JP7050515B2 - コンバイン - Google Patents

コンバイン Download PDF

Info

Publication number
JP7050515B2
JP7050515B2 JP2018022514A JP2018022514A JP7050515B2 JP 7050515 B2 JP7050515 B2 JP 7050515B2 JP 2018022514 A JP2018022514 A JP 2018022514A JP 2018022514 A JP2018022514 A JP 2018022514A JP 7050515 B2 JP7050515 B2 JP 7050515B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cover
purification device
threshing
right direction
exhaust
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2018022514A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2019135980A (ja
Inventor
拓也 乙宗
賢治 猿渡
賢多 村山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kubota Corp
Original Assignee
Kubota Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kubota Corp filed Critical Kubota Corp
Priority to JP2018022514A priority Critical patent/JP7050515B2/ja
Priority to PCT/JP2019/004549 priority patent/WO2019156198A1/ja
Priority to CN201980011434.2A priority patent/CN111698901B/zh
Publication of JP2019135980A publication Critical patent/JP2019135980A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP7050515B2 publication Critical patent/JP7050515B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Harvester Elements (AREA)
  • Combines (AREA)

Description

本発明は、運転座席及び運転座席に対して機体左右方向の一方側に設けられるサイドパネルを有する運転部と、運転部の下方に設けられ、かつ、エンジン及びエンジンの排気を浄化処理する排気浄化装置を収容するエンジンルームと、運転部の前方に設けられると共に植立穀稈を刈り取る刈取り部と、刈取り部の後方に設けられると共に刈取穀稈を脱穀処理する脱穀装置と、が備えられているコンバインに関する。
上記のようなコンバインとして、例えば、特許文献1に記載のコンバインが知られている。特許文献1には、運転座席(文献では「運転座席〔14〕」)及び運転座席に対して機体左右方向の一方側に設けられるサイドパネル(文献では「サイドパネル〔29〕」)を有する運転部(文献では「運転操縦部〔13〕」)と、運転部の下方に設けられ、かつ、エンジン(文献では「ディーゼルエンジン〔15〕」)及びエンジンの排気を浄化処理する排気浄化装置(文献では「排気処理装置〔33〕」)を収容するエンジンルーム(文献では「エンジンボンネット〔27〕の内部」)と、運転部の前方に設けられると共に植立穀稈を刈り取る刈取り部(文献では「刈取部〔18〕」)と、刈取り部の後方に設けられると共に刈取穀稈を脱穀処理する脱穀装置(文献では「脱穀装置〔19〕」)と、が備えられているコンバインが開示されている。
特開2014-97037号公報
特許文献1に記載のコンバインでは、排気浄化装置の左側部が左方の外部に露出している。このため、排気浄化装置は、特に高温になる装置であるところ、エンジンルーム内の騒音や熱気が運転部内に回り込むことが懸念される。
