JP2002291320A - 収穫作業機のフロントパネル構造 - Google Patents

収穫作業機のフロントパネル構造

Info

Publication number
JP2002291320A
JP2002291320A JP2001099652A JP2001099652A JP2002291320A JP 2002291320 A JP2002291320 A JP 2002291320A JP 2001099652 A JP2001099652 A JP 2001099652A JP 2001099652 A JP2001099652 A JP 2001099652A JP 2002291320 A JP2002291320 A JP 2002291320A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
panel
front panel
meter
wall
support
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2001099652A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2002291320A5 (ja
JP4831878B2 (ja
Inventor
Fumio Nagano
文男 長野
Toshihiro Inada
俊寛 稲田
Yoshimi Miyano
良實 宮野
Norimune Ozaki
徳宗 尾崎
Toshio Tominaga
俊夫 冨永
Kunisuke Nakamura
国祐 中村
Shigeyuki Hayashi
茂幸 林
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kubota Corp
Original Assignee
Kubota Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kubota Corp filed Critical Kubota Corp
Priority to JP2001099652A priority Critical patent/JP4831878B2/ja
Publication of JP2002291320A publication Critical patent/JP2002291320A/ja
Publication of JP2002291320A5 publication Critical patent/JP2002291320A5/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4831878B2 publication Critical patent/JP4831878B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Combines (AREA)
  • Harvester Elements (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 メータパネル表示情報の視認を容易にしなが
ら、運転者がメータパネルに寄り掛かることに起因した
メータパネルの故障や破損を回避できるようにする。 【解決手段】 メータパネル9を備えたフロントパネル
11を搭乗運転部7に立設してある収穫作業機のフロン
トパネル構造において、フロントパネル11の上部に、
メータパネル9を収納するボックス部32と、そのボッ
クス部32から左右方向に向けて延出するアーム部34
とが一体形成されたアーチ状の樹脂成形品からなるパネ
ル支持体Bを装備し、ボックス部32を、その後部側ほ
ど横幅が狭くなる運転者に対して逆向きの台形形状に形
成した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、メータパネルを備
えたフロントパネルを搭乗運転部に立設してある収穫作
業機のフロントパネル構造に関する。
【0002】
【従来の技術】上記のような収穫作業機のフロントパネ
ル構造においては、収穫作業時に、走行機体の前部に装
備されている収穫装置への収穫作物の導入状態などを視
認するために搭乗運転部にて運転者が立ち上がった状態
で操縦する立ち作業を行う場合が多いことから、その立
ち作業時に支えとして把持可能な門形のハンドル部材を
フロントパネルの左右にわたる状態で立設して、立ち作
業時においても安定した姿勢で作業を行えるようにした
ものがある。しかしながら、上記のようなハンドル部材
を設けると、そのハンドル部材がメータパネルの表示情
報を視認する際の妨げになる不具合を招くようになる。
【0003】そこで従来では、例えば特開平11−46
561号公報で開示されているように、フロントパネル
の上部に立設されるハンドル部材にメータパネルを装備
することが考えられていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
従来技術によると、立ち作業時に運転者がメータパネル
に寄り掛かる虞があり、又、上記の従来技術では、単に
ハンドル部材にメータパネルを装備するだけであること
から、立ち作業時に運転者がメータパネルに寄り掛かる
と、その全荷重がメータパネルに直接掛かってしまい、
それに起因したメータパネルの故障や破損を招く虞があ
る。
