JP4111051B2 - 汎用コンバイン - Google Patents
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【発明の属する技術分野】
本発明は、掻込リ−ルで掻き込まれる穀稈を刈刃で刈り取り、そして、この刈取後の刈取穀稈をそのまま脱穀部内に投入して脱穀処理する汎用コンバインに関し、農業機械の技術分野に属する。
【0002】
【従来の技術】
従来、走行変速レバ−の握り部に、刈取部とリ−ルとを関連的に自動昇降動作させるリフトスイッチを設けたものがある。(例えば、特許文献1参照)
【0003】
【特許文献1】
特開平7−59441号公報(第2頁、図5)
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
要するに、従来のものは、刈り終わり時にリフトスイッチを操作することによって、刈取部を自動的に上昇させ、また、掻込リ−ルは逆に下降させることによって刈取部からの穀稈のこぼれ落ちを防止するようにしたものである。これに対し、本発明では、刈り終わり時、一方側の手で、刈取部の昇降用操作レバ−によって刈取部を上昇させる操作をし、他方側の手で、変速レバ−に設けたリ−ル昇降スイッチの操作で掻込リ−ルを下降させることで、刈取部からの穀稈のこぼれ落ちを防止せんとするものであり、これによって、左右単独での操作を可能にし、操作の容易化並びに操作性の向上を図らんとするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本発明は、上述した課題を解決するために、次の如き技術手段を講じた。すなわち、請求項1記載の本発明は、走行速度を変速制御する変速レバ−(16)にワンプッシュで掻込リ−ル(8)を上下動させるリ−ル昇降スイッチ(18)を設け、刈取部の昇降及び機体の左右操向制御を司る操作レバ−(17)には掻込リ−ル(8)を手動的に上下動させる手動優先の手動上下スイッチ(23,24)を設け、前記リ−ル昇降スイッチ(18)は、最初に押圧操作した時点での掻込リ−ル(8)の高さを記憶してから掻込リ−ル(8)を所定位置まで下降し、再押圧操作すると掻込リ−ル(8)が前記記憶した高さ位置まで上昇復帰するよう関連構成し、前記手動上下スイッチ(23,24)による操作は、リール昇降スイッチ(18)の操作により掻込リール(8)が昇降作動中であっても優先作動する構成とし、掻込リール(8)が設定された所定の低位置と所定の高位置とに達したことを検出するポジションセンサ(25)を設けるにあたり、該ポジションセンサ(25)は刈取部(3)の側面に設け、掻込リール(8)のリール支持アーム(12)と前記ポジションセンサ(25)のセンサアーム(26a)とを連結するセンサロッド(26b)を、作物を掻き込んで集送する集送オーガ(10)の作用面(Y)よりも後方に配置し、前記リール支持アーム(12)を下向きの断面コ字型に構成し、前記センサロッド(26b)の上端部連結部をリール支持アーム(12)のコ字型空間内に位置させる構成としたことを特徴とする。
【0006】
コンバインが一行程の刈り終わり時に達すると、一方側の手で操作レバ−を操作することにより刈取部を所定の非作業位置まで上昇させる。そして、他方側の手で変速レバ−のリ−ル昇降スイッチを押し操作すると、掻込リ−ルが所定の下限位置まで自動的に下降する。従って、掻込リ−ルの下降によって刈取部からの穀稈のこぼれ落ちを防止することができる。また、操作レバ−に設けられた手動上下スイッチを操作すると、前記リ−ル昇降スイッチの操作により掻込リ−ルが昇降作動中にあっても、この手動操作が優先して掻込リ−ルの任意の上下動位置制御が行われる。
リ−ル昇降スイッチを最初に押圧操作すると、その操作時点での掻込リ−ルの高さ位置を記憶し、そして、これより掻込リ−ルが自動的に所定の位置まで下降して停止する。更に、該リ−ル昇降スイッチを再度押圧操作すると、掻込リ−ルが前記記憶した高さ位置まで自動的に上昇復帰して停止する。従って、リ−ル昇降スイッチを最初に押した時点でのリ−ル高さを記憶しているので、必ず所定の高さ位置まで確実に上昇復帰させることができ、煩わしい高さ調整が不要となる。また、手動上下スイッチによる操作は、リール昇降スイッチの操作により掻込リールが昇降作動中であっても優先作動する。
【0007】
請求項2記載の本発明は、請求項1において、前記集送オーガ(10)におけるテーブル(36)の底部一側寄りには掃除口(37)を開口して設け、この掃除口(37)を開閉する開閉板(38)は開閉レバー(40)を操作することで開閉可能に構成し、該開閉レバー(40)は前記変速レバー(16)を設けているサイド操作ボックス(15)に設ける構成とし、前記開閉レバー(40)を操作して掃除口(37)を開く方向に操作すると、ローリングシリンダが作動して掃除口(37)側が低くなるように機体を傾斜させる構成としたことを特徴とする。