上記状況に鑑み、エンジンルーム内の騒音や熱気が運転部内に回り込み難いコンバインが要望されている。
本発明の特徴は、
運転座席及び前記運転座席に対して機体左右方向の一方側に設けられるサイドパネルを有するとともに、前記運転座席が外部に開放された運転部と、
前記運転部の下方に設けられ、かつ、エンジン及び前記エンジンの排気を浄化処理する排気浄化装置を収容するエンジンルームと、
前記運転部の前方に設けられると共に植立穀稈を刈り取る刈取り部と、
前記刈取り部の後方に設けられると共に刈取穀稈を脱穀処理する脱穀装置と、が備えられているコンバインであって、
前記排気浄化装置は、前記サイドパネルの下方において、前記サイドパネルのうち機体左右方向の前記一方側の端よりも機体左右方向の前記一方側に突出する状態で設けられ、
前記排気浄化装置のうち突出する部分を、上方及び機体左右方向の前記一方側から覆うカバーが備えられていることにある。
本特徴構成によれば、排気浄化装置のうち突出する部分がカバーによって上方及び機体左右方向の一方側から覆われている。これにより、エンジンルーム内の騒音や排気浄化装置等の熱気が運転部内に回り込もうとしても、カバーによって遮られることになり、エンジンルーム内の騒音や熱気が運転部内に回り込み難くなる。また、周囲の部材等が排気浄化装置に接触しないようにすることができる。
さらに、本発明において、
前記カバーは、前記カバーの前端が前記排気浄化装置の前端よりも前側に位置し、かつ、前記カバーの後端が前記排気浄化装置の後端よりも後側に位置するように、機体前後方向に延びていると好適である。
本特徴構成によれば、排気浄化装置の前後全長がカバーによって覆われていることになり、排気浄化装置の熱等が運転部内に一層回り込み難くなる。
さらに、本発明において、
前記カバーは、前記サイドパネルの上面から上方に向けて延出する上向き延出部と、前記上向き延出部の上端部から下方に向けて延出する下向き延出部と、を有すると好適である。
本特徴構成によれば、上向き延出部と下向き延出部とによって、サイドパネルの上面よりも高い部分が形成されていることになり、カバーの遮音性や遮熱性を向上させることができる。例えば、運転部の横方には、通常、刈取穀稈を脱穀装置に搬送する搬送装置が設けられているところ、当該搬送装置の駆動音が運転部内に回り込み難くなる。
さらに、本発明において、
前記排気浄化装置による浄化処理後の排気を排出する排気管が備えられ、
前記排気管は、前記排気浄化装置の後部から後方に向けて延出し、
前記カバーは、前記排気管の排気上流側端部を覆っていると好適である。
本特徴構成によれば、周囲の部材等が排気管のうち排気温度が高温な排気上流側端部に接触しないようにすることができる。
さらに、本発明において、
前記排気管の排気上流側端部に、前記排気管の内部に外気を導入する外気導入部が形成され、
前記カバーは、前記外気導入部を覆っていると好適である。
本特徴構成によれば、外部の塵埃が外気導入部から排気管の内部に侵入し難くなる。
さらに、本発明において、
機体フレームに立設されると共に前記サイドパネルの後部を支持する後支柱が備えられ、
前記後支柱に、前記カバーの後部が支持されていると好適である。
本特徴構成によれば、カバーを支持する部材として後支柱を利用することができ、かつ、カバーをしっかりと支持することができる。
さらに、本発明において、
前記脱穀装置と前記後支柱とを連結する連結フレームが備えられ、
前記連結フレームに、前記カバーの後部が支持されていると好適である。
本特徴構成によれば、後支柱が連結フレームを介して脱穀装置と連結されることになり、後支柱の安定性が向上する。また、カバーが層しっかりと支持されることになる。
さらに、本発明の特徴は、
運転座席及び前記運転座席に対して機体左右方向の一方側に設けられるサイドパネルを有する運転部と、
前記運転部の下方に設けられ、かつ、エンジン及び前記エンジンの排気を浄化処理する排気浄化装置を収容するエンジンルームと、
前記運転部の前方に設けられると共に植立穀稈を刈り取る刈取り部と、
前記刈取り部の後方に設けられると共に刈取穀稈を脱穀処理する脱穀装置と、が備えられているコンバインであって、
前記排気浄化装置は、前記サイドパネルの下方において、前記サイドパネルのうち機体左右方向の前記一方側の端よりも機体左右方向の前記一方側に突出する状態で設けられ、
