JP6919998B2 - 車両のドア - Google Patents

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Description

本発明は、車両のドアに関し、特にドアフレームのピラー部にアウタガーニッシュが装着された車両のドアに関する。
ドア本体と窓枠であるドアフレームとが一体に形成されたフルドアと呼ばれる車両のドアが知られている。フルドアにおいては、窓枠であるドアフレームの部分も車両内側のインナパネルと車両外側のアウタパネルを接合して形成される。また、車両のドアにおいて、窓枠であるドアフレームのピラー部に、車両外側表面を覆うアウタガーニッシュが取り付けられる場合がある。
下記特許文献1では、フロントドア(11)のドアフレーム(15)のセンタピラー部に室外側ガーニッシュ(13)が取り付けられている。なお、上記の( )内の符号は、下記特許文献1において用いられた符号であり、本願の実施の形態で用いられる符号とは関連しない。
特開2006−182101号公報
インナパネルとアウタパネルを接合して形成されたドアフレームにおいては、インナパネルとアウタパネルが重ねられて接合された部分に隙間が形成される場合がある。この隙間から車外の音が車室内に侵入し、騒音となる場合がある。
本発明は、ドアフレームのインナパネルとアウタパネルの隙間から車外の音が侵入することを抑制することを目的とする。
本発明に係る車両のドアは、アウタパネルと、アウタパネルの車両内側に接合され、アウタパネルと共に、ドア本体と窓枠であるドアフレームとを一体に形成するインナパネルと、ドアフレームのピラー部に装着されるアウタガーニッシュと、を含む。さらに、アウタガーニッシュは、ピラー部の車両外側表面を覆うガーニッシュ本体と、ガーニッシュ本体に取り付けられ、インナパネルとアウタパネルが重ねられて接合された部分の端縁部を覆うモール部を有し、モール部は、当該モール部の内壁面から突出し、インナパネルとアウタパネルの接合部分の隙間を塞ぐリップを有している。
モール部のリップがインナパネルとアウタパネルの隙間を塞ぐので車外の音の侵入が抑制される。
車両のドアを示す図である。 図1中のA−A線による車両のセンタピラー部の断面図である。 フロントドアフレームの後縁部の拡大断面図である。 フロントドアアウタガーニッシュの装着方法の説明図である。 フロントドアのガラスラン周囲の拡大断面図である。
以下、本発明の実施形態を図面に従って説明する。図1は、車両、特に4ドアの乗用車のフロントドア10およびリアドア12を示す図である。図示するフロントドア10およびリアドア12は、車体の左側のドアであり、右側のドアはこれらとは対称である。図1に示す矢印FRの向きが車体に取り付けられたときの前方であり、矢印UPの向きが上方、紙面の手前が左方(LH)である。以降の説明において、特段の断りがないとき、前後左右上下などの方向および向きを表す語句は、車両に関する向きを表す。また、車両の左右方向(幅方向)において、車両の前後方向に延びる中心線に近い側を車両内側、遠い側を車両外側と記す。
フロントドア10は、フロントドア本体14と窓枠であるフロントドアフレーム16を含む。窓ガラス18を閉じた状態で、フロントドア本体14が窓ガラス18の下方に、フロントドアフレーム16が前方、上方、後方に位置して窓ガラス18を囲む。フロントドア10は、車両外側に位置するフロントドアアウタパネル20(図2参照)と車両内側に位置するフロントドアインナパネル22(図2参照)を溶接等の手法により接合して形成される。フロントドアアウタパネル20とフロントドアインナパネル22は、共にフロントドア本体14となる部分とフロントドアフレーム16となる部分を有し、これらのパネル20,22を接合することで、フロントドア本体14とフロントドアフレーム16が一体となったドア骨格部材が形成される。このようにフロントドア本体14とフロントドアフレーム16が一体に形成されたドアは、フルドアと呼ばれる。リアドア12も、リアドア本体24と窓枠であるリアドアフレーム26を含む。リアドア12もフルドアである。
