JP7025102B2 - 花束の植物の茎の束を捩る方法及び装置 - Google Patents

花束の植物の茎の束を捩る方法及び装置 Download PDF

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Description

本発明は、花束の植物の茎の束を捩る方法及び装置に関する。
図1aは植物の茎の束を捩る図である。捩った時の束の直径は、束の両端の間の、両端からかなりの距離にある交差領域182で最も狭くなる。(仮想的な)中央の交点から扇形に広がる代わりに、束の中心軸への茎の最近接距離は、束の中央軸からある距離にある交差領域内にある。そして、異なる茎同士の相互の配向は、中心軸のまわりで互いに対して回転している。
捩れた束を手で作製するには時間がかかる。経験のある花屋は、異なる茎を1つずつ異なる捩れ位置に置いてこれを行う(本明細書における「異なる」とは、1つ以上の茎が関与することを意味するもので、必ずしも茎(の種類)の相違に関するものではないことを理解されたい)。この後、束は、交差領域の周りをテープ又はワイヤ巻線で束ねられる。捩れた束と巻線の全体を「小麦束」とも呼ぶ。オランダ国特許第2008880号明細書は、茎を手動で挿入するための型を提案しており、捩れ位置に従って斜めに立った茎が支持される。複数のこれらの型が異なる作業位置に沿って搬送されて、そこに作業者が異なる種類の花をその型に入れる。
オランダ国特許第1019351号明細書は、茎の束を自動的に捩る装置を記述している。この装置は、交差領域の対向する両側に、互いの上に2つの水平な格子を含む。茎は最初、2つの格子内の開口を通して、互いに平行に、それぞれ垂直に挿入される。その後、2つの格子が仮想的な垂直軸を中心にして相対的に回転させられて、茎が捩られる。この後、上の格子を構成する棒を引き抜いて、束を取り外すことができるようにする。そのために、上の格子は相互に移動可能な2組の棒から成り、ここで各組の中の棒は互いに平行であり、別の組の棒は互いに交差している。
この装置では、茎を格子の2つの開口を貫通して挿入することが煩わしいという欠点がある。束の中の花の整列は、格子と、任意選択の茎の追加支持体とで決定され、結果的に束における花の相対的高さを適切に制御することができない。
オランダ国特許第2008880号明細書 オランダ国特許第1019351号明細書
本発明の1つの目的は、特に、より楽な方法で茎の束を捩った花束を形成することである。
花束部材の茎の束を捩るための装置が提供される。この装置は、第1と第2の回転可能な受けユニットであって、相互に少なくとも実質的に整列した回転軸を有し、花束部材の第1と第2の軸部分がそれぞれ第1と第2の受けユニット内にあり、第1と第2の軸部分の間の各花束部材の部分を第1と第2の回転可能な受けユニットの間の距離にわたって延在するようにして、花束部材を横たえて受けるように構成された、第1と第2の回転可能受けユニットを備える。ここで、花束部材の第1の軸部分を保持する第1の手段は、第1の受けユニットの回転軸に対して軸方向を横切るように互いに少なくとも部分的に離間され、花束部材の第2の軸部分を保持する第2の手段は、第2の受けユニットの回転軸に対して軸方向を横切るように互いに少なくとも部分的に離間され、第1と第2の手段は、少なくとも花束部材の第1と第2の軸部分を受け取るときに、受け取るために回転軸に対して半径方向にアクセス可能である。また、この装置は、第1と第2の受けユニットに連結された第1の駆動手段であって、異なる花束部材を受け取る間に回転軸の周りに第1の受けユニットを回転させ、第2の受けユニットは第1の受けユニットと実質的に一緒に回転し、その直後に第1と第2の受けユニットの間の相対的な回転角度を変えるように構成された第1の駆動手段と、第1及び/又は第2の受けユニットに連結され、花束部材によって形成された束を取り出すためのスペースを、第1と第2の回転可能な受けユニットに形成するように構成された、第2の駆動手段とを更に備える。
花束部材の軸方向への分離を維持する手段が半径方向にアクセスできることで、花束要素の導入を簡単にする。これはまた、それが必要な場合には一度に小グループの茎を導入することを容易にする。
回転軸に対して軸方向を横切る方向に互いに少なくとも部分的に離間した状態を維持する手段は、例えば壁で分離されたスペース内、又は第2の受けユニット内に、例えば花束部材又は花束部材の群を回転軸の周りの異なる角度位置にクランプすることにより、あるいは、花束部材又は花束部材の群を、それらが他の収容された花束部材又は花束部材の群を互いに分離するような方法でクランプすることによって、個々の花束部材又は花束部材の群を互いに分離した状態に維持して、回転軸の周りの他の花束部材の順序を保持するようにできる。仕切り壁又はピンが利用される場合には、これらは好ましくは回転軸から半径方向に延在し、その結果、開口が回転軸から半径方向に広がって、配置を簡単にする。また、横位置とすることが茎の導入を簡単にする。
第1の駆動手段は、少なくとも実質的に相互に整列している受けユニットを回転軸の周りに回転させる。第1の駆動手段は、例えば、個々の受けユニットに連結された2つのモータ、又は個々の受けユニットに連結された伝動装置を有する単一のモータ、あるいは手及び/又は足の操作であってよい。第1の駆動手段は、第1の受けユニットのスペース内に異なる花束部材を供給する間に、例えば1つ以上の花束部材をスペースに導入し終えた後に、第1の受けユニットを回転軸の周りに回転させる。そうすることにより、第1の駆動手段は、第2の受けユニットを第1の受けユニットと実質的に一緒に回転させる。こうして、受けユニット同士の間に延びる花束部材の束が形成される。その直後に、第1の駆動手段は2つの受けユニットを互いに相対的に回転させ、結果として束が捩られる。
その後、第1及び/又は第2の受けユニットに連結された第2の駆動手段が、花束部材によって形成された束を取り出すためのスペースを、第1と第2の回転可能な受けユニットに形成する。この必要なスペースは、例えば受けユニット(の部分)の間の距離を一時的に拡大することにより、又は束の取り出しに対する障害物を一時的に除去することにより形成される。
一実施形態が、花束部材の茎の束を捩るための装置を提供する。この装置は、第1と第2の回転可能な受けユニットであって、相互に少なくとも実質的に整列した回転軸を有し、各花束部材の部分が第1と第2の回転可能な受けユニットの間の距離にわたって延在する状態で、前記花束部材を横たえて受けるように構成された、第1と第2の回転可能受けユニットを備える。ここで、第1の受けユニットは、花束部材の第1の軸部分を収容するために、第1の受けユニットの回転軸に対して軸方向を横切るように互いに少なくとも部分的に離間した第1の複数の第1のスペースを備え、第2の受けユニットは、花束部材の第2の軸部分を収容するために、第2の受けユニットの回転軸に対して軸方向を横切るように、互いに少なくとも部分的に離間した第2の複数の第2のスペースを備える。また、この装置はさらに、前記第1と第2の受けユニットに連結された第1の駆動手段であって、異なる花束部材を供給する間に回転軸の周りに第1の受けユニットを回転させ、第2の受けユニットは実質的に第1の受けユニットと一緒に回転し、その後第1と第2の受けユニットの間の相対的な回転角度を変えるように構成された第1の駆動手段と、第1及び/又は第2の受けユニットに連結され、花束部材によって形成された束を取り出すためのスペースを、第1と第2の回転可能な受けユニットに形成するように構成された、第2の駆動手段と、を備える。ここで好ましくは、このスペースは少なくとも収容時には、花束部材を受けるために回転軸に対して半径方向にアクセス可能である。
