JPH11310139A - ステアリングシャフトのガイド構造 - Google Patents

ステアリングシャフトのガイド構造

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JPH11310139A
JPH11310139A JP11925798A JP11925798A JPH11310139A JP H11310139 A JPH11310139 A JP H11310139A JP 11925798 A JP11925798 A JP 11925798A JP 11925798 A JP11925798 A JP 11925798A JP H11310139 A JPH11310139 A JP H11310139A
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JP
Japan
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steering shaft
hole
shaft
guide structure
steering
Prior art date
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JP11925798A
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English (en)
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Kazuhiro Sugiyama
一博 杉山
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Nissan Motor Co Ltd
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Nissan Motor Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 組付け時におけるステアリングシャフトの移
動量を大きく取ることができ組付け性が向上すると共に
ガイド部材本来の機能であるステアリングシャフトの位
置規制が十分でき、且つ、遮音効果の減少、及び、シー
ル体の変形、破損も十分に抑える。 【解決手段】 車室とエンジンルームを仕切るダッシュ
パネルにガイド部材14を設け、このガイド部材14の
リング体23にシャフト貫通穴25を設け、このシャフ
ト貫通穴25にステアリングシャフト17を挿入したス
テアリングシャフト17のガイド構造において、上記シ
ャフト貫通穴25を、正規位置の上記ステアリングシャ
フト17が配置される丸穴部25aと、この丸穴部25
aに連通し、且つ、上記ステアリングシャフト17が移
動できる逃げ穴部25bとから構成した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、車室とエンジンル
ームとのダッシュパネルを貫通して配置されるステアリ
ングシャフトをガイドするステアリングシャフトのガイ
ド構造に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のステアリングシャフトのガイド構
造としては、例えば実開昭61−70183号公報に開
示されたものがある。このステアリングシャフトのガイ
ド構造は、車室とエンジンルームを仕切るダッシュパネ
ルにガイド部材が設けられ、このガイド部材のリング体
にシャフト貫通穴が形成されている。このシャフト貫通
穴にステアリングシャフトが挿入されているが、シャフ
ト貫通穴はステアリングシャフトとほぼ同一径に構成さ
れているため、例えばエンジン側と車体側の組付け時に
おいてもステアリングシャフトを初期に設定した位置で
しか保持できず組付け作業性が悪い、ステアリングシャ
フトの回転トルクが増大しハンドルの操作性や戻りが悪
い等の不都合があった。
【0003】上記の不都合を解決する構造として、図8
に示すステアリングシャフトのガイド構造が考えられ
る。図8において、ガイド部材1は外筒部2とこの外筒
部2の内周側に固定されたリング体3及びシール体4と
から構成され、リング体3のシャフト貫通穴5とシール
体4のシャフト貫通穴6にステアリングシャフト7が挿
入されている。そして、リング体3のシャフト貫通穴5
は丸穴で、ステアリングシャフト7の径より大きく構成
されており、エンジン側と車体側の組付け時にはステア
リングシャフト7をシャフト貫通穴5の範囲で移動で
き、又、組付け後にはステアリングシャフト7がリング
体4に接触しないためにステアリングシャフト7の回転
