バネ37の押圧力に
抗してアクチュエート位置に変位して保持される。
【0027】次に上記サイド規制板30が図3のRGLの
サイズ位置にセットされると、アクセス部30aはレバー
36dの被アクセス部36d1 を押し下げ、また被アクセス
部36d2 がレバー36cの被アクセス部36c1 を押し下
げ、更に被アクセス部36d3 がレバー36aの被アクセス
部36a2 を押し下げるようになっており、レバー36a,
36b,36c,36dが連動して板バネ37の押圧力に抗して
アクチュエート位置に変位して夫々保持される。
【0028】また前記後端規制板31が図3のA4,LT
Rのサイズ位置にセットされると、アクセス部31aは被
アクセス部36e1 を押し下げて、レバー36eが板バネ37
の押圧力に抗してアクチュエート位置に変位して保持さ
れる。これにより、A4横とA3縦サイズ、及びLTR
とLDRサイズの振り分けを行なうことができる。
【0029】上記検知レバーユニット34をA4,LTR
横サイズの後端部近傍に配置したことにより、シート幅
を検知するためのレバー36a,36b,36c,36dとほぼ
近い位置にシート後端を検知するためのレバー36eを配
置することが可能となり、シートPの幅及び長さの検知
を一箇所にまとめて検知することが可能となり、コンパ
クトにまとめることが可能となった。また前記ホルダー
38には、図1に示すように、後述するサイズ検知ユニッ
ト35を位置決めするための位置決め穴39,40が夫々設け
られている。
【0030】次に上記サイズ検知ユニット35の構成につ
いて図1,図4,図5及び図6を参照して説明する。こ
のサイズ検知ユニット35は、図1及び図4に示すよう
に、給紙デッキ1の装置フレーム2の後ろ側板41に設け
られた取付穴42,43に、支持アーム44a,44bに設けら
れたボス45a,45bを夫々嵌め込むことにより取り付け
られている。上記取付穴42,43は、ボス45a,45bに対
して十分大きいので、サイズ検知ユニット35はこのガタ
の分だけ後ろ側板41に対して図1に示す矢印X方向(左
右方向)及び矢印Y方向(上下方向)に移動可能になっ
ている。但し、図1の矢印Z方向は、上記支持アーム44
a,44bと支持リブ46によって後ろ側板41を挟み込んで
いるので、外力が加わっても後ろ側板41に支持されるよ
うに構成されている。
【0031】上記サイズ検知ユニット35の取り付けにあ
たっては、図1に示すように、後ろ側板41に形成された
穴41aより支持リブ46をくぐらせた後、支持アーム44
a,44bのボス45a,45bを夫々取付穴42,43に嵌め込
むまで矢印Y方向に移動させることにより取り付けるこ
とができる。また図2に示すように前記収納容器28を装
着時に前記検知レバーユニット34の位置決め穴39,40
を、上記サイズ検知ユニット35側に突設した嵌合ピン4
7,48を夫々嵌め込ませることにより、上記各ユニット
間の矢印X,Y方向の位置決めが行なわれる。
【0032】上記サイズ検知ユニット35の内部には、図
5に示すように装置本体側の図示しないコントロール部
に、シート積載板6上にセットされたシートサイズを知
らせるためサイズ検知基板49と、前記レバ36a〜36eが
アクチュエート位置にあるとき、該レバーによって押圧
され、上記サイズ検知基板49上に設けたタクトスイッチ
SW1,SW2,SW3,SW4を選択的にアクチュエ
ートする板バネ50が夫々設けられている。上記サイズ検
知基板49は、前記レバ36a〜36eのアクチュエート位置
に応じて、図6に示すサイズ検知表に基づいてシートサ
イズの検知信号を送信する。
【0033】以上の構成より、シート積載板6を下降さ
せて収納容器28を装置フレーム2より手前側の解放位置
に引き出して所定サイズのシートPをシート積載板6上
に積載し、該シートサイズに応じてユーザーがサイド規
制板29,30及び後端規制板31を所定位置にセットする。
この時シートサイズに応じたレバーが選択的にアクチュ
エート位置に移動している。次に、上記収納容器28を再
度装置フレーム2の内の装着位置にセットすると、前記
検知レバーユニット34の位置決め穴39,40を、上記サイ
ズ検知ユニット35側に突設した嵌合ピン47,48を夫々嵌
め込ませ、次いで図5に示すようにアクチュエート位置
にあるレバーが板バネ50を押圧して、タクトスイッチS
W1,SW2,SW3,SW4を選択的にアクチュエー
トし、所定サイズの検知信号を図示しない装置本体側の
コントロール部に伝達するできるようになっている。
【0034】上記構成によれば、サイド規制板30及び後
端規制板31の位置をレバーで検知することにより、簡略
化した構成で、かつ廉価に複数のシートサイズを自動検
知することが可能となり、操作性も良く、かつ汎用性の
高いシート積載装置を提供することができる。
【0035】また移動する収納容器28にシートサイズ検
知のためのセンサー等を設ける必要がなく複数のシート
サイズを検知できるため、ケーブル等の配線処理を前記
移動する収納容器28に設ける必要がなくなり、組立性を
向上させることができる。
【0036】また前記検知レバーユニット34とサイズ検
