JP6005427B2 - 車両用ドアフレーム - Google Patents

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本発明は車両用ドアフレームに関する。
特許文献1は車両ドアを開示している。この車両ドアは、金属製のドアパネルと、ドアパネルに固定した金属製のドアフレームと、ドアパネルに対して上下方向にスライド自在に支持したドアガラスと、を具備している。ドアガラスは上下にスライド可能であり、スライドすることによりドアパネルの上縁部とドアフレームの間に形成された窓孔を開閉する。さらにドアフレームは、ドアパネルの前端部から後ろ斜め上方に向かって延びるアッパサッシュと、ドアパネルの後端部から上方に延び、自身の上端部がアッパサッシュの後端部に接続する立柱サッシュと、を有している。
立柱サッシュは、主な構成要素としてガラスラン支持部材(ガイドサッシュ)と、ウェザストリップ支持部材(インナパネル)と、ガラスラン支持部材及びウェザストリップ支持部材の車外側面を覆う外装部材(アウタパネル)と、を具備している。
ガラスラン支持部材は、弾性材料からなるガラスランを保持するガラスラン保持部をフレーム内周側に有しており、ガラスランはドアガラスの縁部を摺動可能に支持する。ウェザストリップ支持部材は、弾性材料からなるウェザストリップを保持するウェザストリップ保持部をフレーム外周側に有している。また、ガラスラン支持部材の内周側端部とウェザストリップ支持部材の内周側端部には、互いに固定状態で接合する内周側接合部がそれぞれ形成してある。さらに、ガラスラン支持部材の外周側縁部及びウェザストリップ支持部材の外周側縁部の車外側端部には板状をなす外装部材取付部が形成してあり、両外装部材取付部の車外側面には、上下方向に延びる外装部材が接着等により固定してある。
特開2007−137200号公報
立柱サッシュの内周側の上端部はアッパサッシュの内周側の後端部に接続し、立柱サッシュの外周側の上端部はアッパサッシュの外周側の後端部に接続する。そのため立柱サッシュ(ガラスラン支持部材、ウェザストリップ支持部材)は、立柱サッシュの内周側を構成する部位であるガラスラン支持部材及びウェザストリップの内周側接合部の上端位置が、立柱サッシュの外周側を構成する部位であるウェザストリップ保持部の外装部材取付部の上端位置に比べて低くなるように形成される。
そしてガラスラン支持部材は、ロール成形や押し出し成形等によって一様断面の長尺状部材として成形した後に、この長尺状部材を長手方向に対して直交する平面に沿って切断することにより所定寸法とした部材である。そのためガラスラン支持部材の上端面は平坦であり、ガラスラン支持部材の内周側接合部の上端位置と外装部材取付部の上端位置は一致している。
ガラスラン支持部材とウェザストリップ支持部材は、両者の内周側接合部どうしを互いの上端位置を一致させた状態で接合することにより固定している。
しかし、このようにしてガラスラン支持部材とウェザストリップ支持部材を接合すると、ガラスラン支持部材の外装部材取付部の上端とウェザストリップ支持部材の外装部材取付部の上端の間に上下方向の段差が形成されてしまう。
そのためガラスラン支持部材及びウェザストリップ支持部材による外装部材の上端部の支持強度(接着強度)が内周側(ガラスラン側)と外周側(ウェザストリップ側)でばらついてしまい、ガラスラン支持部材及びウェザストリップ支持部材による外装部材の上端部の支持状態が不安定になるおそれがある。
本発明は、ウェザストリップ支持部材の外装部材取付部の上端位置が、ガラスラン支持部材の内周側端部の上端位置より高い場合においても、ガラスラン支持部材及びウェザストリップ支持部材の外装部材取付部によって外装部材の上端部を安定した状態で支持可能な車両用ドアフレームを提供することを目的とする。
