JP7190969B2 - 収穫機 - Google Patents

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本発明は、収穫機に関する。
従来、収穫機として、例えば、特許文献1に記載の収穫機が知られている。特許文献1には、刈取穀稈を脱穀装置(文献では「脱穀装置〔15〕」)に向けて搬送する搬送装置(文献では「フィーダ〔24〕」)と、搬送装置の左右方向側方に設けられ、運転座席(文献では「運転座席〔27〕」)と、運転座席に対して左右方向で搬送装置側に設けられるサイドパネルと、を有する運転部(文献では「運転部〔18〕」)と、運転部の下方に設けられ、エンジン(文献では「エンジン〔E〕」)と、エンジンの排気ガスを浄化処理する排気浄化装置(文献では「排気処理装置〔33〕」)と、を有する原動部(文献では「原動部〔19〕」)と、が備えられている収穫機が開示されている。
特開2015-132186号公報
特許文献1に記載の作業機では、排気浄化装置に対して搬送装置側の側方(左方)に、側壁〔28a〕が設けられている。このため、排気浄化装置のメンテナンスを行う際に、排気浄化装置の着脱を行うことが困難である。
上記状況に鑑み、排気浄化装置のメンテナンスを行う際に、排気浄化装置を容易に着脱可能な収穫機が要望されている。
本発明の特徴は、刈取穀稈を脱穀装置に向けて搬送する搬送装置と、前記搬送装置の左右方向側方に設けられ、運転座席と、前記運転座席に対して左右方向で前記搬送装置側の側方に設けられるサイドパネルと、を有する運転部と、前記運転部の下方に設けられ、エンジンと、前記エンジンの排気ガスを浄化処理する排気浄化装置と、を有する原動部と、が備えられている収穫機であって、前記サイドパネルに、前記サイドパネルの上部に設けられるパネル体と、前記パネル体を支持するフレーム体と、が備えられ、前記排気浄化装置は、前記パネル体の下方で前記エンジンの上方に配置され、前記フレーム体のうち左右方向で前記搬送装置側の側部に、開口が形成され、前記開口を通して前記排気浄化装置を着脱可能に構成されていることにある。
本特徴構成によれば、排気浄化装置のメンテナンスを行う際に、フレーム体のうち左右方向で搬送装置側の側部に対して左右方向で搬送装置側の側方から、開口を通して排気浄化装置を着脱することができる。すなわち、排排気浄化装置のメンテナンスを行う際に、排気浄化装置を容易に着脱可能な収穫機を実現することができる。
さらに、本発明において、前記フレーム体に、上部フレームと、下部フレームと、が備えられ、前記開口は、前記上部フレームと前記下部フレームとを上下方向に離間させることで形成された隙間によって構成されていると好適である。
本特徴構成によれば、上部フレームと下部フレームとの上下方向の間隔を利用して開口を容易に形成することができる。
さらに、本発明において、前記下部フレームは、平面視で前記下部フレームの前部が前記排気浄化装置の前方に入り込むようにクランクする形状に形成され、前記下部フレームのクランク部分の上面に、前記排気浄化装置を着脱する際に前記排気浄化装置を載置可能な載置面が形成されていると好適である。
本特徴構成によれば、下部フレームにおけるクランク部分であれば、載置面の左右方向の範囲が広くなる。これにより、排気浄化装置を着脱する際に、排気浄化装置を安定した状態で載置することができる。
さらに、本発明において、前記フレーム体に、前記フレーム体の前記側部に設けられ、前記上部フレームと前記下部フレームとに亘る側板と、前記側板に沿う状態で設けられ、前記上部フレームと前記下部フレームとに亘って上下方向に沿って延びる縦フレームと、が備えられ、前記側板及び前記縦フレームは、前記上部フレーム及び前記下部フレームに対して着脱可能に構成されていると好適である。
本特徴構成によれば、藁屑等の塵埃が開口から原動部に侵入しないように、開口を側板によって覆うと共に、側板、上部フレーム及び下部フレームを縦フレームによって補強することができる。また、側板及び縦フレームを取り外すことにより、開口を通して排気浄化装置を着脱する際に、側板及び縦フレームが邪魔になることがない。
さらに、本発明において、前記側板に、前記排気浄化装置から延び出る排気管が挿通される挿通部が形成され、前記排気管のうち前記挿通部に挿通されている部分を覆う排気管カバー部材が備えられ、前記排気管カバー部材は、前記側板に左右方向で前記搬送装置側から取り付けられ、かつ、前記側板に対して着脱可能に構成されていると好適である。
