JP6122824B2 - 車体上部構造 - Google Patents

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Description

本発明は、自動車等の車体上部構造に関する。
自動車の車体上部を構成するルーフパネルの下面には、ルーフパネルを含む車体上部を補強するためのルーフレール(「ルーフアーチ」とも言われている。)が車幅方向に沿って複数設けられている。
特許文献1には、ルーフパネル前端の下方に車幅方向に延びるフロントルーフレールを備える車体構造が記載されている。このフロントルーフレールは、ルーフパネルの前端に沿うように設けられている。
このフロントルーフレールは、大型部品であるルーフパネルの前端や、重量物であるフロントガラス等を支持する部品であり、要求される剛性値は高い。しかしながら、剛性を高めすぎると、周辺部品であるルーフパネルやアウタパネル等の部品に対して共振を起こしてしまい、ノイズ・バイブレーション(以下、NVという)性能が悪化する虞がある。
実開昭63−016980号公報(第2図)
しかしながら、特許文献1に記載されたような車体構造では、フロントルーフレールの剛性値を考慮していないので、フロントルーフレールが周辺部品であるルーフパネルやアウタパネル等の部品に対して共振を起こしてしまい、NV性能が悪化する場合があった。
そこで、本発明は、前記問題点を解決し、ルーフパネルやフロントガラス等の支持剛性を確保しつつも、フロントルーフレール周辺部の剛性値を低下させて共振周波数を調整し、NV性能を向上させる車体上部構造を提供することを課題とする。
上記課題を解決するために、請求項1に記載の車体上部構造は、車体上部に設けられるルーフパネルと、前記ルーフパネルの下方に設けられて車幅方向に延びるフロントルーフレールと、を備える車体上部構造であって、前記ルーフパネルのルーフ前端部と前記フロントルーフレールのレール前端部との間の前後方向距離が、車幅中央側に向かうにつれて離間するよう構成され、前記フロントルーフレールは、前記レール前端部における車幅方向外側端部に前記ルーフ前端部と接合される接合部を備えることを特徴とする。
このような構成によれば、ルーフ前端部とレール前端部との間の前後方向距離を、車幅中央側に向かうにつれて離間させることで、ルーフパネルおよびフロントルーフレールの車幅中央部の剛性値を低下させ、共振周波数を変更することでNV性能を向上させることができる。
また、レール前端部の車幅外側端部がルーフ前端部に接合されることで、フロントルーフレールの車幅外側端部における剛性を確保することができ、ルーフパネルやフロントガラス等の大型部品の支持剛性を確保することができる。よって、NV性能と部品支持剛性を両立させることができる。
請求項に記載の車体上部構造は、前記ルーフパネルの前端部に上辺が支持されるフロントガラスを備え、前記接合部は、前記レール前端部における車幅方向外側端部に設けられる外側接合部と、該外側接合部よりも車幅内側に所定距離離間した位置に設けられる内側接合部と、からなり、前記ルーフパネルは、前記外側接合部と内側接合部との間に、前記フロントガラスの固定部を備えることを特徴とする。
このような構成によれば、外側接合部と内側接合部との間にフロントガラスの固定部(
仮止め点)を設けることで、フロントガラスを仮保持させた状態における剛性を確保する
ことができる。
請求項に記載の車体上部構造は、前記フロントルーフレールは、前記外側接合部と前記内側接合部との間に、車体後方側に凹形状となる切欠き部を備え、前記ルーフパネルは、前記切欠き部から露出する露出部を備え、前記露出部に前記固定部が形成されることを特徴とする。
このような構成によれば、フロントルーフレールに切欠き部を設けるとともに、ルーフ
パネルにおける切欠き部から露出する部位に固定部を設けることで、フロントガラスをル
ーフパネルに対して位置合わせを行った上で固定することができる。よって意匠部品同士
の位置精度を向上することができ、意匠性が向上する。
