JP5370652B2 - ドア開口周縁部にチューブ状フレームを配置した車室側部構造及びその組立方法 - Google Patents
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Description
車室側部のドア開口部のセンターピラーが、チューブ状フレームと、その外側に位置するアウターパネルとで構成され、
該チューブ状フレームは、フレームアウタとフレームインナとを連続溶接することにより形成された閉断面構造の中空部材であり、
前記アウターパネルは、前方に延びる前方フランジと、後方に延びる後方フランジとを備え、
前記フレームインナは、前方に延びる前方フランジと、後方に延びる後方フランジとを備え、
前記フレームインナの前後のフランジと前記アウターパネルの前後のフランジと夫々重ね合わせて、これらを互いに接合することによりドアシール取付部位が形成され、
該ドアシール取付部位にドアシールストリップが嵌着されていることを特徴とするドア開口周縁部にチューブ状フレームを配置した車室側部構造を提供することによって達成される。
車室側部のドア開口部のセンターピラーが、チューブ状フレームと、その外側に位置するアウターパネルとで構成された車室側部構造を組み立てる方法であって、
該チューブ状フレームが、フレームアウタとフレームインナとで構成され、
前記アウターパネルは、前方に延びる前方フランジと、後方に延びる後方フランジと、これら前後のフランジで挟まれた断面略コ字状の形状部分とを有し、
前記フレームインナは、前方に延びる前方フランジと、後方に延びる後方フランジと、これら前後のフランジで挟まれた中間部分に位置し且つ前後の縦壁で規定されるコ字状断面形状の凹部とを有し、
前記フレームアウタは、前記アウターパネルよりも小さな略相似形の断面形状を有し、前記アウターパネルの中に抜き差し可能に挿入でき且つアウターパネルの中に挿入することで該フレームアウタを前記アウターパネルに位置決めできる形状を有し、
前記フレームアウタの前後の端部を前記フレームインナの前記凹部に嵌入すると共に該フレームインナの前記前後の縦壁と前記フランジとの境界部分に対して片側連続溶接することによって前記チューブ状フレームを形成する工程と、
前記アウターパネルの中に前記チューブ状フレームを挿入する工程と、
前記フレームインナの前後のフランジと前記アウターパネルの前後のフランジと夫々重ね合わせて、これらを互いに接合してドアシール取付部位を形成する工程と、
該ドアシール取付部位にドアシールストリップを嵌着する工程とを有することを特徴とする車室側部構造の組立方法を提供することにより達成される。
(1)フレームアウタ16とフレームインナ18とを予め組み立てて、フレームインナ18の前後の縦壁182、184と前後のフランジ183、185との境界部分に対してレーザ溶接などの片側連続溶接法によってフレームアウタ16とフレームインナ18とを結合したチューブ状フレーム14を用意する。
12 アウターパネル
121 アウターパネルの前方側壁
122 アウターパネルの後方側壁
123 アウターパネルの中間壁
124 アウターパネルの突出部(第1の突出部)
125 アウターパネルの突出部の一方の側壁
126 アウターパネルの突出部の他方の側壁(傾斜壁)
127 アウターパネルの後方フランジ
128 アウターパネルの外壁面
129 アウターパネルの前方フランジ
14 チューブ状フレーム
16 フレームアウタ
161 フレームアウタの前方側壁
162 フレームアウタの後方側壁
163 フレームアウタの中間壁
164 フレームアウタの突出部(第2の突出部)
165 フレームアウタの突出部の一方の側壁
166 フレームアウタの突出部の他方の側壁(傾斜壁)
167 フレームアウタの平らな前後壁
168 フレームアウタの前方嵌合壁
169 フレームアウタの段部
170 フレームアウタの後方嵌合壁
18 フレームインナ
181 フレームインナの中間壁
182 フレームインナの前方縦壁
183 フレームインナの後方縦壁
184 フレームインナの後方フランジ
185 フレームインナの前方フランジ
22 レーザ溶接部
24 ドアシールストリップ
Claims (6)
- 車室側部のドア開口部のセンターピラーが、チューブ状フレームと、その外側に位置するアウターパネルとで構成され、
該チューブ状フレームは、フレームアウタとフレームインナとを連続溶接することにより形成された閉断面構造の中空部材であり、
前記アウターパネルは、前方に延びる前方フランジと、後方に延びる後方フランジとを備え、
前記フレームインナは、前方に延びる前方フランジと、後方に延びる後方フランジとを備え、
前記フレームインナの前後のフランジと前記アウターパネルの前後のフランジと夫々重ね合わせて、これらを互いに接合することによりドアシール取付部位が形成され、
該ドアシール取付部位にドアシールストリップが嵌着されていることを特徴とするドア開口周縁部にチューブ状フレームを配置した車室側部構造。 - 前記アウターパネルが断面略コ字状の形状を有し、
前記フレームアウタが前記アウターパネルよりも小さな略相似形の断面形状を有し、前記アウターパネルの中に抜き差し可能に挿入でき且つアウターパネルの中に挿入することで該フレームアウタを前記アウターパネルに位置決めできる形状を有する、請求項1に記載のドア開口周縁部にチューブ状フレームを配置した車室側部構造。 - 前記アウターパネルが外方に向けて突出した第1の突出部を有し、
該アウターパネルの第1の突出部に対応する前記フレームアウタの部位に、前記第1の突出部と相似形の第2の突出部が形成されている、請求項2に記載のドア開口周縁部にチューブ状フレームを配置した車室側部構造。 - 前記フレームインナの前後のフランジで挟まれた中間部分がコ字状断面形状の凹部で構成され、
前記フレームアウタの前後の端部が前記フレームインナの前記凹部に嵌入されている、請求項2又は3に記載のドア開口周縁部にチューブ状フレームを配置した車室側部構造。 - 車室側部のドア開口部のセンターピラーが、チューブ状フレームと、その外側に位置するアウターパネルとで構成された車室側部構造を組み立てる方法であって、
該チューブ状フレームが、フレームアウタとフレームインナとで構成され、
前記アウターパネルは、前方に延びる前方フランジと、後方に延びる後方フランジと、これら前後のフランジで挟まれた断面略コ字状の形状部分とを有し、
前記フレームインナは、前方に延びる前方フランジと、後方に延びる後方フランジと、これら前後のフランジで挟まれた中間部分に位置し且つ前後の縦壁で規定されるコ字状断面形状の凹部とを有し、
前記フレームアウタは、前記アウターパネルよりも小さな略相似形の断面形状を有し、前記アウターパネルの中に抜き差し可能に挿入でき且つアウターパネルの中に挿入することで該フレームアウタを前記アウターパネルに位置決めできる形状を有し、
前記フレームアウタの前後の端部を前記フレームインナの前記凹部に嵌入すると共に該フレームインナの前記前後の縦壁と前記フランジとの境界部分に対して片側連続溶接することによって前記チューブ状フレームを形成する工程と、
前記アウターパネルの中に前記チューブ状フレームを挿入する工程と、
前記フレームインナの前後のフランジと前記アウターパネルの前後のフランジと夫々重ね合わせて、これらを互いに接合してドアシール取付部位を形成する工程と、
該ドアシール取付部位にドアシールストリップを嵌着する工程とを有することを特徴とする車室側部構造の組立方法。 - 前記アウターパネルが外方に向けて突出した第1の突出部を有し、
該アウターパネルの第1の突出部に対応する前記フレームアウタの部位に、前記第1の突出部と相似形の第2の突出部が形成されている、請求項5に記載の車室側部構造の組立方法。
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