これら及びその他の目的及び利点は、図面を参照した以下の例示的実施形態の説明で明らかとなるであろう。
茎を捩るための装置の一実施形態を示す図である。 捩られた茎の束を示す図である。 第1の受けユニットの横断面図である。 第1の受けユニットの横断面図である。 第2の受けユニットを示す図である。 第2の受けユニットを示す図である。 リング付きの一実施形態を示す図である。 第2の受けユニットの実装を示す図である。 第2の受けユニットの実装を示す図である。 リング付きの一実施形態を示す図である。 旋回バルブ付きの一実施形態を示す図である。 中空シリンダ付きの一実施形態を示す図である。 シリンダ内の仕切り壁付きの一実施形態壁を示す図である。 供給機構を示す図である。 処理台を示す図である。 処理台を示す図である。
図1は、花束を作るための、花束部材の一つの束の茎を捩るための装置の一実施形態を示す。「花束部材」という用語は、本明細書では、茎にある葉、花及び/又は(花)芽を組み合わせた茎全体に対する広義の意味で使用される。茎という用語は、茎軸、枝及び/又は枝付きの茎軸などの広義に使用される。花束部材の一端は、実質的にほとんど狭い茎となっており、他端はより広くて、葉、花、(花)芽及び/又は分枝がある。両端部はそれぞれ、花束部材の狭い端、広い端と称する。茎の狭い端と実質的に同じ太さの茎の部分は、茎の狭い部分として表す。
狭い端から広い端の中央部への方向は、花束部材の軸方向として表す。花束部材の「軸部分」という用語は、花束部材の軸方向に沿う部分的な位置範囲の部分に対して使用される。そして異なる花束部材の、軸方向に沿う同じ部分位置範囲にあるの軸部分を、対応する軸部分として表す。
図1は、第1と第2の回転可能な受けユニット10、12と第1と第2の駆動手段14、16とを有する装置を示す。第1と第2の受けユニット10、12は、花束部材18、18aの軸方向が実質的に互に平行であり、各花束部材18、18の第1と第2の軸部分がそれぞれ第1と第2の受けユニット10、12内の、少なくとも部分的に相互に離間したスペースにある状態で横たわった花束部材18、18aを受けるように構成されている。そうして、花束部材の第1と第2の軸部分の間の、花束部材の中間部分の軸方向長さが、第1と第2の受けユニット10、12の間に延在する。このために、少なくとも受け入れ時には、スペースは回転軸に対して径方向にアクセス可能である。スペースは、スペースとスペースの間の壁やピンなどの分離要素によって、セクションを形成することができる。
さらに、図1は、第1と第2の受けユニット10、12の間に、任意選択の支持要素11を示す。これは第1と第2の受けユニット10、12の間で花束部材を支持するために、回転可能になっている必要はない。1つの支持要素11又は第1と第2の受けユニット10、12の間の異なる位置にある複数の支持要素を使用して、花束部材が第1の受けユニット10より下の位置に垂れ下がらないようにすることができる。支持要素11は、第1と第2の受けユニット10、12の間の軸方向に直交する面内で、回転軸の高さより低い、半リングの形状となっていてもよい。花束部材が斜めの配向で受けられる場合には、リングは、第1と第2の受けユニット10、12の間の位置と斜めの度合いに応じて、第1の受けユニット10の最低の高さから上への程度を変えて配置されてもよいし、直径の大きさも変わってもよい。一実施形態では、束の取り出しを容易にするために、支持要素11は展開可能である。
第1の駆動手段14は、第1と第2の受けユニット10、12を回転させるように構成され、束を捩るために第1と第2の受けユニット10、12の相対的回転角を相互に変える回転モードと、第1と第2の受けユニット10、12が、相互の相対的配向変化があったとしても小さい、実質的に同一相対的配向を維持する回転モード、との異なる回転モードが可能である。第2の駆動手段16は、捩った後に花束部材18、18aを取り出すためのスペースを作るように構成されている。そのために、第2の駆動手段16は、例えば第1と第2の受けユニット10、12の間の軸方向距離を拡大するように構成されてもよい。ただし必要な空間は、例えば、異なる茎の間の仕切りを引っ込めるなどの、別の方法で生成することも可能である。
第1の駆動手段14は例えば、ハンドル、ハンドホイール、足ペダル、そして場合によっては、実質的に同じに回転させたり、相対的な回転角度を変化させるための伝動装置の助けを用いて、手動駆動するように構成されてもよい。第2の駆動手段16もまた手動駆動するように構成されてよい。
一実施形態において、第1の駆動手段14には、1つ以上のモータが含まれ、これは第1と第2の受けユニット10、12の回転軸20、30に直結されるか、又は例えばチェーンを用いた伝動装置を介して接続される。この実施形態では、装置には、オン、オフの切換及び任意選択でモータの回転方向を制御するための制御ユニットが含まれる。簡単な実施形態では、制御ユニットには1つ以上のスイッチが含まれ、1つの中立位置、一つ又は複数のモータにより受けユニットを実質的に同じように回転させる1つ以上の位置、及びモータで回転軸20、30の周りの相対的回転角を互いに変えるための捩り位置、とがある。後者は例えば、回転軸20、30のうちの1つだけの周りを回転させるか、両回転軸の周りを互いに反対方向に回転させるか、又は異なる回転速度及び/又は異なる回転方向に回転させるかによって、簡単に行われ得る。別の実施形態では、制御ユニットはコンピュータを含み、それが対応する中立、等回転、及び捩りの制御条件、並びにその条件に応じるモータの作動に備える。
操作時には、花束部材を1つずつ及び/又はグループごとに装置内に配置する。花束部材又はそのグループの幅の広い端部の部分を第1の受けユニット10のスペースに配置し、花束部材又はグループの幅の狭い端部の部分を第2の受けユニット12に配置する。その後、第1の受けユニット10を回転し、次の花束部材又はグループの幅の広い端部を第1の受けユニット10の次のスペースに配置し、幅の狭い端部を第2の受けユニット12に配置する。空間はスペースの仕切りと仕切りの間に形成されるので、スペース同士は少なくとも部分的に相互に離間している。回転と共に花束部材はそれぞれ別々のスペース内に離間される。こうして、回転すると花束部材はスペースに沿って搬送される。一実施形態において、第1の受けユニット10は毎回1つのスペースの角度範囲だけ回転する。したがって、第1の受けユニット10の全てのスペースに連続して花束部材を導入可能である。ただし、次の花束部材を導入する前に、複数のスペースの角度範囲だけ回転させることにより、スペースを空にしたままとすることも可能である。また、途中で回転させずに、花束部材を複数の異なるスペースへ導入すること、及び最も遅い場合には、上からアクセスできる空のスペースがなくなるまで回転を遅らせることも可能である。
