JP7023654B2 - 帯電部材の製造方法 - Google Patents
帯電部材の製造方法 Download PDFInfo
- Publication number
- JP7023654B2 JP7023654B2 JP2017187822A JP2017187822A JP7023654B2 JP 7023654 B2 JP7023654 B2 JP 7023654B2 JP 2017187822 A JP2017187822 A JP 2017187822A JP 2017187822 A JP2017187822 A JP 2017187822A JP 7023654 B2 JP7023654 B2 JP 7023654B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- particles
- rubber composition
- layer
- unvulcanized rubber
- elastic layer
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Images
Classifications
-
- G—PHYSICS
- G03—PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
- G03G—ELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
- G03G15/00—Apparatus for electrographic processes using a charge pattern
- G03G15/02—Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for laying down a uniform charge, e.g. for sensitising; Corona discharge devices
- G03G15/0208—Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for laying down a uniform charge, e.g. for sensitising; Corona discharge devices by contact, friction or induction, e.g. liquid charging apparatus
- G03G15/0216—Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for laying down a uniform charge, e.g. for sensitising; Corona discharge devices by contact, friction or induction, e.g. liquid charging apparatus by bringing a charging member into contact with the member to be charged, e.g. roller, brush chargers
- G03G15/0233—Structure, details of the charging member, e.g. chemical composition, surface properties
Landscapes
- Physics & Mathematics (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Plasma & Fusion (AREA)
- General Physics & Mathematics (AREA)
- Electrostatic Charge, Transfer And Separation In Electrography (AREA)
- Electrophotography Configuration And Component (AREA)
Description
該粘性の指標の平均値Vcは、該帯電部材の長手方向を均等に10分割した各領域の任意の1箇所において、走査型プローブ顕微鏡の測定モードを粘性-弾性マッピングとし、測定条件を、探針のばね定数を38.7N/m、スキャンレート2Hz、スキャン範囲2μm、自由振幅2V、セットポイント1Vとしたときに測定される値の平均値であり、
該製造方法は、
(i)ブタジエン骨格を有するポリマーと絶縁性粒子とを含むゴム組成物を含む未加硫ゴム組成物を得る工程;
(ii)クロスヘッドと内径Dを有するダイとを備えたクロスヘッド押出成形機に該導電性支持体と該未加硫ゴム組成物とを供給して、(d-d0)/(D-d0)で示される引取率が100%を超えるように引き取って、該導電性支持体の周囲に未加硫ゴム組成物の層を有する未加硫ゴムローラを成形する工程(但し、dは該未加硫ゴムローラの外径、d0は該導電性支持体の外径を表す);
(iii)該未加硫ゴムローラの該未加硫ゴム組成物の層を空気中で加硫し、該未加硫ゴム組成物の層の最表面を酸化硬化させる工程;及び
(iv)該最表面に紫外線を照射して更に酸化せしめる工程、
を有することを特徴とする帯電部材の製造方法が提供される。
負荷曲線から最緩傾斜直線(等価直線)を描くと、等価直線において負荷面積率0%の高さと100%の高さが求められる。
コア部とは、等価直線の負荷面積率0%から100%の高さの範囲に含まれる部分である。突出山部とは、コア部から上に突出した部分であって、負荷曲線の負荷面積率0%からSmr1%の範囲に対応する部分である。
Spk、Svk、及びSkは、負荷曲線と前記2つの高さ(等価直線における負荷面積率0%の高さと100%の高さ)から算出される。Skとは、コア部の最大高さから最小高さを差し引いた値であり、コア部のレベル差を示す。Spkとは突出山部高さを示し、Skよりも高い面の高さを平均値化することにより算出される。Svkとは突出谷部高さを示し、Skよりも低い面の高さを平均値化することにより算出される。Smr1は、突出山部とコア部を分離する負荷面積率である。