知ユニット35の位置決めを位置決め穴39,40と嵌合ピン
47,48によって直接とることができるので、組み付け精
度を必要としないため、部品単体の精度を出す必要がな
く、レバー36a〜36eによってタクトスイッチSW1〜
SW4を正確にアクチュエートすることができる。
【0037】また小サイズ(A4,LTRサイズ)シー
トPの後端部を検知することによりシートPの幅を検知
するレバー36a〜36dとシートPの長さを検知するレバ
ー36eを同一箇所に集めてユニット化することができ、
装置をコンパクトにまめとることができる。また前記検
知レバーユニット34とサイズ検知ユニット35はコンパク
トにユニット化されているので、他の製品にも流用で
き、汎用性に優れている。
【0038】〔第2実施例〕
【0039】次に前記シート積載装置の他例について図
8を参照して説明する。レーザービームプリンターの概
略構成は前記第1実施例と同様であるので同一部材には
同一番号を付して説明を援用し、以下、特徴点である給
紙デッキの構成を中心に説明する。
【0040】前記第1実施例は、給紙デッキ1に装備さ
れるシートPのサイド規制板30を着脱してシートサイズ
に合わせて移動させてシートサイズを変更するように構
成されていた。本実施例は、図8に示すように、サイド
規制板30′をスライドタイプにして図の矢印方向に移動
させて幅方向の位置を規制するものである。また上記サ
イド規制板30′の底部には、アクセス部としてカム30
a′が突設されており、該カム30′によりシートサイズ
に応じてレバー36a〜36dの被アクセス部を選択的に押
し下げるように構成することも可能である。上記構成よ
れば、サイド規制板30′を取り外すことなくシートPの
サイズ変更を行なうことができるので、操作性を更に向
上させることができる。
【0041】〔第3実施例〕
【0042】次に前記シート積載装置の他例について図
9を参照して説明する。レーザービームプリンターの概
略構成は前記第1実施例と同様であるので同一部材には
同一番号を付して説明を援用し、以下、特徴点である給
紙デッキの構成を中心に説明する。
【0043】図9において、サイズ検知ユニット35′の
ホルダー部には、各レバー36a〜36eがアクチュエート
位置にある時に、その先端部36a′〜36c′,36e′を
嵌合支持する複数の支持穴35a′〜35c′,35e′を設
け、例えばレバー36aがアクチュエート位置にある時、
収納容器28を装置フレーム2に装着した時に、レバー36
aの先端部36a′がホルダー部の支持穴35a′に嵌合支
持させ、これによって直接サイズ検知基板49のタクトス
イッチSW1,2をアクチュエートするように構成して
いる。上記構成によれば、前記第1実施例に用いたレバ
ーとスイッチとの間の板バネ50を省略することができ、
部品点数を削減してより低コスト化を図ることができ
る。
【0044】前記各実施例では、A4横、A3縦、LT
R(レター)横、LDR(レジャー)縦、B4縦、LG
R(リーガル)縦の6種類のシートサイズの切り換えが
可能な構成について説明したが、シートサイズはこれに
限定されるものではなく、これより多くても少なくても
本発明を有効に利用することが可能である。またシート
サイズ検知のためのレバーの組み合わせも、本実施例に
限定されるものではなく、他の組み合わせであっても良
い。
【0045】また前記各実施例ではシート積載装置とし
てシートPを2000枚積載収容可能な給紙デッキ1を
用いて説明したが、これに限定されるものではなく、通
常のシートカセット等に本発明を用いても同様な効果が
得られる。
【0046】また前記各実施例は、サイズ検知ユニット
35にタクトスイッチを用いたが、これに限定されるもの
ではなく、他の検知手段、例えばフォトセンサー等を用
いても同様の効果が得られる。
【0047】また前記各実施例は、画像形成装置として
レーザービームプリンタを用いたが、これに限定される
ものではなく、他の装置、例えば複写機,ファクシミリ
等であっても良い。
【0048】
【発明の効果】本発明は前述したように、シート端を規
制する端部規制手段の位置をレバー等の変位手段で検知
することにより、簡略化した構成で、かつ廉価に複数の
シートサイズを自動検知することが可能となり、操作性
も良く、かつ汎用性の高いシート積載装置を提供するこ
とができる。
【0049】また移動する保持手段にシートサイズ検知
のためのセンサー等を設ける必要がなく複数のシートサ
イズを検知できるため、ケーブル等の配線処理を前記移
動する保持手段に設ける必要がなくなり、組立性を向上
させることができる。
【0050】また変位手段としてのレバーユニットとサ
イズ検知手段としてのサイズ検知ユニットの位置決めを
直接とることができるので、組み付け精度を必要としな
いため、部品単体の精度を出す必要がなく正確にアクチ
ュエートすることができる。
【0051】また小サイズ(A4,LTRサイズ)シー
トの後端部を検知することによりシートの幅を検知する
変位手段(レバー)とシートの長さを検知する変位手段
(レバー)を同一箇所に集めてユニット化することがで