花束部材を導入するために第1の受けユニット10を回転させると、第2の受けユニット12が実質的に第1の受けユニット10と一緒に回転させられる。それに沿って実質的に一緒に回転するということは、少なくとも花束部材が導入されるとき、第1と第2の受けユニット10、12のスペースの間に、円方向の重複が確実に存在する回転を意味するものと理解される。その一例は同じ角度範囲だけ同時に回転することである。ただし、実質的に同じ回転をするということは、花束部材を導入する間の異なる時間に回転が行われることを除外しない。また、第1の受けユニットが1つ又は2つ分のスペースの角度範囲だけ回転して、第2の受けユニットの回転より遅れるか又は先行するようにするために、あるいは重複を維持するためにそのような回転が不要な場合に、第2の受けユニット12が回転しないことも除外しない。
第1と第2の受けユニットでのスペースの数は異なってもよい。例えば、第1の受けユニットのスペースの数が第2の受けユニットのスペースの数の倍数であれば、実質的に一緒に回転するということは、第1の受けユニットがそのような複数のスペースだけ回転し終えるまでは第2の受けユニットが回転しないことも除外しない。
例えば第2の受けユニットのスペースは、回転軸の周りで、第1の受けユニットよりも大きな角度範囲まで円方向に延在することができる。そのとき、第2の受けユニットのスペースは同時に、第1の受けユニットの複数のスペースと、少なくとも部分的に重なることが可能である。そのような場合、実質的に一緒に回転することは、次の花束部材を導入する予定の第1の受けユニットのスペースが、回転の前後で、第2の受けユニットの同一スペースと重なったままである場合には、第2の受けユニットは回転させないことも、前もって排除しない。
第1の受けユニットを回転させることと第2の受けユニットを実質的に一緒に回転させることとが、複数の花束部材又はグループに対して反復される。その後、図1aに示すように収納された花束部材18、18aの茎の束を捩るために、すべての収納された花束部材で形成された束を、第1と第2の受けユニット10、12の互いに対する相対的回転角を変えて捩る。受けユニットでの茎の位置の相対的角度変化は、例えば少なくとも90度であり、例えば120度と180度の間である。実際に、この目的での受けユニット間の相対的角度変化は、茎のそれよりも少し大きく、例えば1つのスペース分だけ余分の角度範囲である。そうして、第2の駆動手段16が、例えば、第1と第2の受けユニット10、12間の距離を広げて、捩られた束を取り出すためのスペースを作る。その前に、端部がまだ受けユニット内にある状態で、束の交差領域18aの周りを巻いて束ねて花束を形成する。取り出すために、束のねじれが失われないようにして把持される場合には、これは取り出した後で行ってもよい。
連続する花束部材の配置の間に、第1と第2の受けユニット10、12は、厳密に同じだけ回転させてもよい。ただしこれは必須ではない。第2の受けユニット12は、数回転だけ遅れても、先行してもよいし、及び/又は第1の受けユニット10の複数回の回転毎に(例えば2~3回の回転毎に)追いつくように回転されてもよい。一実施形態において、第2の受けユニット12は、第1の受けユニット10よりも花束部材を受けるスペースが少ない。一方で、第2の受けユニット12のスペースの少なくとも一部は、第1の受けユニット10のスペースよりもより多くの花束部材を含む。
図2は、第1の受けユニット10の一実施形態の、第1の受けユニット10の回転軸20に垂直な面での断面図である。第1の受けユニット10は、回転軸20に関する軸方向を横切って互いに少なくとも部分的に離間した複数のスペース22を含み、それぞれが1つ以上の個別の花束部材の第1の軸部分を受け、各花束部材の軸の長さの残りが、関連のスペース22から軸方向に突出する。物理的な回転軸は、スペース22の間のどの点にも延在する必要がない。スペースが、物理的回転軸に整列する仮想回転軸から軸方向を横切る方向に突出すれば十分である。スペース間の仕切り面は、仕切りによって、回転軸の周りの成分を有する力が、軸方向に垂直で半径方向に変わることができるような向きとなっている。スペース間の仕切り面は、望ましくは回転軸に平行な軸方向に延在する。仕切りがスペースを好ましくは、回転軸の周りの円方向を横断する方向に分離する。スペース間の分離は、回転軸に対して半径方向に延在することができるが、分離はまた、半径方向に対して排他的に垂直でない限り、半径方向に対して傾斜していてもよい。また、仕切りは平面である必要もない。例えば、全体的に軸方向に対して平行であるが、半径方向に沿って傾斜した、湾曲面又は傾斜面であってもよい。これにより、花束部材の座りが改善可能である。図に示すスペース22の具体的な数は単なる例である。好ましくは少なくとも3つのスペースがあり、それより多い数のスペースが使用されてもよい。図示した実施形態では、第1の受けユニット10は、花束部材の幅の広い端部を含む、軸部分に対応するスペース22を有する。図示した実施形態では、第1の受けユニット10はスペース22の間に仕切り壁24を有し、仕切り壁24は第1の受けユニット10の回転軸20から外へ延在する。
図2aは第1の受けユニット10の、回転軸に平行な面における、更なる実施形態を示す。異なる角度にある仕切り壁24は、ここでは異なるハッチングで示す。すべての仕切り壁24は好ましくは軸方向に同一長さを有する。ただし、異なる長さを使用することも可能である。各仕切り壁24の軸方向長さは好ましくは、花束部材の長さの違い及び捩りによる移動には無関係で、花束部材の受け入れを可能とするだけの大きさである。その一方で、仕切り壁24の軸方向長さは、花束部材がスペース22から湾曲して逸れないように、花束部材に力を伝達できるだけの大きさである。例えば、Lは少なくとも5cmまたは10cmである。
所望により、第1の受けユニット10は、第1の受けユニット10の軸側で第2の受けユニット12から遠い側に、回転軸に垂直に(第1の受けユニットのスペースがこの停止板と第2の受けユニットの間になるように)停止板を含むことができる(図示せず)。仕切り壁24はこの停止板に取り付けられて、停止板が仕切り壁24と一緒に回転するようになってもよい。別の実施形態では、停止板は仕切り壁24から離れて配置されて、仕切り壁24が回転軸上に取り付けられてもよい。
第2の受けユニット12は第1の受けユニット10と同じように実装されてもよい。ただし、第1の受けユニット10は花束部材の幅の広い部分用であり、第2の受けユニット12は幅の狭い部分用であるので、相互に異なる第1と第2の受けユニット10、12を使用することが有利な場合がある。第2の受けユニット12に茎を回転軸から離間させる手段が含まれることがねじりに対しては有利な場合がある。その一方で、第1の受けユニット10の花束部材の幅の広い部分はそれ自体が距離を管理できるので、第1の受けユニットに対してはこれは不要である。他方、第1の受けユニット10に花束部材を保護する追加的な手段を講じることが有利な場合がある。幅の広い部分は茎の幅の狭い端部より傷つきやすいので、これは第2の受け部には不要12である。
図3は、第2の受けユニット12の一実施形態の、第2の受けユニット12の回転軸30に垂直な面での断面図である。第2の受けユニット12も同様に、軸方向を横断して互いに少なくとも部分的に分離された、複数のスペース32を含む。図に示すスペースの具体的な数は単なる例である。第2の受けユニット12のスペースの数は第1の受けユニット10とは違っていてもよい。好ましくは第2の受けユニット12の数が小さい。
