JP7019370B2 - 貯蔵庫 - Google Patents

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Description

本発明の実施形態は、貯蔵庫に関するものである。
冷蔵庫などの貯蔵庫に貯蔵される食品などの貯蔵品の劣化要因として、空気中に存在する酸素による酸化がある。そこで、食品を貯蔵する空間の酸素濃度を低減させることで、貯蔵品の酸化を抑えて貯蔵品の鮮度を維持することができる貯蔵庫が知られている。
例えば、下記特許文献1では、貯蔵室内の空気をポンプなどの排気手段によって酸素分離膜(酸素富化膜)を通じて吸引することにより、高酸素濃度の空気が貯蔵室の外部に排出され、貯蔵室内の酸素を低減する貯蔵庫が提案されている。
これらの貯蔵庫では、貯蔵室内の空気をポンプによって排気すると貯蔵室内に風(空気の流れ)が生じるため、貯蔵室内の野菜など貯蔵品が乾燥しやすい。
特開平6-58号公報
そこで、貯蔵室内の酸素を低減する貯蔵庫において、乾燥を抑えつつ酸素濃度を低減させることができる貯蔵庫を提供することを目的とする。
本実施形態の貯蔵庫は、キャビネットと、前記キャビネット内に設けられた貯蔵空間及び調整空間と、前記調整空間に設けられた酸素分離膜と、前記酸素分離膜を透過した前記調整空間の空気を前記キャビネットの外部へ排気する排気手段と、前記調整空間の空気をかき混ぜるように撹拌するファンと、前記貯蔵空間と前記調整空間とを連通する連通部と、前記連通部における風の流れを制限しつつ前記調整空間の空気を前記貯蔵室へ導入する風制限部と、を備え、前記風制限部は、前記連通部における風の流れの遮断と開放とを切り替えるシャッタであるものである。
本発明の第1実施形態に係る冷蔵庫の断面図 図1に示す冷蔵庫に設けられた風制限部を示す断面図 本発明の第2実施形態に係る冷蔵庫に設けられた風制限部を示す断面図 本発明の第3実施形態に係る冷蔵庫に設けられた風制限部を示す断面図 本発明の第4実施形態に係る冷蔵庫に設けられた風制限部を示す断面図
(第1実施形態)
以下、第1実施形態の貯蔵庫について図面に基づいて説明する。本実施形態では貯蔵庫として内部に設けられた貯蔵空間が所定温度に冷却される冷蔵庫1の場合について説明するが、本発明は冷却機能を備えない食品保存庫などに対しても適用することができる。
本実施形態に係る冷蔵庫1は、図1に示すように、前面に開口する断熱箱体からなるキャビネット2を備える。キャビネット2は鋼板製の外箱3と合成樹脂製の内箱4との間に形成された断熱空間5に真空断熱材や発泡断熱材等の断熱材を有して構成されている。キャビネット2は内箱4の内側に複数の貯蔵空間が設けられており、貯蔵空間が断熱仕切壁6によって上下に区画されている。
断熱仕切壁6の上方の空間は、冷蔵温度帯(例えば、1~4℃)に冷却される貯蔵室であり、内部がさらに仕切壁7によって上下に区画されている。仕切壁7の上方には冷蔵室10が設けられ、仕切壁7の下方には野菜室12が設けられている。
冷蔵室10内部は複数の棚板9によって上下に複数段に区画されている。仕切壁7と最下段の棚板9とで上下に仕切られた空間には、引出式のチルド容器を収納するチルド室8が設けられている。冷蔵室10の背面には、冷蔵室10内の温度を測定する冷蔵温度センサ25が設けられている。冷蔵室10の前面開口部には、ヒンジで枢支された回動式の冷蔵室扉11が設けられている。
野菜室12の前面開口部は、引出し式の野菜室扉13により閉塞されている。野菜室扉13の庫内側には、貯蔵容器70を保持する左右一対の支持枠が固着され、開扉動作とともに貯蔵容器70が庫外に引き出されるように構成されている。野菜室12の前面開口部の周縁部には、扉センサ29が設けられ野菜室扉13が開放状態にあるか閉塞状態にあるかを検知する。
野菜室12内に設けられた貯蔵容器70は、下段容器71と上段容器72とが上下に重なり合う構造をなしており、その内部に野菜等の貯蔵品を収納する貯蔵空間が形成されている。
