JP2000236736A - コンバインの運転部構造 - Google Patents
コンバインの運転部構造Info
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- JP2000236736A JP2000236736A JP11044683A JP4468399A JP2000236736A JP 2000236736 A JP2000236736 A JP 2000236736A JP 11044683 A JP11044683 A JP 11044683A JP 4468399 A JP4468399 A JP 4468399A JP 2000236736 A JP2000236736 A JP 2000236736A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 エンジンなどの騒音や放熱が居住空間に伝わ
りにくい割りには軽量に得られるコンバインの運転部を
得る。 【解決手段】 エンジン2を覆うとともに運転座席が天
板部上に連結している座席支持台12と、操縦塔13
と、サイドカバー15とによって囲われた居住空間Sを
備えてある。サイドカバー15の後側カバー部分15d
が中空部K2を備える中空構造になっている。
りにくい割りには軽量に得られるコンバインの運転部を
得る。 【解決手段】 エンジン2を覆うとともに運転座席が天
板部上に連結している座席支持台12と、操縦塔13
と、サイドカバー15とによって囲われた居住空間Sを
備えてある。サイドカバー15の後側カバー部分15d
が中空部K2を備える中空構造になっている。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、運転座席を支持す
る座席支持台と、この座席支持台の前方に位置する操縦
塔と、座席支持台と操縦塔の間に位置するサイドカバー
とによって囲われた居住空間を備えているコンバインの
運転部構造に関する。
る座席支持台と、この座席支持台の前方に位置する操縦
塔と、座席支持台と操縦塔の間に位置するサイドカバー
とによって囲われた居住空間を備えているコンバインの
運転部構造に関する。
【0002】
【従来の技術】上記コンバインの運転部は、刈取り部の
駆動騒音などが居住空間に伝わることをサイドカバーに
よって防止するように配慮されたのものである。また、
運転座席の下方にエンジンを設け、座席支持台をエンジ
ンボンネットに兼用する場合、エンジンの駆動音や放熱
が居住空間に伝わることをサイドカバーによって防止す
るように構成されたものである。
駆動騒音などが居住空間に伝わることをサイドカバーに
よって防止するように配慮されたのものである。また、
運転座席の下方にエンジンを設け、座席支持台をエンジ
ンボンネットに兼用する場合、エンジンの駆動音や放熱
が居住空間に伝わることをサイドカバーによって防止す
るように構成されたものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来の遮蔽技術の場
合、サイドカバーによる遮音効果とか遮熱効果の向上を
図るには、サイドカバーを厚くせねばならず、重くなる
などの不都合があった。本発明の目的は、サイドカバー
による遮音効果とか遮熱効果とかの向上のみならず軽量
化をも図れるコンバインの運転部構造を提供することに
ある。
合、サイドカバーによる遮音効果とか遮熱効果の向上を
図るには、サイドカバーを厚くせねばならず、重くなる
などの不都合があった。本発明の目的は、サイドカバー
による遮音効果とか遮熱効果とかの向上のみならず軽量
化をも図れるコンバインの運転部構造を提供することに
ある。
【0004】
【課題を解決するための手段】請求項1による発明の構
成、作用、効果はつぎのとおりである。
成、作用、効果はつぎのとおりである。
【0005】〔構成〕運転座席を支持する座席支持台
と、この座席支持台の前方に位置する操縦塔と、座席支
持台と操縦塔の間に位置するサイドカバーとによって囲
われた居住空間を備えているコンバインの運転部構造に
おいて、前記サイドカバーに中空部を備えてある。
と、この座席支持台の前方に位置する操縦塔と、座席支
持台と操縦塔の間に位置するサイドカバーとによって囲
われた居住空間を備えているコンバインの運転部構造に
おいて、前記サイドカバーに中空部を備えてある。
【0006】〔作用〕サイドカバーが中空構造によって
遮音や遮熱を行うため、居住空間に外部で発生した騒音
や熱を伝わりにくくする遮断作用を所望どおり発揮させ
るのに厚さを高めねばならなかった従来の中実構造のも
のに比して軽くしながら所望どおりの遮断作用を発揮さ
せられる。
遮音や遮熱を行うため、居住空間に外部で発生した騒音
や熱を伝わりにくくする遮断作用を所望どおり発揮させ
るのに厚さを高めねばならなかった従来の中実構造のも
のに比して軽くしながら所望どおりの遮断作用を発揮さ
せられる。
【0007】〔効果〕サイドカバーによる遮音効果とか
遮熱効果を高めて快適に操縦できるとともに、その割り
には、サイドカバーを軽量化し、座席支持台と運転部床
とサイドカバーとが一体に開閉できるように構成した際
に軽く開閉操作できるなど、有利な状態に運転部を構成
できる。
遮熱効果を高めて快適に操縦できるとともに、その割り
には、サイドカバーを軽量化し、座席支持台と運転部床
とサイドカバーとが一体に開閉できるように構成した際