【0008】
開閉レバーを操作することで、テーブル底部の掃除口を開閉する開閉板が作動する。さらに、開閉レバーを開く方向に操作すると、ローリングシリンダが作動して掃除口側が低くなる方向に機体が傾斜する。
【0009】
【発明の効果】
以上要するに、請求項1の発明によれば、刈り終わり時、一方の手は刈取部を上昇させる操作をし、他方の手は掻込リ−ルを下げる操作をすることができ、左右単独での操作が可能であるため、操作が容易で操作性の向上を図ることができる。また、掻込リ−ルの下げ操作によって刈取部からの穀稈のこぼれ落ちを防止することができるものでありながら、手動上下スイッチの操作で、掻込リ−ルの任意の上下動位置制御も行うことができる。また、リ−ル昇降スイッチを最初に押した時点でのリ−ル高さ位置を記憶しているので、再操作によって掻込リ−ルを必ず所定の高さ位置まで確実に上昇復帰させることができ、煩わしい高さ調整を不要にすることができる。
また、掻込リールのリール支持アームとポジションセンサのセンサアームとを連結するセンサロッドを、作物を掻き込んで集送する集送オーガの作用面よりも後方に配置したので、作物の搬送の障害となるのを防止できるとともに、センサロッドに抵抗が作用しなくなるので、ポジションセンサの誤感知を防止できるようになる。
また、リール支持アームを下向きの断面コ字型に構成し、センサロッドの上端部連結部をリール支持アームのコ字型空間内に位置させる構成としているので、センサロッドの連結部をリール支持アームによって保護することができ、作物の絡みつきなどによる変形を防ぐことができるようになる。
【0010】
請求項2の発明によれば、請求項1の発明による効果に加えて、オペレ−タは運転席より手元のレバ−操作によってテ−ブル底部の掃除口を開き、そこに溜まった泥土等を速やかに取り除くことができるようになる。また、テ−ブル底部の傾斜によって溜まった泥土を容易に排除することができるようになる。
【0011】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施例を図面に基づいて具体的に説明する。
まず、図1に示す汎用コンバインの構成について述べる。
走行クロ−ラ1を具備する車体2上には、前部に昇降可能な刈取部3を、後部にスレッシャ−タイプの脱穀部4を搭載している。刈取部3のフイ−ダハウスの横側部には運転操作部5及び運転席6が設置され、その後方にはグレンタンク7が装備されている。
【0012】
刈取部3は、立毛する穀稈を後方に掻き寄せる掻込リ−ル8と、穀稈を根本から切断する刈取装置9と、刈取後の穀稈を集送して後方に掻き込む集送オ−ガ10と、該集送オ−ガ10によって掻き込まれた穀稈を受け入れて後方の脱穀部4に揚上搬送するフイ−ドコンベア11a及びこのフイ−ドコンベア11aを内装軸架するフイ−ダハウス11とからなり、機体に対し刈取昇降シリンダ13を介して上下に昇降するよう構成されている。前記掻込リ−ル8は、該リ−ルを支架するリ−ル支持ア−ム12が横軸Qを支点として上下方向に昇降するよう構成されている。
【0013】
運転操作部5は、ステップフロアの前端部から立設するフロント操作ボックス14と、運転席6の左横側部に設置されたサイド操作ボックス15とによって構成される。サイド操作ボックス15は、箱型で前後方向に長く構成され、この前端部が前記フロント操作ボックス14の左端部に連結保持されている。
【0014】
前記運転席6の下方にはエンジンが搭載されるようになっており、該エンジンからHST(油圧無断変速装置)及び走行ミッションケ−ス内のミッション装置を介して前記走行クロ−ラ1、1が駆動される構成である。
走行変速レバ−(HSTレバ−)16は、前記サイド操作ボックス15側に配置され、前後方向の揺動操作によりHSTを駆動し機体の前進変速制御及び後進変速制御を司どる構成である。
【0015】
左右方向の揺動操作で機体の進行方向を制御し、前後方向の揺動操作により刈取部3を昇降制御する操作レバ−(パワステレバ−)17が前記フロント操作ボックス15の右横側部に配置されている。