【0005】本発明の目的は、メータパネル表示情報の
視認を容易にしながら、運転者がメータパネルに寄り掛
かることに起因したメータパネルの故障や破損を回避で
きるようにすることにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】〔構成〕上記目的を達成
するため、本発明のうちの請求項1記載の発明では、メ
ータパネルを備えたフロントパネルを搭乗運転部に立設
してある収穫作業機のフロントパネル構造において、前
記フロントパネルの上部に、前記メータパネルを収納す
るボックス部と、そのボックス部から左右方向に向けて
延出するアーム部とが一体形成されたアーチ状の樹脂成
形品からなるパネル支持体を装備し、前記ボックス部
を、その後部側ほど横幅が狭くなる運転者に対して逆向
きの台形形状に形成した。
【0007】〔作用〕上記請求項1記載の発明による
と、立ち作業時には、アーム部を把持することで安定し
た姿勢で作業を行えるようになり、又、メータパネルを
収納するボックス部からアーム部を左右方向に延出して
いることから、アーム部がメータパネルの表示情報を視
認する際の妨げになることを回避できるようになる。
【0008】更に、メータパネルをボックス部に収納す
ることから、メータパネルに対する運転者の直接的な寄
り掛かりをボックス部によって阻止することができ、
又、ボックス部の形状が運転者に対する逆向きの台形で
あることから、その寄り掛かりでボックス部に掛かった
荷重を左右外方に分散させることができてメータパネル
への集中を阻止することができるようになる。
【0009】しかも、パネル支持体は、軽量で成形の面
での自由度が高い樹脂成形品であることから、フロント
パネルの軽量化や製造の容易化を図れるとともに外観の
向上を図れるデザインの採用が可能になる。
【0010】〔効果〕従って、フロントパネルの上部に
アーチ状のパネル支持体を装備することで、立ち作業時
での作業性の向上、及び、メータパネル表示情報の視認
の容易化を図りながらも、そのパネル支持体のボックス
部でメータパネルを保護できることから、運転者の寄り
掛かりに起因したメータパネルの故障や破損を回避でき
るようになり、更に、そのパネル支持体を樹脂成形品と
することで、フロントパネルの軽量化、製造の容易化、
並びに外観の向上を図れるようになった。
【0011】〔構成〕本発明のうちの請求項2記載の発
明では、上記請求項1記載の発明において、前記パネル
支持体をブロー成形した。
【0012】〔作用〕上記請求項2記載の発明による
と、パネル支持体として高い強度を確保しながら軽量に
することができるようになる。又、運転者が寄り掛かっ
た場合には、その荷重をボックス部の中空部分が緩衝材
となって吸収するとともに広範囲に分散させるようにな
ることから、メータパネルに掛かる荷重を更に弱めるこ
とができるようになる。
【0013】〔効果〕従って、パネル支持体をブロー成
形することで、フロントパネルの軽量化を更に図れる上
に、パネル支持体が有するメータパネルの保護機能を向
上させることができて、運転者の寄り掛かりに起因した
メータパネルの故障や破損をより確実に回避できるよう
になった。
【0014】
【発明の実施の形態】図1には収穫作業機の一例である
自脱形コンバインの全体側面が示されており、このコン
バインは、左右一対のクローラ式走行装置1の駆動で走
行する走行機体2の前部に、植立穀稈を刈り取って後方
に向けて搬送する収穫装置の一例である刈取搬送装置3
を駆動昇降可能に連結するとともに、走行機体2に、刈
取搬送装置3からの刈取穀稈に対して脱穀・選別処理を
施す脱穀装置4や、脱穀装置4からの穀粒を貯留する穀
粒タンク5などを搭載し、穀粒タンク5に、その内部に
貯留された穀粒を機外に排出するスクリュー式の排出機
構6を装備し、走行機体2における穀粒タンク5の前方
箇所に搭乗運転部7を形成して構成されている。
【0015】図1〜3に示すように、搭乗運転部7は、
機体フレーム8における搭乗運転部形成箇所の前部にメ
ータパネル9や操縦レバー10などを備えたフロントパ
ネル11を立設し、搭乗運転部形成箇所の左側部に主変
速レバー12や副変速レバー13などを備えたサイドパ
ネル14を立設し、搭乗運転部形成箇所の後部に搭載さ
れたエンジン15などを覆うエンジンカバー16の上部
に運転座席17を配備し、搭乗運転部形成箇所における
フロントパネル11とサイドパネル14とエンジンカバ
ー16とで囲まれたフレーム部分に搭乗ステップ18を
敷設して形成されている。
【0016】図2〜6に示すように、フロントパネル1
1は、機体フレーム8に連結される壁体Aと、その上部
に連接されるパネル支持体Bとから構成されており、壁
体A及びパネル支持体Bには、ブロー成形された樹脂成
形品が採用されている。つまり、フロントパネル11を
構成する壁体A及びパネル支持体Bに、軽量で成形の面
での自由度が高いブロー成形品を採用していることか
ら、フロントパネル11全体としての軽量化を図れると
ともに、見栄えの良いデザインの採用が可能になって外
観の向上を容易に図れるようになっている。又、フロン
トパネル11に、壁体A及びパネル支持体Bによる2分
割構造を採用したことによって、単一のブロー成形品か
らフロントパネル11を構成する場合に比較して、成形
の面での自由度をより高くすることができるとともに、
人目に付く箇所などの表面精度を必要に応じて上げるこ