請求項に記載の車体上部構造は、前記露出部は、前記ルーフ前端部に対して下方側に膨出するよう形成され、前記フロントルーフレールは、前記外側接合部と前記内側接合部との間に、前記ルーフパネルから離間する下方側へ凹形状となる凹部を備えることを特徴とする。
このような構成によれば、固定部を下方側に膨出形成することで、FRガラス固定用のクリップを取り付けるためのクリアランスを確保することができる。さらに、フロントルーフレール側に凹部を設けることで、露出部を膨出形成した場合でも固定部(ルーフパネル)とフロントルーフレールとの間のクリアランスを確保することができ、走行中の振動等によって、ルーフパネルとフロントルーフレールとが接触してビビリ音が発生することを防止することができる。よって、NV性能を向上することができる。
本発明によれば、ルーフパネルやフロントガラス等の支持剛性を確保しつつも、フロントルーフレール周辺部の剛性値を低下させて共振周波数を調整し、NV性能を向上させる車体上部構造を提供することができる。
本発明の実施形態に係る車体上部構造を適用した車両を示す要部概略斜視図である。 本発明の実施形態に係る車体上部構造のルーフパネルの上面図である。 本発明の実施形態に係る車体上部構造のルーフパネルの要部拡大斜視図である。 図3のルーフパネルを非表示した要部拡大斜視図である。 図1のA−A断面図である。 本発明の実施形態に係る車体上部構造のフロントガラスの取付を示す要部断面図である。
図1〜図6を参照して、本発明の実施形態に係る車体上部構造を説明する。
図1は、本発明の実施形態に係る車体上部構造を適用した車両を示す要部概略斜視図である。
なお、本発明の実施形態では、「前」は車両Cの前進側、「後」は車両Cの後退側、「上」は鉛直上方側、「下」は鉛直下方側とする。
[車両の構成]
まず、本発明の実施形態に係る車体上部構造を説明する前に、本発明に係る車体上部構造が採用される車両Cについて説明する。
図1に示すように、車両Cは、ルーフパネル2と、ルーフパネル2の下方に車幅方向に向けて延設されるルーフレール3と、このルーフレール3の左右の端部に設置されるルーフサイドレール部4と、を有する自動車であり、特に、車両Cの種類や形状等は限定されない。
ルーフサイドレール部4は、ルーフパネル2の左右両側のそれぞれで車両Cの前後方向に延びるように配設されている。
[車体の構成]
図1に示すように、車体1は、車両Cの全体を形成するための骨格部材であり、例えば、後記するルーフレール3等の種々の金属製車体フレームと、ルーフパネル2等の金属製車体パネル等を備えている。車体1の両側の車体側部1aには、前席のドア開口部1bと、後席のドア開口部1cとが形成されている。
なお、車体1は、車体側部1aが略左右対称に形成されているので、運転席側(右側)については説明を省略する。
[車体上部の構成]
図1に示すように、車体上部1dは、車体1全体の上部部位であって、車体1の屋根の部位を構成する部材と、その左右側部付近の骨格を構成するルーフサイドレール部4と、ルーフサイドレール部4から下方に向かって延設されたピラー5と、が主に配置されている。
車体1の屋根の部位は、車体上部1dに設けられ、車体前後方向に延びるビード2aを有するルーフパネル2と、ルーフパネル2のルーフ前端部21の下方に設けられて車幅方向に延びるフロントルーフレール11と、ルーフパネル2の下方のフロントルーフレール11の後方に設けられて車幅方向に延びるレールアーチ31と、ルーフパネル2の下方の中央部に設けられて車幅方向に延びるセンタルーフレール12と、ルーフパネル2の下方の後方部に設けられて車幅方向に延びるリヤルーフレール13と、ルーフパネル2の下方のレールアーチ31とセンタルーフレール12との間に設置されて車幅方向に延びる第1ルーフアーチ41と、ルーフパネル2の下方のセンタルーフレール12とリヤルーフレール13との間に設置されて車幅方向に延びる複数の第2ルーフアーチ42と、から構成されている。
第1ルーフアーチ41および第2ルーフアーチ42は、ルーフパネル2を含む車体上部1dを補強する。
なお、「ルーフアーチ」は、「ルーフレール」と呼称されることもある。
