JP7023220B2 - 作業車 - Google Patents

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本発明は、運転操作部に、操作パネルと、前記操作パネルの上方に位置するステアリングハンドルと、前記操作パネルを挿通する状態で前記ステアリングハンドルを支持するハンドルポストとが備えられている作業車に関する。
作業車の一例としての乗用型田植機において、ハンドルポストは、操作パネルを上下方向に貫通する状態で備えられ、操作パネルの上方に位置するステアリングハンドルと、操作パネルの下方に位置する操舵機構とを接続している。そして、従来では、操作パネルにおけるハンドルポストが挿通する箇所は、ハンドルポストが挿通した状態で支持することが可能なように、ハンドルポストの外径よりも少しだけ大径の略円形の挿通孔が形成されていた(例えば、特許文献1参照)。
特開平6-293224号公報
上記従来構成では、ハンドルポストを操作パネルに取り付ける際に、操作パネルに形成された挿通孔を挿通させながら組み付ける必要がある。しかし、組み付けられた後に、ハンドルポストをガタツキなく支持するために、ハンドルポストの外周部と挿通孔の内周部との間の隙間をできるだけ少なくさせる構成となっている。このように、ハンドルポストと挿通孔との間の隙間が少ない状態であれば、ハンドルポストを操作パネルに挿通させる作業が行い難いものとなっていた。
そこで、ハンドルポストの組み付け作業を容易に行えるようにすることが望まれていた。
本発明に係る作業車の特徴構成は、運転操作部に、操作パネルと、前記操作パネルの上方に位置するステアリングハンドルと、前記操作パネルを挿通する状態で前記ステアリングハンドルを支持するハンドルポストとが備えられ、前記操作パネルにおける前記ハンドルポストが挿通する箇所に、前記ハンドルポストが嵌め込み装着される嵌め込み部と、前記嵌め込み部の幅よりも広幅の組付け用開口部とが、連なる状態で形成され、前記組付け用開口部は、前記嵌め込み部における前記ハンドルポストの組み付け方向とは反対側に形成され、前記嵌め込み部の内周縁にバーリング部が形成されるとともに、前記嵌め込み部の開放側に配置され前記バーリング部よりも上方において前記ハンドルポストを位置保持する保持部材が備えられている点にある。
本発明によれば、ハンドルポストを組み付ける際には、操作パネルに形成されている組付け用開口部を通してハンドルポストを挿通させる。このとき、組付け用開口部は嵌め込み部の幅よりも広幅であるから、容易に挿通させることができる。そして、操作パネルを挿通させたのち、ハンドルポストを操作パネルに形成されている嵌め込み部に嵌め込み装着する。嵌め込み部は、ハンドルポストとの間の隙間が少なく、ガタツキが少ない状態でハンドルポストを支持することができる。
従って、組み付け作業が終了したのちは、ハンドルポストをガタツキの少ない状態で支持することができるものでありながら、ハンドルポストを操作パネルに挿通させる作業を容易に行うことができる。
また、本構成によれば、組付け用開口部を通してハンドルポストを挿通させたのち、組み付け方向に沿ってハンドルポストを移動させることにより、嵌め込み部に嵌め込み装着させることができる。従って、無駄な動きが少ない簡単な作業でハンドルポストを装着することが可能となる。
本発明においては、前記ステアリングハンドルの近傍に電気式操作部が備えられ、前記操作パネルに、前記電気式操作部から延びる配線が通過する配線用開口部が形成されていると好適である。
本構成によれば、電気式操作部は、操作パネルの上方側に設けられる。そして、電気式操作部から延びる電気配線は、操作パネルに形成されている配線用開口部を通して、操作パネルの下方側に備えられる被操作対象に向けて延びている。
電気配線が、操作パネルの外側に露出すること無く、操作パネルの下方側に向けて延ばすことができる。その結果、露出している電気配線を収納するための収納具等が不要であり、構成が簡素なものになる。
本発明においては、前記組付け用開口部は前記配線用開口部を備えていると好適である。
本構成によれば、ハンドルポストを装着したのちは、組付け用開口部はそのまま開口した状態となる。そこで、組付け用開口部に備えられる配線用開口部を通して電気配線を通すことにより、組付け用開口部を有効に利用することができる。