前記排気浄化装置のうち突出する部分を、上方及び機体左右方向の前記一方側から覆うカバーと、
前記サイドパネルの下方空間のうち前記排気浄化装置よりも前側の部分を機体左右方向の前記一方側から覆う側部カバーと、が備えられ、
前記排気浄化装置は、前記側部カバーよりも機体左右方向の前記一方側に突出する状態で設けられ、
正面視において、前記カバーと前記側部カバーとの間に隙間が形成されていることにある。
本特徴構成によれば、排気浄化装置のうち突出する部分がカバーによって上方及び機体左右方向の一方側から覆われている。これにより、エンジンルーム内の騒音や排気浄化装置等の熱気が運転部内に回り込もうとしても、カバーによって遮られることになり、エンジンルーム内の騒音や熱気が運転部内に回り込み難くなる。また、周囲の部材等が排気浄化装置に接触しないようにすることができる。
また、本特徴構成によれば、エンジンルーム内の騒音や熱気がサイドパネルの下方空間のうち排気浄化装置よりも前側の部分から運転部内に回り込もうとしても、側部カバーによって遮られることになり、エンジンルーム内の騒音や熱気が運転部内に一層回り込み難くなる。また、外部の空気がカバーと側部カバーとの間の隙間からエンジンルーム内に取り込まれることになり、エンジンルーム内のエンジンや排気浄化装置の冷却を行うことができる。
さらに、本発明において、
前記側部カバーの後端部に沿って上下方向に延びる縦フレームと、
前記縦フレームから機体左右方向の前記一方側に向けて延出するステーと、が備えられ、
前記ステーに、前記カバーが支持されていると好適である。
本特徴構成によれば、縦フレームとステーとによる簡易な構成によって、カバーと側部カバーとの間の隙間を作り出すことができる。
さらに、本発明において、
前記カバーの前部は、側面視で前記側部カバーの後部と重複していると好適である。
本特徴構成によれば、カバーの前部と側部カバーの後部との重複部分によって、外部の塵埃がカバーと側部カバーとの間の隙間からエンジンルーム内に侵入し難くなる。
さらに、本発明の特徴は
運転座席及び前記運転座席に対して機体左右方向の一方側に設けられるサイドパネルを有する運転部と、
前記運転部の下方に設けられ、かつ、エンジン及び前記エンジンの排気を浄化処理する排気浄化装置を収容するエンジンルームと、
前記運転部の前方に設けられると共に植立穀稈を刈り取る刈取り部と、
前記刈取り部の後方に設けられると共に刈取穀稈を脱穀処理する脱穀装置と、が備えられているコンバインであって、
前記排気浄化装置は、前記サイドパネルの下方において、前記サイドパネルのうち機体左右方向の前記一方側の端よりも機体左右方向の前記一方側に突出する状態で設けられ、
前記排気浄化装置のうち突出する部分を、上方及び機体左右方向の前記一方側から覆うカバーと、
前記カバーの後部が支持されている連結フレームと、
前記エンジンの駆動力を伝動ベルトを介して前記脱穀装置に伝達する脱穀伝動機構と、
前記脱穀伝動機構による前記脱穀装置への動力伝達を入切する脱穀クラッチと、が備えられ、
前記脱穀伝動機構は、前記連結フレームの下方に設けられ、
前記脱穀クラッチは、前記伝動ベルトに接触可能なテンションプーリと、前記テンションプーリを支持すると共に上下揺動可能なテンションアームと、前記テンションプーリが前記伝動ベルトに接触するように、前記テンションアームを上方に揺動付勢するテンションスプリングと、を有し、
前記テンションスプリングは、上下方向に延びる姿勢で前記連結フレームに支持されていることにある。
本特徴構成によれば、排気浄化装置のうち突出する部分がカバーによって上方及び機体左右方向の一方側から覆われている。これにより、エンジンルーム内の騒音や排気浄化装置等の熱気が運転部内に回り込もうとしても、カバーによって遮られることになり、エンジンルーム内の騒音や熱気が運転部内に回り込み難くなる。また、周囲の部材等が排気浄化装置に接触しないようにすることができる。
また、本特徴構成によれば、テンションスプリングを支持する部材として連結フレームを利用することができ、かつ、テンションスプリングをしっかりと支持することができる。
普通型コンバインを示す左側面図である。 普通型コンバインを示す平面図である。 運転部を示す左側面図である。 運転部を示す平面図である。 運転部を示す正面断面図である。
