JP7015224B2 - 車両のドア開口部構造 - Google Patents

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Description

本発明は、車両のドア開口部構造に関する。
車両のドア開口部構造として、車体側部に形成されたドア開口部の開口縁に沿って内装材が配置された構造が知られている。内装材としては、ドア開口部の下縁に沿って配置されたサイドステップガーニッシュ(以下、第一内装材という)と、サイドステップガーニッシュの前方に連なるカウルサイドライニング(以下、第二内装材という)と、を備えた構成が知られている。
例えば下記特許文献1には、第一内装材と第二内装材との端部同士がシールリップを間に挟んで上下方向で重ね合わされることで、第一内装材及び第二内装材同士が組み付けられる構成が開示されている。
特開2015-6862号公報
しかしながら、特許文献1の構成にあっては、第一内装材、シールリップ及び第二内装材が上下方向で重ね合わされるため、ドア開口部の開口面積が縮小する可能性がある。
本発明は、ドア開口部の下縁部の外観意匠性を高めることができるとともに、ドア開口部の開口面積を確保できる車両のドア開口部構造を提供することを目的とする。
(1)上記目的を達成するために、本発明の一態様に係る車両のドア開口部構造(例えば、実施形態における車両のドア開口部構造12)は、車体(例えば、実施形態における右前側部11)に形成されたドア開口部(例えば、実施形態におけるドア開口部15)の下縁部(例えば、実施形態における開口下縁部21)を画成する第一内装材(例えば、実施形態におけるサイドステップガーニッシュ26)と、前記第一内装材より車幅方向外側において前記車体に取り付けられるウェザストリップ(例えば、実施形態におけるウェザストリップ16)と、を備え、前記第一内装材は、上段部(例えば、実施形態におけるガーニッシュ上段部41)と、前記上段部より車幅方向外側に位置する下段部(例えば、実施形態におけるガーニッシュ下段部42)と、を有し、前記ウェザストリップは、前記車体に取り付けられるストリップ取付部(例えば、実施形態におけるストリップ取付部71)と、前記ストリップ取付部の上面に対して車幅方向内側に連なり、前記下段部に上方から重ね合わされたシールリップ(例えば、実施形態における第二シールリップ73)と、を備え、前記第一内装材に対して前後方向の第一側に隣接する第二内装材(例えば、実施形態におけるカウルサイドライニング32)を備え、前記第二内装材のうち、車幅方向内側部分は、前記上段部における前後方向の第一側の端部が上方から重ね合わされ、前記第二内装材の上面のうち、車幅方向外側部分は、前記下段部の上面に滑らかに連なり、前記シールリップは、前記第二内装材における前記車幅方向外側部分に上方から重ね合わされている。
)上記()の態様に係る車両のドア開口部構造において、前記上段部における前後方向の第一側の端部は、前記下段部よりも前後方向の第一側に位置していてもよい。
上記(1)の態様によれば、シールリップが上段部と下段部との間に形成される段差部分に収容される。これにより、従来のように第一内装材とシールリップとを重ね合わせる場合に比べて、上段部の上面からのシールリップの突出量を抑えることができる。これにより、ドア開口部の外観意匠性を高めるとともに、ドア開口部の開口面積を確保できる。その結果、例えば乗員の乗降がし易くなる。
ところで、第一内装材と第二内装材との連結方法として、第一内装材と第二内装材との端面同士を車幅方向の全体に亘って前後方向で突き合わさせる構成も考えられる。
しかしながら、上述した構成にあっては、第一内装材及び第二内装材の寸法ばらつきや熱変形等により、端面同士の隙間が大きく開いたり、隙間が車幅方向で不均一(例えば、ハの字状に開く等)になったりする可能性がある。その結果、ドア開口部の下縁部の外観意匠性を損ねてしまうことが考えられる。
そこで、上記()の態様によれば、第二内装材のうち、車幅方向内側部分は、上段部における第二内装材寄りの端部が上方から重ね合わされている。これにより、第一内装材と第二内装材との間に前後方向の隙間が形成されるのを抑制できる。その結果、ドア開口部の外観意匠性を高めることができる。