本発明の車両用ドアフレームは、ガラスラン保持部をフレーム内周側に有し、かつ、上下方向に延びるガラスラン支持部材と、ウェザストリップ保持部をフレーム外周側に有し、かつ、上下方向に延びるウェザストリップ支持部材と、上記ガラスラン支持部材の内周側に形成した内周側端部と、上記ガラスラン支持部材及び上記ウェザストリップ支持部材の車外側端部にそれぞれ形成した、上下方向に延びる外装部材を固定するための板状をなす外装部材取付部と、を備える車両用ドアフレームにおいて、上記ウェザストリップ支持部材の上記外装部材取付部が、上記内周側端部の上端より上方まで延び、上記ガラスラン支持部材の上記外装部材取付部が、上記内周側端部の上端より上方まで延びる第一上方延長部を備え、上記ガラスラン支持部材が、上記第一上方延長部の側縁部全体から車内方向に突出する板状の第二上方延長部と、該第二上方延長部の側縁部全体からフレーム内周側に突出する板状の第三上方延長部とを備えることを特徴としている。
上記ガラスラン支持部材の上記内周側端部を、上記ウェザストリップ支持部材の内周側端部に対して接合する第一内周側接合部としてもよい。
上記ウェザストリップ支持部材の内周側端部に、上記第一内周側接合部と接合し、かつ、上端位置が上記第一内周側接合部の上端位置と一致する第二内周側接合部を形成してもよい。
本発明によれば、内周側端部の上端位置はウェザストリップ支持部材の外装部材取付部の上端より低い位置に位置する。しかしガラスラン支持部材の外装部材取付部が、内周側端部の上端より上方まで延びる第一上方延長部を具備しているので、ガラスラン支持部材の外装部材取付部の上端とウェザストリップ支持部材の外装部材取付部の上端の間の上下方向の段差を小さくすることが可能である。そのためガラスラン支持部材及びウェザストリップ支持部材の外装部材取付部によって外装部材の上端部を安定した状態で支持可能である。
さらにガラスラン支持部材の第一上方延長部とその他の部位の上端との間には段差が形成されるので、この段差(空間)に治具等を入れることが可能になるので、ガラスラン支持部材に隣接する部材(例えばウェザストリップ支持部材)に対して様々な加工を容易に行うことが可能になる。
加えて本発明は、ガラスラン支持部材が第一上方延長部の側縁部全体から車内方向に突出する板状の第二上方延長部と、第二上方延長部の側縁部全体からフレーム内周側に突出する板状の第三上方延長部を備えたので、第一上方延長部、第二上方延長部及び第三上方延長部(ガラスラン支持部材)の剛性が向上する。
請求項の発明のように、ガラスラン支持部材の内周側端部に形成した第一内周側接合部をウェザストリップ支持部材の内周側端部に対して接合するので、ウェザストリップ支持部材とガラスラン支持部材を強固に固定できる。
請求項の発明のように、ガラスラン支持部材の第一上方延長部(及び、第二上方延長部、第三上方延長部)とガラスラン支持部材のその他の部位の上端との間により大きな段差を形成できるので、この段差(空間)に対する治具等の挿入が容易になる。
本発明の一実施形態である右側のフロントドアの車内側から見た側面図である。 右側のフロントドアの立柱サッシュを車外側の前斜め上方から見た斜視図である。 立柱サッシュを車外側の斜め下方から見た斜視図である。 立柱サッシュ及びブラケットの車内側の後斜め上方から見た斜視図である。 立柱サッシュの車内側の後斜め上方から見た斜視図である。 立柱サッシュの車外側の前斜め上方から見た分解斜視図である。 立柱サッシュ及びブラケットの車内側の後斜め上方から見た分解斜視図である。 図1のVIII−VIII矢線に沿う断面図である。 図6のIX−IX矢線に沿う断面図である。 図1のX−X矢線に沿う断面図である。 図1のXI−XI矢線に沿う断面図である。 第一の変形例の図2と同様の斜視図である。 第一の変形例の図6と同様の分解斜視図である。 第一の変形例の図9と同様の断面図である。 第二の変形例の図5と同様の斜視図である。 第二の変形例のセンターピラーや外装部材等を省略して示す図8と同様の断面図である。 第二の変形例の図10と同様の断面図である。 第二の変形例の図11と同様の断面図である。 第三の変形例の左側のフロントドアの車外側から見た側面図である。 第四の変形例の右側のリアドアの車内側から見た側面図である。 第五の変形例の左側のリアドアの車外側から見た側面図である。