本発明を実施するための形態について、図面に基づき説明する。なお、以下の説明では、矢印Fの方向を「機体前側」(図1及び図2参照)、矢印Bの方向を「機体後側」(図1及び図2参照)、矢印Lの方向を「機体左側」(図2参照)、矢印Rの方向を「機体右側」(図2参照)とする。
〔コンバインの全体構成〕
図1及び図2には、普通型コンバインを示している。本コンバインには、機体フレーム1と、クローラ走行装置2と、が備えられている。走行機体の前部における右側には、運転部3が設けられている。運転部3の前方には、植立穀稈を刈り取る刈取り部4が設けられている。刈取り部4には、植立穀稈を掻き込む掻込みリール5と、植立穀稈を切断する刈刃6と、刈取穀稈を掻き込む掻込みオーガ7と、が備えられている。
運転部3の下方には、エンジンルームERが設けられている。エンジンルームERには、エンジンEや排気浄化装置8が収容されている。刈取り部4の後方には、刈取穀稈を脱穀処理する脱穀装置9が設けられている。刈取り部4と脱穀装置9とに亘って、刈取穀稈を脱穀装置9に向けて搬送するフィーダ10が設けられている。脱穀処理後の穀粒を貯留する穀粒貯留タンク11が脱穀装置9と横並びに設けられている。穀粒貯留タンク11内の穀粒を外部に排出する穀粒排出装置12が設けられている。
〔排気管〕
図2に示すように、排気浄化装置8による浄化処理後の排気を排出する排気管13が設けられている。排気管13は、排気浄化装置8の外周部のうち上面の後部から上側に引き出されて、後上方に向けて延出している(図3参照)。排気管13は、脱穀装置9と穀粒貯留タンク11との間を通るように設けられている。排気管13には、排気上流側から順に、第一排気管部材14と、第二排気管部材15と、第三排気管部材16と、第四排気管部材17と、が備えられている。第四排気管部材17の排気下流側端部には、風向板18が取り付けられている。第一排気管部材14は、排気浄化装置8に連通接続されている。
第一排気管部材14と第二排気管部材15との接続部、第二排気管部材15と第三排気管部材16との接続部、第三排気管部材16と第四排気管部材17との接続部には、排気温度を低減するべく、夫々、排気管13の内部に外気を導入する外気導入部19が形成されている。
〔運転部〕
図3から図5に示すように、運転部3には、運転座席20と、フロントパネル21と、サイドパネル22と、穀粒排出操作部23と、が備えられている。運転座席20の後方には、エンジンE用のエアクリーナ24及びプレクリーナ25が設けられている。フロントパネル21には、操向レバー26やメータパネル27が設けられている。操向レバー26は、走行機体の操向操作や刈取り部4の昇降操作等の操作を行うものである。
サイドパネル22は、運転座席20に対して左側に設けられている。サイドパネル22には、主変速装置を変速操作する主変速レバー28や、副変速装置を変速操作する副変速レバー29、刈取りクラッチ(図示省略)及び脱穀クラッチ30を入状態と切状態とに切替え操作するクラッチ切替えレバー31が設けられている。サイドパネル22の後端部には、排気管13(第二排気管部材15)と干渉しないように、切欠き部22bが形成されている。
穀粒排出操作部23は、運転座席20の左後方において、サイドパネル22の上面部に設けられている。穀粒排出操作部23には、穀粒排出クラッチ(図示省略)を入状態と切状態とに切替え操作するクラッチ切替え操作部や、穀粒排出装置12を旋回操作する旋回操作部、穀粒排出装置12を昇降操作する昇降操作部が設けられている。
運転部3の前部には、フロントカバー32が設けられている。サイドパネル22の前部を支持する上前支柱33及び下前支柱34が設けられている。下前支柱34は、機体フレーム1に立設されている。上前支柱33は、下前支柱34に立設されている。機体フレーム1に立設されると共にサイドパネル22の後部を支持する後支柱35が設けられている。後支柱35の上端部には、プレクリーナ25が支持されている。
〔排気浄化装置〕
排気浄化装置8は、エンジンEの排気をDPF(ディーゼルパティキュレートフィルタ)によって浄化処理するものである。排気浄化装置8は、その長手方向が機体前後方向に沿う姿勢で、サイドパネル22の下方かつエンジンEの左方に設けられている。排気浄化装置8は、サイドパネル22の下方において、サイドパネル22の左端22aよりも左側に突出する状態で設けられている。排気浄化装置8は、エンジンEの左側部にフレーム36を介して支持されている。
〔カバー〕
