JP6326616B2 - 冷蔵庫 - Google Patents
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Description
図1は本発明の実施の形態1における冷蔵庫の正面図、図2は同実施の形態1における冷蔵庫の扉を開いた時の正面図、図3は同実施の形態1における冷蔵庫を示す図2のA−A断面図、図4は同実施の形態1における冷蔵庫を示す図2のB−B断面図、図5は同実施の形態1における冷蔵庫の冷気流れを説明するための概略断面図、図6は同実施の形態1における冷蔵庫の冷気流れを説明する概略正面図、図7は同実施の形態1における冷蔵庫の冷却室背面部分の冷気流れを説明する斜視図、図8は同実施の形態1における冷蔵庫を示す図3の要部拡大断面図、図9は同図8における冷気流れを説明するための概略断面図、図10は同実施の形態1における冷蔵庫を示す図4の要部拡大断面図、図11は同図10における冷気流れを説明するための概略断面図、図12は同実施の形態1における冷蔵庫の野菜室と冷凍室を示す拡大正面図、図13は同図12に示す冷蔵庫の野菜室の背面壁部分を構成する奥面仕切壁ブロックの斜視図、図14は同実施の形態1における冷蔵庫の野菜室と野菜室容器を示す分解斜視図、図15は同実施の形態1における冷蔵庫の野菜
室に設けた野菜室容器の斜視図、図16は同図15に示す野菜室容器の分解斜視図、図17は同実施の形態1における冷蔵庫の野菜室に設けた野菜室容器の正面断面図、図18は同実施の形態1における冷蔵庫の野菜室における上段容器の支持構成を示す正面断面図、図19は同実施の形態1における冷蔵庫の野菜室に設けた野菜室容器の下段容器への上段容器の載置構成を示す拡大側断面図、図20は同実施の形態1における冷蔵庫の制御ブロック図である。
図1〜図6において、本実施の形態に係る冷蔵庫は、前方を開口した冷蔵庫本体1を備え、この冷蔵庫本体1は、図3等に示すように主に鋼板を用いた外箱2と、ABSなどの硬質樹脂で成型された内箱3と、前記外箱2と内箱3との間に充填された硬質発泡ウレタン等の発泡断熱材4とから構成されている。冷蔵庫本体1は、仕切板5.6によって複数の貯蔵室に区分されており、冷蔵庫本体1の最上部には冷蔵室7、その冷蔵室7の下部に野菜室8、そして最下部に冷凍室9が配置されていて、真ん中野菜室タイプの冷蔵庫となっている。前記各貯蔵室の前面開口部は、扉10、扉11、扉12によって開閉可能に閉塞されている。
冷気を生成する冷却室16は、図8、図9等に示すように前記した奥面仕切壁体17と冷蔵庫本体1との間に形成されている冷却室冷気搬送路30に冷却ファン19の下流が開口しており、この冷却室冷気搬送路30を介して各室に冷気を送風する。
口35が設けてあり、同奥壁下部適所には前記冷蔵冷気戻り通路33へ開口する冷蔵冷気戻り口36が設けられていて、冷却室16からの冷気は冷蔵室ダンパ31を介して冷蔵冷気往き通路32に供給され、その冷蔵冷気入口35から冷蔵室7に供給される。一方、冷蔵室冷却後の冷気は冷蔵冷気戻り口36から冷蔵冷気戻り通路33を介して野菜室8に供給され、かつ冷却室16へと循環する。また、この冷蔵室7には後述するようにその下部にパーシャル室が設けられていて、当該パーシャル室には図7に示すようにパーシャル室ダンパ31a、パーシャル室冷気往き通路32a、パーシャル室冷気入口36aを介して供給されるようになっている。
野菜室8は図6、図11に示すように奥壁左右いずれか一方寄り部分、この実施の形態では正面から見て右側部分の下部であって前記冷蔵冷気戻り通路33からの戻り通路38部分に開口した野菜冷気入口44が設けられ、この野菜冷気入口44の略上方位置部分に前記戻り通路38に開口して冷却室16へとつながる野菜冷気戻り口46が設けられている。
施の形態では左奥側上部に、第二の野菜冷気吸込み口51が設けられており、この第二の野菜冷気吸込み口51を備えた第二の通路51aも図11に示すように前記野菜室通路部50の上部と野菜冷気戻り口46に連通している。
上記野菜室8には、図10、図14等に示すように野菜室容器55が配置されており、この野菜室容器55は扉11の内面に取り付けたレール状の支持部材56(図14参照)に嵌め込んで扉11の開閉に伴い野菜室8から出し入れされるようになっている。
冷蔵室7は図3等に示すように内部に複数の収納棚73を有するとともに、準冷凍温度帯に冷却できるパーシャル室74を備え、それぞれの適所に既に述べた冷蔵冷気入口35及び冷蔵冷気戻り口36(いずれも図6参照)が設けられている。そして、冷蔵室7の側
壁適所には各室の庫内温度設定や製氷および急速冷却などの設定を行う操作部75が配置されている。
また。冷凍室9は既に図9を用いて述べたようにその奥壁上部に前記奥面仕切壁体17背面の冷却室冷気搬送路30下部と連通する冷凍冷気入口42が形成され、さらに奥壁下部に前記冷凍室9に連通する冷凍冷気戻り口43が形成されている。そして構造図には図示していないが、冷却室16から冷凍室9への通路の適所にも冷凍室ダンパが組み込まれている。なお、この冷凍室9にも、図4等に示すようにその扉12のフレームに載置された冷凍室容器76が設けられており、更にその冷凍室容器76の上部には製氷装置77が組み込まれている。
