JP2021049871A - 作業車の操縦装置 - Google Patents

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真佑 阿部
Shinsuke Abe
真佑 阿部
直岐 堀田
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直岐 堀田
浩史 豊田
Hiroshi Toyoda
浩史 豊田
加藤 武史
Takeshi Kato
武史 加藤
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【課題】本発明は、トルクジェネレータを用いたパワーステアリング装置の油圧駆動回路で、出力ロスを少なくして、エンジンの負荷を軽減することを課題とする。【解決手段】操向ハンドル34の操作を補助するパワーステアリング機構に油圧で作動するトルクジェネレータ70を使用する作業車の操縦装置において、トルクジェネレータ70の圧油の入油路と戻り油路の油圧を検出してバルブ中立を検出する中立検出手段を設け、該中立検出手段が中立を検出すると、トルクジェネレータ70の入油路の圧油をバイパス回路に流す作業車の操縦装置とする。【選択図】図3

Description

本発明は、農作業車等の作業車において、油圧駆動のトルクジェネレータを用いたパワーステアリング装置で動作する作業車の操縦装置に関する。
作業車のパワーステアリング装置として、特許文献1に記載の如く、油圧駆動のトルクジェネレータを用いたパワーステアリング装置が使用される。
特開2019−76026号公報
前記従来の油圧駆動で作動するパワーステアリング装置では、操向ハンドルを直進にするとトルクジェネレータが中立になるが、この中立位置でも油圧回路の圧油がトルクジェネレータに作用したままで油圧モータに負荷が加わったままである。
本発明は、トルクジェネレータを用いたパワーステアリング装置の油圧駆動回路で、出力ロスを少なくして、エンジンの負荷を軽減することを課題とする。
上記本発明の課題は、次の技術手段により解決される。
請求項1の発明は、操向ハンドル34の操作を補助するパワーステアリング機構に油圧で作動するトルクジェネレータ70を使用する作業車の操縦装置において、トルクジェネレータ70の圧油の入油路と戻り油路の油圧を検出してバルブ中立を検出する中立検出手段を設け、該中立検出手段が中立を検出すると、トルクジェネレータ70の入油路の圧油をバイパス回路に流すことを特徴とする作業車の操縦装置とする。
請求項2の発明は、中立検出手段がトルクジェネレータ70の入油路に設ける第一リリーフバルブ71とトルクジェネレータ70の戻り油路に設ける第二リリーフバルブ72で、該第一リリーフバルブ71が検出するリリーフ圧を第二リリーフバルブ72のリリーフ圧に入力してバルブ中立時にトルクジェネレータ70の戻り油路を開放することを特徴とする請求項1に記載の作業車の操縦装置とする。
請求項3の発明は、トルクジェネレータ70の戻り油路を旋回制御回路81の戻り油路に接続したことを特徴とする請求項2に記載の作業車の操縦装置とする。
請求項1の発明で、操向ハンドル34を直進にした場合にトルクジェネレータ70のバルブが中立になって入油路と戻り油路の油圧力が同じになるので、これを中立検出手段により検出してトルクジェネレータ70の入油路に流れる圧油をバイパス回路に流すことでトルクジェネレータ70に加わる圧油の負荷を軽減して、操向ハンドル34が直進時のパワーステアリング機構の駆動負荷を軽減できる。
請求項2の発明で、請求項1の効果に加えて、トルクジェネレータ70の中立時に戻り油路の圧油を開放するので、油圧駆動ポンプの駆動負荷が軽減できる。
請求項3の発明で、請求項2の効果に加えて、操向ハンドル34が直進時には旋回制御回路81に圧油を送ることが無くなり、さらに、油圧駆動ポンプの駆動負荷を軽減できる。
本発明における実施の形態の乗用田植機の右側面図である。 本発明における実施の形態の乗用田植機の平面図である。 本発明における実施の形態の油圧駆動回路図である。
以下、作業車として乗用田植機の図面に基づき、本発明の好ましい実施の形態について説明する。