排気浄化装置8のうち突出する部分を、上方及び左方から覆うカバー37が設けられている。カバー37は、サイドパネル22における前端部と後端部とに亘るように、機体前後方向に延びている。すなわち、カバー37は、カバー37の前端が排気浄化装置8の前端よりも前側に位置し、かつ、カバー37の後端が排気浄化装置8の後端よりも後側に位置するように、機体前後方向に延びている。カバー37の後部は、排気管13の排気上流側端部を覆っている。具体的には、カバー37の後部は、第一排気管部材14と第二排気管部材15との接続部の外気導入部19を覆っている。
サイドパネル22の上面部の左端部には、カバー37を支持するステー38が設けられている。ステー38は、サイドパネル22の上面部の左端部に沿って機体前後方向に延びている。カバー37は、ステー38に対して左側から重ね合わされた状態で、ステー38に対して右側からボルト固定されている。
カバー37には、上向き延出部39と、第一下向き延出部40と、第二下向き延出部41と、が備えられている。上向き延出部39は、鉛直又は略鉛直な状態で、サイドパネル22の上面から上方に向けて延出している。上向き延出部39の上端は、運転座席20の座面よりも下側でかつ穀粒排出操作部23の上端よりも上側に位置している。
第一下向き延出部40は、機体左側下がりに傾斜する状態で、上向き延出部39の上端部から下方に向けて延出している。第二下向き延出部41は、鉛直又は略鉛直な状態で、第一下向き延出部40の下端部から下方に向けて延出している。第二下向き延出部41の前下角部は、側面視で前上がりに傾斜している。第一下向き延出部40と第二下向き延出部41との接続部は、サイドパネル22の上面と同一又は略同一の高さに位置している。
第二下向き延出部41の下端部は、排気浄化装置8の下端部に対応する高さに位置している。
〔側部カバー〕
サイドパネル22の下方空間のうち排気浄化装置8よりも前側の部分を左側から覆う側部カバー42が設けられている。側部カバー42は、サイドパネル22の上面部から排気浄化装置8の下端部に対応する高さまで下方に向けて延出している。側部カバー42の後端部42aは、側面視で後上がりに傾斜している。側部カバー42は、フロントパネル21の左端部やフロントカバー32等にボルト固定されている。
側部カバー42は、カバー37の内部側に位置している。カバー37の前部は、側面視で側部カバー42の前部及び後部と重複している。側部カバー42は、排気浄化装置8よりも前側に位置し、かつ、排気浄化装置8の左右幅内の中央又は略中央に位置している。
すなわち、排気浄化装置8は、側部カバー42よりも左側に突出する状態で設けられている。正面視において、カバー37と側部カバー42との間に隙間Sが形成されている。正面視において、隙間Sから排気浄化装置8の略半部程度が露出している。
〔縦フレーム〕
側部カバー42の後端部42aに沿って上下方向に延びる縦フレーム43が設けられている。縦フレーム43の上端部は、サイドパネル22の左端部にボルト固定されている。
縦フレーム43の下端部は、ステー44を介して下前支柱34の上端部にボルト固定されている。側部カバー42の下端部には、ステー44と干渉しないように、切欠き部42bが形成されている。
縦フレーム43の下部には、カバー37を支持するステー45が設けられている。ステー45は、縦フレーム43から左方に向けて延出している。カバー37は、ステー45の左端部に対して左側から重ね合わされた状態で、カバー37に対して左側からボルト固定されている。
〔連結フレーム〕
脱穀右側壁9Aと後支柱35とに亘って、これらを連結する連結フレーム46が設けられている。連結フレーム46のうち後支柱35側の端部は、後支柱35側のステー47にボルト固定されている。連結フレーム46のうち脱穀右側壁9A側の端部は、脱穀右側壁9A側のステー48にボルト固定されている。カバー37のうち第二下向き延出部41の後下角部には、連結フレーム46と干渉しないように、切欠き部41aが形成されている。
連結フレーム46には、カバー37を支持するステー49が設けられている。カバー37の後部は、ステー49及び連結フレーム46を介して、後支柱35に支持されている。
ステー49は、連結フレーム46のうち上面部46aから左方に向けて延出している。カバー37は、ステー49の左端部に対して右側から重ね合わされた状態で、カバー37に対して右側からボルト固定されている。
〔脱穀装置への動力伝達構造〕
