JP7368339B2 - コンバイン - Google Patents

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Description

本発明は、コンバインに関する。
従来、コンバインとして、例えば、特許文献1に記載のコンバインが知られている。特許文献1に記載のコンバインには、刈取穀稈を脱穀処理する脱穀装置(文献では「脱穀装置〔4〕」)と、脱穀装置と横並びに設けられ、脱穀処理後の穀粒を貯留する穀粒貯留部(文献では「穀粒貯留部〔5〕」)と、脱穀装置と穀粒貯留部との間を通され、エンジン(文献では「エンジン〔6〕」)の排気を機体外部に排出する排気管(文献では「排気管〔28〕」)と、脱穀装置と穀粒貯留部との間における排気管の上方に設けられる作業台(文献では「作業台〔32〕」)と、が備えられている。作業台は、穀粒貯留部のフレーム(文献では「ホッパー支持フレーム〔24〕」)に支持されている。
特開2020-103057号公報
特許文献1に記載のコンバインでは、穀粒貯留部のフレームを、作業台を支持するのに適した構造に構成する必要があるため、穀粒貯留部のフレームの構造が複雑化することになり易い。
上記状況に鑑み、作業台を簡易な構造で支持することが可能なコンバインが要望されている。
本発明の特徴は、刈取穀稈を脱穀処理する脱穀装置と、前記脱穀装置と横並びに設けられ、脱穀処理後の穀粒を貯留する穀粒貯留部と、前記脱穀装置と前記穀粒貯留部との間を通され、エンジンの排気を機体外部に排出する排気管と、前記排気管の上方に設けられる作業台と、を備え、前記作業台は、前記排気管に支持されていることにある。
本特徴構成によれば、排気管を支持する部材として排気管を利用することができる。すなわち、作業台を簡易な構造で支持することが可能なコンバインを実現することができる。
さらに、本発明において、前記排気管の下部に、第一支持部材が取り付けられ、前記排気管の上部に、第二支持部材が取り付けられ、前記排気管は、前記第一支持部材を介して前記脱穀装置に支持され、前記作業台は、前記第二支持部材を介して前記排気管に支持されていると好適である。
ここで、脱穀装置は、剛性の高い構造体である。本特徴構成によれば、排気管が第一支持部材を介して脱穀装置に支持され、かつ、作業台が第二支持部材及び排気管を介して脱穀装置に支持されることになる。これにより、排気管及び作業台をしっかりと支持することができる。
さらに、本発明において、前記第一支持部材と前記第二支持部材とは、機体前後方向で異なる位置に設けられていると好適である。
本特徴構成によれば、作業者が作業台に乗った際に、排気管における第一支持部材及び第二支持部材の各取り付け箇所に作用する荷重が機体前後方向に分散することになる。これにより、排気管にかかる負荷を軽減することができる。
さらに、本発明において、前記第一支持部材は、機体前後方向に間隔をあけて複数設けられ、前記第二支持部材は、機体前後方向に間隔をあけて複数設けられ、複数の前記第二支持部材のうち少なくとも一つは、機体前後方向で複数の前記第一支持部材の間に配置されていると好適である。
本特徴構成によれば、排気管が複数の第一支持部材を介して脱穀装置に支持され、かつ、作業台が複数の第二支持部材を介して排気管に支持されることになる。これにより、排気管及び作業台を一層しっかりと支持することができる。また、作業者が作業台に乗った際に、作業台から第二支持部材を介して荷重が作用する排気管が、第二支持部材に対して前後両側から第一支持部材によって支持されることになる。これにより、排気管を機体前後方向にバランスの良い状態で支持することができる。
さらに、本発明において、前記排気管は、二重管部材によって構成され、前記第二支持部材に、前記作業台が載置される載置部が設けられていると好適である。
本特徴構成によれば、二重管部材によって排気管の外周の表面温度の低減を図ることができる。また、作業台が載置部に載置された状態で第二支持部材に支持されることになる。これにより、作業台をしっかりと支持することができる。
さらに、本発明において、前記第二支持部材は、前記排気管の横断面方向に幅広の部材によってと好適である。
本特徴構成によれば、載置部が排気管の横断面方向に幅広になる。これにより、作業台を一層しっかりと支持することができる。