に軽く開閉操作できるなど、有利な状態に運転部を構成
できる。
【0008】請求項2による発明の構成、作用、効果は
つぎのとおりである。
つぎのとおりである。
【0009】〔構成〕請求項1による発明の構成におい
て、前記サイドカバーのうちの機体後方側に位置する後
側カバー部分に前記中空部を備えさせ、前記サイドカバ
ーのうちの前記後側カバー部分と前記操縦塔との間に位
置する前側カバー部分の居住空間内外方向での厚さを、
前記後側カバー部分の居住空間内外方向での厚さより小
にしてある。
て、前記サイドカバーのうちの機体後方側に位置する後
側カバー部分に前記中空部を備えさせ、前記サイドカバ
ーのうちの前記後側カバー部分と前記操縦塔との間に位
置する前側カバー部分の居住空間内外方向での厚さを、
前記後側カバー部分の居住空間内外方向での厚さより小
にしてある。
【0010】〔作用〕運転座席の下方にエンジンを設け
て座席支持台をエンジンボンネットに利用する際、原動
部で発生するエンジンの駆動音や放熱は、サイドカバー
の機体前方側部分よりも機体後方側部分から居住空間に
伝わりやすくなる。このため、サイドカバーのうちの後
側カバー部分が、中空構造によって遮音や遮熱作用を発
揮し、エンジン騒音やエンジン放熱を居住空間に伝わり
にくくする。この後側カバー部分の厚さよりも前側カバ
ー部分の厚さが小であるから、前側カバー部分の厚さが
後側カバー部分の厚さと同一やそれより大であるものに
比し、軽小なサイドカバーで遮音や遮熱が同等に行われ
る。
て座席支持台をエンジンボンネットに利用する際、原動
部で発生するエンジンの駆動音や放熱は、サイドカバー
の機体前方側部分よりも機体後方側部分から居住空間に
伝わりやすくなる。このため、サイドカバーのうちの後
側カバー部分が、中空構造によって遮音や遮熱作用を発
揮し、エンジン騒音やエンジン放熱を居住空間に伝わり
にくくする。この後側カバー部分の厚さよりも前側カバ
ー部分の厚さが小であるから、前側カバー部分の厚さが
後側カバー部分の厚さと同一やそれより大であるものに
比し、軽小なサイドカバーで遮音や遮熱が同等に行われ
る。
【0011】〔効果〕座席支持台をエンジンボンネット
に利用して原動部を安価にカバーする際、エンジンの駆
動音や放熱が運転部に伝わることを効果的に防止して快
適に操縦できる状態に得られる。しかも、サイドカバー
を軽小なものに済ませ、この面からも軽量かつ安価に得
られる。
に利用して原動部を安価にカバーする際、エンジンの駆
動音や放熱が運転部に伝わることを効果的に防止して快
適に操縦できる状態に得られる。しかも、サイドカバー
を軽小なものに済ませ、この面からも軽量かつ安価に得
られる。
【0012】請求項3による発明の構成、作用、効果は
つぎのとおりである。
つぎのとおりである。
【0013】〔構成〕請求項2による発明の構成におい
て、前記後側カバー部分の外側面が前記前側カバー部分
の外側面よりも居住空間外方側に突出する状態に前記サ
イドカバーを形成してある。
て、前記後側カバー部分の外側面が前記前側カバー部分
の外側面よりも居住空間外方側に突出する状態に前記サ
イドカバーを形成してある。
【0014】〔作用〕後側カバー部分の内側面と前側カ
バー部分の内側面とが面一又はそれに近い状態になって
居住空間が極力広くなるようにしながら、前側カバー部
分の厚さを後側カバー部分の厚さより小にすることを可
能にするものである。
バー部分の内側面とが面一又はそれに近い状態になって
居住空間が極力広くなるようにしながら、前側カバー部
分の厚さを後側カバー部分の厚さより小にすることを可
能にするものである。
【0015】〔効果〕エンジンの駆動音や放熱が運転部
に伝わることを軽小なサイドカバーで効果的に防止しな
がら座席支持台をエンジンボンネットに利用できるもの
が、居住空間が極力広くて運転や居住がしやすい状態に
得られる。
に伝わることを軽小なサイドカバーで効果的に防止しな
がら座席支持台をエンジンボンネットに利用できるもの
が、居住空間が極力広くて運転や居住がしやすい状態に
得られる。
【0016】請求項4による発明の構成、作用、効果は
つぎのとおりである。
つぎのとおりである。
【0017】〔構成〕請求項1〜3のいずれか1項によ
る発明の構成において、前記座席支持台によってエンジ
ンを覆うように構成してある。
る発明の構成において、前記座席支持台によってエンジ
ンを覆うように構成してある。
【0018】〔作用〕座席支持台をエンジンボンネット
に利用してエンジンを覆うものである。
に利用してエンジンを覆うものである。
【0019】〔効果〕座席支持台をエンジンボンネット
に兼用して原動部を安価にカバーできる。
に兼用して原動部を安価にカバーできる。
【0020】請求項5による発明の構成、作用、効果は
つぎのとおりである。
つぎのとおりである。
【0021】〔構成〕請求項1〜4のいずれか1項によ
る発明の構成において、前記座席支持台と前記操縦塔と
の間に位置する運転部床を備え、前記座席支持台と前記
運転部床と前記サイドカバーと前記操縦塔とを、一つの
構造体を形成する状態でこの構造体の前端側に位置する
機体横向きの軸芯まわりで揺動自在に走行機体フレーム
に支持されるとともに、座席支持台が走行機体フレーム
に連結する使用状態と、座席支持台が走行機体フレーム
から上昇離間する開き状態とに一挙に揺動切り換えでき
るように構成してある。
