JP6979178B2 - コンバイン - Google Patents

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Description

本発明は、脱穀装置の扱胴の上側を覆う扱胴カバーを備えたコンバインに関するものである。
脱穀装置のフィードチェンに挟まった異物を除去するために、停止スイッチが入力された場合に、扱胴カバーを閉鎖状態から半開き状態に自動で移動させる技術が知られている。
特開2017−029019号公報
しかし、特許文献1の構成では、フィードチェンに挟まった異物を除去した後に、フィードチェン等の点検作業を行う場合には、手動で開閉レバーを操作して扱胴カバーを半開き状態から全開き状態にする必要が有り作業負担の軽減が不十分であった。
そこで、本発明の主たる課題は、扱胴カバーを閉鎖状態から半開き状態に自動で移動させた後に、引き続いて、扱胴カバーを半開き状態から全開き状態に自動で移動させて、脱穀装置のフィードチェン等の保守・点検作業を容易に行うことができるコンバインを提供することにある。
上記課題を解決した本発明は次記のとおりである。
請求項1に係る発明は、エンジン(E)を搭載する機体フレーム(1)の前部に穀稈を刈取る刈取装置(3)を設け、該刈取装置(3)の後方左側に穀稈を脱穀選別する脱穀装置(4)を設け、前記刈取装置(3)の後方右側に操縦部(5)を設けしたコンバインにおいて、
前記脱穀装置(4)の上部に前後方向に延在する支軸(21)を設け、前記支軸(21)に、前記脱穀装置(4)の扱胴の上側を覆う扱胴カバー(20)の右部を回転自在に支持し、前記操縦部(5)または扱胴カバー(20)に設けられた緊急停止スイッチ(25)が入力された場合には、前記扱胴カバー(20)の左部を支軸(21)を中心として回転させて半開き状態に移動させ、前記緊急停止スイッチ(25)が入力されてから所定の設定時間(T)が経過した場合には、前記扱胴カバー(20)の左部を支軸(21)を中心としてさらに回転させて全開き状態に移動させ、前記扱胴カバー(20)の左部に前後方向に延在する回転軸(35)を設け、前記回転軸(35)の前部に、前記扱胴カバー(20)を閉鎖状態に維持する第1前側フック(30A)と、前記扱胴カバー(20)を半開き状態に維持する第2フック(32)の上部を支持し、前記回転軸(35)の後部に、前記扱胴カバー(20)を閉鎖状態に維持する第1後側フック(30B)の上部を支持し、前記脱穀装置(4)の前壁に、前記第1前側フック(30A)が係合する前後方向に延在する第1前側ピン(31A)と、左右方向に延在する操作プレート(41)と、該操作プレート(41)を左右方向に移動させる駆動手段(40)を設け、前記脱穀装置(4)の後壁に、前記第1後側フック(30B)が係合する前後方向に延在する第1後側ピン(31B)を設け、前記操作プレート(41)に、前記第2フック(32)が係合する前後方向に延在する第2ピン(33)を設け、前記緊急停止スイッチ(25)が入力された場合には、前記操作プレート(41)を退避位置から左側の解除位置に移動させて、前記第1前側フック(30A)と第1前側ピン(31A)及び第1後側フック(30B)と第1後側ピン(31B)の係合を解除し、前記第2フック(32)と第2ピン(33)を係合して、前記扱胴カバー(20)を半開き状態に移動させ、前記緊急停止スイッチ(25)が入力されてから所定の設定時間(T)が経過した場合には、前記操作プレート(41)を解除位置から右側の退避位置に移動させて、前記第2フック(32)と第2ピン(33)の係合を解除して、前記扱胴カバー(20)を全開き状態に移動させることを特徴とするコンバインである。
請求項2に係る発明は、前記緊急停止スイッチ(25)が入力されて、且つ、前記脱穀装置(4)の扱胴の回転が停止した場合には、前記扱胴カバー(20)の左部を支軸(21)を中心として回転させて全開き状態に移動させる請求項1記載のコンバインである。