下段容器71は、前方壁、後方壁、左右側壁によって囲まれた有底の箱状の容器であり、上方に開口する上面開口部から内部に貯蔵品を出し入れするようになっている。下段容器71は、野菜室扉13の裏面側に固着された左右一対の支持枠に保持され、野菜室扉13の開扉動作とともに庫外へ引き出されるように構成されている。
下段容器71は内底面から上方へ突出する前後仕切74が設けられている。この前後仕切74は、下段容器71の左右側壁の内面を連結するように設けられており、前後仕切74の前側に下段前容器81が形成され、後側に下段後容器80が形成されている。
下段後容器80は、後方壁80aの下部、つまり、貯蔵空間S1の高さ方向中央部より下側に開口部80bが穿設されている。また、下段後容器80は、後方壁80aの上端から前方へ延びる天井壁によって上面後端部が閉塞され、その前方に下段後容器80へ貯蔵品を出し入れするための上面開口部80cが形成されている。
下段後容器80の上面開口部80cは、図1に示すように野菜室扉13が閉扉され野菜室12内に貯蔵容器70が収納されると上段容器72によって覆われる。下段後容器80は、上面開口部80cを閉塞する上段容器72とともに、野菜室12を循環する空気(風)の直接的な進入が抑制された閉塞容器を構成し、その内部に野菜など貯蔵品を収容する貯蔵空間S1を形成する。
下段後容器80の上面開口部80cを開放する場合、野菜室扉13を開扉し下段容器71を庫外へ引き出した後、上段容器72を下段容器71に対して後方へ摺動させて上面開口部80cを開放する。なお、下段前容器81の上面開口部は、野菜室扉13の開扉状態及び閉扉状態に関わらず上段容器72によって覆われることなく開放している。
上段容器72は、前方壁、後方壁、左右側壁によって囲まれた有底の箱状の容器であり、上方に開口する上面開口部が設けられている。この上面開口部は、上段容器72に貯蔵品を出し入れする開口部であり、蓋体76によって開閉可能に閉塞されている。
上段容器72は、冷蔵室10と野菜室12とを区画する仕切壁7の下方に所定間隔をあけて配置され、仕切壁7との間に野菜室12内を循環する空気が流れる流路を形成する。上段容器72は、野菜室12の左右の内側壁面に設けられた内箱レールと下段容器71の左右側壁の上端を前後方向に摺動することで、下段容器71と独立して庫外へ引き出し可能に設けられている。
上段容器72は、上面開口部を閉塞する蓋体76とともに、野菜室12を循環する空気(風)の直接的な進入が抑制された閉塞容器を構成し、その内部に野菜など貯蔵品を収容する貯蔵空間S2を形成する。
なお、上段容器72の底面後部には、下段後容器80に開口する通気孔77が設けられ、上段容器72と下段後容器80とが通気孔77を介して連通し、上段容器72と下段後容器80とが一続きの閉塞容器を構成している。
断熱仕切壁6の下方の空間には、自動製氷機を備えた製氷室(不図示)と第1冷凍室16とが左右に併設され、その下方に仕切板22を介して第2冷凍室17が設けられている。
製氷室、第1冷凍室16及び第2冷凍室17は、いずれも冷凍温度帯(例えば、-17℃以下)に冷却される。第2冷凍室17の背面には、第2冷凍室17内の温度を測定するための冷凍温度センサ26が設けられている。
製氷室、第1冷凍室16、及び第2冷凍室17の開口部は、野菜室12と同様、引き出し式の扉18,19により閉塞されている。各扉18,19の裏面側に固着した左右一対の支持枠には貯蔵容器20,21が保持されており、開扉動作とともに該貯蔵容器20、21が庫外に引き出されるように構成されている。
冷蔵室10及び野菜室12の後部には、エバカバー23で前後に仕切られた冷蔵冷却器室32と、冷蔵室10と冷蔵冷却器室32とを連結するダクト33と、冷蔵室10や野菜室12と冷蔵冷却器室32とを連結するリターンダクト44とが形成されている。
冷蔵冷却器室32には、冷蔵冷却器30、冷蔵ファン31及びドレインパン27が収納されており、冷蔵冷却器30が冷却した冷蔵冷却器室32の空気を冷蔵ファン31によってダクト33を介して冷蔵室10へ供給する。