本特徴構成によれば、排気管のうち挿通部に挿通されている部分を排気管カバー部材によって保護することができる。また、排気管カバー部材を取り外すことにより、側板を取り外す際に、排気管カバー部材が邪魔になることがない。
さらに、本発明において、前記サイドパネルの上部から左右方向で前記搬送装置側の側方に向かって延び出るカバー部材が備えられ、前記カバー部材は、前記側板に左右方向で前記搬送装置側から取り付けられ、かつ、前記側板に対して着脱可能に構成されていると好適である。
本特徴構成によれば、原動部の熱気や騒音がサイドパネルを超えて運転部に回り込もうとしても、カバー部材によって遮られることになる。これにより、原動部の熱気や騒音がサイドパネルを超えて運転部に回り込み難くなる。また、カバー部材を取り外すことにより、側板を取り外す際に、カバー部材が邪魔になることがない。
さらに、本発明において、前記フレーム体の前記側部に、作業灯が設けられ、前記作業灯を支持するステーが、前記側板に左右方向で前記搬送装置側から取り付けられ、かつ、前記側板に対して着脱可能に構成されていると好適である。
本特徴構成によれば、ステーを取り外すことにより、側板を取り外す際に、ステーが邪魔になることがない。
コンバインを示す右側面図である。 コンバインを示す平面図である。 運転部及び原動部を示す左側面図である。 運転部を示す平面図である。 運転部を示す左側面図である。 図4におけるVI-VI断面図である。 側板等を取り外した状態を示す左側面図である。 排気浄化装置を取り外す状態を示す背面断面図である。
本発明を実施するための形態について、図面に基づき説明する。なお、以下の説明では、矢印Fの方向を「機体の前方」、矢印Bの方向を「機体の後方」、矢印Lの方向を「機体の左方」、矢印Rの方向を「機体の右方」とする。
〔コンバインの全体構成〕
図1及び図2には、全稈投入型コンバイン(本発明に係る「収穫機」に相当)を示している。本コンバインには、走行機体1が備えられている。走行機体1には、機体フレーム2と、クローラ走行装置3と、が備えられている。走行機体1の前方には、植立穀稈を刈り取る刈取部4が設けられている。刈取部4には、植立穀稈を掻き込む掻込リール5と、植立穀稈を切断する刈刃6と、刈取穀稈を掻き込む掻込オーガ7と、が備えられている。
刈取穀稈の全稈を脱穀処理する脱穀装置8が設けられている。刈取部4と脱穀装置8とに亘って、刈取穀稈を脱穀装置8に向けて搬送するフィーダ9(本発明に係る「搬送装置」に相当)が設けられている。脱穀装置8の右方には、脱穀処理によって得られた穀粒を貯留する穀粒タンク10が設けられている。穀粒タンク10内の穀粒を排出する穀粒排出装置11が設けられている。
フィーダ9の左右方向側方(右方)において、穀粒タンク10の前方には、運転部12が設けられている。運転部12の下方には、原動部13が設けられている。原動部13には、エンジンEと、エンジンEの排気ガスを浄化処理する排気浄化装置14と、が備えられている。排気浄化装置14には、DPF(Diesel Particulate Filter)が備えられている。排気浄化装置14からは、排気管15が後上方に向かって延び出ている。排気管15は、運転部12及び穀粒タンク10と脱穀装置8との間を通って機体後部まで延びている。排気管15の上方には、ステップ16が設けられている。
〔運転部〕
図3から図6に示すように、運転部12には、運転座席17と、平面視で略L字形状の操作パネル18と、が備えられている。操作パネル18には、運転座席17の前方に設けられるフロントパネル19と、運転座席17に対して左右方向でフィーダ9側の側方(左方)に設けられるサイドパネル20と、が備えられている。フロントパネル19には、メータパネル21、操作表示ユニット22、操向操作レバー23及びコンビネーションスイッチ24が設けられている。サイドパネル20には、主変速操作レバー25、副変速操作レバー26及びクラッチ操作レバー27が設けられている。サイドパネル20には、サイドパネル20の上部に設けられるパネル体28と、パネル体28を支持するフレーム体29と、が備えられている。
〔排気浄化装置〕
