JP5848285B2 - 車両用ドア - Google Patents

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Description

本発明は、インナパネルとアウタパネルとを接合してドアパネルが構成され、ドアパネルにドアサッシュが設けられた車両用ドアに関する。
車両用ドアのなかには、ドアパネルがインナパネルおよびアウタパネルで形成され、ドアパネルの上縁部途中からドアサッシュが上方に向けて延び、上縁部の一部(以下、段部という)がドアサッシュから前縁部まで延出されたものが知られている。
段部は、インナパネルのうち段部に相当するインナ部位と、アウタパネルのうち段部に相当するアウタ部位とが接合されることにより形成されている。
具体的には、アウタ部位を車幅方向内側に折り曲げ、折り曲げられたアウタ部位にインナ部位の上縁を突き合わせることにより接合代を確保する。アウタ部位にインナ部位の上縁を突き合わせた状態で、接合代を接着剤や溶接(例えば、ミグ溶接)で接合することにより段部が形成される(例えば、特許文献1参照。)。
上縁部の一部を形成する段部をドアサッシュから前縁部まで延出することにより、ドアサッシュがドアパネルの前縁部より車体後方に設けられる。よって、ドアサッシュの車体前方に三角窓用の広い空間を確保することが可能になる。
特許第4196688号公報
しかし、特許文献1の段部は、接着剤やミグ溶接用の接合代を確保するために、アウタ部位を車幅方向内側に折り曲げる必要がある。このため、段部の上縁部が車幅方向に幅広に張り出され、この観点から改良の余地が残されていた。
さらに、インナ部位およびアウタ部位を接着剤やミグ溶接を用いて接合するため、接着剤や溶接棒などの余分な部材(部品)が必要になり、そのことがコストや重量を抑える妨げになっていた。
本発明は、ドアパネル(段部)を車幅方向に幅狭に形成でき、さらに、接着剤や溶接棒などの余分な部材(部品)を不要にすることによりコストや重量を抑えることができる車両用ドアを提供することを課題とする。
請求項1に係る発明は、インナパネルとアウタパネルとを接合してドアパネルが構成され、該ドアパネルにドアサッシュが上下方向に延在するように設けられた車両用ドアにおいて、前記ドアパネルの前端において上下方向に延在するドア前端縁部と、前記ドア前端縁部より車体後方に前記ドアサッシュが設けられ、該ドアサッシュの前端において上下方向に延在するサッシュ前端縁部と、前記サッシュ前端縁部から車体前方に延出され、前記ドア前端縁部の上端に接続される段部と、を有し、前記段部は、前記インナパネルのうち前記段部に相当するインナ部位と、前記アウタパネルのうち前記段部に相当するアウタ部位とをヘミング加工で接合することにより形成され、さらに、車両用ドアは、前記インナパネルおよび前記アウタパネルの間に設けられた第1補強部材を備え、前記第1補強部材は、前記段部において前記インナ部位および前記アウタ部位とともにヘミング加工により接合されることを特徴とする。
請求項2は、前記ドアサッシュは、前記ドアサッシュの内壁を形成するインナサッシュパネルと、前記ドアサッシュの外壁を形成するアウタサッシュパネルと、を有し、前記サッシュ前端縁部は、前記インナサッシュパネルのうち前記サッシュ前端縁部に相当するインナサッシュ部位と、前記アウタサッシュパネルのうち前記サッシュ前端縁部に相当するアウタサッシュ部位とをヘミング加工で接合することにより、前記段部に連続するように形成されることを特徴とする。
請求項3は、前記第1補強部材は、前記ドアサッシュに接合されることを特徴とする。
請求項は、前記インナサッシュパネルおよび前記アウタサッシュパネル間に第2補強部材を備え、前記第2補強部材は、前記インナサッシュパネルに接合された内壁と、前記アウタサッシュパネルに接合された外壁と、前記内壁および前記外壁を連結する底壁部と、を有し、前記内壁、前記外壁および前記底壁部で前記第2補強部材が断面略コ字状に形成され、該第2補強部材に前記第1補強部材が接合されることにより、前記第1補強部材が前記第2補強部材を介して前記ドアサッシュに接合されることを特徴とする。
請求項は、前記サッシュ前端縁部および前記段部がヘミング加工により面一に形成されることを特徴とする。