とも簡単に行えることから、より一層の外観の向上を容
易に図れるようになっている。
【0017】図3〜7に示すように、壁体Aは、その高
さ方向中間部位に、その中間部位の略横幅全域が前方に
向けて突出するように表壁Aaを屈曲させた隆起段部a
1を有するとともに、その略全域に、裏壁Abの複数箇
所を局部的に凹入して表壁Aaに接合させた環状や点状
の厚肉部19,20を備えるように、又、その左右の各
側縁部21,22が後方に向けて膨出する中空状となる
ように、更に、その上部に、表壁Aaと裏壁Abとを接
合させた厚肉で左右一対の連結部23を有するように、
その上更に、その下端部に、後下がりの載置面24Aを
有するように裏壁Abを後方に向けて膨出させた足置き
部24を備えるように形成されている。つまり、壁体A
は、それ自体が高い剛性を有するように、左右の各側縁
部21,22が後方に向けて膨出する平面視弓形状で、
かつ、横幅の略全域にわたる隆起段部a1、複数の厚肉
部19,20や連結部23、及び足置き部24などを備
える比較的複雑な断面係数の大きい形状に形成されてい
る。又、その下端部に足置き部24を形成したことによ
って、搭乗運転部7においてより楽な運転姿勢をとれる
ことから、搭乗運転部7での居住性の向上を図れるよう
になり、更に、機体フレーム8に対する接合面積が大き
くなることから、それ自体が立設姿勢において高い安定
性を有するようになっている。
【0018】図3、図5及び図7に示すように、壁体A
における左側の側縁部21には、サイドパネル14の前
端縁14aが係入される縦長の凹部21aが形成されて
おり、これによって、左側の側縁部21自体の剛性を高
めることができる上に、その凹部21aにサイドパネル
14の14aを係入することによって、壁体A及びサイ
ドパネル14を高い支持強度で安定性良く立設すること
ができるとともに、壁体Aとサイドパネル14との間に
隙間が形成されることによる見栄えの低下や、その隙間
からの洗浄水などの不測の浸入を回避できるようになっ
ている。
【0019】図3及び図5〜7に示すように、壁体Aに
おける足置き部24の載置面24Aには、左右向きの複
数の第1溝リブ24aと、それらの各第1溝リブ24a
に交差するとともに載置面24Aの下縁にわたる前後向
きの複数の第2溝リブ24bとが形成されており、これ
らの各溝リブ24a,24bによって、載置面24Aに
乗せた足の滑りを抑制することができるとともに、それ
らの各溝リブ24a,24bに入り込んだ泥土などを第
2溝リブ24bの後端から簡単に流し出すことができる
ようになっている。又、足置き部24の載置面24Aに
複数の溝リブ24a,24bを形成したことによって、
足置き部24自体が高い剛性を有するようになることか
ら、壁体A自体の立設姿勢での安定性を更に向上させる
ことができるようになっている。
【0020】図3〜5に示すように、壁体Aは、刈取搬
送装置3側の端部となる左側の側縁部21に、その表壁
Aaと裏壁Abとを変形可能な薄板状に接合させたカバ
ー部25が一体形成されており、これによって、フロン
トパネル11にカバー部25を組み付ける手間を要する
ことなく、刈取搬送装置3から搭乗運転部7側へのワラ
屑などの流動を防止することができて搭乗運転部7での
作業環境の向上を図れるとともに、刈取搬送装置3の昇
降操作を行った際に、万が一、製作誤差などに起因して
刈取搬送装置3がカバー部25に接触したとしても、カ
バー部25が変形して刈取搬送装置3との接触による破
損を回避するようになっている。
【0021】図3〜6に示すように、壁体Aの各連結部
23には、機体フレーム8に立設された角鋼管材からな
る支持フレーム26に対する連結用の左右一対の貫通孔
23aが穿設されており、これによって、壁体Aの上部
を、機体フレーム8に立設された金属製の支持フレーム
26に支持させることができて、壁体Aの支持強度を高
めることができるようになっている。又、壁体Aの表壁
Aaと裏壁Abとを接合させた厚肉の連結部23に貫通
孔23aを穿設して支持フレーム26に対する連結を行
うことから、支持フレーム26による壁体Aの支持をよ
り高い支持強度で行えるとともに、壁体Aの中空部分2
7に貫通孔23aを穿設した場合に生じる貫通孔23a
から中空部分27への洗浄水やゴミなどの入り込みを阻
止できるようになっている。
【0022】尚、図3〜6に示す符号28は、壁体Aの
下端部において表壁Aaと裏壁Abとを接合させること
で厚肉に形成された左右一対の脚部であり、これらの脚
部28が機体フレーム8にボルト連結されるようになっ
ている。
【0023】図3〜6及び図8〜11に示すように、パ
ネル支持体Bは、上カバー体29と下カバー体30とが
屈曲変形可能な薄肉の左右のヒンジ31を介して連なる
状態にブロー成形されたものであり、左右のヒンジ31
を屈曲変形させて上カバー体29と下カバー体30とを
重ね合わせることで、メータパネル9を収納するボック
ス部32が形成されるようになっている。
【0024】図9及び図10に示すように、上カバー体
29は、下カバー体30に対する左右の合わせ面29A
の各外側縁29aが凹入形成されるのに対し、下カバー
体30は、上カバー体29に対する左右の合わせ面30
Aの各外側縁30aが突出形成されており、上カバー体
29と下カバー体30とを重ね合わせてそれらの左右の
連結部29B,30B同士をボルト連結した状態では、
上カバー体29の各外側縁29aに下カバー体30の対
