JP2005088678A - スカッフプレートの取付け構造 - Google Patents
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Abstract
【課題】
アウタスカッフプレートとインナスカッフプレートを一体に形成したスカッフプレートにおいて、サイドシル部への取り付け品質を確保し、しかも、後付けシール付オープニングウエザーによって二重シール構成が可能であると共に、シール付きオープニングトリムを開口部全周に通せるスカッフプレートの取付け構造を提供する。
【解決手段】
車両のサイドシル部のアウタパネル1の上面とインナパネル2の上面を覆うアウタスカッフプレート4とインナスカッフプレート5とがアウタパネル1とインナパネル2とを接合するフランジ3に被せ、かつフランジ3を挟み込む凸曲部6により一体に形成されており、この一体スカッフプレートはサイドシル部に係着され、また凸曲部6にシール付きオープニングウエザー9を嵌着した。
【選択図】 図1
アウタスカッフプレートとインナスカッフプレートを一体に形成したスカッフプレートにおいて、サイドシル部への取り付け品質を確保し、しかも、後付けシール付オープニングウエザーによって二重シール構成が可能であると共に、シール付きオープニングトリムを開口部全周に通せるスカッフプレートの取付け構造を提供する。
【解決手段】
車両のサイドシル部のアウタパネル1の上面とインナパネル2の上面を覆うアウタスカッフプレート4とインナスカッフプレート5とがアウタパネル1とインナパネル2とを接合するフランジ3に被せ、かつフランジ3を挟み込む凸曲部6により一体に形成されており、この一体スカッフプレートはサイドシル部に係着され、また凸曲部6にシール付きオープニングウエザー9を嵌着した。
【選択図】 図1
Description
本発明は、車両のサイドシル部の上面を覆うスカッフプレートの取付け構造に関するものである。
車両のサイドシル部の上面を覆う従来一般のスカッフプレートは図6で示すように、サイドシル部のアウタパネル1の上面を覆うアウタスカッフプレート4aとインナパネル2の上面を覆うインナスカッフプレート5aは各々別部材で構成されており、アウタスカッフプレート4aは係合爪7aでアウタパネル1に係着し、インナスカッフプレート5aはアウタパネル1とインナパネル2とを接合するフランジ3aに取り付けた金属クリップ14に係合爪8aを介して係着した取り付け構造である。このものでは、スカッフプレートはアウタスカッフプレート4aとインナスカッフプレート5aの2部品からなり部品点数、組付工数が多く、また、アウタスカッフプレート4aのフランジ3a側の端縁部13ではシール付きオープニングトリムのシール部との隙間からバラツキにより外板が露呈して見栄えを損なっている。
また、アウタスカッフプレートとインナスカッフプレートを一体に形成したスカッフプレートも提供されている。
このものは、スカッフプレートの中央部にサイドシル部のフランジを隠す凸部が形成され、アウタ側のスカッフプレートはサイドシル部のアウタパネルの側面にクリップで係着し、インナ側のスカッフプレートは係合爪でインナプレートに係着し取付工具を必要としない構造である。
このものは、スカッフプレートの中央部にサイドシル部のフランジを隠す凸部が形成され、アウタ側のスカッフプレートはサイドシル部のアウタパネルの側面にクリップで係着し、インナ側のスカッフプレートは係合爪でインナプレートに係着し取付工具を必要としない構造である。
このものにおいて、フランジ部を隠す凸部は、単にフランジ部を迂回してフランジ部を回避するだけであり、フランジ部からの浮き上がりについて何らサイドシル部へスカッフプレートの取り付けの固着はしていないものである。
特開平10−278697号公報
本発明は、アウタスカッフプレートとインナスカッフプレートを一体に形成したスカッフプレートにおいて、サイドシル部への取り付け品質を確保し、しかも、後付けシール付オープニングウエザーによって二重シール構成が可能であると共に、シール付きオープニングトリムを開口部全周へ見栄え良く一定に通せるスカッフプレートの取付け構造を提供することである。
上記の目的を達成するための本発明は、請求項1に記載の通り、車両のサイドシル部のアウタパネル上面を覆うアウタスカッフプレートと前記サイドシル部のインナパネル上面を覆うインナスカッフプレートとが前記アウタパネルとインナパネルとを接合するフランジに被せ、かつ前記フランジを挟み込む凸曲部により一体に形成されており、この一体スカッフプレートはサイドシル部に係着され、また前記凸曲部にシール付きオープニングトリムを嵌着したことを特徴とするものである。
また、請求項2に記載の通り、車両のサイドシル部のアウタパネル上面を覆うアウタスカッフプレートと前記サイドシル部のインナパネル上面を覆うインナスカッフプレートとが前記アウタパネルとインナパネルとを接合するフランジ上を覆って段部を介して一体に形成されており、この一体スカッフプレートはサイドシル部に係着され、前記段部の近傍のインナスカッフプレートに穴が開口されており、この穴と前記段部とに渡ってシール付きオープニングトリムを嵌着したことを特徴とするものである。
本発明によると、サイドシル部のフランジにスカッフプレートの中央部に形成した凸曲部を挟み込むようにしてスカッフプレートをサイドシル部に固着されるため位置ズレがなく堅固に固定できる。また、前記凸曲部の上面にオープニングウエザーを嵌着していることによりシール付きオープニングトリムをフランジ部開口全周に渡って通せるため全体的な見栄えを向上させた効果を有している。
以下本発明を実施するための最良の形態を図面に基づいて説明する。
図1及び図2は本発明の実施例1を示す。図1において、1は車両のサイドシル部のアウタパネルであり、2はインナパネルである。このアウタパネル1とインナパネル2は上面の中央部でフランジ3によって接合されており、前記アウタパネル1とインナパネル2の各上面にはアウタスカッフプレート4とインナスカッフプレート5とからなり一体に形成されたスカッフプレート10で覆われている。