実画像上には現れない数μmから数十μm幅の微細な電位勾配が生じる。図2中に当該電位勾配を曲線21で模式的に示す。当該電位勾配は、帯電部材の表面の凸部22近傍で大きくなる。ここで、凸部22は、例えば、絶縁性粒子201で構成されている。また、帯電部材の表面に付着したトナー23は感光体を帯電する際の放電により帯電バイアスと逆電荷に帯電される。この状態で感光体と帯電部材が当接すると、帯電部材の表面にあるトナー23は、感光体と逆電荷に帯電されているため、感光体の表面電位勾配の大きい箇所である帯電部材の表面の凸部22に移動する。その際、トナーは、外添剤も伴いながら、図2において矢印で示した方向に移動するため、帯電部材の表面に付着したトナーや外添剤は帯電部材の表面の凸部22に集合する。その結果、感光体の表面電位の変動は、凸部周辺部でのみの表面電位変動、つまり実画像上には現れない数μmから数十μm幅でのみの局所的な表面電位変動、に抑制できる。そのため、トナーや外添剤等が帯電部材の表面に付着し、蓄積された場合においても、トナーの移動によって感光体の平均表面電位は安定すると考えられる。
帯電部材の表面のトナーを移動させるためには、コア部における、マルテンス硬度の平均値Mcは2N/mm2以上20N/mm2以下であり、かつ、粘性の平均値Vcは70mV以下であることが必要である。
マルテンス硬度の平均値Mcが2N/mm2未満では、帯電部材の表面が柔らか過ぎて、帯電部材の表面から、導電性弾性層202中にトナー粒子が埋め込まれる場合がある(図2の図番25参照)。またマルテンス硬度の平均値Mcが20N/mm2を超えると帯電部材の表面が硬いことにより、トナー粒子が割れ、かかる割れたトナー粒子26が帯電部材の表面に付着する場合がある。またコア部における、前記粘性の平均値Vcが70mVを超えると、帯電部材の表面とトナーとの付着力が大きくて、帯電部材の表面にトナーが固着する場合がある。
図4に、該帯電部材の一例として帯電ローラの構成図を示す。帯電ローラは、導電性支持体31と、該導電性支持体の上に形成した表面層(導電性弾性層)32とからなっている。以下、帯電部材を構成する各要素について順に説明する。
該帯電部材は、例えば、ブタジエン骨格を有する重合体を含むゴム組成物の加硫物を含む導電性弾性体を表面層として有している。導電性弾性体は、103Ωcm以上109Ωcm以下の体積抵抗率を有することが好ましい。かかる導電性弾性体は、原料ゴム、導電剤および架橋剤を含むゴム組成物の加硫物であるということもできる。ブタジエン骨格を有する重合体としては、ブタジエンゴム、イソプレンゴム、クロロプレンゴム、アクリロニトリル-ブタジエンゴム、スチレン-ブタジエンゴム、スチレン-ブタジエン-スチレンゴム等を含むゴム組成物が好適に用いられる。
該帯電部材において、表面層(導電性弾性層)の表面物性は、三次元表面性状規格で定義されるコア部において、0.04mNの押込み力で測定されるマルテンス硬度の平均値Mcが、2N/mm2以上20N/mm2以下であり、かつ走査型プローブ顕微鏡により視野2μm角で測定される粘性の平均値Vcが70mV以下である。マルテンス硬度及び粘性の測定箇所は、帯電部材の長手方向を均等に10分割した各領域における、任意の1箇所の、合計10箇所である。
式(1)
dF/dt=0.1mN/10s
式(1)において、Fは力、tは時間を表す。
該帯電部材の表面は粗面化されている。本発明において粗面化とは、三次元表面性状規格におけるSpk、Sk、及びSvkの値の和が3μm以上であることを意味する。Spk、Svk、及びSkの値は、コンフォーカル顕微鏡(商品名:オプテリクスハイブリッド、レーザーテック株式会社製)により計測できる。対物レンズ20倍、画素数1024pixel、高さ分解能0.1μmで観察した高さ画像全体の曲面補正をして3次元計測をすることで算出することができる。尚、これらのSpk、Svk、及びSkの値の算出方法は、実施例において「評価3」と表示する。
粗面化は、帯電部材の表面に絶縁性粒子を露出させることで形成することが好ましい。絶縁性粒子としては、体積抵抗率が1010Ωcm以上の絶縁性を有していればよい。絶縁性粒子の体積抵抗率は、絶縁性粒子を加圧することによってペレット化し、このペレットの体積抵抗率を粉体抵抗測定装置(商品名:粉体抵抗測定システム MCP-PD51型、三菱化学アナリテック社製)によって測定することができる。ペレット化するため、粉体抵抗測定装置の直径20mmの円筒状のチャンバーに測定対象の粒子を入れる。充填量は、20kNで加圧した時のペレットの層の厚みが3~5mmになるようにする。測定は、温度23℃、相対湿度50%の環境下で、印加電圧90V、荷重4kNにて行う。尚、この「絶縁性粒子の体積抵抗率」の測定方法は、実施例において「評価B」と表示する。
表面層の粗面化用の粒子としては、前記絶縁性粒子の他に導電性粒子として、アルミニウム、パラジウム、鉄、銅、銀の如き金属系の微粒子や繊維、酸化チタン、酸化錫、酸化亜鉛の如き金属酸化物、前記記載の金属系微粒子、繊維及び金属酸化物の表面に、電解処理、スプレー塗工、混合振とうにより表面処理した複合粒子、グラファイトやガラス状カーボン等の炭素粒子などを用いることができる。
導電性支持体は、導電性を有し、表面層である導電性弾性層等を支持可能であって、かつ、帯電部材としての、典型的には帯電ローラとしての強度を維持し得るものであればよく、特に限定されない。帯電部材が帯電ローラである場合、導電性支持体は中実円柱体または中空円筒体であって、その長さは例えば240~360mm程度であり、外径は例えば4.5~9mm程度である。
該帯電部材の製造方法の一例として、製造工程が簡略であるという観点から有効な方法を説明する。
工程1:ゴム組成物と絶縁性粒子からなる未加硫ゴム組成物を調製する工程。
工程2:クロスヘッド押出成形機に導電性支持体と該未加硫ゴム組成物を供給して引取率が100%を超える条件で引取って、該導電性支持体の周面に該未加硫ゴム組成物の層を有する未加硫ゴムローラを得る工程。
工程3:該未加硫ゴム組成物の層を空気中で加硫し、次いで表面処理を行って、該導電性弾性層を得る工程。
(1)押出成形後にゴム組成物の押出成形と同温度で再加熱した状態で転造工程をすることにより粗面化した後、30分から1時間程度で加硫が完結する温度において空気中で加硫を行い、その表面に紫外線照射する方法。
(2)押出成形後にゴム組成物の押出成形と同温度で再加熱した状態で絶縁性粒子をゴムローラの表面に塗布し、絶縁性粒子を構成する樹脂の融点より高くかつ30分から1時間程度で加硫が完結する温度において空気中で加硫することで絶縁性粒子を加硫ゴムローラの表面に密着させ、次いでその表面に紫外線照射する方法。
本発明の一態様に係る電子写真画像形成装置は、本発明の一態様に係る帯電部材と、電子写真感光体と、該電子写真感光体を帯電する帯電部材と、を有し、該帯電部材が、上記した、本発明の一態様に係る帯電部材である。該電子写真画像形成装置の一例の概略構成を図6に示す。該電子写真画像形成装置は、電子写真感光体61、帯電部材62、露光手段64、現像部材65、転写手段66、クリーニング部材68等を備えている。図6を用いて、電子写真画像形成プロセスを説明する。被帯電体としての電子写真感光体(感光体)61は、導電性支持体61bと、支持体61b上に形成した感光層61aとからなり、円筒形状を有する。そして、軸61cを中心に図上時計周りに所定の周速度をもって駆動される。