前席のドア開口部1bの車体上部1dには、各ルーフレール11,12,13の両端部に設置されたルーフサイドレール部4と、ルーフサイドレール部4の中央部に設置されたセンタピラー部51(ピラー5)と、ルーフサイドレール部4の前端部に設置されたフロントピラー部52(ピラー5)と、が設けられている。
後席のドア開口部1cの車体上部1dには、車体前後方向に延設されたルーフサイドレール部4と、略上下方向に延設されたクォータピラー部53(ピラー5)と、ルーフサイドレール部4の後端部に設置されたリヤピラー部54(ピラー5)と、が設けられている。
<ルーフパネルの構成>
図1に示すように、ルーフパネル2は、車体1の屋根を形成する板部材であり、平面視して略矩形に形成された圧延鋼板等の金属板からなる。ルーフパネル2は、車両Cの前後方向に亘って同じ曲率で湾曲するとともに、車両Cの幅方向に亘って同じ曲率で湾曲することによって上側(車室外側)に凸となる。ルーフパネル2は、上面視して車幅中央側で車体前方向に凸となるように湾曲するルーフ前端部21を有する。本実施形態では、ルーフ前端部21は、フロントピラー部52の上端よりも車体前方向に突出している。さらに、ルーフパネル2には、車体前後方向に並行して2つのビード2aが形成されている。ビード2aは、ルーフパネル2の一般面における車幅中央側の部位を下方に凹ませることで形成される。ルーフパネル2のビード2aの下方には、第1ルーフアーチ41が配置される。
また、ルーフ前端部21には、フロントルーフレール11の接合部112(後記)が接合される。
図2および図3に示すように、ルーフ前端部21は、フロントルーフレール11の後記する外側接合部112aと内側接合部112bとの間に、ルーフ前端部21に対して車体後方側に露出する固定部211を備える。固定部211は、クリップ取付用の開口部211aを有し、開口部211aにフロントガラス60を接合したクリップ61を連通してクリップ止めし、フロントガラス60の上辺を支持する(図6参照)。
なお、ルーフパネル2の左右両端部は、正面視して段差状に折曲形成されて、いわゆるモヒカン溝部(図示省略)の半体を形成している。ルーフパネル2は、そのモヒカン溝部(図示省略)の底面部位において、ルーフサイドレール部11と、ピラー5とを重ねて溶接されて連結されている。
<フロントルーフレールの構成>
図2に示すように、フロントルーフレール11は、ルーフパネル2のルーフ前端部21の下方に配置されるとともに、少なくとも前方側が直線形状のレール前端部111を有する。フロントルーフレール11は、レール前端部111の車幅方向外側端部111aにおいて、前方側で下方に向かってほぼ垂直に折り曲げられてルーフ前端部21と接合される接合部112と、サンバイザや後方確認ミラー等を取付ける支持部113と、作業用孔114と、が形成されている。
接合部112は、レール前端部111における外側端部111aに設けられる外側接合部112aと、外側接合部112aよりも車幅内側に所定距離離間した位置に設けられる内側接合部112bと、からなる。
フロントルーフレール11は、レール前端部111の外側端部111aが、レールアーチ31、第1ルーフアーチ41および第2ルーフアーチ42等のように、ルーフサイドレール部4まで達していない。すなわち、ルーフパネル2の下方に設けられたレールアーチ31、センタルーフレール12、リヤルーフレール13、第1レールアーチ41、および第2レールアーチ42は、それぞれの車幅方向の両端部がルーフサイドレール部4に連結されている。これに対して、フロントルーフレール11は、レール前端部111の外側端部111aがルーフサイドレール部4まで達しておらず、レール前端部111の接合部112のみが、ルーフパネル2の湾曲したルーフ前端部21の内側(内壁)に接合する。
フロントルーフレール11は、接合部112の外側接合部112aと内側接合部112bとの間に、車体後方側に凹形状となる切欠き部112cを備える。この切欠き部112cからルーフパネル2の固定部211が露出する。
<ルーフ前端部とフロントルーフレールの組合せ>
