JP2011036173A - コンバイン - Google Patents

コンバイン Download PDF

Info

Publication number
JP2011036173A
JP2011036173A JP2009186178A JP2009186178A JP2011036173A JP 2011036173 A JP2011036173 A JP 2011036173A JP 2009186178 A JP2009186178 A JP 2009186178A JP 2009186178 A JP2009186178 A JP 2009186178A JP 2011036173 A JP2011036173 A JP 2011036173A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
engine
cover
side panel
driver
seat
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2009186178A
Other languages
English (en)
Inventor
Takashi Saito
崇 齊藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Agricultural Machinery Co Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Agricultural Machinery Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Agricultural Machinery Co Ltd filed Critical Mitsubishi Agricultural Machinery Co Ltd
Priority to JP2009186178A priority Critical patent/JP2011036173A/ja
Publication of JP2011036173A publication Critical patent/JP2011036173A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Combines (AREA)
  • Cooling, Air Intake And Gas Exhaust, And Fuel Tank Arrangements In Propulsion Units (AREA)

Abstract

【課題】エンジンルームから機体の外方に排出される熱風の一部が機体の隙間や運転席側方の操縦用のサイドパネル等から運転席側に流入し、オペレータに不快感を与えるといった作業環境の面での不具合を改善する。
【解決手段】エンジン4を覆うエンジンカバー24を構成する前面カバー24aに連続する排風部材28,29を、運転席6の左側方に備える操縦用のサイドパネル18の下方に設けることによって、エンジンルーム25内の熱風が操縦用のサイドパネル18の側方にスムーズに排出案内されるように構成した。
【選択図】図3