請求項は、前記第1補強部材は、前記ドアサッシュよりも車体後方側にて前記アウタパネルに接合されることを特徴とする。
請求項は、前記アウタパネルに車体外側からドアミラーが配置された状態で、該ドアミラーが前記第1補強部材に取り付けられることを特徴とする。
請求項1に係る発明では、インナパネルのインナ部位とアウタパネルのアウタ部位とをヘミング加工で接合して段部を形成するようにした。これにより、段部の車幅方向の幅寸法をインナ部位やアウタ部位の板厚寸法(のみ)に抑えることができ、段部(すなわち、ドアパネルの上縁部)を車幅方向に対して幅狭に形成できる。
さらに、インナ部位およびアウタ部位をヘミング加工で段部を形成することにより、インナ部位およびアウタ部位を接着剤や溶接(例えば、ミグ溶接)を用いて接合する必要がない。これにより、接着剤や溶接棒などの余分な部材(部品)を不要にすることが可能になり、車両用ドアのコストや重量を抑えることができる。
また、請求項1に係る発明では、インナ部位およびアウタ部位とともに第1補強部材をヘミング加工により接合するようにした。これにより、第1補強部材をインナ部位やアウタ部位に別工程で個別に接合する場合と比べて、ドアパネルを形成する工数(工程)を減らすことができる。
請求項2に係る発明では、インナサッシュパネルのインナサッシュ部位とアウタサッシュパネルのアウタサッシュ部位とをヘミング加工で接合してサッシュ前端縁部を形成するようにした。これにより、サッシュ前端縁部および段部をヘミング加工で一体的に連続させることができるので、車両用ドアの高い意匠性を実現できる。
請求項3に係る発明では、第1補強部材をドアサッシュに接合させた。よって、第1補強部材をドアサッシュで一層良好に補強できる。これにより、第1補強部材の剛性をドアサッシュでさらに高めることが可能になり、さらに、ヘミング加工による段部の接合状態を一層安定させることができる。
請求項に係る発明では、インナサッシュパネルおよびアウタサッシュパネル間に第2補強部材を備え、第2補強部材を断面略コ字状に形成した。第2補強部材を断面略コ字状に形成することにより第2補強部材の剛性を確保できる。この第2補強部材に第1補強部材を接合することにより、第1補強部材を、第2補強部材を介してドアサッシュに接合するようにした。
これにより、第1補強部材の剛性を第2補強部材やドアサッシュで高めることができ、第1補強部材の車幅方向への変形をドアサッシュで一層良好に防ぐことができ、ヘミング加工による段部の接合状態を一層安定させることができる。
請求項に係る発明では、サッシュ前端縁部および段部をヘミング加工で面一に形成するようにした。これにより、サッシュ前端縁部および段部の境界を平坦な状態に連続させることができるので、車両用ドアの一層高い意匠性を実現できる。
請求項に係る発明では、ドアサッシュよりも車体後方側にてアウタパネルに第1補強部材を接合させた。ここで、第1補強部材はサッシュ前端縁部(すなわち、ドアサッシュ)より車体前方側の段部に接合されている。よって、ドアサッシュを挟んだ車体前後方向の2箇所で第1補強部材をアウタパネルに接合でき、第1補強部材やアウタパネルをドアサッシュで補強できる。
第1補強部材やアウタパネルを補強することにより、第1補強部材やアウタパネルの車幅方向への変形をドアサッシュで防ぐことができる。これにより、第1補強部材を安定させた状態に取り付けることができるので、ヘミング加工による段部の接合状態を安定させることができる。
請求項に係る発明では、ドアミラーを第1補強部材に取り付けるようにした。第1補強部材は剛性の高い部材である。剛性の高い第1補強部材にドアミラーを取り付けることにより、ドアミラーを車両用ドアに強固に取り付けることができる。
本発明に係る車両用ドアを備えた車両を示す傾斜図である。 図1の車両用ドアからドアミラーを外した状態を示す分解斜視図である。 図2の車両用ドアを示す分解斜視図である。 図2の車両用ドアをインナパネル側から見た状態を示す斜視図である。 図4の車両用ドアの要部を切断した状態で示す斜視図である。 図6(a)は図4の6a−6a線断面図、図6(b)は図4の6b−6b線断面図である。 図1の7−7線断面図である。 図1の車両用ドアからアウタパネルを外した状態を示す斜視図である。 図4の9−9線断面図である。 本発明に係る車両用ドアをドアパネルの上縁部の上方で水平に破断した状態を示す斜視図である。 図10の11部拡大図である。 図1の12−12線断面図である。