図1は自動車の前部座席用の右側の側面ドア10を示している。ドア10は、二点鎖線で概略形状を示すドアパネル12と、ドアパネル12の上部に枠状に形成されたドアフレーム14とを有し、ドアパネル12の上縁部とドアフレーム14の内縁部とで囲まれる窓開口16内にドアガラスGが昇降する。窓開口16に臨むドアフレーム14の内周側には弾性材からなるガラスランGRが配設されており、ドアガラスGの縁部がガラスランGRにより保持される(図8参照)。ドアフレーム14は、ドア上縁部を形成するアッパサッシュ18と、ドアパネル12の後部から上方へ延設された立柱サッシュ20を備えており、アッパサッシュ18の後端部と立柱サッシュ20の上端部がドアコーナー部で接合される。ドアパネル12は車外側のアウタパネルと車内側のインナパネル12(図1の符号12はインナパネルを図示している)を組み合わせて構成され、アッパサッシュ18の前方下部はミラーブラケット22を介してインナパネル12に固定され、立柱サッシュ20の下部はロックブラケット24を介してインナパネル12に固定される。ミラーブラケット22とロックブラケット24に対して、車両前後方向に延びるベルトラインリンフォース26が固定される。ドア10を閉じたとき、アッパサッシュ18は、図示しない車両ボディのルーフパネルのドア開口部に沿って位置し、立柱サッシュ20は、車両ボディのセンターピラーCP(図8参照)に沿って位置する。アッパサッシュ18と立柱サッシュ20の外周側には弾性材からなるウェザストリップWS1が配設されており、ドア10を閉じるとウェザストリップWS1が弾性変形して、ドア10と車両ボディの間を液密に塞ぐ(図8参照)。さらにセンターピラーCPにもウェザストリップWS2が設けてあり、ドア10を閉じるとウェザストリップWS2が弾性変形してドア10と車両ボディの間を液密に塞ぐ(図8参照)。以下の説明では、ドアフレーム14において窓開口16に臨む側を内周側と呼び、これと反対側の車両ボディ開口部に臨む側を外周側と呼ぶ。また、前方、後方、上方、下方、車内側、車外側といった方向の表現は、この前部座席用ドア10が取り付けられる自動車のボディを基準とした方向(「左右方向」は運転席から前方を見たときの方向)を意味する。
図2、図6等に示すように、立柱サッシュ20はガラスランチャンネル42とアウタ部材43とウェザストリップチャンネル44を組み合わせて構成されている。
ガラスランチャンネル42はアルミ材の押出成形又はロール成形により形成される長尺部材であり、車外側に位置する車外側壁45と、車外側壁45の外周側端部から車内側に延びるガラスラン保持底壁46と、ガラスラン保持底壁46から内周側に延びる車内側壁47と、車内側壁47の内周側端部を車外側に曲げて形成した被挟持部48とを有する。車内側壁47は、車外側壁45に対向する(車外側壁45と平行な)外周側壁部47aと車外側壁45に対向しない内周側壁部47bを有し、内周側壁部47bが外周側壁部47aよりも車内側に位置している。被挟持部48の先端は、概ね外周側壁部47aを内周側に延長した位置にある。
ガラスランチャンネル42は長尺部材として成形された後に、この長尺部材を切断することにより図示形状としたものである。ガラスランチャンネル42の下端は切断加工によって平坦面となっている。一方、ガラスランチャンネル42の上端は切断加工によって凹凸形状に加工されている。即ち、車外側壁45及びガラスラン保持底壁46の上端部は、車内側壁47及び被挟持部48の上端より上方まで延びる上方延長部45a、上方延長部46aとなっている(上方延長部46aは、ガラスラン保持底壁46のその他の部位に比べて左右幅が狭い)。車外側壁45の後縁部(外周側縁部)とガラスラン保持底壁46の右側縁部(車外側縁部)を接続する上下方向に延びる接続縁部は、断面略円弧状の湾曲部42aを構成している。ガラスランチャンネル42の上端の切断加工は、切断工具(図9の仮想線参照)を2回直線移動(図9中の矢印参照)させることにより行う。