本発明の一態様に係るプロセスカートリッジは、電子写真画像形成装置の本体に着脱可能に構成されている。そして、該プロセスカートリッジは、電子写真感光体と、該電子写真感光体を帯電する帯電部材と、を具備し、該帯電部材が、本発明の一態様に係る帯電部材である。
カプセル粒子の平均粒子径は、以下の方法によって求められる「体積平均粒子径」である。
測定機器として、レーザー回折型粒度分布計(商品名:コールターLS-230型粒度分布計、コールター社製)を用いる。純水にて粒度分布計の測定系内を約5分間洗浄し、消泡剤として測定系内に亜硫酸ナトリウムを10mg~25mg加えて、バックグラウンドファンクションを実行する。次に純水50ml中に界面活性剤3滴~4滴を加え、更に測定試料を1mg~25mg加える。試料を懸濁した水溶液を超音波分散器で1分間~3分間分散処理を行い、被験試料液を調製する。前記測定装置の測定系内に被験試料液を徐々に加えて、装置の画面上のPIDSが45%以上55%以下になるように測定系内の被験試料濃度を調整して測定を行う。得られた体積分布から体積平均粒子径を算出する。
先述した手法により表面層用の粒子として使用したカプセル粒子、樹脂粒子及び炭素粒子の体積抵抗率を測定する。粒子の導電特性については、体積抵抗率が1010Ωcm以上であれば絶縁性、103Ωcm以下であれば導電性として表示する。
イオン交換水4000質量部と、分散安定剤としてコロイダルシリカ9質量部およびポリビニルピロリドン0.15質量部の水性混合液を調製した。次いで、重合性単量体としてアクリロニトリル50質量部、メタクリロニトリル45質量部及び、メチルメタクリレート5質量部と、内包物質としてイソペンタン5.0質量部及びノルマルヘキサン7.5質量部と、重合開始剤としてジクミルパーオキシド0.75質量部からなる油性混合液を調製した。この油性混合液を、前記水性混合液に添加し、更に水酸化ナトリウム0.4質量部を添加することにより、分散液を調製した。
内包物質をノルマルヘキサン12.5質量部とした以外は、製造例1と同様の方法で、カプセル粒子2を得た。得られたカプセル粒子の体積平均粒子径は10.0μmであり、体積抵抗率は1010Ωcm以上であった。
内包物質をノルマルヘキサン5.0質量部及びノルマルヘプタン7.5質量部とした以外は、製造例1と同様の方法で、カプセル粒子3を得た。該カプセル粒子の体積平均粒子径は10.0μmであり、体積抵抗率は1010Ωcm以上であった。
内包物質をノルマルヘプタン12.5質量部とした以外は、製造例1と同様の方法で、カプセル粒子4を得た。得られたカプセル粒子の体積平均粒子径は10.0μmであり、体積抵抗率は1010Ωcm以上であった。
分級ローターの回転数を1430rpmとした以外は、製造例1と同様の方法で、カプセル粒子5を得た。得られたカプセル粒子の体積平均粒子径は12.5μmであり、体積抵抗率は1010Ωcm以上であった。
コロイダルシリカを12質量部、ホモジナイザーの回転数を1000rpm、分級ローターの回転数を1720rpmとした以外は、製造例1と同様の方法で、カプセル粒子6を得た。得られたカプセル粒子の体積平均粒子径は5.0μmであり、体積抵抗率は1010Ωcm以上であった。
コロイダルシリカを5質量部、ホモジナイザーの回転数を100rpm、分級ローターの回転数を1350rpmとした以外は、製造例1と同様の方法で、カプセル粒子7を得た。得られたカプセル粒子の体積平均粒子径は15.5μmであり、体積抵抗率は1010Ωcm以上であった。
1.導電性基体
直径6mm、長さ252.5mmのステンレス鋼製の円筒状基体の外周に、カーボンブラックを10質量%含有させた熱硬化性樹脂を塗布し、乾燥したものを導電性基体として使用した。
アクリロニトリルブタジエンゴム(商品名:N230SV,JSR社製)100質量部に対し、カーボンブラック(商品名:トーカブラック#7360SB、東海カーボン社製)を50質量部、酸化亜鉛(商品名:亜鉛華2種、堺化学工業社製)を5質量部、炭酸カルシウム(商品名:スーパー1700、丸尾カルシウム社製)を30質量部、ステアリン酸亜鉛1質量部を加えて、50℃に調節した密閉型ミキサーにて15分間混練した。次いで、カプセル粒子1を5質量部、硫黄を1質量部、テトラベンジルチウラムジスルフィド(TBzTD)(商品名:ノクセラーTBZTD、大内新興化学工業社製)を4質量部添加して、温度25℃に冷却した二本ロール機にて10分間混練し、未加硫ゴム組成物を得た。
クロスヘッド押出成型機を用いて、成型温度100℃、スクリュ回転数9rpmとして、導電性基体の送り速度を変えながら運転し、導電性基体の外周に前記未加硫ゴム組成物の被覆層を形成した。未加硫ゴムローラの平均引取率は107%とした。クロスヘッド押出成型機のダイス内径は8.0mmであり、未加硫ゴムローラは、軸方向の中央の外径が8.25mm、中央から両端方向へ各100mm離れた位置の外径が8.10mmのクラウン形状であった。その後、電気熱風炉にて温度160℃の空気雰囲気下で1時間加熱して未加硫ゴム層を加硫し、加硫ゴム層の両端部を切断し、軸方向の長さを232mmとすることで加硫ゴムローラを得た。
加硫ゴムローラに対して、波長254nmの紫外線を積算光量が9000mJ/cm2になるように照射することによって表面処理を施した。紫外線の照射には低圧水銀ランプ[ハリソン東芝ライティング(株)製]を用いた。このようにして帯電ローラNo.1を得て、以下の各評価を行った。
前述した手法によりコア部及び突出山部のマルテンス硬度を測定した。コア部のマルテンス硬度の平均値Mcは8.2N/mm2、突出山部のマルテンス硬度の平均値Mpは4.3N/mm2であった。
前述した手法によりコア部の粘性の平均値を測定した。粘性の平均値Vcは、61.2mVであった。
前述した手法によりSpk、Svk、及びSkの値を算出した。Spkは7.1μm、Svkは2.7μmであり、Skは10.1μmであった。Spk、Svk、Skの和は19.9μmであり、表面が粗面化されていると判断した。尚、以後の実施例及び比較例においては、Spk、Svk、Skの和が3μmより小さいものを粗面化無し、3μm以上を粗面化有りとして、表4~表6に示す。