本発明においては、走行機体に対して相対昇降可能に作業装置が連結され、前記電気式操作部は、前記作業装置の昇降作動を指令するものであると好適である。
本構成によれば、ステアリングハンドルの近傍に備えられた電気式操作部を操作することで、作業装置の昇降作動を指令できる。運転者は、ステアリングハンドルから大きく手を離さずに煩わしさなく指令することができる。
本発明においては、走行機体に作業装置が連結され、前記電気式操作部は、前記作業装置に対する動力伝達の入り切りを指令するものであると好適である。
本構成によれば、ステアリングハンドルの近傍に備えられた電気式操作部を操作することで、作業装置に対する動力伝達の入り切りを指令できる。運転者は、ステアリングハンドルから大きく手を離さずに煩わしさなく指令することができる。
乗用型田植機の全体側面図である。 制御ブロック図である。 操作パネルの平面図である。 図3のIV-IV線断面図である。 図3のV-V線断面図である。 図3のVI-VI線断面図である。 図3のVII-VII線断面図である。
以下、本発明に係る作業車の実施形態を作業車の一例である乗用型田植機に適用した場合について、図面を参照しながら説明する。
図1に、作業機の一例である乗用型田植機が示されている。なお、以下の説明では、図1に示す矢印Fの方向を「前側」、矢印Bの方向を「後側」、矢印Fの方向に向かって左側の方向を「左側」、矢印Fの方向に向かって右側の方向を「右側」とする。
〔田植機の全体構成〕
図1に示すように、乗用型田植機は、左右一対の前輪1、及び、左右一対の後輪2を備えた走行機体3の後部に、リンク機構4を介して相対昇降可能に4条植型式の苗植付装置6(作業装置に相当)が連結されている。リンク機構4を昇降操作する油圧シリンダ5が備えられ、油圧シリンダ5の伸縮操作によりリンク機構4を介して苗植付装置6を昇降させることができる。走行機体3の後部から苗植付装置6に亘って田面Gに肥料を供給する施肥装置7が備えられている。苗植付装置6の前側の下部に、田面Gを整地する整地装置8が支持されている。
走行機体3の前部に原動部9が備えられている。原動部9の上方側は開閉可能なボンネット10により覆われている。原動部9には、エンジン11と、エンジン11に関連する種々の装置(図示せず)が備えられている。エンジン11の動力が、静油圧式無段変速装置(HST)にて構成される主変速装置12、及び、伝動ケース13に内装されるギア切り換え式の副変速装置(図示せず)等により変速され、変速後の動力が前輪1及び後輪2に伝達される。変速後の動力が電動モータ14(図2参照)により入り切り操作される植付クラッチ15を介して、苗植付装置6、施肥装置7及び整地装置8に伝達される。
苗植付装置6は、6条分の苗を載置して設定ストロークで往復横移動される苗のせ台16、苗のせ台16の下端から1株分ずつ苗を切り出して圃場に植付ける複数の回転式の植付け機構17、植付け箇所を整地する3個の接地フロート18、等を備えて構成されている。エンジン11の動力が、伝動軸19を介して苗植付装置6に伝達されて、苗のせ台16が往復横送り駆動され、且つ、植付け機構17が駆動されて、苗のせ台16の下部から苗を取り出して田面Gに植え付ける。
施肥装置7は、走行機体3の後部に搭載されており、粉粒状の肥料を貯留する肥料ホッパー20、この肥料ホッパー20内の肥料を設定量ずつ繰り出す繰出し機構21、繰り出された肥料を供給ホース22を介して各接地フロート18に備えた作溝器23に風力搬送する電動式のブロア24、などを備えている。エンジン11の動力が、繰出し機構21に伝達されて、肥料ホッパー20の肥料が繰出し機構21により繰り出され、ブロア24の搬送風により供給ホース22を通って作溝器23に供給され、作溝器23により田面Gに溝を形成しながら、作溝器23から田面Gの溝に肥料が供給される。
図1では、図を判り易くするために省略しているが、図2に示すように、苗植付装置6の左右両側部には、次回の植え付け作業行程における中心線を田面Gに描くための回転式のマーカー25が電動モータ26の作動により外方に突出する作用姿勢と機体内方側に引退する引退姿勢とに切り換え可能に設けられている。