アウタ部材43は、アルミ材のプレス成形により形成される長尺部材であり、車外側に位置する車外側壁50と、車外側壁50の内周側端部から車内側に延びる底壁51と、底壁51から車内側に延長されたウェザストリップ当接壁52と、ウェザストリップ当接壁52の車内側端部から内周側に延びる車内側壁53と、車内側壁53から離れて車外側に進むにつれて徐々に内周側に進む傾斜壁54と、傾斜壁54から角度を変えて車外側に延びる内周壁55と、内周壁55の車外側端部を外周側に折り返した折返部56を有する。
図2〜図6等に示すように車外側壁50は、上方から下方に進むにつれて徐々に幅を広くする形状である。さらに車外側壁50の下端は、底壁51、ウェザストリップ当接壁52、車内側壁53、傾斜壁54、内周壁55、及び、折返部56の下端より上方で終端している。車外側壁50の前縁部(内周側縁部)と底壁51の右側縁部(車外側縁部)を接続する上下方向に延びる接続縁部は、湾曲部42aと反対側に向かって湾曲する断面略円弧状の湾曲部50aを構成している。さらに底壁51の右側縁部の下端部は、湾曲部50aの車内側の始点(底壁51の車外側端部に接続する部位)より車外側に突出する車外側下端部50bを構成している。また底壁51の右側縁部には、湾曲部50aと車外側下端部50bの間に位置し、かつ、その車内側縁部が湾曲部50aの車内側の始点及び車外側下端部50bよりも車内側に位置する凹部50cが凹設してある。このように車外側下端部50bが湾曲部50aの車内側の始点より車外側に突出しているものの、湾曲部50aの下端と車外側下端部50bの上端との間に位置する凹部50cを底壁51に形成してあるので、湾曲部50aと車外側下端部50bを設計形状通りに加工することが可能である。
また内周壁55及び折返部56の上端位置は、車外側壁50を含むアウタ部材43のその他の部位の上端より下方に位置している。
ガラスランチャンネル42とアウタ部材43は、ガラスラン保持底壁46の外周側に底壁51を重ねて溶接で固定される。ガラスランチャンネル42とアウタ部材43はさらに、被挟持部48と折返部56の上端位置を一致させた上で、被挟持部48を折返部56で挟んで密着固定させるヘミング加工接合によっても固定される(図8参照)。このようにしてガラスランチャンネル42とアウタ部材43を固定すると、車外側壁45及び車外側壁50の上端位置と、被挟持部48及び折返部56の上端位置との間に上下方向の段差が生じる。なおアウタ部材43の上端部形状は、ガラスランチャンネル42とアウタ部材43を固定した後に、ガラスランチャンネル42の上端部の空間(車内側壁47及び被挟持部48の上端面と、車外側壁45及びガラスラン保持底壁46の上端部との間に形成される空間)に配置した治具(図示略)をアウタ部材43の底壁51の上端部に接触させ、図示を省略した切断工具によりアウタ部材43の上端部を切断することにより構成する。
さらにガラスランチャンネル42の湾曲部50aと、アウタ部材43の湾曲部42a(車外側壁50と隣接する部位。即ち、下部を除く部分)とには、上下方向に延びる態様で溶接が施されている。
ガラスランチャンネル42の車外側壁45とアウタ部材43の車外側壁50の車外側面に対しては、上下方向に延びる外装部材(ガーニッシュ)65が両面テープ66を介して取り付けられる。
ウェザストリップチャンネル44は、底壁51の外周側に溶接等で固定されるウェザストリップ保持底壁57と、ウェザストリップ保持底壁57の車外側と車内側の端部から外周側に突出する一対の保持爪58、59とを備えており、アルミ材のプレス成形によって形成される。なおウェザストリップチャンネル44を、アルミ材をロール成形したり、又は、押出成形することにより製造してもよい。