図5に示すように、ルーフパネル2の固定部211は、ルーフ前端部21に対して車体後方側に膨出するように形成されている。フロントルーフレール11は、外側接合部112aと内側接合部112bとの間に、ルーフパネル2から離間する前記下方側へ凹形状となる凹部115を備える。本実施形態では、外側接合部112aと内側接合部112bとの間で、下方に切欠き部112cが形成された部分(固定部211の上方に位置する部分)が、車体後方側に膨出するように形成されている(図3参照)。
<フロントガラスの取付>
図6に示すように、フロントガラス60は、上辺60aがルーフパネル2のルーフ前端部21で支持され、上辺60aの背面に接合されたクリップ61でルーフ前端部21の固定部211にクリップ止めされる。フロントガラス60の周囲には、ゴム製のモールディング部材62が取り付けられる。図6では、ルーフ前端部21は、フロントガラス60の設置用に車体後方側に後退する段差が設けられており、この段差が設けられたルーフ前端部21にフロントガラス60の上辺60aが面一で連なるように支持され、クリップ61で固定される。そして、上辺60aの端部とルーフ前端部21の前記段差との間に、その隙間を塞ぐようにモールディング部材62が取り付けられる。モールディング部材62は、上辺60aの端部を中空ゴム62aで覆うとともに、防水用突起62bにより水浸入を防ぐ。
<ルーフアーチの構成>
図1に示すように、ビード2aを有するルーフパネル2は、ルーフパネル2の下方のレールアーチ31とセンタルーフレール12との間に設置されて車幅方向に延びる第1ルーフアーチ41と、センタルーフレール12とリヤルーフレール13との間に設置されて車幅方向に延びる複数の第2ルーフアーチ42と、を備える。
第1ルーフアーチ41および第2ルーフアーチ42は、ルーフパネル2を含む車体上部1dを補強する。
なお、第1ルーフアーチ41および第2ルーフアーチ42とルーフサイドレール部4との連結部分に、その連結部分に跨って掛け渡すガセットを設ける構成に適用してもよい。
[車体上部構造の作用]
次に、図2、図3、図4および図5を主に参照して本発明の実施形態に係る車体上部構造の作用を説明する。
図2に示すように、ルーフパネル2の湾曲したルーフ前端部21に対して、直線形状のフロントルーフレール11を配置することで、ルーフ前端部21とレール前端部111との間の前後方向距離を、車幅中央側に向かうにつれて離間させる。これにより、ルーフパネル2およびフロントルーフレール11の車幅中央部の剛性値を低下させ、共振周波数を変更することでNV性能を向上させることができる。
図2に示すように、フロントルーフレール11は、レール前端部111における車幅方向外側端部にルーフ前端部21と接合される接合部112を備える。
ここで、フロントルーフレール11の車幅方向の両レール前端部111間の全長は、ルーフパネル2の車幅方向の両レール前端部111間の全長よりも短いので、フロントルーフレール11は、ルーフパネル2のルーフ前端部21に対して、レール前端部111の車幅外側端部111aの接合部112のみが当接することになる。このため、ルーフパネル2のルーフ前端部21に対してフロントルーフレール11のレール前端部111の車幅中央部を後方側にオフセットさせて配置させることができる。
接合部112は、レール前端部111における外側端部111aに設けられる外側接合部112aと、外側接合部112aよりも車幅内側に所定距離離間した位置に設けられる内側接合部112bと、からなる。そして、フロントルーフレール11のレール前端部111の外側接合部112aおよび内側接合部112bが、ルーフパネル2のルーフ前端部21とスポット溶接により接合される(図3の×印のスポット溶接点参照)。
レール前端部111の車幅外側端部111aがルーフ前端部21に接合されることで、フロントルーフレール11の車幅外側端部111aにおける剛性を確保することができ、ルーフパネル2やフロントガラス60等の大型部品の支持剛性を確保することができる。よって、NV性能と部品支持剛性を両立させることができる。