排気浄化装置14は、その長手方向が前後方向に沿う状態でパネル体28の下方でエンジンEの上方に配置されている。排気浄化装置14は、エンジンEの上部に載置支持されている。排気浄化装置14は、前後のステー30を介してエンジンEの上部に連結され、かつ、エンジンEに対して着脱可能に構成されている。ステー30は、排気浄化装置14の下部にボルト固定され、かつ、エンジンEの上部にボルト固定されている。
排気浄化装置14には、排気入口部14aと、排気出口部14bと、が備えられている。排気浄化装置14の排気入口部14aは、エンジンEの排気出口部Eaにボルト固定されている。排気浄化装置14の排気出口部14bは、排気浄化装置14の左側部における後側部分に設けられている。
〔排気管〕
排気管15には、排気浄化装置14の排気出口部14bに接続される接続管部32と、接続管部32から後上方に向かって延び出る本体管部33と、が備えられている。接続管部32は、排気浄化装置14の排気出口部14bにボルト固定されている。排気管15には、排気ガスの温度を低減するべく、排気管15の内部に外気を導入する外気導入部15aが備えられている。
〔フレーム体〕
フレーム体29には、上部フレーム35と、下部フレーム36と、側板37と、縦フレーム38と、が備えられている。フレーム体29の前端部は、前支柱39に支持されている。フレーム体29の後端部は、後支柱40に支持されている。フレーム体29の前後中間部は、中支柱41に支持されている。前支柱39、後支柱40及び中支柱41は、機体フレーム2に立設されている。フレーム体29の内部において、排気浄化装置14の前方には、フレーム体29の内部を前後に仕切る仕切壁42が設けられている。上部フレーム35には、パネル体28を載置支持する天板部35aと、天板部35aの左縁部から垂れ下がる縦壁部35bと、が備えられている。
〔下部フレーム〕
下部フレーム36は、前支柱39と後支柱40とに亘って側面視で前後方向に沿って延びている。下部フレーム36は、上部フレーム35よりも下側の高さ位置(具体的には、排気浄化装置14の下端よりも下側の高さ位置)において、上部フレーム35に対して上下方向に間隔をあけて配置されている。
下部フレーム36は、平面視で下部フレーム36の前部が排気浄化装置14の前方に入り込むようにクランクする形状に形成されている。下部フレーム36のクランク部分36aは、平面視で排気浄化装置14の前左角部に対応する位置に位置している。下部フレーム36のクランク部分36aの上面に、排気浄化装置14を着脱する際に排気浄化装置14を載置可能な載置面Sが形成されている。
下部フレーム36の前端部は、前支柱39に連結されている。下部フレーム36の前端部には、ステー36bが設けられている。前支柱39には、ステー39aが設けられている。ステー36bは、ステー39aにボルト43によって固定されている。
下部フレーム36の後端部は、後支柱40に連結されている。下部フレーム36の後端部には、ステー36cが設けられている。後支柱40には、ステー40aが設けられている。ステー36cは、ステー40aにボルト43によって固定されている。
下部フレーム36の前後中間部は、中支柱41に連結されている。下部フレーム36の前後中間部には、ステー36dが設けられている。中支柱41には、ステー41aが設けられている。ステー36dは、ステー41aにボルト43によって固定されている。
〔側板〕
側板37は、フレーム体29のうち左右方向でフィーダ9側の側部(左側部)に設けられている。側板37は、上下方向で上部フレーム35と下部フレーム36とに亘っており、かつ、前後方向で下部フレーム36の前端部と下部フレーム36の後端部とに亘っている。側板37は、上部フレーム35及び下部フレーム36に対して着脱可能に構成されている。
側板37は、下部フレーム36のクランク部分36aに沿ってクランクする形状に形成されている。側板37は、下部フレーム36のクランク部分36aよりもやや後側の位置(排気浄化装置14の前端よりもやや後側の位置)において、前側板部44と後側板部45とに分割(前後二分割)可能に構成されている。図4及び図5では、前側板部44の範囲(前後方向)をW1、後側板部45の範囲(前後方向)をW2で示している。前側板部44の後部は、下部フレーム36のクランク部分36aに沿ってクランクする形状に形成されている。前側板部44及び後側板部45は、後側板部45の前縁部が前側板部44の後縁部に対して左側から重ね合わされた状態で上部フレーム35及び下部フレーム36にボルト固定されている。