ドレインパン27は、冷蔵冷却器30の下方に位置するように冷蔵室10及び野菜室12内を流れた空気を冷蔵冷却器30に戻すリターンダクト44内に配置され、除霜運転時に冷蔵冷却器30から生じる結露水(除霜水)を受ける。ドレインパン27に溜まった結露水は、排水ホース28を介してキャビネット2の背面下部に設けられた機械室38に配置された蒸発皿41へ排出する。
ドレインパン27に溜まった結露水を機械室38へ排出する排水ホース28は、キャビネット2の背面壁に設けられた冷蔵冷却器室32と機械室38とを連通する挿通孔2aに挿通され、冷蔵冷却器室32から機械室38へ引き出されている。
キャビネット2に設けられた挿通孔2aは、挿通する排水ホース28より口径が大きくなっている。そのため、挿通孔2aに排水ホース28を挿入した状態で、挿通孔2aと排水ホース28との間には、冷蔵冷却器室32から機械室38まで一続きに繋がった隙間が形成されている。つまり、挿通孔2aと排水ホース28との間に形成された隙間が、野菜室12と機械室38とを連通する通気孔2cとして機能する。
製氷室、第1冷凍室16、及び第2冷凍室17の後部には、エバカバー24で前後に仕切られた冷凍冷却器室36と、製氷室、第1冷凍室16、及び第2冷凍室17と冷凍冷却器室36とを連結するダクト37とが形成されている。冷凍冷却器室36には、冷凍冷却器34及び冷凍ファン35が収納されており、冷凍冷却器34が冷却した冷凍冷却器室36の空気を冷凍ファン35によってダクト37を介して製氷室、第1冷凍室16、及び第2冷凍室17へ供給する。
冷蔵冷却器30及び冷凍冷却器34は、機械室38に収納された圧縮機39や凝縮器(不図示)とともに冷凍サイクルを構成する。冷凍サイクルでは、圧縮機39から吐出された冷媒が不図示の切替弁によって冷蔵冷却器30及び冷凍冷却器34の一方に供給されることで所定温度に冷蔵冷却器30及び冷凍冷却器34が冷却される。
冷蔵冷却器30は、冷蔵冷却器室32の空気を冷却して、例えば、-10~-20℃の冷気を生成する。図1において冷気の流れを矢印で示すように、冷蔵冷却器室32で生成された冷気は、冷蔵ファン31の回転によって、ダクト33を介して吹出口33aから冷蔵室10へ供給され、冷蔵室10を冷却する。
冷蔵室10を流れた冷気の一部は、仕切壁7の後部に設けられた吸込口42からリターンダクト44に流れ込み冷蔵冷却器室32へ戻り、残りの空気は仕切壁7に設けられた連通路7aを通って野菜室12の後方上部へ流れ込む。
野菜室12に流れ込んだ冷気は、野菜室12に設けられた貯蔵容器70の外側を流れながら野菜室12内を冷却することで、貯蔵容器70の外側から間接的にその内部を冷却する。野菜室12を流れた冷気は、吸込口43からリターンダクト44に流れ込み冷蔵冷却器室32へ戻る。冷蔵冷却器室32に戻った冷気は冷蔵冷却器30と熱交換して再び冷却される。
冷凍冷却器34は、冷凍冷却器室36の空気を冷却して、例えば、-20~-30℃の冷気を生成する。生成した冷気は、冷凍ファン35の回転によってダクト37を介して製氷室、第1冷凍室16及び第2冷凍室17に供給されこれらの貯蔵室を冷却する。製氷室及び第1冷凍室16を冷却した空気は、不図示の透孔を通って第2冷凍室17へ流れ込み、第2冷凍室17に供給された冷気と合流し、その後、第2冷凍室17の背面に設けられた吸込口45からリターンダクト46を通って冷凍冷却器室36に戻り、冷凍冷却器34と熱交換して再び冷却される。
このような構成の冷蔵庫1では、内部に調整空間S3を形成する調整容器55が野菜室12内に設けられている。図2に示すように、調整容器55の前面には、下段後容器80の後方壁80aに設けられた開口部80bと前後に対向するように開口部55aが穿設され、開口部55aの外側を取り囲むようにゴム又はシリコーン等のゴム状弾性体からなるシール材66が設けられている。