さらに、本発明において、前記排気管は、排気方向において、複数の排気管部材に分割されて構成され、前記複数の排気管部材のうち排気方向に隣り合う排気管部材同士の間に、外気を前記排気管の内部に導入する外気導入部が形成され、前記作業台は、前記外気導入部よりも後側において、前記第二支持部材を介して前記排気管に支持され、かつ、前記外気導入部よりも前側において、第三支持部材を介して前記脱穀装置に支持されていると好適である。
本特徴構成によれば、外気が外気導入部から排気管の内部に導入されることにより、排気温度の低減を図ることができる。また、外気導入部が作業台のうち第二支持部材と第三支持部材との間の部分によって上方から覆われることになる。これにより、塵埃が外気導入部から排気管の内部に侵入し難くすることができる。
さらに、本発明において、前記穀粒貯留部と前記排気管との間に、前記排気管を横方から覆うカバー部材が前記作業台から下方に向かって延びる状態で設けられ、前記カバー部材は、前記作業台及び前記第一支持部材に支持されていると好適である。
本特徴構成によれば、排気管がカバー部材によって穀粒貯留部側の横方から覆われていることになる。これにより、排気管の熱を穀粒貯留部に伝わり難くすることができる。また、カバー部材を支持する部材として作業台及び第一支持部材を利用することができる。
さらに、本発明において、前記排気管は、二重管部材によって構成され、前記作業台は、前記排気管に支持されると共に、前記脱穀装置のうち前記穀粒貯留部側の横側部から前記穀粒貯留部側に張り出す状態で前記脱穀装置に支持され、前記作業台のうち前記穀粒貯留部側の端部に、補強部材が機体前後方向に沿って延びる状態で設けられていると好適である。
本特徴構成によれば、二重管部材によって排気管の外周の表面温度の低減を図ることができる。また、補強部材によって作業台のうち穀粒貯留部側の端部の強度を向上させることができる。
さらに、本発明において、前記穀粒貯留部と前記排気管との間に、前記排気管を横方から覆うカバー部材が前記作業台から下方に向かって延びる状態で設けられ、前記カバー部材は、前記補強部材に支持されていると好適である。
本特徴構成によれば、排気管がカバー部材によって穀粒貯留部側の横方から覆われていることになる。これにより、排気管の熱を穀粒貯留部に伝わり難くすることができる。また、カバー部材を支持する部材として補強部材を利用することができる。
さらに、本発明において、前記作業台の上面に、補強部材が設けられていると好適である。
本特徴構成によれば、補強部材によって作業台の強度を向上させることができる。
コンバインを示す右側面図である。 コンバインを示す平面図である。 脱穀装置、排気管、作業台及びカバー部材を示す右側面図である。 脱穀装置、穀粒タンク、排気管及び作業台を示す平面図である。 排気管及び作業台を示す右側面断面図である。 排気管、作業台及びカバー部材を示す左側面図である。 図6におけるVII-VII断面図である。 図6におけるVIII-VIII断面図である。 別実施形態に係る作業台を示す斜視図である。
本発明を実施するための形態について、図面に基づき説明する。なお、以下の説明では、矢印Fの方向を「機体の前方」、矢印Bの方向を「機体の後方」、矢印Lの方向を「機体の左方」、矢印Rの方向を「機体の右方」とする。
〔コンバインの全体構成〕
図1及び図2には、本発明に係る「コンバイン」としての全稈投入型コンバイン(普通型コンバイン)を示している。本コンバインには、走行機体1が備えられている。走行機体1には、機体フレーム2と、クローラ走行装置3と、が備えられている。走行機体1の前方には、植立穀稈を刈り取る刈取部4が設けられている。刈取部4には、植立穀稈を掻き込む掻込リール5と、植立穀稈を切断する刈刃6と、刈取穀稈を掻き込む掻込オーガ7と、が備えられている。
刈取穀稈の全稈を脱穀処理する脱穀装置8が設けられている。刈取部4と脱穀装置8とに亘って、刈取穀稈を脱穀装置8に向けて搬送するフィーダ9が設けられている。脱穀装置8の右方には、脱穀処理後の穀粒を貯留する穀粒タンク10(本発明に係る「穀粒貯留部」に相当)が脱穀装置8と横並びに設けられている。穀粒タンク10内の穀粒を排出する穀粒排出装置11が設けられている。
穀粒タンク10の前方には、運転者が搭乗する運転部13が設けられている。運転部13には、運転者が着座する運転座席14が備えられている。運転部13の下方には、原動部15が設けられている。
〔原動部〕