前記走行変速レバ−16の握り部には、掻込リ−ル8を所定位置にワンプッシュで昇降制御するリ−ル昇降スイッチ18が設けられている。このリ−ル昇降スイッチ18を最初に押し操作すると、掻込リ−ル8が自動的に所定の低い位置にまで下降し、そして、該昇降スイッチ18を再度押し操作すると、掻込リ−ル8は所定の高さ位置にまで自動的に上昇するようになっている。また、前記リ−ル昇降スイッチ18は、マイクロコンピュ−タ(マイコン)19の入力側に接続され、リ−ル昇降用のリ−ル昇降シリンダ20は、リ−ル上昇ソレノイド21及びリ−ル下降ソレノイド22を介してマイコン19の出力側に接続されている。
【0016】
また、前記操作レバ−17の握り部には、掻込リ−ルを手動によって任意の位置に上下動させるリ−ル上げスイッチ23及びリ−ル下げスイッチ24が設けられ、マイコン19の入力側に接続されている。
掻込リ−ルの昇降制御回路中には、リ−ル上げスイッチ23又はリ−ル下げスイッチ24をオン操作すると、前記リ−ル昇降スイッチ18の操作により掻込リ−ルが昇降作動中であっても、この手動操作が優先して掻込リ−ルの任意の上下動位置制御が行われるように手動優先回路が組み込まれた構成になっている。つまり、掻込リ−ルが自動昇降中であっても、例えば、リ−ル上げスイッチ23をオン操作すると、リ−ル上昇ソレノイド21が働きリ−ル昇降シリンダ20を介して掻込リ−ル8が任意の位置に上昇することになる。
【0017】
更に、前記マイコン19の入力側には、掻込リ−ル8が設定された所定の低位置と、所定の高位置とに達したことを検出するポジションセンサ25が接続されている。そして、該ポジションセンサ25による位置検出結果に基づき、掻込リ−ルの自動昇降動作が所定の低位置と、所定の高位置に達して停止するよう関連構成している。なお、このポジションセンサ25は、センサア−ム26a、センサロッド26bを介して前記リ−ル支持ア−ム12に連動連結している。
【0018】
また、前記マイコン19中には記憶装置27が設けられ、この記憶装置27はリ−ル昇降スイッチ18を最初に押圧操作した時点での掻込リ−ルの高さを記憶するようになっている。つまり、リ−ル昇降スイッチ18を最初に押圧操作すると、その操作時点での掻込リ−ルの高さ位置を記憶する。そして、これより掻込リ−ルが自動的に所定の位置まで下降して停止する。更に、該リ−ル昇降スイッチ18を再度押圧操作すると、掻込リ−ルが前記記憶した高さ位置まで自動的に上昇復帰して停止するよう関連構成している。
【0019】
図5、図6に示す実施例について説明する。駆動スプロケット28とリ−ル軸29に架設した従動スプロケット30及び中間スプロケット31と途中部のテンションスプロケット32との間にチエン33を券回して掻込リ−ル8を回転駆動するように構成したコンバインにおいて、駆動スプロケット28側におけるチエン33の弛み側には、該チエン33を案内するガイド板34を設けた構成としている。従来はリ−ルの負荷変動によりテンションスプロケットが揺動変位し、それに伴いチエンが弛んで駆動スプロケットに巻き込み、チエンヤテンションが破損するなどの不具合があった。本例では、前記ガイド板34を設けることにより、チエンが弛んでもガイド板がチエンの巻き込みを防止するため、破損等の不具合を解消することができる。
【0020】
図7に示す実施例では、リ−ル支持ア−ム12とポジションセンサ25のセンサア−ム26aとを連結するセンサロッド26bを、作物を掻き込んで集送する集送オ−ガ10の作用面Yより後方に配置した構成としている。集送オ−ガの作用面より前方にセンサロッドを配置した場合、作物の搬送の障害となるばかりでなく、センサロッドに抵抗が加わりセンサが誤感知する要因となる。本例によると、センサロッドを集送オ−ガの作用面より後方に配置したので、上記問題点を解消することができる。
【0021】
また、図8に示すように、前記リ−ル支持ア−ム12を下向きの断面コ字型12aに構成し、前記センサロッド26bの上端側連結部を該リ−ル支持ア−ムのコ字型12a空間内に介入位置させた状態にして連結しておくと、センサロッドの連結部をリ−ル支持ア−ムによって保護することができ、作物の接当、絡み付きなどによって不用意に変形させる恐れがなくなる。
【0022】
なお、リ−ル部にポジションセンサを設けるに際し、センサをリ−ル支持フレ−ムに直接取付けた場合、リ−ル支持ア−ムの動作範囲が比較的狭いため、ポジションセンサにおいては有効な検出範囲をとることができない。従って、このポジションセンサ25は、図3、図7で示すように、リ−ル支持ア−ム12とセンサア−ム26aをセンサロッド26bで連結することにより、リ−ル支持ア−ムの作動範囲に対し、ポジションセンサ検出を有効な範囲に設定することができる。つまり、リ−ル支持ア−ムの小さい作動範囲(図3に示す実施例では作動範囲角30度)に対し、センサア−ムのア−ム比を適宜設定することにより、該センサア−ムの作動範囲(図3に示す実施例では作動範囲角55度)を大きくとることができ、ポジションセンサにおいて有効な範囲で検出させることができる。
