JP7294077B2 - ステアリング装置 - Google Patents

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Description

本発明は、ステアリング装置に関する。
車両には、操作者(運転者)のステアリングホイールに対する操作を車輪に伝えるための装置としてステアリング装置が設けられている。車両が衝突した時、操作者がステアリングホイールに衝突する2次衝突が生じる。ステアリング装置は、2次衝突の時に操作者に加わる衝撃を低減するための構造を備えることが望ましい。例えば特許文献1には、衝撃を吸収するコラプシブル機構が記載されている。特許文献1においては、所定以上の衝撃荷重が作用した時にアッパコラムが車体から離脱し、ロアコラムに設けられているコラプシブル機構が収縮を開始する。
特開平8-268299号公報
しかし、特許文献1に記載されるステアリング装置においては、車体から離脱したアッパコラムは、下方に移動するので、ロアコラムに対して真っ直ぐに移動しない可能性がある。このため、衝撃吸収能力にバラつきが生じる。
本開示は、上記の課題に鑑みてなされたものであって、アッパコラム及びロアコラムによる衝撃吸収能力のバラつきを抑制できるステアリング装置を提供することを目的とする。
上記の目的を達成するため、本開示の一態様に係るステアリング装置は、車両に設けられるステアリングサポートメンバーに固定される第1固定部、前記第1固定部に対して前方に配置され且つ前記ステアリングサポートメンバーに固定される第2固定部、及び前記第1固定部及び前記第2固定部を連結する連結部を備える天板と、前記第1固定部に対して離脱できるように前記第1固定部に取り付けられるブラケットと、前記ブラケットに支持され且つステアリングホイールに連結されるステアリングシャフトを支持するアッパコラムと、前記アッパコラムに対して前方に配置され且つ前記アッパコラムと連結されるロアコラムと、を備え、前記連結部は、前記ステアリングサポートメンバーの一部である挿入部が挿入される第1穴を備え、前記ブラケットは、前記アッパコラムの径方向に対して直交する板状であって前記第1固定部に面する取付板と、前記径方向から見て前記挿入部と重なるように配置され且つ前方に向かうにしたがって前記挿入部から離れるように傾斜している傾斜板を備え、前記取付板の前記第1固定部に面する表面は、前記径方向における前記挿入部の内側端部と同一平面上に配置される。
連結部が第1穴を備えることによって、本開示のステアリング装置は、ステアリングサポートメンバーが天板の近くに配置される場合でも、ステアリングサポートメンバーと天板との干渉を抑制できる。また、車両が衝突した場合、操作者がステアリングホイールに衝突する2次衝突が生じる。ステアリングホイールに所定荷重以上の荷重が作用すると、ブラケットが第1固定部から離脱する。ブラケットが前方に移動する。傾斜板が径方向から見て挿入部と重なるように配置され且つ前方に向かうにしたがって挿入部から離れるように傾斜しているので、ブラケットが、挿入部に引っ掛かりにくい。また、傾斜板の基端部である取付板の第1固定部に面する表面が挿入部の径方向の内側端部と同一平面上に配置されているので、取付板が挿入部に案内された状態でブラケットが移動する。このため、ブラケットは、前方に滑らかに移動できる。このため、ブラケットが第1固定部から離脱した後、アッパコラムが軸方向に沿って真っすぐに移動しやすくなる。したがって、本開示のステアリング装置は、アッパコラム及びロアコラムによる衝撃吸収能力のバラつきを抑制できる。
上記のステアリング装置の望ましい態様として、前記取付板の前記第1固定部に面する表面は、前記挿入部の前記傾斜板に面する表面に対して傾斜している。これにより、ブラケットが、前方に移動する時に挿入部に引っ掛かりにくくなる。したがって、本開示のステアリング装置は、アッパコラム及びロアコラムによる衝撃吸収能力のバラつきをより抑制できる。