請求項3に係る発明は、前記緊急停止スイッチ(25)が入力されて、且つ、前記エンジン(E)が停止した場合には、前記扱胴カバー(20)の左部を支軸(21)を中心として回転させて全開き状態に移動させる請求項記載のコンバインである。
請求項に係る発明は、前記回転軸(35)に、前記第1前側フック(30A)第1前側ピン(31A)及び第1後側フック(30B)と第1後側ピン(31B)の係合と、前記第2フック(32)と第2ピン(33)の係合状態を手動で解除できる操作レバー(45)の基部を支持した請求項1〜3のいずれか1項に記載のコンバインである。
請求項1記載の発明によれば、脱穀装置(4)の上部に前後方向に延在する支軸(21)を設け、支軸(21)に、脱穀装置(4)の扱胴の上側を覆う扱胴カバー(20)の右部を回転自在に支持し、操縦部(5)または扱胴カバー(20)に設けられた緊急停止スイッチ(25)が入力された場合には、扱胴カバー(20)の左部を支軸(21)を中心として回転させて半開き状態に移動させ、緊急停止スイッチ(25)が入力されてから所定の設定時間(T)が経過した場合には、扱胴カバー(20)の左部を支軸(21)を中心としてさらに回転させて全開き状態に移動させ、扱胴カバー(20)の左部に前後方向に延在する回転軸(35)を設け、回転軸(35)の前部に、扱胴カバー(20)を閉鎖状態に維持する第1前側フック(30A)と、扱胴カバー(20)を半開き状態に維持する第2フック(32)の上部を支持し、回転軸(35)の後部に、扱胴カバー(20)を閉鎖状態に維持する第1後側フック(30B)の上部を支持し、脱穀装置(4)の前壁に、第1前側フック(30A)が係合する前後方向に延在する第1前側ピン(31A)と、左右方向に延在する操作プレート(41)と、操作プレート(41)を左右方向に移動させる駆動手段(40)を設け、脱穀装置(4)の後壁に、第1後側フック(30B)が係合する前後方向に延在する第1後側ピン(31B)を設け、操作プレート(41)に、第2フック(32)が係合する前後方向に延在する第2ピン(33)を設け、緊急停止スイッチ(25)が入力された場合には、操作プレート(41)を退避位置から左側の解除位置に移動させて、第1前側フック(30A)と第1前側ピン(31A)及び第1後側フック(30B)と第1後側ピン(31B)の係合を解除し、第2フック(32)と第2ピン(33)を係合して、扱胴カバー(20)を半開き状態に移動させ、緊急停止スイッチ(25)が入力されてから所定の設定時間(T)が経過した場合には、操作プレート(41)を解除位置から右側の退避位置に移動させて、第2フック(32)と第2ピン(33)の係合を解除して、扱胴カバー(20)を全開き状態に移動させるので、扱胴カバー(20)を自動で半開き状態から全開き状態に移動させて、脱穀装置の保守・点検作業を容易に行うことができる。また、扱胴カバー(20)の軽量化が図られて扱胴カバー(20)を効率良く閉鎖状態から半開き状態、半開き状態から全開き状態に移動することができる。
請求項2記載の発明によれば、請求項1に記載の発明の効果に加えて、緊急停止スイッチ(25)が入力されて、且つ、脱穀装置(4)の扱胴の回転が停止した場合には、扱胴カバー(20)の左部を支軸(21)を中心として回転させて全開き状態に移動させるので、脱穀装置(4)の扱胴で脱穀された穀粒が外部に放出されるのを抑制して穀粒の回収率を高めることができる。
請求項3記載の発明によれば、請求項1に記載の発明の効果に加えて、緊急停止スイッチ(25)が入力されて、且つ、エンジン(E)が停止した場合には、扱胴カバー(20)の左部を支軸(21)を中心として回転させて全開き状態に移動させるので、保守・点検作業の安全性を高めることができる。
