JP6357644B2 - 冷蔵庫 - Google Patents
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Description
て大型冷蔵庫では冷却室からの冷輻射で生じる結露による野菜劣化問題を解消することができないことになる。すなわち、この結露問題は、冷却室を大きくして冷却室104が野菜室背面部分にまで位置することになる大型の冷蔵庫においては避けがたい問題となっていた。
図1は本発明の実施の形態1における冷蔵庫の正面図、図2は同実施の形態1における冷蔵庫の扉を開いた時の正面図、図3は同実施の形態1における冷蔵庫を示す図2のA−A断面図、図4は同実施の形態1における冷蔵庫を示す図2のB−B断面図、図5は同実施の形態1における冷蔵庫の半裁斜視図、図6は同実施の形態1における冷蔵庫の冷気流れを説明するための概略断面図、図7は同実施の形態1における冷蔵庫の冷気流れを説明する概略正面図、図8は同実施の形態1における冷蔵庫の冷却室背面部分の冷気流れを説
明する斜視図、図9は同実施の形態1における冷蔵庫を示す図3の要部拡大断面図、図10は同図9における冷気流れを説明するための概略断面図、図11は同実施の形態1における冷蔵庫を示す図4の要部拡大断面図、図12は同図11における冷気流れを説明するための概略断面図、図13は同実施の形態1における冷蔵庫の野菜室と冷凍室を示す拡大正面図、図14は野菜室の背面壁部分を構成する奥面仕切壁ブロックの斜視図、図15は同図14に示す野菜室の背面壁部分を構成する奥面仕切壁ブロックの分解斜視図、図16は図15に示すC部詳細図、図17は同実施の形態1における冷蔵庫の貯蔵室と野菜室を仕切る仕切板と冷却ファンの斜視図、図18は同図17における仕切板と冷却ファンの分解斜視図、図19は同実施の形態1における冷蔵庫の野菜収納ケースを示す斜視図、図20は同実施の形態1における冷蔵庫の制御ブロック図である。
図1〜図6において、本実施の形態に係る冷蔵庫は、前方を開口した冷蔵庫本体1を備え、この冷蔵庫本体1は、図3等に示すように主に鋼板を用いた外箱2と、ABSなどの硬質樹脂で成型された内箱3と、前記外箱2と内箱3との間に充填された硬質発泡ウレタン等の発泡断熱材4とから構成されている。冷蔵庫本体1は、仕切板5.6によって複数の貯蔵室に区分されており、冷蔵庫本体1の最上部には冷蔵室7、その冷蔵室7の下部に野菜室8、そして最下部に冷凍室9が配置されていて、真ん中野菜室タイプの冷蔵庫となっている。前記各貯蔵室の前面開口部は、扉10、扉11、扉12によって開閉可能に閉塞されている。
泡スチロール等で構成されており、その一側部片には仕切板6に設けられている冷気戻り通路用開口25と対応する通路開口26が形成されている。通路開口26は冷気戻り通路用開口25よりも小さく、仕切り板6上方から見たとき冷気戻り通路用開口25の中に通路開口26の4辺が見えるよう構成される。このとき冷気戻り通路用開口25の縁から通路開口26の縁までは10mm以上あることが望ましい。また、仕切板6の冷気戻り通路用開口25と反対側部分には冷凍室9に設けられる製氷装置への水供給用のタンク設置部27が形成されている。
冷気を生成する冷却室16は、図9等に示すように前記した奥面仕切壁体17と冷蔵庫本体1との間に形成されている冷却室冷気搬送路30に冷却ファン19の下流が開口しており、この冷却室冷気搬送路30を介して各室に冷気を送風する。
していて、前記野菜室8冷却後の冷気が冷気戻り通路40を介してその下部開口から冷却室16へと循環するように構成されている。
野菜室8は奥面仕切壁体17により、後述する野菜収納ケース48を備える貯蔵空間と冷却室冷気搬送路30や冷却室16などの冷気循環空間に分かれて構成される。
冷蔵室7は図4等に示すように内部に複数の収納棚60を有するとともに、準冷凍温度帯に冷却できるパーシャル室61を備え、それぞれの適所に既に述べた冷蔵冷気入口35及び冷蔵冷気戻り口36(いずれも図7参照)が設けられている。そして、冷蔵室7の側壁適所には各室の庫内温度設定や製氷および急速冷却などの設定を行う操作部62が配置されている。
