JP5573378B2 - 車両のドア構造 - Google Patents
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ドアパネルを構成するアウタパネルとインナパネルの外周部同士が接合され、
前記アウタパネルの外周部よりも径方向内方側のアウタパネル内方部と、前記インナパネルの外周部よりも径方向内方側のインナパネル内方部とが離間して、前記アウタパネル内方部の内面と前記インナパネル内方部の内面とが対向するとともに、前記アウタパネル内方部とインナパネル内方部にドア窓が開口し、
前記ドア窓の窓枠を形成する前記インナパネル内方部の開口周縁部の内面にリンフォースメントが重ねられて接合され、
前記窓枠を形成する前記アウタパネル内方部の開口周縁部の内面と前記リンフォースメントとの間にガラスランが収容されている車両のドア構造に関する。
例えば、図7(b)に示すように、リンフォースメントを設けることなく、インナパネル内方部5の開口周縁部5Kの下端に、ガラスランの係合部を係合させる被係合部5Aを折り曲げ加工する手段もあるが、この手段によれば、折り曲げ加工の追加が必要で工程数が増加し、この手段でもコストが高くなる。
本発明は上記実状に鑑みて成されたもので、その目的は、ガラスランを小型化できて、ガラスランを軽量化できるとともに、ガラスランの製作コストを低廉化することができる車両のドア構造を提供する点にある。
ドアパネルを構成するアウタパネルとインナパネルの外周部同士が接合され、
前記アウタパネルの外周部よりも径方向内方側のアウタパネル内方部と、前記インナパネルの外周部よりも径方向内方側のインナパネル内方部とが離間して、前記アウタパネル内方部の内面と前記インナパネル内方部の内面とが対向するとともに、前記アウタパネル内方部とインナパネル内方部にドア窓が開口し、
前記ドア窓の窓枠を形成する前記インナパネル内方部の開口周縁部の内面にリンフォースメントが重ねられて接合され、
前記窓枠を形成する前記アウタパネル内方部の開口周縁部の内面と前記リンフォースメントとの間にガラスランが収容されている車両のドア構造であって、
前記リンフォースメントの前記インナパネル内方部への重ね合わせ部に、前記ガラスランの係合部に係合するビードが前記インナパネル内方部とは反対側に膨出形成され、
前記インナパネル内方部の開口周縁部に、前記リンフォースメントのビードを開口させる開口部が形成され、
前記窓枠を形成するインナパネル内方部の開口周縁部と前記リンフォースメントとは前記窓枠の周方向複数個所で溶接接合されて、複数の溶接接合部が前記周方向に間隔を空けて分散配置され、
前記リンフォースメントのビードは、前記周方向で互いに隣り合う溶接接合部の間に形成されている点にある。(請求項1)
その結果、ガラスランの断面形状をコンパクト化でき、ガラスランを軽量化することができ、ガラスランの製作コストを低廉化することができる。
例えば、前記ビードをインナパネル内方部側に膨出させて前記ガラスランの係合部に係合させる構造では、インナパネル内方部も車室内側に膨出させなければならないが、本発明の上記構成によれば、ビードはインナパネル内方部とは反対側に膨出しているから、リンフォースメントを膨出させるだけで済む。これにより、インナパネル内方部の形状の複雑化が避けられ製作コストを低廉化することができる。
また、前記インナパネル内方部の開口周縁部に、前記リンフォースメントのビードを開口させる開口部が形成されているから、ドアの電着塗装の際にビードの内面に電着液を円滑に流入・排出させることができる。その結果、ビードの内面の塗装洩れを防止することができる。
また、窓枠の強度・剛性上必要な溶接接合部の個所を確保した上で、ビードを溶接接合部に邪魔されること無く容易に形成することができるととともに、ガラスランの係合部を各ビードで確実に係合支持することができる。また、前記開口部が前記溶接接合部には形成されていないから窓枠の強度を確保することができる(請求項1)
