JP2003050531A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JP2003050531A
JP2003050531A JP2002001442A JP2002001442A JP2003050531A JP 2003050531 A JP2003050531 A JP 2003050531A JP 2002001442 A JP2002001442 A JP 2002001442A JP 2002001442 A JP2002001442 A JP 2002001442A JP 2003050531 A JP2003050531 A JP 2003050531A
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forming apparatus
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Naomasa Okimura
直雅 沖村
Takeshi Ogoshi
竹士 大越
Hiromitsu Koizumi
弘光 小泉
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Original Assignee
Fuji Xerox Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】メンテナンスにおけるユーザの負担を低減し、
色ずれ調整を不要とし、感光ドラムの帯電性能や現像性
能の悪化を防止し、給電性能の優れたた画像形成装置を
提供する 【解決手段】複数の像担持体、複数の現像ユニット、複
数の帯電ユニット、少なくとも1個の中間転写体を含む
画像形成ユニット02を一体組立体とし、この一体組立
体を画像形成装置本体01に装脱可能に形成した。この
一体組立体では像担持体軸が枠体に隙間を介して微動自
在に支持され、画像形成装置本体の筐体に位置決め固定
される機構を備えている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電子写真方式、静
電記録方式、イオノグラフイー、磁気記録方式等の画像
形成方式を採用し、カラーや白黒の画像を形成するプリ
ンタや複写機、あるいはファクシミリ等の画像形成装置
に関し、特に感光ドラムなどの像担持体を複数個備えた
タンデム方式の装置であって、供用後のメンテナンス後
にも色ずれ等を生することなく、長期的に高画質の画像
を形成することが可能な電子写真画像形成装置に関す
る。また、画像形成ユニットの操作性を高めた、安価
で、小型なカラー電子写真画像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、電子写真方式等を採用したカラー
や白黒の画像を形成するプリンタや複写機などの画像形
成装置としては、種々の方式のものが提案されており、
製品化されてきてもいる。特に近年、パーソナルコンピ
ュータやインターネット、あるいはデジタルカメラ等の
普及に伴って、カラープリンタの開発が目覚ましい。上
記カラープリンタ等の画像形成装置においては、白黒同
様の高速性とコンパクトさ、低価格化を満足したオフィ
ス用のカラー画像を形成可能な装置が強く要望されてい
る。
【0003】上記カラープリンタ等の画像形成装置にお
いて、高画質のカラー画像を形成するためには、シア
ン、マゼンタ、イエロー、ブラック等の各色の画像を、
像担持体上に形成し、これらの各色の画像を重ね合せる
カラーレジストレーションの精度を向上させる必要があ
る。
【0004】ところで、上記カラープリンタ等の画像形
成装置としては、像担持体として複数の感光ドラムを有
する画像形成ユニットを、形成するトナー像の色に応じ
て、例えば、シアン、マゼンタ、イエロー、ブラック等
に対応して備え、各画像形成ユニットの像坦持体(例え
ば感光ドラム)上に各色のトナー像を連続して形成し、
これらの各色のトナー像を、記録用紙又は中間転写体上
に多重に転写することにより、カラー画像を形成する所
謂タンデム方式のものがある。
【0005】タンデム方式の画像形成装置においては、
各色の画像を形成する複数(例えば4個)の画像形成ユ
ニットを備えているため、各画像形成ユニットで形成さ
れた画像のカラーレジストレーションの精度を向上させ
るためには、これら各画像形成ユニットで形成される画
像の位置を、所定の位置に精度良く合わせる必要があ
る。そのため、タンデム方式の画像形成ユニットにおい
ては、像坦持体上にレーザビームによって画像を露光す
る画像露光装置の主走査方向及び副走査方向の走査開始
タイミングや、レーザビームを偏向走査するポリゴンミ
ラーの位相、あるいはレーザビームを像坦持体に導くミ
ラーの位置等を制御することにより、各画像形成ユニッ
トで形成される画像を重ね合わせた際のカラーレジスト
レーションの精度を向上させるように構成されている。
【0006】従来、像坦持体(感光ドラム)に含む画像
形成部を各色毎に複数設けたカラー電子写真画像形成装
置では、実開昭63−29148号公報に開示されてい
るように、各色画像形成ユニットは一色毎に取り替え可
能に構成されているのが一般的である。また、特開平8
−36346号公報に開示されているように、各色の画
像形成ユニットを単数の画像形成ユニット位置決め部材
に固定してから、この画像形成ユニット位置決め部材を
本体に装着するといった取り替え可能方式の構成をとる
方式もある。いずれの方式でもユーザは複数個のプロセ
スユニットを交換する必要があり、プロセスユニット交
換時のユーザの負担が大きいという問題があった。しか
しながら、各色の画像形成ユニットを一体にし、各像坦
持体支持軸をこの一体の枠体に位置決めしたのでは、書
き込みユニットや画像を重ね合わせる中間転写ユニット
と、像坦持体の位置精度が悪化するといった問題があ
る。特に特開平10−78686号公報のような構成の
画像形成ユニットでは、レーザによる書き込みユニット
と各像坦持体の位置精度及び各像坦持体とそれに接触し
ている各像坦持体(転写ドラム)の位置精度が色ずれの
精度に大きく寄与する。このため、色ずれの発生が問題
となる。
【0007】また、装置本体の出荷時に色ずれ調整を行
っていることが多いが、取り替え可能な部材が色ずれに
対して寄与する影響が大きい場合には、装置の供用後
に、ユーザが取り替え可能な部材を交換するなどのメン
テナンスに際して、製品出荷時の初期状態と同等の調整
を行うことが必要となる。この場合に、ユーザの負担を
軽減するために、色ずれを自動的に調整する手段を付加
しておくことも可能である。例えば各色を重ね合わせた
時点での画像結果を何らか手段によって検知し、検知結
果をフィードバックして調整する技術がある。この場
合、そのような検知機構及び調整機構には高精度が要求
され、非常に高価な装置になってしまうといった欠点が
あった。また、画像結果を出力し人間の目で色ずれ量を
検知し、数値を本体側に入力して補正することもできる
が、ユーザの負担が大きくなり、また、調整精度も悪い
といった問題があった。
【0008】色ずれは像坦持体支持軸の位置精度、RO
Sのレーザビーム位置精度により発生し、許容レベルを
満足するためには数十μmといった高精度が要求され
る。実際にこのような位置精度を満足することは困難で
あり、レーザビームの各タイミングを調整することによ
って色ずれを防止している。従って、ユーザが感光ドラ
ムを含むカートリッジを交換する時に、これらの一連の
調整をしなくても済むように、像坦持体支持軸は装置本
体に正確に位置決めして固定する必要がある。
【0009】また出荷時には、最終的な画像印字結果を
基にROSの副走査方向、主走査方向ともにROSの書
き込みタイミング、書き出しタイミングクロック周波数
により色ずれの調整を実施し出荷する。すなわち、色ず
れは各ドラムの位置精度に起因する量が大きいが、調整
はこれらの位置の調整ではなく電気的な時間による調整
を行っている。このため像坦持体支持軸は本体に正確に
精度よく位置決めする必要がある。
【0010】また、従来の画像形成装置では、用紙の搬
送経路を側面から見てCの字状に形成したいわゆるCパ
ス搬送が採用されている。このCパス搬送は以下の利点
があり、特に小型の卓上プリンタで多く採用されてい
る。
【0011】用紙の搬送距離が短く、給紙から排紙ま
での時間が短く、高生産性である。
【0012】装置正面を給紙方向とすると、ユーザ側
に搬送経路が開放となるので、ジャム除去時の操作性が
良い。
【0013】プロセスカートリッジの交換は正面カバ
ー、又は上カバーの開放で可能であり、カバー開放時の
設置スペースが小さくて済む。
【0014】一方、複数の画像形成部(感光ドラム)か
らなるカラータンデム機では、色ずれ等の問題から本体
側に各画像形成部(各感光ドラム)をそれぞれ正確に位
置決めする必要があり、また、各画像形成部はユーザが
交換可能な構造とする必要がある。Cパス搬送では各画
像形成部が縦に配置されるため、下側に配置されたユニ
ットの挿脱のことを考慮すると、像坦持体支持軸と平行
に横方向へ挿脱するか、または用紙搬送経路方向への挿
脱となる。像坦持体支持軸と平行に横方向へ挿脱する構