また。冷凍室9は既に図10を用いて述べたようにその奥壁上部に前記奥面仕切壁体17背面の冷却室冷気搬送路30下部と連通する冷凍冷気入口42が形成され、さらに奥壁下部に前記冷凍室9に連通する冷凍冷気戻り口43が形成されている。そして構造図には図示していないが、冷却室16から冷凍室9への通路の適所にも冷凍室ダンパが組み込まれている。なお、この冷凍室9にも、図4等に示すようにその扉12のフレームに載置さ
れた冷凍室ケース63が設けられており、更にその冷凍室ケース63の上部には製氷装置64が組み込まれている。
図20は本実施の形態の冷蔵庫における制御ブロック図を示し、65は冷蔵室温度検知手段、66は野菜室温度検知手段、67は冷凍室温度検知手段で、いずれもサーミスタで形成してあり、それぞれ冷蔵室7、野菜室8、冷凍室9の適所に設置されている。68は冷蔵庫全体を統括制御する制御部で、マイクロコンピュータ等によって構成してあり、前記冷蔵室温度検知手段65、冷凍室温度検知手段67からの出力に基づきあらかじめ組み込まれた制御ソフトにしたがって冷蔵室ダンパ31、冷凍室ダンパ34を開閉制御するとともに、圧縮機15、冷却ファン19を駆動して各室を設定温度に制御する。さらにこの制御部68は冷蔵室温度検知手段65及び野菜室温度検知手段66からの出力に基づき野菜室8の野菜室通路部50に組み込んだ野菜室ファン53の運転を制御するようになっている。具体的には冷蔵室温度検知手段65及び野菜室温度検知手段66が検出する温度がそれぞれの設定温度よりも高い温度をいずれか一方が検知すると野菜室ファン53を駆動するようになっている。
の戻り通路38に設けられている野菜冷気入口44から供給されて冷却される。この冷気は冷却ファン19の送風圧によって野菜冷気入口44から野菜室通路部50を介して緩やかに野菜室8に流れ込み、野菜収納ケース48の下段野菜収納ケース49a及び上段野菜収納ケース49bと野菜室8の内周壁との間の空間を流れ、この野菜収納ケース48内に収納されている野菜やペットボトル等をケース外周から間接的に冷却し、野菜冷気戻り口46から冷蔵冷気戻り通路33を経由して冷気戻り通路40から冷却室16へと循環する。
野菜室ファン53の吹出口54より野菜室8内の下段野菜収納ケース49a後面に向かって供給されることになる。
、全ての冷気はそれまでの冷却ファン19により付いていた圧力差を解消し、温度の違いから生じる密度差による平衡状態へ流れ始める。冷却ファン19が動作している際は、冷却室冷気搬送路30に次いで冷凍室9内の圧力が高いため、冷凍室9内の冷気は圧力差が解消するまで広がり続ける。このとき、冷凍室9内及び冷却室16内の冷気は比較的低温で密度が高いため下方に溜まる性質があり、最も冷たい冷却室16の高さまで冷気が達することになる。従って、冷気戻り通路40を逆流して広がった冷気は冷却室16に溜まる冷気の上端、つまり冷却室16の上方に開口した冷却ファン19の下端高さまで達する。本実施の形態では、野菜室冷気入口44の下端は冷却ファン19下端高さよりも高く設置されているため、野菜室冷気入口44から逆流した冷気が野菜室8へ流入することを抑制できる。これにより、野菜室8が逆流冷気により局所的に冷却されることを抑制し、野菜室8内の結露や凍結、過冷を防止できるため、保存野菜の劣化を防止することができる。
以上のようにしてこの冷蔵庫は冷却運転中と冷却停止中の何れの場合でも野菜室8の局部的な低温化による結露発生を防止するから、冷気生成用の冷却器18を大型化して冷却室16が冷凍室9と野菜室8にまたがる大きな大能力の大型冷蔵庫であっても、その冷却室16からの冷輻射に起因する結露を抑制することができる。したがって、小能力の小型冷蔵庫から大能力の大型冷蔵庫に至る全域の冷蔵庫において、その冷却室16からの冷輻射で生じる結露水による野菜劣化を抑制し、良好な状態で野菜を冷却保存することが可能となる。しかも、この冷蔵庫は、野菜室8を冷蔵室7と冷凍室9との間となる冷蔵庫本体1上下略中央部分に設けた真ん中野菜室タイプの冷蔵庫となっているから、前記した如く結露発生を防止して野菜を良好な状態に冷却保存しつつ、野菜等の出し入れを中心に使用されるユーザの使い勝手を高めることができ、効果的である。