しかも、上記(2)の態様によれば、第二内装材の上面のうち、車幅方向外側部分は、下段部の上面に滑らかに連なるとともに、シールリップは、第二内装材における車幅方向外側部分に上方から重ね合わされている。そのため、下段部と、第二内装材の車幅方向外側部分と、の境界部分がシールリップにより覆われる。これにより、第一内装材と第二内装材との間に前後方向の隙間が視認されるのを抑制できる。また、下段部と、第二内装材における車幅方向外側部分と、の境界部分で、シールリップが段差状に変形するのを抑制できる。これにより、シールリップに歪が生じることを抑制でき、ドア開口部の外観意匠性を向上させることができる。
上記()の態様によれば、下段部と第二内装材における車幅方向外側部分との境界部分よりも上段部41が前後方向の第一側に突出する。これにより、仮に下段部と第二内装材における車幅方向外側部分との境界部分のうち、シールリップで覆われていない部分が発生したとしても、第一内装材及び第二内装材間に発生する隙間を最小限に抑えることができる。その結果、ドア開口部の外観意匠性を高めることができる。
本発明に係る車両のドア開口部構造を備えた車両を車幅方向内側から見た斜視図である。 本発明に係る車両のドア開口部構造及びフロントサイドドアを破断した状態を示す斜視図である。 本発明に係る車両のドア開口部構造を車幅方向外側から見た分解斜視図である。 本発明に係る車両のドア開口部構造を車幅方向外側から見た拡大斜視図である。 図3のV部を拡大した状態を示す分解斜視図である。 図4のVI-VI線に沿う断面図である。 図4のVII-VII線に沿う断面図である。 図4のドア開口部構造からウェザストリップを取り外した状態を車幅方向外側から見た斜視図である。 図8のIX-IX線に沿う断面図である。 図8のX-X線に沿う断面図である。 図8のXI-XI線に沿う断面図である。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。以下の説明において、前後上下左右等の向きは、特に記載が無ければ車両10における向きと同一とする。また、図中矢印UPは上方を示し、矢印FRは前方を示している。実施形態においては、車両のドア開口部構造12を「ドア開口部構造12」と略記する。なお、以下の説明では、車両10の右前側部(車体)11を例にしてドア開口部構造12について説明する。但し、本発明に係るドア開口部構造は、車両10の何れのドア開口部にも適用が可能である。
図1は、ドア開口部構造12を備えた車両10を車幅方向内側(車室18側)から見た斜視図である。図2は、ドア開口部構造12及びフロントサイドドア14を破断した状態を示す斜視図である。
図1、図2に示すように、車両10は、ドア開口部構造12と、フロントサイドドア14と、を備えている。ドア開口部構造12は、ドア開口部15の開口縁に沿ってウェザストリップ16が設けられた構成である。
フロントサイドドア14は、右前側部11のうちドア開口部15よりも前方に位置する部分にヒンジ部(不図示)を介して回動自在に連結されている。フロントサイドドア14は、ドア開口部15を開閉する。フロントサイドドア14の閉状態において、ドア開口部15の開口縁とフロントサイドドア14の外周部との間にウェザストリップ16が介在する。これにより、ドア開口部15がフロントサイドドア14で密封状態に閉塞される。一方、フロントサイドドア14の開状態において、ドア開口部15がフロントサイドドア14で開放されることにより、例えばドア開口部15を通じて乗員が車両10に乗降可能となる。
ドア開口部15は、車両10の右前側部11に形成されている。ドア開口部15は、車幅方向から見た側面視で例えば矩形状に形成されている。具体的に、本実施形態のドア開口部15は、開口下縁部(下縁部)21と、開口前縁部22と、開口上縁部23と、開口後縁部(不図示)と、により画成されている。
図3は、ドア開口部構造12を車幅方向外側から見た分解斜視図である。図4は、ドア開口部構造12を車幅方向外側から見た拡大斜視図である。
図3、図4に示すように、開口下縁部21は、サイドシル(車体)25(図2参照)と、サイドステップガーニッシュ(第一内装材)26と、により構成されている。
サイドシル25は、前後方向から見た断面視で閉断面構造をなしている。サイドシル25は、ドア開口部15の下端に沿って前後方向に延びている。