る発明の構成において、前記座席支持台と前記操縦塔と
の間に位置する運転部床を備え、前記座席支持台と前記
運転部床と前記サイドカバーと前記操縦塔とを、一つの
構造体を形成する状態でこの構造体の前端側に位置する
機体横向きの軸芯まわりで揺動自在に走行機体フレーム
に支持されるとともに、座席支持台が走行機体フレーム
に連結する使用状態と、座席支持台が走行機体フレーム
から上昇離間する開き状態とに一挙に揺動切り換えでき
るように構成してある。
【0022】〔作用〕通常時は座席支持台によって覆わ
れる走行機体側部分を開放する際、座席支持台、運転部
床、操縦塔、サイドカバーのそれぞれを一体にこの一つ
の構造体の前端側に位置する軸芯まわりで機体フレーム
に対して揺動させ、前記走行機体側部分が大きく開放す
るとともにその付近も開放し、さらには、その開放部分
を修理や点検する際の障害物が開放部分の横外側に存在
しない状態に開放することを可能にするものである。ま
た、座席支持台を開き状態にすると、サイドカバーも上
昇揺動することにより、通常時にはサイドカバーに対し
て運転部側とは反対側に位置している伝動装置や刈取り
部の装置部分も運転部側から点検や修理できるように開
放できる。
れる走行機体側部分を開放する際、座席支持台、運転部
床、操縦塔、サイドカバーのそれぞれを一体にこの一つ
の構造体の前端側に位置する軸芯まわりで機体フレーム
に対して揺動させ、前記走行機体側部分が大きく開放す
るとともにその付近も開放し、さらには、その開放部分
を修理や点検する際の障害物が開放部分の横外側に存在
しない状態に開放することを可能にするものである。ま
た、座席支持台を開き状態にすると、サイドカバーも上
昇揺動することにより、通常時にはサイドカバーに対し
て運転部側とは反対側に位置している伝動装置や刈取り
部の装置部分も運転部側から点検や修理できるように開
放できる。
【0023】〔効果〕座席支持台をエンジンボンネット
に兼用してカバーする原動部を点検や修理するとか、座
席支持台やサイドカバーに対して運転部側と反対側に位
置する伝動装置とか刈取り部の装置部分を点検や修理す
るとかの際、その原動部や装置部分を大きく、かつ、点
検や修理の障害物がないように開放にして楽に能率よく
点検や修理作業できるように、メンテナンス面でも有利
なものに得られる。
に兼用してカバーする原動部を点検や修理するとか、座
席支持台やサイドカバーに対して運転部側と反対側に位
置する伝動装置とか刈取り部の装置部分を点検や修理す
るとかの際、その原動部や装置部分を大きく、かつ、点
検や修理の障害物がないように開放にして楽に能率よく
点検や修理作業できるように、メンテナンス面でも有利
なものに得られる。
【0024】
【発明の実施の形態】図1及び図2に示すように、クロ
ーラ式走行装置1によって自走し、かつ、運転座席11
が備えられている運転部10、運転座席11の下方に位
置するエンジン2が備えられている原動部をそれぞれ有
する走行機体の運転部10の横側に、引き起こし装置2
1、防塵カバー22が備えられている刈取り部20を昇
降操作自在に取り付け、この刈取り部20の後側に位置
する脱穀装置3、及び、運転部10の後側に位置する樹
脂製の穀粒タンク4を前記走行機体に設け、脱穀装置3
の後側に排ワラ処理装置5を設け、穀粒タンク4の底側
が連結する底スクリューケース6の後部に穀粒搬出装置
7を連結して、コンバインを構成してある。
ーラ式走行装置1によって自走し、かつ、運転座席11
が備えられている運転部10、運転座席11の下方に位
置するエンジン2が備えられている原動部をそれぞれ有
する走行機体の運転部10の横側に、引き起こし装置2
1、防塵カバー22が備えられている刈取り部20を昇
降操作自在に取り付け、この刈取り部20の後側に位置
する脱穀装置3、及び、運転部10の後側に位置する樹
脂製の穀粒タンク4を前記走行機体に設け、脱穀装置3
の後側に排ワラ処理装置5を設け、穀粒タンク4の底側
が連結する底スクリューケース6の後部に穀粒搬出装置
7を連結して、コンバインを構成してある。
【0025】すなわち、刈取り部20は、稲などの植立
穀稈を前記引き起こし装置21によって引き起こし処理
するとともにバリカン型刈取り装置23によって刈取り
処理し、刈取り穀稈を前記防塵カバー22の下方に位置
する縦搬送装置(図示せず)によって搬送して脱穀装置
3の脱穀フィードチェーン3aの始端部に供給する。こ
のとき、塵埃が飛散することを前記防塵カバー22によ
って防止する。
穀稈を前記引き起こし装置21によって引き起こし処理
するとともにバリカン型刈取り装置23によって刈取り
処理し、刈取り穀稈を前記防塵カバー22の下方に位置
する縦搬送装置(図示せず)によって搬送して脱穀装置
3の脱穀フィードチェーン3aの始端部に供給する。こ
のとき、塵埃が飛散することを前記防塵カバー22によ
って防止する。
【0026】脱穀装置3は、脱穀フィードチェーン3a
によって刈取り穀稈の株元側を挟持搬送させながら穂先
側を脱穀部に供給して脱穀処理し、脱穀粒を前記穀粒タ
ンク4に供給し、脱穀排ワラを前記排ワラ処理装置5に
供給する。この排ワラ処理装置5は、細断処理状態に切
り換え操作されることによって脱穀排ワラを細断して圃
場に放出していき、長ワラ処理状態に切り換え操作され
ることによって脱穀排ワラを長ワラ状態のままで圃場に
放出していく。穀粒搬出装置7は、前記底スクリューケ