上記のステアリング装置の望ましい態様として、前記連結部は、前記アッパコラムの軸方向に沿って延びる長穴である第2穴を備え、前記ブラケットは、前記第2穴を貫通するガイドピンを備える。これにより、ブラケットは、ガイドピンが第1穴に案内されることで、アッパコラムの軸方向に沿ってより真っ直ぐに移動する。したがって、本開示のステアリング装置は、アッパコラム及びロアコラムによる衝撃吸収能力のバラつきをより抑制できる。
上記のステアリング装置の望ましい態様として、前記第2穴は、前記第1穴の両側に配置される。これにより、2つのガイドピンがそれぞれ第2穴に案内される。第1ブラケットは、アッパコラムの軸方向に沿ってより真っ直ぐに移動する。したがって、本開示のステアリング装置は、アッパコラム及びロアコラムによる衝撃吸収能力のバラつきをより抑制できる。
本開示のステアリング装置は、アッパコラム及びロアコラムによる衝撃吸収能力のバラつきを抑制できる。
図1は、本実施形態におけるステアリング装置の斜視図である。 図2は、本実施形態におけるステアリング装置の斜視図である。 図3は、本実施形態におけるステアリング装置の斜視図である。 図4は、本実施形態におけるステアリング装置の平面図である。 図5は、図4におけるA-A断面図である。 図6は、図4におけるB-B断面図である。 図7は、図5におけるC-C断面図である。 図8は、ステアリングサポートメンバー、天板、及び第1ブラケットの斜視図である。 図9は、ステアリングサポートメンバー、天板、及び第1ブラケットの斜視図である。 図10は、ステアリングサポートメンバー、天板、及び第1ブラケットの側面図である。 図11は、ステアリングサポートメンバー、天板、及び第1ブラケットの底面図である。 図12は、ステアリングサポートメンバー、天板、及び第1ブラケットの分解斜視図である。 図13は、ステアリングサポートメンバー、天板、及び第1ブラケットの分解斜視図である。 図14は、図11におけるD-D断面図である。 図15は、天板に対する第1ブラケットの動きを説明するための断面図である。 図16は、天板に対する第1ブラケットの動きを説明するための断面図である。 図17は、天板に対する第1ブラケットの動きを説明するための断面図である。
以下、本発明につき図面を参照しつつ詳細に説明する。なお、下記の発明を実施するための形態(以下、実施形態という)により本発明が限定されるものではない。また、下記実施形態における構成要素には、当業者が容易に想定できるもの、実質的に同一のもの、いわゆる均等の範囲のものが含まれる。さらに、下記実施形態で開示した構成要素は適宜組み合わせることが可能である。
図1は、本実施形態におけるステアリング装置の斜視図である。図2は、本実施形態におけるステアリング装置の斜視図である。図3は、本実施形態におけるステアリング装置の斜視図である。図4は、本実施形態におけるステアリング装置の平面図である。図5は、図4におけるA-A断面図である。図6は、図4におけるB-B断面図である。図7は、図5におけるC-C断面図である。図8及び図9は、ステアリングサポートメンバー、天板、及び第1ブラケットの斜視図である。図10は、ステアリングサポートメンバー、天板、及び第1ブラケットの側面図である。図11は、ステアリングサポートメンバー、天板、及び第1ブラケットの底面図である。図12及び図13は、ステアリングサポートメンバー、天板、及び第1ブラケットの分解斜視図である。
(実施形態)
図1に示すように、ステアリング装置100は、ステアリングホイール101と、ステアリングシャフト20と、ユニバーサルジョイント103と、中間シャフト105と、ユニバーサルジョイント107と、を備える。ステアリング装置100は、ピニオンシャフト109に接合される。
図1に示すように、ステアリングシャフト20は、入力軸21と、出力軸22と、を備える。入力軸21及び出力軸22は、ステアリングコラム50に支持されている。入力軸21の一端は、ステアリングホイール101に連結される。入力軸21の他端は、出力軸22に連結される。入力軸21は、出力軸22に対してトルクを伝達でき、且つ出力軸22に対して軸方向に移動できるように連結される。出力軸22は、ユニバーサルジョイント103に連結される。中間シャフト105の一端は、ユニバーサルジョイント103に連結される。中間シャフト105の他端は、ユニバーサルジョイント107に連結される。ユニバーサルジョイント107は、ピニオンシャフト109に連結される。