サイドステップガーニッシュ26は、サイドシル25に対して車幅方向内側に配置されている。サイドステップガーニッシュ26は、サイドシル25に沿って前後方向に延びている。
図5は、図3のV部を拡大した状態を示す分解斜視図である。図6は、図4のVI-VI線に沿う断面図である。
図5、図6に示すように、サイドステップガーニッシュ26は、サイドシル25に連結された不図示のフロアパネル(車体)等に取り付けられている。サイドステップガーニッシュ26は、上部ガーニッシュ34と、内壁ガーニッシュ35と、外壁ガーニッシュ36と、係止片37(図3も参照)と、を備えている。
上部ガーニッシュ34は、ガーニッシュ上段部(上段部)41と、ガーニッシュ下段部(下段部)42と、連結段部43と、を有する。
ガーニッシュ上段部41は、サイドシル25の上フランジ25aと略同じ高さに配置されている。ガーニッシュ上段部41は、車幅方向において一定の幅で前後方向に延びている。
ガーニッシュ下段部42は、ガーニッシュ上段部41の車幅方向外側において、ガーニッシュ上段部41の下方に位置している。ガーニッシュ下段部42の内縁(車幅方向内側に位置する辺)は、ガーニッシュ上段部41の外縁(車幅方向外側に位置する辺)に連結段部43を介して連結されている。
図6に示すように、連結段部43は、上方に向かうに従い車幅方向内側に傾斜して延在している。なお、連結段部43は、重力方向に延在していてもよい。図5に示すように、上述したガーニッシュ上段部41の上段前端部(第一側の端部)41cは、ガーニッシュ下段部42の下段前端部42c及び連結段部43の連結前端部43aより前方に延びている。
上部ガーニッシュ34の前部(ガーニッシュ前部44)において、ガーニッシュ上段部41からガーニッシュ下段部42に跨る部位には、ガーニッシュ嵌合部40が形成されている。ガーニッシュ嵌合部40は、ガーニッシュ前部44から下方に向けて突出している。
内壁ガーニッシュ35は、ガーニッシュ上段部41の内縁から下方に向けて張り出している。
外壁ガーニッシュ36は、ガーニッシュ下段部42の外縁のうち、ガーニッシュ前部44よりも後方に位置する部分から下方に向けて張り出している。
係止片37は、外壁ガーニッシュ36に前後方向に間隔をあけて配設されている。係止片37は、外壁ガーニッシュ36から車幅方向外側に突出した後、上方に向けて屈曲されている。係止片37の上端部は、ガーニッシュ下段部42の上面と同等の高さまで立ち上げられている。係止片37は、上フランジ25aより車幅方向内側において、上フランジ25aに沿って配置されている。
図7は、図4のVII-VII線に沿う断面図である。
図5、図7に示すように、開口前縁部22は、フロントピラー(車体)31(図7参照)と、カウルサイドライニング(第二内装材)32と、により構成されている。
フロントピラー31は、サイドシル25(図2参照)の前端部から立ち上げられている。フロントピラー31は、上下方向から見た断面視で閉断面構造をなしている。フロントピラー31は、ドア開口部15の前端に沿って上下方向に延在している。
カウルサイドライニング32は、フロントピラー31に対して車幅方向内側に配置されている。なお、サイドステップガーニッシュ26及びカウルサイドライニング32は、車室18を装飾する例えば樹脂製の内装部材である。
カウルサイドライニング32は、例えばフロントピラー31に連結されたカウル(車体)等に取り付けられている。カウルサイドライニング32は、ライニング本体45と、ライニング後部46と、を有する。
ライニング本体45は、サイドステップガーニッシュ26の前方において、フロントピラー31(図7参照)に沿って前方に向かうに従い湾曲しながら上方に延在している。
ライニング後部46は、上述したサイドステップガーニッシュ26の前部(ガーニッシュ前部44)が上方から重ね合わされ、サイドステップガーニッシュ26及びカウルサイドライニング32同士を連結する部分である。ライニング後部46は、上述した上部ガーニッシュ34と同等の幅で、ライニング本体45の下端部(後端部)から後方に延在している。具体的に、ライニング後部46は、上部ライニング51と、内壁ライニング52と、外壁ライニング53と、脚部ライニング54と、を備えている。