請求項記載の発明によれば、請求項1〜3のいずれか1項に記載の発明の効果に加えて、回転軸(35)に、第1前側フック(30A)第1前側ピン(31A)及び第1後側フック(30B)と第1後側ピン(31B)の係合と、第2フック(32)と第2ピン(33)の係合状態を手動で解除できる操作レバー(45)の基部を支持したので、駆動手段(40)が故障した場合においても開閉レバー(45)を手動で操作して扱胴カバー(20)を閉鎖状態から半開き状態、半開き状態から全開き状態にいどうさせることができる。
コンバインの左側面図である。 コンバインの平面図である。 扱胴カバーを一部断面した平面図である。 扱胴カバーを前後方向に縦断面した左側面図である。 扱胴カバーを閉鎖した状態の説明図である。 扱胴カバーを半開した状態の説明図である。 扱胴カバーを全開した状態の正面図である。 コントローラの接続図である。 扱胴カバーの開閉方法の説明図である。
図1,2に示すように、コンバインは、機体フレーム1の下側に土壌面を走行する左右一対のクローラからなる走行装置2が設けられ、機体フレーム1の前側に圃場の穀稈を収穫する刈取装置3が設けられている。また、刈取装置3の後方左側部に刈取装置3で収穫された穀稈を脱穀・選別処理する脱穀装置4が設けられ、刈取装置3の後方右側部に操縦者が搭乗する操縦部5が設けられている。
操縦部5の下側には、エンジンEを搭載するエンジンルーム6が設けられ、操縦部5の後側には、脱穀装置4で脱穀・選別処理された穀粒を貯留するグレンタンク7が設けられ、グレンタンク7に貯留された穀粒は、グレンタンク7に連結された排出オーガ8によって外部に排出される。
操縦部5の操縦席11の前側には、フロントパネル12が設けられ、操縦席11の左側には、サイドパネル16が設けられている。
フロントパネル12の中央部には、エンジンEの回転速度等を表示するモニタ13が設けられ、モニタ13の左側には、コンバインの使用状況に応じてエンジンEの回転速度を自動調整する自動調整スイッチ14と、警報ブザー15が設けられている。
サイドパネル16の前部には、エンジンEから出力された回転速度の増減速と回転方向の切換えを行う油圧式無段変速装置(図示省略)を操作する主変速レバー17が設けられ、主変速レバー17の後側には、トランスミッション(図示省略)を操作する副変速レバー18が設けられている。
主変速レバー17を中立姿勢にした場合には、油圧式無段変速装置から出力される回転速度はゼロになる。主変速レバー17を中立姿勢から前側傾斜姿勢にした場合には、油圧式無段変速装置から出力される回転速度は増速され、主変速レバー17を中立姿勢から後側傾斜姿勢にした場合には、油圧式無段変速装置から出力される回転方向が逆方向になり、油圧式無段変速装置から出力される回転方向が増速される。
副変速レバー18を低速位置に傾斜させた場合には、油圧式無段変速装置から伝動された回転速度はトランスミッションで減速されて走行装置2に伝動され、中速位置に傾斜させた場合には、油圧式無段変速装置30から伝動された回転速度は増減速されず走行装置2に伝動され、高速位置に傾斜させた場合には、油圧式無段変速装置から伝動された回転速度は増速されて走行装置2に伝動される。
図3,4に示すように、扱胴カバー20は、脱穀装置4の上壁の左部に設けられた前後方向に延在する支軸21に支持された蝶番22を介して脱穀装置4の上壁に取付けられている。また、脱穀装置4の前壁と扱胴カバー20の前壁は、ガススプリング等の付勢手段23によって連結されている。