図3及び図4に示すように、原動部15には、エンジンEと、エンジンEの排気をDPF(Diesel Particulate Filter)によって浄化処理する排気浄化装置16と、が備えられている。排気浄化装置16には、前記DPFを有する本体部16Aと、排気処理後の排気を排出する尾管16Bと、が備えられている。排気浄化装置16は、本体部16Aの長手方向が機体前後方向に沿う姿勢でエンジンEの上方に配置されている。尾管16Bは、本体部16Aの左側部の後部から後上方に向かって斜めに延びている。尾管16Bには、エンジンEの排気(排気浄化装置16による排気処理後の排気)を機体外部に排出する排気管17が接続されている。
〔脱穀装置〕
脱穀装置8の上部には、扱胴18が設けられている。脱穀装置8の下部には、脱穀処理物を選別する選別部19が設けられている。選別部19には、脱穀処理物を揺動選別する揺動選別装置(図示省略)と、脱穀処理物に選別風を送風する唐箕(図示省略)と、一番物の穀粒(単粒化穀粒等)を回収する一番回収部21と、二番物の穀粒(枝梗付き穀粒等)を回収する二番回収部22と、が備えられている。脱穀装置8のうち穀粒タンク10側の横側部(右側部)には、一番物の穀粒を穀粒タンク10に向けて上方に搬送する縦搬送装置23及び二番物の穀粒を前記揺動選別装置に還元する二番還元装置24が設けられている。縦搬送装置23の上部は、連結部23a(本発明に係る「第三支持部材」に相当)を介して脱穀装置8の右側部に支持されている。
〔排気管〕
図3及び図4に示すように、排気管17は、脱穀装置8と穀粒タンク10との間を通されて排気浄化装置16から後方に向かって延びている。脱穀装置8と穀粒タンク10との間を前方からの風が流れることにより、当該風によって排気管17を冷却することができる。排気管17は、脱穀装置8の前部に対応する位置から脱穀装置8の後部に対応する位置まで延びており、かつ、脱穀装置8及び穀粒タンク10の各上端よりも下側に位置している。排気管17の後端は、穀粒タンク10の後端よりも後側に出っ張っていない。
排気管17は、排気方向において、複数の排気管部材に分割されて構成されている。本実施形態では、排気管17は、排気方向において、第一排気管部材29と第二排気管部材30とに二分割されて構成されている。すなわち、排気管17には、排気管17の排気上流側(前側)部分を構成する第一排気管部材29と、排気管17の排気下流側(後側)部分を構成する第二排気管部材30と、が備えられている。第一排気管部材29及び第二排気管部材30は、夫々、本発明に係る「排気管部材」に相当する。
図3から図5に示すように、第一排気管部材29は、第一内管31と第一外管32とを有する二重管部材によって構成されている。第一内管31及び第一外管32は、断面形状が円形(真円形又は略真円形)の管状部材によって構成されている。第一外管32は、第一内管31に対して径方向外側から径方向に間隔をあけて重なっている。第一内管31と第一外管32との間には、空気層が形成されている。第一排気管部材29には、尾管16Bから後上方に向かって斜めに延びる第一斜め部29Aと、第一斜め部29Aの後端部から後方に向かって水平(水平又は略水平)に延びる第一水平部29Bと、が備えられている。
第一斜め部29Aは、平面視で尾管16Bから後方に向かって真っ直ぐ(真っ直ぐ又は略真っ直ぐ)に延びている。第一斜め部29Aの前端部は、尾管16Bに対して径方向外側から径方向に間隔をあけて重なっている。第一斜め部29Aの前端部と尾管16Bとの隙間によって、外気を排気管17の内部に導入する外気導入部17aが構成されている。
第一水平部29Bは、平面視で第一斜め部29Aの後端部から後方に向かって真っ直ぐ(真っ直ぐ又は略真っ直ぐ)に延びている。
図3から図5に示すように、第二排気管部材30は、第二内管33と第二外管34とを有する二重管部材によって構成されている。第二内管33及び第二外管34は、断面形状が円形(真円形又は略真円形)の管状部材によって構成されている。第二外管34は、第二内管33に対して径方向外側から径方向に間隔をあけて重なっている。第二内管33と第二外管34との間には、空気層が形成されている。第二排気管部材30には、第一水平部29Bの後端部から後方に向かって水平(水平又は略水平)に延びる第二水平部30Aと、第二水平部30Aの後端部から後上方に向かって斜めに延びる第二斜め部30Bと、が備えられている。