前側板部44は、縦壁部35bにボルト46(四箇所)によって固定され、かつ、下部フレーム36にボルト46(四箇所)によって固定されている。前側板部44は、縦壁部35b及び下部フレーム36に対して左側から重ね合わされた状態でこれらにボルト固定されている。下部フレーム36には、前側板部44が連結されるステー47が設けられている。前側板部44は、ステー47にボルト46によって固定されている。
後側板部45は、縦壁部35bにボルト46(二箇所)によって固定され、かつ、下部フレーム36にボルト46(二箇所)によって固定されている。後側板部45は、縦壁部35b及び下部フレーム36に対して左側から重ね合わされた状態でこれらにボルト固定されている。下部フレーム36には、後側板37が連結されるステー47が設けられている。後側板37は、ステー47にボルト46によって固定されている。後側板部45の後部には、接続管部32が挿通される挿通部45aが形成されている。挿通部45aは、後方に向かって開口する切り欠き部によって構成されている。
〔縦フレーム〕
縦フレーム38は、側板37の左側面に沿う状態で設けられている。縦フレーム38は、上部フレーム35と下部フレーム36とに亘って上下方向に沿って延びている。縦フレーム38は、上部フレーム35及び下部フレーム36に対して着脱可能に構成されている。縦フレーム38は、前側板部44の後縁部に対して左側から重ね合わされた状態で上部フレーム35及び下部フレーム36にボルト固定されている。
縦フレーム38の上端部は、縦壁部35bに前側板部44と共にボルト48によって固定されている。縦フレーム38の下端部は、下部フレーム36にボルト48によって固定されている。下部フレーム36には、縦フレーム38の下端部が連結されるステー49が設けられている。縦フレーム38の下端部は、ステー49にボルト48によって固定されている。
〔排気管カバー部材〕
接続管部32のうち後側板部45の挿通部45aに挿通されている部分(接続管部32)を覆う排気管カバー部材50が設けられている。排気管カバー部材50は、接続管部32に対応する高さ位置とステップ16の前端部に対応する高さ位置とに亘る程度の高さを有している。排気管カバー部材50は、ステップ16の前端部の下方に入り込んでいる。排気管カバー部材50には、前下がりに傾斜する傾斜面部50aが備えられている。排気管カバー部材50は、運転部12の後壁12aに前側から取り付けられ、かつ、後側板部45に左右方向でフィーダ9側(左側)から取り付けられ、かつ、運転部12の後壁12a及び後側板部45に対して着脱可能に構成されている。
排気管カバー部材50は、運転部12の後壁12aにボルト51(二箇所)によって固定されている。排気管カバー部材50は、後側板部45にボルト51によって固定されている。後側板部45には、排気管カバー部材50が連結されるステー52が設けられている。排気管カバー部材50は、ステー52にボルト51によって固定されている。
〔カバー部材〕
天板部35aの上面から左方に向かって延び出るカバー部材53が設けられている。カバー部材53は、パネル体28に対して左側の隣り合う位置に設けられている。カバー部材53は、パネル体28の前端部とパネル体28の後端部とに亘る程度の前後長さを有している。カバー部材53は、排気管カバー部材50及びステップ16と平面視で重複する位置まで後方に向かって延びている。カバー部材53の内側面には、吸音材(図示省略)が貼り付けられている。カバー部材53は、上部フレーム35及び後側板部45に左側から取り付けられ、かつ、ステップ16に対して上側から取り付けられ、かつ、上部フレーム35、後側板部45及びステップ16に対して着脱可能に構成されている。
カバー部材53には、天板部35aの上面から上方に向かって立ち上がる立ち上がり部53Aと、立ち上がり部53Aの上端部から左方に向かって張り出す張り出し部53Bと、が備えられている。立ち上がり部53Aは、前後方向視で上端ほどパネル体28に近付くように傾斜している。張り出し部53Bには、立ち上がり部53Aの上端部から左上がりの傾斜状に延び出る傾斜部53Baと、傾斜部53Baの上端部から左方に向かって水平状に延び出る水平部53Bbと、が備えられている。水平部53Bbの後端部は、ステップ16の前端部に対して上側から重ね合わされた状態でステップ16の前端部にボルト54(二箇所)によって固定されている。