コンフォーカル顕微鏡(商品名:オプテリクスハイブリッド、レーザーテック株式会社製)により、帯電ローラの表面の粒子を観察した。対物レンズ50倍、画素数1024pixel、高さ分解能0.1μmの条件で観察した。粒子は露出した状態で存在していた。
前述した切断面集束イオンビーム(商品名:FB-2000C、日立製作所社製)にて切り出しながら取得した断面画像を用いて帯電ローラの表面層中に存在する粒子の体積平均粒子径を算出した。算出した粒子径は24μmであった。
作製した帯電ローラを、電子写真装置(商品名:LBP7200C キヤノン株式会社製、A4紙縦出力用)の記録メディアの出力スピードが180mm/secになるよう改造した改造機のブラックカートリッジに装着した。この改造機により、温度25℃、相対湿度50%の環境下で、画像の出力を行った。
ランクA:中央部と非中央部で、濃度差が認められなかった。
ランクB:中央部と非中央部で、ほぼ濃度差は認められなかった。
ランクC:中央部と非中央部で、多少の濃度差が認められた。
ランクD:中央部と非中央部で顕著な濃度差が認められた。
実施例1では、中央部と非中央部で画像濃度差はランクAになり、高い画像品位を保っていた。
前記2万枚の画像出力後の帯電ローラを、新品のブラックカートリッジに組み込み、現像機部に装着可能な感光体電位測定冶具へ現像機部を組み換え、A4用紙の全面が白の画像を印刷中の中央部(端部から100mm位置)と非中央部(端部から60mm位置)との感光体の表面電位差を測定した。その差分を耐久試験による電位変動値として評価した。実施例1の電位変動値は5.7Vであった。
画像評価1で用いた評価用画像を目視で観察し、非中央部における画像濃度のムラの有無およびムラの程度について、下記の基準に基づいて評価した。
ランクA:画像濃度ムラがなかった。
ランクB:画像濃度ムラはなかったが、画像にやや粒状感があった。
ランクC:実用上問題にならない程度の、軽微な画像濃度ムラがあった。
ランクD:画像濃度ムラがあり、画像品位を損なっていた。
実施例1では、非中央部の画像濃度ムラはランクAであり、高い画像品位を保っていた。
表面層形成用の材料の種類及び配合量、押出成型時の引取率、加硫温度条件、表面処理条件を表1または表2に示す内容とした以外は、実施例1と同様にして帯電ローラNo.2~No.19を作製した。表4または表5に評価結果を示す。
実施例1のカプセル粒子1に代えて、PMMA粒子(商品名:ガンツバールGM0801、アイカ工業(株))、PMMA粒子(商品名:ガンツバールGM3001、アイカ工業(株))、ポリエチレン粒子(商品名:ミペロンPM200、三井化学(株))、ポリウレタン粒子(商品名:ダイミックビーズUCN-8150CM、大日精化工業(株))、または、炭素粒子(グラッシーカーボン、東海カーボン(株))を用いた。これら以外は、実施例1と同様にして、それぞれ、帯電ローラNo.20~No.24を作製した。帯電ローラの製造条件を表2または表3に、及び評価結果を表5または表6に示す。
表面層形成用の材料の種類及び配合量、押出成型時の引取率、加硫温度条件、表面処理条件を表3に示す内容とした以外は、実施例1と同様にして帯電ローラNo.C1~No.C4を得た。比較例1においては、実施例1に対してカプセル粒子の種類を変更、硫黄と加硫促進剤の使用量を増加及び加硫温度を高温にし、比較例2においては、実施例1に対して硫黄と加硫促進剤の使用量を減少及び加硫温度を低温にした。比較例3においては、粒子を使用しなかった。比較例4においては、原料ゴムとしてヒドリンゴムを用いた。表6に評価結果を示す。
紫外線照射を行わなかったこと以外は、実施例1と同様にして帯電ローラNo.C5を作製し、評価を行った。表6に評価結果を示す。
成型した加硫ゴムローラの表面を、プランジカット式の円筒研磨機を用いて研磨した後に紫外線照射を行った以外は、実施例1と同様にして帯電ローラNo.C6を作製し、評価を行った。表6に評価結果を示す。尚、研磨は以下のように行った。研磨砥粒としてピトリファイド砥石を用い、砥粒は緑色炭化珪素(GC)で粒度は100メッシュとした。ローラの回転数を400rpmとし、研磨砥石の回転数を2500rpmとした。切り込み速度を20mm/minとし、スパークアウト時間(切り込み0mmでの時間)を1秒と設定し、加硫ゴムローラの外径で400μmを研磨代とし、中央と端部の外径差が200μmになるように研磨した。
32 表面層(導電性弾性層)
30 帯電部材
5 クロスヘッド押出成形機
61 電子写真感光体
62 帯電部材
62a 導電性支持体
62b 表面層(導電性弾性層)
Claims (6)
- 導電性支持体と、表面層である導電性弾性層とを有し、
該導電性弾性層は、その表面に絶縁性粒子が露出し、該絶縁性粒子により該表面が粗面化されており、
該導電性弾性層は、
その三次元表面性状規格(ISO25178-2:2012)で定義されるコア部において、0.04mNの押込み力で測定されるマルテンス硬度の平均値Mcが、2N/mm2以上20N/mm2以下であり、かつ、
走査型プローブ顕微鏡により視野2μm角で測定される粘性の指標の平均値Vcが、70mV以下である帯電部材の製造方法であって、
該粘性の指標の平均値Vcは、該帯電部材の長手方向を均等に10分割した各領域の任意の1箇所において、走査型プローブ顕微鏡の測定モードを粘性-弾性マッピングとし、測定条件を、探針のばね定数を38.7N/m、スキャンレート2Hz、スキャン範囲2μm、自由振幅2V、セットポイント1Vとしたときに測定される値の平均値であり、
該製造方法は、
(i)ブタジエン骨格を有するポリマーと絶縁性粒子とを含むゴム組成物を含む未加硫ゴム組成物を得る工程;
(ii)クロスヘッドと内径Dを有するダイとを備えたクロスヘッド押出成形機に該導電性支持体と該未加硫ゴム組成物とを供給して、(d-d0)/(D-d0)で示される引取率が100%を超えるように引き取って、該導電性支持体の周囲に未加硫ゴム組成物の層を有する未加硫ゴムローラを成形する工程(但し、dは該未加硫ゴムローラの外径、d0は該導電性支持体の外径を表す);
(iii)該未加硫ゴムローラの該未加硫ゴム組成物の層を空気中で加硫し、該未加硫ゴム組成物の層の最表面を酸化硬化させる工程;及び
(iv)該最表面に紫外線を照射して更に酸化せしめる工程、
を有することを特徴とする帯電部材の製造方法。 - 前記導電性弾性層の前記三次元表面性状規格で定義されるSpkが3μm以上10μm以下であり、かつ、Skが15μm以下である請求項1に記載の帯電部材の製造方法。
- 前記導電性弾性層の前記三次元表面性状規格で定義されるSvkが6μm以下であり、かつ、Skが15μm以下である請求項1に記載の帯電部材の製造方法。