第二水平部30Aは、平面視で第一水平部29Bの後端部から後方に向かって真っ直ぐ(真っ直ぐ又は略真っ直ぐ)に延びている。第二水平部30Aの前端部は、第一水平部29Bの後端部に対して径方向外側から径方向に間隔をあけて重なっている。第二水平部30Aの前端部と第一内管31の後端部との隙間によって、外気を排気管17の内部に導入する外気導入部17bが構成されている。すなわち、排気方向に隣り合う第一排気管部材29及び第二排気管部材30同士の間に、外気導入部17bが形成されている。第二斜め部30Bは、平面視で第二水平部30Aの後端部から右後方に向かって斜めに延びている。
図5から図8に示すように、排気管17の下部には、前第一支持ステー35、前側の後第一支持ステー36及び後側の後第一支持ステー36が取り付けられている。前第一支持ステー35及び後第一支持ステー36は、夫々、本発明に係る「第一支持部材」に相当する。排気管17は、前第一支持ステー35、前側の後第一支持ステー36及び後側の後第一支持ステー36を介して、脱穀装置8の右側部に支持されている。前第一支持ステー35、前側の後第一支持ステー36及び後側の後第一支持ステー36は、機体前後方向に間隔をあけて設けられている。すなわち、本発明に係る「第一支持部材」は、機体前後方向に間隔をあけて複数(本実施形態では、三つ)設けられている。
第一斜め部29Aの下部には、前取り付けステー37が取り付けられている。前取り付けステー37は、前第一支持ステー35にボルト40によって固定されている。第二水平部30Aの下部には、中取り付けステー38が取り付けられている。中取り付けステー38は、前側の後第一支持ステー36にボルト41によって固定されている。第二斜め部30Bの下部には、後取り付けステー39が取り付けられている。後取り付けステー39は、後側の後第一支持ステー36にボルト42によって固定されている。
前第一支持ステー35は、脱穀装置8の右側部にボルト43によって固定されている。
具体的には、前第一支持ステー35は、脱穀装置8の右側部のうち、上下方向に沿って延びる縦フレーム44にボルト43によって固定されている。
後第一支持ステー36には、断面形状が略L字形状の折れ曲がり部材と、当該折れ曲がり部材の横部分と当該折れ曲がり部材の縦部分とに亘ってこれらを連結する連結部材と、が備えられている。前側の後第一支持ステー36は、脱穀装置8の右側部にボルト45によって固定されている。具体的には、前側の後第一支持ステー36は、脱穀装置8の右側部のうち、上下方向に沿って延びる縦フレーム46にボルト45によって固定されている。後側の後第一支持ステー36は、脱穀装置8の右側部にボルト47によって固定されている。具体的には、後側の後第一支持ステー36は、脱穀装置8の右側部のうち、上下方向に沿って延びる縦フレーム48にボルト47によって固定されている。
第一水平部29Bの上部には、上取り付けステー49が取り付けられている。上取り付けステー49は、連結部23aの前部にボルト50によって固定されている。第一排気管部材29は、上取り付けステー49を介して連結部23aに支持されている。
〔作業台〕
図3から図8に示すように、脱穀装置8と穀粒タンク10との間における排気管17の上方には、作業台51が設けられている。作業台51は、脱穀装置8のうち穀粒タンク10側の横側部(右側部)から穀粒タンク10側(右側)に張り出す状態で脱穀装置8の右側部に支持されている。作業台51の右端部と穀粒タンク10の左側部との間には、隙間があけられている。すなわち、作業台51の右端部は、穀粒タンク10に支持されていない。穀粒タンク10の左側部において、後側部分は、前側部分よりも脱穀装置8側(左側)に膨出している(図4参照)。
作業台51には、作業台51の前側部分を構成する前作業台52と、作業台51の後側部分を構成する後作業台53と、が備えられている。前作業台52及び後作業台53は、前作業台52が縦搬送装置23(連結部23a)に対して前側に位置し、かつ、後作業台53が縦搬送装置23(連結部23a)に対して後側に位置する状態で、前後方向に間隔をあけて配置されている。
後作業台53の横幅は、前作業台52の横幅よりも幅狭である。後作業台53の後端部には、第二斜め部30Bと干渉しないように、第二斜め部30Bの傾斜に沿って傾斜する傾斜部53aが形成されている。後作業台53の後端は、穀粒タンク10の後端よりも後側に出っ張っていない。