ここに示す実施形態では、第2の受けユニット12は、花束部材の茎の幅の狭い部分の軸部のためのスペース32を有する。スペース32は、第2の受けユニット12の回転軸30から離れた位置にある。ここに示す実施形態では、第2の受けユニット12には、回転軸の周りの厚肉部36と、厚肉部36から回転軸30に対して放射状に突出する、又は回転軸の厚肉部36の隣の回転軸に配置された、複数のピン34が含まれる。このピン34はスペース32同士の間に単独の分離を構成する。ピンが厚肉部36の隣の回転軸に配置される場合、ピンは好ましくは厚肉部を越えて突出して、回転時にピンが花束部材の茎を一緒に搬送可能となるようにする。ピンの代わりに、回転軸30方向に更に延在する仕切り壁を使用することもできる。ただし、分離としてはピンで十分である。
図3aは、第2の受けユニットの、第2の受けユニットの回転軸30を含む面での断面を示す。ここに示す実施形態では、第2の受けユニットは、ピン34から離れた位置にある、回転軸30に垂直な、任意選択の停止板38を含む。停止板38は、第1の受けユニットから遠い、第2の受けユニットの軸側にあり、ピン34が停止板38と第1の受けユニットの間となるようになっている。停止板38は茎の端部の整列に使用可能である。一実施形態において、装置には厚肉部36とピン34並びに停止板38を相互及び/又は第1の受けユニットに対して軸方向に調節する手段がある。厚肉部36と停止板38には例えばクランプが備えられて、厚肉部36と停止板38を軸30にクランプしてもよい。
第1の受けユニット10と停止板38の間の距離は、使用する花束部材の長さに調節することができる。第1の受けユニット10と停止板38の間の与えられた距離において、第1の受けユニット10と停止板38の間の厚肉部36の位置及び/又は直径が、必要があればピンの位置と共に調整されて、束の軸方向における交差領域182の位置を調節可能である。こうして、装置は交差領域を、例えば長さの10分の1と半分の間の所望の位置に持ってくるように設定可能である。
一実施形態において、装置には捩る時に停止板38の位置を調節する手段が含まれ、捩る時に束の短縮を補償する。これらの手段は、例えば、捩るとき又はその後に停止板38を第1の受けユニットに押し付けるばね、及び/又は、受けユニットの相対的な配向の変化との組み合わせで停止板38の位置を調節するように構成された、モータ及びモータ制御を含むことができる。配向と位置との間の所望の関係は、実験で簡単に決定可能である。
厚肉部36は、捩った時に、捩った花束に必要とされる、茎の幅の狭い端部が回転軸30からの距離を保つようにして、茎が絡み合うことによる問題を防止する。回転軸の周りの類似の厚肉部を第1の受けユニット10にも使用可能である。ただしそこではより大きな直径又はより小さな直径となってもよいし、又は幅の広い端部においては花束部材の幅が大きいために省略することも可能である。
茎の幅の狭い端部を捩る時に回転軸30から距離を離すために、第2の受けユニットの厚肉部36は、機械的回転軸上の薄い円板であれば十分であり得る。複数の円板を回転軸上に使用してもよい。厚肉部36は、円筒形又は、例えば回転軸に対して厚肉部36の外表面が、回転軸に対する茎の幅の狭い端部の角度に対応する角度を有する、コーン形状であってよい。また、全体としての機械回転軸を太くなるように実装して、厚肉部36の機能を果たさせて、ねじれ時に茎の幅の狭い端部を回転軸30から距離を保つようにしてもよい。この実施形態では、厚肉部36をこの目的で示しているが、この機能を達成するためにこれを他の手段で置き換えることも可能であることを理解されたい。
第2の駆動手段が、受けユニット間の距離を拡大することにより、束を取り出すためのスペースを作る。この実施形態の代替として、第2の駆動ユニットがピン32を外へ折り畳むか又は潰して、取り外しのためのスペースを作るように構成してもよい。厚肉部36の直径を小さく保って、取り外しの邪魔にならないようにすることもできる。
図1に示すように、第1と第2の受けユニット10、12は、各花束部材18、18aが横位置に挿入されて、花束部材18の異なる軸部分が第1と第2の受けユニット10、12のスペース22、32にあって、そこに(図に示すように水平に対して斜めに)横たわったままとなることができるように配置される。図に示す実施形態では、第1と第2の受けユニット10、12の回転軸は水平に配置される。ただし、第1と第2の受けユニット10、12のスペース22、32の間を結ぶ線が、挿入したときに実質的に垂直から離れていれば(例えば少なくとも30度で)、すなわち花束部材が落下しない限りは、傾斜した設定もまたは花束部材の配置に十分使用できる。第1と第2の受けユニット10、12の回転軸20、30は、好ましくは互いに整列する。ただし、回転軸20、30の間の半径方向のずれ又は角度は、花束部材の配置と回転が可能な限りは排除されない。
図に示した第1と第2の受けユニット10、12の実施形態においては、花束部材18、18aを下方向に回転させたときにスペース22、32から落下することのない様にする手段を備えることが好ましい。そうでなければ、使用可能な回転角は、スペース22、32への半径方向のアクセスが少なくとも部分的に上向きであり続ける角度範囲に限定される。このことは、1つ以上の任意選択の支持要素11によって対応可能である。これは、受けユニットが茎を受けユニットの下側に回転させた場合、茎を遮って、茎が受けユニットの下側で少なくとも下向きとなる角度範囲まで茎を支持するように構成される。
図4は、第2の受けユニット12の周りにリング40が含まれ、そのリング40が第2の受けユニット12の回転軸30と一緒には回転しないように固定して配置された装置の一実施形態を示す。リング40は、回転軸30の軸方向にピン34からずれた位置で、厚肉部36の周り又は横に配置することが可能であり、好ましくは、回転時にピンの端部が描く円の直径より小さく、かつ厚肉部36の直径よりも大きい内径を有する。リング40の上半分には開口があり、それにより花束部材の茎又は一群の茎の端部をピン34の間に半径方向に挿入可能とする。リング40はスペース32の保護を、少なくともスペースの下側において構成する。操作時には、この保護により、茎が下に回転されたときに、スペース32から落ちないようになる。結果として、第2の受けユニット12をランダムに回転させて使用することができる。リングは、軸方向が半径方向の厚さよりもはるかに長い、(部分的な)円筒の形状であってもよい。「リング」という用語は、長さ/厚さの比に対するいかなる制限も意味しない。リング40の代替として、他の保護もまた使用可能である。例えば、ピン34間の囲い、又はその他の隔離などであって、それによって花束部材がスペースに挿入された後、スペース32の周囲が閉じられる。
一実施形態において、厚肉部36は弾性表面を有する。例えば厚肉部36に発泡層が含まれるか、あるいは全体が発泡ゴムでできている。この実施形態では厚肉部36は、厚肉部36とリング40の間にある花束部材の茎の幅の狭い端部が、厚肉部36によってリング40に押し付けられるような直径を有する。これにより花束部材が長さ方向に移動する可能性が防止される。ピン34はこの場合、茎の幅の狭い端部を回転軸の周りに押すように使用可能である。厚肉部36が茎の端部に沿ってそれ自体が移動可能な場合には、ピン34を省略してもよい。
この実施形態においてリング40は、束を取り出すために、厚肉部36から分離して取り出されることが好ましい。図4aに示すように、リング40の半体40a,40bは、厚肉部36の下のヒンジ400に、別々に回転可能に取り付けられてよい。そうして、半体40a,40bが第2の受けユニット12の回転軸に平行なピボット軸を中心に旋回して、厚肉部36から離れることができる。