トルクの増大を防止できるものである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来のステアリングシャフト7のガイド構造においては、
エンジン側と車体側の組付け時におけるステアリングシ
ャフト7の移動量はシャフト貫通穴5の径に依存し、径
を大きくすると組付け性が向上するが、ガイド部材1本
来の機能であるステアリングシャフト7の位置規制が十
分でなくなり、又、遮音効果が減少すると共にシール体
4の変形、破損が発生しやすくなる。
【0005】また、シャフト貫通穴5の径を大きくする
と、車衝突時におけるステアリングシャフト7の挙動を
規制できずステアリングコラムの車室側への後退量が増
加する。
【0006】そこで、本発明は、組付け時におけるステ
アリングシャフトの移動量を大きく取ることができ組付
け性が向上すると共にガイド部材本来の機能であるステ
アリングシャフトの位置規制が十分でき、且つ、遮音効
果の減少、及び、シール体の変形、破損も十分に抑える
ことができるステアリングシャフトのガイド構造の提供
を課題とする。また、本発明は、上記の課題に加え、車
衝突時におけるステアリングシャフトの挙動をコントロ
ールできるステアリングシャフトのガイド構造の提供を
課題とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、車室
とエンジンルームを仕切るダッシュパネルにガイド部材
を設け、このガイド部材のリング体にシャフト貫通穴を
設け、このシャフト貫通穴にステアリングシャフトを挿
入したステアリングシャフトのガイド構造において、上
記シャフト貫通穴を、正規位置の上記ステアリングシャ
フトが配置される丸穴部と、この丸穴部に連通し、且
つ、上記ステアリングシャフトが移動できる逃げ穴部と
から構成したことを特徴とする。
【0008】従って、組付け時には逃げ穴部を利用して
ステアリングシャフトを移動できるため、丸穴部の径は
ステアリングシャフトより少しだけ大きく設定すれば良
く、ステアリングシャフトとシャフト貫通穴によってで
きる間隙も小さくなり、又、車衝突時においてはステア
リングシャフトが逃げ穴部に連通する箇所以外の丸穴部
で規制されるか、若しくは、逃げ穴部に移動するかのど
ちらかの挙動を取る。
【0009】請求項2の発明は、請求項1記載のステア
リングシャフトのガイド構造であって、上記逃げ穴部
は、上記ステアリングシャフトが上記丸穴部に戻れずに
その位置で保持されるシャフト保持穴部を有することを
特徴とする。
【0010】従って、請求項1の発明の作用に加え、組
付け時にはステアリングシャフトをシャフト保持穴部の
位置で保持できる。
【0011】請求項3の発明は、請求項1記載のステア
リングシャフトのガイド構造であって、上記逃げ穴部
は、上記丸穴部の180度対向位置にそれぞれ配置さ
れ、上記丸穴部と2つの上記逃げ穴部とが全体穴形状と
して楕円形状であることを特徴とする。
【0012】従って、請求項1の発明の作用に加え、組
付け時には2つの逃げ穴部のいずれを利用してもステア
リングシャフトを移動でき、又、シャフト貫通穴が楕円
形であるため、穴加工も容易である。
【0013】請求項4の発明は、請求項1〜3記載のス
テアリングシャフトのガイド構造であって、上記逃げ穴
部の幅寸法は、上記ステアリングシャフトの直径より少
しだけ大きく設定したことを特徴とする。
【0014】従って、請求項1〜3の発明の作用に加
え、逃げ穴部のエリアを必要最少限に狭くでき、又、車
衝突時におけるステアリングシャフトの移動方向をさら
に限定できる。
【0015】請求項5の発明は、請求項1〜4記載のス
テアリングシャフトのガイド構造であって、上記丸穴部
に対する上記逃げ穴部の方向は、ステアリングシャフト
のエンジンルーム側をエンジンの配置場所より逃げる方
向であることを特徴とする。
【0016】従って、請求項1〜4の発明の作用に加
え、組付け時におけるステアリングシャフトをエンジン
の配置位置より外に移動できる。
【0017】請求項6の発明は、請求項1〜5記載のス
テアリングシャフトのガイド構造であって、上記丸穴部
に対する上記逃げ穴部の方向は、車衝突時におけるステ
アリングシャフトの移動方向がステアリングコラムの車
室側への後退をしずらくする方向であることを特徴とす
る。
【0018】従って、請求項1〜5の発明の作用に加
え、車衝突時においてはステアリングシャフトの移動方
向がステアリングコラムの車室側への後退をしずらくす
る方向となる。
【0019】
【発明の効果】請求項1の発明では、組付け時には逃げ
穴部を利用してステアリングシャフトを移動できるた
め、組付け性が向上し、又、丸穴部の径はステアリング
シャフトより少しだけ大きく設定すれば良いため、ガイ
ド部材本来の機能であるステアリングシャフトの位置規