本発明を実施するための最良の形態を添付図に基づいて以下に説明する。なお、「前(Fr)」、「後(Rr)」、「左(L)」、「右(R)」は運転者から見た方向にしたがう。
実施例に係る車両用ドア20について説明する。
図1に示すように、車両10は、車体11の下側部に設けられたサイドシル12と、サイドシル12の前端部12aから上方に立ち上げられたフロントピラー13と、サイドシル12の途中12bから上方に立ち上げられたセンタピラー(図示せず)と、センタピラーおよびフロントピラー13の各上端部13aに架け渡されたルーフレール15とを備えている。
さらに、車両10は、フロントピラー13の開口部16に設けられたフロントコーナガラス(三角窓ガラス)17と、サイドシル12、フロントピラー13、センタピラーおよびルーフレール15で形成されたドア開口部18と、ドア開口部18に開閉自在に設けられた車両用ドア20とを備えている。
車両用ドア20は、フロントピラー13にヒンジ(図示せず)を介して開閉自在に取り付けられたドアパネル21と、ドアパネル21の内部に設けられた第1補強部材22(図3も参照)と、ドアパネル21に設けられたサッシュ部材23と、サッシュ部材23の内部に設けられた第2補強部材24(図3も参照)と、ドアパネル21(具体的には、第1補強部材22)に取り付けられたドアミラー25とを備えている。
図2、図3に示すように、車両用ドア20は、ドアパネル21のインナパネル27およびサッシュ部材23のインナサッシュパネル51が一体成形され、ドアパネル21のアウタパネル28およびサッシュ部材23のアウタサッシュパネル52が一体成形されたプレスドアである。
ドアパネル21は、車室側に配置されるインナパネル27と、車外側に配置されるアウタパネル28とを有する。
インナパネル27は、車室側に配置されることによりドアパネル21の内壁を形成するパネルである。アウタパネル28は、車外側に配置されることによりドアパネル21の外壁を形成するパネルである。
インナパネル27およびアウタパネル28の周縁(サイド窓ガラスの収納箇所を除く)が接合されることによりドアパネル21が構成されている。
このドアパネル21は、ドアパネル21の前端21aにおいて上下方向に延在するドア前端縁部31と、ドア前端縁部31の上端31aからサッシュ部材23(具体的には、前ドアサッシュ45)まで延びる段部32とを有する。
図4、図5に示すように、ドア前端縁部31は、インナパネル27のうちドア前端縁部31に相当するインナ前部位36と、アウタパネル28のうちドア前端縁部31に相当するアウタ前部位37とがヘミング加工で接合されている。
具体的には、インナ前部位36およびアウタ前部位37が重ね合わされ、アウタ前部位37の周縁部37aがインナ前部位36にヘミング加工で折り曲げられる。周縁部37aが折り曲げられることにより、アウタ前部位37でインナ前部位36が挟持される。これにより、アウタ前部位37およびインナ前部位36が接合され、アウタ前部位37およびインナ前部位36でドア前端縁部31が形成される。
ドア前端縁部31をヘミング加工で形成することにより、ドア前端縁部31の車幅方向の幅寸法W1をインナ前部位36およびアウタ前部位37の板厚寸法(のみ)に抑えることができる。
さらに、ドア前端縁部31をヘミング加工で段部を形成することにより、インナ前部位36およびアウタ前部位37を接着剤や溶接(例えば、ミグ溶接)を用いて接合する必要がない。
段部32は、ドアパネル21の上縁部21bのうち、サッシュ部材23(具体的には、サッシュ前端縁部54)より車体前方の部位である。
換言すれば、段部32は、サッシュ前端縁部54の基部54aから車体前方に略水平に延出され、ドア前端縁部31の上端31aに接続(連結)されている。