扱胴カバー20は、刈取脱穀作業時には、閉鎖状態とされている。一方、フロントパネル12や扱胴カバー20に設けられた緊急停止スイッチ25が入力された場合には、半開き状態となり、緊急停止スイッチ25が入力されてから設定時間Tが経過した場合には、全開き状態になる。なお、本明細書においては、半開き状態とは、脱穀装置4のフィードチェンに詰まった異物を除去するために、扱胴カバー20の挟持杆をフィードチェンの上方に50〜200mm移動させた状態をいい、全開き状態とは、フィードチェンの保守、作業をするために、扱胴カバー20の挟持杆をフィードチェンの上方に300〜400mm移動させた状態をいう。
図5に示すように、扱胴カバー20が閉鎖状態の場合には、第1前側フック30Aと脱穀装置4の前壁に設けられた前後方向に延在する第1前側ピン31Aが係合し、第1後側フック30Bと脱穀装置4の後壁に設けられた前後方向に延在する第1後側ピン31Bが係合する。なお、本明細書においては、第1前側フック30Aと第1後側フック30Bを総称して第1フック30といい、第1前側ピン31Aと第1後側ピン31Bを総称して第1ピン31という。
図6に示すように、扱胴カバー20が半開き状態の場合には、第1前側フック30Aと第1前側ピン31Aの係合と、第1後側フック30Bと第1後側ピン31Bの係合が解除されて、第1前側フック30Aよりも長く形成された第2フック32と後述する操作プレート41に設けられた前後方向に延在する第2ピン33が係合する。
図7に示すように、扱胴カバー20が全開き状態の場合には、第1前側フック30Aと第1前側ピン31Aの係合と、第1後側フック30Bと第1後側ピン31Bの係合と、第2フック32と第2ピン33の係合が解除される。
図5に示すように、脱穀装置4の前壁には、緊急停止スイッチ25の入力に連動して駆動するモータ(請求項における「駆動手段」)40が設けられている。モータ40の回転軸にはクランクプレート(図示省略)が設けられ、クランクプレートには左右方向に延在する操作プレート41が連結されている。また、操作プレート41の左部には左右方向に長軸を有する長穴41Aが形成され、長穴41Aには、脱穀装置4の前壁に設けられた前後方向に延在する案内ピン42が挿通されている。これにより、モータ40を駆動することにより操作プレート41を左右に移動させることができる。また、案内ピン42には、第1前側ピン31Aが外嵌されている。
図5に示すように、刈取脱穀作業の場合には、クランクプレートの先端部がモータ40の回転軸よりも右側に位置して操作プレート41を右側の退避位置に移動させる。これにより、操作プレート41の左端部は、第1前側フック30Aに設けられた前後方向に延在する操作ピン43と離間して、第1前側フック30Aと第1前側ピン31Aの係合と、第1後側フック30Bと第1後側ピン31Bの係合が維持され、扱胴カバー20を閉鎖状態に維持することができる。
図6に示すように、緊急停止スイッチ25が入力された場合には、モータ40が駆動してクランクプレートの先端部をモータ40の回転軸よりも上側を経由して右側から左側に移動させて操作プレート41を退避位置から左側の解除位置に移動させる。これにより、操作プレート41の左端部が第1前側フック30Aの操作ピン43に接触しながら操作ピン43を略左方に移動させて、第1前側フック30Aと第1前側ピン31Aの係合と、第1後側フック30Bと第1後側ピン31Bの係合を解除することができる。なお、第1前側フック30Aの上部と、第1後側フック30Bの上部は、扱胴カバー20の前壁と後壁に回転自在に固定された前後方向に延在する回転軸35に支持されている。
第1前側フック30Aと第1前側ピン31Aの係合と、第1後側フック30Bと第1後側ピン31Bの係合が解除された扱胴カバー20は、付勢手段23によって支軸21を中心として反時計方向に回転させられた後に、第2フック32が、操作プレート41の第2ピン33に係合して半開き状態になる。なお、第2フック32の上部は、回転軸35に支持されている。