制が十分達成でき、その上、ステアリングシャフトとシ
ャフト貫通穴によってできる間隙も小さくなり、遮音効
果の減少、及び、シール体の変形、破損を十分に抑える
ことができると共に、車衝突時においてはステアリング
シャフトが逃げ穴部に連通する箇所以外の丸穴部で規制
されるか、又は、逃げ穴部に移動するかのどちらかの挙
動を取るため、車衝突時におけるステアリングシャフト
の挙動をコントロールでき、その対応策が取りやすい。
【0020】請求項2の発明では、請求項1の発明の効
果に加え、組付け時にはステアリングシャフトをシャフ
ト保持穴部の位置で保持できるため、さらに組付け性が
向上する。
【0021】請求項3の発明では、請求項1の発明の効
果に加え、組付け時には2つの逃げ穴部のいずれを利用
してもステアリングシャフトを移動できるため、さらに
組付け性が向上し、又、シャフト貫通穴が楕円形である
ため、穴加工も容易である。
【0022】請求項4の発明では、請求項1〜3の発明
の効果に加え、逃げ穴部のエリアを必要最少限に狭くで
きるため、遮音効果の減少、及び、シール体の変形、破
損をさらに十分に抑えることができ、又、車衝突時にお
けるステアリングシャフトの移動方向をさらに限定でき
るため、その対応策がさらに取りやすい。
【0023】請求項5の発明では、請求項1〜4の発明
の効果に加え、組付け時におけるステアリングシャフト
をエンジンの配置位置より外に移動できるため、組付け
性が向上する。
【0024】請求項6の発明では、請求項1〜5の発明
の効果に加え、車衝突時においてはステアリングシャフ
トの移動方向がステアリングコラムの車室側への後退を
しずらくする方向となるため、安全性が向上する。
【0025】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施形態を図面
に基づいて説明する。
【0026】図1(a)は本発明の一実施形態に係るス
テアリングシャフトのガイド構造の断面図、図1(b)
は図1(a)のA矢視図、図2は上記のステアリングシ
ャフトのガイド構造を適用したステアリング装置の一部
斜視断面図である。
【0027】図2において、車室10とエンジンルーム
11とはダッシュパネル12で仕切られ、このダッシュ
パネル12にはガイド取付穴13が設けられている。こ
のガイド取付穴13の箇所にはガイド部材14が配置さ
れ、このガイド部材14の外筒部15が締結手段16で
ダッシュパネル12に取付けられている。このガイド部
材14を用いてステアリングシャフト17がガイドされ
ているが、ガイド部材14の詳しい構成は下記する。ス
テアリングシャフト17の両端にはそれぞれユニバーサ
ル連結部18、19が取付けられ、車室側のユニバーサ
ル連結部18を介してステアリングコラム20が、エン
ジンルーム側のユニバーサル連結部19を介してステア
リングギヤ21がそれぞれ連結されている。
【0028】図1及び図2において、上記ガイド部材1
4は、外筒部15とこの外筒部15の内周側に固定され
たシール体22及びリング体23とから構成されてい
る。シール体22は吸音性、振動減衰性に優れた部材で
あるゴム材にて蛇腹状に構成され、中心部にはシャフト
貫通穴24が設けられている。リング体23は例えば鋼
板材にて構成され、その中心部にはシャフト貫通穴25
が設けられている。この双方のシャフト貫通穴24、2
5に上記ステアリングシャフト17が挿入されており、
シール体22のシャフト貫通穴24の内面はステアリン
グシャフト17の外周面に密着している。
【0029】また、リング体23のシャフト貫通穴25
は、図1(b)に詳しく示すように、正規位置のステア
リングシャフト17が配置される丸穴部25aとこの丸
穴部25aに連通し、且つ、ステアリングシャフト17
が移動できる逃げ穴部25bとから構成されている。ス
テアリングシャフト17は図1(b)の実線の正規位置
と図1(b)の仮想線の移動位置との間で移動できる。
丸穴部25aは円形状であり、ステアリングシャフト1
7の径より少しだけ大きな径に設定されている。逃げ穴
部25bの幅はステアリングシャフト17の直径より少
しだけ大きく設定され、車室10側から見た場合に丸穴
部25a(若しくは正規位置のステアリングシャフト1
7)の中心に対し斜め右下方のラジアル方向にストレー
トに延びている。即ち、上記丸穴部25aに対する上記
逃げ穴部25bの方向は、右ハンドルの場合において、
ステアリングシャフト17のエンジンルーム11側をエ
ンジン26(図4に示す)の配置場所より逃げる方向
で、且つ、車衝突時におけるステアリングシャフト17
の移動方向がステアリングコラム20の車室10側への
後退をしずらくする方向に設定されている。尚、左ハン
ドルの場合のその方向は、ステアリングシャフト17の