この段部32は、インナパネル27のうち段部32に相当するインナ段部位(インナ部位)41と、インナパネル27およびアウタパネル28間に介在された第1補強部材22と、アウタパネル28のうち段部32に相当するアウタ段部位(アウタ部位)42とがヘミング加工で接合されている。
具体的には、段部32は、インナ段部位41およびアウタ段部位42がヘミング加工で接合された前段部33と、インナ段部位41、第1補強部材22およびアウタ段部位42がヘミング加工で接合された後段部34とを有する。
図5、図6(a)に示すように、前段部33は、インナ段部位41の前半部41aおよびアウタ段部位42の前半部42aが重ね合わされ、前半部42aの周縁部42bがインナ段部位41の前半部41aにヘミング加工で折り曲げられる。周縁部42bが折り曲げられることにより、アウタ段部位42の前半部42aでインナ段部位41の前半部41aが挟持される。
これにより、インナ段部位41およびアウタ段部位42の各前半部41a,42aが接合され、各前半部41a,42aで前段部33が形成される。
前段部33をヘミング加工で形成することにより、前段部33の車幅方向の幅寸法W1をインナ段部位41やアウタ段部位42の板厚寸法(のみ)に抑えることができる。
図5、図6(b)に示すように、後段部34は、インナ段部位41の後半部41b、第1補強部材22の前上接合部66およびアウタ段部位42の後半部42cが重ね合わされ、後半部42cの周縁部42dがインナ段部位41の後半部41bにヘミング加工で折り曲げられる。周縁部42dが折り曲げられることにより、アウタ段部位42の後半部42cで第1補強部材22の前上接合部66およびインナ段部位41の後半部41bが挟持される。
これにより、インナ段部位41の後半部41b、第1補強部材22の前上接合部66およびアウタ段部位42の後半部42cが接合され、後半部41b、前上接合部66および後半部42cで後段部34が形成される。
後段部34をヘミング加工で形成することにより、後段部34の車幅方向の幅寸法W2をインナ段部位41、第1補強部材22およびアウタ段部位42の板厚寸法(のみ)に抑えることができる。
このように、前段部33および後段部34(すなわち、段部32)をヘミング加工で形成することにより、段部32の車幅方向の幅寸法W1,W2を小さく抑えることができる。これにより、段部32(すなわち、ドアパネル21の上縁部21b)を車幅方向に対して幅狭に形成できる。
さらに、インナ段部位41およびアウタ段部位42をヘミング加工で段部を形成することにより、インナ段部位41およびアウタ段部位42を接着剤や溶接(例えば、ミグ溶接)を用いて接合する必要がない。
これにより、接着剤や溶接棒などの余分な部材(部品)を不要にすることが可能になり、車両用ドア20のコストや重量を抑えることができる。
図1に戻って、車両用ドア20は、上縁部21b(すなわち、ドアベルトライン部)の上方にサッシュ部材23を備えている。
ドアベルトライン部とは、ドアパネル21の上縁部21bに相当する部位である。
サッシュ部材23は、フロントピラー13に沿って配置される前ドアサッシュ(ドアサッシュ)45と、センタピラーに沿って配置される後ドアサッシュ46と、前ドアサッシュ45および後ドアサッシュ46の各上端部45a,46aに架け渡された上ドアサッシュ47とを備えている。
前ドアサッシュ45および後ドアサッシュ46でサイド窓ガラスが昇降自在に支持されている。
図3、図4に示すように、前ドアサッシュ45は、ドアパネル21の上縁部21bのうちドア前端縁部31より車体後方の部位21cに設けられ、フロントピラー13の後辺に沿って上下方向に延在されている。
この前ドアサッシュ45は、車室側に配置されるインナサッシュパネル51と、車外側に配置されるアウタサッシュパネル52とを有する。
インナサッシュパネル51は、ドアパネル21のインナパネル27と一体に形成(一体成形)されている。このインナサッシュパネル51は、車室側に配置されることにより前ドアサッシュ45の内壁を形成するパネルである。
また、アウタサッシュパネル52は、ドアパネル21のアウタパネル28と一体に形成(一体成形)されている。このアウタサッシュパネル52は、車外側に配置されることによりサッシュ部材23の外壁を形成するパネルである。