以下の説明において、XYZ直交座標系が用いられる。X軸は、ステアリング装置100が搭載された車両の車幅方向に平行である。Z軸は、ステアリングシャフト20の長手方向に平行である(回転軸Zに平行である)。Y軸は、X軸及びZ軸の両方に対して垂直である。X軸に沿う方向はX方向と記載され、Y軸に沿う方向はY方向と記載され、Z軸に沿う方向はZ方向と記載される。Z方向のうち車両の前方に向かう方向を+Z方向とする。操作者が+Z方向を向いた場合の右方向を+X方向とする。Y方向のうち上方に向かう方向を+Y方向とする。
図2に示すように、ステアリング装置100は、ステアリングコラム50と、天板10と、第1ブラケット40と、第2ブラケット80と、締付機構30と、を備える。
ステアリングコラム50は、ステアリングシャフト20を支持する部材である。ステアリングシャフト20の入力軸21及び出力軸22は、回転軸Zを中心に回転できる。回転軸Zは、入力軸21の長手方向に対して直交する平面で入力軸21を切った場合の各断面の重心を通る直線である。
ステアリングコラム50は、アッパコラム51と、ロアコラム54と、を備える。アッパコラム51は、略円筒状の部材である。アッパコラム51は、ロアコラム54の後方に配置される。アッパコラム51は、軸受を介して入力軸21を支持する。ロアコラム54は、略円筒状の部材である。ロアコラム54の一部は、アッパコラム51の内側に嵌められる。ロアコラム54の一部は、アッパコラム51の内壁に接する。アッパコラム51とロアコラム54との間には摩擦が生じる。通常の使用状態では、アッパコラム51とロアコラム54との間の摩擦によって、アッパコラム51とロアコラム54との相対的な移動が規制される。一方、アッパコラム51に大きな荷重が作用した時(2次衝突時など)において、アッパコラム51とロアコラム54は、摩擦に抗いながら相対的に移動する。
図7に示すように、アッパコラム51は、本体部511と、スリット513と、突出部514と、突出部515と、を備える。本体部511は、ステアリングシャフト20を覆う円筒状の部材である。スリット513は、本体部511の一部に設けられる切欠きである。スリット513は、Z方向に沿って延びる。スリット513の-Z方向の端部は、開放している。突出部514及び突出部515は、本体部511から-Z方向に延びる。突出部514は、スリット513に対して+X方向に配置される。突出部514は、Z方向に沿って延びる長穴5141を備える。突出部515は、スリット513に対して-X方向に配置される。突出部515は、Z方向に沿って延びる長穴5151を備える。
天板10は、ステアリングコラム50を支持するための部材である。図1に示すように、天板10は、ステアリングコラム50の+Y方向に配置される。天板10は、車両に設けられるステアリングサポートメンバー200(図8から図11参照)に固定される。図8に示すように、天板10は、第1固定部11と、第2固定部12と、連結部15と、を備える。第1固定部11、第2固定部12、及び連結部15は、一体に成形される。
第1固定部11は、板状の部材である。第1固定部11は、Y方向から見てアッパコラム51に重なるように配置される。第1固定部11は、ステアリングサポートメンバー200に、ボルトによって固定される。
第2固定部12は、箱状の部材である。例えば、第2固定部12は、深絞り加工によって成形される。第2固定部12は、第1固定部11に対して前方に配置される。第2固定部12は、Y方向から見てロアコラム54に重なるように配置される。第2固定部12のX方向の幅は、第1固定部11のX方向の幅よりも小さい。第2固定部12は、ステアリングサポートメンバー200に、ボルトによって固定される。