Description

本発明は、運転席の下方にラジエータと冷却ファンを備えるエンジンを搭載すると共に、該エンジンを覆うエンジンカバーを備えたコンバインに関する。
従来のコンバインでは、運転席の下方に搭載したエンジンを覆うエンジンカバーによりエンジンルームを形成し、このエンジンルームの左右一側に配設したラジエータに冷却ファンが吸入する冷却風を供給すると共に、ラジエータを通過して熱せられた排風、即ち熱風をエンジンルームの他側から排出するように構成したものが知られている(例えば、特許文献1参照)。
特開2005−287332号公報(第3頁、図2−図4)
しかし、上述した特許文献1のものは、エンジンルームの他側から機体の外方に排出される熱風の一部が、機体の隙間や運転席側方の操縦用のサイドパネル等から運転席側に流入し、それによってオペレータに不快感を与えることがあり、作業環境の面で改善の余地があった。
本発明は、上記課題を解決することを目的としたものであって、走行機体の前部右側に配置した運転席の下方に、ラジエータと冷却ファンを備えるエンジンを搭載すると共に、該エンジンを覆うエンジンカバーによりエンジンルームを形成し、前記ラジエータを通過して熱せられた排風を、エンジンルームの左側に備える前処理部の穀稈搬送装置の方向に排出するように構成したコンバインにおいて、前記エンジンカバーを構成する前面カバーに連続する排風部材を、運転席の左側方に備える操縦用のサイドパネルの下方に設けたことを第1の特徴としている。
そして、前記排風部材が可撓性材料からなることを第2の特徴としている。
請求項1の発明によれば、エンジンカバーを構成する前面カバーに連続する排風部材を、運転席の左側方に備える操縦用のサイドパネルの下方に設けたことによって、前記排風部材に沿ってエンジンルーム内の熱風が操縦用のサイドパネルの側方にスムーズに排出案内されるようになり、当該熱風が機体の隙間や運転席側方の操縦用のサイドパネル等から運転席側に流入し難くなるので、オペレータに対する作業環境が改善される。
そして、請求項2の発明によれば、排風部材が可撓性材料からなるので、サイドパネル下方の保守点検や掃除を行なう際は、前記排風部材を脱着することなく捲り上げて容易に作業することができる
コンバインの平面図。 一部を省略したコンバインの左側面図。 操縦部周辺の透視平面図。 操縦部及び脱穀部周辺の斜視図。 排風部材の装着方法を示す斜視図。 排風部材を装着した状態を示す斜視図。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。
図1は、本発明を適用するコンバインの平面図、図2は、一部を省略したコンバインの左側面図、図3は、操縦部周辺の透視平面図、図4は、操縦部及び脱穀部周辺の斜視図であって、コンバイン1は、走行部である左右のクローラ走行装置2に支持した走行機体3を有しており、該走行機体3の前部右側にエンジン4を搭載し、このエンジン4の上方にコンバインの操縦部5を構成する運転席6を配置している。
一方、走行機体3の前部左側には、穀稈の刈取りと搬送を行なう前処理部7を昇降自在に架設し、この前処理部7の後方には、刈取った穀稈を脱穀する脱穀部8と、該脱穀部8で脱穀された後の排稈を後方に搬送する排藁搬送装置9と、該排藁搬送装置9を介して搬送される排藁を切断処理するカッタ装置11を備えている。
また、運転席6の後方には、脱穀部8の図示しない選別部で選別された穀粒を揚穀筒12により揚上搬送して一時的に貯留するグレンタンク13が設けてあり、このグレンタンク13内に一時的に貯留された穀粒は、図示しない縦搬送パイプを経て起伏及び回動動作自在な穀粒排出オーガ14の排出口から機外に排出できるようになっている。
そして、運転席6前方の床面を形成する搭乗ステップ15の前側には、走行機体3の操向及び前処理部7の昇降操作を行うマルチステアリングレバー16を備えた操縦塔17を立設している。また、運転席6の左側には、操縦用のサイドパネル18が設けてあり、該サイドパネル18には、主変速レバー19や副変速レバー21等のコンバインの操縦に必要な各種操作具と、機体の左右傾斜角を一定の角度に設定する図示しない水平ダイヤルや、扱ぎ深さ自動制御を実行可能状態または実行不能状態に切替える図示しない切替えスイッチ等を配置している。
また、運転席6の下方に搭載されているエンジン4は、ラジエータ22と冷却(吸引)ファン23を備えており、これらエンジン4、ラジエータ22、及び冷却ファン23は、箱状のエンジンカバー24により覆われており、このエンジンカバー24によって運転席6の下方にエンジンルーム25を形成している。そして、エンジンルーム25の外側(右側)には、図示しない防塵網を張設した吸風口を有する側方カバー26を設けてあり、この側方カバー26の吸風口から冷却ファン23により冷却風を吸入して、図3及び図4にA矢印で示す如くラジエータ22に供給すると共に、該ラジエータ22を通過して熱せられた排風(熱風)が、図3及び図4にB矢印で示すように、エンジンルーム25の左側(機体中心側)から前処理部7の扱深さ搬送装置(穀稈搬送装置)27の方向に排出されるようになっている。
ところが、上述の如くエンジンルーム25の左側から機体の外方に排出される排風(熱風)の一部が機体の隙間や運転席6側方の操縦用のサイドパネル18等から運転席6側に流入し、それによってコンバイン1のオペレータに不快感を与えることがあり、その対策としてエンジンカバー24を構成する前面カバー24aの前処理部7側の端部から、運転席6の左側方に備える操縦用のサイドパネル18の下方に連続する内側の排風部材28と外側の排風部材29とを設けている。
更に詳しく説明すると、図5及び図6は、前記排風部材28,29の装着方法を示す斜視図と排風部材28,29をサイドパネル18の下方に装着した状態を示す斜視図であって、機体フレーム31に下端部(基端部)が装着される支持ステー32の上端部にサイドパネル18の前側部分を片持ち状に固設している。
そして、内側の排風部材28は、樹脂製のプレートからなり、上下方向中央部に図示しない配索物を通過させるための切欠き28aを設けると共に、その上部を支持ステー32の上部にボルト33を用いて螺設している。また、外側の排風部材29は、可撓性材料である塩化ビニル製のシートからなり、その基端部側を排風部材28の外側端部に樹脂製クリップ(連結用ファスナー)34を用いて固定する一方、先端部側は、サイドパネル18の側方から前処理部7の穀稈搬送装置方向に下がり傾斜で延出した仕切り板35の前端部に樹脂製クリップ34を用いて固定されている(図2及び図4参照)。
尚、外側の排風部材29の前面側には、トランスミッション36の主変速機を構成する静油圧式無段変速装置37にエンジン4の動力を伝達する伝動ベルト38との干渉を回避すべく切欠き29aを設けている。また、図2における符号39は、サイドパネル18の左前側(機体中心側)下方を覆う外側カバーであって、この外側カバー39により外側の排風部材29の大半が覆われている。
以上説明したように、走行機体3の前部右側に配置した運転席6の下方に、ラジエータ22と冷却ファン23を備えるエンジン4を搭載すると共に、該エンジン4を覆うエンジンカバー24によりエンジンルーム25を形成し、前記ラジエータ22を通過して熱せられた排風を、エンジンルーム25の左側に備える前処理部7の穀稈搬送装置27の方向に排出するように構成したコンバインにおいて、前記エンジンカバー24を構成する前面カバー24aに連続する排風部材28,29を、運転席6の左側方に備える操縦用のサイドパネル18の下方に設けたことによって、前記排風部材28,29に沿ってエンジンルーム25内の熱風が操縦用のサイドパネル18の側方にスムーズに排出案内されるようになり、当該熱風が機体の隙間や運転席6側方の操縦用のサイドパネル18等から運転席6側に流入し難くなるので、オペレータに対する作業環境が改善される。
そして、外側の排風部材29が可撓性材料からなるので、サイドパネル18下方の保守点検や掃除を行なう際は、前記排風部材29を脱着することなく捲り上げて容易に作業することができる。
3 走行機体
4 エンジン
6 運転席
18 サイドパネル
22 ラジエータ
23 冷却ファン
24 エンジンカバー
24a 前面カバー
25 エンジンルーム
28 排風部材(内側)
29 排風部材(外側)