さらに、第2の受けユニット12は、厚肉部36上の茎の幅の狭い端部を開口から厚肉部36とリング40の間の位置へ押し出す機構を有してもよい。この機能は、ピン34のようなピン、又は旋回可能なハンマ又は図4bの構成内で説明する、茎の幅の狭い端部を半径方向に厚肉部36に押し付ける押付け機構を用いて実行可能である。
一実施形態において、厚肉部36の外周には軸方向に延在する溝があり、茎の端部をその中で搬送可能である。溝は非常に浅くて、茎の端部は溝から半径方向に突出する。
茎の幅の狭い端部が厚肉部36に対してクランプされる、これら及び他の実施形態では、停止板38の機能は原理的に冗長である。したがって、停止板38は省略されてもよい。一実施形態において、装置は、捩った後、停止板38を茎の幅の狭い端部から離れた場所から、茎の幅の狭い端部に向けて移動させるように構成される。こうして、更なる整列ステップが実現可能である。また、回転軸上の1つの厚肉部の代わりに、軸上の異なる位置に、異なる厚肉部が含まれてもよい。例えば、第1の厚肉部がリング40の軸位置にあり、第2の厚肉部がピン34の軸位置にあってもよい。捩る時に、茎の端部を回転軸から最も遠くに保持する厚肉部は、捩られた束の最狭部の位置を決定する。他のどの厚肉部もこの役割をする必要がない。
図4bは茎の幅の狭い端部が、分離ではなく押付けベルト410によって分離された実施形態を示す。この実施形態においては、第2の受けユニット12が押付けベルト410と、厚肉部36の周りに押付けベルト410を引き付ける戻りプーリ412と、テンショナとを含む。そうして、花束部材の茎の幅の狭い端部が押付けベルトと厚肉部との間に挟み込まれる。厚肉部36及び/又は押付けベルト410は好ましくは、例えば発泡ゴムの弾性層を備える。
軌道には開口414があり、茎又は一群の茎の幅の狭い端部を厚肉部に向けて半径方向に挿入可能とする。開口414は、厚肉部36のある角度部分にわたって延在可能である。押付けベルト410は、押付けベルト410が花束部材の厚肉部36からの潜在的な落下を防止する限りは、厚肉部36の周りに延在することが好ましい。
装置は好ましくは駆動器416、例えばモータ、を備え、押付けベルトを厚肉部の回転速度に対応する速度で駆動するようになっている。そうして、厚肉部36に面する押付けベルト410の部分を厚肉部36と同じ角速度にする。ただし、厚肉部36と押付けベルト410の1つだけを駆動して、それによってもう一方を、例えば、押付けベルト410の開口と係合する厚肉部36上の搬送要素による結合、若しくはその逆により、又は例えば厚肉部36の一部と押付けベルト410との間の摩擦による別の結合により、一緒に搬送することで十分である。一実施形態では、装置は更に旋回可能に配置された押付けアーム420を含む。
使用時の挿入においては、茎の幅の狭い端部が開口414内に置かれ、その後、茎の幅の狭い端部が厚肉部36の回転により押付けベルト410と厚肉部36の間に案内される。茎の個別の幅の狭い端部はそれによって捩る時に、それぞれが押付けベルト410と厚肉部36の間のそれぞれの位置にクランプされる。押付けベルト410と厚肉部36はこのようにして分離を提供し、必要があれば、捩る時に茎の幅の狭い端部を一緒に搬送する。更なる実施形態では、厚肉部36の外周には軸方向に延在する溝があり、茎の端部をその中で搬送可能である。溝は非常に浅いので、茎の端部は溝から半径方向に突出する。
押付けアーム420の実施形態では、茎の幅の狭い端部が押付けベルト410と厚肉部36の間を案内される間、押付けアーム420が、茎の幅の狭い端部を半径方向に厚肉部36に対して押し付ける役目をする。押付けアーム420はピボットポイント422を中心に旋回可能である。
茎の幅の狭い端部を配置する前に、押付けアーム420は厚肉部36から離れた初期位置にあって、幅の狭い端部が開口414を通過可能とする。幅の狭い端部を配置した後、押付けアーム420が幅の狭い端部を厚肉部36に半径方向に押し付けるまで押付けアーム420を回転する。押付けアーム420の端部は例えばフォーク形状であって、ロッドの先端に歯があり、これが押付けベルト410と戻りプーリ412に沿って移動する。茎の端部と接触する押付けアーム420部分は、非常に滑らかな材料(例えばテフロン(登録商標))でできており、茎の幅の狭い端部を厚肉部36の回転と共に移動させる。茎の幅の狭い端部はしたがって厚肉部36と押付けベルト410の間を通過させられる。その後、押付けアーム420は初期位置に回転して戻ることができる。
一実施形態において、押付けアーム420は滑動して出入りできるように構成され、押付けアーム420が滑動して初期位置となって花束部材を挿入するためのスペースを大きくし、また挿入後に押付けアーム420が滑動して引き出されて茎の端部を押し付ける。
束を取り出す目的で厚肉部36から押付けベルト410を取り外すために、戻りプーリ412は移動可能であることが望ましい。
別の実施形態では、第2の受けユニット12の回転軸に、半径方向に突出した複数の把持器が取り付けられていて、使用時にそこへ異なる花束部材又は一群の花束部材の茎の幅の狭い端部が導入される。この実施形態では、各把持器には指があって、導入された一つ又は複数の茎を包み込むか、及び/又はクランプする。
茎の幅の狭い端部がクランプされる実施形態においては、花束部材を横たえた方向で連続的に処理することは厳密には必要ない。
第1の受けユニット10の周りには、第2の受けユニット12の周りと同様の種類のリング、好ましくは仕切り壁24の軸方向範囲の全てにわたって延在する軸方向に幅の広いリングを含むことができる。花束部材の幅の広い端部は幅の狭い端部よりも傷つきやすいので、花束部材への損傷を防ぐための追加的な手段が講じられることが好ましい。
図5は、第1の受けユニットの周りに固定配置されたリング50を含む装置の実施形態を示す。リング50の上半分には開口があり、それにより花束部材の茎又は一群の茎を半径方向に挿入可能とする。図に示す第1の受けユニットの実施形態では、仕切り壁24に接続され、仕切り壁24の端部を越えてリング50の半径よりも大きい長さまで半径方向に突出する、弾性のあるフラップ52が含まれる。例えば、フラップ52は軸方向にリング50と同じ長さである。リング50はフラップ52の周りにケースを構成することができる。単一のリング50の代わりに、軸方向の異なる位置に複数のリングを使用してもよい。
使用時に、リング50はそれがある場合には、第1の受けユニット10が回転すると、フラップ52の端部がリング50の内周を追従するようにさせる。こうしてフラップ52は、第1の受けユニット10が回転すると、花束部材の幅の広い部分を、少なくとも部分的に固定リング50から遮蔽して、損傷を防ぐ。フラップ52の長さは、リング50によって強制される状態では、少なくとも、フラップが取り付けられた仕切り壁24の隣の第1の仕切り壁24の半径方向の延長部分を越えてフラップ52が延在する様であることが好ましい。こうして、花束部材の幅の広い部分がリング50から完全に遮蔽される。