連結部15は、板状の部材である。連結部15は、第1固定部11及び第2固定部12を連結する。連結部15のX方向の幅は、第1固定部11のX方向の幅とほぼ等しく、第2固定部12のX方向の幅よりも大きい。連結部15は、第1穴151と、2つの第2穴153と、を備える。第1穴151は、連結部15の中央に配置される。第1穴151は、2つの第2穴153の間に配置される。第1穴151は、ステアリングサポートメンバー200と天板10との干渉を避けるための穴である。図9に示すように、ステアリングサポートメンバー200の一部である挿入部201が、第1穴151に挿入される。図14に示すように、挿入部201は、ステアリングサポートメンバー200のうち-Y方向の端部に配置される。挿入部201は、板状である。第2穴153は、Z方向に沿う長穴である。すなわち、第2穴153は、第1固定部11から第2固定部12に向かって延びる長穴である。第2穴153は、アッパコラム51(ロアコラム54)の軸方向に沿って延びる長穴であるともいえる。第2穴153は、第1穴151の両側に配置される。
第1ブラケット40及び第2ブラケット80は、ステアリングコラム50を支持するための部材である。第1ブラケット40は、チルトブラケットとも呼ばれる。第2ブラケット80は、ピボットブラケットとも呼ばれる。第2ブラケット80は、第1ブラケット40に対して+Z方向に配置される。第1ブラケット40は、ボルトによって第1固定部11に取り付けられる。第1ブラケット40と第1固定部11を連結するボルトは、第1固定部11とステアリングサポートメンバー200を連結するボルトである。第2ブラケット80は、ロアコラム54の外周面に固定される。第2ブラケット80は、第2固定部12に対して回転できるように第2固定部12に取り付けられる。図2に示すように、第2ブラケット80は、軸方向がX方向に沿うピボットシャフト81を備える。ピボットシャフト81が第2固定部12と連結される。ステアリングコラム50は、ピボットシャフト81を中心に回転できる。
図6及び図7に示すように、第1ブラケット40は、取付板41と、離脱カプセル49と、ガイドピン47と、傾斜板42と、第1支持板44と、第2支持板45と、を備える。取付板41は、ステアリングコラム50の+Y方向に配置される。取付板41は、径方向に対して直交する板状である。取付板41は、天板10の第1固定部11及び連結部15と平行である。図14に示すように、取付板41の+Y方向の表面(上面)は、ステアリングサポートメンバー200の挿入部201の径方向における内側端部と同一平面上に配置される。取付板41の+Y方向の表面は、挿入部201の-Y方向の表面(下面)に対して傾斜している。具体的には、取付板41の+Y方向の表面は、挿入部201の-Y方向の表面に対して、挿入部201の-Y方向の表面との間の径方向の距離が前方に向かうにしたがって小さくなるように傾斜している。離脱カプセル49は、ボルトによって第1固定部11に取り付けられる。離脱カプセル49と第1固定部11を連結するボルトは、第1固定部11とステアリングサポートメンバー200を連結するボルトである。すなわち、1つのボルトによって、離脱カプセル49及び第1固定部11がステアリングサポートメンバー200に連結される。離脱カプセル49は、例えばダイカスト用アルミニウム合金(ADC材(Aluminum alloy Die Casting))などの軽量合金で形成される。取付板41は、例えば樹脂インジェクションで形成された樹脂部材48によって、離脱カプセル49と連結されている。2次衝突時などにおいて、ステアリングコラム50に+Z方向の荷重が作用することによって、離脱カプセル49に対して取付板41が移動し、樹脂部材48が切断される。これにより、離脱カプセル49を除く第1ブラケット40、及びアッパコラム51がステアリングサポートメンバー200から離脱する。このように、第1ブラケット40は、所定荷重が作用した時に第1固定部11に対して離脱できるように第1固定部11に取り付けられる。第1ブラケット40が第1固定部11から離脱した後、アッパコラム51とロアコラム54との間の摩擦により衝撃が吸収される。