応する外側縁30aが係入するようになっている。これ
によって、上カバー体29と下カバー体30とを重ね合
わせた状態において、パネル支持体Bの製作誤差などに
起因して、それらの合わせ面29A,30A同士の間に
隙間が形成されることを防止でき、結果、その隙間によ
る見栄えの低下や、その隙間からの洗浄水やゴミなどの
浸入を抑制できるようになっている。
【0025】図8〜12に示すように、上カバー体29
における右側の連結部29Bと下カバー体30における
左右の連結部30Bは、パネル支持体Bの表面側Baと
裏面側Bbとを接合させた高い剛性を有する厚肉に形成
されている。
【0026】図2〜6及び図8〜11に示すように、パ
ネル支持体Bは、上カバー体29に、下方に向けて延出
する左右一対の支柱33と、搭乗運転部7にて起立姿勢
で操縦する立ち作業時に左手による把持が可能となるよ
うに左外側方に向けて延出するアーム部34とが一体形
成されたアーチ状のものであり、左右の各支柱33の延
出端には、支持フレーム26の左右両端部に溶接された
帯綱製で上向きのブラケット26Aにボルト連結される
脚部35が、又、アーム部34の延出端には、サイドパ
ネル14とともに支持フレーム26にボルト連結される
側面視略三角形状の連結部36がそれぞれ形成されてい
る。
【0027】つまり、パネル支持体Bは支持フレーム2
6に連結されるようになっており、これによって、パネ
ル支持体Bを樹脂製の壁体Aに連結する場合に比較し
て、メータパネル9を収納することで重量が大きくな
り、又、立ち作業時には操縦者の支えとなるパネル支持
体Bを高い支持強度で支持することができるようになっ
ている。
【0028】図4〜6及び図8〜13に示すように、各
脚部35には、その左右中間箇所においてパネル支持体
Bの表面側Baを裏面側Bbに接合することにより形成
される凹部分35Aが設けられ、それらの各凹部分35
Aには、支持フレーム26に対する連結用の貫通孔35
aが穿設されており、これによって、各脚部35を対応
する第1ブラケット26Aに連結する際には、各脚部3
5の凹部分35Aとそれに係入される第1ブラケット2
6Aとが接当して、パネル支持体Bの支持フレーム26
に対する左右方向での位置ズレを阻止するようになるこ
とから、パネル支持体Bを支持フレーム26に対する左
右方向での位置ズレのない好適な位置に簡単に組み付け
ることができ、もって、組み付けの容易化を図りながら
パネル支持体Bが左右方向に位置ズレすることによる見
栄えの低下を回避できるようになっている。又、凹部分
35Aを形成したことによって、脚部35自体の断面係
数が大きくなって剛性が高くなることから、パネル支持
体Bをより高い支持強度で支持フレーム26に支持させ
ることができるようになり、しかも、パネル支持体Bの
表面側Baと裏面側Bbとを接合させた凹部分35Aに
支持フレーム26に対する連結用の貫通孔35aを穿設
することによって、パネル支持体Bの中空部分37に貫
通孔35aを穿設した場合に生じる貫通孔35aから中
空部分37への洗浄水やゴミなどの入り込みを阻止でき
るようになっている。
【0029】図3〜5及び図8〜11に示すように、連
結部36は、脚部35と直交する金型の合わせ方向に沿
う姿勢に形成されるものでありながら左アーム部34の
延出端に側面視略三角形状に形成されることによって樹
脂材が溜まり易く、又、金型の抜き勾配によって絞られ
ることなどに起因して中実に形成されるようになってお
り、これによって、高い剛性を有するとともに、支持フ
レーム26に対する連結用の貫通孔36aを穿設して
も、その貫通孔36aから中空部分37への洗浄水やゴ
ミなどの入り込みを阻止できるようになっている。
【0030】図2、図3、図5、図6、図8及び図11
に示すように、フロントパネル11には白色のものが採
用されていることから、上カバー体29において、メー
タパネル9のパネル面9Aに隣接する内縁部分29Cに
は、パネル面9Aを見易くする黒などのダーク色の第1
銘板38が貼着されるようになっている。内縁部分29
Cは、パネル面9Aから離れた外縁部分29Dよりも一
段低くなるように形成されており、これによって、第1
銘板38を内縁部分29Cに位置ズレのない状態に容易
に貼り付けることができるとともに、上カバー体29の
剛性を高めることができるようになっている。
【0031】図4、図6、図8、図11及び図12に示
すように、上カバー体29において、左右の支柱33の
間に位置する前壁部29Eには第2銘板39が貼着され
るようになっており、これによって、上カバー体29の
右側の連結部29Bと下カバー体30の右側の連結部3
0Bとを連結するボルト40を隠すことができる上に、
正面からの意匠感の向上を図れるようになっている。
【0032】図9及び図11に示すように、ボックス部
32の底壁32Aを形成する下カバー体30の略中央部
には、パネル支持体Bの裏面側Bbを局部的に凹入して
表面側Baに接合させた厚肉部41が形成されており、
これによって、メータパネル9が載置される下カバー体
30の剛性を高めることができるようになっている。
又、その厚肉部41には水抜き用の貫通孔41aが穿設
されており、ボックス部32内に入り込んだ洗浄水や雨
水などは、厚肉部41に流れ込んで貫通孔41aから中
空部分37に入り込むことなく円滑に排出されるように
なっている。
【0033】図5、図8、図9及び図12に示すよう