- 前記導電性弾性層の前記三次元表面性状規格で定義される突出山部における0.04mNの押込み力で測定されるマルテンス硬度の平均値Mpが、前記マルテンス硬度の平均値Mcより小さい請求項1~3のいずれか1項に記載の帯電部材の製造方法。
- 前記導電性弾性層の表面に絶縁性樹脂のバルーン状粒子が露出し、該バルーン状粒子により該表面が粗面化されている請求項1~4のいずれか1項に記載の帯電部材の製造方法。
- 前記導電性弾性層が単層であって、かつ、唯一の弾性層であり、該弾性層の厚みが0.8mm以上、4.0mm以下である請求項1~5のいずれか1項に記載の帯電部材の製造方法。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2016199272 | 2016-10-07 | ||
JP2016199272 | 2016-10-07 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2018063425A JP2018063425A (ja) | 2018-04-19 |
JP7023654B2 true JP7023654B2 (ja) | 2022-02-22 |
Family
ID=59895217
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2017187822A Active JP7023654B2 (ja) | 2016-10-07 | 2017-09-28 | 帯電部材の製造方法 |
Country Status (4)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US10317811B2 (ja) |
EP (1) | EP3306409B1 (ja) |
JP (1) | JP7023654B2 (ja) |
CN (1) | CN107918258B (ja) |
Families Citing this family (19)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP7034815B2 (ja) | 2017-04-27 | 2022-03-14 | キヤノン株式会社 | 帯電部材、電子写真プロセスカートリッジ及び電子写真画像形成装置 |
JP7187270B2 (ja) | 2017-11-24 | 2022-12-12 | キヤノン株式会社 | プロセスカートリッジ及び電子写真装置 |
JP7046571B2 (ja) | 2017-11-24 | 2022-04-04 | キヤノン株式会社 | プロセスカートリッジ及び電子写真装置 |
US10558136B2 (en) * | 2018-04-18 | 2020-02-11 | Canon Kabushiki Kaisha | Charging member, manufacturing method of charging member, electrophotographic apparatus, and process cartridge |
EP3783440A4 (en) | 2018-04-18 | 2022-01-19 | Canon Kabushiki Kaisha | CONDUCTIVE ELEMENT, PROCESS CARTRIDGE AND IMAGING DEVICE |
WO2019203225A1 (ja) | 2018-04-18 | 2019-10-24 | キヤノン株式会社 | 導電性部材、プロセスカートリッジ及び電子写真画像形成装置 |
CN112005173B (zh) | 2018-04-18 | 2023-03-24 | 佳能株式会社 | 导电性构件、处理盒和图像形成设备 |
WO2019203238A1 (ja) | 2018-04-18 | 2019-10-24 | キヤノン株式会社 | 導電性部材及びその製造方法、プロセスカートリッジ並びに電子写真画像形成装置 |
CN112020678B (zh) | 2018-04-18 | 2022-11-01 | 佳能株式会社 | 导电性构件、处理盒和电子照相图像形成设备 |
CN111989622B (zh) | 2018-04-18 | 2022-11-11 | 佳能株式会社 | 显影构件、处理盒和电子照相设备 |
JP2019197164A (ja) | 2018-05-10 | 2019-11-14 | キヤノン株式会社 | 帯電ローラ、カートリッジ及び画像形成装置 |
EP3848759B1 (en) | 2018-09-05 | 2022-12-28 | NOK Corporation | Charging roll |
CN113195909B (zh) * | 2018-12-17 | 2023-06-02 | 株式会社亚科迈 | 充电辊和图像形成装置 |
US10824087B2 (en) * | 2019-03-20 | 2020-11-03 | Fuji Xerox Co., Ltd. | Charging member, charging device, process cartridge, and image forming apparatus |
US11169454B2 (en) | 2019-03-29 | 2021-11-09 | Canon Kabushiki Kaisha | Electrophotographic electro-conductive member, process cartridge, and electrophotographic image forming apparatus |
CN114585975B (zh) | 2019-10-18 | 2023-12-22 | 佳能株式会社 | 电子照相导电性构件、处理盒和电子照相图像形成设备 |
WO2021075371A1 (ja) | 2019-10-18 | 2021-04-22 | キヤノン株式会社 | 導電性部材、その製造方法、プロセスカートリッジ及び電子写真画像形成装置 |
US20240045352A1 (en) * | 2022-07-28 | 2024-02-08 | Oki Electric Industry Co., Ltd. | Charging device and image formation apparatus |
WO2024025551A1 (en) * | 2022-07-29 | 2024-02-01 | Hewlett-Packard Development Company, L.P. | Charging members |