中心に対し斜め左下方のラジアル方向である。
【0030】次に、上記ステアリングシャフト17のガ
イド構造における組付け状況を説明する。図3にはステ
アリングコラム20とステアリングシャフト17の連結
前の状態が示されている。図3において、ダッシュパネ
ル12にはガイド部材14が取付けられ、ガイド部材1
4のシャフト各貫通穴24、25にはステアリングシャ
フト17が挿入されている。このステアリングシャフト
17の車室10側の一端にはユニバーサル連結部18が
取付けられ、このユニバーサル連結部18を介してステ
アリングコラム20が接続されるものであるが、かかる
組付けの前後においてはステアリングシャフト17はリ
ング体23のシャフト貫通穴25内で自由に移動可能で
ある。
【0031】しかし、シャフト貫通穴25の丸穴部25
aの径はステアリングシャフト17の径より少し大きい
だけなので、逃げ穴部25bに移動しない限り丸穴部2
5a内ではステアリングシャフト17は図1(b)にて
実線で示す正規位置に対してわずかしか移動できない。
即ち、図1(b)にて示す回転角エリアがステアリング
シャフト17の規制範囲となる。従って、ステアリング
シャフト17と共に移動するシール体22の移動も規制
されるため、シール体22の変形、破損が十分に抑えら
れる。又、逃げ穴部25bの幅はステアリングシャフト
17の直径に対しわずかしか大きくないので、逃げ穴部
25bに入り込む可能性が極めて低いため、本実施形態
ではシール体22の変形、破損がさらに抑えられる。
【0032】また、上記の理由から組付け後において、
丸穴部25aは円形状であり、ステアリングシャフト1
7の径より少しだけ大きな径に設定されているので、ガ
イド部材14本来の機能であるステアリングシャフト1
7の位置規制が十分達成できると共に、ステアリングシ
ャフト17とシャフト貫通穴25によってできる間隙も
小さくなるため、遮音効果の減少が十分低く抑えられ、
又、シール体22の変形、破損も低く抑えられる。
【0033】図4にはエンジン26側と車体側の組付け
時におけるステアリングシャフト17の位置が示されて
いる。図4において、ステアリングシャフト17をシャ
フト貫通穴25の逃げ穴部25bへ移動させる(図1
(b)の仮想線で示す位置)と、ステアリングシャフト
17が実線で示す正規位置から仮想線で示す位置に変位
してステアリングシャフト17のエンジンルーム11側
をエンジン26の配置場所の外に位置できる。従って、
ステアリングシャフト17が組付けの障害になることが
ない。尚、図4において、27はサイドメンバである。
【0034】図5には車衝突時におけるステアリングシ
ャフト17の挙動が示されている。図5において、車衝
突時の衝撃によって図5に示す方向の外力Fが作用する
と、ステアリングシャフト17は逃げ穴部25bに連通
する箇所以外の丸穴部25aで規制されるか、又は、逃
げ穴部25bに移動するかのどちらかの挙動を取ること
になる。従って、車衝突時におけるステアリングシャフ
ト17の挙動をコントロールできるため、その対応策が
取りやすい。又、逃げ穴部25bの幅はステアリングシ
ャフト17の直径に対しわずかしか大きくないので、ス
テアリングシャフト17の移動方向をさらに限定できる
ため、本実施形態ではその対応策がより取りやすい。そ
して、さらに本実施形態では、車衝突時におけるステア
リングシャフト17の移動方向がステアリングコラム2
0の車室10側への後退をしずらくする方向に設定され
ているため、より安全性が向上する。
【0035】図6には上記リング体23の第1変形例が
示されている。図6において、リング体23のシャフト
貫通穴25は丸穴部25aとこれに連通する逃げ穴部2
5bとから構成されているが、逃げ穴部25bは丸穴部
25aの下方にストレートに延びる直線長穴部25b1
とこの直線長穴部25b1 の下端で直角に曲がるシャフ
ト保持穴部25b2 とから構成されている。ステアリン
グシャフト17は、図6にて仮想線で示すように、シャ
フト保持穴部25b2 の位置では丸穴部25aに直線移
動で戻ることができないためにその位置で保持される。
【0036】この第1変形例によれば、ステアリングシ
ャフト17をシャフト保持穴部25b2 の位置で一時的
に保持できるため、組付け作業がよりやり易くなる。
【0037】図7には上記リング体23の第2変形例が
示されている。図7において、リング体23のシャフト
貫通穴25は丸穴部25aとこれに連通する逃げ穴部2
5bとから構成されているが、逃げ穴部25bは上記丸
穴部25aの180度対向位置にそれぞれ配置し、上記
丸穴部25aと2つの上記逃げ穴部25bとが全体穴形
状として楕円形状に構成されている。
【0038】この第2変形例によれば、組付け時には2