図5、図7に示すように、前ドアサッシュ45は、前ドアサッシュ45の前端45bにおいて上下方向に延在するサッシュ前端縁部54とを有する。
サッシュ前端縁部54は、インナサッシュパネル51のうちサッシュ前端縁部54に相当するインナサッシュ部位56と、アウタサッシュパネル52のうちサッシュ前端縁部54に相当するアウタサッシュ部位57とをヘミング加工で接合されている。
具体的には、インナサッシュ部位56およびアウタサッシュ部位57が重ね合わされ、アウタサッシュ部位57の周縁部57aがインナサッシュ部位56にヘミング加工で折り曲げられる。周縁部57aが折り曲げられることにより、アウタサッシュ部位57でインナサッシュ部位56が挟持される。
これにより、アウタサッシュ部位57およびインナサッシュ部位56が接合され、アウタサッシュ部位57およびインナサッシュ部位56でサッシュ前端縁部54が形成される。
サッシュ前端縁部54を、ドア前端縁部31や段部32と同様に、ヘミング加工で形成することにより、サッシュ前端縁部54の車幅方向の幅寸法W1をアウタサッシュ部位57およびインナサッシュ部位56の板厚寸法(のみ)に抑えることができる。
さらに、サッシュ前端縁部54をヘミング加工で形成することにより、アウタサッシュ部位57およびインナサッシュ部位56を接着剤や溶接(例えば、ミグ溶接)を用いて接合する必要がない。
また、サッシュ前端縁部54を、段部32と同様に、ヘミング加工で形成することにより、サッシュ前端縁部54および段部32がヘミング加工で一体的に連続するように形成される。
さらに、サッシュ前端縁部54および段部32がそれぞれヘミング加工で接合されることにより、サッシュ前端縁部54および段部32が面一に形成されている。換言すれば、サッシュ前端縁部54および段部32間に段差がなく平坦に形成されている。
このように、サッシュ前端縁部54および段部32を一体的に連続させ、さらに、面一に形成することにより、サッシュ前端縁部54および段部32の境界を平坦な状態で連続させることができる。これにより、車両用ドア20の外観性(意匠性)を高めることができる。
図2、図6(b)に戻って、インナパネル27およびアウタパネル28の間に第1補強部材22が収納されている。第1補強部材22は、ドアパネル21の上縁部21bのうち前ドアサッシュ45の基部45c近傍に接合されている。
図8に示すように、第1補強部材22は、前後の縁部22a,22b、上縁部22cおよび下縁部22dで側面視略矩形状に形成されている。この第1補強部材22は、前後の縁部22a,22bおよび下縁部22dに沿ってアウタパネル28側に隆起された略コ字状に外隆起部61と、外隆起部61に形成された複数のリブ62と、中央22eからアウタパネル28側に隆起された複数の中央隆起部63とを有する。
第1補強部材22に外隆起部61、複数のリブ62や複数の中央隆起部63を形成することにより第1補強部材22の剛性が高く保たれている。
この第1補強部材22は、上縁部22cに設けられた接合上突片65、前上接合部66および後上接合部67と、中央隆起部63に設けられた複数の取付孔68(実施例では、3個の取付孔を例示する)とを有する。
接合上突片65は、上縁部22cの中央から上方に向けて突出されることにより第2補強部材24(具体的には、外壁74)の表面74aに沿って配置されている。
この接合上突片65は、外壁74の表面74aに車幅方向外側から接触され、例えば、表面74aにスポット溶接で接合されている(図12も参照)。
図5、図7に戻って、前上接合部66は、接合上突片65(図8参照)の車体前方に設けられることにより、前ドアサッシュ45の車体前方に配置されている。この前上接合部66は、段部32の後段部34においてインナパネル27(インナ段部位41)およびアウタパネル28(アウタ段部位42)とともにヘミング加工により接合されている。
これにより、第1補強部材22の前上接合部66を段部32の後段部34に別工程で個別に接合する場合と比べて、ドアパネル21を形成する工数(工程)を減らすことができる。
図4、図9に示すように、後上接合部67は、接合上突片65(図8参照)の車体後方に設けられることにより前ドアサッシュ45の車体後方に配置されている。この後上接合部67は、アウタパネル28のアウタ後接合部43に車幅方向内側から接触され、例えば、アウタ後接合部43にスポット溶接で接合されている。