造とした場合、像坦持体支持軸方向に像坦持体を挿脱す
ることができるスペースが必要となり、さらにジャム除
去時の開放カバーとカラータンデム機を交換する時の開
放カバーが異なるため、設置スペースの制約が少ないと
いう有利さが損なわれてしまう。用紙搬送方向への脱着
では手前側のカバーの開口角を大きくする必要があり、
装置の設置スペースが大きくなる。また、実際には転写
部の上流側には手差し給紙や、搬送ロール等があり、こ
れらを下側のプロセスユニット脱着に支障のない位置に
配置すると、搬送距離が長くなり、Cパス搬送のメリッ
トが失われてしまう。例えば、特開平11−72983
号公報には、装置本体に形成されたユニット受け部に対
して着脱可能に取り付けられる複数の像形成ユニット
を、水平に横方向に挿脱する構造としているために用紙
の搬送距離が長くなり、Cパス搬送の利点が没却される
結果となっている。
【0015】
【発明が解決しようとする課題】従来のタンデム型の画
像形成装置では、供用後に上述の色ずれを補正するため
には非常に高価な装置を必要とする問題がある。また、
このような高価な装置を装着しないとすれば、調整が困
難で精度が非常に悪くなると言う問題があった。
【0016】本発明の目的はこの問題を解決し、色ずれ
を防止するために像坦持体を正確に位置決めし、メンテ
ナンスにおけるユーザの負担を低減し、併せて、像坦持
体の帯電性能や現像性能の悪化を防止し、給電性能の優
れたた画像形成装置を提供することにある。
【0017】本発明の他の目的は 小型プリンタで有利
であるCパス搬送の構成をカラータンデム機で実現する
ことができる技術を提供することである。この場合、色
ずれ精度を落とすことなく、また、操作性を悪化させな
いようにすることが肝要である。本発明の課題をさらに
具体的に述べると次の通りである。 (1)プロセスカートリッジを脱着する際、操作性を悪
化させない挿脱方向とすること、(2)プロセスカート
リッジを一体の組立体とすることによって、操作性を向
上させること、(3)色ずれ精度を悪化させない構造と
すること、(4)像坦持体支持軸をガイドすることによ
って安価、小型化を図ること、(5)本体側形状を共通
化し、また幅方向の省スペース化を図ること、及び
(6)誤操作を防止すること。
【0018】
【課題を解決するための手段】本発明は上記課題を解決
するためになされたもので、その技術手段は、複数の像
担持体を含む画像形成ユニットが一体組立体として構成
され、この一体組立体を画像形成装置本体に装脱可能に
形成したことを特徴とする画像形成装置である。ここで
一体組立体とは、画像形成装置の各ユニットをそれぞれ
の機能を発揮できるような位置関係に組み込んで1つの
集合体に纏めて形成したもので、全体を1つの部品とし
て取り扱いできるものを言う。
【0019】前記複数の像担持体は複数の潜像担持体で
もよく、又は、複数の中間転写体でもよく、複数の潜像
担持体と1個の中間転写体であってもよい。さらに、1
個の潜像担持体と1個の中間転写体でもよく、複数の潜
像担持体と複数の中間転写体であってもよい。また、画
像形成装置本体に装脱可能に形成された前記一体組立体
は、上方から下方への動作で画像形成装置本体に載置さ
れるようにすると好適である。この態様は、一体組立体
が載置される部位を画像形成装置本体から略水平方向に
引き出し、その状態で一体組立体を引き出し部位に上方
から下方への動作で載置し、その後引き出したものをも
とに戻すような構成も含んでいる。こうすることによっ
て複数の像担持体を含むことで重量が増した一体組立体
を容易に装着することが可能となる。
【0020】次に、前記一体組立体は、上面に把手を有
することとすると一体組立体がより容易に装着可能とな
る。またこの場合に、画像形成装置本体に装脱可能に形
成された前記一体組立体は、上方から下方への一動作で
画像形成装置本体に載置されるようにすると、一体組立
体の交換時のユーザーの負担を著しく低減させることが
でき好ましい。
【0021】さらに、前記一体組立体を画像形成装置本
体に装着したとき当該一体組立体を位置決めする位置決
め部材が一体形成されていると一体組立体を精度良く位
置決めすることができ、色ずれを有効に防止することが
可能である。この場合に、像担持体に潜像を形成させる
露光装置をさらに有し、該露光装置は一体成形された前
記位置決め部材に支持されているようにすると、複数の
像担持体と露光装置とが共通の位置決め部材に支持され
ることにより、より精度よく色ずれを防止することがで
きる。このとき、前記位置決め部材と前記露光装置の筐
体とが同一材料で形成されていると、線膨張率が同一と
なり、画像形成装置が置かれる周囲温度の影響による色
ずれの発生を簡単な構成で効果的に抑制することができ
る。この材料は、例えばポリカーボネートにガラス繊維
を40%混合させたものがよい。
【0022】前記像担持体は像担持体支持部材に支持さ
れており、該支持部材のうち少なくとも1つは前記一体
組立体の枠体に隙間を介して微動自在に支持され、一体
組立体を画像形成装置の本体に装着したとき前記支持部
材が画像形成装置本体の筐体に位置決め固定される機構
を備えたこととするのが好ましく、また、前記像担持体
は像担持体支持部材に支持されており、該支持部材のう
ち少なくとも1つは前記一体組立体の枠体に隙間を介し
て微動自在に支持され、一体組立体を画像形成装置の本
体に装着したとき前記支持部材が前記位置決め部材に位
置決め固定されていると好適である。また、前記一体組
立体は複数の現像ユニットを含むこととすれば一層好適
である。
【0023】また、前記現像ユニットは前記像担持体の
表面と一定間隔を保持するように像担持体表面に押圧し
て位置決めすると好ましい。
【0024】そして、前記現像ユニットは像担持体駆動
とは別に本体側に配置された現像機駆動装置から駆動が
伝達されるよう構成した現像ユニットにおいて、駆動時
に働くギアの接線荷重が前記現像ユニットのドラム表面
への押圧力を減殺する方向の分力を有しないようにギア
を配置する。
【0025】また、前記一体組立体は複数の帯電ユニッ
トを含むこととし、前記帯電ユニットは前記像担持体軸
に位置決め固定されると共に、微動自在に隙間を介して
一体組立体の枠体に支持された像担持体円周方向の回り
止め機構を備えると好適である。
【0026】なお、アースに接地されている像担持体で
は、各像担持体軸間を導電性弾性部材を経由させた接地
線を備えることとするとよい。
【0027】帯電ユニットヘの給電を前記一体組立体の
外部から一体組立体の枠体を経由して行う帯電装置で
は、一体組立体の枠体上に配置された帯電ユニットへの
給電用導電性部材と帯電ユニット保持部材の間を連結す
る導電性弾性部材を備えると好適である。導電性弾性部
材としては、例えば、導電性を有する材料からなるコイ
ルスプリングを用いることができる。
【0028】また、前記中間転写体は円筒形の中間転写
ドラムとし、前記中間転写ドラムは像担持体上の画像が
転写される一次転写ドラムと、一次転写ドラム上の画像
が転写される二次転写ドラムとから構成し、二次転写ド
ラムはドラム上の画像を用紙に転写するドラムとすると
よい。
【0029】さらに、前記中間転写ドラムは中間転写ド
ラム軸に支持されており、中間転写ドラム軸のうち少な
くとも1つは前記一体組立体の枠体に微動自在な隙間を
介して支持され、画像形成装置本体に装着するとき前記
回転軸が画像形成装置本体の筐体に位置決め固定される
機構を有することとすると好ましい。そして、この画像
形成装置は、4個の像担持体ドラムと、2個の一次中間
転写ドラムと、1個の二次中間転写ドラムとを備え、さ
らに、前記二次中間転写ドラム軸は前記一体組立体の枠
体に圧入固定して位置決めされていることとすればよ
い。
【0030】また本発明の第2の発明は複数の像坦持体
を含む画像形成ユニットを一体組立体とし、この一体組
立体は複数の像坦持体の軸線を単一の含軸平面内で互い
に平行に配置した組立体とし、前記軸線と含軸平面内で
直交する直線の方向に沿って装置本体内に挿脱自在に形
成したことを特徴とする画像形成装置を提供する。
【0031】この場合に、前記像坦持体を一体の枠体に
て支持するようにすると好適であり、また、各像坦持体
はそれぞれ装置本体側に位置決めされるようにするとよ
い。このため、像坦持体支持軸の端部を案内し、前記一
体組立体を装置本体側に位置決めする第1のガイドを本
体側に設ける。この第1のガイドは像坦持体支持軸を固
定位置に導く斜行分岐路を備えたものとする。
【0032】前記一体組立体の枠体に前記像坦持体支持
軸とは異なる1又は複数の突起を設け、本体筐体に該突
起を案内する第2のガイドを設けると、一体組立体を挿
脱するとき、第1、第2のガイドに案内されて挿脱され
るので、傾き、ねじれ等を生ずることなく挿脱すること
ができる。
【0033】前記像坦持体を感光ドラムとしてもよく、
感光ドラム及び中間転写ドラムとしてもよい。また、本
発明の画像形成装置は、給紙部を下側に、排紙部を上側
に配置し、転写材への転写時の転写材搬送方向が水平に
対し45度以上90度以下であり、前記含軸平面はほぼ
垂直面とすると最も合理的である。ここで45度以上9
0度以下としたのは、できるだけ鉛直に近い方向とすれ