図6は、仕切り壁24に回転(旋回)可能に取り付けられた形状保持バルブ60が、フラップの代わりに花束部材をリング50から完全に遮蔽するために使用される一実施形態を示す。それぞれのバルブ60には、受けユニットの回転中にリング50のない角度範囲においてバルブ60に強制的に開放位置を取らせるために、ばねが含まれてもよい。代替例として、例えば各バルブにある爪と、花束部材を導入可能な第1の受けユニット10の上半分の地点において、バルブの爪を強制的に半径方向外向きにさせる固定ガイドの助けによって、リング50のない所でバルブ60を展開する機構を備えてもよい。リング50は、爪を内側にさせるようなガイドとして使用することが可能である。別の代替例では、リング50が省略されて、バルブ60が、花束部材を導入可能な第1の受けユニット10の上半分の地点において、バルブ60を展開する機構に結合された保持ばねを備えてもよい。
実施形態では、各スペース22に、フラップ52又はバルブ60が含まれるように示されたが、開口部が下向きのスペース22に対してフラップ52又はバルブ60は特に有利であることに留意されたい。一実施形態において、捩る時にその開口部が上を向くスペース22に対しては、これは省略される。この実施形態の使用時に、捩る時にその開口部が上を向くスペース22は、花束部材を提供する最後のスペースである。すべてのスペース22に対してフラップ52又はバルブ60を使用することは、第1の受けユニットをランダムな方向で使用可能であり、また回転時の花束部材の上方への移動が相殺されるという利点を提供する。
図7は、回転軸20のまわりの中空円筒70と、円筒70の外側の仕切り壁72とを備える第1の受けユニットの実施形態を示す(回転軸20は円筒70内に仮想的にのみ延在して物理的構造には対応する必要がない)。中空円筒70は、可動バルブ74と、花束部材を導入可能な第1の受けユニット10の上半分の地点において、バルブ74を展開し、その後バルブ74を畳んで閉じる機構とを備える。バルブ74をスイングして開閉する機構は、例えば電気制御された担体を含むことが可能である。円筒70の外側の仕切り壁72は、詳細には説明しないが、前に述べた実施形態のように実装されてよい。動作時に、中空円筒70が、花束の1つ以上の中心の花束部材を受け、中空円筒70の周りのスペースが、同じ花束の周辺の花束部材を受ける役目をする。
図8は、円筒70の中に更なる仕切り壁80が含まれた、第1の受けユニットの一実施形態を示す。更なる実施形態では、更なる仕切り壁80は円筒70に対して回転可能であり、仕切り壁72は円筒70の外側にある。一実施形態において、第1の駆動手段は、円筒70が回転しないままで、最初に仕切り壁80を第2の受けユニット12と実質的に等しく駆動するようになっている。こうして、複数の中央の花束部材をバルブ74を介して円筒70内の異なるスペース82に導入することができる。さらに、第1の駆動手段は、円筒70を異なる時間に第2の受けユニット12と等しく回転させるようになっている。こうして、より周辺の花束部材を円筒70の外側の異なるスペースに導入可能である。必要があれば、第1の駆動手段に円筒70と円筒70内の更なる仕切り壁80を相互に捩って回転させることにより、円筒70の内と外の花束部材を異なるように捩ることも可能である。
図7と図8の装置は、円筒70内の1つの中央層と、内側円筒70の周りの、花束部材のリースを形成する第2の層との、花束部材の2つの半径方向の層を提供する。更なる実施形態では、異なる円筒の間に花束部材を供給するための同等の機構を有する、円筒70と同心の1つ以上の更なる円筒を含むことにより、より多くの層を使用可能である。
また、複数の分離されたスペースを有する、第1と第2の受けユニット10、12のそのほかの構造も可能であることは明らかであろう。こうして、停止板などのプレート上に取り付けられた容器、及び/又は半径方向のピンを介して回転軸に取り付けられた容器を使用することも可能である。
少量の用途に関しては、花束部材を手によって第1と第2の受けユニット10、12に配置して、束を捩った後に取り出して束ねてもよい。より規模の大きい用途に関しては、供給機構、取出し機構、及び/又は結束機械を使用可能である。
図9は、花束を作るための、一つの束の花束部材の茎を捩るための装置の供給機構を示す。装置には、前に説明した受けユニットと駆動手段(第1の受けユニット10のみが示されている)、並びに、さらに供給ベルト90、検出器92及び制御ユニット94が含まれる。供給ベルト90上に示されているのは複数の花束部材18であり、これらは茎が供給ベルト90の搬送方向を横切るようにして供給ベルト90上に置かれる。供給ベルト90は花束部材18を受けユニットまで搬送し、そこで花束部材を供給ベルト90の端部から第1と第2の受けユニット内へ置くように構成されている。検出器92は花束部材18の通過を検出するようになっている。検出器92は、例えば光学検出器であってもよい。
制御ユニット94は、検出器92と第1の駆動手段14とに結合され、所定数の花束部材18及び/又はスペース内に配置された花束部材18の群の検出に応答して、毎回、第1の駆動手段14に、第1と第2の受けユニット10、12を実質的に同じだけ回転させて、第1と第2の受けユニットの次のスペースが花束部材18を捕捉する準備をさせるように構成されている。
捕捉すべき花束部材の数に依存して、所定の数は例えば1、2又はそれ以上であってよい。さらに、制御ユニット94は、花束を完成するのに必要な花束部材の所定数が達成されたことを検出すると、第1の駆動手段14を起動して、第1と第2の受けユニットの互いの相対的回転角を変え、次いで、第2の駆動手段を起動して捩られた束を取り出せるようにする。制御ユニット94は例えば、これらのステップを実行するプログラムが組み込まれたコンピュータであってもよい。
動作時には、花束部材が、例えば手で、又は更なる機械で、供給ベルト90に置かれる。供給ベルト90は花束部材を第1と第2の受けユニットへ搬送し、花束部材のその部分が異なるスペースに受けられる。そうして束が捩られる。装置には、例えば花束部材の搬送の制御を改善するための、部品がさらに追加されてもよい。こうして、受けユニットの隣に、供給ベルト90の後に花束部品を支持するための一つ又は複数のガイド、及び/又は花束部材が第1と第2の受けユニットを突き破らないようにする一つ又は複数のガイドが追加されてもよい。そのようなガイドには、花束部材との摩擦を防止するための、回転可能となったホイールを含むことができる。さらに、一つ又は複数の(発泡ゴム製の)発泡ベルト又はシリコーンベルトが、供給ベルト90及び/又は一つ又は複数のガイドの上に追加されてもよい。これは供給ベルト90と一緒に移動して、供給ベルト90の端部において花束部材を供給ベルト90の一部及び/又はガイドに押し付ける。
装置には、供給ベルト90上において、又は受けユニットへの供給ベルト90経路内において茎の端部を切り落とすための、ナイフ又は切断ホイールなどの切断手段が含まれてもよい。花束部材は供給ベルト90上に、例えば供給ベルト90上の基準マークを参考にして、又は配置後に適宜移動させて、幅の広い端部を花束の所望の高さに整列させて置くことができる。その後、切断手段が茎の端部を同一高さに切断して、第2の受けユニットの停止板が受けユニットにおける所望高さを管理する。
さらに、供給ベルト90から受けユニットまで搬送するための、発泡ベルト又はシリコーンベルトなどの、一つ以上の対の搬送ベルトが追加されてもよい。これらの一つ以上の対の搬送ベルトは、花束部材を供給ベルト90の端部から取り上げるように構成され、それにより各花束部材の茎が1対の搬送ベルトの間にクランプされる。ここで、1つ以上の対の搬送ベルトの口は、1対又は複数対の搬送ベルトからの花束部材が上から受けユニットに(恐らく斜めに)供給され、花束部材が受けユニット内に横たわる配向で置かれるような配置となっている。