ドアパネルを構成するアウタパネルとインナパネルの外周部同士が接合され、
前記アウタパネルの外周部よりも径方向内方側のアウタパネル内方部と、前記インナパネルの外周部よりも径方向内方側のインナパネル内方部とが離間して、前記アウタパネル内方部の内面と前記インナパネル内方部の内面とが対向するとともに、前記アウタパネル内方部とインナパネル内方部にドア窓が開口し、
前記ドア窓の窓枠を形成する前記インナパネル内方部の開口周縁部の内面にリンフォースメントが重ねられて接合され、
前記窓枠を形成する前記アウタパネル内方部の開口周縁部の内面と前記リンフォースメントとの間にガラスランが収容されている車両のドア構造であって、
前記リンフォースメントの前記インナパネル内方部への重ね合わせ部に、前記ガラスランの係合部に係合するビードが前記インナパネル内方部とは反対側に膨出形成され、
前記インナパネル内方部の開口周縁部に、前記リンフォースメントのビードを開口させる開口部が形成され、
前記リンフォースメントのビードは前記窓枠の周方向に長く形成され、
前記ビードの長手方向の両端部が前記ドア窓の径方向外方側に開放している点にある。(請求項2)
その結果、ガラスランの断面形状をコンパクト化でき、ガラスランを軽量化することができ、ガラスランの製作コストを低廉化することができる。
例えば、前記ビードをインナパネル内方部側に膨出させて前記ガラスランの係合部に係合させる構造では、インナパネル内方部も車室内側に膨出させなければならないが、本発明の上記構成によれば、ビードはインナパネル内方部とは反対側に膨出しているから、リンフォースメントを膨出させるだけで済む。これにより、インナパネル内方部の形状の複雑化が避けられ製作コストを低廉化することができる。
また、前記インナパネル内方部の開口周縁部に、前記リンフォースメントのビードを開口させる開口部が形成されているから、ドアの電着塗装の際にビードの内面に電着液を円滑に流入・排出させることができる。その結果、ビードの内面の塗装洩れを防止することができる。
また、ビードの長手方向の両端部が前記ドア窓の径方向外方側に開放しているから、前記両端部からビード内のエアをドア窓の径方向外方側に逃がすことができる。これにより、電着塗装の際にビード内にエアが溜まることを防止することができ、電着液がビード内に円滑に入り込みやすくすることができて、電着塗装不良をより効果的に防止することができ、特に窓枠のルーフ部で大きな効果を得ることができる。(請求項2)
前記ドア窓の径方向で前記ビードの両端部の外方側に位置する前記インナパネル内方部が前記リンフォースメントに対して離間することで、前記ビードの両端部が前記ドア窓の径方向外方側に開放していると、次の作用を奏することができる。(請求項3)
前記ドア窓の径方向で前記ビードの両端部の外方側に位置する前記インナパネル内方部は車室内側にビード状に膨出していると、次の作用を奏することができる。(請求項4)
前記窓枠を形成するインナパネル内方部の開口周縁部と前記リンフォースメントとは前記窓枠の周方向複数個所で溶接接合されて、複数の溶接接合部が前記周方向に間隔を空けて分散配置され、
前記リンフォースメントのビードは、前記周方向で互いに隣り合う溶接接合部の間に形成されていると、次の作用を奏することができる。(請求項5)
前記開口部は前記ドア窓側が開放した切り欠きであると、次の作用を奏することができる。(請求項6)