ース6の内部に位置する底スクリュー6aに接続する縦
スクリューコンベア7aと、この縦スクリューコンベア
7aの上端側に接続する横スクリューコベア7bとで成
り、底スクリュー6aからの脱穀粒を縦スクリューコン
ベア7aによって揚送して横スクリューコンベア7bに
供給し、この横スクリューコンベア7bの吐出口7cか
ら排出する。
によって刈取り穀稈の株元側を挟持搬送させながら穂先
側を脱穀部に供給して脱穀処理し、脱穀粒を前記穀粒タ
ンク4に供給し、脱穀排ワラを前記排ワラ処理装置5に
供給する。この排ワラ処理装置5は、細断処理状態に切
り換え操作されることによって脱穀排ワラを細断して圃
場に放出していき、長ワラ処理状態に切り換え操作され
ることによって脱穀排ワラを長ワラ状態のままで圃場に
放出していく。穀粒搬出装置7は、前記底スクリューケ
ース6の内部に位置する底スクリュー6aに接続する縦
スクリューコンベア7aと、この縦スクリューコンベア
7aの上端側に接続する横スクリューコベア7bとで成
り、底スクリュー6aからの脱穀粒を縦スクリューコン
ベア7aによって揚送して横スクリューコンベア7bに
供給し、この横スクリューコンベア7bの吐出口7cか
ら排出する。
【0027】図3及び図5に明示するように、前記運転
部10には、座席支持台12、この座席支持台12の天
板部12aの上面側に連結している前記運転座席11、
座席支持台12の前方に位置する操縦塔13、座席支持
台12と操縦塔13の間に位置する運転部床14、座席
支持台12と操縦塔13の左横端どうしの間に位置して
刈取り部20や原動部で発生する塵埃や駆動音とか熱気
が運転部10の居住空間に入りにくいように遮蔽作用す
るサイドカバー15、このサイドカバー15の上端側と
前記座席支持台12の天板部12aとにわたって連結し
ている操作レバーガイド16、この操作レバーガイド1
6の前端と操縦塔13の左横端との間に位置する運転パ
ネル17、座席支持台12と操縦塔13とサイドカバー
15とによって囲われた下部側の居住空間Sと、運転座
席11を備える上部側の居住空間とで成る操縦用の居住
空間、座席支持台12と操縦塔13の右横端どうしの間
に位置する乗降口のそれぞれを備えてある。
部10には、座席支持台12、この座席支持台12の天
板部12aの上面側に連結している前記運転座席11、
座席支持台12の前方に位置する操縦塔13、座席支持
台12と操縦塔13の間に位置する運転部床14、座席
支持台12と操縦塔13の左横端どうしの間に位置して
刈取り部20や原動部で発生する塵埃や駆動音とか熱気
が運転部10の居住空間に入りにくいように遮蔽作用す
るサイドカバー15、このサイドカバー15の上端側と
前記座席支持台12の天板部12aとにわたって連結し
ている操作レバーガイド16、この操作レバーガイド1
6の前端と操縦塔13の左横端との間に位置する運転パ
ネル17、座席支持台12と操縦塔13とサイドカバー
15とによって囲われた下部側の居住空間Sと、運転座
席11を備える上部側の居住空間とで成る操縦用の居住
空間、座席支持台12と操縦塔13の右横端どうしの間
に位置する乗降口のそれぞれを備えてある。
【0028】操縦塔13には、刈取り部20の昇降操作
と走行機体の操向操作とを行う操作レバー30、操縦者
が身体の安定化を図るべく支持する握り棒31を取り付
けてある。操作レバーガイド16には、走行用主変速装
置を操作する主変速レバー32、走行用副変速装置を操
作する副変速レバー33、脱穀クラッチを切り換え操作
する脱穀レバー34それぞれの操作を案内するガイド溝
を備えてある。運転パネル17には、排ワラ処理装置5
の排ワラカッターにワラ詰まりが発生すると点灯して警
報する詰まり警報ランプ、穀粒タンク4が満杯になると
点灯して報知する満杯ランプ、エンジン冷却水が異常に
温度上昇すると点灯して警報する水温ランプ、エンジン
オイルが減少すると点灯して警報するオイルランプ、バ
ッテリーの充電不良が発生すると点灯して警報する充電
ランプ、エンジン2の負荷状態を示すエンジン回転計と
負荷表示部を備えてある。
と走行機体の操向操作とを行う操作レバー30、操縦者
が身体の安定化を図るべく支持する握り棒31を取り付
けてある。操作レバーガイド16には、走行用主変速装
置を操作する主変速レバー32、走行用副変速装置を操
作する副変速レバー33、脱穀クラッチを切り換え操作
する脱穀レバー34それぞれの操作を案内するガイド溝
を備えてある。運転パネル17には、排ワラ処理装置5
の排ワラカッターにワラ詰まりが発生すると点灯して警
報する詰まり警報ランプ、穀粒タンク4が満杯になると
点灯して報知する満杯ランプ、エンジン冷却水が異常に
温度上昇すると点灯して警報する水温ランプ、エンジン
オイルが減少すると点灯して警報するオイルランプ、バ
ッテリーの充電不良が発生すると点灯して警報する充電
ランプ、エンジン2の負荷状態を示すエンジン回転計と
負荷表示部を備えてある。
【0029】前記運転部床14の床面14aのうちの操
縦塔13の下方に位置する前端面部分14bを、機体前
方側ほど高レベルに位置する前上がり傾斜面に形成して
ある。
縦塔13の下方に位置する前端面部分14bを、機体前
方側ほど高レベルに位置する前上がり傾斜面に形成して
ある。
【0030】前記座席支持台12は、前記原動部にエン
ジン2の燃焼用空気を吸引させる上向き吸気口35a及
び前向き吸気口35bを備える吸気塔35が後端側に連