更なる実施形態では、装置には1対以上の搬送ベルトの口の位置を制御する手段が含まれ、また制御ユニットはこれらを制御するように構成される。制御ユニットはこうして第1の受けユニットと第2の受けユニットの異なるスペースに、第1の受けユニットの中間的な回転を必要とせずに、花束部材を置くように構成されてもよい。
一実施形態において装置は、捩った後に第1と第2の受けユニットの間で茎を、例えばテープ又はワイヤを用いて結束するように構成された結束機械を備える。これは例えば第2の駆動手段が起動される前に行われてもよい。
一実施形態において装置は、捩った後に第1と第2の受けユニットの間で茎の束を把持するように構成された把持器を備える。これは例えば第2の駆動手段が起動される前に行われてもよい。把持器は、把持した束を次の処理ステーションへ搬送するように構成されてもよい。束はそうして、例えば次の処理ステーション又はこのステーションの後で結束されてもよい。
それ以上に自動化されていない用途では、束は人手で把持及び/又は束ねられ、その場合には把持器及び/又は結束機は使用されない。
図10aと図10bは処理ステーションの一実施形態を示す。処理ステーションには、循環する排出コンベヤ100(部分的に示す)、排出コンベヤ100上の複数対の回転可能に配置されたホイール102、及び排出コンベヤ100の隣の巻上げ結束機104が含まれる。図10aは、説明のために排出コンベヤ100上に捩られた束106を有する、搬送方向に直交する面での排出コンベヤ100の断面である。図10bは、排出コンベヤ100の搬送方向(z方向)に対して横方向の断面を示す。
巻上げ結束機、すなわち、茎の束の周りに複数の巻線を配置するように構成された結束機は、それ自体既知である。巻上げ結束機104は、巻上げ結束機104の巻線を配置する巻上げ位置が、排出コンベヤ100の端部から所定の距離にあるように構成されている。
複数対のホイール102が、排出コンベヤ100上の連続した地点に、搬送方向に沿って排出コンベヤ100の端部にあり、ホイール102の車軸が同一高さで搬送方向に横向きとなっている。
使用時には、捩った後に把持器が茎の束を第1と第2の受けユニットの間に把持する。次いで把持器が茎の束を排出コンベヤ100に置く。把持器は、捩った束106の最も狭い部分を排出コンベヤ100の横の所定距離に置いて捩った束を配置し、捩った束106を1対のホイール102によりその間に押し付ける。そうして巻上げ結束機104が、排出コンベヤ100からの所定距離において、捩った束106の最も狭い部分の周りに締め具を巻く。
図10aに示すように、排出コンベヤ100は排出コンベヤ100の端部に隆起部108を有することができる。隆起部108は、捩られた束106の軸方向をより水平な位置となるように捩られた束106を支持することを可能とし、巻上げを簡単にする。さらに、あるいはそれに代わって、排出コンベヤ100は、搬送方向の横方向に傾斜して、より大きな面上で束106の軸がより水平な位置となるように束106を支持する。隆起及び/又は斜面構成を有する単一ベルトの代わりに、部分的なベルトを使用することも可能である。排出コンベヤ100の端部に隆起部108を利用する場合、複数対のホイール102は好ましくは隆起部108に位置する。ただし、束の軸の水平配置は必ずしも不可欠ではなく、その場合には、隆起部及び/又は斜面構成は省略可能である。
複数対のホイール102は、好ましくは発泡ゴムなどの弾性表面を有する。これは把持器が1対のホイール102の間及びそれを介して束を押し付けるとき、束によって圧縮され、それによって排出コンベヤ(の隆起部108)に束を押し付ける。

Claims (29)

  1. 花束部材の茎の束を捩るための装置であって、
    第1と第2の回転可能な受けユニットと、
    第1の受けユニットと第2の受けユニットに連結された第1の駆動手段と、
    前記第1の受けユニットと第2の受けユニットに連結された第2の駆動手段と、
    を備え、
    前記第1と第2の回転可能な受けユニットは、
    相互に少なくとも実質的に整列した回転軸を有し、
    前記花束部材の第1の軸部分と第2の軸部分がそれぞれ前記第1と第2の受けユニット内にあり、前記第1の軸部分と第2の軸部分の間の各花束部材部分は前記第1と第2の回転可能な受けユニットの間の距離にわたって延在するようにして、前記花束部材を横たえて受けるように構成され、
    ここで、前記花束部材の前記第1の軸部分を保持する第1の手段は、前記第1の受けユニットの回転軸に対して軸方向を横切るように互いに少なくとも部分的に離間され、
    前記花束部材の前記第2の軸部分を保持する第2の手段は、前記第2の受けユニットの回転軸に対して前記軸方向を横切るように互いに少なくとも部分的に離間され、
    前記第1の手段と第2の手段は、少なくとも前記花束部材の前記第1の軸部分と第2の軸部分を受けるときに、受けるために回転軸に対して半径方向にアクセス可能であり、
    前記第1と第2の受けユニットに連結された第1の駆動手段は、異なる花束部材を受ける間に前記回転軸の周りに前記第1の受けユニットを回転させ、前記第2の受けユニットを前記第1の受けユニットと実質的に一緒に回転させ、その後に前記第1と第2の受けユニットの間の相対的な回転角度を変えるように構成され、
    前記第1と第2の受けユニットに連結された第2の駆動手段は、花束部材によって形成された束を取り出すためのスペースを前記第1と第2の回転可能な受けユニットに形成するように構成された、
    装置。
  2. 前記第1の手段は、前記花束部材の前記第1の軸部分を収納するために、前記第1の受けユニットの回転軸に関する前記軸方向の横方向に互いに少なくとも部分的に離間した第1のスペースを備え、前記第2の手段は、前記花束部材の前記第2の軸部分を収納するために、前記第2の受けユニットの回転軸に関する前記軸方向の横方向に互いに少なくとも部分的に離間した第2のスペースを備え、前記第1の駆動手段は、異なる花束部材を前記第1のスペースに供給する間に、前記回転軸の周りに前記第1の受けユニットを回転させるように構成された、請求項1に記載の装置。
  3. 前記第1の軸部分を少なくとも部分的に相互に離間させておくための前記手段が、前記第1の軸部分を相互に分離させておく仕切り壁を含む、請求項1又は請求項2のいずれかに記載の装置。
  4. 前記花束部材が、下に回転した後に前記第1と第2の受けユニットから落下することを防止する手段を備える、請求項1~請求項3のいずれか一項に記載の装置。
  5. 前記第2の駆動手段は、前記束を取り出すためのスペースを作るために、前記第1と第2の受けユニットの間、又は前記第1と第2の受けユニットの部品の間の距離を一時的に拡大するように構成された、請求項1~請求項4のいずれか一項に記載の装置。
  6. 前記第1の受けユニットは前記第1のスペースの、少なくとも半径方向の部分的分離のための壁を備え、かつ少なくとも1つの前記第1のスペースは可動遮蔽を含み、前記可動遮蔽は、前記第1のスペースへのアクセスが開かれている第1の位置と、前記第1のスペースの少なくとも1つを遮蔽する第2の位置との間で可動である、請求項2に記載の装置。