このような構造を備える車両のドア構造において、インナパネル内方部の開口周縁部の端縁(開口周縁)が、リンフォースメントの重ね合わせ部のドア窓側の端縁よりもドア窓側に位置すると、リンフォースメントの上壁とインナパネル内方部の開口周縁部の端縁との長さが、インナパネル内方部とリンフォースメントとの組み付け誤差に起因して一定にならない。インナパネル内方部とリンフォースメントとの組み付け誤差分が、ガラスラン取り付け寸法(リンフォースメントの上壁とドア窓の開口周縁との長さ)の誤差に含まれてしまう。
その結果、前記ガラスラン取り付け寸法の安定度が低下して組み付け状態のガラスランの見栄えが低下しやすくなる。前記ガラスラン取り付け寸法は、車室内側のリップの車室内側への開き具合等の外観品質に影響する。
これに対して、本発明の上記構成によれば、インナパネル内方部の開口周縁部のドア窓側を切り欠いてあるから、インナパネル内方部の開口周縁部の端縁(開口周縁)をリンフォースメントのドア窓側の端縁よりもドア窓側から遠ざけることができる。
従って、インナパネル内方部とリンフォースメントとの組み付け誤差分は前記ガラスラン取り付け寸法の誤差に含まれなく、リンフォースメントの上壁からリンフォースメントの重ね合わせ部のドア窓側の端縁までの長さ(ガラスラン取り付け寸法)に合わせてガラスランを組み付ければよく、前記ガラスラン取り付け寸法がリンフォースメントだけで決まり、組み付け寸法が安定して、組み付け状態のガラスランの見栄えを向上させることができる。
これにより、ガラスランの車室内側のリップの外観品質を安定させて向上させることができる。
また、開放した切り欠きとすることにより、インナパネルの軽量化の効果を大きくすることができる。
なお、インナパネル内方部の開口周縁部の端縁(開口周縁)が切り欠かれていない溶接接合部においても、インナパネル内方部の開口周縁部の端縁(開口周縁)が、リンフォースメントの重ね合わせ部のドア窓側の端縁よりもドア窓側に位置しないようにする。そうすることにより、切り欠きの有り無しにかかわらず前記ガラスラン取り付け寸法をリンフォースメントの形状だけで決めることができ、前記ガラスラン取り付け寸法が安定して、ドア窓の開口周縁全体にわたって均一にガラスランの見栄えを向上させることができる。(請求項6)
ガラスランを小型化できて、ガラスランを軽量化できるとともに、ガラスランの製作コストを低廉化することができる車両のドア構造を提供することができた。
図1〜図3に示すように、ドアパネル1を構成するアウタパネル2とインナパネル3の外周部2G,3G同士がアウタパネルの外周部2Gがヘミング加工されて接合されている。また、アウタパネル2の外周部2Gよりも径方向内方側のアウタパネル内方部4と、インナパネル3の外周部3Gよりも径方向内方側のインナパネル内方部5とが離間して、アウタパネル内方部4の内面4Nとインナパネル内方部5の内面5Nとが車幅方向で対向している。そして、アウタパネル内方部4の上半部とインナパネル内方部5の上半部にドア窓6(図1参照)が開口して車両用ドア構造が構成されている。このドアはドアトリムやウインドガラス等のドア構成部品が取り付けられる前の板金構成部品のみの状態の時に電着塗装される。
図2,図3,図6(a)〜図6(d)に示すように、リンフォースメント9は断面L字形の帯板状に形成されるとともに、長手方向中間部が上下方向及び車幅方向に屈曲して平面視及び車幅方向視のいずれにおいても「く」の字状に形成されている。平面視において「く」の字状になるのは、通常、車両は上方側(ルーフ側)が窄まった形状をしているため、車幅方向視において「く」の字状に形成されていると平面視においても「く」の字状に屈曲して見える。
また、リンフォースメント9の前記L字形の一片が、インナパネル内方部5の開口周縁部5Kの内面5Nに重なる側壁9Sに構成され、前記L字形の他片が、前記側壁9Sの上端部(ドア窓6の開口とは反対側の側壁9Sの端部)から車室外側W2に延びる上壁9Jに構成されている。