図7に示すように、緊急停止スイッチ25が入力されてから設定時間Tを経過した場合には、モータ40が駆動してクランクプレートの先端部をモータ40の回転軸よりも下側を経由して左側から右側に移動させて操作プレート41を解除位置から左側の退避位置に移動させる。これにより、操作プレート41の第2ピン33が略右方に移動して、第2フック32と第2ピン33の係合を解除することができる。
第2フック32と第2ピン33の係合が解除された扱胴カバー20は、付勢手段23によって付勢手段23が最大長さになるまで支軸21を中心として反時計方向に回転させられて全開き状態になる。また、扱胴カバー20を全開き状態にした場合には、操縦部5の警報ブザー15を鳴らして操縦者への注意喚起が行われる。
設定時間Tは、一定の時間に設定することもできるが、エンジンEの回転速度に応じて設定するのが好ましい。
緊急停止スイッチ25が入力されてから設定時間Tを経過した場合に替えて、緊急停止スイッチ25が入力されてから脱穀装置4の扱胴が停止、すなわち、緊急停止スイッチ25が入力されてから脱穀装置4の扱胴の回転速度がゼロになった場合に、モータ40を駆動させてクランクプレートの先端部をモータ40の回転軸よりも下側を経由して左側から右側に移動させて扱胴カバー20を全開き状態にすることもできる。これにより、脱穀装置4で脱穀された穀粒が外部に放出されるのを防止することができる。なお、扱胴の回転速度は、第1回転センサ51で測定されたコントローラ50に入力される。
また、エンジンEの回転速度に応じてエンジンEの回転速度が低速から高速になるにしたがって設定時間Tを長時間から短時間になるように設定した場合には、脱穀装置4のフィードチェンと扱胴カバー20の挟持杆の間に詰まった異物の後方への移動を抑制して挟持杆等の破損を防止することができる。なお、エンジンEの回転速度は、第2回転センサ52で測定されてコントローラ50に入力される。
回転軸35には、回転軸35を回動させる操作レバー45の基部が支持されている。これにより、モータ40が故障した場合には、操作レバー45を手動で操作して、扱胴カバー20を半開き状態、全開き状態にすることができる。
エンジンEの回転速度は、エンジンEと脱穀装置4の伝動経路上に設けられた脱穀クラッチ(図示省略)が接続された場合には、定格回転速度まで段階的に増速され、脱穀クラッチの接続が解除された場合には、アイドリング状態まで段階的に減速される。これにより、エンジンEの燃費が向上して、エンジンEから発生する騒音も抑制することができる。なお、脱穀クラッチの接続状態は、第1接続センサ53で測定されている。
また、エンジンEと排出オーガ8の伝動経路上に設けられ排出クラッチ(図示省略)が接続された場合や主変速レバー17が中立姿勢から前側傾斜姿勢等に移動した場合にもエンジンEの回転速度を定格回転速度まで段階的に増速するのが好ましい。これにより、エンジンEの燃費がより向上して、エンジンEから発生する騒音もより抑制することができる。なお、排出クラッチの接続状態は、第2接続センサ54で測定され、主変速レバー17の姿勢は、主変速レバー17の下部に装着されたポテンションメータ等の姿勢センサ55で測定されている。
<コントローラの接続図>
図8に示すように、コントローラ50は、内部にタイマー50Aを内蔵している。これにより、例えば、緊急停止スイッチ25が入力された後の経過時間を測定することができる。
コントローラ50の入力側には、扱胴カバー20の左壁に設けられた緊急停止スイッチ25と、脱穀装置4の扱胴の回転速度を測定する第1回転センサ51と、エンジンEの回転速度を測定する第2回転センサ52と、脱穀クラッチの接続状態を測定する第1接続センサ53と、排出クラッチの接続状態を測定する第2接続センサ54と、主変速レバー17の姿勢を測定する姿勢センサ55が所定の入力インターフェース回路を介して接続されている。