Citations (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010181819A (ja) | 2009-02-09 | 2010-08-19 | Fuji Xerox Co Ltd | 帯電部材、帯電装置、プロセスカートリッジ及び画像形成装置 |
JP2013103473A (ja) | 2011-11-16 | 2013-05-30 | Fuji Xerox Co Ltd | ゴムロール製造装置およびゴムロール製造方法 |
JP2014126680A (ja) | 2012-12-26 | 2014-07-07 | Canon Inc | 帯電部材および電子写真装置 |
JP2016110121A (ja) | 2014-11-28 | 2016-06-20 | キヤノン株式会社 | 電子写真用導電性部材、プロセスカートリッジおよび電子写真画像形成装置 |
WO2016159387A1 (en) | 2015-04-03 | 2016-10-06 | Canon Kabushiki Kaisha | Charging member, process cartridge and electrophotographic apparatus |
Family Cites Families (53)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5198685A (en) | 1990-08-01 | 1993-03-30 | Canon Kabushiki Kaisha | Photoelectric conversion apparatus with shock-absorbing layer |
JP3184026B2 (ja) | 1993-11-10 | 2001-07-09 | キヤノン株式会社 | 帯電部材及び電子写真装置 |
JPH09160355A (ja) * | 1995-12-07 | 1997-06-20 | Nippon Zeon Co Ltd | 帯電ロール |
JP2000329137A (ja) * | 1999-05-19 | 2000-11-28 | Kanegafuchi Chem Ind Co Ltd | 樹脂ローラ及びその製造方法 |
JP4002403B2 (ja) * | 2001-01-25 | 2007-10-31 | 住友ゴム工業株式会社 | 導電性ローラ及びその製造方法 |
JP2004109528A (ja) | 2002-09-18 | 2004-04-08 | Ricoh Co Ltd | 帯電部材及び帯電部材を用いた画像形成装置 |
JP4144701B2 (ja) * | 2003-03-14 | 2008-09-03 | シンジーテック株式会社 | 帯電ロール |
JP2005061467A (ja) * | 2003-08-08 | 2005-03-10 | Hokushin Ind Inc | スポンジゴムロール |
JP4455454B2 (ja) | 2004-09-02 | 2010-04-21 | キヤノン株式会社 | 帯電部材、プロセスカートリッジおよび電子写真装置 |
EP1834216B1 (en) | 2004-12-28 | 2011-04-27 | Canon Kabushiki Kaisha | Charging member, process cartridge, and electrophotographic apparatus |
KR100677594B1 (ko) * | 2005-06-10 | 2007-02-02 | 삼성전자주식회사 | 반도전성 벨트, 그 제조방법, 및 상기 반도전성 벨트를포함하는 전자사진 화상형성장치 |
JP4928120B2 (ja) | 2005-12-14 | 2012-05-09 | キヤノン株式会社 | 電子写真用導電性部材、これを用いた電子写真装置及びプロセスカートリッジ |
US7801461B2 (en) * | 2006-07-18 | 2010-09-21 | Fuji Xerox Co., Ltd. | Charging member cleaning roller, charging member cleaning roller for charging device, process cartridge and image forming apparatus |
US20090226696A1 (en) * | 2008-02-06 | 2009-09-10 | World Properties, Inc. | Conductive Polymer Foams, Method of Manufacture, And Uses Thereof |
JP5172182B2 (ja) * | 2007-03-20 | 2013-03-27 | 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 | 画像形成装置 |
JP2008256908A (ja) | 2007-04-04 | 2008-10-23 | Canon Chemicals Inc | 帯電部材用導電性ゴムローラ |
CN101663623B (zh) * | 2007-04-27 | 2011-11-23 | 佳能株式会社 | 显影辊、显影组件、处理盒和电子照相图像形成设备 |
JP4373462B2 (ja) * | 2007-08-03 | 2009-11-25 | 住友ゴム工業株式会社 | 画像形成装置用部材 |
JP2009080392A (ja) * | 2007-09-27 | 2009-04-16 | Canon Inc | 画像形成装置 |
CN102549506B (zh) | 2009-10-15 | 2014-10-29 | 佳能株式会社 | 充电构件和电子照相设备 |
JP5264873B2 (ja) | 2009-12-28 | 2013-08-14 | キヤノン株式会社 | 帯電部材、プロセスカートリッジ及び電子写真装置 |
JP5875264B2 (ja) | 2010-07-13 | 2016-03-02 | キヤノン株式会社 | 帯電部材の製造方法 |
KR101500885B1 (ko) | 2010-08-19 | 2015-03-09 | 캐논 가부시끼가이샤 | 대전 부재, 프로세스 카트리지 및 전자 사진 장치 |
JP4921607B2 (ja) | 2010-09-03 | 2012-04-25 | キヤノン株式会社 | 帯電部材およびその製造方法 |