フロントドアフレーム16の後縁を略上下方向に延びる部分は、車体のセンタピラー28(図2参照)に重なるように配置されている。フロントドアフレーム16のこの部分をフロントドアピラー部30と記す。フロントドアピラー部30には、ガーニッシュと呼ばれる合成樹脂製の装飾部品が装着されている。このガーニッシュをフロントドアアウタガーニッシュ32と記す。また、リアドアフレーム26の前縁を略上下方向に延びる部分は、車体のセンタピラー28(図2参照)に重なるように配置されている。この部分をリアドアピラー部34と記す。リアドアピラー部34にもガーニッシュ、つまりリアドアアウタガーニッシュ36が装着されている。
図2は、図1のA−A線による断面図であり、センタピラー28、フロントドアピラー部30およびリアドアピラー部34の断面を示す図である。図2において矢印OUTで示す向きが車両外側である。以下、フロントドアに関し説明し、簡単のために部材名の「フロント」または「フロントドア」を省略する。
アウタパネル20とインナパネル22は、ドアフレーム16を形成する部分においても接合されて閉断面構造のドアフレーム骨格部材38を形成する。ピラー部30の後側において、アウタパネル20とインナパネル22は重ねられており、ドアフレーム骨格部材38の後縁部40において、後縁部40に沿って複数の箇所で接合されている。接合の手法としては、例えばスポット溶接が挙げられる。ドアフレーム16の内側、つまり窓ガラス18に対向する部分には、昇降する窓ガラス18を案内し、窓ガラス18の端縁において封止を行うガラスラン42が設けられている。ドアフレーム16の車両内側には、インナガーニッシュ44が取り付けられている。インナパネル22のセンタピラー28に対向する面には、フロントドア10とセンタピラー28の間の隙間をシールするドア側ウエザストリップ46が設けられている。また、センタピラー28の側にもウエザストリップ(車体側ウエザストリップ48)が設けられている。
ピラー部30には、ピラー部30に沿って延びるアウタガーニッシュ32が装着されている。アウタガーニッシュ32は、ピラー部30の車両外側表面を覆うガーニッシュ本体50と、ガーニッシュ本体50に取り付けられ、ドアフレーム骨格部材38の後縁部40を覆うモール部52を有する。ガーニッシュ本体50は、略L字形の断面形状を有し、車両外側を向いた表面部50aと、表面部50aの後縁から車両内側に延びる折り込み部50bを有する。モール部52は、ガーニッシュ本体50の後縁に沿って延びて設けられ、ガーニッシュ本体50のL字形断面の内側の角部分に接着等の手法により取り付けられている。モール部52は、概略U字形の断面形状を有し、ドアフレーム骨格部材38の後縁部40の車両外側、車両内側および後方を覆っている。特に、後縁部40の車両内側を覆うことにより、溶接痕などの接合に関連する見栄えが悪い部分を覆い隠している。ガーニッシュ本体50およびモール部52は共に合成樹脂製とすることができる。
図3は、ピラー部30の後縁部を拡大した図1に示すA−A線による断面図である。インナパネル22の後縁は、アウタパネル20の後縁よりも後方に位置し、段差54を形成している。また、前述のようにアウタパネル20とインナパネル22は、スポット溶接等の手法により接合されており、接合箇所(以下、スポット点と記す。)は後端縁に沿って飛び飛びに配列されている。スポット点の間の部分では、アウタパネル20とインナパネル22は密着しておらず、隙間56が形成される場合がある。この隙間56はアウタパネル20とインナパネル22の後縁に形成された段差54の隅の部分に開口している。この隙間56から車外の音、例えばピラー部30の周囲で発生した風切り音などが車室内に侵入し、騒音となる場合がある。図2に示される断面においては、インナパネル22に開口は設けられていないが、ドア本体14の部分では、配線のため、またドア本体14の内部に部品を組み付けるための開口が設けられており、この開口から車室内に音が侵入する可能性がある。
モール部52は、隙間56を塞ぐように、隙間56の開口を覆うモールリップ58を有している。モールリップ58は、モール部52の内壁面から突出し、隙間56の開口に対向する位置に達している。好ましくは、モールリップ58は、段差54の隅の部分、つまりインナパネル22の車両外側の表面とアウタパネル20の後方を向いた端面に当接している。モールリップ58がアウタパネル20とインナパネル22の隙間56を塞いで、車室内への音の侵入を抑制している。