、当該ペットボトル等収納部59に向けて野菜室内の冷気を拡散及び循環させるように構成してあるから、野菜室ファン53からの冷気はペットボトル等収納部59の周りを集中的に循環するようになり、ペットボトル等収納部59に収納されているペットボトルやパック等を効率よく冷却することができる。特にペットボトル等収納部59に収納されているペットボトルやパック等の飲料水等は野菜よりも熱容量が大きくて冷えにくいことから効果的であり、これによってペットボトル等の収納による野菜室温度の上昇を効率よく抑制することができる。
り込み混入量を増加させることができ、野菜室8を確実に冷却することができる。よって、夏場における冷却不足を解消し野菜等の良好な冷却保存を確実に実現して冷蔵庫の信頼性を高めることができる。
2 外箱
3 内箱
4 発泡断熱材
5,6 仕切板
7 冷蔵室(高温貯蔵室)
8 野菜室(高温貯蔵室)
9 冷凍室(低温貯蔵室)
10,11,12 扉
14 機械室
15 圧縮機
16 冷却室
17 奥面仕切壁体
17c 断熱突片
17d 凸形状(水きり形状)
17e 切欠き(水きり形状)
18 冷却器
19 冷却ファン
20 開口
22 上向き突片
23 第一のヒータ
24 断熱性遮壁
25 冷気戻り通路用開口
26 通路開口
27 タンク設置部
28 除霜ヒータ
29 ドレンパン
30 冷却室冷気搬送路
31 冷蔵室ダンパ
32 冷蔵冷気往き通路
33 冷蔵冷気戻り通路
34 冷凍室ダンパ
35 冷蔵冷気入口
36 冷蔵冷気戻り口
37 往き通路
38 戻り通路(高温戻り通路)
39 連通路
40 冷気戻り通路(高温戻り通路)
41 背面壁体
42 冷凍冷気入口
43 冷凍冷気戻り口
44 野菜冷気入口(開口部)
46 野菜冷気戻り口
47 第一の野菜冷気吸込み口
47a 第一の通路
48 野菜収納ケース
49a 下段野菜収納ケース
49b 上段野菜収納ケース
50 野菜室通路部
51 第二の野菜冷気吸込み口
51a 第二の通路
53 野菜室ファン(高温貯蔵室ファン)
54 吹出口
55 傾斜面
56 第二のヒータ
57 コネクタ
58 ケース仕切板
59 非野菜収納部(ペットボトル等収納部)
60 収納棚
61 パーシャル室
62 操作部
63 冷凍室ケース
64 製氷装置
65 冷蔵室温度検知手段
66 野菜室温度検知手段
67 冷凍室温度検知手段
68 制御部
Claims (5)
- 冷却器と冷却ファンとを収める冷却室と、冷蔵室と、野菜室とを少なくとも有する冷蔵庫であって、前記冷蔵室の冷気を前記冷却室に戻す戻り風路に、前記野菜室に冷気を供給するための開口部を設け、前記開口部の下端は前記冷却ファンの下端よりも上方にあり、前記開口部を形成する部材に、結露を前記戻り風路に流すための傾斜部材を設けることを特徴とする冷蔵庫。
- 前記野菜室の冷気を前記冷却室に戻すための戻り口を前記戻り風路に設けることを特徴とする請求項1に記載の冷蔵庫。
- 前記戻り口を前記開口部の上方に設けることを特徴とする請求項2に記載の冷蔵庫。
- 前記野菜室の冷気を拡散及び循環するための野菜室ファンを、前記開口部の前方に設けることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の冷蔵庫。
- 冷凍室を更に有し、前記野菜室の上方に前記冷蔵室が、前記野菜室の下方に前記冷凍室が、前記冷凍室と前記野菜室の背面に前記冷却室が配置されることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の冷蔵庫。
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