図6に示すように、ガイドピン47は、取付板41に取り付けられる。ガイドピン47は、連結部15の第2穴153を貫通する。ガイドピン47は、第2穴153の内壁に案内される。これにより、第1ブラケット40が第1固定部11から離脱した後、アッパコラム51がZ方向に沿って真っすぐに移動しやすくなる。
図14に示すように、傾斜板42は、取付板41から+Z方向に延びる板状の部材である。傾斜板42は、取付板41に対して傾斜している。傾斜板42は、+Z方向の端部が-Z方向の端部よりも-Y方向に位置するように傾斜している。図11に示すように、傾斜板42は、Y方向から見た場合、連結部15の第1穴151及びステアリングサポートメンバー200の挿入部201と重なる。図14に示すように、傾斜板42は、挿入部201に隙間を空けて面する。傾斜板42は、+Z方向に向かうにしたがって第1穴151及び挿入部201から離れるように傾斜している。傾斜板42の+Z方向の端部は、挿入部201の径方向の内側端部よりも-Y方向(径方向内側)に配置される。
挿入部201は、取付板41に対して傾斜している。取付板41が挿入部201に対して傾斜しているともいえる。挿入部201は、取付板41に対して、傾斜板42と同じ方向に傾斜している。傾斜板42が取付板41に対してなす角度は、挿入部201が取付板41に対してなす角度よりも大きい。傾斜板42は、取付板41及び挿入部201の両方に対して傾斜している。
図7に示すように、第1支持板44及び第2支持板45は、取付板41から-Y方向に延びる板状の部材である。第1支持板44及び第2支持板45は、X方向に隙間を空けて配置される。第1支持板44及び第2支持板45は、ステアリングコラム50を挟む。すなわち、第1支持板44及び第2支持板45の間に、ステアリングコラム50が配置される。第1支持板44は、長穴441を備える。第2支持板45は、長穴451を備える。長穴441及び長穴451は、図2に示すピボットシャフト81を中心とした円弧に沿って延びている(図6参照)。
締付機構30は、ステアリングコラム50の位置の調節が可能な状態と、ステアリングコラム50の位置が固定された状態と、を切り替えるための装置である。図7に示すように、締付機構30は、締付軸35と、複数の摩擦板36と、固定カム31と、可動カム32と、ナット34と、スラストベアリング33と、操作レバー39と、ケース37と、コイルバネ38と、を備える。
図7に示すように、締付軸35は、軸部350と、頭部351と、雄ネジ352と、を備える。軸部350は、円柱状の部材である。軸部350は、長穴441、長穴5141、長穴5151及び長穴451を貫通する。頭部351は、軸部350の+X方向の端部に配置される。雄ネジ352は、軸部350の-X方向の端部に配置される。複数の摩擦板36は、頭部351と第1支持板44との間に配置される。軸部350は、摩擦板36を貫通する。
固定カム31は、略円盤状の部材である。固定カム31は、第2支持板45の-X方向に配置される。締付軸35は、固定カム31を貫通する。固定カム31の一部は、長穴451に嵌まっている。これにより、固定カム31は、第2支持板45に対して回転しない。
可動カム32は、略円盤状の部材である。可動カム32は、固定カム31の-X方向に配置される。締付軸35は、可動カム32を貫通する。可動カム32の一部は、操作レバー39に嵌まっている。これにより、可動カム32は、操作レバー39と共に回転する。このため、可動カム32は、固定カム31に対して回転する。可動カム32は、固定カム31に対する相対角度に応じて、X方向に移動する。例えば、可動カム32は、締付軸35を中心とした周方向に沿う傾斜面を備える。固定カム31は、可動カム32の傾斜面が嵌まる凹部を備える。傾斜面が凹部に嵌まっている状態から可動カム32が回転すると、傾斜面が固定カム31に乗り上げることによって、可動カム32が-X方向に移動する。
操作レバー39は、可動カム32を回転させるための部材である。操作レバー39は、可動カム32の-X方向に配置される。締付軸35は、操作レバー39を貫通する。操作レバー39は、車室内まで延びており、操作者によって操作される。