ばよいが、少なくとも45度以上であることが望まれる
からである。
【0034】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態を説明する。図2は本発明の1実施例に係る画
像形成装置を示す説明図で、タンデム型のフルカラープ
リンタを示している。図3は図2中のタンデム型フルカ
ラープリンタのプリントヘッドデバイス02を示すもの
である。このプリントヘッドデバイス02は、以下に説
明するように、複数の像担持体を含む画像形成ユニット
が一体組立体として構成されている本発明の1実施例で
ある。なお、図3中の矢印は、各回転部材の回転方向を
示している。
【0035】図2に示すように、タンデム型のフルカラ
ープリンタの本体01の内部には、フルカラーの画像形
成を行う画像形成ユニットであるプリントヘッドデバイ
ス(Print Head Device)02が収納
されている。この実施例ではプリントヘッドテバイス0
2は、像担持体として4個の感光ドラム11、12、1
3、14が内蔵している。露光装置であるROS(Ra
ster Output Scanner)03は、4
個の感光ドラム11、12、13、14に画像露光を付
与する。プリントヘッドデバイス02に内蔵されている
像担持体である4個の感光ドラム11、12、13、1
4には、各色の現像装置41、42、43、44が設け
られている(図3参照)。図2に示すように、4個のト
ナーカートリッジ04(04Y、04M、04C、04
K)はこれらの現像装置41、42、43、44にそれ
ぞれ対応する色のトナーを供給する。給紙カセット05
は、記録用紙Pを収納しており、プリントヘッドデバイ
ス02に記録媒体として記録用紙Pを供給する。定着装
置06はプリントヘッドデバイス02からトナー像が転
写された用紙に定着処理を施す。この定着装置06によ
って片面に画像が定着された用紙を、表裏を反転した状
態で、再度プリントヘッドデバイス02の転写部へと搬
送する両面用搬送路07が設けられている。手差し給紙
手段08は、プリンタ本体01の外部から所望の用紙を
給紙する。また、プリンタの動作を制御するコントロー
ラ09及び画像信号に対して画像処理を施す画像処理回
路や高圧電源回路等からなる電気回路10が設けられて
いる。なお、図2中、排出トレイTは画像が形成された
用紙を排出するものであり、プリンタ本体01の上部に
一体的に配置されている。
【0036】露光装置であるROS03は、イエロー
(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、ブラック
(K)の各色に対応した画像データに基づいて点灯駆動
される4個の半導体レーザや、これら4個の半導体レー
ザから出射される4本のレーザ光(図3に示す31、3
2、33、34)を偏向走査するためのf−θレンズや
ポリゴンミラー、あるいは複数枚の反射ミラーなどから
構成されている。
【0037】プリントヘッドデバイス02は、図3に示
すように、像担持体である各感光ドラム11、12、1
3、14と接触する一次帯電用の帯電ロール21、2
2、23、24と、ROS(露光装置)03(図2参
照)から照射された各色のレーザ光31、32、33、
34によって感光ドラム11、12、13、14上に形
成された静電潜像を各色のトナーで現像する現像装置4
1、42、43、44を備えている。像担持体である第
1の一次中間転写ドラム(中間転写体)51はこれらの
4個の感光ドラム11、12、13、14のうちの2個
の感光ドラム11、12に接触しており、別の像担持体
である第2の一次中間転写ドラム(中間転写体)52は
他の2個の感光ドラム13、14に接触している。像担
持体である二次中間転写ドラム(中間転写体)53は、
上記第1、第2の一次中間転写ドラム51、52に接触
している。最終転写ロール60は二次中間転写ドラム5
3に接触している。画像形成ユニット(プリントヘッド
デバイス)02は、以上の部材をその主要部として内蔵
している。
【0038】図3に示すように、感光ドラム11、1
2、13、14は、共通の含軸平面Mを共有し、一定の
間隔をおいて平行に配置されている。また、第1の一次
中間転写ドラム51及び第2の一次中間転写ドラム52
は軸が感光ドラム11、12、13、14軸に対し平行
で、かつ所定の対称面を境界とした面対称の関係にある
ように配置されている。さらに、二次中間転写ドラム5
3は、感光ドラム11、12、13、14と軸が平行で
あるように配置されている。
【0039】各色毎の画像情報に応じた信号は、ラスタ
ライジングされてレーザ光学ユニットに入力される。レ
ーザ光学ユニットでは、各色毎の画像情報に基づいて、
シアン(C)、マゼンタ(M)、イエロー(Y)、ブラ
ック(K)の各色のレーザ光31、32、33、34が
変調され、対応する色の感光ドラム11、12、13、
14に照射される。各感光ドラム11、12、13、1
4の周囲では、周知の電子写真方式による各色毎の画像
形成プロセスが行われる。感光ドラム11、12、1
3、14としては、例えば、直径20mmのOPC感光
体を用いた感光ドラムが用いられる。感光ドラム11、
12、13、14は、回転体の駆動装置によって、例え
ば、表面速度95mm/secの回転速度で回転駆動さ
れる。感光ドラム11、12、13、14の表面は、接
触型帯電装置としての帯電ロール21、22、23、2
4に、約−840VのDC電圧を印加することによっ
て、例えば約−300V程度に帯電される。なお、接触
型の帯電装置としては、ロールタイプのもの、フィルム
タイプのもの、ブラシタイプのもの等があるが、どのタ
イプのものを用いても良い。この実施例では、近年、電
子写真装置で一般に使用されている帯電ロールを採用し
ている。また、感光ドラム11、12、13、14の表
面を帯電させる帯電方式は、DCのみを印加する帯電方
式でもよく、AC+DCを印加する帯電方式を用いても
よい。
【0040】帯電後、感光ドラム11、12、13、1
4の表面には、レーザ光学ユニットによって各色に対応
したレーザ光が照射され、各色毎の入力画像情報に応じ
た静電潜像が形成される。感光ドラム11、12、1
3、14は、レーザ光学ユニットで静電潜像が書き込ま
れた際に、その画像露光部の表面電位は例えば−60V
以下程度にまで除電される。感光ドラム11、12、1
3、14の表面に形成された各色に対応した静電潜像
は、対応する色の現像装置41、42、43、44によ
って現像され、各感光ドラム11、12、13、14上
に各色のトナー像として可視化される。
【0041】この例では、現像装置41、42、43、
44として、磁気ブラシ接触型の二成分現像方式を示し
ているが、非接触型の現像方式など、他の現像方式を用
いてもよい。現像装置41、42、43、44には、そ
れぞれ色の異なったシアン(C)、マゼンタ(M)、イ
エロー(Y)、ブラック(K)色のトナーと、キャリア
からなる現像剤が充填されている。現像装置41、4
2、43、44は、トナー補給装置からトナーが補給さ
れると、補給されたトナーは、オーガーを用いてキャリ
アと充分に撹拌され、摩擦帯電される。現像ロールの内
部には、複数の磁極を所定の角度に配置したマグネット
ロールが固定した状態で配置されている。現像剤を搬送
するパドルによって、現像ロールの表面近傍に搬送され
た現像剤は、現像剤量規制部材によって現像部に搬送さ
れる量が規制される。この実施例では、上記現像剤の量
は、30〜50g/m2であり、また、このとき現像ロ
ール上に存在するトナーの帯電量は、概ね−20〜35
μC/g程度である。
【0042】現像ロール上に供給されたトナーは、マグ
ネットロールの磁力によって、キャリアとトナーで構成
された磁気ブラシ状となっており、この磁気ブラシが感
光ドラム11、12、13、14と接触している。現像
ロールにAC+DCの現像バイアス電圧を印加して、現
像ロール上のトナーを感光ドラム11、12、13、1
4上に形成された静電潜像を現像することにより、トナ
ー像が形成される。この実施例では、この現像バイアス
電圧はACが4kHz、1.5kVppで、DCが−2
30V程度である。
【0043】次に、各感光ドラム11、12、13、1
4上に形成された各色のトナー像は、第1の一次中間転
写ドラム51及び第2の一次中間転写ドラム52上に、
静電的に二次転写される。感光ドラム11、12上に形
成されたシアン(C)およびマゼンタ(M)色のトナー
像は、第1の一次中間転写ドラム51上に、感光ドラム
13、14上に形成されたイエロー(Y)、ブラック
(K)色のトナー像は、第2の一次中間転写ドラム52
上に、それぞれ転写される。従って、第1の一次中間転
写ドラム51上には、感光ドラム11または12のどち
らから転写された単色像と、感光ドラム11及び12の
両方から転写された2色のトナー像が重ね合わされた二
重色像が形成されることになる。また、第2の一次中間
転写ドラム52上にも、感光ドラム13、14から同様
な単色像と二重色像が形成される。
【0044】上記第1及び第2の一次中間転写ドラム5
1、52上に感光ドラム11、12、13、14からト
ナー像を静電的に転写するために必要な表面電位は、+