貯蔵容器70を野菜室12内に収納すると、シール材66が開口部80bを取り囲むように下段後容器80の後方壁80aに当接する。これにより、下段後容器80の開口部80bと調整容器55の開口部55aとがシール材66によって接続され、貯蔵空間S1の下部(貯蔵空間S1の高さ方向中央部より下側)において調整空間S3と連通する。つまり、本実施形態では、開口部80bと開口部55aとシール材66の内側が、貯蔵空間S1と調整空間S3とを連通する連通部53を構成する。
調整空間S3には、調整空間S3の酸素濃度を低減する酸素分離モジュール60と、調整空間S3の空気をかき混ぜる撹拌ファン56とが設けられている。
酸素分離モジュール60は、箱形のケース61に設けられた酸素分離膜62を備える。酸素分離膜62は、一方面が調整空間S3の空気と接触し、他方面がケース61内部の空気と接触するように、調整空間S3とケース61内部とを仕切っている。酸素分離膜62は、その両側に圧力差が生じると高圧側の空気中の酸素が膜内部を拡散移動して低圧側の表面から離脱することで、低圧側の酸素濃度を低下させる。
なお、本実施形態では、下段後容器80の後方壁80aの後方に間隔を開け、後方壁80aとほぼ平行に酸素分離モジュール60を設けたが、調整空間S3の任意の位置に酸素分離モジュール60を設けることができる。
ケース61の内部は、キャビネット2の背面下部に設けられた機械室38に配置された排気ポンプ63と排気ホース64によって接続され、排気ポンプ63の動作によってケース61内部の空気を吸引して、機械室38からキャビネット2の外部へ排気する(図1参照)。
なお、排気ポンプ63は防音材で覆われて機械室38に設けられることが好ましい。これにより排気ポンプ63の動作音による騒音を抑えることができる。
酸素分離膜62を透過した酸素を機械室38へ排気する排気ホース64は、キャビネット2の背面壁に設けられた野菜室12と機械室38とを連通する挿通孔2bに挿通され、野菜室12に設けられた酸素分離モジュール60から機械室38へ引き出されている。なお、図1に例示するように、排水ホース28を挿通する挿通孔2aと排気ホース64を挿通する挿通孔2bとが途中で合わさって1つの挿通孔になってもよい。
撹拌ファン56は、調整空間S3内の空気を撹拌して、酸素分離膜62に接触する調整空間S3内の空気を移動させる。撹拌ファン56は、その吹出口56aが貯蔵空間S1と調整空間S3とを連通する連通部53と対向しないように設けられることが好ましく、より好ましくは、吹出口56aが酸素分離モジュール60の酸素分離膜62に対向するように調整空間S3に設けられることがより好ましい。
また、下段後容器80の後方壁80aには、後方壁80aとの間に隙間52aをあけつつ開口部80bを覆うように配置された板状の風制限部52が設けられている。調整空間S3から連通部53を通過した風は、風制限部52に衝突して貯蔵空間S1への直接的な進入が抑制される。つまり、風制限部52は、連通部53における風の流れを制限しつつ、貯蔵空間S1と調整空間S3との間で空気の流通を可能とする。
キャビネット2の背面上部には、冷蔵庫1の動作全般を制御する制御部50が設けられている(図1参照)。制御部50は、冷蔵温度センサ25、冷凍温度センサ26、扉センサ29などの各種センサ等から入力される信号や、EEPROM等の不揮発性記録媒体からなるメモリに記憶された制御プログラムに基づいて、冷蔵ファン31、冷凍ファン35、圧縮機39、冷凍サイクルに設けられた切替弁(不図示)、排気ポンプ63などの各種電気部品を制御することで、各室を所定温度に冷却したり、野菜室12に設けた上段容器72及び下段後容器80の内部の酸素濃度を低減する。
具体的には、冷蔵温度帯の冷蔵室10及び野菜室12を冷却する場合には、制御部50が、冷凍サイクルに設けられた切替弁を切り替えて冷蔵冷却器30に冷媒が流れるようにするとともに、冷蔵ファン31を運転させる冷蔵冷却運転を実行する。これにより、冷蔵冷却器30で冷却された空気は冷蔵室10及び野菜室12に送風され、冷蔵室10の背面に設けられた冷蔵温度センサ25の検出温度が所定温度範囲に収まるように冷蔵室10及び野菜室12を冷却する。