き、装置をコンパクトにまめとることができる。また前
記レバーユニットとサイズ検知ユニットはコンパクトに
ユニット化されているので、他の製品にも流用でき、汎
用性に優れている。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施例に係る給紙デッキの要部の構成を示
す斜視説明図である。
【図2】給紙デッキの概略構成を示す斜視説明図であ
る。
【図3】給紙デッキのレバー配置を示す説明図である。
【図4】検知レバーユニットとサイズ検知ユニットの平
面図である。
【図5】検知レバーとサイズ検知センサーの側面図であ
る。
【図6】検知基板の平面図及びサイズ検知表である。
【図7】レーザービームプリンターの概略構成を示す断
面説明図である。
【図8】第2実施例に係る給紙デッキの構成を示す説明
図である。
【図9】第3実施例に係る給紙デッキの構成を示す説明
図である。
【符号の説明】
P…シート 1…給紙デッキ 2…装置フレーム 3…シート収納部 4a,4b…レール 5a、5b…コロ 6…シート積載板 7,13…ピックアップローラ 8,14…フィードローラ 9,15…リタードローラ 10…搬送部 11…プリンター本体 12…シートカセット 16…画像形成部 17…プロセスカートリッジ 18…感光ドラム 19…帯電手段 20…現像手段 21…クリーニング手段 22…転写ローラ 23…レーザー露光装置 24…レジストローラ対 25…定着装置 26…排出ローラ対 27…排出部 28…収納容器 29,30,30′…サイド規制板 30a…アクセス部 30b…スナップフィット部材 30a′…カム 31…後端規制板 32…シートサイズ穴 33…アングル 33a…サイズ規制板支持穴 34…検知レバーユニット 35,35′…サイズ検知ユニット 35a′…支持穴 36a,36b,36c,36d,36e…レバー 36a′,36b′,36c′,36e′…先端部 37,50…板バネ 38…ホルダー 39,40…位置決め穴 41…後ろ側板 41a…穴 42,43…取付穴 44a,44b…支持アーム 45a,45b…ボス 46…支持リブ 47,48…嵌合ピン 49…サイズ検知基板

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数サイズのシートを積載可能なシート
    積載手段と、 前記シート積載手段を保持する収納容器と、 前記シート積載手段にシートを補給可能な解放位置と、
    該シート積載手段に積載されたシートを給送可能な装着
    位置との間で移動可能に前記収納容器を収容する装置フ
    レームと、 前記シートサイズに合わせて前記シート積載手段に積載
    されるシートの端部を規制するために移動可能な端部規
    制手段と、 前記収納容器に設けた、前記端部規制手段のうち少なく
    とも1の規制位置によって作動可能位置と作動不可能位
    置とを選択的に変位する複数のレバーをレバーホルダー
    に回動可能に取り付けたレバーユニットと、 前記装置フレームに、前記収納容器の移動方向と垂直な
    方向における上下方向及び左右方向に変位可能に組み込
    まれ、シートサイズを検知するためのスイッチ部材を備
    えたサイズ検知ユニットと、 前記収納容器を装着位置に移動した時に前記レバーユニ
    ットと前記サイズ検知ユニットとを位置決めする位置決
    め手段と、を備え、 前記収納容器を前記装置フレームの装着位置に移動した
    時に、前記位置決め手段により前記レバーユニットと前
    記サイズ検知ユニットとが位置決めされ、前記レバーの
    変位位置に応じて前記スイッチ部材を選択的にON/O
    FFさせることを特徴とするシート積載装置。
  2. 【請求項2】 前記端部規制手段はシート幅方向の位置
    を規制する幅方向端部規制手段と、長さ方向の位置を規
    制する長さ方向端部規制手段とを有し、前記幅方向端部
    規制手段の位置を検知するレバーと、長さ方向端部規制
    手段の位置を検知するレバーと、を装備したことを特徴
    とする請求項1記載のシート積載装置。
  3. 【請求項3】 前記端部規制手段は、前記収納容器に着
    脱或いはスライド可能に取り付けられていることを特徴
    とする請求項1記載のシート積載装置。
  4. 【請求項4】 前記レバーを選択的に変位させて前記収
    納容器を装着位置に移動させることにより直接或いは間
    接に前記サイズ検知手段を作動させてシートサイズを検
    知することを特徴とする請求項1記載のシート積載装
    置。
  5. 【請求項5】 前記請求項1乃至請求項4記載のいずれ
    か1項に記載のシート積載装置と、 前記シート積載装置よりシートを給送するための給送手
    段と、 前記給送手段により給送されたシートに画像情報に応じ
    て像を形成するための画像形成手段と、 を備えたことを特徴とする画像形成装置。
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