Claims (2)

  1. 走行機体(3)の前部右側に配置した運転席(6)の下方に、ラジエータ(22)と冷却ファン(23)を備えるエンジン(4)を搭載すると共に、該エンジン(4)を覆うエンジンカバー(24)によりエンジンルーム(25)を形成し、前記ラジエータ(22)を通過して熱せられた排風を、エンジンルーム(25)の左側に備える前処理部(7)の穀稈搬送装置(27)の方向に排出するように構成したコンバインにおいて、前記エンジンカバー(24)を構成する前面カバー(24a)に連続する排風部材(28,29)を、運転席(6)の左側方に備える操縦用のサイドパネル(18)の下方に設けたことを特徴とするコンバイン。
  2. 前記排風部材(29)が可撓性材料からなる請求項1に記載のコンバイン。
JP2009186178A 2009-08-11 2009-08-11 コンバイン Pending JP2011036173A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009186178A JP2011036173A (ja) 2009-08-11 2009-08-11 コンバイン

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009186178A JP2011036173A (ja) 2009-08-11 2009-08-11 コンバイン

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2011036173A true JP2011036173A (ja) 2011-02-24

Family

ID=43764657

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2009186178A Pending JP2011036173A (ja) 2009-08-11 2009-08-11 コンバイン

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2011036173A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN106465604A (zh) * 2015-08-21 2017-03-01 株式会社久保田 联合收割机
WO2019156198A1 (ja) * 2018-02-09 2019-08-15 株式会社クボタ コンバイン
JP2019135980A (ja) * 2018-02-09 2019-08-22 株式会社クボタ コンバイン
JP2019135978A (ja) * 2018-02-09 2019-08-22 株式会社クボタ コンバイン

Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN106465604A (zh) * 2015-08-21 2017-03-01 株式会社久保田 联合收割机
CN106465604B (zh) * 2015-08-21 2020-10-09 株式会社久保田 联合收割机
WO2019156198A1 (ja) * 2018-02-09 2019-08-15 株式会社クボタ コンバイン
JP2019135980A (ja) * 2018-02-09 2019-08-22 株式会社クボタ コンバイン
JP2019135978A (ja) * 2018-02-09 2019-08-22 株式会社クボタ コンバイン
CN111698901A (zh) * 2018-02-09 2020-09-22 株式会社久保田 联合收割机
JP7050515B2 (ja) 2018-02-09 2022-04-08 株式会社クボタ コンバイン
JP7133934B2 (ja) 2018-02-09 2022-09-09 株式会社クボタ コンバイン

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4758854B2 (ja) コンバイン
JP5521574B2 (ja) コンバイン
JP6016341B2 (ja) コンバイン
JP5832166B2 (ja) コンバインにおける穀粒排出用オーガの操作装置
JP2011036173A (ja) コンバイン
JP5325165B2 (ja) 自脱型コンバインの防塵構造
JP2008193908A (ja) 自脱形コンバインの防塵構造
JP2015132186A (ja) コンバイン
JP2011193833A (ja) コンバイン
JP5603838B2 (ja) コンバイン
CN202722038U (zh) 联合收割机的驾驶部结构
JP6198147B2 (ja) 作業車輌の原動部構造
JP2000236736A (ja) コンバインの運転部構造
JP4773285B2 (ja) 刈取収穫機における注油装置
JP2011019536A (ja) コンバイン
JP6827450B2 (ja) 作業機
JP2016140302A (ja) コンバイン
JP4934004B2 (ja) 作業機の原動部構造
JP2016036258A (ja) 収穫機
JP2017055746A (ja) コンバイン
KR101965450B1 (ko) 콤바인
JP2021023117A (ja) コンバイン
JP3676356B2 (ja) コンバインの刈取装置
JP2009079579A (ja) 作業機
JP2011188815A (ja) コンバインの原動部構造