アウタ部材43とウェザストリップチャンネル44がウェザストリップ支持部材の構成要素である。
立柱サッシュ20のうち、ガラスランチャンネル42の車外側壁45、ガラスラン保持底壁46、及び、車内側壁47(被挟持部48)に囲まれる部分は、内部にガラスランを嵌合保持させるガラスラン保持部60を構成している。ガラスラン保持部60は内周側に向けて開かれた有底の箱形形状をなしている。アウタ部材43の車外側壁50、底壁51及びウェザストリップ当接壁52とウェザストリップチャンネル44とに囲まれる部分は、内部に弾性材料からなるウェザストリップWS1を嵌合保持させるウェザストリップ保持部61を構成する。ウェザストリップチャンネル44にはウェザストリップWS1の内周側端部が固定してある。
ガラスランチャンネル42の車内側壁47、アウタ部材43のウェザストリップ当接壁52、車内側壁53、傾斜壁54及び内周壁55に囲まれる部分は、角筒状(袋状)の中空断面のメインフレーム部62を構成する。メインフレーム部62の断面形状は立柱サッシュ20の上下方向の位置によって異なり、下方に進むにつれてウェザストリップ当接壁52と傾斜壁54の車内側への突出量が大きくなる。すなわち、下方に進むにつれてメインフレーム部62が徐々に車内側に長くなる。メインフレーム部62は、立柱サッシュ20の長手方向におけるいずれの断面位置でも車外側に開放された断面形状になっており、車内側壁53から離れて車外側に進むにつれて、底壁51及びウェザストリップ当接壁52からなる外周側の壁部と、傾斜壁54及び内周壁55からなる内周側の壁部との間隔が広くなる。
ロックブラケット24はアルミ材をプレス成形することにより得られた板状部材であり、前後方向の中央部を構成し車内側に向かって膨出する膨出部24aと、膨出部24aの前後両縁部から前方と後方に向かってそれぞれ延びる前側接続部24b及び後側接続部24cと、を具備している。また膨出部24aの後部は車内側から車外側に延びる延長部24dを構成している。さらに、延長部24dの車外側縁部と後側接続部24cの前縁部の接続部は、上下方向に延び、かつ、湾曲部42aと反対側に向かって湾曲する断面略円弧状の湾曲部24eを構成している。
図11に示すように、ガラスランチャンネル42及びアウタ部材43は、その下部を膨出部24a内に位置させた状態でロックブラケット24に対して溶接してある。具体的には、ロックブラケット24の上端が凹部50cの上下方向の中央部と対応する上下方向位置に位置する態様で、膨出部24aとメインフレーム部62を溶接している。
図10に示すように車外側壁45の下端近傍(凹部50cと同じ高さに位置する部分)と後側接続部24cの上部(凹部50cと同じ高さに位置する部分)の車外側面は同一平面上(略同一平面上も含む概念)に位置しており、車外側壁凹部50cは湾曲部42aの車内側の始点(ガラスラン保持底壁46の車外側端部に接続する部位)及び湾曲部24eの車内側の始点(延長部24dの車外側端部に接続する部位。湾曲部42aの始点より車内側に位置する)より車内側に位置している。
さらに図11に示すように車外側壁45の下端部(車外側下端部50bと同じ高さに位置する部分)と後側接続部24cの下部(車外側下端部50bと同じ高さに位置する部分)の車外側面は同一平面上(略同一平面上も含む概念)に位置しており、車外側下端部50bは車外側壁45及び後側接続部24cの車外側面と略同一平面上(略同一平面上も含む概念)に位置している。即ち、車外側壁45の下端部の湾曲部42aとロックブラケット24の下部の湾曲部24eの間に形成される空間の一部を車外側下端部50bが埋めている。そして図11に示すように、車外側壁45の下端部の湾曲部42aとロックブラケット24の下部の湾曲部24eには、上下方向に延びる態様で溶接70が車外側から施されている。