製氷室、第1冷凍室16、及び第2冷凍室17を冷却する場合には、制御部50が、冷凍サイクルに設けられた切替弁47を切り替えて冷媒が冷凍冷却器34に流れるようにするとともに、冷凍ファン35を運転させる冷凍冷却運転を実行する。これにより、冷凍冷却器34で冷却された空気は製氷室、第1冷凍室16、及び第2冷凍室17に送風され、第2冷凍室17の背面に設けられた冷凍温度センサ26の検出温度が所定温度範囲に収まるように製氷室、第1冷凍室16、及び第2冷凍室17を冷却する。
上段容器72及び下段後容器80の内部の酸素濃度を低減する減酸素運転を実行するには、扉センサ29によって野菜室扉13が閉扉状態にあることを検出している時に、調整空間S3に設けられた撹拌ファン56を回転させつつ、機械室38に設けられた排気ポンプ63を動作させる。これにより、酸素分離モジュール60は、ケース61内部が酸素分離膜62を挟んで対向する調整空間S3より低圧になるため、調整空間S3の酸素が酸素分離膜62を透過して排気ホース64を介してキャビネット2の外部へ排気され、調整空間S3の酸素濃度が低下する。
野菜室扉13の閉扉状態では、調整空間S3が貯蔵空間S1と連通しているため、排気ポンプ63の動作によって調整空間S3の酸素濃度が低下して貯蔵空間S1と調整空間S3との間で酸素濃度差が生じると、貯蔵空間S1の酸素が調整空間S3へ拡散し、その結果、通気孔77を介して貯蔵空間S1に連通する貯蔵空間S2の酸素濃度が低下する。
また、調整空間S3の空気が酸素分離膜62の近傍で滞留すると、調整空間S3の酸素がケース61側へ移動しにくくなるが、本実施形態では、排気ポンプ63の動作とともに撹拌ファン56も回転するため、酸素分離膜62に接触する調整空間S3の空気を移動させることができ、調整空間S3の酸素を酸素分離モジュール60によって効率よく排出することができる。
その際、本実施形態では、連通部53における風の流れを制限する風制限部52が設けられているため、撹拌ファン56によって調整空間S3の空気を撹拌しても、調整空間S3の空気が連通部53から貯蔵空間S1へ吹き出にくくなる。そのため、貯蔵空間S1に収容された貯蔵品に直接当たる風量を抑えることができ、当該貯蔵品の乾燥を抑えることができる。
また、撹拌ファン56の吹出口56aを連通部53と対向しないように配置することで、撹拌ファン56から吹き出した風が連通部53を通って貯蔵空間S1へ勢いよく吹き出すことがなくなり、より一層、貯蔵空間S1に収容された貯蔵品の乾燥を抑えることができる。
また、撹拌ファン56の吹出口56aを酸素分離モジュール60の酸素分離膜62に対向して配置し、酸素分離膜62に対して略垂直な方向から風を当てる場合であると、撹拌ファン56から吹き出した風を整流しなくても酸素分離膜62に接触する調整空間S3の空気を素早く移動させることができる。そのため、撹拌ファン56を酸素分離モジュール60に近接させて配置させることができ、調整容器55を小さく設けることができる。
また、本実施形態では、貯蔵空間S1の下部に連通部53を介して調整空間S3が接続されており、酸素濃度が低下し比重が軽くなった空気が、調整空間S3から連通部53を介して貯蔵空間S1の下部へ導入されるため、貯蔵空間S1において当該空気が自然対流しやすくなり、貯蔵空間S1内の酸素濃度を速やかに低下させることができる。
(第2実施形態)
第2実施形態について、図3を参照して説明する。なお、第1実施形態と同一の構成のものについては同一の符号を付し、その構成の説明を省略する。
上記した第1実施形態では、風制限部52として、下段後容器80の後方壁80aとの間に隙間52aをあけつつ開口部80bを覆うように板状の部材を設ける場合について説明したが、本実施形態では、調整容器55の開口部55aを開閉することで連通部53における風の流れの遮断と開放とを切り替えるシャッタ152を風制限部として備える。