ここで、図2に戻って、第1補強部材22の前上接合部66がサッシュ前端縁部54(すなわち、前ドアサッシュ45)より車両前方側の段部32の後段部34に接合されている(図6も参照)。
よって、前ドアサッシュ45を挟んだ車体前後方向の2箇所(アウタ後接合部43、段部32の後段部34)で第1補強部材22がアウタパネル28に接合されている。これにより、第1補強部材22やアウタパネル28が前ドアサッシュ45で補強されている。
第1補強部材22やアウタパネル28を前ドアサッシュ45で補強することにより、第1補強部材22やアウタパネル28の車幅方向への変形を前ドアサッシュ45で防ぐことができる。
これにより、第1補強部材22を安定させた状態に取り付けることができるので、ヘミング加工による段部32の後段部34の接合状態を安定させることができる。
図2、図10に示すように、前ドアサッシュ45のインナサッシュパネル51およびアウタサッシュパネル52間に第2補強部材24が設けられている(図7も参照)。
第2補強部材24は、ドアパネル21のインナパネル27およびアウタパネル28間に基部24aが配置され、基部24aが支持部材71でアウタパネル28の内部に支持されている。この第2補強部材24は、前ドアサッシュ45の内部に介在された状態で、前ドアサッシュ45に沿って基部24aから上下方向に延在されている。
図7、図11に示すように、第2補強部材24は、基部24aの上方部位が、インナサッシュパネル51の内面51aに接合された内壁73と、アウタサッシュパネル52の内面52aに接合された外壁74と、内壁73の前辺73aおよび外壁74の前辺74bを連結する底壁部75とを有する。
すなわち、第2補強部材24は前ドアサッシュ45に接合されている。
内壁73、外壁74および底壁部75で第2補強部材24が断面略コ字状に形成されている。第2補強部材24を断面略コ字状に形成することにより第2補強部材24の剛性を確保できる。
この剛性の高い第2補強部材24の外壁74(具体的には、表面74a)に、第1補強部材22の接合上突片65が車幅方向外側から溶接(例えば、スポット溶接)で接合されている。よって、第1補強部材22が、第2補強部材24の外壁74を介して前ドアサッシュ45に接合されている。
第1補強部材22が第2補強部材24を介して前ドアサッシュ45に接合されることにより、第1補強部材22が第2補強部材24や前ドアサッシュ45で良好に補強される。これにより、第1補強部材22の剛性を第2補強部材24や前ドアサッシュ45で高めることが可能になり、第1補強部材22の車幅方向への変形を良好に防ぐことができる。
さらに、第1補強部材22の剛性を第2補強部材24や前ドアサッシュ45で高めることにより、ヘミング加工による段部32の後段部34の接合状態を一層安定させることができる。
図2、図12に示すように、アウタパネル28に車体外側からドアミラー25のミラー基部26が配置された状態で、ミラー基部26がアウタパネル28および第1補強部材22に複数のボルト81・ナット82で取り付けられている。
よって、第1補強部材22がボルト81・ナット82でアウタパネル28に締結される。さらに、第1補強部材22の前上接合部66および後上接合部67がアウタパネル28に接合されている。これにより、第1補強部材22がアウタパネル28に強固に取り付けられている。
さらに、図8に示すように、第1補強部材22に外隆起部61、複数のリブ62および複数の中央隆起部63が設けられることにより第1補強部材22の剛性が高く形成されている。
このように、剛性の高い第1補強部材22にドアミラー25を取り付けることにより、ドアミラー25を車両用ドア20に強固に取り付けることができる。
なお、本発明に係る車両用ドアは、前述した実施例に限定されるものではなく適宜変更、改良などが可能である。
例えば、前記実施例で示した車両、車両用ドア、ドアパネル、第1補強部材、第2補強部材、ドアミラー、インナパネル、アウタパネル、ドア前端縁部、段部、インナ段部位、アウタ段部位、前ドアサッシュ、インナサッシュパネル、アウタサッシュパネル、サッシュ前端縁部、インナサッシュ部位、アウタサッシュ部位、内壁、外壁および底壁部などの形状や構成は例示したものに限定するものではなく適宜変更が可能である。