図3に示すように、エンジンEの駆動力を伝動ベルト50を介して脱穀装置9に伝達する脱穀伝動機構51が設けられている。脱穀伝動機構51による脱穀装置9への動力伝達を入切する脱穀クラッチ30が設けられている。脱穀伝動機構51は、連結フレーム46の下方において、エンジンEの出力軸Eaと脱穀装置9のうち唐箕の回転軸52とに亘って設けられている。脱穀伝動機構51には、エンジンEの出力軸Eaに設けられた出力プーリ53と、唐箕の回転軸52に設けられた入力プーリ54と、出力プーリ53及び入力プーリ54に巻回される伝動ベルト50と、が備えられている。
脱穀クラッチ30には、テンションプーリ55と、テンションアーム56と、テンションスプリング57と、が備えられている。テンションプーリ55は、伝動ベルト50のうち下側経路部分に対して下方から接触可能である。テンションアーム56は、唐箕の回転軸52と同一の軸心周りで上下揺動可能である。テンションアーム56の先端部には、テンションプーリ55が回転可能に支持されている。
テンションスプリング57は、テンションプーリ55が伝動ベルト50のうち下側経路部分に対して下方から接触するように、テンションアーム56を上方に揺動付勢している。テンションスプリング57の下端部は、テンションアーム56側のステー58に取り付けられている。テンションスプリング57の上端部には、脱穀クラッチ30を操作するケーブルワイヤ59が取り付けられている。
テンションスプリング57は、上下方向に延びる姿勢で、ケーブルワイヤ59を介して連結フレーム46に支持されている。連結フレーム46のうち上面部46aには、ケーブルワイヤ59が挿通される挿通溝(図示省略)が形成されている。ケーブルワイヤ59は、前記挿通溝に挿通された状態で連結フレーム46に固定されている。
〔別実施形態〕(1)上記実施形態では、カバー37がサイドパネル22における前端部と後端部とに亘るように、機体前後方向に延びている。しかし、カバー37は、カバー37の前端が排気浄化装置8の前端よりも前側に位置し、かつ、カバー37の後端が排気浄化装置8の後端よりも後側に位置するように、機体前後方向に延びているものであれば、上記実施形態に係るカバー37よりも機体前後方向の長さが短いものであってもよい。
(2)上記実施形態では、上向き延出部39が鉛直又は略鉛直な状態で、サイドパネル22の上面から上方に向けて延出している。しかし、上向き延出部39が機体左上がりに傾斜する状態で、サイドパネル22の上面から上方に向けて延出していてもよい。
(3)上記実施形態では、カバー37に、上向き延出部39と、第一下向き延出部40と、第二下向き延出部41と、が備えられている。しかし、上向き延出部39及び第一下向き延出部40に代えて、カバー37に、サイドパネル22の上面から横外方に向けて延出する横向き延出部(図示省略)が備えられ、第二下向き延出部41が前記横向き延出部の横外端部から下方に向けて延出していてもよい。
(4)上記実施形態では、正面視において、カバー37と側部カバー42との間に隙間Sが形成されている。しかし、正面視において、カバー37と側部カバー42との間に隙間Sが形成されていなくてもよい。
(5)上記実施形態では、カバー37の前部が側面視で側部カバー42の前部及び後部と重複している。しかし、カバー37の前部が側面視で側部カバー42の後部のみと重複していてもよい。また、カバー37の前部が側面視で側部カバー42と重複していなくてもよい。
(6)上記実施形態では、カバー37の後部がステー49及び連結フレーム46を介して後支柱35に支持されている。しかし、カバー37の後部が連結フレーム46等を介さずに後支柱35に支持されていてもよい。また、カバー37の後部が後支柱35とは別の部材に支持されていてもよい。
本発明は、普通型コンバインの他、自脱型コンバインにも利用可能である。
1 機体フレーム
3 運転部
4 刈取り部
8 排気浄化装置
9 脱穀装置
13 排気管
19 外気導入部
20 運転座席
22 サイドパネル
22a 左端(サイドパネルのうち機体左右方向の一方側の端)
30 脱穀クラッチ
35 後支柱
39 上向き延出部
40 第一下向き延出部
41 第二下向き延出部
42 側部カバー
43 縦フレーム
45 ステー
46 連結フレーム
50 伝動ベルト
51 脱穀伝動機構
55 テンションプーリ
56 テンションアーム
57 テンションスプリング
E エンジン
ER エンジンルーム
S 隙間