【0023】
図9〜図11に示す実施例について説明すると、集送オ−ガ10におけるテ−ブル36の底部には、一側寄りにおいて掃除口37を開口して設け、この掃除口を開閉する開閉板38は支点P回りに揺動開閉可能に構成すると共に、コイルスプリング39によって常時閉じる方向に付勢している。サイド操作ボックス15には掃除口開閉レバ−40を設け、この開閉レバ−40を開く方向に操作すると、連動ワイヤ−41を介して開閉板38が開動し掃除口37を「開」とし、開閉レバ−40を閉じる方向に操作すると、開閉板38が閉動し掃除口37を「閉」とするよう連動構成している。従って、オペレ−タは運転席より手元のレバ−操作によってテ−ブル底部の掃除口を開き、そこに溜まった泥土等を速やかに取り除くことができる。
【0024】
なお、図11に示すように、掃除口開閉レバ−40を開く方向に操作すると、これに関連してスイッチオンするレバ−スイッチ42を設け、このレバ−スイッチ42のオン動作に基づき、右傾斜ソレノイド43を作動しロ−リングシリンダによって刈取部を左側の掃除口側が低く、反掃除口側が高くなるよう右上がり傾斜にロ−リングさせるようにすれば、テ−ブル底部の傾斜によって溜まった泥土を確実に排除することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】汎用コンバインの側面図
【図2】同上要部の斜視図
【図3】同上要部の側面図
【図4】掻込リ−ルの昇降制御回路図
【図5】刈取部の一部の側面図
【図6】同上一部の平面図
【図7】刈取部の要部の側面図
【図8】同上一部の切断背面図
【図9】汎用コンバイン要部の側面図及び斜視図
【図10】汎用コンバイン要部の平面図
【図11】刈取ロ−リング回路図
【符号の説明】
1 走行クロ−ラ 2 車体
3 刈取部 4 脱穀部
5 運転操作部 6 運転席
8 掻込リ−ル 9 刈取装置
10 集送オ−ガ 12 リール支持アーム
13 刈取昇降シリンダ 15 サイド操作ボックス
16 走行変速レバ− 17 操作レバ−
18 リ−ル昇降スイッチ 19 マイクロコンピュ−タ
20 リ−ル昇降シリンダ 21 リ−ル上昇ソレノイド
22 リ−ル下降ソレノイド 23 リ−ル上げスイッチ
24 リ−ル下げスイッチ 25 ポジションセンサ
26a センサアーム 26b センサロッド
27 記憶装置 36 テーブル
37 掃除口 38 開閉板
40 開閉レバー Y 作用面
Claims (2)
- 走行速度を変速制御する変速レバ−(16)にワンプッシュで掻込リ−ル(8)を上下動させるリ−ル昇降スイッチ(18)を設け、刈取部の昇降及び機体の左右操向制御を司る操作レバ−(17)には掻込リ−ル(8)を手動的に上下動させる手動優先の手動上下スイッチ(23,24)を設け、前記リ−ル昇降スイッチ(18)は、最初に押圧操作した時点での掻込リ−ル(8)の高さを記憶してから掻込リ−ル(8)を所定位置まで下降し、再押圧操作すると掻込リ−ル(8)が前記記憶した高さ位置まで上昇復帰するよう関連構成し、前記手動上下スイッチ(23,24)による操作は、リール昇降スイッチ(18)の操作により掻込リール(8)が昇降作動中であっても優先作動する構成とし、掻込リール(8)が設定された所定の低位置と所定の高位置とに達したことを検出するポジションセンサ(25)を設けるにあたり、該ポジションセンサ(25)は刈取部(3)の側面に設け、掻込リール(8)のリール支持アーム(12)と前記ポジションセンサ(25)のセンサアーム(26a)とを連結するセンサロッド(26b)を、作物を掻き込んで集送する集送オーガ(10)の作用面(Y)よりも後方に配置し、前記リール支持アーム(12)を下向きの断面コ字型に構成し、前記センサロッド(26b)の上端部連結部をリール支持アーム(12)のコ字型空間内に位置させる構成としたことを特徴とする汎用コンバイン。
- 前記集送オーガ(10)におけるテーブル(36)の底部一側寄りには掃除口(37)を開口して設け、この掃除口(37)を開閉する開閉板(38)は開閉レバー(40)を操作することで開閉可能に構成し、該開閉レバー(40)は前記変速レバー(16)を設けているサイド操作ボックス(15)に設ける構成とし、前記開閉レバー(40)を操作して掃除口(37)を開く方向に操作すると、ローリングシリンダが作動して掃除口(37)側が低くなるように機体を傾斜させる構成としたことを特徴とする請求項1記載の汎用コンバイン。
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