250〜500V程度である。この表面電位は、トナー
の帯電状態や雰囲気温度、湿度によって最適値に設定さ
れることになる。この雰囲気温度や湿度は、雰囲気温度
や湿度によって抵抗値が変化する特性を持った部材の抵
抗値を検知することで簡易的に知ることが可能である。
上述のように、トナーの帯電量が−20〜35μC/g
の範囲内にあり、常温常湿環境下にある場合には、第1
及び第2の一次中間転写ドラム51、52の表面電位
は、+380V程度が望ましい。
【0045】この実施例で用いた第1、第2の一次中間
転写ドラム51、52は、例えば、外径が42mmに形
成され、抵抗値は108Ω程度に設定される。第1、第
2の一次中間転写ドラム51、52は、単層、あるいは
複数層からなる表面が可撓性又は弾性を有する円筒状の
回転体である。一般的には、FeやA1等からなる金属
製コアとしての金属パイプの上に、導電性シリコーンゴ
ム等で代表される低抵抗弾性ゴム層(R=102〜103
Ω)が、厚さ0.1〜10mm程度に設けられている。
更に、第1、第2の中間転写ドラム51、52の最表面
は、代表的にはフッ素樹脂微粒子を分散させたフッ素ゴ
ムを厚さ3〜100μmの高離型層(R=105〜109
Ω)として形成し、シランカップリング剤系の接着剤
(プライマ)で接着されている。ここで重要なのは、抵
抗値と表面の離型性であり、高離型層の抵抗値がR=1
5〜109Ω程度であり、高離型性を有する材料であれ
ば、特に材料は限定されない。
【0046】このように第1、第2の一次中間転写ドラ
ム51、52上に形成されたトナー像は、二次中間転写
ドラム53上に静電的に二次転写される。従って、二次
中間転写ドラム53上には、最終的なトナー像が形成さ
れることになる。
【0047】この二次中間転写ドラム53上へ第1及び
第2の一次中間転写ドラム51、52からトナー像を静
電的に転写するために必要な表面電位は、+600〜1
200V程度である。この表面電位は、感光ドラム1
1、12、13、14から第1の一次中間転写ドラム5
1及び第2の一次中間転写ドラム52へ転写するときと
同様に、トナーの帯電状態や雰囲気温度、湿度によって
最適値に設定されることになる。また、転写に必要なの
は、第1及び第2の一次中間転写ドラム51、52と二
次中間転写ドラム53との間の電位差であるので、第1
及び第2の一次中間転写ドラム51、52の表面電位に
応じた値に設定することが必要である。上述のように、
トナーの帯電量が−20〜35μC/gの範囲内にあ
り、常温常湿環境下であって、第1及び第2の一次中間
転写ドラム51、52の表面電位が+380V程度の場
合には、二次中間転写ドラム53の表面電位は、+88
0V程度、つまり第1及び第2の一次中間転写ドラム5
1、52と二次中間転写ドラム53との間の電位差は、
+500V程度に設定することが望ましい。
【0048】この実施例で用いる二次中間転写ドラム5
3は、例えば、外径が第1及び第2の一次中間転写ドラ
ム51、52と同じ42mmに形成され、抵抗値は10
11Ω程度に設定される。また、上記二次中間転写ドラム
53も第1、第2の一次中間転写ドラム51、52と同
様、単層、あるいは複数層からなる表面が可撓性又は弾
性を有する円筒状の回転体であり、一般的にはFeやA
1等からなる金属製コアとしての金属パイプの上に、導
電性シリコーンゴム等で代表される低抵抗弾性ゴム層
(R=102〜103Ω)が、厚さ0.1〜10mm程度
に設けられている。更に、二次中間転写ドラム53の最
表面は、代表的にはフッ素樹脂微粒子を分散させたフッ
素ゴムを厚さ3〜100μmの高離型層として形成し、
シランカップリング剤系の接着剤(プライマ)で接着さ
れている。ここで、二次中間転写ドラム53の抵抗値
は、第1及び第2の一次中間転写ドラム51、52より
も高く設定する必要がある。そうしないと、二次中間転
写ドラム53が第1及び第2の一次中間転写ドラム5
1、52を帯電してしまい、第1及び第2の一次中間転
写ドラム51、52の表面電位の制御が難しくなる。こ
のような条件を満たす材料であれば、特に材料は限定さ
れない。
【0049】次に、上記二次中間転写ドラム53上に形
成されたトナー像は、最終転写ロール60によって、用
紙搬送路Pを通る用紙に三次転写される。この用紙は、
紙送り工程を経て用紙搬送ロール63を通過し、二次中
間転写ドラム53と最終転写ロール60のニップ部に送
り込まれる。この最終転写工程の後、用紙上に形成され
た最終的なトナー像は、定着器61によって定着され、
一連の画像形成プロセスが完了する。
【0050】最終転写ロール60は、例えば、外径が2
0mmに形成され、抵抗値は108Ω程度に設定され
る。最終転写ロール60は、金属シャフトの上にウレタ
ンゴム等からなる被覆層を設け、その上に必要に応じて
コーティングを施して構成されている。最終転写ロール
60に印加される電圧は、雰囲気温度、湿度、用紙の種
類(抵抗値等)等によって最適値が異なり、概ね+12
00〜5000V程度である。この実施例では、定電流
方式を採用しており、常温常湿環境下で約+6μAの電
流を通電して、ほぼ適正な転写電圧(+1600〜20
00V)を得ている。
【0051】なお、上記二次中間転写ドラム53上など
に残留したトナーは、クリーニング工程において、電位
勾配を付けることにより、最終転写ロール60に集めら
れ、最終転写ロール60の表面に圧接するクリーニング
装置62のクリーニングブレード等によって除去され
る。
【0052】図1は、図3に示す実施例の一体組立体と
した画像形成ユニット02を、本発明の実施例を示すカ
ラープリンタ(画像形成装置)の本体01に装入する工
程を示す斜視図である。画像形成ユニット02は、上述
のように、一体組立体となっている。この画像形成ユニ
ット02は画像形成装置の本体10の前方カバー10
0、上カバー101を開けた状態で画像形成装置の本体
01内に装脱可能である。この一体組立体の画像形成ユ
ニット02は、感光ドラム、現像ユニット、帯電ユニッ
ト及び少なくとも1個の中間転写体などの像担持体を含
むものとし、各ユニットがそれぞれの機能を発揮できる
ような位置関係に組み込んで1つの集合体に纏めて形成
されている。この一体組立体の画像形成ユニット02
は、図1に示すように、上面ブラケット105に係着し
た把手104を備えている。そして矢印103で示すよ
うに、全体をあたかも1つの部品であるかのように取り
扱うことができ、画像形成装置の本体01内に一動作で
装入及び離脱可能なように形成されている。
【0053】次に、図2,3と異なる実施例について図
4〜7を参照して説明する。図8は従来の中間転写ベル
ト71を有するタンデム機の説明図である。像担持体で
ある感光体ドラム11、12、13、14はそれぞれ別
個に帯電ロール21、22、23、24及び現像機4
1、42、43、44を備えた別体の画像形成ユニット
として、独立して水平に配置され、矢印72方向に走行
する像担持体である中間転写ベルト71に接している。
中間転写ベルト71は用紙搬送ベルトであることもあ
る。
【0054】図4は、本発明の実施例の中間転写ベルト
71を有するタンデム機の説明図である。画像形成部の
像担持体である感光体ドラム11、12、13、14が
一体組立体の画像形成ユニット02となっており、その
中に、帯電ロール21、22、23、24及び現像機4
1、42、43、44が一体に組み込まれている。これ
らの感光ドラム11、12、13、14は、レーザ光3
1、32、33、34を照射される。そして矢印72方
向に走行する像担持体である中間転写ベルト71に接し
ており、トナー像を転写する。この装置は、例えば、図
示しないカセットに中間転写ベルト71が収納されてお
り、このカセットを画像形成装置から矢印73で示すよ
うに、ほぼ水平に出し入れするようにしておき、一体組
立体の画像形成ユニット02をこのカセット内に上から
挿脱するようにしておくとよい。
【0055】複数の画像形成部を画像形成ユニット02
として一体組立体としたため、単一の画像形成部が画像
形成ユニットとして一体組立体となっている場合と比べ
て、画像形成ユニット02の重量が大幅に増加するが、
画像形成ユニット02をこのカセット内に上から挿入す
るようにしたため、画像形成ユニット02の取扱いが容
易となる。また複数の画像形成部を画像形成ユニット0
2として一体組立体に形成したので、画像形成装置を小
型化することができ、また各像担持体(感光ドラム1
1、12、13、14)の取付け精度を容易に高めるこ
とができる。
【0056】なお、図示しないカセットの出し入れ方向
は、矢印73で示す方向に限られず、紙面に対して垂直
な方向でも良い。この場合、カセットの引出される距離
が短くてすむため、矢印73で示す方向にカセットを出
し入れする場合と比べてカセットの強度を弱めることが
できるほか、画像形成ユニット02の挿脱も行い易く操
作性の点で有利である。
【0057】図5は、画像形成部の像担持体である感光
体ドラム11、12、13、14のうち3個の感光体ド
ラム11、12、13、帯電ロール21、22、23及
び現像機41、42、43を一体に組み込んで、一体組
立体の画像形成ユニット02としたものである。このよ
うな構成とすれば、トナー消費量の多いブラック(K)