  7. 前記遮蔽は前記第1と第2の位置の間で折り曲げ可能なフラップを含む、請求項6に記載の装置。
  8. 前記第1と第2の受けユニットの間に配置され、前記第1のスペースが下向きのときに、前記第1と第2の受けユニットの間の花束部材を支持するように構成された支持要素を備える、請求項2に記載の装置。
  9. 前記第1の受けユニットの前記回転軸と同軸で、固定配置された、前記第1のスペースの周りの切れ目のあるリングを備え、前記リングは、前記第1のスペースの上から前記スペースへ半径方向に花束部材を通過させる切れ目を有し、かつ前記第1の受けユニットの前記回転軸より下の位置は閉じられている、請求項2に記載の装置。
  10. 前記第1の受けユニットは、
    前記第1の受けユニットの前記回転軸と同軸の中空の円筒と、
    前記円筒の外周上の前記第1のスペースの間の仕切り壁と、
    前記円筒内の可動バルブであって、前記可動バルブは開位置と閉位置の間を可動であり、それらの位置において花束部材の前記円筒の内部への半径方向の供給がそれぞれ可能及び妨げられる、可動バルブと
    を備える、請求項2に記載の装置。
  11. 前記円筒内のスペース間の更なる分離を備える、請求項10に記載の装置。
  12. 前記第2の受けユニットは、前記第2の受けユニットの前記回転軸の周りの厚肉部と、前記厚肉部よりもさらに突出する、スペース間の分離とを備える、請求項2に記載の装置。
  13. 前記第2の受けユニットの前記回転軸の周りに、前記厚肉部の直径よりも大きい直径を有し、かつ前記分離の間に前記花束部材の茎又は一群の茎の端部を半径方向に導入可能とする開口を有するリングを備え、前記リングは、前記第2の受けユニットの前記回転軸と一緒に回転しないように固定配置されている、請求項12に記載の装置。
  14. 前記厚肉部は、前記厚肉部と前記リングの間にある前記花束部材の前記第2の軸部分が前記厚肉部によって前記リングに押し付けられるようになった弾性的表面と直径とを有する、請求項13に記載の装置。
  15. 前記リングは、前記リングを前記厚肉部から展開するためのヒンジを含む、請求項14に記載の装置。
  16. 前記第2の受けユニットは、
    前記第2の受けユニットの前記回転軸の周りの厚肉部と、
    押付けベルトと、
    前記押付けベルトを前記厚肉部の外周を通る経路上に案内する機構であって、前記花束部材の茎の端部が押付けベルトと厚肉部の間にクランプされ、一方で軌道が開口を開けたままにして、茎又は一群の茎の端部の、前記開口を介した前記厚肉部への半径方向の導入を可能とする機構と、
    を備える、請求項1~請求項11のいずれか一項に記載の装置。
  17. 前記押付けベルトを、前記厚肉部の回転速度に対応する速度で駆動するように構成された駆動装置を備える、請求項16に記載の装置。
  18. 前記開口に前記茎を配置した後に、前記茎の端部を前記厚肉部に対して半径方向に押し付ける機構を備える、請求項13~請求項17のいずれか一項に記載の装置。
  19. 前記第2の受けユニットの前記回転軸に対して横方向の停止板を備え、前記花束部材の前記第2の軸部分を離間したままにする前記第2の手段が、前記停止板と前記第1の受けユニットとの間にある、請求項1~請求項18のいずれか一項に記載の装置。
  20. 前記停止板と前記第1の受けユニットの間の距離を調節するための手段を備える、請求項19に記載の装置。
  21. 前記停止板と前記第1の受けユニットとの間の距離を、前記第1と第2の受けユニットの間の相対的回転角が変化することによる、前記第1と第2の受けユニットの間の相対的回転角の変化との組み合わせで自動的に調節するための手段を備える、請求項19又は請求項20に記載の装置。
  22. 前記第2の受けユニットは、前記回転軸の周りに、軸方向に変位可能な厚肉部を備える、請求項1~請求項21のいずれか一項に記載の装置。
  23. 前記第1と第2の受けユニットの間に前記茎の束を把持するための爪を有する把持器を備える、請求項1~請求項22のいずれか一項に記載の装置。
  24. 円形ベルトと、前記円形ベルト上の複数対のホイールと、前記円形ベルトに隣接する巻上げ結束機とを含む処理ステーションを備え、前記把持器は、前記茎の束を前記円形ベルト上の1対のホイールのホイール間に配置して、前記束の最も幅の狭い部分を、端部と前記巻上げ結束機の巻上げ位置との間の距離に対応した前記円形ベルトの端部からの所定の距離とするように構成された、請求項23に記載の装置。
  25. 前記第1の駆動手段に連結され、第1の条件と第2の条件に連続的に切り替えるように構成された制御ユニットを備え、前記第1の条件では、前記第1の駆動手段を制御して、前記第2の受けユニットが前記第1の受けユニットと実質的に一緒に回転する状態で、前記第1の受けユニットを前記第1の受けユニットの前記回転軸の周りで少なくとも段階的に回転させ、前記第2の条件では、前記第1の駆動手段を制御して、前記第1と第2の受けユニットの相互の相対的回転角を変化させる、請求項1~請求項24のいずれか一項に記載の装置。
  26. 花束部材が前記受けユニットへの供給されたときに茎を検出する検出器を備え、前記制御ユニットは、1つ以上の花束部材の所定数が供給されたことの検出に応答して前記第1の駆動手段を制御し、前記第1の受けユニットを前記第1の受けユニットの前記回転軸の周りで段階的に回転させるように構成された、請求項25に記載の装置。
  27. 前記花束部材を前記第1の受けユニットと第2の受けユニットに供給するためのコンベヤベルトを備え、前記花束部材は前記コンベヤベルト上に載せられて、前記茎の長さ方向を前記コンベヤベルトの搬送方向に少なくとも実質的に直交させて供給される、請求項1~請求項26のいずれか一項に記載の装置。
  28. 前記コンベヤベルト上で、及び/又は前記コンベヤベルトから前記受けユニットへの輸送後に、前記茎の余分の長さを切り落とすことにより前記花束部材の茎の端部を整列させるための切断手段を備える、請求項27に記載の装置。
  29. 第1と第2の回転可能な受けユニットであって、回転軸が互いに少なくとも実質的に整列し、各受けユニットが前記受けユニットの回転軸に関する軸方向の横向きに花束部材を少なくとも部分的に互いに離間させた状態に保持する手段を備える、第1と第2の回転可能な受けユニットを用いて、花束部材の束の茎を捩る方法であって、
    複数の花束部材のそれぞれの第1の軸部分と第2の軸部分を、前記回転軸に対して半径方向に横たえた配向で、前記第1と第2の回転可能な受けユニットのそれぞれに導入するステップであって、各花束部材の一部は前記第1と第2の回転可能な受けユニットの間の距離全体に延在する、ステップと、
    異なる花束部材を供給する間に、受けユニットの回転軸に関する軸方向を横切る方向に互いに少なくとも部分的に離間した位置に、第1の受けユニットを回転させ、第2の受けユニットは前記第1の受けユニットと実質的に一緒に回転する、ステップと、
    前記第1と第2の受けユニットの間の相対的な回転角を変化させ、その結果として茎の束が捩られるステップと、
    前記相対的な回転角を変化させた後、前記捩られた束の茎を把持及び/又は結束するステップと、
    前記把持及び/又は結束された茎の束を前記受けユニットから取り除くステップと、
    を含む、方法。
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