前作業台52は、脱穀装置8の右側部の上端部にボルト54によって固定されている。
前作業台52は、脱穀装置8の右側部及び連結部23aの前部に支持されていると共に、支柱55及び支柱56に支持されている。支柱55及び支柱56は、夫々、機体フレーム2に立設されている。前作業台52は、外気導入部17bよりも前側において、連結部23aを介して脱穀装置8の右側部に支持されている。
後作業台53は、脱穀装置8の右側部の上端部にボルト57によって固定され、かつ、連結部23aの後部にボルト57によって固定されている。第二水平部30Aの上部には、前側の第二支持ステー58及び後側の第二支持ステー58が取り付けられている。第二支持ステー58は、本発明に係る「第二支持部材」に相当する。後作業台53は、外気導入部17bよりも後側において、前側の第二支持ステー58及び後側の第二支持ステー58を介して、第二排気管部材30に支持されている。
第二支持ステー58は、断面形状が略L字形状の部材によって構成されている。第二支持ステー58には、後作業台53が載置される載置部58aが設けられている。載置部58aは、第二排気管部材30の横断面方向に幅広に構成されている。すなわち、第二支持ステー58は、第二排気管部材30の横断面方向に幅広の部材によって構成されている。
後作業台53は、載置部58aにボルト59によって固定されている。
前側の第二支持ステー58及び後側の第二支持ステー58は、機体前後方向に間隔をあけて設けられている。すなわち、本発明に係る「第二支持部材」は、機体前後方向に間隔をあけて複数(本実施形態では、二つ)設けられている。言い換えると、前側の第二支持ステー58と後側の第二支持ステー58との間には、空間Sが存在している。空間Sは、前側の第二支持ステー58、後側の第二支持ステー58、後作業台53及び第二排気管部材30等によって覆われている。
前側の第二支持ステー58及び後側の第二支持ステー58は、機体前後方向で前側の後第一支持ステー36と後側の後第一支持ステー36との間に配置されている。すなわち、前側の後第一支持ステー36及び後側の後第一支持ステー36と、前側の第二支持ステー58及び後側の第二支持ステー58とは、機体前後方向で異なる位置に設けられている。
前作業台52のうち穀粒タンク10側の端部(右端部)には、前補強部材60(本発明に係る「補強部材」に相当)が機体前後方向に沿って延びる状態で設けられている。前補強部材60は、前作業台52の右端部の下面に設けられている。前補強部材60は、断面形状が略L字形状の部材によって構成されている。
後作業台53のうち穀粒タンク10側の端部(右端部)には、後補強部材61(本発明に係る「補強部材」に相当)が機体前後方向に沿って延びる状態で設けられている。後補強部材61は、後作業台53の右端部の下面に設けられている。後補強部材61は、断面形状が略L字形状の部材によって構成されている。
〔カバー部材〕
穀粒タンク10と排気管17との間に、排気管17を横方(右方)から覆うカバー部材62が作業台51から下方に向かって延びる状態で設けられている。カバー部材62は、二番還元装置24の上端より下側まで延びている。カバー部材62には、カバー部材62の前側部分を構成する前カバー部材63と、カバー部材62の後側部分を構成する後カバー部材64と、が備えられている。前カバー部材63と後カバー部材64とは、機体前後方向に間隔をあけて設けられている。
前カバー部材63は、第一斜め部29Aを右方から覆うように構成されている。前カバー部材63は、前第一支持ステー35よりも前側に配置されている。前カバー部材63は、前補強部材60に対して右側から当て付けられた状態で、前補強部材60にボルト65によって固定されている。すなわち、前カバー部材63は、前補強部材60に支持されている。
後カバー部材64は、第一斜め部29Aの後部、第一水平部29B、第二水平部30A及び第二斜め部30Bを右方から覆うように構成されている。後カバー部材64は、前第一支持ステー35よりも後側に配置されている。後カバー部材64は、縦搬送装置23に対して左側を通されている。すなわち、後カバー部材64は、脱穀装置8の右側部と縦搬送装置23との間を通されている。後カバー部材64は、縦搬送装置23よりも前側の位置から、排気管17(第二斜め部30B)の後端(後作業台53の後端)まで延びている。