JP4954344B2 (ja) | 2010-09-27 | 2012-06-13 | キヤノン株式会社 | 帯電部材及びその製造方法 |
KR101523857B1 (ko) | 2010-09-27 | 2015-05-28 | 캐논 가부시끼가이샤 | 대전 부재, 프로세스 카트리지 및 전자 사진 장치 |
WO2012042755A1 (ja) | 2010-09-27 | 2012-04-05 | キヤノン株式会社 | 帯電部材、プロセスカートリッジおよび電子写真装置 |
EP2629151B1 (en) | 2010-10-15 | 2017-03-08 | Canon Kabushiki Kaisha | Charging member |
JP4975184B2 (ja) | 2010-11-11 | 2012-07-11 | キヤノン株式会社 | 帯電部材 |
EP2666814B1 (en) | 2011-01-21 | 2018-03-14 | Canon Kabushiki Kaisha | Electrically conductive rubber elastomer, charging member, and electrophotographic apparatus |
JP5762022B2 (ja) * | 2011-01-31 | 2015-08-12 | キヤノン株式会社 | 加圧ローラ及びこの加圧ローラを搭載する定着装置 |
WO2012111836A1 (ja) | 2011-02-15 | 2012-08-23 | キヤノン株式会社 | 帯電部材、その製法、プロセスカートリッジ及び電子写真装置 |
CN103477288B (zh) | 2011-04-05 | 2015-08-19 | 佳能株式会社 | 电子照相用导电性构件、电子照相设备和处理盒 |
WO2012147309A1 (ja) | 2011-04-25 | 2012-11-01 | キヤノン株式会社 | 帯電部材、プロセスカートリッジ及び電子写真装置 |
WO2012147301A1 (ja) | 2011-04-27 | 2012-11-01 | キヤノン株式会社 | 帯電部材、プロセスカートリッジ、電子写真装置、及び帯電部材の製造方法 |
EP2703902B1 (en) | 2011-04-28 | 2016-03-23 | Canon Kabushiki Kaisha | Charging member, method for producing charging member, electrophotographic device, and processor cartridge |
WO2012147338A1 (ja) | 2011-04-28 | 2012-11-01 | キヤノン株式会社 | 帯電部材、プロセスカートリッジ及び電子写真装置 |
CN103597411B (zh) | 2011-06-30 | 2015-09-23 | 佳能株式会社 | 充电构件、充电构件的制造方法和电子照相设备 |
JP6053354B2 (ja) * | 2011-07-06 | 2016-12-27 | キヤノン株式会社 | 帯電部材とその製造方法、および電子写真装置 |
EP2796931B1 (en) * | 2011-12-22 | 2018-11-14 | Canon Kabushiki Kaisha | Charging member and method for producing same, and electrographic device |
WO2013099116A1 (ja) | 2011-12-28 | 2013-07-04 | キヤノン株式会社 | 電子写真用部材、その製造方法、プロセスカートリッジ及び電子写真装置 |
WO2013108308A1 (ja) | 2012-01-18 | 2013-07-25 | キヤノン株式会社 | 電子写真用ローラ及びその製造方法 |
KR101652614B1 (ko) | 2012-02-24 | 2016-08-30 | 캐논 가부시끼가이샤 | 대전 부재, 전자 사진 장치 및 프로세스 카트리지 |
CN104081286B (zh) * | 2012-03-01 | 2017-10-27 | 惠普发展公司,有限责任合伙企业 | 充电辊 |
JP6049435B2 (ja) | 2012-03-16 | 2016-12-21 | キヤノン株式会社 | 帯電部材、プロセスカートリッジおよび電子写真装置 |
JP5926088B2 (ja) | 2012-03-29 | 2016-05-25 | 住友理工株式会社 | 電子写真機器用導電性ロール |
US8622881B1 (en) | 2012-09-21 | 2014-01-07 | Canon Kabushiki Kaisha | Conductive member, electrophotographic apparatus, and process cartridge |
CN203449147U (zh) * | 2013-08-21 | 2014-02-26 | 天津津滨石化设备有限公司 | 中高压搅拌釜静环维修工具 |
CN105593765B (zh) * | 2013-09-27 | 2018-04-03 | 佳能株式会社 | 电子照相用导电性构件、处理盒和电子照相设备 |
WO2015136919A1 (ja) | 2014-03-11 | 2015-09-17 | キヤノン株式会社 | 帯電部材、帯電部材の製造方法、電子写真装置及びプロセスカートリッジ |
US9442408B2 (en) | 2014-11-28 | 2016-09-13 | Canon Kabushiki Kaisha | Member for electrophotography, method for producing the same, and image forming apparatus |
US9910379B2 (en) | 2015-10-26 | 2018-03-06 | Canon Kabushiki Kaisha | Charging member with concave portions containing insulating particles and electrophotographic apparatus |