ナット34は、操作レバー39の-X方向に配置される。ナット34は、締付軸35の雄ネジ352に取り付けられる。スラストベアリング33は、操作レバー39とナット34との間に配置される。これにより、操作レバー39が回転しても、ナット34は回転しない。操作レバー39が回転させられると、可動カム32が回転する一方で、締付軸35及びナット34は回転しない。
図8に示すように、ケース37は、操作レバー39に取り付けられる。ケース37は、固定部材391によって操作レバー39に固定される。固定部材391は、例えばボルトである。ケース37は、操作レバー39と共に回転する。ケース37は、操作レバー39の-X方向に配置される。ケース37は、締付軸35の先端及びナット34を覆う。
コイルバネ38は、ケース37の内側に配置される。コイルバネ38は、圧縮コイルバネである。コイルバネ38の一端は、ケース37に接する。コイルバネ38の他端は、締付軸35に接する。コイルバネ38は、ケース37及び締付軸35に接した状態で圧縮されている。また、コイルバネ38の表面には潤滑剤が塗布されている。潤滑剤は、例えばグリースである。コイルバネ38によって、操作レバー39がナット34側に引き寄せられる。このため、ステアリングコラム50の位置を調節できる状態(アンロック状態)においても、操作レバー39とスラストベアリング33との間に隙間が生じない。したがって、操作レバー39のガタツキが抑制される。
可動カム32が固定カム31から離れるように操作レバー39が回転させられると、締付軸35の頭部351が摩擦板36に押し付けられると共に、固定カム31が第2支持板45に押し付けられる。これにより、頭部351と摩擦板36との間の摩擦、複数の摩擦板36との間の摩擦、摩擦板36と第1支持板44との間の摩擦、及び固定カム31と第2支持板45との間の摩擦が大きくなる。このため、締付軸35が長穴441及び長穴451の中で移動できなくなり、ステアリングコラム50のY方向(上下方向)の位置が固定される。また、アッパコラム51が締め付けられるので、スリット513の幅が小さくなる。アッパコラム51の内周面がロアコラム54の外周面に押し付けられる。アッパコラム51とロアコラム54との間の摩擦が大きくなる。このため、締付軸35が長穴5141及び長穴5151の中で移動できなくなり、アッパコラム51のZ方向(前後方向)の位置が固定される。
可動カム32が固定カム31に近付くように操作レバー39が回転させられると、頭部351と摩擦板36との間の摩擦、複数の摩擦板36との間の摩擦、摩擦板36と第1支持板44との間の摩擦、及び固定カム31と第2支持板45との間の摩擦が小さくなる又はなくなる。これにより、締付軸35が長穴441及び長穴451の中で移動できるようになり、ステアリングコラム50のY方向(上下方向)の調整が可能となる。また、アッパコラム51のスリット513の幅が大きくなるので、アッパコラム51とロアコラム54との間の摩擦が小さくなる又はなくなる。このため、締付軸35が長穴5141及び長穴5151の中で移動できるようになり、アッパコラム51のZ方向(前後方向)の位置の調整が可能となる。
図15から図17は、天板に対する第1ブラケットの動きを説明するための断面図である。図15は、第1ブラケット40及びアッパコラム51が第1固定部11から離脱する前の状態(第1ブラケット40及びアッパコラム51が第1固定部11と連結されている状態)を示す、図16及び図17は、第1ブラケット40及びアッパコラム51が第1固定部11から離脱した後の状態を示す。
図15の状態から、ステアリングコラム50に+Z方向の荷重が作用すると、第1ブラケット40及びアッパコラム51が第1固定部11から離脱する。このため、図16に示すように、第1ブラケット40が+Z方向に移動する。傾斜板42が+Z方向に向かうにしたがって挿入部201から離れるように傾斜しているので、第1ブラケット40が、挿入部201に引っ掛かりにくい。また、傾斜板42の基端部である取付板41の上面が挿入部201の径方向における内側端部と同一平面上に配置されているので、取付板41が挿入部201に案内された状態で第1ブラケット40が移動する。このため、第1ブラケット40は、+Z方向に滑らかに移動できる。このため、第1ブラケット40が第1固定部11から離脱した後、アッパコラム51がZ方向に沿って真っすぐに移動しやすくなる。その結果、アッパコラム51及びロアコラム54による衝撃吸収能力のバラつきが抑制される。図17に示すように、ガイドピン47が第2穴153の+Z方向の端部に達すると、第1ブラケット40に作用する荷重が、ガイドピン47を介して連結部15及び第2固定部12に伝達する。