走行機体3の後部に運転部27が備えられている。運転部27には、運転者が着座する運転座席28と、運転座席28の前方に位置する運転操作部29と、運転者が搭乗するための運転部ステップ30等が備えられている。運転操作部29には、操作パネル31が備えられている。図1,2に示すように、操作パネル31には、ステアリングハンドル32、主変速装置12の変速状態を切り換えるための主変速レバー33、副変速装置の変速状態を切り換えるための副変速レバー34、エンジン11の出力を調整するアクセルレバー35(図3参照)等が備えられている。
ステアリングハンドル32は、操作パネル31の上方に設けられ、操作パネル31を挿通する状態で備えられたハンドルポスト36によって支持されている。図3に示すように、ハンドルポスト36は、筒状に設けられ、その内部にステアリングハンドル32の操作に伴って回動するステアリング軸37が支持されている。ステアリング軸37の下端は図示しない前輪操舵装置に連動連係されている。
主変速装置12は、主変速レバー33が手動で操作されるに伴って、中立位置から前方に揺動すると、前進走行状態で走行速度を無段階に増速させることができ、中立位置から後方に揺動すると、後進走行状態で走行速度を無段階に増速させることができる。副変速装置は、副変速レバー34が手動で操作されることにより、中立位置と、作業用変速状態(低速)と、移動用変速状態(高速)とに切り換えることができる。
図2に示すように、ハンドルポスト36の外周部における操作パネル31よりも上側箇所に、スイッチ操作式の操作レバー38が備えられている。この操作レバー38は、右側外方に向けて延設されている。操作レバー38は、上下方向及び前後方向夫々に十字揺動操作可能に構成されている。操作レバー38の基端部に、操作レバー38の揺動操作に伴って入切される複数のスイッチを含む電気式操作部39が備えられている。
操作パネル31よりも上側箇所におけるハンドルポスト36の外方側は、カバー部材40によって覆われている。電気式操作部39はカバー部材40によって覆われており、操作レバー38は、カバー部材40に形成された開口部41を通して外方に延設されている。
操作レバー38は中立位置Nから上方の上昇位置U、下方の下降位置D、後方の右マーカー位置R及び前方の左マーカー位置Lの十字方向に操作可能に構成され、中立位置Nに復帰付勢されている。
図2に示すように、操作レバー38にて操作される電気式操作部39の情報は、電気配線56を介して、機体内部に備えられた制御装置42(図2参照)に入力される。制御装置42は、マイクロコンピュータを備え、操作レバー38の操作に基づいて、苗植付装置6の昇降動作、苗植付装置6に対する動力の入り切り、マーカー25の出退操作についての制御を実行する。
図2に示すように、横軸芯P周りに左右中央の接地フロート18の後部が上下に揺動可能に支持アーム43に支持されている。接地フロート18の高さを検出するポテンショメータからなるフロートセンサS1が備えられている。フロートセンサS1の検出値により苗植付装置6に対する中央の接地フロート18の高さ、言い換えると、田面Gからの苗植付装置6の高さを検出することができる。又、走行機体3に対するリンク機構4の昇降角度を検出するポテンショメータからなるリンク角センサS2が備えられ、リンク角センサS2により走行機体3に対する苗植付装置6の高さを検出することができる。
油圧シリンダ5に作動油を給排操作する制御弁44が備えられており、制御弁44により油圧シリンダ5に対する作動油の給排が切り換えることにより苗植付装置6を上昇又は下降させることができる。
そして、制御装置Hは、電気式操作部39からの情報、フロートセンサS4及びリンク角センサの検出値等の情報が入力され、それらの情報に基づいて、制御弁44、植付クラッチ用電動モータ14(以下、クラッチモータという)、電動式のブロア24、マーカー用の電動モータ26(以下、マーカーモータという)等の作動状態を切り換え制御する。
圃場での作業中における制御装置42の切り換え制御について簡単に説明する。
操作レバー38を中立位置Nから上昇位置Uに操作すると、制御弁44を切り換えて苗植付装置6を上昇させる。リンク角センサS2の検出値により苗植付装置6が最大上昇位置まで上昇したことを検知すると上昇操作を停止する。又、植付クラッチ15が切り状態になるようにクラッチモータ14を操作し、マーカー25を引退姿勢にするようにマーカーモータ26を操作する。