上記態様で立柱サッシュ20(ガラスランチャンネル42及びアウタ部材43)に対して溶接(固定)したロックブラケット24は、その前側接続部24bと後側接続部24cをインナパネル12の車内側面に対して溶接してある。その結果、立柱サッシュ20の下端部がインナパネル12の車内側面に対して固定される。
以上説明した本実施形態のドア10では、ガラスランチャンネル42の被挟持部48の上端位置が、ウェザストリップチャンネル44の車外側壁50の上端より低い位置に位置する。しかしガラスランチャンネル42の車外側壁45が、被挟持部48の上端より上方まで延びる上方延長部45aを具備しているので、ガラスランチャンネル42の上方延長部45a(車外側壁45)の上端とアウタ部材43の車外側壁50の上端の間の上下方向の段差を小さくすることが可能である。そのためガラスランチャンネル42の車外側壁45及びアウタ部材43の車外側壁50(両面テープ)によって外装部材65の上端部を安定した状態で支持可能である。
さらに車外側壁45の下端部の湾曲部42aとロックブラケット24の下部の湾曲部24eの間に形成される空間の一部を車外側下端部50bで埋めて、湾曲部42aと湾曲部24eの間に形成される空間を狭くした上で、車外側壁45の下端部の湾曲部42aとロックブラケット24の下部の湾曲部24eとを車外側から溶接70している。そのため少量の溶接材によりロックブラケット24、ガラスランチャンネル42、及び、アウタ部材43を簡単に溶接できる。
しかも溶接材が、ロックブラケット24、ガラスランチャンネル42、及び、アウタ部材43の三部材に跨って及ぶので、ロックブラケット24、ガラスランチャンネル42、及び、アウタ部材43の間の固定強度が向上する。
以上、本発明を上記実施形態に基づいて説明したが、本発明はこの実施形態に限定されるものではなく、様々な変形を施しながら実施可能である。
例えば、図12〜図14に示す第一の変形例の態様で実施してもよい。
第一の変形例の立柱サッシュ20’のガラスランチャンネル42’は、その上端部の形状がガラスランチャンネル42とは異なる。即ち、ガラスラン保持底壁46はその幅方向全体が上端位置まで延びており、ガラスラン保持底壁46の上端部は車内側壁47及び被挟持部48の上端より上方まで延びる上方延長部46a’となっている。さらに外周側壁部47aの上端部には、上方延長部45a及び上方延長部46a’の上端と同じ位置まで延びる上方延長部47a1が形成してある。
このように上方延長部45a、上方延長部46a、及び、上方延長部47a1の上端部の全体の断面形状は略コ字形をなしているので、上方延長部45a(及び、上方延長部46a’、上方延長部47a1)の剛性がガラスランチャンネル42の上方延長部45a(及び、ガラスラン保持底壁46)に比べて高くなる。
さらに上方延長部45a、上方延長部46a、及び、上方延長部47a1の上端部の断面形状を略コ字形にしているので、切断工具(図14の仮想線参照)を1回だけ直線移動(図14中の矢印参照)させるだけで、ガラスランチャンネル42’の上端の切断加工を行うことができるというメリットがある。
図15〜図18に示す第二の変形例の立柱サッシュ20’’のアウタ部材43’は、図16に示すように底壁51’の左右方向寸法が底壁51より長いため、湾曲部50aの車内側の始点が車外側壁45(及び車外側壁50、後側接続部24c)の車外側面、及び、車外側下端部50bより車外側に位置している。一方、車外側下端部50bの上端は、車外側壁50(湾曲部50a)の下端と同じ位置まで延びている。
このように湾曲部50aの車内側の始点が車外側下端部50bより車外側に位置しているので、底壁51に凹部50cを形成しなくても、湾曲部50aと車外側下端部50bを設計形状通りに加工することが可能である。