図1及び図2は本発明の実施例である粉粒体繰出し装置として施肥装置を装着した乗用型田植機の右側面図と平面図である。この施肥装置付き乗用型田植機1は、走行車体2の後側に昇降リンク装置3を介して苗植付部4が昇降可能に装着され、走行車体2の後部上側に施肥装置5の本体部分が設けられている。以下の説明で、搭乗オペレータが乗用型田植機の前進方向に向かって左右方向をそれぞれ左、右といい、前進方向と後進方向をそれぞれ前、後という。
走行車体2は、駆動輪である左右一対の前輪10,10及び左右一対の後輪11,11(走行装置)を備えた四輪駆動車両であって、機体の前部にミッションケース12が配置され、そのミッションケース12の左右側方に前輪ファイナルケース13,13が設けられ、該左右一対の前輪ファイナルケース13,13の操向方向を変更可能な各々の前輪支持部から外向きに突出する左右前輪車軸に左右一対の前輪10,10が各々取り付けられている。また、ミッションケース12の背面部にメインフレーム15の前端部が固着されており、そのメインフレーム15の後端左右中央部に前後水平に設けた後輪ローリング軸を支点にして後輪ギヤケース18,18がローリング自在に支持され、その後輪ギヤケース18,18から外向きに突出する後輪車軸に後輪11,11が取り付けられている。
エンジン20はメインフレーム15の上に搭載されており、該エンジン20の回転動力が、ベルト伝動装置21及び油圧無段変速装置(HST)23を介してミッションケース12に伝達される。ミッションケース12に伝達された回転動力は、該ミッションケース12内のトランスミッションにより変速された後、走行動力と外部取出動力に分離して取り出される。そして、走行動力は、一部が前輪ファイナルケース13,13に伝達されて前輪10,10を駆動すると共に、残りが後輪ギヤケース18,18に伝達されて後輪11,11を駆動する。また、外部取出動力は、走行車体2の後部に設けた植付クラッチケース25に伝達され、それから植付伝動軸26によって苗植付部4へ伝動されるとともに、施肥伝動機構28によって施肥装置5へ伝動される。
エンジン20の上部はエンジンカバー30で覆われており、その上に座席31が設置されている。座席31の前方には各種操作機構を内蔵するフロントカバー32があり、その上方に前輪10,10を操向操作する操向ハンドル34が設けられており、この領域を操縦部33とする。エンジンカバー30及びフロントカバー32の下端左右両側は水平状のフロアステップ35になっている。フロアステップ35は一部格子状になっており(図2参照)、該フロアステップ35を歩く作業者の靴についた泥が圃場に落下するようになっている。フロアステップ35上の後部は、後輪フェンダを兼ねるリヤステップ36となっている。
また、走行車体2の先端左右にフロアステップ35と同じ高さでフロントステップ67L、67Rを設けて前側から乗り降りが出来るようにしている。
昇降リンク装置3は平行リンク機構であって、1本の上リンク40と左右一対の下リンク41,41を備えている。これらの上リンク40,および下リンク41,41は、その基部側がメインフレーム15の後端部に立設した背面視門形のリンクベースフレーム42に回動自在に取り付けられ、その先端側に縦リンク43が連結されている。そして、縦リンク43の下端部に苗植付部4に回転自在に支承された連結軸44が挿入連結され、連結軸44を中心として苗植付部4がローリング自在に連結されている。
メインフレーム15に固着した支持部材(図示せず)と上リンク40に一体形成したスイングアーム(図示せず)の先端部との間に昇降油圧式シリンダ46が設けられており、該昇降油圧式シリンダ46を油圧で伸縮させることにより、上リンク40が上下に回動し、苗植付部4がほぼ一定姿勢のまま昇降する。
苗植付部4は6条植の構成で、フレームを兼ねる伝動ケース50、マット苗を載せて左右往復動し苗を一株分ずつ各条の苗取出口51a,…に供給するとともに横一列分の苗を全て苗取出口51a,…に供給すると苗送りベルト51b,…により苗を下方に移送する苗載せ台51、苗取出口51a,…に供給された苗を圃場に植付ける苗植付装置52,…、次行程における機体進路を表土面に線引きする左右一対の線引きマーカ75(図1)等を備えている。