カバー部材53には、パネル体28に向かって突出する突出部Pが設けられている。突出部Pは、立ち上がり部53Aの上端部と傾斜部53Baの下端部との角部によって構成されている。突出部Pの下方には、パネル体28の左側部が入り込んでいる。
立ち上がり部53Aと天板部35aの上面とに亘ってステー55が設けられている。立ち上がり部53Aと天板部35aの上面とがステー55を介して連結されている。ステー55は、立ち上がり部53Aの前部、立ち上がり部53Aの後部及び立ち上がり部53Aの前後中間部に夫々設けられている。ステー55には、立ち上がり部53Aに取り付けられる取り付け部55aと、天板部35aの上面に取り付けられる取り付け部55bと、が備えられている。取り付け部55aは、立ち上がり部53Aに溶接固定されている。取り付け部55bは、縦壁部35bにボルト60によって固定されている。三本のボルト60のうち最も後側のボルト60は、取り付け部55bを後側板部45と共に縦壁部35bに固定している。
〔作業灯の支持構造〕
フレーム体29の左側部には、作業灯56が設けられている。作業灯56は、ステー57を介してフレーム体29の左側部に支持されている。ステー57は、上部フレーム35及び前側板部44に左側から取り付けられ、かつ、上部フレーム35及び前側板部44に対して着脱可能に構成されている。ステー57は、縦壁部35bにボルト46、58、59によって固定され、かつ、前側板部44にボルト46によって固定されている。ボルト46は、ステー57を前側板部44と共に縦壁部35bに固定している。前側板部44の上縁部のうちボルト59に対応する部分には、上方に向かって開口する切り欠き部44aが形成されている。これにより、ボルト59を抜かなくても、前側板部44を取り外すことができる。
〔開口〕
図7及び図8に示すように、フレーム体29のうち左右方向でフィーダ9側の側部(左側部)には、開口Oが形成されている。側板37(前側板部44、後側板部45)、縦フレーム38、排気管カバー部材50及びカバー部材53を取り外すことにより、開口Oが現れることになる。排気浄化装置14のメンテナンスを行う際に、フレーム体29の左側部の左方から、開口Oを通して排気浄化装置14を着脱することができる。
開口Oは、上部フレーム35と下部フレーム36とを上下方向に離間させることで形成された隙間によって構成されている。開口Oの上端(縦壁部35bの下端)は、排気浄化装置14の上端よりも上側の高さ位置に位置している。開口Oの下端(下部フレーム36の上端)は、排気浄化装置14の下端よりも下側の高さ位置に位置している。開口Oの上下方向の範囲は、排気浄化装置14の高さよりも大きく形成されている。開口Oの後側部分における上下方向の範囲は、開口Oの前側部分における上下方向の開口範囲よりも大きく形成されている。
〔別実施形態〕
(1)上記実施形態では、開口Oは、上部フレーム35と下部フレーム36とを上下方向に離間させることで形成された隙間によって構成されている。しかし、開口Oは、上記実施形態に係る構成に限定されるものではない。例えば、開口Oは、側板37に形成された開口によって構成されていてもよい。
(2)上記実施形態では、前側板部44及び後側板45等を取り外すことにより、開口Oを通して排気浄化装置14を着脱することができる。しかし、例えば、前側板部44の前後長を短くし、かつ、後側板部45の前後長を長くして、後側板部45を取り外すことによって現れる開口を通して排気浄化装置14を着脱するように構成されていてもよい。
(3)上記実施形態では、側板37は、前後二分割可能に構成されている。しかし、側板37は、前後三分割以上可能に構成されていてもよい。あるいは、側板37は、分割不能に構成されていてもよい。
(4)上記実施形態では、下部フレーム36は、平面視で下部フレーム36の前部が排気浄化装置14の前方に入り込むようにクランクする形状に形成されている。しかし、下部フレーム36は、平面視で前後方向に沿って直線状に延びる形状に形成されていてもよい。