本実施形態では、図3に示すように、減酸素運転の実行時にシャッタ152による調整容器55の開口部55aの開放量を小さくすることで、撹拌ファン56によって調整空間S3の空気を撹拌しても、調整空間S3の空気が連通部53から貯蔵空間S1へ吹き出にくくなる。そのため、連通部53を介して貯蔵空間S1と調整空間S3との間で空気の流通を可能としつつ、貯蔵空間S1に収容された貯蔵品に直接当たる風量を抑えることができ、当該貯蔵品の乾燥を抑えることができる。
また、野菜室扉13の開扉時には、図3において二点鎖線で示すように、シャッタ152によって調整容器55の開口部55aを閉じて調整空間S3を閉塞した空間とすることができ、野菜室扉13が閉扉された後に速やかに貯蔵空間S1の酸素濃度を低下させることができる。
なお、その他の構成及び作用効果は上記した第1実施形態と同様であり、詳細な説明は省略する。
(第3実施形態)
第3実施形態について、図4を参照して説明する。なお、第1実施形態と同一の構成のものについては同一の符号を付し、その構成の説明を省略する。
上記した第1実施形態では、風制限部52として、下段後容器80の後方壁80aとの間に隙間52aをあけつつ開口部80bを覆うように板状の部材を設ける場合について説明したが、本実施形態では、調整容器55の開口部55aを塞ぐように設けた気体透過シート252を風制限部として備える。
気体透過シート252は、防水性及び透湿性を有するシート材、例えば、直径が0.5μm~3μmの孔を多数有する多孔質シート材であり、水蒸気粒子や酸素分子を通過させるが、孔よりも大きな水の粒子を遮断する。また、気体透過シート252は、多孔質状であることから、撹拌ファン56の回転によって発生する空気(風)の流通をある程度許容しつつ、調整空間S3の空気が貯蔵空間S1へ進入するのを抑制する。一例を挙げると、ポリエステル長繊維不織布とポリエチレン多孔質フィルムをラミネートした透湿防水シートなどを気体透過シート252に用いることができる。
本実施形態では、調整容器55の開口部55aを塞ぐように設けられた気体透過シート252が空気の流通を抑制するため、撹拌ファン56によって調整空間S3の空気を撹拌しても連通部53における風の流れが弱められ、調整空間S3の空気が貯蔵空間S1へ吹き出にくくなり、貯蔵空間S1に収容された貯蔵品の乾燥を抑えつつ、貯蔵空間S1の酸素濃度を低下させることができる。
なお、気体透過シート252は、上記のように風の流れを弱めて調整空間S3の空気を貯蔵空間S1へ供給してもよく、また、連通部53における風の流れを遮断し、貯蔵空間S1と調整空間S3との間の酸素濃度差によって生じる拡散で調整空間S3の空気を貯蔵空間S1へ供給してもよい。
その他の構成及び作用効果は上記した第1実施形態と同様であり、詳細な説明は省略する。
(第4実施形態)
第4実施形態について、図5を参照して説明する。なお、第1実施形態と同一の構成のものについては同一の符号を付し、その構成の説明を省略する。
上記した第1実施形態では、風制限部52として、下段後容器80の後方壁80aとの間に隙間52aをあけつつ開口部80bを覆うように板状の部材を設ける場合について説明したが、本実施形態では、調整容器55の開口部55aを塞ぐように設けたルーバー352を風制限部として備える。
本実施形態では、調整容器55の開口部55aを塞ぐように設けられたルーバー352が、空気の流通を抑制するため、撹拌ファン56によって調整空間S3の空気を撹拌しても連通部53における風の流れが弱められ、調整空間S3の空気が貯蔵空間S1へ吹き出にくくなる。そのため、本実施形態でも貯蔵空間S1に収容された貯蔵品の乾燥を抑えつつ、貯蔵空間S1の酸素濃度を低下させることができる。
なお、その他の構成及び作用効果は上記した第1実施形態と同様であり、詳細な説明は省略する。
(その他の実施形態)
第1実施形態では、貯蔵空間S1を形成する下段後容器80の後方壁80aに風制限部52を設ける場合について説明したが、調整容器55の開口部55aから後方へ隙間をあけつつ調整容器55の開口部55aを覆うように、調整空間S3を形成する調整容器55に板状の風制限部を設けてもよい。