つの逃げ穴部25bのいずれを利用してもステアリング
シャフト17を移動できるため、さらに組付け性が向上
し、又、シャフト貫通穴25が楕円形であるため、穴加
工も容易である。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)は本発明の一実施形態に係るステアリン
グシャフトのガイド構造の断面図、(b)は図1(a)
のA矢視図である。
【図2】本発明の一実施形態に係るステアリングシャフ
トのガイド構造を適用したステアリング装置の一部斜視
断面図である。
【図3】本発明の一実施形態に係るステアリングコラム
とステアリングシャフトの連結前の状態を示す概略斜視
図である。
【図4】本発明の一実施形態に係るエンジン側と車体側
の組付け時におけるステアリングシャフトの位置を示す
概略平面図である。
【図5】本発明の一実施形態に係る車衝突時におけるス
テアリングシャフトの挙動を示す概略側面図である。
【図6】リング体の第1変形例を示す側面図である。
【図7】リング体の第2変形例を示す側面図である。
【図8】従来例のステアリングシャフトのガイド構造を
示す断面図である。
【符号の説明】
10 車室 11 エンジンルーム 12 ダッシュパネル 14 ガイド部材 17 ステアリングシャフト 23 リング体 25 シャフト貫通穴 25a 丸穴部 25b 逃げ穴部 25b2 シャフト保持穴部 26 エンジン

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車室とエンジンルームを仕切るダッシュ
    パネルにガイド部材を設け、このガイド部材のリング体
    にシャフト貫通穴を設け、このシャフト貫通穴にステア
    リングシャフトを挿入したステアリングシャフトのガイ
    ド構造において、 上記シャフト貫通穴を、正規位置の上記ステアリングシ
    ャフトが配置される丸穴部と、この丸穴部に連通し、且
    つ、上記ステアリングシャフトが移動できる逃げ穴部と
    から構成したことを特徴とするステアリングシャフトの
    ガイド構造。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のステアリングシャフトの
    ガイド構造であって、 上記逃げ穴部は、上記ステアリングシャフトが上記丸穴
    部に戻らずにその位置で保持されるシャフト保持穴部を
    有することを特徴とするステアリングシャフトのガイド
    構造。
  3. 【請求項3】 請求項1記載のステアリングシャフトの
    ガイド構造であって、 上記逃げ穴部は、上記丸穴部の180度対向位置にそれ
    ぞれ配置され、上記丸穴部と2つの上記逃げ穴部とが全
    体穴形状として楕円形状であることを特徴とするステア
    リングシャフトのガイド構造。
  4. 【請求項4】 請求項1〜3記載のステアリングシャフ
    トのガイド構造であって、 上記逃げ穴部の幅寸法は、上記ステアリングシャフトの
    直径より少しだけ大きく設定したことを特徴とするステ
    アリングシャフトのガイド構造。
  5. 【請求項5】 請求項1〜4記載のステアリングシャフ
    トのガイド構造であって、 上記丸穴部に対する上記逃げ穴部の方向は、ステアリン
    グシャフトのエンジンルーム側をエンジンの配置場所よ
    り逃げる方向であることを特徴とするステアリングシャ
    フトのガイド構造。
  6. 【請求項6】 請求項1〜5記載のステアリングシャフ
    トのガイド構造であって、 上記丸穴部に対する上記逃げ穴部の方向は、車衝突時に
    おけるステアリングシャフトの移動方向がステアリング
    コラムの車室側への後退をしずらくする方向であること
    を特徴とするステアリングシャフトのガイド構造。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011213270A (ja) * 2010-03-31 2011-10-27 Inoac Corp コラムホールカバー
JP2020096547A (ja) * 2018-12-17 2020-06-25 株式会社クボタ 作業車

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JP2011213270A (ja) * 2010-03-31 2011-10-27 Inoac Corp コラムホールカバー
JP2020096547A (ja) * 2018-12-17 2020-06-25 株式会社クボタ 作業車

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