コントローラ50の出力側には、操縦部5の警報ブザー15と、脱穀装置4の前壁に設けられた第1前側フック30A等の係合状態を操作するモータ40と、エンジンEのバルブの開閉時間等を操作するエンジンコントローラユニット(ECU)58が所定の出力インターフェース回路を介して接続されている。
<扱胴カバーの開閉方法>
図9に示すように、ステップS1で、コントローラ50は、モニタ13等から入力された時間を設定時間Tとしてメモリに保存してステップS2に進む。
ステップS2で、コントローラ50は、緊急停止スイッチ25が入力されたか否か判断する。緊急停止スイッチ25が入力されたと判断した場合にはステップS3に進み、緊急停止スイッチ25が入力されていないと判断した場合にはステップS2を繰り返してモータ40の停止状態を維持する。
これにより、モータ40が停止状態を維持する場合には、操作プレート41は退避位置に位置して、第1前側フック30Aと第1前側ピン31Aが係合し、第1後側フック30Bと第1後側ピン31Bが係合して、扱胴カバー20の閉鎖状態は維持される。
ステップS3で、コントローラ50は、タイマー50Aを起動してステップS4に進む。
ステップS4で、コントローラ50は、モータ40を時計方向に所定角度だけ駆動させて、ステップS5に進む。
これにより、モータ40が時計方向に所定角度だけ駆動した場合には、操作プレート41が退避位置から解除位置に移動して、操作プレート41の左端部が第1前側フック30Aの操作ピン43を略左方に移動させて、第1前側フック30Aと第1前側ピン31Aの係合と、第1後側フック30Bと第1後側ピン31Bの係合が解除される。その後、扱胴カバー20は、第2フック32が第2ピン33に係合するまで付勢手段23によって支軸21を中心として反時計方向に回転させられて半開き状態になる。
ステップS5で、コントローラ50は、タイマー50Aで測定された時間が設定時間Tを経過したか否か判断する。タイマー50Aで測定された時間が設定時間Tを経過していないと判断した場合にはステップS6に進み、タイマー50Aで測定された時間が設定時間Tを経過していると判断した場合にはステップS8に進む。
ステップS6で、コントローラ50は、脱穀装置4の扱胴の回転速度を測定する第1回転センサ51の入力値がゼロになっているか否か判断する。第1回転センサ51の入力値がゼロでないと判断した場合、すなわち、扱胴が駆動していると判断した場合にはステップS7に進み、第1回転センサ51の入力値がゼロであると判断した場合、すなわち、扱胴が停止していると判断した場合にはステップS8に進む。
ステップS7で、コントローラ50は、エンジンEの回転速度を測定する第2回転センサ52の入力値がゼロになっているか否か判断する。第2回転センサ52の入力値がゼロでないと判断した場合、すなわち、エンジンEが駆動していると判断した場合にはステップS5に戻り、第2回転センサ52の入力値がゼロであると判断した場合、すなわち、エンジンEが停止していると判断した場合にはステップS8に進む。
ステップS8で、コントローラ50は、モータ40を時計方向に所定角度だけ駆動させてステップS9に進む。
これにより、モータ40が時計方向に所定角度だけ駆動した場合には、操作プレート41が解除位置から退避位置に移動して、第2フック32と第2ピン33の係合が解除される。その後、扱胴カバー20は、付勢手段32が最大長さになるまで付勢手段23によって支軸21を中心として反時計方向に回転させられて全開き状態になる。
ステップS9で、コントローラ50は、警報ブザー15を駆動して、ステップS1に戻る。
本発明は、農業用作業車輌に適用できるものである。
1 機体フレーム
3 刈取装置
4 脱穀装置
5 操縦部
20 扱胴カバー
21 支軸
25 緊急停止スイッチ
30 第1フック
30A 第1前側フック
30B 第1後側フック
31 第1ピン