図2,図3,図6(a)〜図6(d)に示すように、リンフォースメント9の側壁9Sのインナパネル内方部5への重ね合わせ部16に、ガラスラン12の係合片15(係合部に相当)に係合する断面円弧状のビード17がインナパネル内方部5とは反対側(アウタパネル内方部4側)に膨出形成されている。このビード17は、前記周方向で互いに隣り合う前記側壁9Sの溶接接合部18の間に前記周方向に長く形成され(図6(b)参照)ている。
前記窓枠7を形成するアウタパネル内方部4の開口周縁部4Kの内面4Nとリンフォースメント9との間にゴム状弾性体から成るガラスラン12が収容されている。
図2,図3に示すように、ガラスラン12は、
リンフォースメント9の上壁9Jに上方から受け止め支持される底壁12Tと、
底壁12Tの車室内側W1の端部からドア窓6側に向かって延びる車室内側W1の側壁12S1と、
底壁12Tの車室外側W2の端部からドア窓6側に向かって延びる車室外側W2の側壁12S2と、
車室内側W1の側壁12S1の車室内側W1の面との間にドア窓6とは反対側(ドア窓6の径方向外方側)が開放した嵌合溝13を形成する第1リップR1と、
車室外側W2の側壁12S2の車室外側W2の面との間にドア窓6とは反対側が開放した嵌合溝33を形成する第2リップR2と、
車室内側W1の側壁12S1のドア窓6とは反対側の端部から車室内側W1に延びる前記係合片15とを備えている。
(1) リンフォースメント9のインナパネル内方部5への重ね合わせ部16に、ガラスラン12の係合片15に係合するビード17がインナパネル内方部5とは反対側に膨出形成されているから、重ね合わせ部16の上方(ドアパネル1の外周側)にビード17(ガラスランの係合部を係合させる手段)を形成する場合に比べると、ビード17をドア窓6の開口側に近づけることができてガラスラン12を小型化できる。
その結果、ガラスラン12の断面形状をコンパクト化でき、ガラスラン12を軽量化することができ、ガラスラン12の製作コストを低廉化することができる。
例えば、ビード17がインナパネル内方部5側に膨出する構造では、インナパネル内方部5も車室内側W1に膨出させなければならないが、本発明の上記構成によれば、ビード17はインナパネル内方部5とは反対側に膨出しているから、リンフォースメント9を膨出させるだけで済む。これにより、インナパネル内方部の形状の複雑化が避けられ製作コストを低廉化することができる。
また、インナパネル内方部5の開口周縁部5Kに、リンフォースメント9のビード17を開口させる切り欠きKが形成されているから、ドアの電着塗装の際にビード17の内面に電着液を円滑に流入・排出させることができて、ビード17の内面の塗装洩れを防止することができる。
なお、インナパネル内方部5の開口周縁部5Kの端縁(開口周縁)が切り欠かれていない溶接接合部18においても、インナパネル内方部5の開口周縁部5Kの端縁(開口周縁)が、リンフォースメント9の重ね合わせ部16のドア窓6側の端縁よりもドア窓6側に位置しないようにする。そうすることにより、切り欠きKの有り無しにかかわらずガラスラン12の取り付け寸法をリンフォースメント9の形状だけで決めることができ、ガラスラン12の取り付け寸法が安定して、ドア窓6の開口周縁全体にわたって均一にガラスラン12の見栄えを向上させることができる。
(1) 前記ビード17に孔を形成して、前記ビード17を開口させてもよい。
(2) 前記溶接接合部18以外の箇所でインナパネル内方部5の開口周縁部5Kとリンフォースメント9とを離間させることで前記開口部を形成してもよい。
2 アウタパネル
2G アウタパネルの外周部
3 インナパネル
3G インナパネルの外周部
4 アウタパネル内方部
4K アウタパネル内方部の開口周縁部
4N アウタパネル内方部の内面
5 インナパネル内方部
5K インナパネル内方部の開口周縁部
5N インナパネル内方部の内面