Claims (11)

  1. 運転座席及び前記運転座席に対して機体左右方向の一方側に設けられるサイドパネルを有するとともに、前記運転座席が外部に開放された運転部と、
    前記運転部の下方に設けられ、かつ、エンジン及び前記エンジンの排気を浄化処理する排気浄化装置を収容するエンジンルームと、
    前記運転部の前方に設けられると共に植立穀稈を刈り取る刈取り部と、
    前記刈取り部の後方に設けられると共に刈取穀稈を脱穀処理する脱穀装置と、が備えられているコンバインであって、
    前記排気浄化装置は、前記サイドパネルの下方において、前記サイドパネルのうち機体左右方向の前記一方側の端よりも機体左右方向の前記一方側に突出する状態で設けられ、
    前記排気浄化装置のうち突出する部分を、上方及び機体左右方向の前記一方側から覆うカバーが備えられているコンバイン。
  2. 前記カバーは、前記カバーの前端が前記排気浄化装置の前端よりも前側に位置し、かつ、前記カバーの後端が前記排気浄化装置の後端よりも後側に位置するように、機体前後方向に延びている請求項1に記載のコンバイン。
  3. 前記カバーは、前記サイドパネルの上面から上方に向けて延出する上向き延出部と、前記上向き延出部の上端部から下方に向けて延出する下向き延出部と、を有する請求項1又は2に記載のコンバイン。
  4. 前記排気浄化装置による浄化処理後の排気を排出する排気管が備えられ、
    前記排気管は、前記排気浄化装置の後部から後方に向けて延出し、
    前記カバーは、前記排気管の排気上流側端部を覆っている請求項1からの何れか一項に記載のコンバイン。
  5. 前記排気管の排気上流側端部に、前記排気管の内部に外気を導入する外気導入部が形成され、
    前記カバーは、前記外気導入部を覆っている請求項に記載のコンバイン。
  6. 機体フレームに立設されると共に前記サイドパネルの後部を支持する後支柱が備えられ、
    前記後支柱に、前記カバーの後部が支持されている請求項1からの何れか一項に記載のコンバイン。
  7. 前記脱穀装置と前記後支柱とを連結する連結フレームが備えられ、
    前記連結フレームに、前記カバーの後部が支持されている請求項に記載のコンバイン。
  8. 運転座席及び前記運転座席に対して機体左右方向の一方側に設けられるサイドパネルを有する運転部と、
    前記運転部の下方に設けられ、かつ、エンジン及び前記エンジンの排気を浄化処理する排気浄化装置を収容するエンジンルームと、
    前記運転部の前方に設けられると共に植立穀稈を刈り取る刈取り部と、
    前記刈取り部の後方に設けられると共に刈取穀稈を脱穀処理する脱穀装置と、が備えられているコンバインであって、
    前記排気浄化装置は、前記サイドパネルの下方において、前記サイドパネルのうち機体左右方向の前記一方側の端よりも機体左右方向の前記一方側に突出する状態で設けられ、
    前記排気浄化装置のうち突出する部分を、上方及び機体左右方向の前記一方側から覆うカバーと、
    前記サイドパネルの下方空間のうち前記排気浄化装置よりも前側の部分を機体左右方向の前記一方側から覆う側部カバーと、が備えられ、
    前記排気浄化装置は、前記側部カバーよりも機体左右方向の前記一方側に突出する状態で設けられ、
    正面視において、前記カバーと前記側部カバーとの間に隙間が形成されているコンバイン。
  9. 前記側部カバーの後端部に沿って上下方向に延びる縦フレームと、
    前記縦フレームから機体左右方向の前記一方側に向けて延出するステーと、が備えられ、
    前記ステーに、前記カバーが支持されている請求項8に記載のコンバイン。
  10. 前記カバーの前部は、側面視で前記側部カバーの後部と重複している請求項8又は9に記載のコンバイン。
  11. 運転座席及び前記運転座席に対して機体左右方向の一方側に設けられるサイドパネルを有する運転部と、
    前記運転部の下方に設けられ、かつ、エンジン及び前記エンジンの排気を浄化処理する排気浄化装置を収容するエンジンルームと、
    前記運転部の前方に設けられると共に植立穀稈を刈り取る刈取り部と、
    前記刈取り部の後方に設けられると共に刈取穀稈を脱穀処理する脱穀装置と、が備えられているコンバインであって、
    前記排気浄化装置は、前記サイドパネルの下方において、前記サイドパネルのうち機体左右方向の前記一方側の端よりも機体左右方向の前記一方側に突出する状態で設けられ、
    前記排気浄化装置のうち突出する部分を、上方及び機体左右方向の前記一方側から覆うカバーと、
    前記カバーの後部が支持されている連結フレームと、
    前記エンジンの駆動力を伝動ベルトを介して前記脱穀装置に伝達する脱穀伝動機構と、
    前記脱穀伝動機構による前記脱穀装置への動力伝達を入切する脱穀クラッチと、が備えられ、
    前記脱穀伝動機構は、前記連結フレームの下方に設けられ、
    前記脱穀クラッチは、前記伝動ベルトに接触可能なテンションプーリと、前記テンションプーリを支持すると共に上下揺動可能なテンションアームと、前記テンションプーリが前記伝動ベルトに接触するように、前記テンションアームを上方に揺動付勢するテンションスプリングと、を有し、
    前記テンションスプリングは、上下方向に延びる姿勢で前記連結フレームに支持されているコンバイン。
JP2018022514A 2018-02-09 2018-02-09 コンバイン Active JP7050515B2 (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2018022514A JP7050515B2 (ja) 2018-02-09 2018-02-09 コンバイン
PCT/JP2019/004549 WO2019156198A1 (ja) 2018-02-09 2019-02-08 コンバイン
CN201980011434.2A CN111698901B (zh) 2018-02-09 2019-02-08 联合收割机