また、第2~第4実施形態では、連通部53における風の流れを制限する風制限部として機能するシャッタ152、気体透過シート252、ルーバー352を調整容器55に設けたが、これらを下段後容器80に設けてもよい。
また、第1~第4実施形態では、撹拌ファン56の吹出口56aを酸素分離モジュール60の酸素分離膜62に対向するように設け、撹拌ファン56から吹き出した風を酸素分離膜62に対して略垂直に当てたが、例えば、撹拌ファン56から吹き出した風の方向が酸素分離膜62と略平行になるように撹拌ファン56を配置したり、あるいは、撹拌ファン56から吹き出した風の方向が酸素分離膜62と略平行に流れるようにダクトを設けてもよい。このように撹拌ファン56から吹き出した風の方向を酸素分離膜62に対して略平行に流す場合、複数の酸素分離膜62を互いに平行に配置することで酸素分離膜62の表面積を拡大しつつ、各酸素分離膜62に接触する調整空間S3の空気を素早く移動させることができる。
また、第1~第4実施形態では、連通部53が、貯蔵空間S1の下部と調整空間S3と連通する場合について説明したが、貯蔵空間S1の高さ方向中央部や上部など任意の位置において貯蔵空間S1を調整空間S3と連通してもよい。
以上、本発明の実施形態を説明したが、これらの実施形態は例として提示したものであり、発明の範囲を限定することを意図していない。これらの実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の趣旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これらの実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれると同様に、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれるものである。
1…冷蔵庫、2…キャビネット、10…冷蔵室、12…野菜室、20…貯蔵容器、22…仕切板、52…風制限部、52a…隙間、53…連通部、55…調整容器、55a…開口部、56…撹拌ファン、56a…吹出口、60…酸素分離モジュール、61…ケース、62…各酸素分離膜、62…酸素分離膜、63…排気ポンプ、64…排気ホース、66…シール材、70…貯蔵容器、71…下段容器、72…上段容器、72a…上面開口部、74…前後仕切、76…蓋体、77…通気孔、80…下段後容器、80a…後方壁、80b…開口部、80c…上面開口部、152…シャッタ、252…気体透過シート、352…ルーバー、S1…貯蔵空間、S2…貯蔵空間、S3…調整空間

Claims (4)

  1. キャビネットと、
    前記キャビネット内に設けられた貯蔵空間及び調整空間と、
    前記調整空間に設けられた酸素分離膜と、
    前記酸素分離膜を透過した前記調整空間の空気を前記キャビネットの外部へ排気する排
    気手段と、
    前記調整空間の空気をかき混ぜるように撹拌するファンと、
    前記貯蔵空間と前記調整空間とを連通する連通部と、
    前記連通部における風の流れを制限しつつ前記調整空間の空気を前記貯蔵室へ導入する
    風制限部と、
    を備え
    前記風制限部は、前記連通部における風の流れの遮断と開放とを切り替えるシャッタで
    る貯蔵庫。
  2. 前記ファンは吹出口が前記連通部と対向しないように配置されている請求項1に記載の
    貯蔵庫。
  3. 前記ファンは吹出口が前記酸素分離膜と対向するように配置されている請求項2に記載
    の貯蔵庫。
  4. 前記排気手段が、前記キャビネットの外側に設けられた機械室内に配置されている請求
    項1~に記載の貯蔵庫。
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