US9904199B2 (en) | 2015-10-26 | 2018-02-27 | Canon Kabushiki Kaisha | Charging member having outer surface with concave portions bearing exposed elastic particles, and electrophotographic apparatus |
-
2017
- 2017-09-13 US US15/703,148 patent/US10317811B2/en active Active
- 2017-09-18 EP EP17191551.5A patent/EP3306409B1/en active Active
- 2017-09-28 JP JP2017187822A patent/JP7023654B2/ja active Active
- 2017-09-29 CN CN201710910945.0A patent/CN107918258B/zh active Active
Patent Citations (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010181819A (ja) | 2009-02-09 | 2010-08-19 | Fuji Xerox Co Ltd | 帯電部材、帯電装置、プロセスカートリッジ及び画像形成装置 |
JP2013103473A (ja) | 2011-11-16 | 2013-05-30 | Fuji Xerox Co Ltd | ゴムロール製造装置およびゴムロール製造方法 |
JP2014126680A (ja) | 2012-12-26 | 2014-07-07 | Canon Inc | 帯電部材および電子写真装置 |
JP2016110121A (ja) | 2014-11-28 | 2016-06-20 | キヤノン株式会社 | 電子写真用導電性部材、プロセスカートリッジおよび電子写真画像形成装置 |
WO2016159387A1 (en) | 2015-04-03 | 2016-10-06 | Canon Kabushiki Kaisha | Charging member, process cartridge and electrophotographic apparatus |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
US10317811B2 (en) | 2019-06-11 |
EP3306409B1 (en) | 2020-04-15 |
EP3306409A1 (en) | 2018-04-11 |
US20180101107A1 (en) | 2018-04-12 |
CN107918258A (zh) | 2018-04-17 |
JP2018063425A (ja) | 2018-04-19 |
CN107918258B (zh) | 2021-10-15 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP7023654B2 (ja) | 帯電部材の製造方法 | |
JP6851770B2 (ja) | 帯電部材及び電子写真装置 | |
JP5473540B2 (ja) | 帯電部材、プロセスカートリッジ及び電子写真装置 | |
JP6808421B2 (ja) | 帯電部材、プロセスカートリッジ及び電子写真画像形成装置 | |
JP4799706B1 (ja) | 帯電部材、プロセスカートリッジ及び電子写真装置 | |
JP5451514B2 (ja) | 帯電部材、プロセスカートリッジ及び電子写真装置 | |
JP5063663B2 (ja) | 帯電ローラ、プロセスカートリッジ及び電子写真装置 | |
JP2018077470A (ja) | 帯電部材、プロセスカートリッジ、電子写真画像形成装置および帯電部材の製造方法 | |
JP2019095784A (ja) | プロセスカートリッジ及び電子写真装置 | |
JP2018189952A (ja) | 帯電部材、電子写真プロセスカートリッジ及び電子写真画像形成装置 | |
JP2016197236A (ja) | 帯電部材、プロセスカートリッジ及び電子写真装置 | |
JP6732486B2 (ja) | プロセスカートリッジ | |
JP5694760B2 (ja) | 帯電ローラ | |
JP2010230824A (ja) | 半導電性ローラの製造方法 | |
JP5013983B2 (ja) | 弾性ローラの再生方法 | |
JP7222677B2 (ja) | 帯電部材、プロセスカートリッジ及び電子写真画像形成装置 | |
JP6946149B2 (ja) | 電子写真用ローラ、プロセスカートリッジ及び電子写真画像形成装置 | |
JP2019124900A (ja) | 電子写真用の帯電部材、プロセスカートリッジおよび電子写真画像形成装置 | |
JP7222708B2 (ja) | 電子写真用ローラ、プロセスカートリッジ及び電子写真画像形成装置 | |
JP2018105980A (ja) | 帯電部材、プロセスカートリッジおよび電子写真画像形成装置 | |
JP5755078B2 (ja) | 再生弾性ローラの製造方法 | |
JP2002351134A (ja) | 画像形成装置 | |
JP2007232926A (ja) | プロセスカートリッジおよび電子写真装置 | |
JP2003270924A (ja) | 現像ローラー |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20200910 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20210729 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20210810 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20211011 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20220111 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20220209 |
|
R151 | Written notification of patent or utility model registration |
Ref document number: 7023654 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151 |