結するように、かつ、前記運転座席11を上面側に取り
付けるように構成した前記天板部12aと、この天板部
12aの前端部に上端部が連結し、下端側が前記運転部
床14に連結するように構成した前側壁部12bと、前
記吸気塔35が後端側に連結するように、かつ、運転座
席11の右横側を覆うように、さらに、前記天板部12
aと前側壁部12bとによって囲われる空間の右横側を
覆うように構成した横外側壁部12cとによって構成し
てある。横外側壁部12cには、運転部に乗降する際な
どに使用する握り部Gを形成する貫通孔Hを備えてあ
る。
ジン2の燃焼用空気を吸引させる上向き吸気口35a及
び前向き吸気口35bを備える吸気塔35が後端側に連
結するように、かつ、前記運転座席11を上面側に取り
付けるように構成した前記天板部12aと、この天板部
12aの前端部に上端部が連結し、下端側が前記運転部
床14に連結するように構成した前側壁部12bと、前
記吸気塔35が後端側に連結するように、かつ、運転座
席11の右横側を覆うように、さらに、前記天板部12
aと前側壁部12bとによって囲われる空間の右横側を
覆うように構成した横外側壁部12cとによって構成し
てある。横外側壁部12cには、運転部に乗降する際な
どに使用する握り部Gを形成する貫通孔Hを備えてあ
る。
【0031】図6に示すように、前記天板部12aは、
原動部の上方を覆うとともに中空部K1を備えるように
形成してある。前記前側壁部12bは、原動部の機体前
方側を覆うとともに原動部にエンジン2の燃焼用空気を
吸引させる吸気口A1を備えように形成してある。前記
横外側壁部12cは、原動部の機体横外側を覆うように
形成してある。
原動部の上方を覆うとともに中空部K1を備えるように
形成してある。前記前側壁部12bは、原動部の機体前
方側を覆うとともに原動部にエンジン2の燃焼用空気を
吸引させる吸気口A1を備えように形成してある。前記
横外側壁部12cは、原動部の機体横外側を覆うように
形成してある。
【0032】すなわち、座席支持台12が、エンジンボ
ンネットになり、原動部で発生するエンジン2の駆動音
や放熱が天板部12aの中空構造による遮音及び遮熱作
用で居住空間に伝わりにくくしながら、かつ、エンジン
燃焼用空気が前側壁部12bから吸引されることを可能
にしながらエンジン2の上方、機体前方側、機体横外側
を覆うようにしてある。
ンネットになり、原動部で発生するエンジン2の駆動音
や放熱が天板部12aの中空構造による遮音及び遮熱作
用で居住空間に伝わりにくくしながら、かつ、エンジン
燃焼用空気が前側壁部12bから吸引されることを可能
にしながらエンジン2の上方、機体前方側、機体横外側
を覆うようにしてある。
【0033】座席支持台12の下端側と運転部床14の
後端側とを連結し、操縦塔13の下端部に備えてある左
右一対の連結部31aによって操縦塔13と運転部床1
4の前端部とを連結し、サイドカバー15は、座席支持
台12の天板部12aと操縦塔13の横側とにわたって
連結しているとともに運転部床14にも連結している。
前記連結部31aを、走行機体の機体フレーム8の前端
部から延出するとともに前記一対の連結部31a,31
aの間に入り込むように構成した取付け部8aに機体横
方向の軸芯Pまわりで回動自在に連結してある。これに
より、座席支持台12と運転部床14と操縦塔13とサ
イドカバー15とが、一つの構造体を形成しているとと
もにこの構造体の前端側に位置する機体横向きの前記軸
芯Pまわりで揺動するように機体フレーム8に支持され
ていて、座席支持台12と運転部床14と操縦塔13と
サイドカバー15とを一挙に機体フレーム8に対して揺
動操作できるとともに、この揺動操作を行うことによ
り、図1及び図3に示す如く座席支持台12が機体フレ
ーム8に連結して原動部を覆う使用状態と、図4に示す
如く座席支持台12が機体フレーム8から上昇離間して
原動部を開放する開き状態とに切り換えられる。
後端側とを連結し、操縦塔13の下端部に備えてある左
右一対の連結部31aによって操縦塔13と運転部床1
4の前端部とを連結し、サイドカバー15は、座席支持
台12の天板部12aと操縦塔13の横側とにわたって
連結しているとともに運転部床14にも連結している。
前記連結部31aを、走行機体の機体フレーム8の前端
部から延出するとともに前記一対の連結部31a,31
aの間に入り込むように構成した取付け部8aに機体横
方向の軸芯Pまわりで回動自在に連結してある。これに
より、座席支持台12と運転部床14と操縦塔13とサ
イドカバー15とが、一つの構造体を形成しているとと
もにこの構造体の前端側に位置する機体横向きの前記軸
芯Pまわりで揺動するように機体フレーム8に支持され
ていて、座席支持台12と運転部床14と操縦塔13と
サイドカバー15とを一挙に機体フレーム8に対して揺
動操作できるとともに、この揺動操作を行うことによ
り、図1及び図3に示す如く座席支持台12が機体フレ
ーム8に連結して原動部を覆う使用状態と、図4に示す
如く座席支持台12が機体フレーム8から上昇離間して
原動部を開放する開き状態とに切り換えられる。
【0034】すなわち、通常時は、座席支持台12を前
記使用状態にして運転座席11の使用を可能にするとと
もにエンジンボンネットとして使用する。そして、原動
部や、刈取り部20の前記縦搬送装置などサイドカバー
15で覆われる装置部分を点検したり修理する際、座席