上部ライニング51は、ライニング上段部56と、ライニング下段部57と、連結段部58と、を有する。
ライニング上段部56は、ライニング下段部57に対して車幅方向内側に位置している。ライニング上段部56には、ガーニッシュ前部44のうちガーニッシュ上段部41が上方から重ね合わされている。
ライニング下段部57は、ライニング上段部56に対して車幅方向外側に位置している。ライニング下段部57は、ライニング上段部56に対して下方に窪んでいる。ライニング下段部57の車幅方向での幅は、上述したガーニッシュ下段部42の幅よりも広くなっている。ライニング下段部57の前部には、ライニング下段部57を上下方向に貫通する開口部59が形成されている。
連結段部58は、ライニング上段部56とライニング下段部57との間を接続している。具体的に、連結段部58は、内壁58aと、前壁58bと、を有している。
内壁58aは、ライニング下段部57における車幅方向内側端部から上方に立ち上がっている。
前壁58bは、ライニング下段部57の前端部から上方に立ち上がっている。なお、連結段部58は、上方に向かうに従いライニング下段部57から水平方向で離間する向きに傾斜していてもよく、重力方向に立ち上がっていてもよい。
図5に示すように、内壁ライニング52は、上部ライニング51の内縁から下方に向けて張り出している。
外壁ライニング53は、上部ライニング51の外縁から下方に向けて張り出している。外壁ライニング53は、フロントピラー31のフランジ31aに対して車幅方向内側に間隔をおいて配置されている。
脚部ライニング54は、ライニング下段部57の後端部から下方に張り出している。
図8は、図4のドア開口部構造12からウェザストリップ16を取り外した状態を車幅方向外側から見た斜視図である。図9は、図8のIX-IX線に沿う断面図である。
ここで、図8、図9に示すように、サイドステップガーニッシュ26のガーニッシュ前部44は、ライニング後部46に上方から重ね合わされている。すなわち、ライニング後部46の後縁は、ガーニッシュ前部44よりも後方に位置している。
図10は、図8のX-X線に沿う断面図である。
図10に示すように、ガーニッシュ前部44は、ガーニッシュ嵌合部40がライニング下段部57の開口部59に嵌合されることで、ライニング後部46に上方から重ね合わされている。
ガーニッシュ嵌合部40が開口部59に嵌合された状態において、ガーニッシュ下段部42の下段前端部42cは、連結段部58の前壁58bに前後方向で近接又は当接している。これにより、ガーニッシュ下段部42の上面とライニング本体45の上面とが滑らかに連なっている。なお、ガーニッシュ下段部42の上面とライニング本体45の上面とは、面一に配置されることが好ましい。但し、ガーニッシュ下段部42の上面とライニング本体45の上面とは、上下方向に僅かにずれていてもよい。
図11は、図8のXI-XI線に沿う断面図である。
図10、図11に示すように、ガーニッシュ前部44において、ガーニッシュ上段部41は、ライニング後部46におけるライニング上段部56の全体、及びライニング下段部57における車幅方向内側部分を上方から覆っている。ガーニッシュ上段部41の上段前端部41cは、連結段部58の前壁58bよりも前方に位置している。すなわち、ガーニッシュ前部44において、ガーニッシュ上段部41は、連結段部58の前壁58bを上方から覆っている。なお、ガーニッシュ前部44において、ガーニッシュ上段部41の上段前端部41cは、前方に向かうに従い下方に延びる湾曲面とされている。これにより、ガーニッシュ前部44は、ライニング本体45の上面に角部なく連なっている。
図6、図7に示すように、ウェザストリップ16は、ドア開口部15の各開口縁部21~23に沿って配置されている。ウェザストリップ16は、ドア開口部15に倣って矩形枠状に形成されている。ウェザストリップ16は、車両10の骨格部材と内装部材(例えば、サイドステップガーニッシュ26やカウルサイドライニング32等)との間に介在している。すなわち、開口下縁部21において、ウェザストリップ16は、サイドシル25とサイドステップガーニッシュ26との間に介在して、前後方向に延在している。開口前縁部22において、ウェザストリップ16は、フロントピラー31とカウルサイドライニング32との間に介在している。