そして本変形例においても車外側下端部50bが、車外側壁45及び後側接続部24cと同一平面上(略同一平面上も含む概念)に位置しているので(車外側壁45の下端部の湾曲部42aとロックブラケット24の下部の湾曲部24eの間に形成される空間の一部を車外側下端部50bが埋めているので)、上記実施形態と同様に、少量の溶接材によりロックブラケット24、ガラスランチャンネル42、及び、アウタ部材43を簡単かつ強固に溶接できる。
また、上記実施形態及び図12〜図18の変形例では車外側下端部50bを車外側壁45及び後側接続部24cの車外側面が位置する一平面上に位置させているが、車外側下端部50bは、湾曲部42aの車内側の始点と湾曲部24eの車内側の始点のうちのより車内側に位置するもの(上記実施形態では湾曲部24eの始点だが、湾曲部42aの始点を湾曲部24eの始点より車内側に位置させてもよい)より車外側に位置すればよい(車外側壁45及び後側接続部24cの車外側面が位置する一平面上に位置させなくてもよい)。
また、凹部50cの車内側縁部を、湾曲部50aの車内側の始点と同じ車内外方向(左右方向)位置で終端させてもよい。
さらに車外側壁45の下端近傍(凹部50cと同じ高さに位置する部分)と後側接続部24cの上部(凹部50cと同じ高さに位置する部分)を同一平面上に位置させずに、車外側壁45と後側接続部24cの一方を他方に対して車外側に位置させてもよい。この場合は車外側下端部50bを、車外側壁45と後側接続部24cのうち他方に対して車外側に位置するものの車外側面と同一平面上(略同一平面上も含む概念)に位置させるのが好ましい。
また本発明を図19に示す左側のドア10の立柱サッシュ20に適用してもよい。このドア10は右側のドア10と左右対称をなす構造であるため、本発明を左側のドア10の立柱サッシュ20に適用する場合は、立柱サッシュ20の形状は図1〜図11(、及び、図12〜図18)とは左右対称となる。
同様に、本発明を図20に示す右側のリアドアであるドア75の立柱サッシュ81に適用してもよい。
このドア75は、二点鎖線で概略形状を示すドアパネル76と、ドアパネル76の上部に枠状に形成されたドアフレーム77とを有し、ドアパネル76の上縁部とドアフレーム77の内縁部とで囲まれる窓開口78内にドアガラス(図20では図示略)が昇降する。窓開口78に臨むドアフレーム77の内周側には弾性材からなるガラスラン(図20では図示略)が配設されており、ドアガラスの縁部がガラスランにより保持される。ドアフレーム77は、ドア上縁部を形成するアッパサッシュ79と、ドアパネル76の前部から上方へ延設された立柱サッシュ81を備えており、アッパサッシュ79の前端部と立柱サッシュ81の上端部がドアコーナー部で接合される。ドアパネル76は車外側のアウタパネルと車内側のインナパネル76(図20の符号76はインナパネルを図示している)を組み合わせて構成され、アッパサッシュ79の後方下部はブラケット80を介してインナパネル76に固定され、立柱サッシュ81の下部はブラケット82を介してインナパネル76に固定される。ブラケット80とブラケット82に対して、車両前後方向に延びるベルトラインリンフォース83が固定される。ドア75を閉じたとき、アッパサッシュ79は、図示しない車両ボディのルーフパネルのドア開口部に沿って位置し、立柱サッシュ81は、車両ボディのセンターピラーCPに沿って位置する。アッパサッシュ79と立柱サッシュ81の外周側には弾性材からなるウェザストリップ(図20では図示略)が配設されており、ドア75を閉じるとウェザストリップが弾性変形して、ドア75と車両ボディの間を液密に塞ぐ。
この立柱サッシュ81もガラスランチャンネル42(ガラスランチャンネル42’)、アウタ部材43(アウタ部材43’)、及び、ウェザストリップチャンネル44に対応する部材(左側のドア10のガラスランチャンネル42(ガラスランチャンネル42’)、アウタ部材43(アウタ部材43’)、及び、ウェザストリップチャンネル44と、それぞれ略前後対称をなす形状)を具備しており、さらに車外側面には外装部材65に対応する外装部材が取り付けてある。さらに立柱サッシュ81の下端部にブラケット82(ロックブラケット24に対応する構造)が溶接してある。