なお、ステアリングサポートメンバー200の挿入部201の形状及び位置は、図14に示すような形状及び位置には限定されない。挿入部201は、少なくとも一部が第1穴151よりも-Y方向に位置するように配置されていればよい。傾斜板42の形状及び位置は、図14などに示すような形状及び位置に限定されない。第1ブラケット40は、複数の傾斜板42を備えていてもよい。連結部15の第1穴151は、少なくとも挿入部201が貫通できる大きさを有していればよい。連結部15は、必ずしも2つの第2穴153を備えていなくてもよい。連結部15は、第2穴153を1つ備えていてもよいし、第2穴153を備えていなくてもよい。
以上で説明したように、天板10と、ブラケット(第1ブラケット40)と、アッパコラム51と、ロアコラム54と、を備える。天板10は、車両に設けられるステアリングサポートメンバー200に固定される第1固定部11、第1固定部11に対して前方に配置され且つステアリングサポートメンバー200に固定される第2固定部12、及び第1固定部11及び第2固定部12を連結する連結部15を備える。ブラケット(第1ブラケット40)は、第1固定部11に対して離脱できるように第1固定部11に取り付けられる。アッパコラム51は、ブラケット(第1ブラケット40)に支持され且つステアリングホイール101に連結されるステアリングシャフト20を支持する。ロアコラム54は、第2ブラケット80に固定され且つアッパコラム51と連結される。連結部15は、ステアリングサポートメンバー200の一部である挿入部201が挿入される第1穴151を備える。ブラケット(第1ブラケット40)は、径方向に対して直交する板状であって第1固定部11に面する取付板41と、径方向から見て挿入部201と重なるように配置され前方に向かうにしたがって挿入部201から離れるように傾斜している傾斜板42を備える。取付板41の第1固定部11に面する表面(上面)は、径方向における挿入部201の内側端部と同一平面上に配置される。
連結部15が第1穴151を備えることによって、本実施形態のステアリング装置100は、ステアリングサポートメンバー200が天板10の近くに配置される場合でも、ステアリングサポートメンバー200と天板10との干渉を抑制できる。また、車両が衝突した場合、操作者がステアリングホイール101に衝突する2次衝突が生じる。ステアリングホイール101に所定荷重以上の荷重が作用すると、ブラケット(第1ブラケット40)が第1固定部11から離脱する。ブラケット(第1ブラケット40)が前方に移動する。傾斜板42が径方向から見て挿入部201と重なるように配置され且つ前方に向かうにしたがって挿入部201から離れるように傾斜しているので、ブラケット(第1ブラケット40)が、挿入部201に引っ掛かりにくい。また、傾斜板42の基端部である取付板41の第1固定部11に面する表面が挿入部201の径方向の内側端部と同一平面上に配置されているので、取付板41が挿入部201に案内された状態でブラケット(第1ブラケット40)が移動する。このため、ブラケット(第1ブラケット40)は、前方に滑らかに移動できる。このため、ブラケット(第1ブラケット40)が第1固定部11から離脱した後、アッパコラム51が軸方向に沿って真っすぐに移動しやすくなる。したがって、本実施形態のステアリング装置100は、アッパコラム51及びロアコラム54による衝撃吸収能力のバラつきを抑制できる。
ステアリング装置100において、取付板41の第1固定部11に面する表面(上面)は、挿入部201の傾斜板42に面する表面(下面)に対して傾斜している。これにより、ブラケット(第1ブラケット40)が、前方に移動する時に挿入部201に引っ掛かりにくくなる。したがって、本実施形態のステアリング装置100は、アッパコラム51及びロアコラム54による衝撃吸収能力のバラつきをより抑制できる。