支持台12を前記開き状態に切り換え、原動部を開放す
るとともに刈取り部20の前記装置部分の横側を開放す
る。このとき、主変速レバー32、副変速レバー33、
脱穀レバー34は、上昇揺動する操作レバーガイド16
のガイド溝から抜け出る。
記使用状態にして運転座席11の使用を可能にするとと
もにエンジンボンネットとして使用する。そして、原動
部や、刈取り部20の前記縦搬送装置などサイドカバー
15で覆われる装置部分を点検したり修理する際、座席
支持台12を前記開き状態に切り換え、原動部を開放す
るとともに刈取り部20の前記装置部分の横側を開放す
る。このとき、主変速レバー32、副変速レバー33、
脱穀レバー34は、上昇揺動する操作レバーガイド16
のガイド溝から抜け出る。
【0035】前記座席支持台12の天板部12a、前側
壁部12b、横外側壁部12c、運転部床14、操縦塔
13、サイドカバー15、操作レバーガイド16、吸気
塔35のそれぞれは、合成樹脂で作成してある。
壁部12b、横外側壁部12c、運転部床14、操縦塔
13、サイドカバー15、操作レバーガイド16、吸気
塔35のそれぞれは、合成樹脂で作成してある。
【0036】図7及び図8に示すように、前記サイドカ
バー15の内側面のうちの段差形成面部分15aより前
側に位置する前内側面部分15bと、段差形成面部分1
5aより後側に位置する後内側面部分15cとを、機体
上下方向視で凸側が前記居住空間Sの外側に位置する凹
入形状の湾曲面となり、かつ、サイドカバー15の上端
15uに至るほど前記居住空間Sの外側に位置する傾斜
面となるように形成してある。
バー15の内側面のうちの段差形成面部分15aより前
側に位置する前内側面部分15bと、段差形成面部分1
5aより後側に位置する後内側面部分15cとを、機体
上下方向視で凸側が前記居住空間Sの外側に位置する凹
入形状の湾曲面となり、かつ、サイドカバー15の上端
15uに至るほど前記居住空間Sの外側に位置する傾斜
面となるように形成してある。
【0037】図7及び図8に示すように、サイドカバー
15を樹脂成型によって作成する際、前記段差形成面部
分15aを有するとともに機体後方側に位置する後側サ
イドカバー部分15dが中空部K2を備える二重板状に
なり、この後側サイドカバー部分15dと操縦塔13と
の間に位置する前側サイドカバー部分15eが中実の板
状になり、前側サイドカバー部分15eの居住空間内外
方向での厚さT3が後側サイドカバー部分15dの居住
空間内外方向での厚さT1及びT2よりも小になり、後
側サイドカバー部分15dの外側面が前側サイドカバー
部分15eの外側面よりも下側居住空間Sの外方側に突
出するように形成してある。これにより、原動部で発生
するエンジン2の駆動音や放熱が後側サイドカバー部分
15dの中空構造による遮音及び遮熱作用で居住空間S
に伝わりにくい状態にサイドカバー15が遮蔽作用す
る。その割りには、前側サイドカバー部分15eと後側
サイドカバー部分15dとの厚さの差と、外側面の段差
とにより、サイドカバー15が軽小になり、下側居住空
間Sが広くなる。
15を樹脂成型によって作成する際、前記段差形成面部
分15aを有するとともに機体後方側に位置する後側サ
イドカバー部分15dが中空部K2を備える二重板状に
なり、この後側サイドカバー部分15dと操縦塔13と
の間に位置する前側サイドカバー部分15eが中実の板
状になり、前側サイドカバー部分15eの居住空間内外
方向での厚さT3が後側サイドカバー部分15dの居住
空間内外方向での厚さT1及びT2よりも小になり、後
側サイドカバー部分15dの外側面が前側サイドカバー
部分15eの外側面よりも下側居住空間Sの外方側に突
出するように形成してある。これにより、原動部で発生
するエンジン2の駆動音や放熱が後側サイドカバー部分
15dの中空構造による遮音及び遮熱作用で居住空間S
に伝わりにくい状態にサイドカバー15が遮蔽作用す
る。その割りには、前側サイドカバー部分15eと後側
サイドカバー部分15dとの厚さの差と、外側面の段差
とにより、サイドカバー15が軽小になり、下側居住空
間Sが広くなる。
【0038】〔別実施形態〕図9は、別の実施形態を備
えるサイドカバー15を示し、このサイドカバー15の
うちの中空部K2を備える後側サイドカバー部分15d
における外側壁部分15fと、内側壁部分15gとを別
々に樹脂成型した後に連結することにより、後側サイド
カバー部分15dを作成してある。そして、外側壁部分
15fと内側壁部分15gとの一方を樹脂成型する際に
その内面側に同時に樹脂成型したリブ15hを、外側壁
部分15fと内側壁部分15gとの間に両側壁部分15
f,15gにわたって連結するように構成して介在させ
てある。つまり、このサイドカバー15のうちの後側サ
イドカバー部分15dは、中空部K2を備え、かつ、後
サイドカバー部分15dの外側壁部分15fと内側壁部
分15gとを連結して後側サイドカバー部分15dの補
強を図る前記リブ15hを中空部K2に備えている中空
構造に形成してある。
えるサイドカバー15を示し、このサイドカバー15の
うちの中空部K2を備える後側サイドカバー部分15d
における外側壁部分15fと、内側壁部分15gとを別
々に樹脂成型した後に連結することにより、後側サイド
カバー部分15dを作成してある。そして、外側壁部分
15fと内側壁部分15gとの一方を樹脂成型する際に