に、パネル支持体Bにおける右側の支柱33は、上方か
らの把持が可能なアーム部として機能するように、その
上部33Aが後方に向けて膨出する状態に形成されてい
る。つまり、搭乗運転部7に対する乗降を行う際には、
パネル支持体Bにおける右側の支柱33の上部33Aを
把持することができるので、搭乗運転部7に対する乗降
を容易に行えるようになっている。
【0034】図4〜6及び図8〜12に示すように、パ
ネル支持体Bにおいて、左右の各支柱33には、壁体A
に載置支持される被載置面33Bが形成され、又、アー
ム部34の延出端側には、壁体Aに載置支持される被載
置面34Aと、壁体Aに対して後方から接当する接当部
34Bとが形成されており、各被載置面33B,34A
を壁体Aに載置することによって、壁体Aに対するパネ
ル支持体Bの上下方向での位置決めを簡単に行える上
に、立ち作業時や乗降などの際に把持されることで比較
的大きい荷重がかかるアーム部34を、両持ち状の高い
支持強度で壁体Aに安定性良く受け止めさせることがで
きるとともに、メータパネル9を収納することで重量が
大きくなったパネル支持体Bを壁体Aの上部に安定性良
く連接することができ、更に、メータパネル9を収納し
たパネル支持体Bの重量やアーム部34に掛かる荷重
が、パネル支持体Bの左右の脚部35や連結部36に集
中することに起因した脚部35及び連結部36の変形や
破損を回避できるようになっている。
【0035】又、接当部34Bを壁体Aに接当させるこ
とによって、壁体Aに対するパネル支持体Bの前後方向
での位置決めを簡単に行える上に、立ち作業時での把持
などにおいて、アーム部34に前向きの荷重成分が大き
い荷重が掛かる場合であっても、その荷重が掛かったア
ーム部34を壁体Aによって安定性良く受け止めさせる
ことができるとともに、その荷重が連結部36に集中す
ることに起因した連結部36の変形や破損を回避できる
ようになっている。
【0036】要するに、上述したようにブロー成形品の
壁体Aとパネル支持体Bとからフロントパネル11を構
成して、フロントパネル11の軽量化や外観の向上など
を図れるようにしながらも、フロントパネル11として
の必要強度を十分に確保することができる上に、搭乗運
転部7に対する乗降時や立ち作業時には、それ自身が高
い剛性を有するとともに支持フレーム26や壁体Aによ
り高い支持強度で好適に支持されたパネル支持体Bの右
側の支柱33やアーム部34を支えとして把持すること
ができるので、搭乗運転部7に対する乗降の容易化や立
ち作業時での作業性の向上を図れるようになっている。
又、メータパネル9を収納するボックス部32からアー
ム部34を左右方向に延出したことで、アーム部34が
メータパネル9の表示情報を視認する際の妨げになるこ
とが回避されており、メータパネル9の表示情報の視認
を容易に行えるようになっている。
【0037】図2、図3、図8及び図9に示すように、
メータパネル9及びそれを収納するボックス部32は、
その後部側ほど横幅が狭くなる運転者に対して逆向きの
台形形状となるように形成され、又、ボックス部32
は、その後壁32Bにも中空部分37を有するように形
成されている。
【0038】つまり、メータパネル9をボックス部32
に収納して保護することから、立ち作業時でのメータパ
ネル9に対する運転者の直接的な寄り掛かりをボックス
部32によって阻止することができ、又、ボックス部3
2の形状が運転者に対する逆向きの台形であることか
ら、その寄り掛かりでボックス部32に掛かった荷重を
左右外方に分散させることができてメータパネル9への
集中を阻止することができ、更に、ボックス部32に形
成された中空部分37が、緩衝材となってボックス部3
2に掛かった荷重を吸収するとともに広範囲に分散させ
るようになることから、メータパネル9に掛かる荷重を
更に弱めることができるようになり、結果、運転者の寄
り掛かりに起因したメータパネル9の故障や破損を回避
できるようになっている。
【0039】又、メータパネル9の形状が運転者に対す
る逆向きの台形であることによって、万が一、運転者の
寄り掛かりに起因した大きな荷重がメータパネル9に掛
かったとしても、その荷重を左右外方に分散させること
ができて、その内部の電子部品を保護することができる
ようになっている。
【0040】ちなみに、図示は省略するが、メータパネ
ル9には、走行速度などを表示する液晶パネル、液晶パ
ネルの表示モードを切り換えるスイッチ、エンジン回転
計、及び燃料計などが装備されている。
【0041】図2及び図14に示すように、サイドパネ
ル14において、主変速レバー12及び副変速レバー1
3の前方には、走行機体2の左右方向での目標傾斜角を
設定する左右傾斜角設定器42、左右傾斜角設定器によ
り設定された目標傾斜角に走行機体2の姿勢を維持する
水平制御を実行するか否かを切り換える水平自動スイッ
チ43、水平制御の実行に伴って点灯する水平ランプ4
4、走行機体2を図外の角度センサに基づく前後方向で
の水平姿勢に維持する前後制御を実行するか否かを切り
換える前後自動スイッチ45、前後制御の実行に伴って
点灯する前後ランプ46、水平制御と前後制御の実行モ
ードを上限基準モードと下限基準モードとに切り換える
上げ基準スイッチ47、及び上限基準モードの選択に伴
って点灯する上げ基準ランプ48、下限基準モードにお
いて実行する手動制御を選択する十字揺動式の操作レバ