ルーフパネル2は、外側接合部112aと内側接合部112bとの間に、フロントガラス60の固定部211を備える。固定部211は、フロントガラス60を固定する際の仮止め点となり、フロントガラス60を仮保持させた状態における剛性を確保することができる。すなわち、フロントガラス60をルーフパネル2に対して位置合わせを行った上で固定することができ、フロントガラス60を仮保持させた状態における保持剛性を確保することができる。よって、意匠部品同士の位置精度を向上することができ、意匠性が向上する。ちなみに、フロントルーフレール11にも固定部を設けた場合には、ルーフパネル2およびフロントルーフレール11のそれぞれに対して位置合わせをする必要があるため、位置精度が出し難いばかりか、ルーフパネル2とフロントルーフレール11との位置合わせも必要となるため、生産性が悪いことになる。本実施形態では、フロントルーフレール11の切欠き部112cから露出する部位にのみ固定部211(仮止め点)を設けているので、作業性および意匠部品同士の位置精度を向上することができる。
また、図5に示すように、固定部211(露出部)をルーフ前端部21に対して下方側に膨出形成することで、フロントガラス固定用のクリップ61を取り付けるためのクリアランスを確保することができる。
さらに、図5に示すように、外側接合部112aと内側接合部112bとの間に、ルーフパネル2から離間する下方側へ凹形状となる凹部115を設けることで、上記したように、固定部211(露出部)を膨出形成した場合でも固定部211(ルーフパネル2)とフロントルーフレール11との間のクリアランスを確保することができ、走行中の振動等によって、ルーフパネル2とフロントルーフレール11とが接触してビビリ音が発生することを防止することができる。よって、NV性能を向上することができる。
[変形例]
なお、本発明は、前記実施形態に限定されるものではなく、その技術的思想の範囲内で種々の改造及び変更が可能であり、本発明はこれら改造及び変更された発明にも及ぶことは勿論である。
1 車体
1a 車体側部
1b 前席のドア開口部
1c 後席のドア開口部
1d 車体上部
2 ルーフパネル
2a ビード
3 ルーフレール
4 ルーフサイドレール部
5 ピラー
11 フロントルーフレール
111 レール前端部
111a 外側端部
112 接合部
112a 外側接合部
112b 内側接合部
112c 切欠き部
113 支持部
114 作業用孔
12 センタルーフレール
13 リヤルーフレール
21 ルーフ前端部
211 固定部
31 レールアーチ
41 第1ルーフアーチ
42 第2ルーフアーチ
421,422,423 ルーフアーチ
60 フロントガラス
61 クリップ
C 車両

Claims (4)

  1. 車体上部に設けられるルーフパネルと、
    前記ルーフパネルの下方に設けられて車幅方向に延びるフロントルーフレールと、
    を備える車体上部構造であって、
    前記ルーフパネルのルーフ前端部と前記フロントルーフレールのレール前端部との間の前後方向距離が、車幅中央側に向かうにつれて離間するよう構成され、
    前記フロントルーフレールは、前記レール前端部における車幅方向外側端部に前記ルーフ前端部と接合される接合部を備えることを特徴とする車体上部構造。
  2. 前記ルーフパネルの前端部に上辺が支持されるフロントガラスを備え、
    前記接合部は、
    前記レール前端部における車幅方向外側端部に設けられる外側接合部と、
    該外側接合部よりも車幅内側に所定距離離間した位置に設けられる内側接合部と、からなり、
    前記ルーフパネルは、前記外側接合部と内側接合部との間に、前記フロントガラスの固定部を備えることを特徴とする請求項に記載の車体上部構造。
  3. 前記フロントルーフレールは、前記外側接合部と前記内側接合部との間に、車体後方側に凹形状となる切欠き部を備え、
    前記ルーフパネルは、前記切欠き部から露出する露出部を備え、
    前記露出部に前記固定部が形成されることを特徴とする請求項に記載の車体上部構造。
  4. 前記露出部は、前記ルーフ前端部に対して下方側に膨出するよう形成され、
    前記フロントルーフレールは、前記外側接合部と前記内側接合部との間に、前記ルーフパネルから離間する下方側へ凹形状となる凹部を備えることを特徴とする請求項に記載の車体上部構造。
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