ウェザストリップ16は、ストリップ取付部71と、第一シールリップ72と、第二シールリップ(シールリップ)73と、を備えている。
ストリップ取付部71は、下方に開口するU字状に形成されている。ストリップ取付部71は、図6に示す開口下縁部21において、例えばサイドシル25の上フランジ25a及びサイドステップガーニッシュ26の係止片37に嵌合されている。ストリップ取付部71は、図7に示す開口前縁部22において、例えばフロントピラー31のフランジ31aに嵌合されている。
第一シールリップ72は、ストリップ取付部71から車幅方向外側に片持ちで延在している。第一シールリップ72は、車幅方向外側に向かうに従い下方に垂れ下がっている。第一シールリップ72の上面は、ストリップ取付部71の上面に連なっている。第一シールリップ72は、弾性変形可能に構成されている。第一シールリップ72は、フロントサイドドア14(図2参照)の閉状態において、ドア開口部15の各開口縁部21~23と、フロントサイドドア14の外周部と、の間に挟持される。これにより、ドア開口部15の各開口縁部21~23とフロントサイドドア14との間がシールされる。
第二シールリップ73は、ストリップ取付部71から車幅方向内側に片持ちで延在している。第二シールリップ73は、車幅方向内側に向かうに従い下方に垂れ下がっている。第二シールリップ73の上面は、ストリップ取付部71の上面に滑らかに連なっている。第二シールリップ73は、弾性変形可能に構成されている。
第二シールリップ73の先端部(車幅方向内側端部)は、図6に示す開口下縁部21において、ガーニッシュ下段部42と連結段部43とで画成された段差部分に収容されている。具体的に、第二シールリップ73の先端部は、ガーニッシュ下段部42の上面に上方から近接又は当接している。なお、第二シールリップ73の上面は、ガーニッシュ上段部41の上面よりも下方に位置している。但し、第二シールリップ73の上面は、ガーニッシュ上段部41の上面と同等の高さ、又はガーニッシュ上段部41の上面よりも僅かに上方に突出していてもよい。なお、第二シールリップ73の車幅方向での幅は、ガーニッシュ下段部42と連結段部43との境界部分に達する程度の幅であることが好ましい。
図7に示す開口前縁部22において、第二シールリップ73の先端部は、ライニング本体45の上面における車幅方向外側端部に上方から近接又は当接している。図4に示すように、開口下縁部21と開口前縁部22との境界部分において、第二シールリップ73は、ガーニッシュ下段部42の下段前端部42cと、連結段部58の前壁58bと、の境界部分を上方から覆っている。
このように、本実施形態では、ウェザストリップ16の第二シールリップ73がサイドステップガーニッシュ26のガーニッシュ下段部42に上方から重ね合わされる構成とした。
この構成によれば、第二シールリップ73がガーニッシュ上段部41とガーニッシュ下段部42との間に形成される段差部分に収容される。これにより、従来のように第一内装材とシールリップとを重ね合わせる場合に比べて、ガーニッシュ上段部41の上面からの第二シールリップ73の突出量を抑えることができる。これにより、ドア開口部15の外観意匠性を高めるとともに、ドア開口部15の開口面積を確保できる。その結果、例えば乗員の乗降がし易くなる。
ところで、サイドステップガーニッシュとカウルサイドライニングとの連結方法として、サイドステップガーニッシュとカウルサイドライニングとの端面同士を車幅方向の全体に亘って前後方向で突き合わさせる構成も考えられる。
しかしながら、上述した構成にあっては、サイドステップガーニッシュ及びカウルサイドライニングの寸法ばらつきや熱変形等により、端面同士の隙間が大きく開いたり、隙間が車幅方向で不均一(例えば、ハの字状に開く等)になったりする可能性がある。その結果、ドア開口部の下縁部の外観意匠性を損ねてしまうことが考えられる。
そこで、本実施形態では、ライニング後部46が、ガーニッシュ前部44に上方から重ね合わされた構成とした。
この構成によれば、ライニング後部46の後縁がガーニッシュ前部44に上方から覆われる。これにより、サイドステップガーニッシュ26とカウルサイドライニング32との間に前後方向の隙間が形成されるのを抑制できる。その結果、ドア開口部15の外観意匠性を高めることができる。