本発明の車両用ドアは、インナパネルとアウタパネルとを接合してドアパネルが構成され、ドアパネルからドアサッシュが立設された自動車への適用に好適である。
10…車両、20…車両用ドア、21…ドアパネル、21a…ドアパネルの前端、22…第1補強部材、24…第2補強部材、25…ドアミラー、27…インナパネル、28…アウタパネル、31…ドア前端縁部、31a…ドア前端縁部の上端、32…段部、41…インナ段部位(インナ部位)、42…アウタ段部位(アウタ部位)、45…前ドアサッシュ(ドアサッシュ)、45b…前ドアサッシュの前端、51…インナサッシュパネル、52…アウタサッシュパネル、54…サッシュ前端縁部、56…インナサッシュ部位、57…アウタサッシュ部位、73…内壁、74…外壁、75…底壁部。

Claims (7)

  1. インナパネルとアウタパネルとを接合してドアパネルが構成され、該ドアパネルにドアサッシュが上下方向に延在するように設けられた車両用ドアにおいて、
    前記ドアパネルの前端において上下方向に延在するドア前端縁部と、
    前記ドア前端縁部より車体後方に前記ドアサッシュが設けられ、該ドアサッシュの前端において上下方向に延在するサッシュ前端縁部と、
    前記サッシュ前端縁部から車体前方に延出され、前記ドア前端縁部の上端に接続される段部と、を有し、
    前記段部は、
    前記インナパネルのうち前記段部に相当するインナ部位と、前記アウタパネルのうち前記段部に相当するアウタ部位とをヘミング加工で接合することにより形成され
    さらに、車両用ドアは、
    前記インナパネルおよび前記アウタパネルの間に設けられた第1補強部材を備え、
    前記第1補強部材は、
    前記段部において前記インナ部位および前記アウタ部位とともにヘミング加工により接合されることを特徴とする車両用ドア。
  2. 前記ドアサッシュは、
    前記ドアサッシュの内壁を形成するインナサッシュパネルと、
    前記ドアサッシュの外壁を形成するアウタサッシュパネルと、を有し、
    前記サッシュ前端縁部は、
    前記インナサッシュパネルのうち前記サッシュ前端縁部に相当するインナサッシュ部位と、前記アウタサッシュパネルのうち前記サッシュ前端縁部に相当するアウタサッシュ部位とをヘミング加工で接合することにより、前記段部に連続するように形成されることを特徴とする請求項1記載の車両用ドア。
  3. 前記第1補強部材は、
    前記ドアサッシュに接合されることを特徴とする請求項記載の車両用ドア。
  4. 前記インナサッシュパネルおよび前記アウタサッシュパネル間に第2補強部材を備え、
    前記第2補強部材は、
    前記インナサッシュパネルに接合された内壁と、
    前記アウタサッシュパネルに接合された外壁と、
    前記内壁および前記外壁を連結する底壁部と、を有し、
    前記内壁、前記外壁および前記底壁部で前記第2補強部材が断面略コ字状に形成され、
    該第2補強部材に前記第1補強部材が接合されることにより、前記第1補強部材が前記第2補強部材を介して前記ドアサッシュに接合されることを特徴とする請求項記載の車両用ドア。
  5. 前記サッシュ前端縁部および前記段部がヘミング加工により面一に形成されることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項記載の車両用ドア。
  6. 前記第1補強部材は、
    前記ドアサッシュよりも車体後方側にて前記アウタパネルに接合されることを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項記載の車両用ドア。
  7. 前記アウタパネルに車体外側からドアミラーが配置された状態で、該ドアミラーが前記第1補強部材に取り付けられることを特徴とする請求項1〜6のいずれか1項記載の車両用ドア。
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