その内面側に同時に樹脂成型したリブ15hを、外側壁
部分15fと内側壁部分15gとの間に両側壁部分15
f,15gにわたって連結するように構成して介在させ
てある。つまり、このサイドカバー15のうちの後側サ
イドカバー部分15dは、中空部K2を備え、かつ、後
サイドカバー部分15dの外側壁部分15fと内側壁部
分15gとを連結して後側サイドカバー部分15dの補
強を図る前記リブ15hを中空部K2に備えている中空
構造に形成してある。
【0039】図10は、さらに別の実施形態を備えるサ
イドカバー15を示し、このサイドカバー15のうちの
中空部K2を備える後側サイドカバー部分15dを樹脂
成型する際、この後側サイドカバー部分15dの外側壁
部分15fと内側壁部分15gとの間に両側壁部分15
f,15gに沿って存在するリブ15hを同時に樹脂成
型することにより、後側サイドカバー部分15dを作成
してある。つまり、このサイドカバー15のうちの後側
サイドカバー部分15dは、中空部K2を備え、かつ、
後側サイドカバー部分15dの底壁部と操作レバーガイ
ド16とにわたって連結して後側サイドカバー部分15
dの補強を図る前記リブ15hを中空部K2に備えてい
る中空構造に形成してある。
イドカバー15を示し、このサイドカバー15のうちの
中空部K2を備える後側サイドカバー部分15dを樹脂
成型する際、この後側サイドカバー部分15dの外側壁
部分15fと内側壁部分15gとの間に両側壁部分15
f,15gに沿って存在するリブ15hを同時に樹脂成
型することにより、後側サイドカバー部分15dを作成
してある。つまり、このサイドカバー15のうちの後側
サイドカバー部分15dは、中空部K2を備え、かつ、
後側サイドカバー部分15dの底壁部と操作レバーガイ
ド16とにわたって連結して後側サイドカバー部分15
dの補強を図る前記リブ15hを中空部K2に備えてい
る中空構造に形成してある。
【0040】前記座席支持台12の天板部12a、前側
壁部12b、横外側壁部12c、運転部床14、操縦塔
13、サイドカバー15、操作レバーガイド16、吸気
塔35のそれぞれを合成樹脂で作成して実施するに当た
り、それらを個別に作成して連結する他、それらの一部
の複数個をブロー成型法によって一挙に作成するととも
にこの一体部品とは別にその他を作成した後にそれらを
連結するとか、それらの全てをブロー成型法によって一
挙に作成するとかの各種の作成方法を採用して実施して
もよい。
壁部12b、横外側壁部12c、運転部床14、操縦塔
13、サイドカバー15、操作レバーガイド16、吸気
塔35のそれぞれを合成樹脂で作成して実施するに当た
り、それらを個別に作成して連結する他、それらの一部
の複数個をブロー成型法によって一挙に作成するととも
にこの一体部品とは別にその他を作成した後にそれらを
連結するとか、それらの全てをブロー成型法によって一
挙に作成するとかの各種の作成方法を採用して実施して
もよい。
【0041】座席支持台12、運転部床14、操縦塔1
3、サイドカバー15、操作レバーガイド16のそれぞ
れは、合成樹脂で作成する他、板金で作成して実施して
もよい。
3、サイドカバー15、操作レバーガイド16のそれぞ
れは、合成樹脂で作成する他、板金で作成して実施して
もよい。
【図1】コンバイン全体の側面図
【図2】コンバイン全体の平面図
【図3】運転部の斜視図
【図4】座席支持台の開き状態を示す側面図
【図5】運転部の平面図
【図6】座席支持台及び吸気塔の断面図
【図7】サイドカバーの横断平面図
【図8】運転部の断面図
【図9】別の実施形態を備えるサイドカバーの断面図
【図10】別の実施形態を備えるサイドカバーの断面図
2 エンジン 8 走行機体フレーム 11 運転座席 12 座席支持台 13 操縦塔 14 運転部床 15 サイドカバー 15d 後側サイドカバー部分 15e 前側サイドカバー部分 K2 中空部 P 軸芯
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2B074 AA02 AB01 AC02 AD05 AE01 AE03 AF02 BA04 BA08 BA15 CA01 CE01 DA01 DA02 DA03 DA05 DA06 DE03 DF03 2B076 AA03 BA03 BA08 BC07 BC09 CD02 CD05
Claims (5)
- 【請求項1】 運転座席を支持する座席支持台と、この
座席支持台の前方に位置する操縦塔と、座席支持台と操
縦塔の間に位置するサイドカバーとによって囲われた居
住空間を備えているコンバインの運転部構造であって、 前記サイドカバーに中空部を備えてあるコンバインの運
転部構造。 - 【請求項2】 前記サイドカバーのうちの機体後方側に
位置する後側カバー部分に前記中空部を備えさせ、前記
サイドカバーのうちの前記後側カバー部分と前記操縦塔
との間に位置する前側カバー部分の居住空間内外方向で
の厚さを、前記後側カバー部分の居住空間内外方向での
厚さより小にしてある請求項1記載のコンバインの運転
部構造。 - 【請求項3】 前記後側カバー部分の外側面が前記前側
カバー部分の外側面よりも居住空間外方側に突出する状
態に前記サイドカバーを形成してある請求項2記載のコ
ンバインの運転部構造。 - 【請求項4】 前記座席支持台によってエンジンを覆う
ように構成してある請求項1〜3のいずれか1項に記載