図20は本実施の形態の冷蔵庫における制御ブロック図を示し、78は冷蔵室温度検知手段、79は野菜室温度検知手段、80は冷凍室温度検知手段で、いずれもサーミスタで形成してあり、それぞれ冷蔵室7、野菜室8、冷凍室9の適所に設置されている。81は冷蔵庫全体を統括制御する制御部で、マイクロコンピュータ等によって構成してあり、前記冷蔵室温度検知手段78、冷凍室温度検知手段80からの出力に基づきあらかじめ組み込まれた制御ソフトにしたがって冷蔵室ダンパ31、冷凍室ダンパ34を開閉制御するとともに、圧縮機15、冷却ファン19を駆動して各室を設定温度に制御する。さらにこの制御部81は冷蔵室温度検知手段78及び野菜室温度検知手段79からの出力に基づき野菜室8の野菜室通路部50に組み込んだ野菜室ファン53の運転を制御するようになっている。具体的には冷蔵室温度検知手段78及び野菜室温度検知手段79が検出する温度がそれぞれの設定温度よりも高い温度をいずれか一方が検知すると野菜室ファン53を駆動するようになっている。
温度帯に維持されるようになっている。
支持されて下段容器57の下段容器レール部64上を摺動する。したがって、上段容器58は果物を多く収納するなどしていて重くなっていても軽く摺動させることができる。
32内の低温な新鮮冷気が冷蔵冷気戻り通路33内に混入して戻り通路38を介し野菜冷気入口44から野菜室8内に供給される。したがって、この冷蔵庫では野菜室ファン53の回転により前記冷蔵室冷却後の冷気に低温の新鮮冷気が混入して低温化された冷気で野菜室8を冷却することになる。よって野菜室8を効果的に冷却することができ、例えば、野菜やペットボトル等が一時的に多く収納された時などのように冷却負荷条件が悪いときでも、野菜室8を確実に冷却することができる。また、上記連通路39を介して取り込む低温の新鮮冷気の量は野菜室ファン53の回転数を上げることによって増加させることができ、夏場で熱容量の大きい常温のペットボトル等が大量に収納された時でも、これを確実に冷却することができる。しかも野菜室8を確実に冷却できるので、冷却室16からの冷輻射による結露発生も効率よく抑制でき、野菜を良好な状態で冷却保存することができる。
5,6 仕切板
7 冷蔵室
8 野菜室
9 冷凍室
10,11,12 扉
14 機械室
15 圧縮機
16 冷却室
17 奥面仕切壁体
18 冷却器
19 冷却ファン
30 冷却室冷気搬送路
31 冷蔵室ダンパ
32 冷蔵冷気往き通路
33 冷蔵冷気戻り通路
34 冷凍室ダンパ
35 冷蔵冷気入口
36 冷蔵冷気戻り口
37 往き通路
38 戻り通路
39 連通路
40 冷気戻りダクト
41 背面壁体
42 冷凍冷気入口
43 冷凍冷気戻り口
44 野菜冷気入口
46 野菜冷気戻り口
47 第一の野菜冷気吸込み口
47a 第一の通路
50 野菜室通路部
51 第二の野菜冷気吸込み口
51a 第二の通路
52 第二の冷気循環路
53 野菜室ファン
54 吹出口
55 野菜室容器(容器)
56 支持部材
57 下段容器
58 上段容器
59 仕切板
60 非野菜収納部
61 野菜収納部
62 透湿膜ユニット
63 上段容器レール部
64 下段容器レール部
65 フランジ
66a、66b ガイド部
67 上段容器の直線部
68 突起部
69 下段容器の直線部
70 傾斜部
71 交点部
72 凹部
73 収納棚
74 パーシャル室
75 操作部
76 冷凍室容器
77 製氷装置
78 冷蔵室温度検知手段
79 野菜室温度検知手段
80 冷凍室温度検知手段
81 制御部
Claims (2)
- 引き出し式の容器付き貯蔵室を備えた冷蔵庫であって、前記貯蔵室は、上段容器と下段容器とを備え、引き出し式の貯蔵室扉を引き出すことによって当該貯蔵室扉とともに前記上段容器と前記下段容器とが一緒に引き出されるとともに、上段容器は貯蔵室内に移動できる構成とし、かつ前記上段容器は下段容器の開口部に設けた下段容器レール部と貯蔵室に設けたガイド部に支持されて移動するものにおいて、前記上段容器はその下部に前記下段容器レール部に支持される上段容器レール部を設け、当該上段容器レール部は直線部で構成してその前方に突起部を設けるとともに、前記上段容器の上段容器レール部を支持する下段容器の下段容器レール部は直線部と下方に傾斜する傾斜部とで構成して前記直線部と傾斜部との交点部をレール部後方位置に設け、前記下段容器の前記下段容器レール部は直線部の前方に前記上段容器レール部の前記突起部を収納する凹部を設け、前記上段容器を前記下段容器上に固定するときには前記突起部が前記凹部に収納される構成とした冷蔵庫。
- 貯蔵室は野菜を収納する野菜室として、当該野菜室に容器外周に冷気を拡散または及び循環させる野菜室ファンを設けた請求項1記載の冷蔵庫。
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