ステアリング装置100において、連結部15は、アッパコラム51の軸方向に沿って延びる長穴である第2穴153を備える。ブラケット(第1ブラケット40)は、第2穴153を貫通するガイドピン47を備える。これにより、ブラケット(第1ブラケット40)は、ガイドピン47が第2穴153に案内されることで、アッパコラム51(ロアコラム54)の軸方向に沿ってより真っ直ぐに移動する。したがって、本実施形態のステアリング装置100は、アッパコラム51及びロアコラム54による衝撃吸収能力のバラつきをより抑制できる。
ステアリング装置100において、第2穴153は、第1穴151の両側に配置されるこれにより、2つのガイドピン47がそれぞれ第2穴153に案内される。第1ブラケット40は、アッパコラム51(ロアコラム54)の軸方向に沿ってより真っ直ぐに移動する。したがって、本実施形態のステアリング装置100は、アッパコラム51及びロアコラム54による衝撃吸収能力のバラつきをより抑制できる。
10 天板
11 第1固定部
12 第2固定部
15 連結部
20 ステアリングシャフト
21 入力軸
22 出力軸
30 締付機構
31 固定カム
32 可動カム
33 スラストベアリング
34 ナット
35 締付軸
36 摩擦板
37 ケース
38 コイルバネ
39 操作レバー
40 第1ブラケット
41 取付板
42 傾斜板
44 第1支持板
45 第2支持板
47 ガイドピン
48 樹脂部材
49 離脱カプセル
50 ステアリングコラム
51 アッパコラム
54 ロアコラム
80 第2ブラケット
81 ピボットシャフト
100 ステアリング装置
101 ステアリングホイール
103 ユニバーサルジョイント
105 中間シャフト
107 ユニバーサルジョイント
109 ピニオンシャフト
151 第1穴
153 第2穴
200 ステアリングサポートメンバー
201 挿入部
350 軸部
351 頭部
352 雄ネジ
441、451 長穴
511 本体部
513 スリット
514、515 突出部
5141、5151 長穴
Z 回転軸

Claims (4)

  1. 車両に設けられるステアリングサポートメンバーに固定される第1固定部、前記第1固定部に対して前方に配置され且つ前記ステアリングサポートメンバーに固定される第2固定部、及び前記第1固定部及び前記第2固定部を連結する連結部を備える天板と、
    前記第1固定部に対して離脱できるように前記第1固定部に取り付けられるブラケットと、
    前記ブラケットに支持され且つステアリングホイールに連結されるステアリングシャフトを支持するアッパコラムと、
    前記アッパコラムに対して前方に配置され且つ前記アッパコラムと連結されるロアコラムと、
    を備え、
    前記連結部は、前記ステアリングサポートメンバーの一部である挿入部が挿入される第1穴を備え、
    前記ブラケットは、前記アッパコラムの径方向に対して直交する板状であって前記第1固定部に面する取付板と、前記径方向から見て前記挿入部と重なるように配置され且つ前方に向かうにしたがって前記挿入部から離れるように傾斜している傾斜板を備え、
    前記取付板の前記第1固定部に面する表面は、前記径方向における前記挿入部の内側端部と同一平面上に配置される
    ステアリング装置。
  2. 前記取付板の前記第1固定部に面する表面は、前記挿入部の前記傾斜板に面する表面に対して傾斜している
    請求項1に記載のステアリング装置。
  3. 前記連結部は、前記アッパコラムの軸方向に沿って延びる長穴である第2穴を備え、
    前記ブラケットは、前記第2穴を貫通するガイドピンを備える
    請求項1又は2に記載のステアリング装置。
  4. 前記第2穴は、前記第1穴の両側に配置される
    請求項3に記載のステアリング装置。
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