色の画像形成部を別体とすることによって、ブラック
(K)色の画像形成部を頻繁に交換しても、他の色の画
像形成部のトナーを無駄にすることがなくなるという利
点がある。
【0058】図6は、上記一体組立体のうちトナーカー
トリッジ04を別体にしたものであり、図7は一体組立
体のうち現像カートリッジ41、42、43を着脱自在
に構成したものである。図は1個の現像カートリッジ4
3について示している。このような構成であれば、画像
形成部の交換が行われてもドナーカートリッジ04や現
像カートリッジ41,42,43を継続して使用するこ
とが可能となる点で有利である。なお、トナーカートリ
ッジ04は、イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン
(C)、ブラック(K)毎に個別に交換が可能なよう構
成されている。また、画像形成ユニット02に含まれる
像担持体の数をいくつとするか、中間転写体として転写
ベルト71を用いるか、あるいはこれを用紙搬送ベルト
とするか、などの転写方式等は、画像形成装置の形式、
構造、仕様に応じ適宜構成することができ、設計変更し
て選択使用することができる。このような実施例は、い
ずれも画像形成装置を小型化することに貢献し、また各
感光ドラムの取付け精度を容易に高めることができる。
【0059】図9〜図12は図3に示した画像形成ユニ
ット(一体組立体)02の実施例をさらに具体的に詳細
に示すものである。図9は正面図、図10はその左側面
図、図11はその右側面図、図12は横断面図である。
図12に示すように、画像形成ユニット02は、像担持
体として、感光ドラム11、12、13、14、現像ユ
ニット41、42、43、44、帯電ユニット21、2
2、23、24及び中間転写体として一次中間転写ドラ
ム51、52を含む二次中間転写ドラム53を内蔵して
いる。
【0060】図9、図10に示すように、像担持体であ
る感光ドラム11、12、13、14は、像担持体支持
部材である感光ドラム軸11A、12A、13A、14
Aに支持されている。これらの感光ドラム軸11A、1
2A、13A、14Aは前記画像形成ユニット(一体組
立体)02の枠体に隙間を介して微動自在に支持されて
いる。図10に示すように、感光ドラム軸11A、12
A、13A、14Aは取付部材111、112、11
3、114に取り付けられ、これらの取付部材111、
112、113、114は押圧部材121、122、1
23、124によって押圧されて固定されている。押圧
部材121〜124は、本体から給電される導電性部材
131に導電性弾性部材例えばスプリング132を介し
て接続されている。また図11に示すように感光ドラム
軸11A、12A、13A、14Aの他端部は、固定部
材151、152、153、154に取り付けられてい
る。感光ドラム11、12、13、14に接する現像ロ
ール171、172、173、174は、押圧部材14
1、142、143、144によってそれぞれ感光ドラ
ム11、12、13、14に押圧固定されている。軸受
部材161、162、163、164は導電体で形成さ
れ、感光ドラム軸11A、12A、13A、14Aにも
電気的に結合されている。そして各軸受部材161、1
62、163、164相互間は導電性弾性部材例えばコ
イルスプリング(接地線)165で結合され、さらにア
ースに接地されている。
【0061】図13に本発明の実施例の別の画像形成装
置の構成図を示した。図13は画像形成ユニット02と
してのタンデム型フルカラープリンタのプリントヘッド
デバイスを示すものである。図2に示した実施例と同様
に、タンデム型のフルカラープリンタの本体01の内部
には、フルカラーの画像形成を行う画像形成ユニット0
2が収納されている。この実施例では画像形成ユニット
02には、像担持体として4個の感光ドラムが内蔵され
ている。露光装置であるROS03は、4個の感光ドラ
ムに画像露光を付与する。給紙カセット05は、記録用
紙Pを収納しており、画像形成ユニット02に記録媒体
として記録用紙Pを供給経路15を通るように供給す
る。定着装置06は画像形成ユニット02からトナー像
が転写された用紙に定着処理を施す。両面用搬送路07
は用紙の表裏を反転して状態で、再度画像形成ユニット
02の転写部へ搬送する。手差し給紙手段08は、プリ
ンタ本体01の外部から所望の用紙を給紙する。排出ト
レイ101は画像が形成された用紙を排出するものであ
り、プリンタ本体01の上部に一体的に配置されてい
る。
【0062】図13に示すように、用紙搬送路15は側
面から見てほぼC字形をなす経路を形成している。また
図13に示すように画像形成装置本体01の前面カバー
100を100Aで示す状態に傾動させ、上面カバー1
01を101Aで示す状態に反転させて上方を開放し、
一体組立体とした画像形成ユニット02を一体として、
上方から抜き差し可能なように形成してある。
【0063】本発明の一体組立体である画像形成ユニッ
ト02は前述のように、像担持体である感光ドラム1
1、12、13、14の中心線が単一の含軸平面M内に
存在し、かつこの中心線は互いに平行になっている(図
3参照)。なお、図9に示すように、画像形成ユニット
02は感光ドラム11、12、13、14の軸11A、
12A、13A、14Aを側面に突出している。画像形
成ユニット02は、含軸平面Mと略平行方向でかつ転写
材への最終転写時の転写材搬送方向とほぼ同一方向に、
装置本体に抜き差し可能に形成されている。像坦持体で
ある感光ドラム11、12、13、14は一体の枠体に
て支持されており、また、各像坦持体である感光ドラム
11、12、13、14はそれぞれ装置本体側に位置決
めされるようになっている。
【0064】図14は画像形成装置の筐体を形成する本
体側壁102を内側から見た側面図である。画像形成ユ
ニット(一体組立体)02の側面から突出している感光
ドラム軸11A、12A、13A、14Aを案内するガ
イド溝180が示されている。このガイド溝180は鉛
直に形成されており、画像形成ユニット(一体組立体)
02はこのガイド溝180に沿って装置本体に鉛直に挿
脱される。そしてガイド溝180は4個の分岐路18
1、182、183、184を備えている。なお、ガイ
ド溝190、分岐路191、192は一体組立体に設け
た補助突起133、134用のものであり、さらに二次
中間転写ドラム53の軸53Aを固定するガイド193
を備えている。分岐路181、182、183、184
の奥底部に感光ドラム軸11A、12A、13A、14
Aが案内されて本体のV溝に固定される。分岐路18
1、182、183、184はガイド溝180に対し
て、ほぼ45度の傾きをもっており、一体組体の感光ド
ラム軸11A、11B、11C、11Dをこのガイド溝
180中を下降させると、それぞれ分岐路181、18
2、183、184内に進入し、これらの分岐路18
1、182、183、184の奥端に位置決め固定され
る。また、現像ユニット41、42、43、44は感光
ドラム11、12、13、14の表面とそれぞれ一定間
隔を保持するようにドラム表面に押圧して位置決めされ
ている。
【0065】なお、本体側壁102にはガイド溝180
と離れた位置にこれと平行な別のガイド溝190が設け
られている。このガイド溝190には、一体組立体の側
面に別に設けた突起が進入する。ガイド溝190には、
分岐路191、192が設けられ、この分岐路191、
192は、ガイド溝180の分岐路181、182、1
83、184とは最下端以外は上下方向高さが異なる位
置に設けられている。従って、感光ドラム軸11A、1
2A、13A、14Aそれぞれが対応する分岐路以外の
分岐路に進入することが妨げられる。ガイド溝190に
進入する突起は1個又は複数個とする。少なくとも1個
あれば上記作用は達成されるが、図5のように2個とす
れば、一体組立体の挿入動作が安定的となる。もちろん
3個以上でもよい。なお図5には二次中間転写ドラム5
3の軸53Aを固定する案内溝193も併せ示されてい
る。
【0066】画像形成ユニット(一体組立体)を本体か
ら抜取る時には感光ドラム軸がこの分岐路181、18
2、183、184から上昇するので、一体組立体は前
記含軸平面から角度を持った斜め方向に移動してから前
記含軸平面と略平行な方向に移動する。
【0067】また、像坦持ドラムとして感光ドラム1
1、12、13、14のほかに中間転写ドラム51、5
2、53を設けた。これらの固定は感光ドラムと同様で
もよく、一体組立体の側壁に固定するようにしてもよ
い。
【0068】ROSユニット03は、画像形成ユニット
(一体組立体)02を位置決め固定させる本体側壁10
2に支持されている。本体側壁102には、図14に示
されるROSユニット支持部301,302が設けら
れ、ROSユニット03の一部を支持している。ROS
ユニット03側にもROSユニット支持部301,30
2と当接し得る被支持部が設けられている。従って、R
OSユニット03と画像形成ユニット(一体組立体)0
2の側面から突出している感光体ドラム軸11A,12
A,13A,14A等が共通の本体側壁102に支持さ
れる。ROSユニット03と本体側壁102とは、共通