ー49、操作レバー49により押圧操作されている間、
走行機体2の右側を上昇させる手動右上げ姿勢制御を実
行させる右上げスイッチ(図示せず)、操作レバー49
により押圧操作されている間、走行機体2の左側を上昇
させる手動左上げ姿勢制御を実行させる左上げスイッチ
(図示せず)、操作レバー49により押圧操作されてい
る間、走行機体2を上昇させる手動上昇制御を実行させ
る機体上げスイッチ(図示せず)、及び、操作レバー4
9により押圧操作されている間、走行機体2を下降させ
る手動下降制御を実行させる機体下げスイッチ、などか
らなる姿勢変更ユニット50が配備されている。
【0042】主変速レバー12の後方には、扱ぎ深さ制
御を実行するか否かを切り換える扱ぎ深さスイッチ5
1、チャフ開度設定用の設定器52、唐箕風量設定用の
設定器53、刈取搬送装置3の設定高さ位置を境とした
昇降に連動して図外の脱穀クラッチと刈取クラッチの入
り切りを行うオートクラッチ制御を実行するか否かを切
り換えるオートクラッチスイッチ54、その設定高さ位
置を設定する設定器55、刈り高さ制御を実行するか否
かを切り換える刈り高さスイッチ56、及び、刈り高さ
制御の目標高さを設定する設定器57、などが配備され
ている。
【0043】副変速レバー13の後方には、アクセルレ
バー58と、脱穀クラッチと刈取クラッチの入り切りを
手動で行うための作業クラッチレバー59とが配備され
ている。
【0044】副変速レバー13と姿勢変更ユニット50
との間には、図外の作業灯用のスイッチ部とウィンカー
用のスイッチ部とを内装したコンビネーションスイッチ
60が配備されており、これによって、路上走行時に
は、主に路上走行時に使用されるコンビネーションスイ
ッチ60が、路上走行時に前方の高速位置に設定された
副変速レバー13の近傍に位置することから、路上走行
時におけるコンビネーションスイッチ60の操作性の向
上を図れるようになっている。
【0045】尚、図15に示すように、コンビネーショ
ンスイッチ60を、主変速レバー12と副変速レバー1
3との間における後部側、つまり、路上走行時には操作
設定されることのない副変速レバー13の倒伏位置側に
配備して、主に路上走行時に使用されるコンビネーショ
ンスイッチ60の操作に副変速レバー13が支障を来さ
ないように構成してもよい。
【0046】又、上記のいずれの配置においても、コン
ビネーションスイッチ60が、使用頻度の高く、かつ、
操向時にはコンビネーションスイッチ60の操作に連続
して操作される操縦レバー10の反対側に位置するよう
になっており、この点からも、コンビネーションスイッ
チ60の操作性の向上を図れるようになっている。
【0047】〔別実施形態〕以下、本発明の別実施形態
を列記する。 (1)作業機としては、全稈投入形のコンバインあるい
はニンジン収穫機や大根収穫機などであってもよい。 (2)パネル支持体Bとしては、ボックス部32から右
外側方に向けて延出するアーム部34が一体形成された
ものであってもよい。 (3)パネル支持体Bを、ボックス部32における後壁
の全域又は略全域に中空部分37を有するように形成し
て、運転者の寄り掛かりに起因してメータパネル9に掛
かる荷重をより効果的に減少できるようにしてもよい。 (4)パネル支持体Bとして樹脂製の射出成形品を採用
するようにしてもよい。 (5)フロントパネル11としては、壁体Aにパネル支
持体Bを一体形成して構成されたものであってもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】自脱形コンバインの全体側面図
【図2】ボックス部の形状を示す搭乗運転部の平面図
【図3】搭乗運転部の縦断背面図
【図4】(イ)フロントパネルの分解正面図 (ロ)フロントパネルの正面図
【図5】(イ)フロントパネルの分解斜視図 (ロ)フロントパネルの斜視図
【図6】(イ)フロントパネルの縦断側面図 (ロ)フロントパネルの分解縦断側面図
【図7】フロントパネルの横断平面図
【図8】パネル支持体の展開表面図
【図9】パネル支持体の展開裏面図
【図10】(イ)パネル支持体の展開側面図 (ロ)パネル支持体の側面図
【図11】(イ)パネル支持体の展開縦断側面図 (ロ)パネル支持体の縦断側面図
【図12】パネル支持体の上カバー体と下カバー体の連
結部を示す縦断側面図
【図13】パネル支持体の脚部の横断平面図
【図14】コンビネーションスイッチの配置を示す要部
の平面図
【図15】コンビネーションスイッチの別の配置を示す
要部の平面図
【符号の説明】
7 搭乗運転部 9 メータパネル 11 フロントパネル 32 ボックス部 34 アーム部 B パネル支持体
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 宮野 良實 大阪府堺市石津北町64番地 株式会社クボ タ堺製造所内 (72)発明者 尾崎 徳宗 大阪府堺市石津北町64番地 株式会社クボ タ堺製造所内 (72)発明者 冨永 俊夫 大阪府堺市石津北町64番地 株式会社クボ タ堺製造所内 (72)発明者 中村 国祐 大阪府堺市石津北町64番地 株式会社クボ タ堺製造所内 (72)発明者 林 茂幸 大阪府堺市石津北町64番地 株式会社クボ タ堺製造所内 Fターム(参考) 2B074 AA01 AB01 AC02 BA06 CA01 CE01 DA01 DA03 DA05 DA06 DE03 DE05 2B076 BA05 CD03