のコンバインの運転部構造。 - 【請求項5】 前記座席支持台と前記操縦塔との間に位
置する運転部床を備え、前記座席支持台と前記運転部床
と前記サイドカバーと前記操縦塔とを、一つの構造体を
形成する状態でこの構造体の前端側に位置する機体横向
きの軸芯まわりで揺動自在に走行機体フレームに支持さ
れるとともに、座席支持台が走行機体フレームに連結す
る使用状態と、座席支持台が走行機体フレームから上昇
離間する開き状態とに一挙に揺動切り換えできるように
構成してある請求項1〜4のいずれか1項に記載のコン
バインの運転部構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11044683A JP2000236736A (ja) | 1999-02-23 | 1999-02-23 | コンバインの運転部構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11044683A JP2000236736A (ja) | 1999-02-23 | 1999-02-23 | コンバインの運転部構造 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000236736A true JP2000236736A (ja) | 2000-09-05 |
Family
ID=12698242
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11044683A Pending JP2000236736A (ja) | 1999-02-23 | 1999-02-23 | コンバインの運転部構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2000236736A (ja) |
Cited By (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002291320A (ja) * | 2001-03-30 | 2002-10-08 | Kubota Corp | 収穫作業機のフロントパネル構造 |
JP2003009633A (ja) * | 2001-06-27 | 2003-01-14 | Kubota Corp | 収穫作業機のフロントパネル構造 |
JP2007221384A (ja) * | 2006-02-15 | 2007-08-30 | Fujifilm Corp | カメラ |
JP2010029221A (ja) * | 2009-11-16 | 2010-02-12 | Kubota Corp | 収穫作業機のフロントパネル構造 |
JP2011155989A (ja) * | 2011-05-24 | 2011-08-18 | Kubota Corp | 収穫作業機のフロントパネル構造 |
JP2013223515A (ja) * | 2013-07-29 | 2013-10-31 | Kubota Corp | 収穫作業機のフロントパネル構造 |
WO2015005389A1 (ja) * | 2013-07-12 | 2015-01-15 | ヤンマー株式会社 | コンバイン |
JP2015020674A (ja) * | 2013-07-22 | 2015-02-02 | 株式会社クボタ | 農作業車 |
JP2016050498A (ja) * | 2014-08-29 | 2016-04-11 | ヤンマー株式会社 | コンバイン |
-
1999
- 1999-02-23 JP JP11044683A patent/JP2000236736A/ja active Pending
Cited By (11)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002291320A (ja) * | 2001-03-30 | 2002-10-08 | Kubota Corp | 収穫作業機のフロントパネル構造 |
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JP2011155989A (ja) * | 2011-05-24 | 2011-08-18 | Kubota Corp | 収穫作業機のフロントパネル構造 |
WO2015005389A1 (ja) * | 2013-07-12 | 2015-01-15 | ヤンマー株式会社 | コンバイン |
JP2015015938A (ja) * | 2013-07-12 | 2015-01-29 | ヤンマー株式会社 | コンバイン |
CN105357953A (zh) * | 2013-07-12 | 2016-02-24 | 洋马株式会社 | 联合收割机 |
JP2015020674A (ja) * | 2013-07-22 | 2015-02-02 | 株式会社クボタ | 農作業車 |
JP2013223515A (ja) * | 2013-07-29 | 2013-10-31 | Kubota Corp | 収穫作業機のフロントパネル構造 |
JP2016050498A (ja) * | 2014-08-29 | 2016-04-11 | ヤンマー株式会社 | コンバイン |
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