の材料で構成されている。この材料は、画像形成装置の
形状、構造、仕様に応じて適宜選択すれば良いが、色ず
れを抑えるような位置精度を画像形成装置の使用期間中
に亘って維持させる観点からすれば、比較的硬度の高い
ものが望ましく、例えば、ポリカーボネートにガラス繊
維を40%含有させた材料を使用することが可能であ
る。
【0069】また図13に示すように、実施例の画像形
成装置は、給紙カセット05を下側に、排紙部(上面カ
バー101)を上側に配置し、転写材(記録用紙P)へ
の転写時の転写材搬送方向(用紙搬送経路15の方向)
が略垂直方向(水平に対し45度以上)であり、感光ド
ラム軸の含軸平面はほぼ垂直とした。これにより用紙搬
送ラインをCパス構成とすることができ、色ずれ精度を
落とさず、また、操作性を悪化させることなく、カラー
タンデム機でCパス構成を実現することができた。これ
はプリンタの小型化に大きく寄与するものである。
【0070】次に、図15は実施例の押圧部材121の
例を示すもので、図15(a)は背面図、図15(b)
は平面図、図15(c)は正面図である。図15に示さ
れるように、押圧部材121は感光ドラム軸に係着する
係着部125を押圧するバネ126を備え、係止爪12
7によって一体組立体の側壁に係止しており、感光ドラ
ム軸を弾性的に押圧保持するようになっている。この例
では、4個の感光ドラム軸が同じ構造になっているが、
感光ドラム軸11A、12A、13A、14Aは画像形
成ユニット(一体組立体)02を画像形成装置の本体に
装着したとき画像形成装置の本体01の筐体に位置決め
固定される機構を備えているようにする。図16は押圧
部材141の(a)正面図、(b)平面図である。図1
6に示されるように、押圧部材141は現像ロール係着
する係着部145を押圧して現像ロールを感光ドラムに
押圧する押圧するバネ146を備え、係止爪147が一
体組立体の側壁に係止して、現像ロールを弾性的に押圧
保持するようになっている。
【0071】現像ユニット41、42、43、44は感
光ドラム11、12、13、14の駆動とは別に本体側
に配置された現像機駆動装置から駆動される。このと
き、駆動時に働くギアの接線荷重が現像ユニット41、
42、43、44の現像ロール171、172、17
3、174から感光ドラム11、12、13、14のド
ラム表面への押圧力を減殺する方向の分力を有しないよ
うにギアを配置する。図19はこれを例示するものでギ
ヤ201、202の接線荷重204が押圧力を発生する
押圧装置121の押圧力を弱める方向の成分分力を有し
ないようにギア201、202を配置している。
【0072】帯電ユニット21、22、23、24は感
光ドラム11、12、13、14の軸11A、12A、
13A、14Aに位置決め固定されると共に、微動自在
に隙間を介して画像形成ユニット(一体組立体)02の
枠体に支持されたドラム円周方向の回り止め機構(固定
部材)151、152、153、154を備える。この
回り止め機構151、152、153、154はそれぞ
れ帯電ユニットのロールの軸を支持する軸受部材16
1、162、163、164を付属している。図17は
回り止め機構151を示したもので、感光ドラム11の
軸11Aが嵌合する嵌合孔155、帯電ユニット21の
ロールの軸受156、画像形成ユニット(一体組立体)
02の側壁に係止する係止爪157を備えている。また
軸受156は軸受部材161に取り付けられており、こ
の軸受は回り止め機構151とは微小隙間を介して取付
けられている。軸受部材161、162、163、16
4は導電体で形成され、感光ドラム軸11A、12A、
13A、14Aにも電気的に結合されている。そして各
軸受部材161、162、163、164相互間は導電
性コイルスプリング(接地線)165で結合され、さら
にアースに接地されている。
【0073】帯電ユニット41、42、43、44ヘの
給電を画像形成ユニット(一体組立体)02の外部から
画像形成ユニット02の枠体を経由して行う帯電装置で
は、画像形成ユニット02の枠体上に配置された帯電ユ
ニット21、22、23、24への給電用導電性部材と
帯電ユニット保持部材の間を連結するコイルスプリング
65を備える。
【0074】図18は図10に示す取付部材111、1
12、113、114の1例を示すものである。感光ド
ラム軸11Aが嵌合する嵌合孔115、帯電ユニット2
1の軸受116、給電装置117を備え、一体組立体の
側壁に係止する係止爪118を備えている。また給電の
ための給電用コイルスプリング119を装着するように
なっており、軸受116には、接地線(コイルスプリン
グ)132を取付けるようになっている。
【0075】中間転写体(像担持体)は、図3に示すよ
うに、実施例では円筒形の中間転写ドラム51、52、
53とした。この中間転写ドラム51、52、53は感
光ドラム上の画像が転写される一次転写ドラム51、5
2と、一次転写ドラム上の画像が転写される二次転写ド
ラム53とから構成されている。二次転写ドラム53は
ドラム上の画像を用紙に転写する円筒形のドラムであ
る。前記中間転写ドラム51、52、53は中間転写ド
ラム軸51A、52A、53Aに支持されている。中間
転写ドラム軸51A、52A、53Aのうち少なくとも
1つは一体組立体02の枠体に微動自在な隙間を介して
支持され、画像形成装置本体に装着するとき画像形成装
置本体の筐体に位置決め固定される機構を有するように
する。
【0076】実施例は4個の感光ドラム11、12、1
3、14と、2個の一次中間転写ドラム51、52と、
1個の二次中間転写ドラム53とを備えた一体組立体0
2であり、前記二次中間転写ドラム軸53A(図9参
照)は一体組立体の枠体に圧入固定して位置決めされて
いる。
【0077】次に、色ずれについて説明する。図20に
示すように色ずれ量の主走査方向(x軸方向)のずれを
Δxとし、副走査方向(用紙進行方向=y軸方向)のず
れをΔyとすれば、色ずれ量=√(Δx2+Δy2)で表
わされる。すなわち色ずれは主走査方向と副走査方向の
ずれの二乗平均で表わされる。この色ずれ量は90μm
程度から肉眼で認知されると言われている。主走査方向
のDC成分の色ずれ発生要因としては感光ドラムの位置
精度(左右差)、ROSユニットの取付精度、レーザビ
ーム走査開始位置精度などがある。倍率差(左右差)は
レーザのクロック周波数にて調整し、シフトずれはレー
ザの書き出しタイミングにより調整する。図21は主走
査方向DC成分色ずれの発生メカニズムとその調整方法
を説明する説明図で、ROSユニット03と感光ドラム
11との関係を示す平面図である。実線で示した感光ド
ラム11Bの位置と鎖線で示すずれた感光ドラム11C
の位置との相対的な位置ずれを△とすると、ドラム上の
画像は主走査方向で△xだけずれる。このようなずれは
レーザの発光速度(クロック周波数)を変えることによ
って色ずれ量を許容レベル、例えば50μm以下に抑え
る。図21はROSユニット03のミラーの傾きによる
主走査方向DC成分色ずれの発生メカニズム、図22、
図23はROSユニット03の取付精度によるミラー0
3Aの傾きに起因する主走査方向DC成分色ずれの発生
メカニズムを示すものである。これらの要因はレーザの
書き出しタイミングを調整することによって許容レベ
ル、例えば50μm以下に抑える。
【0078】次に副走査方向のDC成分の色ずれの発生
要因として、図24に示すように、レーザビーム31、
32の位置精度(左右差、全体)、感光ドラム11、1
2の位置精度(左右差、全体)、中間転写ドラム51の
位置精度(左右差、全体)がある。図24は副走査方向
DC成分色ずれの発生メカニズムを示す説明図である。
感光ドラム12の位置が12Bのように位置がずれた場
合、感光ドラム11上の画像と感光ドラム12上の画像
はPB〜TB〜TAの展開長L1とPB'〜TB'〜T A'の展開
長L2の差分の色ずれが発生する。レーザ光31、32
の位置、一次転写ドラム51の位置がずれても上記展開
長はずれる。感光ドラム11、レーザ光31の位置につ
いても同様である。これらが累積したものが最終的な用
紙上の画像の副走査方向DC成分の色ずれ量となる。こ
の用紙上の色ずれ量を測定し、感光ドラムの回転速度か
ら時間換算し、レーザ光の書き込みタイミングを調整
し、色ずれを許容レベル、例えば70μm以下に抑え
る。
【0079】以上のように、色ずれは感光ドラム軸の位
置精度、ROSのレーザビーム位置精度により発生し、
許容レベルを満足するためには数十μmといった高精度
が要求される。実際にこのような位置精度を満足するこ
とは困難であり、レーザビームの各タイミングを調整す
ることによって色ずれを防止している。従って、ユーザ
が感光ドラムを含むカートリッジを交換する時に、これ
らの一連の調整をしなくても済むように、感光ドラム軸
は装置本体に正確に位置決めして固定する必要がある。
【0080】また出荷時には、最終的な画像印字結果を
元にROSの副走査方向、主走査方向ともにROSの書
き込みタイミング、書き出しタイミングクロック周波数
により色ずれの調整を実施し出荷する。すなわち、色ず
れは各ドラム位置精度に起因する量が大きいが、調整は
これらの位置の調整ではなく電機的な時間による調整を