しかも、本実施形態では、カウルサイドライニング32のライニング下段部57が、ガーニッシュ下段部42の上面に滑らかに連なるとともに、ライニング下段部57に第二シールリップ73が上方から重ね合わられる構成とした。
この構成によれば、ガーニッシュ下段部42と、ライニング下段部57と、の境界部分が第二シールリップ73により覆われる。これにより、サイドステップガーニッシュ26とカウルサイドライニング32との間に前後方向の隙間が視認されるのを抑制できる。また、ガーニッシュ下段部42と、ライニング下段部57と、の境界部分で、第二シールリップ73が段差状に変形するのを抑制できる。これにより、第二シールリップ73に歪が生じることを抑制でき、ドア開口部15の外観意匠性を向上させることができる。
本実施形態では、ガーニッシュ上段部41の前縁がガーニッシュ下段部42の前縁よりも前方に位置している構成とした。
この構成によれば、ガーニッシュ下段部42とライニング下段部57との境界部分よりもガーニッシュ上段部41が前方に突出する。これにより、仮にガーニッシュ下段部42とライニング下段部57との境界部分のうち、第二シールリップ73で覆われていない部分が発生したとしても、サイドステップガーニッシュ26及びカウルサイドライニング32間に発生する隙間を最小限に抑えることができる。その結果、ドア開口部15の外観意匠性を高めることができる。
(その他の変形例)
以上、本発明の好ましい実施例を説明したが、本発明はこれら実施例に限定されることはない。本発明の趣旨を逸脱しない範囲で、構成の付加、省略、置換、及びその他の変更が可能である。本発明は上述した説明によって限定されることはなく、添付の特許請求の範囲によってのみ限定される。
例えば、上述した実施形態では、サイドステップガーニッシュ26のガーニッシュ前部44をカウルサイドライニング32のライニング後部46に上方から重ねる構成について説明したが、これに限らない。例えば、ガーニッシュ前部44にライニング後部46を上方から重ねるように構成することも可能である。
上述した実施形態では、第一内装材をサイドステップガーニッシュ26とし、第二内装材をカウルサイドライニング32とした場合について説明したが、この構成のみに限られない。第一内装材及び第二内装材は、前後方向で隣り合って配置されていればよい。
11…右前側部(車体)
12…ドア開口部構造
15…ドア開口部
16…ウェザストリップ
21…開口下縁部(下縁部)
25…サイドシル(車体)
26…サイドステップガーニッシュ(第一内装材)
31…フロントピラー(車体)
32…カウルサイドライニング(第二内装材)
41…ガーニッシュ上段部(上段部)
41c…上段前端部(第一側の端部)
42…ガーニッシュ下段部(下段部)
73…第二シールリップ(シールリップ)

Claims (2)

  1. 車体に形成されたドア開口部の下縁部を画成する第一内装材と、
    前記第一内装材より車幅方向外側において前記車体に取り付けられるウェザストリップと、を備え、
    前記第一内装材は、
    上段部と、
    前記上段部より車幅方向外側に位置する下段部と、を有し、
    前記ウェザストリップは、
    前記車体に取り付けられるストリップ取付部と、
    前記ストリップ取付部の上面に対して車幅方向内側に連なり、前記下段部に上方から重ね合わされたシールリップと、を備えている車両のドア開口部構造であって、
    前記第一内装材に対して前後方向の第一側に隣接する第二内装材を備え、
    前記第二内装材のうち、車幅方向内側部分は、前記上段部における前後方向の第一側の端部が上方から重ね合わされ、
    前記第二内装材の上面のうち、車幅方向外側部分は、前記下段部の上面に滑らかに連なり、
    前記シールリップは、前記第二内装材における前記車幅方向外側部分に上方から重ね合わされている車両のドア開口部構造。
  2. 前記上段部における前後方向の第一側の端部は、前記下段部よりも前後方向の第一側に位置している請求項に記載の車両のドア開口部構造。
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