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 メータパネルを備えたフロントパネルを
    搭乗運転部に立設してある収穫作業機のフロントパネル
    構造であって、 前記フロントパネルの上部に、前記メータパネルを収納
    するボックス部と、そのボックス部から左右方向に向け
    て延出するアーム部とが一体形成されたアーチ状の樹脂
    成形品からなるパネル支持体を装備し、前記ボックス部
    を、その後部側ほど横幅が狭くなる運転者に対して逆向
    きの台形形状に形成してある収穫作業機のフロントパネ
    ル構造。
  2. 【請求項2】 前記パネル支持体をブロー成形してある
    請求項1記載の収穫作業機のフロントパネル構造。
JP2001099652A 2001-03-30 2001-03-30 収穫作業機のフロントパネル構造 Expired - Lifetime JP4831878B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001099652A JP4831878B2 (ja) 2001-03-30 2001-03-30 収穫作業機のフロントパネル構造

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001099652A JP4831878B2 (ja) 2001-03-30 2001-03-30 収穫作業機のフロントパネル構造

Related Child Applications (2)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2009261167A Division JP4838344B2 (ja) 2009-11-16 2009-11-16 収穫作業機のフロントパネル構造
JP2011115734A Division JP5559741B2 (ja) 2011-05-24 2011-05-24 収穫作業機のフロントパネル構造