行っている。このため感光ドラム軸は本体に位置決めす
る必要がある。
【0081】
【発明の効果】本発明によれば、複数の像担持体を含む
画像形成ユニットが一体組立体とし手構成され、この一
体組立体を画像形成装置本体に装脱可能に形成し、更
に、必要に応じてこの一体組立体は複数の現像ユニッ
ト、複数の帯電ユニット、及び少なくとも1個の中間転
写体を選択的に含むこととしたので、一体組立体をあた
かも1個の部品のように交換することができ、交換時の
ユーザの負担を著しく低減できる。
【0082】また、像担持体は像担持体回転軸に支持さ
れており、回転軸のうち少なくとも1つは一体組立体の
枠体に隙間を介して微動自在に支持され、一体組立体を
画像形成装置の本体に装着したとき回転軸が画像形成装
置本体の筐体に位置決め固定される機構を備えたので、
色ずれ精度の悪化を防止することができると共に、一体
組立体交換時の色ずれ調整に係わるユーザの負担を低減
することができる。
【0083】現像ユニットは像担持体の表面と一定間隔
を保持するように像担持体表面に押圧して位置決めする
ので、像担持体との間隔が正確に位置決めされ、現像性
能の悪化を防止する。
【0084】また、現像ユニットは像担持体駆動とは別
に本体側に配置された現像機駆動装置から駆動が伝達さ
れるように構成し、駆動時に働くギアの反力が前記現像
ユニットの像担持体表面への押圧力を減殺する方向の分
力を有しないようにギアを配置したので、現像ユニット
ヘの駆動が本体側から入力される際、ギア反力による現
像ユニット位置決め精度の悪化を防止することができ
る。
【0085】また、帯電ユニットは像担持体軸に位置決
め固定されると共に、微動自在に隙間を介して一体組立
体の枠体に支持された像担持体円周方向の回り止め機構
を備えたので、像担持体との関係が正確に保たれ、帯電
性能の悪化を防止する。
【0086】アースに接地されている像担持体の各ドラ
ム軸間をコイルスプリングを経由させた接地線を備えた
ことによって、像担持体の回転軸が画像形成装置本体の
筐体に位置決めされる際に微動したとしても、給電(接
地)性能の悪化を防止する。また、一体組立体の枠体上
に配置された帯電ユニットへの給電用導電性部材と帯電
ユニット保持部材の間をコイルスプリングで連結したの
で、給電性能が常に良好に保たれる。
【0087】中間転写体は円筒形の中間転写ドラムと
し、中間転写ドラムは感光体上の画像が転写される一次
転写ドラムと、一次転写ドラム上の画像が転写される二
次転写ドラムとから構成し、二次転写ドラムはドラム上
の画像を用紙に転写するドラムとし、さらに、中間転写
ドラムは中間転写ドラム軸に支持されており、中間転写
ドラム軸のうち少なくとも1つは一体組立体の枠体に微
動自在な隙間を介して支持され、画像形成装置本体に装
着するとき画像形成装置本体の筐体に位置決め固定され
る機構を備えたので、色ずれへの寄与が大きい中間転写
ドラムの回転軸を含めた一体組立体において、色ずれ精
度の悪化を防止するとともに、一体組立体を交換する時
の色ずれ調整をなくすことが可能となった。
【0088】なお、4個の感光ドラムと、2個の一次中
間転写ドラムと、1個の二次中間転写ドラムとを備え、
二次中間転写ドラム軸は一体組立体の枠体に圧入固定し
て位置決めされているので保守管理が容易である。
【0089】また、本発明によれば、小型プリンタで有
利であるCパス構成を、色ずれ精度を落とさず、また、
操作性を悪化させることなく、カラータンデム機で実現
することができた。本発明では、複数の像坦持体を含む
画像形成ユニットを一体組立体とし、一体組立体は、単
一の含軸平面内に像坦持体の軸線が配置された複数の像
坦持体を備えた組立体とし、一体組立体を、前記含軸平
面と略平行方向でかつ転写材への最終転写時の転写材搬
送方向とほぼ同一方向に、装置本体に抜き差し自在に形
成したので、一体組立体の脱着の際、操作性が悪化しな
い方向に抜き差しすることが可能となった。
【0090】また、像坦持体を一体の枠体にて支持した
から、さらに操作性が向上した。さらに、各像坦持体は
それぞれ装置本体側に位置決めされる。
【0091】一体組立体の装着時に、装置本体側で位置
決めされる像坦持体支持軸を案内するガイドを本体側に
設けたので、一体組立体を像坦持体支持軸をガイドにし
て挿脱することができ、安価、小型化を図ることができ
る。
【0092】ガイドは一体組立体を抜く時に前記含軸平
面から角度を持った方向に移動してから前記含軸平面と
略平行な方向に移動する形状としたので、本体側形状を
共通化、することができ、また幅方向の省スペース化を
達成することができる。また、一体組立体の枠体に像坦
持体支持軸とは異なる1又は複数の突起を設け、本体筐
体に設けた別のガイド溝に案内させるようにしたので誤
操作防止の効果がある。
【0093】本発明の画像形成装置は、給紙部を下側に
配置し、排紙部を上側に配置し、転写材への転写時の転
写材搬送方向が略垂直方向(水平に対し45度以上)に
なるようにしたので像坦持体(感光ドラム)の配列はほ
ぼ垂直となり、用紙搬送経路をCパス構成とすることが
でき、装置の小型化に寄与する。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例の画像形成装置の一体組立体である画像
ユニットを組み込む工程を説明する斜視図である。
【図2】本発明の実施例に係る画像形成装置のタンデム
型のフルカラープリンタを示す構成図である。
【図3】本発明の実施例の画像形成装置の要部を示す構
成図である。
【図4】別の実施例の主要部を示す説明図である。
【図5】別の実施例の主要部を示す説明図である。
【図6】別の実施例の主要部を示す説明図である。
【図7】別の実施例の主要部を示す説明図である。
【図8】従来例の主要部を示す説明図である。
【図9】一体組立体の正面図である。
【図10】一体組立体の左側面図である。
【図11】一体組立体の右側面図である。
【図12】一体組立体の断面図である。
【図13】別の実施例に係る画像形成装置のフルカラー
プリンタを示す構成図である。
【図14】本体側壁の内側面を示す正面図である。
【図15】押圧部材の(a)正面図、(b)側面図、
(c)背面図である。
【図16】押圧部材の(a)正面図、(b)側面図であ
る。
【図17】回り止め部材の正面図である。
【図18】固定部材の正面図である。
【図19】歯車の配列の例を示す側面図である。
【図20】色ずれ量の説明図である。
【図21】主走査方向DC成分色ずれの説明図である。
【図22】主走査方向DC成分色ずれの説明図である。
【図23】主走査方向DC成分色ずれの説明図である。
【図24】副走査方向DC成分色ずれの説明図である。
【符号の説明】
01 フルカラープリンタ(画像形成装置)の本体 02 プリントヘッドデバイス(画像形成ユニット) 03 ROS 04 トナーカートリッジ 05 給紙カセット 06 定着装置 07 両面用搬送経路 08 手差し給紙手段 09 コントローラ 10 電気回路 11、12、13、14 感光ドラム(像担持体) 15 用紙搬送経路 21、22、23、24 帯電ユニット 31、32、33、34 レーザ光 41、42、43、44 現像ユニット 51、52 一次中間転写ドラム(像担持体) 53 二次中間転写ドラム(像担持体) 60 最終転写ロール 61 定着器 62 クリーニング装置 63 用紙搬送ロール 71 用紙搬送ベルト又は中間転写ベルト 72、73 矢印 100 前面カバー 101 上面カバー 102 本体側壁 103 矢印 104 把手 105 上面ブラケット 111、112、113、114 取付部材 115 嵌合孔 116 軸受 117 給電装置 118 係止爪 119 コイルスプリング 121、122、123、124 押圧部材 125 係着部 126 バネ 127 係止爪 131 導電性部材 132 スプリング 133、134 突起 141、142、143、144 押圧部材 145 係着部 146 押圧バネ 147 係止爪 151、152、153、154 回り止め機構(固
定部材) 155 嵌合孔 156 軸受 157 係止爪 161、162、163、164 軸受部材 165 コイルスプリング 171、172、173、174 現像ロール 180 ガイド溝 181、182、183、184 分岐路 190 ガイド溝 191、192 分岐路 193 ガイド 201、202 ギア 204 接線荷重 301、302 ROSユニット支持部 M 含軸平面 P 記録用紙 T 排出トレイ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G03G 15/16 G03G 15/00 556 21/00 350 554 21/16 15/08 507H (72)発明者 小泉 弘光 埼玉県岩槻市府内3丁目7番1号 富士ゼ ロックス株式会社岩槻事業所内 Fターム(参考) 2H030 AA01 AA05 AA06 AB02 AD16 BB02 BB42 2H035 CA07 CB01 CD09 CD11 CD14 CZ01 2H071 AA42 BA05 BA13 BA16 BA19 BA20 BA22 BA24 BA27 CA02 CA05 DA02 DA06 DA08 DA09 DA15 DA16 DA23 DA24 DA26 DA34 EA02 EA04 EA06 EA18 2H077 BA01 BA07 BA10 GA13 2H200 FA12 GA12 GA23 GA34 GA44 HA02 JA02 JB06 JB10 JC02 JC03 JC13 JC15 MA03 MA04