操作レバー38を中立位置Nから下降位置Dに操作すると、制御弁44を切り換えて苗植付装置6を下降させる。フロートセンサS1の検出値により接地フロート18が接地したことを検知すると、苗植付装置6の下降を停止する。又、マーカー25を作用位置にするようにマーカーモータ26を操作し、植付クラッチ15が入り状態になるようにクラッチモータ14を操作する。操作レバー38の前後の位置を選択して操作することによって、左右のマーカー25のいずれかを指定して作用位置に切り換えることができる。
〔操作パネル〕
次に、操作パネル31について説明する。
図3に示すように、操作パネル31には、ハンドルポスト36が挿通する第1挿通部45、主変速レバー33が挿通する第2挿通部46、副変速レバー34が挿通する第3挿通部47、アクセルレバー35が挿通する第4挿通部48等が形成されている。
図4~図7に示すように、第2挿通部46、第3挿通部47、第4挿通部48は、夫々、内周縁部における略全周部にわたって、下向きに折り曲げ形成される状態でバーリング部49が形成されている。このバーリング部49は、開口が形成された後に、バーリング加工によって下向きに折り曲げられるように加工されている。
説明を加えると、第2挿通部46には、主変速レバー33が前進走行状態の変速操作を行う前進用変速域50、主変速レバー33が後進走行状態の変速操作を行う後進用変速域51、主変速レバー33が前進中立位置から後進中立位置にわたって横移動する中立切り換え域52が備えられている。そして、前進用変速域50、後進用変速域51、中立切り換え域52の夫々において、内周縁部にバーリング部49が形成されている。
植付作業中は、主変速レバー33は前進用変速域50内にて維持する状態で操作される。前進用変速域50にバーリング部49が形成されていることにより、内周縁部の支持強度を高めることができ、主変速レバー33が左右方向にしなり変形することを抑制することができる。又、主変速レバー33を前後方向に移動するときに、ガタツキが生じるおそれが少なく円滑な操作を行い易いものになる。
作業の途中で前後進を繰り返すとき、主変速レバー33が中立切り換え域52において、前進中立位置と後進中立位置との間での移動が繰り返し行われることがある。このような場合であっても、中立切り換え域52にバーリング部49が形成されていることにより、ガタツキが生じるおそれが少なく円滑な操作を行い易い。さらに、後進用変速域51では、主変速レバー33が引き操作により変速されるため、強い力が掛かり易いが、バーリング部49が形成されることで、ガタツキが生じるおそれが少なく円滑な操作を行い易い。
第3挿通部47では副変速レバー34が前後方向に移動操作され、第4挿通部48ではアクセルレバー35が前後方向に移動操作される。第3挿通部47及び第4挿通部48は、夫々、内周縁部にバーリング部49が形成されることにより、主変速レバー33と同様に、ガタツキが生じるおそれは少なく円滑な操作を行い易いものになる。
そして、ハンドルポスト36が挿通する箇所である第1挿通部45に、ハンドルポスト36が嵌め込み装着される嵌め込み部53と、嵌め込み部53の幅よりも広幅の組付け用開口部54とが、連なる状態で形成されている。嵌め込み部53の内周縁にバーリング部49が形成され、組付け用開口部54は、嵌め込み部53におけるハンドルポスト36の組み付け方向とは反対側に形成されている。
説明を加えると、図3に示すように、第1挿通部45には、前部側に半円弧状の嵌め込み部53が形成されている。嵌め込み部53は後側が開放されており、嵌め込み部53の後側に一連に連なる状態で略矩形状の組付け用開口部54が形成されている。この組付け用開口部54は嵌め込み部53の幅よりも広幅に形成されている。