Publications (3)

Publication Number Publication Date
JP2002291320A true JP2002291320A (ja) 2002-10-08
JP2002291320A5 JP2002291320A5 (ja) 2008-06-19
JP4831878B2 JP4831878B2 (ja) 2011-12-07

Family

ID=18953171

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001099652A Expired - Lifetime JP4831878B2 (ja) 2001-03-30 2001-03-30 収穫作業機のフロントパネル構造

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4831878B2 (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005013140A (ja) * 2003-06-27 2005-01-20 Iseki & Co Ltd コンバインの操縦部
JP2007116986A (ja) * 2005-10-27 2007-05-17 Yanmar Co Ltd コンバインの運転操作部
JP2007236218A (ja) * 2006-03-06 2007-09-20 Mitsubishi Agricult Mach Co Ltd 作業車に設ける制御装置の配置構造
JP2017093333A (ja) * 2015-11-20 2017-06-01 三菱マヒンドラ農機株式会社 作業車両の操縦部

Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0521627U (ja) * 1991-08-30 1993-03-23 三菱農機株式会社 コンバインの操作装置
JPH0525990Y2 (ja) * 1985-09-12 1993-06-30
JPH09205852A (ja) * 1996-02-02 1997-08-12 Kubota Corp コンバインの操縦塔構造
JP2000236736A (ja) * 1999-02-23 2000-09-05 Kubota Corp コンバインの運転部構造
JP2000279021A (ja) * 1999-03-30 2000-10-10 Kubota Corp 収穫機の運転部構造
JP2000324934A (ja) * 1999-05-19 2000-11-28 Kubota Corp 収穫機の運転部構造

Patent Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0525990Y2 (ja) * 1985-09-12 1993-06-30
JPH0521627U (ja) * 1991-08-30 1993-03-23 三菱農機株式会社 コンバインの操作装置
JPH09205852A (ja) * 1996-02-02 1997-08-12 Kubota Corp コンバインの操縦塔構造
JP2000236736A (ja) * 1999-02-23 2000-09-05 Kubota Corp コンバインの運転部構造
JP2000279021A (ja) * 1999-03-30 2000-10-10 Kubota Corp 収穫機の運転部構造
JP2000324934A (ja) * 1999-05-19 2000-11-28 Kubota Corp 収穫機の運転部構造

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005013140A (ja) * 2003-06-27 2005-01-20 Iseki & Co Ltd コンバインの操縦部
JP2007116986A (ja) * 2005-10-27 2007-05-17 Yanmar Co Ltd コンバインの運転操作部
JP2007236218A (ja) * 2006-03-06 2007-09-20 Mitsubishi Agricult Mach Co Ltd 作業車に設ける制御装置の配置構造
JP2017093333A (ja) * 2015-11-20 2017-06-01 三菱マヒンドラ農機株式会社 作業車両の操縦部

Also Published As

Publication number Publication date
JP4831878B2 (ja) 2011-12-07

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5559741B2 (ja) 収穫作業機のフロントパネル構造
JP2002291320A (ja) 収穫作業機のフロントパネル構造
KR100336905B1 (ko) 수확기의 운전부 구조
JP5739137B2 (ja) 普通型コンバイン
JP4838344B2 (ja) 収穫作業機のフロントパネル構造
JP4917405B2 (ja) コンバイン
JP2013021930A (ja) コンバイン
JP5940030B2 (ja) 収穫作業機のフロントパネル構造
JP2002264841A (ja) 作業機のフロントパネル構造
JP2010029221A5 (ja)
JP2007054006A (ja) 作業車両
JP2018033385A (ja) コンバイン
JP6811687B2 (ja) コンバイン
JP4904790B2 (ja) コンバイン
CN108471710B (zh) 联合收割机
JP2007236336A (ja) コンバイン
JP2002264695A (ja) 作業機のフロントパネル構造
JP6991261B2 (ja) コンバイン
JP2017175950A (ja) 自脱型コンバイン
JP2002253033A (ja) コンバインのフロントパネル構造
JP6614515B2 (ja) コンバイン
CN108781768B (zh) 操纵部构造
JP6673872B2 (ja) コンバイン
JP2002264840A (ja) 作業機のフロントパネル構造
JP2002037140A (ja) 作業機の運転部構造

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20080328

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20080430

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20090911

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20090917

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20091116

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20100527

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20100723

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20110224

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20110524

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821

Effective date: 20110524

A911 Transfer to examiner for re-examination before appeal (zenchi)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911

Effective date: 20110614

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20110901

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20110920

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4831878

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140930

Year of fee payment: 3

EXPY Cancellation because of completion of term