Claims (35)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の像担持体を含む画像形成ユニット
    が一体組立体として構成され、この一体組立体を画像形
    成装置本体に装脱可能に形成したことを特徴とする画像
    形成装置。
  2. 【請求項2】 前記複数の像担持体は複数の潜像担持体
    であることを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
  3. 【請求項3】 前記複数の像担持体は複数の中間転写体
    であることを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
  4. 【請求項4】 前記複数の像担持体は複数の潜像担持体
    と1個の中間転写体であることを特徴とする請求項1記
    載の画像形成装置。
  5. 【請求項5】 前記複数の像担持体は1個の潜像担持体
    と1個の中間転写体であることを特徴とする請求項1記
    載の画像形成装置。
  6. 【請求項6】 前記複数の像担持体は複数の潜像担持体
    と複数の中間転写体であることを特徴とする請求項1記
    載の画像形成装置。
  7. 【請求項7】 画像形成装置本体に装脱可能に形成され
    た前記一体組立体は、上方から下方への動作で画像形成
    装置本体に載置されることを特徴とする請求項1記載の
    画像形成装置。
  8. 【請求項8】 前記一体組立体は、上面に把手を有する
    ことを特徴とする請求項7記載の画像形成装置。
  9. 【請求項9】 画像形成装置本体に装脱可能に形成され
    た前記一体組立体は、上方から下方への一動作で画像形
    成装置本体に載置されることを特徴とする請求項1記載
    の画像形成装置。
  10. 【請求項10】 前記一体組立体を画像形成装置本体に
    装着したとき当該一体組立体を位置決めする位置決め部
    材が一体成形されていることを特徴とする請求項1記載
    の画像形成装置。
  11. 【請求項11】 像担持体に潜像を形成させる露光装置
    をさらに有し、該露光装置は一体成形された前記位置決
    め部材に支持されていることを特徴とする請求項10記
    載の画像形成装置。
  12. 【請求項12】 前記位置決め部材と前記露光装置の筐
    体とは同一材料で形成されていることを特徴とする請求
    項11記載の画像形成装置。
  13. 【請求項13】 前記像担持体は像担持体支持部材に支
    持されており、該支持部材のうち少なくとも1つは前記
    一体組立体の枠体に隙間を介して微動自在に支持され、
    一体組立体を画像形成装置の本体に装着したとき前記支
    持部材が画像形成装置本体の筐体に位置決め固定される
    機構を備えたことを特徴とする請求項1記載の画像形成
    装置。
  14. 【請求項14】 前記像担持体は像担持体支持部材に支
    持されており、該支持部材のうち少なくとも1つは前記
    一体組立体の枠体に隙間を介して微動自在に支持され、
    一体組立体を画像形成装置の本体に装着したとき前記支
    持部材が前記位置決め部材に位置決め固定されることを
    特徴とする請求項10記載の画像形成装置。
  15. 【請求項15】 前記一体組立体は複数の現像ユニット
    を含むことを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
  16. 【請求項16】 前記現像ユニットは前記像担持体の表
    面と一定間隔を保持するように像担持体表面に押圧して
    位置決めすることを特徴とする請求項15記載の画像形
    成装置。
  17. 【請求項17】 前記現像ユニットは像担持体駆動とは
    別に本体側に配置された現像機駆動装置から駆動が伝達
    されるよう構成した現像ユニットにおいて、駆動時に働
    くギアの接線荷重が前記現像ユニットのドラム表面への
    押圧力を減殺する方向の分力を有しないようにギアを配
    置したことを特徴とする請求項15記載の画像形成装
    置。
  18. 【請求項18】 前記一体組立体は複数の帯電ユニット
    を含むことを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
  19. 【請求項19】 前記帯電ユニットは前記像担持体軸に
    位置決め固定されると共に、微動自在に隙間を介して一
    体組立体の枠体に支持された像担持体円周方向の回り止
    め機構を備えたことを特徴とする請求項18記載の画像
    形成装置。
  20. 【請求項20】 アースに接地されている像担持体にお
    いて、各像担持体軸間を導電性弾性部材を経由させた接
    地線を備えたことを特徴とする請求項1記載の画像形成
    装置。
  21. 【請求項21】 帯電ユニットヘの給電を前記一体組立
    体の外部から一体組立体の枠体を経由して行う帯電装置
    において、一体組立体の枠体上に配置された帯電ユニッ
    トへの給電用導電性部材と帯電ユニット保持部材の間を
    連結する導電性弾性部材を備えたことを特徴とする請求
    項1記載の画像形成装置。
  22. 【請求項22】 前記中間転写体は円筒形の中間転写ド
    ラムであることを特徴とする請求項3又は6記載の画像
    形成装置。
  23. 【請求項23】 前記中間転写ドラムは像担持体上の画
    像が転写される一次転写ドラムと、一次転写ドラム上の
    画像が転写される二次転写ドラムとからなり、二次転写
    ドラムはドラム上の画像を用紙に転写するドラムである
    ことを特徴とする請求項3又は6記載の画像形成装置。
  24. 【請求項24】 前記中間転写ドラムは中間転写ドラム
    軸に支持されており、中間転写ドラム軸のうち少なくと
    も1つは前記一体組立体の枠体に微動自在な隙間を介し
    て支持され、画像形成装置本体に装着するとき前記回転
    軸が画像形成装置本体の筐体に位置決め固定される機構
    を有することを特徴とする請求項22記載の画像形成装
    置。
  25. 【請求項25】 4個の像担持体ドラムと、2個の一次
    中間転写ドラムと、1個の二次中間転写ドラムとを備え
    たことを特徴とする請求項24記載の画像形成装置。
  26. 【請求項26】 前記二次中間転写ドラム軸は前記一体
    組立体の枠体に圧入固定して位置決めされていることを
    特徴とする請求項25記載の画像形成装置。
  27. 【請求項27】 複数の像坦持体を含む画像形成ユニッ
    トを一体組立体とし、該一体組立体は複数の像坦持体の
    軸線を単一の含軸平面内で互いに平行に配置した組立体
    とし、前記軸線と含軸平面内で直交する直線の方向に沿
    って装置本体内に挿脱自在に形成したことを特徴とする
    画像形成装置。
  28. 【請求項28】 前記像坦持体を一体の枠体にて支持し
    たことを特徴とする請求項27記載の画像形成装置。
  29. 【請求項29】 各像坦持体はそれぞれ装置本体側に位
    置決めされることを特徴とする請求項28記載の画像形
    成装置。
  30. 【請求項30】 像坦持体支持軸の端部を案内し、前記
    一体組立体を装置本体側に位置決めするガイドを本体側
    に設けたことを特徴とする請求項29記載の画像形成装
    置。
  31. 【請求項31】 前記ガイドは像坦持体支持軸を固定位
    置に導く斜行分岐路を備えたことを特徴とする請求項3
    0記載の画像形成装置。
  32. 【請求項32】 前記一体組立体の枠体に前記像坦持体
    支持軸とは異なる1又は複数の突起を設け、本体筐体に
    該突起を案内するガイドを設けたことを特徴とする請求
    項30記載の画像形成装置。
  33. 【請求項33】 前記像坦持体を感光ドラムとしたこと
    を特徴とする請求項27〜32の何れかに記載の画像形
    成装置。
  34. 【請求項34】 前記像坦持体を感光ドラムと中間転写
    ドラムとしたことを特徴とする請求項27〜32の何れ
    かに記載の画像形成装置。
  35. 【請求項35】 給紙部を下側に排紙部を上側に配置
    し、転写材への転写時の転写材搬送方向が水平に対し4
    5度以上90度以下であり、前記含軸平面はほぼ垂直面
    であることを特徴とする請求項27〜34の何れかに記
    載の画像形成装置。
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