本発明における前記スカッフプレート10はその中央部に形成した凸曲部6と凹曲部11によってアウタスカッフプレート4とインナスカッフプレート5が一体構造となっている。この凸曲部6はフランジ3に被せ、かつシール付きオープニングトリム9が被せられるように形成されている。
このスカッフプレート10の取り付けは、前記凸曲部6をフランジ3に被せて挟着し、
アウタスカッフプレート4はアウタパネル1に係合爪7で係着し、インナスカッフプレー
ト5はインナパネル2に係合爪8で係着する。この係合爪7はアウタスカッフプレート4と、係合爪8はインナスカッフプレート5と一体に形成されている。
アウタスカッフプレート4はアウタパネル1に係合爪7で係着し、インナスカッフプレー
ト5はインナパネル2に係合爪8で係着する。この係合爪7はアウタスカッフプレート4と、係合爪8はインナスカッフプレート5と一体に形成されている。
さらに、本発明は、前記凸曲部6にシール付きオープニングトリム9を嵌着する。このシール付きオープニングトリム9の嵌着は、シール付きオープニングトリム9に形成した逆U字状の凹溝15を凸曲部6と凹曲部11の間に後付けにより嵌合するものである。また、シール付きオープニングトリム9は凸曲部6からインナスカッフプレート5の上面に渡るヒレが形成されているものである。
本発明の実施例1は上記の通りの構造であるから、サイドシル部のアウタパネル1とインナパネル2の上面に取り付けられたスカッフプレート10は係合爪7、8によってアウタパネル1とインナパネル2に係着された上に、凸曲部6がフランジ3に挟着することによりサイドシル部に堅固に固着され、しかも凸曲部6はフランジ3に密着して凸曲部6が浮き上がることがなくなる。
さらに、凸曲部6に嵌着されているシール付きオープニングトリム9はフランジ部3からインナスカッフプレート5の上面に渡る見栄えを向上すると共に、フランジ部3はシール付オープニングウエザーによって二重シール構成となる。
図3〜図5は本発明の実施例2を示す。この実施例2のスカッフプレート10も実施例1のスカッフプレート10と同様にアウタスカッフプレート4とインナスカッフプレート5とが一体に形成され、アウタスカッフプレート4はアウタパネル1に係合爪7で係着し、インナスカッフプレート5はインナパネル2に係合爪8で係着するものであるが、実施例1における凸曲部6と凹曲部11の部分を図4で示すように設計変更したものである。つまり、アウタスカッフプレート4とインナスカッフプレート5は段部16で連続して一体に形成し、この段部16の近傍のインナスカッフプレート5に穴12を開口し、シール付きオープニングトリム9は前記穴12と段部16とに渡って逆U字状の凹溝15を嵌着した構造である。
尚、図5で示すように図4のA−A部においては補強リブ17を介装することによりインナスカッフプレート5の強度をアップする。
この実施例2では、フランジ3は段部16の近傍のインナスカッフプレート5で覆われて隠蔽され、実施例1と同様にフランジ部3からインナスカッフプレート5の上面に渡るヒレによって見栄えを向上すると共に、フランジ部3はシール付オープニングウエザーによって二重シール構成となる。
1 サイドシル部のアウタパネル
2 サイドシル部のインナパネル
3 フランジ
4 アウタスカッフプレート
5 インナスカッフプレート
6 凸曲部
7 係合爪
8 係合爪
9 シール付きオープニングトリム
10 スカッフプレート
11 凹曲部
12 穴
16 段部
17 補強リブ
2 サイドシル部のインナパネル
3 フランジ
4 アウタスカッフプレート
5 インナスカッフプレート
6 凸曲部
7 係合爪
8 係合爪
9 シール付きオープニングトリム
10 スカッフプレート
11 凹曲部
12 穴
16 段部
17 補強リブ
Claims (2)
- 車両のサイドシル部のアウタパネル上面を覆うアウタスカッフプレートと前記サイドシル部のインナパネル上面を覆うインナスカッフプレートとが前記アウタパネルとインナパネルとを接合するフランジに被せ、かつ前記フランジを挟み込む凸曲部により一体に形成されており、この一体スカッフプレートはサイドシル部に係着され、また前記凸曲部にシール付きオープニングトリムを嵌着したことを特徴とするスカッフプレートの取付け構造。
- 車両のサイドシル部のアウタパネル上面を覆うアウタスカッフプレートと前記サイドシル部のインナパネル上面を覆うインナスカッフプレートとが前記アウタパネルとインナパネルとを接合するフランジ上を覆って段部を介して一体に形成されており、この一体スカッフプレートはサイドシル部に係着され、前記段部の近傍のインナスカッフプレートに穴が開口されており、この穴と前記段部とに渡ってシール付きオープニングトリムを嵌着したことを特徴とするスカッフプレートの取付け構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003322979A JP2005088678A (ja) | 2003-09-16 | 2003-09-16 | スカッフプレートの取付け構造 |
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2003322979A JP2005088678A (ja) | 2003-09-16 | 2003-09-16 | スカッフプレートの取付け構造 |
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JP2005088678A true JP2005088678A (ja) | 2005-04-07 |
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2003
- 2003-09-16 JP JP2003322979A patent/JP2005088678A/ja active Pending
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