苗植付部4の下部には中央にセンターフロート55、その左右両側にサイドフロート56,56がそれぞれ設けられている。これらのセンターフロート55,およびサイドフロート56,56を圃場の泥面に接地させた状態で機体を進行させると、センターフロート55,およびサイドフロート56,56が泥面を整地しつつ滑走し、その整地跡に苗植付装置52,…により苗が植え付けられる。センターフロート55,およびサイドフロート56,56の各々は圃場表土面の凹凸に応じて前端側が上下動するように回動自在に取り付けられており、植付作業時にはセンターフロート55の前部の上下動が迎角制御センサ(図示せず)により検出され、その検出結果に応じ前記昇降油圧式シリンダ46を制御する油圧バルブ(図示せず)を切り替えて苗植付部4を昇降させることにより、苗の植付深さを常に一定に維持する。
施肥装置5は、肥料ホッパ60に貯留されている粒状の肥料を繰出部61,…によって一定量ずつ繰り出し、その肥料を施肥ホース62,…でセンターフロート55,およびサイドフロート56,56の左右両側に取り付けた施肥ガイド(図示せず),…まで導き、施肥ガイド,…の前側に設けた作溝体76(図1),…によって苗植付条の側部近傍に形成される施肥構内に落とし込むようになっている。ブロア用電動モータ53で駆動するブロア58で発生させたエアが、左右方向に長いエアチャンバ59を経由して施肥ホース62,…に吹き込まれ、施肥ホース62,…内の肥料を風圧で強制的に搬送するようになっている。
苗植付部4には整地装置の一例であるロータ27(第1ロータ27aと第2ロータ27bの組み合わせを単にロータ27ということがある)が取り付けられている。また、苗載せ台51は苗植付部4の全体を支持する左右方向と上下方向に幅一杯の矩形の支持枠体65の支持ローラ65aをレールとして左右方向にスライドする構成である。
また、走行車体2の前部左右両側には、補給用の苗を載せておく一対の予備苗枠38,38が機体の前後に張り出す位置と上下に並んだ位置とに回動可能に設けられている。
図3に油圧駆動回路図を示し、エンジン20で駆動される油圧ポンプ68から吐出される圧油が、フロコンバルブ69からローリングシリンダ77の駆動回路76と、トルクジェネレータ70と、昇降油圧式シリンダ46を駆動する直動型電子油圧駆動回路78と、油圧無段変速装置23の変速駆動回路80と、旋回制御回路81に送られる。
フロコンバルブ69からトルクジェネレータ70に送られる入油路には第一リリーフバルブ71が設けられ、トルクジェネレータ70からの戻り油路には第二リリーフバルブ72が設けられ、第一リリーフバルブ71と第二リリーフバルブ72のリリーフ圧力が共有され、入油路と戻り油路の圧力がバランスすると、入油路と戻り油路の圧油がバイパス油路に流れる。
すなわち、トルクジェネレータ70のバルブが中立に切り換えられると、圧油が旋回制御回路81の戻り油路に直接送られてトルクジェネレータ70への圧油供給が断たれると共に、旋回制御回路81への送油が断たれて、圧油の圧力ロスが少なくなる。
旋回制御回路81の戻り油路から直動型電子油圧駆動回路78と変速駆動回路80に圧油が送られる。
なお、図示を省略するが、フロントカバー32に色の違うポジションランプでヘッドライトを設け、自動運転作業中に作業内容ごと色の違うヘッドランプを点灯すると、回りの作業者が作業内容を直感で知ることが出来る。
34 操向ハンドル
70 トルクジェネレータ
71 第一リリーフバルブ
72 第二リリーフバルブ
81 旋回制御回路

Claims (3)

  1. 操向ハンドル(34)の操作を補助するパワーステアリング機構に油圧で作動するトルクジェネレータ(70)を使用する作業車の操縦装置において、前記トルクジェネレータ(70)の圧油の入油路と戻り油路の油圧を検出してバルブ中立を検出する中立検出手段を設け、該中立検出手段が中立を検出すると、前記トルクジェネレータ(70)の入油路の圧油をバイパス回路に流すことを特徴とする作業車の操縦装置。
  2. 前記中立検出手段が前記トルクジェネレータ(70)の入油路に設ける第一リリーフバルブ(71)と前記トルクジェネレータ(70)の戻り油路に設ける第二リリーフバルブ(72)で、該第一リリーフバルブ(71)が検出するリリーフ圧を前記第二リリーフバルブ(72)のリリーフ圧に入力してバルブ中立時に前記トルクジェネレータ(70)の戻り油路を開放することを特徴とする請求項1に記載の作業車の操縦装置。
  3. 前記トルクジェネレータ(70)の戻り油路を旋回制御回路(81)の戻り油路に接続したことを特徴とする請求項2に記載の作業車の操縦装置。
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