31A 第1前側ピン
31B 第1後側ピン
32 第2フック
33 第2ピン
35 回転軸
40 モータ(駆動手段)
41 操作プレート
45 操作レバー
E エンジン
T 設定時間

Claims (4)

  1. エンジン(E)を搭載する機体フレーム(1)の前部に穀稈を刈取る刈取装置(3)を設け、該刈取装置(3)の後方左側に穀稈を脱穀選別する脱穀装置(4)を設け、前記刈取装置(3)の後方右側に操縦部(5)を設けしたコンバインにおいて、
    前記脱穀装置(4)の上部に前後方向に延在する支軸(21)を設け、
    前記支軸(21)に、前記脱穀装置(4)の扱胴の上側を覆う扱胴カバー(20)の右部を回転自在に支持し、
    前記操縦部(5)または扱胴カバー(20)に設けられた緊急停止スイッチ(25)が入力された場合には、前記扱胴カバー(20)の左部を支軸(21)を中心として回転させて半開き状態に移動させ、
    前記緊急停止スイッチ(25)が入力されてから所定の設定時間(T)が経過した場合には、前記扱胴カバー(20)の左部を支軸(21)を中心としてさらに回転させて全開き状態に移動させ
    前記扱胴カバー(20)の左部に前後方向に延在する回転軸(35)を設け、
    前記回転軸(35)の前部に、前記扱胴カバー(20)を閉鎖状態に維持する第1前側フック(30A)と、前記扱胴カバー(20)を半開き状態に維持する第2フック(32)の上部を支持し、
    前記回転軸(35)の後部に、前記扱胴カバー(20)を閉鎖状態に維持する第1後側フック(30B)の上部を支持し、
    前記脱穀装置(4)の前壁に、前記第1前側フック(30A)が係合する前後方向に延在する第1前側ピン(31A)と、左右方向に延在する操作プレート(41)と、該操作プレート(41)を左右方向に移動させる駆動手段(40)を設け、
    前記脱穀装置(4)の後壁に、前記第1後側フック(30B)が係合する前後方向に延在する第1後側ピン(31B)を設け、
    前記操作プレート(41)に、前記第2フック(32)が係合する前後方向に延在する第2ピン(33)を設け、
    前記緊急停止スイッチ(25)が入力された場合には、前記操作プレート(41)を退避位置から左側の解除位置に移動させて、前記第1前側フック(30A)と第1前側ピン(31A)及び第1後側フック(30B)と第1後側ピン(31B)の係合を解除し、前記第2フック(32)と第2ピン(33)を係合して、前記扱胴カバー(20)を半開き状態に移動させ、
    前記緊急停止スイッチ(25)が入力されてから所定の設定時間(T)が経過した場合には、前記操作プレート(41)を解除位置から右側の退避位置に移動させて、前記第2フック(32)と第2ピン(33)の係合を解除して、前記扱胴カバー(20)を全開き状態に移動させることを特徴とするコンバイン。
  2. 前記緊急停止スイッチ(25)が入力されて、且つ、前記脱穀装置(4)の扱胴の回転が停止した場合には、前記扱胴カバー(20)の左部を支軸(21)を中心として回転させて全開き状態に移動させる請求項1記載のコンバイン。
  3. 前記緊急停止スイッチ(25)が入力されて、且つ、前記エンジン(E)が停止した場合には、前記扱胴カバー(20)の左部を支軸(21)を中心として回転させて全開き状態に移動させる請求項記載のコンバイン。
  4. 前記回転軸(35)に、前記第1前側フック(30A)第1前側ピン(31A)及び第1後側フック(30B)と第1後側ピン(31B)の係合と、前記第2フック(32)と第2ピン(33)の係合状態を手動で解除できる操作レバー(45)の基部を支持した請求項1〜3のいずれか1項に記載のコンバイン。
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