6 ドア窓
7 窓枠
9 リンフォースメント
12 ガラスラン
14 溶接接合部
15 係合部(係合片)
16 重ね合わせ部
17 ビード
17A ビードの長手方向の端部
18 溶接接合部
K 開口部(切り欠き)
W1 車室内側
Claims (6)
- ドアパネルを構成するアウタパネルとインナパネルの外周部同士が接合され、
前記アウタパネルの外周部よりも径方向内方側のアウタパネル内方部と、前記インナパネルの外周部よりも径方向内方側のインナパネル内方部とが離間して、前記アウタパネル内方部の内面と前記インナパネル内方部の内面とが対向するとともに、前記アウタパネル内方部とインナパネル内方部にドア窓が開口し、
前記ドア窓の窓枠を形成する前記インナパネル内方部の開口周縁部の内面にリンフォースメントが重ねられて接合され、
前記窓枠を形成する前記アウタパネル内方部の開口周縁部の内面と前記リンフォースメントとの間にガラスランが収容されている車両のドア構造であって、
前記リンフォースメントの前記インナパネル内方部への重ね合わせ部に、前記ガラスランの係合部に係合するビードが前記インナパネル内方部とは反対側に膨出形成され、
前記インナパネル内方部の開口周縁部に、前記リンフォースメントのビードを開口させる開口部が形成され、
前記窓枠を形成するインナパネル内方部の開口周縁部と前記リンフォースメントとは前記窓枠の周方向複数個所で溶接接合されて、複数の溶接接合部が前記周方向に間隔を空けて分散配置され、
前記リンフォースメントのビードは、前記周方向で互いに隣り合う溶接接合部の間に形成されている車両のドア構造。 - ドアパネルを構成するアウタパネルとインナパネルの外周部同士が接合され、
前記アウタパネルの外周部よりも径方向内方側のアウタパネル内方部と、前記インナパネルの外周部よりも径方向内方側のインナパネル内方部とが離間して、前記アウタパネル内方部の内面と前記インナパネル内方部の内面とが対向するとともに、前記アウタパネル内方部とインナパネル内方部にドア窓が開口し、
前記ドア窓の窓枠を形成する前記インナパネル内方部の開口周縁部の内面にリンフォースメントが重ねられて接合され、
前記窓枠を形成する前記アウタパネル内方部の開口周縁部の内面と前記リンフォースメントとの間にガラスランが収容されている車両のドア構造であって、
前記リンフォースメントの前記インナパネル内方部への重ね合わせ部に、前記ガラスランの係合部に係合するビードが前記インナパネル内方部とは反対側に膨出形成され、
前記インナパネル内方部の開口周縁部に、前記リンフォースメントのビードを開口させる開口部が形成され、
前記リンフォースメントのビードは前記窓枠の周方向に長く形成され、
前記ビードの長手方向の両端部が前記ドア窓の径方向外方側に開放している車両のドア構造。 - 前記ドア窓の径方向で前記ビードの両端部の外方側に位置する前記インナパネル内方部が前記リンフォースメントに対して離間することで、前記ビードの両端部が前記ドア窓の径方向外方側に開放している請求項2記載の車両のドア構造。
- 前記ドア窓の径方向で前記ビードの両端部の外方側に位置する前記インナパネル内方部は車室内側にビード状に膨出している請求項3記載の車両のドア構造。
- 前記窓枠を形成するインナパネル内方部の開口周縁部と前記リンフォースメントとは前記窓枠の周方向複数個所で溶接接合されて、複数の溶接接合部が前記周方向に間隔を空けて分散配置され、
前記リンフォースメントのビードは、前記周方向で互いに隣り合う溶接接合部の間に形成されている請求項2〜4のいずれか一つに記載の車両のドア構造。 - 前記開口部は前記ドア窓側が開放した切り欠きである請求項1〜5のいずれか一つに記載の車両のドア構造。
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