アウタガーニッシュ32をピラー部30に装着する際には、図4の(a)に示すようにモール部52を撓ませて、アウタガーニッシュ32を後縁を中心にして回動させるようにして装着することができる。また、図4の(b)に示すように、アウタガーニッシュ32を後方から前方に向けてスライドさせて装着することができる。
図5は、ドアフレーム16のガラスラン42の周囲を拡大した図1に示すA−A線による断面図である。ガラスラン42は、略コの字形断面を有し、ガラスラン42と共に延びているランチャネル60内に収められている。ランチャネル60は、金属製、または板金製であり、ゴム製のガラスラン42を保持して、その形状を安定化させている。ランチャネル60の車両内側の端縁62(以下、内側端縁62と記す。)は、車両外側に向けて曲げられている。これにより、コの字断面の開口の幅が狭まり、ガラスラン42がランチャネル60から外れることが防止される。
ガラスラン42は、窓ガラス18の端縁を囲むように、コの字形の断面を有している。コの字の横画に相当する部分はリップと呼ばれる。車両内側のリップ64(以下、ガラスラン内側リップ64と記す。)の先端近傍には、ガラスラン42の延びる方向に沿って、受入溝66が設けられている。受入溝66に、インナガーニッシュ44の端縁の屈曲端部68が受け入れられている。インナガーニッシュ44の屈曲端部68は、受入溝66に受け入れられると共に、車両内側側面にランチャネル60の内側端縁62が当接している。ガラスラン内側リップ64の先端70は、インナガーニッシュ44の表面を延長した面である延長面72に達するか、または延長面72から所定の間隔が開く位置にある。この配置により、室内側から見たときに、ガラスラン42がインナガーニッシュ44に隠れ、見栄えが向上する。また、延長面72との間隔が、ガラスラン42の延びる方向において一定とされ、ガラスラン42の一部が見えたとしても、良好な見栄えが確保できる。インナガーニッシュ44を装着する際には、屈曲端部68の先端をランチャネル60の内側端縁62を沿わせてスライドさせ、ガラスラン42の受入溝66に嵌める。
上述の実施形態においては、フロントドア10のアウタガーニッシュ32にモールリップ58を適用したが、これに限らず、リアドアアウタガーニッシュ36に適用してもよい。また、フロントドア10、リアドア12の上記以外の部分、フロントドア、リアドア以外のドアに適用されるアウタガーニッシュに同様のモールリップを適用してもよい。
10 フロントドア、12 リアドア、14 (フロント)ドア本体、16 (フロント)ドアフレーム、18 窓ガラス、20 (フロントドア)アウタパネル、22 (フロントドア)インナパネル、24 リアドア本体、26 リアドアフレーム、28 センタピラー、30 (フロントドア)ピラー部、32 (フロントドア)アウタガーニッシュ、34 リアドアピラー部、36 リアドアアウタガーニッシュ、38 ドアフレーム骨格部材、40 後縁部、42 ガラスラン、44 インナガーニッシュ、46 ドア側ウエザストリップ、48 車体側ウエザストリップ、50 ガーニッシュ本体、52 モール部、54 段差、56 隙間、58 モールリップ(リップ)、60 ランチャネル、62 内側端縁 、64 ガラスラン内側リップ、66 受入溝、68 (インナガーニッシュの)屈曲端部、70 (ガラスラン内側リップ64の)先端、72 延長面。

Claims (1)

  1. アウタパネルと、
    前記アウタパネルの車両内側に接合され、前記アウタパネルと共に、ドア本体と窓枠であるドアフレームとを一体に形成するインナパネルと、
    前記ドアフレームのピラー部に装着されるアウタガーニッシュと、
    を含み、
    前記アウタガーニッシュは、
    前記ピラー部の車両外側表面を覆うガーニッシュ本体と、
    前記ガーニッシュ本体に取り付けられ、前記インナパネルと前記アウタパネルが重ねられて接合された部分の端縁部を覆うモール部であって、当該モール部の内壁面から突出し、前記インナパネルと前記アウタパネルの接合部分の隙間を塞ぐリップを有するモール部と、
    を有する、車両のドア。
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