(5)上記実施形態では、挿通部45aは、後方に向かって開口する切り欠き部によって構成されている。しかし、挿通部45aは、孔(例えば、丸孔等)によって構成されていてもよい。
(6)上記実施形態では、フレーム体29に、縦フレーム38が備えられている。しかし、フレーム体29に、縦フレーム38が備えられていなくてもよい。
(7)上記実施形態では、排気管カバー部材50が設けられている。しかし、排気管カバー部材50が設けられていなくてもよい。
(8)上記実施形態では、カバー部材53が設けられている。しかし、カバー部材53が設けられていなくてもよい。
(9)上記実施形態では、ステー57が取り付けられた状態のままで側板37が取り外されている。しかし、側板37が取り外される前にステー57が取り外されていてもよい。
(10)上記実施形態では、ステー57が設けられている。しかし、ステー57が設けられていなくてもよい。
本発明は、全稈投入型コンバインの他、自脱型コンバイン、トウモロコシ収穫機にも利用可能である。
8 脱穀装置
9 フィーダ(搬送装置)
12 運転部
13 原動部
14 排気浄化装置
15 排気管
17 運転座席
20 サイドパネル
28 パネル体
29 フレーム体
35 上部フレーム
36 下部フレーム
36a クランク部分
37 側板
38 縦フレーム
45a 挿通部
50 排気管カバー部材
53 カバー部材
56 作業灯
57 ステー
E エンジン
O 開口
S 載置面

Claims (7)

  1. 刈取穀稈を脱穀装置に向けて搬送する搬送装置と、
    前記搬送装置の左右方向側方に設けられ、運転座席と、前記運転座席に対して左右方向で前記搬送装置側の側方に設けられるサイドパネルと、を有する運転部と、
    前記運転部の下方に設けられ、エンジンと、前記エンジンの排気ガスを浄化処理する排気浄化装置と、を有する原動部と、が備えられている収穫機であって、
    前記サイドパネルに、前記サイドパネルの上部に設けられるパネル体と、前記パネル体を支持するフレーム体と、が備えられ、
    前記排気浄化装置は、前記パネル体の下方で前記エンジンの上方に配置され、
    前記フレーム体のうち左右方向で前記搬送装置側の側部に、開口が形成され、
    前記開口を通して前記排気浄化装置を着脱可能に構成されている収穫機。
  2. 前記フレーム体に、上部フレームと、下部フレームと、が備えられ、
    前記開口は、前記上部フレームと前記下部フレームとを上下方向に離間させることで形成された隙間によって構成されている請求項1に記載の収穫機。
  3. 前記下部フレームは、平面視で前記下部フレームの前部が前記排気浄化装置の前方に入り込むようにクランクする形状に形成され、
    前記下部フレームのクランク部分の上面に、前記排気浄化装置を着脱する際に前記排気浄化装置を載置可能な載置面が形成されている請求項2に記載の収穫機。
  4. 前記フレーム体に、前記フレーム体の前記側部に設けられ、前記上部フレームと前記下部フレームとに亘る側板と、前記側板に沿う状態で設けられ、前記上部フレームと前記下部フレームとに亘って上下方向に沿って延びる縦フレームと、が備えられ、
    前記側板及び前記縦フレームは、前記上部フレーム及び前記下部フレームに対して着脱可能に構成されている請求項2又は3に記載の収穫機。
  5. 前記側板に、前記排気浄化装置から延び出る排気管が挿通される挿通部が形成され、
    前記排気管のうち前記挿通部に挿通されている部分を覆う排気管カバー部材が備えられ、
    前記排気管カバー部材は、前記側板に左右方向で前記搬送装置側から取り付けられ、かつ、前記側板に対して着脱可能に構成されている請求項4に記載の収穫機。
  6. 前記サイドパネルの上部から左右方向で前記搬送装置側の側方に向かって延び出るカバー部材が備えられ、
    前記カバー部材は、前記側板に左右方向で前記搬送装置側から取り付けられ、かつ、前記側板に対して着脱可能に構成されている請求項4又は5に記載の収穫機。
  7. 前記フレーム体の前記側部に、作業灯が設けられ、
    前記作業灯を支持するステーが、前記側板に左右方向で前記搬送装置側から取り付けられ、かつ、前記側板に対して着脱可能に構成されている請求項4から6の何れか一項に記載の収穫機。
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