操作パネル31を挿通する状態で、操作パネル31に対してハンドルポスト36を装着するときは、組付け用開口部54を通してハンドルポスト36を上下方向に挿通させたのち、ハンドルポスト36を、嵌め込み部53に向けて前部側に移動させながら嵌め込み装着することができる。嵌め込み部53における円弧状の内周縁部はハンドルポスト36の外径と略同じ内径を有しており、隙間が少なく、内周縁部とハンドルポスト36の外周部とが密着する状態で嵌め込み装着される。このとき、嵌め込み部53の内周縁部にバーリング部49が形成されているので、ガタツキが生じるおそれが少なく強固に支持することができる。嵌め込み部53が開放されている後部側は、保持部材55によってハンドルポスト36の後側を位置保持するように構成されている。この構成によれば、ハンドルポスト36の装着作業が容易に行えることになる。このように、組付け用開口部54は、嵌め込み部53に対して、嵌め込み部53におけるハンドルポスト36の組み付け方向(前側)とは反対側(後側)に形成されている。
組付け用開口部54は、操作レバー38によって操作される電気式操作部39から延びる電気配線56が通過する配線用開口部を備えている。すなわち、組み付け用に形成された広幅の組付け用開口部54における配線通過用の一部の領域にて配線用開口部が構成されている。そして、この領域を利用して電気配線56を挿通させることができる。上述したように、電気式操作部39は、ハンドルポスト36の外周部における操作パネル31よりも上側箇所に備えられている。従って、電気式操作部39から延びる電気配線56は操作パネル31を通過する必要がある。そこで、組付け用開口部54における配線通過用の一部の領域にて構成される配線用開口部を通して電気配線56を通過させることができる。その結果、電気配線56は、カバー部材40によって覆われて外方に露出することの無い状態で、機体内部の制御装置42に向けて延設することができる。
〔別実施形態〕
(1)上記実施形態では、組付け用開口部54は、嵌め込み部53に対して、ハンドルポスト36の組み付け方向(前側)とは反対側(後側)に形成される構成としたが、この構成に代えて、組付け用開口部54が嵌め込み部53に対して、後側とは異なる側(左側、右側、前側等)に形成してもよい。
(2)上記実施形態では、組付け用開口部54が配線用開口部を兼用する構成としたが、配線用開口部を組付け用開口部54とは異なる箇所に別途形成してもよい。
(3)上記実施形態では、電気式操作部が、苗植付装置の昇降作動の指令と、苗植付装置に対する動力伝達の入り切りの指令を夫々行うものとしたが、この構成に代えて、電気式操作部が、苗植付装置の昇降作動の指令だけを行う構成としてもよく、電気式操作部が、苗植付装置に対する動力伝達の入り切りの指令だけを行う構成としてもよい。又、異なる種類の指令を行う構成としてもよい。
本発明は、田植機に限らず、農用トラクタ、草刈り機等、別の種類の作業車にも適用できる。
3 走行機体
6 作業装置
29 運転操作部
31 操作パネル
32 ステアリングハンドル
36 ハンドルポスト
39 電気式操作部
49 バーリング部
53 嵌め込み部
54 組付け用開口部
56 配線

Claims (5)

  1. 運転操作部に、操作パネルと、前記操作パネルの上方に位置するステアリングハンドルと、前記操作パネルを挿通する状態で前記ステアリングハンドルを支持するハンドルポストとが備えられ、
    前記操作パネルにおける前記ハンドルポストが挿通する箇所に、前記ハンドルポストが嵌め込み装着される嵌め込み部と、前記嵌め込み部の幅よりも広幅の組付け用開口部とが、連なる状態で形成され
    前記組付け用開口部は、前記嵌め込み部における前記ハンドルポストの組み付け方向とは反対側に形成され、
    前記嵌め込み部の内周縁にバーリング部が形成されるとともに、前記嵌め込み部の開放側に配置され前記バーリング部よりも上方において前記ハンドルポストを位置保持する保持部材が備えられている作業車。
  2. 前記ステアリングハンドルの近傍に電気式操作部が備えられ、
    前記操作パネルに、前記電気式操作部から延びる配線が通過する配線用開口部が形成されている請求項に記載の作業車。
  3. 前記組付け用開口部は前記配線用開口部を備えている請求項に記載の作業車。
  4. 走行機体に対して相対昇降可能に作業装置が連結され、
    前記電気式操作部は、前記作業装置の昇降作動を指令するものである請求項又はに記載の作業車。
  5. 走行機体に作業装置が連結され、
    前記電気式操作部は、前記作業装置に対する動力伝達の入り切りを指令するものである請求項又はに記載の作業車。
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