後カバー部材64の下部には、左下がりに傾斜する傾斜部64aが形成されている。後カバー部材64には、二番還元装置24の上端部との干渉を避けるべく、二番還元装置24の上端部が入り込む入り込み部64bが形成されている。後カバー部材64は、前補強部材60及び後補強部材61に対して右側から当て付けられた状態で、前補強部材60及び後補強部材61にボルト66によって固定されている。すなわち、後カバー部材64は、前補強部材60及び後補強部材61に支持されている。
後第一支持ステー36には、後カバー部材64を支持する支持ステー67が備えられている。支持ステー67は、後第一支持ステー36のうち前記連結部材に連結されている。
支持ステー67は、後第一支持ステー36から右下方に向かって斜めに延びている。後カバー部材64(傾斜部64a)は、支持ステー67の先端部にボルト68によって固定されている。後カバー部材64は、支持ステー67を介して後第一支持ステー36に支持されている。すなわち、後カバー部材64は、前作業台52、後作業台53、前側の後第一支持ステー36及び後側の後第一支持ステー36に支持されている。
〔別実施形態〕
(1)上記実施形態では、後作業台53が排気管17に支持されている。しかし、後作業台53と共に前作業台52が排気管17に支持されていてもよい。あるいは、後作業台53に代えて前作業台52が排気管17に支持されていてもよい。
(2)上記実施形態では、作業台51に、前作業台52と、後作業台53と、が備えられている。しかし、作業台51は、一連の作業台によって構成されていてもよい。あるいは、作業台51は、三つ以上の作業台によって構成されていてもよい。
(3)上記実施形態では、前側の後第一支持ステー36及び後側の後第一支持ステー36と、前側の第二支持ステー58及び後側の第二支持ステー58とは、機体前後方向で異なる位置に設けられている。しかし、前側の後第一支持ステー36及び後側の後第一支持ステー36と、前側の第二支持ステー58及び後側の第二支持ステー58とは、機体前後方向で同じ位置に設けられていてもよい。
(4)上記実施形態では、前側の第二支持ステー58及び後側の第二支持ステー58が、機体前後方向で前側の後第一支持ステー36と後側の後第一支持ステー36との間に配置されている。しかし、前側の第二支持ステー58及び後側の第二支持ステー58のうち何れかのみが、機体前後方向で前側の後第一支持ステー36と後側の後第一支持ステー36との間に配置されていてもよい。あるいは、前側の第二支持ステー58及び後側の第二支持ステー58が、機体前後方向で前側の後第一支持ステー36と後側の後第一支持ステー36との間に配置されていなくてもよい。
(5)上記実施形態では、本発明に係る「第一支持部材」は、三つ設けられている。しかし、本発明に係る「第一支持部材」は、一つ又は二つ又は四つ以上であってもよい。
(6)上記実施形態では、本発明に係る「第二支持部材」は、二つ設けられている。しかし、本発明に係る「第二支持部材」は、一つ又は三つ以上であってもよい。
(7)上記実施形態では、後カバー部材64は、前作業台52、後作業台53及び後第一支持ステー36に支持されている。しかし、後カバー部材64は、後第一支持ステー36に支持されていなくてもよい。
(8)上記実施形態では、前カバー部材63は、前補強部材60に支持されている。しかし、前カバー部材63は、前作業台52のうち前補強部材60以外の部分に支持されていてもよい。
(9)上記実施形態では、後カバー部材64は、前補強部材60及び後補強部材61に支持されている。しかし、後カバー部材64は、前作業台52のうち前補強部材60以外の部分及び後作業台53のうち後補強部材61以外の部分に支持されていてもよい。
(10)上記実施形態では、前作業台52の右端部に、前補強部材60が設けられている。しかし、前作業台52の右端部に、前補強部材60が設けられていなくてもよい。
(11)上記実施形態では、後作業台53の右端部に、後補強部材61が設けられている。しかし、後作業台53の右端部に、後補強部材61が設けられていなくてもよい。
(12)図9に示すように、作業台51(例えば、後作業台53)の上面に、補強部材69が設けられていてもよい。
(13)上記実施形態では、排気管17が二重管部材によって構成されている。しかし、排気管17が一重管部材によって構成されていてもよい。