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2018022514A JP7050515B2 (ja) 2018-02-09 2018-02-09 コンバイン

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2019135980A JP2019135980A (ja) 2019-08-22
JP7050515B2 true JP7050515B2 (ja) 2022-04-08

Family

ID=67692281

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2018022514A Active JP7050515B2 (ja) 2018-02-09 2018-02-09 コンバイン

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP7050515B2 (ja)

Citations (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009165432A (ja) 2008-01-18 2009-07-30 Iseki & Co Ltd コンバイン
JP2011036173A (ja) 2009-08-11 2011-02-24 Mitsubishi Agricult Mach Co Ltd コンバイン
JP2013172720A (ja) 2013-04-09 2013-09-05 Yanmar Co Ltd コンバイン
JP2013224668A (ja) 2013-07-05 2013-10-31 Yanmar Co Ltd コンバイン搭載用のエンジン装置
US20140250864A1 (en) 2013-03-05 2014-09-11 Deere & Company System and method for preventing the cleaning of a diesel particulate filter
JP2015128415A (ja) 2013-12-03 2015-07-16 株式会社クボタ 普通型コンバイン
JP2016050498A (ja) 2014-08-29 2016-04-11 ヤンマー株式会社 コンバイン
JP5968764B2 (ja) 2012-11-15 2016-08-10 株式会社クボタ コンバイン
JP2017046609A (ja) 2015-08-31 2017-03-09 株式会社クボタ コンバイン
JP2017112882A (ja) 2015-12-22 2017-06-29 株式会社クボタ 収穫機

Patent Citations (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009165432A (ja) 2008-01-18 2009-07-30 Iseki & Co Ltd コンバイン
JP2011036173A (ja) 2009-08-11 2011-02-24 Mitsubishi Agricult Mach Co Ltd コンバイン
JP5968764B2 (ja) 2012-11-15 2016-08-10 株式会社クボタ コンバイン
US20140250864A1 (en) 2013-03-05 2014-09-11 Deere & Company System and method for preventing the cleaning of a diesel particulate filter
JP2013172720A (ja) 2013-04-09 2013-09-05 Yanmar Co Ltd コンバイン
JP2013224668A (ja) 2013-07-05 2013-10-31 Yanmar Co Ltd コンバイン搭載用のエンジン装置
JP2015128415A (ja) 2013-12-03 2015-07-16 株式会社クボタ 普通型コンバイン
JP2016050498A (ja) 2014-08-29 2016-04-11 ヤンマー株式会社 コンバイン
JP2017046609A (ja) 2015-08-31 2017-03-09 株式会社クボタ コンバイン
JP2017112882A (ja) 2015-12-22 2017-06-29 株式会社クボタ 収穫機

Also Published As

Publication number Publication date
JP2019135980A (ja) 2019-08-22

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP7134134B2 (ja) コンバイン
JP7050515B2 (ja) コンバイン
JP7004612B2 (ja) コンバイン
JP7117995B2 (ja) 収穫機
JP2020124224A (ja) コンバイン
JP7190970B2 (ja) コンバイン
JP6960887B2 (ja) コンバイン
JP2008072927A (ja) エンジン吸気構造
JP2007244309A (ja) コンバイン
JP2019062796A (ja) コンバイン
JP7018829B2 (ja) 自脱型コンバイン
CN111918546B (zh) 收割机及作业机
JP7101581B2 (ja) 収穫機
JP6459097B1 (ja) コンバイン
CN111373923A (zh) 收割机
CN111698901B (zh) 联合收割机
JP7190969B2 (ja) 収穫機
JP7038579B2 (ja) 収穫機
CN110617138B (zh) 联合收割机、半喂入联合收割机、收割机
JP2019216693A (ja) コンバイン
JP7296850B2 (ja) 収穫機
TW201806474A (zh) 聯合收割機
JP7317620B2 (ja) コンバイン
WO2020241157A1 (ja) コンバイン及び収穫機
WO2021079872A1 (ja) 収穫機、作業機及び作業車

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20200624

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20210713

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20210910

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20220301

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20220329

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 7050515

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150