さらに本発明を図21に示す右側のドア75の立柱サッシュ81に適用してもよい。このドア75は右側のドア75と左右対称をなす構造であるため、本発明を右側のドア75の立柱サッシュ81に適用する場合は、立柱サッシュ81の形状は図20の場合とは左右対称となる。
10 ドア(フロントドア)
12 ドアパネル(インナパネル)
14 ドアフレーム
16 窓開口
18 アッパサッシュ
20 20’ 20’’ 立柱サッシュ
22 ミラーブラケット
24 ロックブラケット(ブラケット)
24a 膨出部
24b 前側接続部
24c 後側接続部(パネル接合部)
24d 延長部(第三延長部)
24e 湾曲部(第三湾曲部)
26 ベルトラインリンフォース
42 42’ ガラスランチャンネル(ガラスラン支持部材)
42a 湾曲部(第一湾曲部)
43 43’ アウタ部材(ウェザストリップ支持部材)
44 ウェザストリップチャンネル(ウェザストリップ支持部材)
45 車外側壁(外装部材取付部)(第一取付部)
45a 上方延長部(第一上方延長部)
46 ガラスラン保持底壁(第一延長部)
46a 46a’ 上方延長部(第二上方延長部)
47 車内側壁
47a 外周側壁部
47a1 上方延長部(第三上方延長部)
47b 内周側壁部
48 被挟持部(内周側端部)(第一内周側接合部)
50 車外側壁(外装部材取付部)(第二取付部)
50a 湾曲部(第二湾曲部)
50b 車外側下端部
50c 凹部
51 底壁(第二延長部)
52 ウェザストリップ当接壁
53 車内側壁
54 傾斜壁
55 内周壁
56 折返部(第二内周側接合部)
58 59 保持爪
60 ガラスラン保持部
61 ウェザストリップ保持部
62 メインフレーム部
65 外装部材(ガーニッシュ)
66 両面テープ
70 溶接
75 ドア(リアドア)
76 ドアパネル(インナパネル)
77 ドアフレーム
78 窓開口
79 アッパサッシュ
80 ブラケット
81 立柱サッシュ
82 ブラケット
83 ベルトラインリンフォース
CP センターピラー
G ドアガラス
GR ガラスラン
WS1 WS2 ウェザストリップ

Claims (3)

  1. ガラスラン保持部をフレーム内周側に有し、かつ、上下方向に延びるガラスラン支持部材と、
    ウェザストリップ保持部をフレーム外周側に有し、かつ、上下方向に延びるウェザストリップ支持部材と、
    上記ガラスラン支持部材の内周側に形成した内周側端部と、
    上記ガラスラン支持部材及び上記ウェザストリップ支持部材の車外側端部にそれぞれ形成した、上下方向に延びる外装部材を固定するための板状をなす外装部材取付部と、
    を備える車両用ドアフレームにおいて、
    上記ウェザストリップ支持部材の上記外装部材取付部が、上記内周側端部の上端より上方まで延び、
    上記ガラスラン支持部材の上記外装部材取付部が、上記内周側端部の上端より上方まで延びる第一上方延長部を備え
    上記ガラスラン支持部材が、上記第一上方延長部の側縁部全体から車内方向に突出する板状の第二上方延長部と、該第二上方延長部の側縁部全体からフレーム内周側に突出する板状の第三上方延長部とを備えること
    を特徴とする車両用ドアフレーム。
  2. 請求項記載の車両用ドアフレームにおいて、
    上記ガラスラン支持部材の上記内周側端部を、上記ウェザストリップ支持部材の内周側端部に対して接合する第一内周側接合部とした車両用ドアフレーム。
  3. 請求項記載の車両用ドアフレームにおいて、
    上記ウェザストリップ支持部材の内周側端部に、上記第一内周側接合部と接合し、かつ、上端位置が上記第一内周側接合部の上端位置と一致する第二内周側接合部を形成した車両用ドアフレーム。

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