(14)上記実施形態では、排気管17は、排気方向において、第一排気管部材29と第二排気管部材30とに二分割されて構成されている。しかし、排気管17は、排気方向において、三つ以上の排気管部材に分割されて構成されていてもよい。あるいは、排気管17は、排気方向において、複数の排気管部材に分割されて構成されていなくてもよい。
(15)上記実施形態では、本発明に係る「穀粒貯留部」は、穀粒タンク10によって構成されている。しかし、本発明に係る「穀粒貯留部」は、ホッパー式の穀粒貯留部によって構成されていてもよい。
本発明は、普通型コンバインの他、自脱型コンバインにも利用可能である。
8 脱穀装置
10 穀粒タンク(穀粒貯留部)
17 排気管
17b 外気導入部
23a 連結部(第三支持部材)
29 第一排気管部材(排気管部材)
30 第二排気管部材(排気管部材)
35 前第一支持ステー(第一支持部材)
36 後第一支持ステー(第一支持部材)
51 作業台
58 第二支持ステー(第二支持部材)
58a 載置部
60 前補強部材(補強部材)
61 後補強部材(補強部材)
62 カバー部材
69 補強部材
E エンジン

Claims (11)

  1. 刈取穀稈を脱穀処理する脱穀装置と、
    前記脱穀装置と横並びに設けられ、脱穀処理後の穀粒を貯留する穀粒貯留部と、
    前記脱穀装置と前記穀粒貯留部との間を通され、エンジンの排気を機体外部に排出する排気管と、
    前記排気管の上方に設けられる作業台と、を備え、
    前記作業台は、前記排気管に支持されているコンバイン。
  2. 前記排気管の下部に、第一支持部材が取り付けられ、
    前記排気管の上部に、第二支持部材が取り付けられ、
    前記排気管は、前記第一支持部材を介して前記脱穀装置に支持され、
    前記作業台は、前記第二支持部材を介して前記排気管に支持されている請求項1に記載のコンバイン。
  3. 前記第一支持部材と前記第二支持部材とは、機体前後方向で異なる位置に設けられている請求項2に記載のコンバイン。
  4. 前記第一支持部材は、機体前後方向に間隔をあけて複数設けられ、
    前記第二支持部材は、機体前後方向に間隔をあけて複数設けられ、
    複数の前記第二支持部材のうち少なくとも一つは、機体前後方向で複数の前記第一支持部材の間に配置されている請求項2又は3に記載のコンバイン。
  5. 前記排気管は、二重管部材によって構成され、
    前記第二支持部材に、前記作業台が載置される載置部が設けられている請求項2から4の何れか一項に記載のコンバイン。
  6. 前記第二支持部材は、前記排気管の横断面方向に幅広の部材によって構成されている請求項5に記載のコンバイン。
  7. 前記排気管は、排気方向において、複数の排気管部材に分割されて構成され、
    前記複数の排気管部材のうち排気方向に隣り合う排気管部材同士の間に、外気を前記排気管の内部に導入する外気導入部が形成され、
    前記作業台は、前記外気導入部よりも後側において、前記第二支持部材を介して前記排気管に支持され、かつ、前記外気導入部よりも前側において、第三支持部材を介して前記脱穀装置に支持されている請求項2から6の何れか一項に記載のコンバイン。
  8. 前記穀粒貯留部と前記排気管との間に、前記排気管を横方から覆うカバー部材が前記作業台から下方に向かって延びる状態で設けられ、
    前記カバー部材は、前記作業台及び前記第一支持部材に支持されている請求項2から7の何れか一項に記載のコンバイン。
  9. 前記排気管は、二重管部材によって構成され、
    前記作業台は、前記排気管に支持されると共に、前記脱穀装置のうち前記穀粒貯留部側の横側部から前記穀粒貯留部側に張り出す状態で前記脱穀装置に支持され、
    前記作業台のうち前記穀粒貯留部側の端部に、補強部材が機体前後方向に沿って延びる状態で設けられている請求項1から7の何れか一項に記載のコンバイン。
  10. 前記穀粒貯留部と前記排気管との間に、前記排気管を横方から覆うカバー部材が前記作業台から下方に向かって延びる状態で設けられ、
    前記カバー部材は、前記補強部材に支持されている請求項9に記載のコンバイン。
  11. 前記作業台の上面に、補強部材が設けられている請求項1から10の何れか一項に記載のコンバイン。
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